JP2003070591A - ヘッドレスト - Google Patents
ヘッドレストInfo
- Publication number
- JP2003070591A JP2003070591A JP2001263408A JP2001263408A JP2003070591A JP 2003070591 A JP2003070591 A JP 2003070591A JP 2001263408 A JP2001263408 A JP 2001263408A JP 2001263408 A JP2001263408 A JP 2001263408A JP 2003070591 A JP2003070591 A JP 2003070591A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- head
- inflatable
- seat
- seated person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、極めて商品価値の高い画期的なヘ
ッドレストを提供することを目的とする。 【解決手段】 車輛に設けられるシート1の背もたれ部
2に付設され該シート1への着座者の頭部3を支持する
ヘッドレスト4に膨張部5が設けられ、この膨張部5は
適宜なタイミングで膨張せしめられて頭部3に強制的に
当接するように構成されたものである。
ッドレストを提供することを目的とする。 【解決手段】 車輛に設けられるシート1の背もたれ部
2に付設され該シート1への着座者の頭部3を支持する
ヘッドレスト4に膨張部5が設けられ、この膨張部5は
適宜なタイミングで膨張せしめられて頭部3に強制的に
当接するように構成されたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドレストに関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、車輛の搭乗者に快適なドライブを提供するため、シ
ートの背もたれ部の上部には該シートへの着座者の頭部
を支持するヘッドレストが設けられている。
ら、車輛の搭乗者に快適なドライブを提供するため、シ
ートの背もたれ部の上部には該シートへの着座者の頭部
を支持するヘッドレストが設けられている。
【0003】ところが、種々調査をしてみると、常時頭
部に当接しているべきであるヘッドレストが、ほとんど
の場合頭部に当接していないということが確認された。
部に当接しているべきであるヘッドレストが、ほとんど
の場合頭部に当接していないということが確認された。
【0004】これは、ヘッドレストが頭部に当接してい
ると後方確認がしにくく、結局、運転者は例えば高速道
路での走行時など、あまり頭部の動きを必要としない場
合には頭部をヘッドレストに当接させて運転するが、頻
繁に頭部の動きをせまられる市街地走行などでは、頭部
をヘッドレストに当接させて運転することはないのでは
ないかと推測する。
ると後方確認がしにくく、結局、運転者は例えば高速道
路での走行時など、あまり頭部の動きを必要としない場
合には頭部をヘッドレストに当接させて運転するが、頻
繁に頭部の動きをせまられる市街地走行などでは、頭部
をヘッドレストに当接させて運転することはないのでは
ないかと推測する。
【0005】ところで、ヘッドレストと頭部に僅か数セ
ンチであっても隙間があると、後から追突された場合、
鞭打ち症になってしまうということが確認されている。
即ち、調査の結果、ヘッドレストと頭部とが当接してい
れば、後から追突された場合、鞭打ち症にならないか、
仮になっても軽度で済む可能性が高いことが確認されて
いる。
ンチであっても隙間があると、後から追突された場合、
鞭打ち症になってしまうということが確認されている。
即ち、調査の結果、ヘッドレストと頭部とが当接してい
れば、後から追突された場合、鞭打ち症にならないか、
仮になっても軽度で済む可能性が高いことが確認されて
いる。
【0006】本発明は、鞭打ち症になることを防止する
画期的なヘッドレストを提供するものである。
画期的なヘッドレストを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0008】車輛に設けられるシート1の背もたれ部2
に付設され該シート1への着座者の頭部3を支持するヘ
ッドレスト4に膨張部5が設けられ、この膨張部5は適
宜なタイミングで膨張せしめられて頭部3に強制的に当
接するように構成されていることを特徴とするヘッドレ
ストに係るものである。
に付設され該シート1への着座者の頭部3を支持するヘ
ッドレスト4に膨張部5が設けられ、この膨張部5は適
宜なタイミングで膨張せしめられて頭部3に強制的に当
接するように構成されていることを特徴とするヘッドレ
ストに係るものである。
【0009】また、請求項1記載のヘッドレストにおい
て、前記膨張部5は、流体の導入により膨張する膨張部
