JP2003069678A - 無線端末 - Google Patents

無線端末

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JP2003069678A
JP2003069678A JP2001257185A JP2001257185A JP2003069678A JP 2003069678 A JP2003069678 A JP 2003069678A JP 2001257185 A JP2001257185 A JP 2001257185A JP 2001257185 A JP2001257185 A JP 2001257185A JP 2003069678 A JP2003069678 A JP 2003069678A
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Tetsuya Tanaka
徹哉 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目の不自由な人でも、表示器に表示された文
字情報や画像情報を点字により認識および理解可能な無
線機を提供する。 【解決手段】 点字が表示可能な表示器2を備え、受信
した文字情報または画像情報が点字または凹凸で表示器
2に表示される。また、送信する文字情報または画像情
報が点字または凹凸で表示器2に表示される。使用者
は、この表示器2に触れることにより、文字情報または
画像情報を認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等に代
表されるデータ通信機能を有する無線端末に関し、特
に、目の不自由な使用者にも送受信するデータを認識で
きるような表示機能を有する無線端末に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来より、無線機は、図4
(a)に示すように、電話回線14を利用する通信機能
を有している。また、従来の無線機4は、図4(b)に
示すように、前面に受話器5、送話器8、キー7、表示
器6、ブザー9などが設けられている。さらに、無線機
4は、収納や持ち運びのための小型化されてお、基地局
13との通信のための十分な利得保持機能を有してい
る。
【0003】また、従来の無線機は、アンテナ1が、無
線回路部を介して内部の送話回路、受話回路などの各種
回路部に電気的に接続されている。そして、アンテナ
は、樹脂筐体に支持されている。この樹脂筐体に金属筐
体が覆われている。
【0004】次に、従来の無線機の動作について説明す
る。使用者は、無線機4からの発呼時、キー(キーボー
ド)7から電話番号を入力する発呼動作を行ない、基地
局13と発呼処理のための通信を行なった後、電話回線
14を介して通話相手の無線端末と通信接続され、通話
可能な状態になる。
【0005】また、基地局13からの着呼時、着信を知
らせるブザー9の鳴動などの着呼動作後、基地局13と
着呼処理のための通信を行なった後、電話回線14を介
して通話相手の無線端末と通信接続され、通話可能な状
態になる。
【0006】しかしながら、従来の無線機4では、盲人
が利用するのには、非常に困難なものであった。
【0007】そこで、盲人が利用するために、特開平4
−373236号公報に記載の点字電灯付き節電話機が
開発されたが、この電話機は、電話機のテンキー部に点
字表示を備えており、数字の入力に対しては盲人でも使
えるようになっている。
【0008】また、特開平5−176025号公報に記
載の電話システムでは、視聴覚障害者が通話を行なう際
に、点字により情報を入力し、点字により入力された情
報を音声に変換し公衆回線へ出力することにより、盲人
でも電話機能を使用することが可能となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】今日の携帯電話などで
は、使用者は、文字や画像を使用したデータ通信を行な
う際、必要な文字入力動作をキー7により行ない、基地
局13と通信を行なった後、受信した文字情報や画像情
報などが表示器6に表示されるものが一般的に使用され
るようになっている。
【0010】しかしながら、従来の無線機4では、目の
不自由な利用者が使用する場合に、表示器6に表示され
た情報を認識することができず、特に、文字情報や画像
情報などのデータ通信サービスを利用することが困難で
あるという欠点があった。
【0011】本発明は、上述のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、目の不自由な使用者でも
文字情報や画像情報などのサービスを利用できる無線機
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の無線端末は、通
信機能として文字情報を受信可能な無線端末であって、
