JP2003064524A - シールド板開閉式ヘルメット - Google Patents

シールド板開閉式ヘルメット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術では、取り付け基材に形成した筒体
部がシールド板の側部に形成した円弧状ガイド溝の全閉
位置用保持孔部、全開位置用保持孔部、デフロスト位置
用保持孔部に嵌り合う構成によって形成されているた
め、シールド板の支持強度上、これら保持孔相互間隔を
ある程度から狭められない。このためデフロスト位置で
も大きな開度となり、この開度からの風や雨の侵入が問
題である。本発明は、シールド板の支持強度が充分と
れ、より小さな開度技術を提供する。 【解決手段】 シールド板の複数の切り欠き部に弾性力
によって嵌り合う係合部を備えた支持部材を設け、係合
部には全閉位置用切り欠き部と少し開いた位置用切り欠
き部間の凸部が嵌る凹部を設け、凸部と凹部との嵌り合
いによって、シールド板が記少し開いた位置よりも更に
少なく開いた曇り防止位置をとること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車などに
乗車する場合に使用されるシールド板開閉式ヘルメット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘルメットにおけるシールド板の
開閉方式として、ヘルメット本体の外側シェルに取り付
けた取り付け基材に形成した筒体部が、シールド板の側
部に形成した円弧状ガイド溝に形成した全閉位置用保持
孔部、全開位置用保持孔部、デフロスト位置用保持孔部
に嵌り合う構成によって、ヘルメット本体に対してシー
ルド板を全閉位置、デフロスト位置、全開位置と順次開
閉できるものが、特開平10−168638号に開示さ
れている。この方式では、凹部と凸部が嵌る構成である
ため、シェード板の開度を所定の状態に保持する構成と
しては簡単であるが、シェード板を僅かに開いて風は実
質的に侵入しないが曇りは防止できる程度の開度に保持
することには適さない。すなわち、この従来発明では、
デフロスト位置は全閉位置に対して、図では約10°が
示され、実用性の見地からは6°〜15°のうちの何れ
かが好ましく、8〜13°のうちの何れかであるのが更
に好ましいと記載されているように、デフロスト位置で
のシェード板の開度は比較的大きい。
【0003】上記従来技術では、シェード板を透しての
視界を広くする等のために、シェード板の回動中心軸か
らシェード板の前面下端までの長さは、一般的に170
mm〜180mmである。この場合、上記寸法が170
mmのシェード板において、6°〜15°の開度の場合
には、シェード板の前面下端とヘルメット本体との隙間
は、18mm〜44mm程度となる。また、上記寸法が
180mmのシェード板において、6°〜15°の開度
の場合には、シェード板の前面下端とヘルメット本体と
の隙間は、19mm〜47mm程度となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような開度になる
と、自動二輪車等に乗車している場合には、スピードが
増すにしたがってその部分からの風の侵入が多くなっ
て、このヘルメットを被っている人はその顔面に多くの
風を感じ、冬季などでは冷たく感じあまり好ましくな
い。また、このような隙間形成によってこの部分や左右
の隙間部分から雨が侵入する虞も十分考えられる。この
ように比較的大きな隙間ができるのは、上記従来技術で
は、取り付け基材に形成した筒体部が、シールド板の側
部に形成した円弧状ガイド溝の全閉位置用保持孔部、全
開位置用保持孔部、デフロスト位置用保持孔部に嵌り合
う構成によって形成されているため、これら保持孔相互
間隔をある程度から狭められないために生じる。
【0005】また、この従来技術のものは、シールド板
の回動軸は、取り付け基材とネジ結合されるワッシャを
支軸とする構成である。このように、シールド板の側部
に形成した円弧状ガイド溝と取り付け基材に形成された
筒体部との嵌合関係部分と、シールド板の回動軸の形成
部分が別の部材の組み合わせになっているが、密接な両
者の関係からすれば、前記嵌合関係部分とシールド板の
回動軸とが単一部材で構成されていることが組立て誤差
が生じないので望ましい。
【0006】本発明は、上記のような点に鑑みて、簡単
な構成によってヘルメット本体に対してシールド板の開
閉位置を複数角度に保持できるシールド板開閉式ヘルメ
ットを提供するものである。そして、シールド板を安定