5であることを特徴とするヘッドレストに係るものであ
る。
て、前記膨張部5は、流体の導入により膨張する膨張部
5であることを特徴とするヘッドレストに係るものであ
る。
【0010】また、請求項1,2いずれか1項に記載の
ヘッドレストにおいて、前記膨張部5は、ヘッドレスト
4に装着し得る膨張体6であることを特徴とするヘッド
レストに係るものである。
ヘッドレストにおいて、前記膨張部5は、ヘッドレスト
4に装着し得る膨張体6であることを特徴とするヘッド
レストに係るものである。
【0011】
【発明の作用及び効果】ヘッドレスト4に設けられた膨
張部5は、適宜なタイミングで膨張して着座者の頭部3
に強制的に当接する。
張部5は、適宜なタイミングで膨張して着座者の頭部3
に強制的に当接する。
【0012】従って、万一の追突時においても鞭打ち症
が起きる要因とされるヘッドレスト4と着座者の頭部3
との間の隙間を無くすことでこの鞭打ち症が可及的に防
止されることになり、しかも、膨張部5は着座者の頭部
3に常時当接するのではなく、適宜なタイミング、例え
ば追突された瞬間や追突事故が起き易いと想定される場
面にのみ当接し、それ以外のときは当接しないため着座
者の後方確認の障害になったりせず余計な不快感を与え
ることもない。
が起きる要因とされるヘッドレスト4と着座者の頭部3
との間の隙間を無くすことでこの鞭打ち症が可及的に防
止されることになり、しかも、膨張部5は着座者の頭部
3に常時当接するのではなく、適宜なタイミング、例え
ば追突された瞬間や追突事故が起き易いと想定される場
面にのみ当接し、それ以外のときは当接しないため着座
者の後方確認の障害になったりせず余計な不快感を与え
ることもない。
【0013】以上のように、本発明は、従来にない画期
的な作用効果を発揮し、極めて商品価値の高いものにな
る。
的な作用効果を発揮し、極めて商品価値の高いものにな
る。
【0014】
【発明の実施の態様】図面は本発明の一実施例を図示し
たものであり、以下に説明する。
たものであり、以下に説明する。
【0015】本実施例は、車輛に設けられるシート1の
背もたれ部2に付設され該シート1への着座者の頭部3
を支持するヘッドレスト4に膨張部5が設けられ、この
膨張部5を適宜なタイミングで膨張せしめて頭部3に強
制的に当接するように構成したものである。
背もたれ部2に付設され該シート1への着座者の頭部3
を支持するヘッドレスト4に膨張部5が設けられ、この
膨張部5を適宜なタイミングで膨張せしめて頭部3に強
制的に当接するように構成したものである。
【0016】具体的には、この膨張部5は、流体の導入
により膨張する膨張体6をヘッドレスト4に装着可能に
設けて構成されている。
により膨張する膨張体6をヘッドレスト4に装着可能に
設けて構成されている。
【0017】膨張体6は、図2,3に図示したようにゴ
ム製の部材を袋状に形成したものであり、その下部に設
けられたパイプ体7に接続されたエアーコンプレッサー
8からエアーを導入することで膨張可能となり、反対に
このエアーを抜くことで収縮可能となるように構成され
ている。
ム製の部材を袋状に形成したものであり、その下部に設
けられたパイプ体7に接続されたエアーコンプレッサー
8からエアーを導入することで膨張可能となり、反対に
このエアーを抜くことで収縮可能となるように構成され
ている。
【0018】このエアーコンプレッサー8は、車速に応
じて作動させたり、ブレーキ機構と連動して作動させた
り、他の車輛が追突したこと、所定の距離に近づいたこ
となどをセンサーで感知して作動させたりするなどが考
えられる。
じて作動させたり、ブレーキ機構と連動して作動させた
り、他の車輛が追突したこと、所定の距離に近づいたこ
となどをセンサーで感知して作動させたりするなどが考
えられる。
【0019】また、本実施例では、膨張体6が前方へ膨
張して着座者の頭部3に強制的に当接する適宜なタイミ
ングとしては、追突された瞬間、追突事故が起こり易い
と想定される時、即ち、特に車輛の停止時、低速走行時
などに設定されており、要は、万一衝突事故が起きた際
に着座者の頭部3に当接して鞭打ち症などを防止し得る
状態となっていれば良い。
張して着座者の頭部3に強制的に当接する適宜なタイミ
ングとしては、追突された瞬間、追突事故が起こり易い
と想定される時、即ち、特に車輛の停止時、低速走行時
などに設定されており、要は、万一衝突事故が起きた際
に着座者の頭部3に当接して鞭打ち症などを防止し得る
状態となっていれば良い。
【0020】また、膨張体6はその表面が革製若しくは
布製のカバー体9で被覆されており、このカバー体9に
はヘッドレスト4へ固定するための固定用バンド10が設
けられている。
布製のカバー体9で被覆されており、このカバー体9に
はヘッドレスト4へ固定するための固定用バンド10が設
けられている。
【0021】本実施例は上述のように構成したから、適
宜なタイミングでヘッドレスト4に設けられた膨張体6