受信した文字情報が点字として表示される表示器を備え
ている。
【0013】上記の構成によれば、目の不自由な使用者
でも、この表示器に触れることにより、受信した文字情
報を認識し理解することができる。
【0014】本発明の無線端末は、通信機能として文字
情報を送信可能な無線端末であって、送信する文字情報
が点字表示される表示器を備えている。
【0015】上記の構成によれば、目の不自由な使用者
でも、この表示器に触れることにより、送信する文字情
報を認識して確認してから送信することができる。
【0016】本発明の無線端末は、通信機能として画像
情報を受信可能な無線端末であって、受信した画像情報
が多数の点の凹凸で表示される表示器を備えている。
【0017】上記の構成によれば、目の不自由な使用者
でも、この表示器に触れることにより、受信した画像情
報を認識し理解することができる。
【0018】本発明の無線端末は、通信機能として画像
情報を送信可能な無線端末であって、送信する画像情報
が多数の点の凹凸で表示される表示器を備えている。
【0019】上記の構成によれば、目の不自由な使用者
でも、この表示器に触れることにより、送信する画像情
報を確認してから送信することができる。
【0020】本発明の無線端末は、文字情報を処理可能
な無線端末であって、文字情報を入力可能な入力手段
と、入力手段により入力された文字情報が点字表示され
る表示器とを備えている。
【0021】上記の構成によれば、目の不自由な使用者
でも、表示器に触れることにより、入力手段で入力した
文字情報を確認することができる。
【0022】本発明の無線端末は、文字情報を処理可能
な無線端末であって、文字情報を記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された文字情報を点字表示可能な表示器
とを備えている。
【0023】上記の構成によれば、目の不自由な使用者
でも、出力手段を操作して、文字情報を点字として出力
する表示器に触れることにより、記憶手段に記憶されて
いる文字情報を確認することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0025】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の無線機の正面図である。
【0026】無線機4は、図4(a)に示す従来の技術
と同様に、アンテナ1と通信相手の基地局31との間で
高周波の電波を送信または受信する。無線機4の内部で
は、図3に示すように、アンテナ1が無線回線部10と
電気的に接続されている。この無線回線部10とロジッ
ク制御部12とは電気的に接続され、筐体内に収納され
ている。無線回路部10は、送信電波となる送信信号を
生成し、また、受信電波から受信信号を受ける。また、
ロジック制御部12は、受話部5、送話部8、入力部7
に電気的に接続されるとともに、点字変換部11を介し
て点字表示部2と電気的に接続されている。そして、無
線機4の使用者は、受話部5からの音を聞き、入力部7
から制御信号を入力し、また、送話部8から音声を入力
する。
【0027】使用者が文字を使用したメールなどのデー
タ通信を行なう際、必要な文字入力動作をキー7から行
ない、ロジック制御部12の制御により点字変換部11
で点字に変換され、点字表示部2に表示された点字の内
容を使用者が確認した後、基地局13を介して相手側へ
通信する。また、受信した文字情報は、同様に点字変換
され、点字として表示器2に表示される。使用者は、こ
の表示器2に触れることにより、受信した文字情報を認
識する。電話番号を点字で表示し、その電話番号を触診
で確認してからその電話番号を発呼してもよい。また、
入力時に電話番号をメモリ(図示せず)から読出して表
示器2に点字表示してもよい。さらに、キー7の操作に
よりメモリ(図示せず)に記憶された文字情報を読出し
て表示器2に点字表示してもよい。
【0028】これにより、目の不自由な人が、電話番号
を認識し、誤りなく電話をかけることができる。また、
メールの送受信を行なうことができるとともに、サイト
のコンテンツの閲覧ができる。
【0029】なお、本実施の形態の無線機の開発のきっ
かけとなった技術であるNHK技研より報告されている
技術を以下に示す。NHK技研報告の内容では、自動的
触知による新しい点字伝達方式−文字放送点字伝達装置
の試作−映像情報メディア学会誌,Vol,52,N
o,4,pp.512?519(1998)において、
坂井忠裕、石原達哉、牧野英二、近藤悟、関口卓司によ
る点字表示機能に関する技術が発行されている。
【0030】この文献には、マルチメディア時代には多
用な情報を(誰もが)享受できることが重要であること
に鑑み、視聴覚者や盲ろう者に電子文字情報を伝える新
しい点字情報伝達装置が開示されている。その文献によ
れば、点字の認識率を最適とする刺激呈示条件を得るこ