的に保持できると共に支持部材に対して工具なしに容易
に着脱できる技術手段を提供する。また、シールド板の
曇り防止効果が奏される範囲においてヘルメット本体と
の隙間をできるだけ少なくして、シールド板を全閉、全
開、若干開いた空気導入位置と、更に僅かに開いた曇り
防止位置とをとることができる技術手段を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシールド板開閉
式ヘルメットは、透明性の合成樹脂製シールド板の左右
両端部をヘルメット本体の左右両側外部に回動可能に支
持してなるヘルメットにおいて、前記シールド板の左右
両端部には、上方に開いた案内溝の下部に形成された円
弧状の軸孔と、前記軸孔を取り囲む後部辺に形成されて
前記ヘルメット本体に対する前記シールド板の開閉位置
を定める複数の切り欠き部とを設け、前記ヘルメット本
体の左右両側外部には、前記シールド板の軸孔に嵌合す
る円形状の軸部と、前記シールド板の複数の切り欠き部
に弾性力によって嵌り合う係合部とを備えた左右一対の
合成樹脂製支持部材を設け、前記支持部材には、前記シ
ールド板の軸孔を取り囲む後部辺側の案内溝の側壁に対
応して前記軸部の円形状部の一部が直線状に切り取られ
た形状のガイド部と、前記係合部の前方で前記ガイド部
の上方にあって前記シールド板の軸孔を取り囲む後部辺
の先端部内面に当接する凸部とを設け、前記案内溝に沿
って前記ガイド部とこれに対応する前記軸部の円形状周
面部が嵌り合う組み合わせによって、前記ガイド部と前
記係合部との間隔に前記シールド板の軸孔を取り囲む後
部辺の上端部が挿通され、この嵌り合いの最終位置にお
いて前記シールド板の軸孔を取り囲む後部辺の先端部が
前記凸部に乗り上がった状態で前記シールド板の軸孔と
前記支持部材の軸部とが嵌合し前記係合部が前記切り欠
き部の一つに係合した状態となることを特徴とする。
【0008】このように、シールド板には、案内溝と、
円弧状の軸孔と、シールド板の開閉位置を定める複数の
切り欠き部とを設け、シールド板をヘルメット本体に支
持する支持部材は、円形状の軸部と、係合部と、ガイド
部と、凸部とを形成した単一の合成樹脂製とすることに
よって、部品点数が少なく組立てが簡単となる。また、
シールド板のヘルメット本体への取り付けは、前記案内
溝に沿って前記ガイド部とこれに対応する前記軸部の円
形状部が嵌り合う組み合わせによって達成され、この嵌
り合いの最終位置において、前記シールド板の軸孔を取
り囲む後部辺の先端部の弾力性によって、前記シールド
板の軸孔を取り囲む後部辺の先端部が前記凸部に乗り上
がった状態で前記シールド板の軸孔の全体と前記支持部
材の軸部との嵌合状態となるため、シールド板を回動可
能に安定的に支持する状態となる。更に、シールド板を
安定的に保持できると共に、前記支持部材に対して工具
なしに容易に着脱できる。
【0009】また、本願発明のシールド板開閉式ヘルメ
ットは、透明性の合成樹脂製シールド板の左右両端部を
ヘルメット本体の左右両側外部に回動可能に支持してな
るヘルメットにおいて、前記シールド板の左右両端部に
は、上方に開いた案内溝の下部に形成された円弧状の軸
孔と、前記軸孔を取り囲む後部辺に形成されて前記ヘル
メット本体に対する前記シールド板の開閉位置を定める
複数の切り欠き部とを設け、前記ヘルメット本体の左右
両側外部には、前記シールド板の軸孔に嵌合する円形状
の軸部と、前記シールド板の複数の切り欠き部に弾性力
によって嵌り合う係合部とを備えた左右一対の合成樹脂
製支持部材を設け、前記切り欠き部は少なくとも前記シ
ールド板の全閉位置用切り欠き部と風導入用に少し開い
た位置用切り欠き部と全開位置用切り欠き部とを定め、
前記係合部には前記全閉位置用切り欠き部と前記少し開
いた位置用切り欠き部間の凸部が嵌る凹部を設け、前記
凸部と前記凹部との嵌り合いによって前記シールド板が
前記少し開いた位置よりも更に少なく開いた曇り防止位
置をとることを特徴とする。
【0010】これによって、簡単な構成によってヘルメ
ット本体に対してシールド板の開閉位置を複数角度に保
持できるシールド板開閉式ヘルメットを提供でき、シー
ルド板を全閉、全開、小さく開いた空気導入位置と、更
に僅かに開いた曇り防止位置とをとることができる。小
さく開いた風導入位置では、シールト板の内側に侵入し
た空気によってシールド板の曇り防止効果が得られる
が、温暖な季節条件ではヘルメット着用者は顔面に少し
風を受けても気持ちよく感じるのに対して、気温が低い
季節では寒さによって不快感を覚える。しかし、本発明
では、小さく開いた風導入位置よりも更に狭い僅かな開