は着座者の頭部3に確実に当接している為、万一追突事
故が生じても鞭打ち症になることのない際めて安全なも
のとなる。
宜なタイミングでヘッドレスト4に設けられた膨張体6
は着座者の頭部3に確実に当接している為、万一追突事
故が生じても鞭打ち症になることのない際めて安全なも
のとなる。
【0022】また、本実施例は、ヘッドレスト4に設け
られる膨張部5を、流体の導入により膨張する膨張体6
をヘッドレスト4に装着可能に設けることで構成したか
ら、既存のヘッドレスト4に装着することができて鞭打
ち症防止機能を付与することができ、また、膨張体6を
エアーの導入により膨張するように構成したから、頭部
3を良好に保護することになる。
られる膨張部5を、流体の導入により膨張する膨張体6
をヘッドレスト4に装着可能に設けることで構成したか
ら、既存のヘッドレスト4に装着することができて鞭打
ち症防止機能を付与することができ、また、膨張体6を
エアーの導入により膨張するように構成したから、頭部
3を良好に保護することになる。
【0023】尚、本実施例は、ヘッドレスト4に装着す
る膨張体6を設けて膨張部5を構成したが、ヘッドレス
ト4の一部を膨張するように設けて当該部位を膨張部5
としても良い。
る膨張体6を設けて膨張部5を構成したが、ヘッドレス
ト4の一部を膨張するように設けて当該部位を膨張部5
としても良い。
【図1】本実施例の使用状態説明図である。
【図2】本実施例の説明図である。
【図3】本実施例の説明図である。
1 シート
2 背もたれ部
3 頭部
4 ヘッドレスト
5 膨張部
6 膨張体
Claims (3)
- 【請求項1】 車輛に設けられるシートの背もたれ部に
付設され該シートへの着座者の頭部を支持するヘッドレ
ストに膨張部が設けられ、この膨張部は適宜なタイミン
グで膨張せしめられて頭部に強制的に当接するように構
成されていることを特徴とするヘッドレスト。 - 【請求項2】 請求項1記載のヘッドレストにおいて、
前記膨張部は、流体の導入により膨張する膨張部である
ことを特徴とするヘッドレスト。 - 【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載のヘッ
ドレストにおいて、前記膨張部は、ヘッドレストに装着
し得る膨張体であることを特徴とするヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001263408A JP2003070591A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001263408A JP2003070591A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | ヘッドレスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003070591A true JP2003070591A (ja) | 2003-03-11 |
Family
ID=19090170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001263408A Pending JP2003070591A (ja) | 2001-08-31 | 2001-08-31 | ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003070591A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1705057A1 (en) * | 2005-03-23 | 2006-09-27 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Headrest |
-
2001
- 2001-08-31 JP JP2001263408A patent/JP2003070591A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1705057A1 (en) * | 2005-03-23 | 2006-09-27 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Headrest |
US7611196B2 (en) | 2005-03-23 | 2009-11-03 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Headrest |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050922 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051121 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060202 |