とを目的にした方式として、点字の6点を6本の指の指
腹に分散して呈示する「6指1文字」方式を提案してい
る。そして、この方式で評価試験を行なった結果、90
%以上の高い認識率が得られ、認識率は「なぞる」感覚
などとなる仮現運動を生ずる条件で最も高いことが分か
っている。また、評価実験から得られた呈示条件に基づ
き、文字放送点字伝達装置が試作されている。その装置
は、感覚の順応や疲労を考慮して、点字データ列の呈示
は1字ごとに無刺激期間を有する間欠刺激として与える
ことが可能であり、点字の熟練度に応じて選択できる2
つの解読モードを備えており、点字呈示部と入力キーを
一体化することでアクセス性の向上が図られている。そ
して、この点字技術を導入して、上記本実施の形態の無
線機の表示部を構成するようにした。
【0031】(実施の形態2)図2は、実施の形態2の
無線機を示す図である。
【0032】使用者が画像を使用したデータ通信を行な
う際必要な文字入力動作をキー7から行ない、基地局1
3と通信を行なった後、受信した画像を画面上に多数の
点の凹凸で表示可能な表示器3に表示させる。使用者
は、この表示器3に触れることにより、受信した画像情
報を認識する。また、画像を送信する場合にも、その画
像情報を点字表示し、使用者が表示器2において送信す
る画像情報を指で触って確認してから送信するようにし
てもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明しように、本発明の無線端末に
よれば、受信した文字情報が点字として表示される表示
器を備える構成にしたので、目の不自由な使用者でも、
この表示器に触れることにより、受信した文字情報を認
識し理解することができる。
【0034】本発明の無線端末によれば、目の不自由な
使用者でも、この表示器に触れることにより、送信する
文字情報を確認してから送信することができる。
【0035】また、本発明の無線端末によれば、受信し
た画像情報を画面上に多数の点の凹凸で表示させる表示
器を備える構成にしたので、目の不自由な使用者でも、
この表示器に触れることにより、受信した画像情報を認
識し理解することができる。
【0036】本発明の無線端末によれば、目の不自由な
使用者でも、この表示器に触れることにより、送信する
画像情報を確認してから送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の無線機の正面図である。
【図2】 実施の形態の無線機の内部構成を示す構成図
である。
【図3】 実施の形態の無線機を示す正面図である。
【図4】 (a)および(b)は、従来の技術を示す無
線機のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 表示器(点字表示可能)、3 表示
器(点画像が表示可能)、4 無線機、5 受話器、6
表示器、7 キー、8 送話器、9 ブザー、10
無線回路部、13 基地局、14 電話回線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機能として文字情報を受信可能な無
    線端末であって、 受信した文字情報が点字として表示される表示器を備え
    た、無線端末。
  2. 【請求項2】 通信機能として文字情報を送信可能な無
    線端末であって、 送信する文字情報が点字表示される表示器を備えた、無
    線端末。
  3. 【請求項3】 通信機能として画像情報を受信可能な無
    線端末であって、 受信した画像情報が多数の点の凹凸で表示される表示器
    を備えた、無線端末。
  4. 【請求項4】 通信機能として画像情報を送信可能な無
    線端末であって、 送信する画像情報が多数の点の凹凸で表示される表示器
    を備えた、無線端末。
  5. 【請求項5】 文字情報を処理可能な無線端末であっ
    て、 文字情報を入力可能な入力手段と、 該入力手段により入力された文字情報が点字表示される
    表示器とを備えた、無線端末。
  6. 【請求項6】 文字情報を処理信可能な無線端末であっ
    て、 文字情報を記憶する記憶手段と該記憶手段に記憶された
    文字情報を点字表示可能な表示器とを備えた、無線端
    末。
JP2001257185A 2001-08-28 2001-08-28 無線端末 Pending JP2003069678A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009031469A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 点字表示機能付携帯通信機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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