度で以って開くことによって、小さく開いた風導入位置
の場合よりもはるかに少ない空気の流通とし、これによ
って、ヘルメット着用者に対し、侵入する空気による不
快感を少なくし、且つ、シールド板の曇り防止効果が得
られる程度の開度である。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態につ
いて説明する。図1乃至図12は本発明の実施形態を示
す。図1は本発明シールド板開閉式ヘルメットのシール
ド板開閉状態説明用斜視図、図2は支持部材に対してシ
ールド板の左右両端部を対応させた状態の説明図、図3
は支持部材とシールド板の第1の組み合わせ途中の状態
の説明図、図4は支持部材とシールド板の第2の組み合
わせ途中の状態の説明図、図5は支持部材とシールド板
の組み合わせ最終状態の説明図、図6は係合部の凹部と
切り欠き部間の凸部との係合状態説明図、図7は支持部
材とシールド板の組み合わせ部を外側から見た分解斜視
図、図8は支持部材とシールド板の組み合わせ部を内側
から見た分解斜視図、図9はヘルメット本体に対するシ
ールド板の全閉状態の右側面説明図、図10はヘルメッ
ト本体に対するシールド板の全開状態の右側面説明図、
図11はヘルメット本体に対するシールド板の少し開い
た状態の右側面説明図、図12はヘルメ1ット本体に対
するシールド板の僅かに開いた状態の右側面説明図であ
る。
【0012】以下、図に基づいて本発明の実施形態を説
明する。本発明のシールド板開閉式ヘルメット1は、透
明性の合成樹脂製シールド板3の左右両端部をヘルメッ
ト本体2の左右両側外部に回動可能に支持してシールド
板3によってヘルメット本体2の前面開口20を開閉す
るヘルメット1において、前記シールド板3の左右両端
部には、上方に開いた案内溝4の下部に形成された円弧
状の軸孔5と、前記軸孔5を取り囲む後部辺6に円弧状
配置で形成されて前記ヘルメット本体2に対する前記シ
ールド板3の開閉位置を定める複数の切り欠き部7A、
7B、7Cとを設け、前記ヘルメット本体2の左右両側
外部には、前記シールド板3の軸孔5に嵌合する円形状
の軸部8と、前記シールド板3の複数の切り欠き部7
A、7B、7Cに弾性力によって嵌り合う係合部9とを
備えた左右一対の合成樹脂製支持部材12を設ける。支
持部材12はヘルメット本体2の左右側面に後述のよう
に取り付け孔16、17を介して取り付けネジ16A、
17Aによって固定され、シールド板3の左右両端部
は、支持部材12の外側面に対応する。係合部9は、支
持部材12の一部に弾力性が得られるように伸びている
腕21の先に短い円筒状に形成されている。
【0013】前記支持部材12には、前記シールド板3
の軸孔5を取り囲む後部辺6側の案内溝4の側壁4Aに
対応して前記軸部8の円形状部の一部が直線状に切り取
られた形状のガイド部10と、前記係合部9の前方で前
記ガイド部10の上方にあって前記シールド板3の軸孔
5を取り囲む後部辺6の先端部内面に当接する凸部11
とを設け、前記案内溝4に沿って前記ガイド部10とこ
れに対応する前記軸部8の円形状部が嵌り合う組み合わ
せによって、前記ガイド部10と前記係合部9との間隔
に前記シールド板3の軸孔5を取り囲む後部辺6の上端
部が挿通され、この嵌り合いの最終位置において前記シ
ールド板3の軸孔5を取り囲む後部辺6の先端部が前記
凸部11に乗り上がった状態で前記シールド板3の軸孔
5の全体と前記支持部材の軸部8との嵌合状態となり、
前記係合部9が前記切り欠き部の一つに係合する。
【0014】このように、シールド板3には、案内溝4
と、円弧状の軸孔5と、シールド板3の開閉位置を定め
る複数の切り欠き部とを設け、シールド板3をヘルメッ
ト本体に支持する支持部材は、円形状の軸部8と、係合
部9と、ガイド部10と、凸部11とを形成した単一の
合成樹脂製とすることによって、部品点数が少なく組立
てが簡単となる。また、シールド板3のヘルメット本体
への取り付けは、前記案内溝4に沿って前記ガイド部1
0とこれに対応する前記軸部8の円形状部が嵌り合う組
み合わせによって達成され、この嵌り合いの最終位置に
おいて、前記シールド板3の軸孔5を取り囲む後部辺6
の先端部の弾力性によって、前記シールド板3の軸孔5
を取り囲む後部辺6の先端部が前記凸部11に乗り上が
った状態で前記シールド板3の軸孔5の全体と前記支持
部材の軸部8との嵌合状態となるため、シールド板3を
回動可能に安定的に支持する状態となる。
【0015】これを更に詳細に説明すると、本発明のシ
ールド板開閉式ヘルメット1では、前記ガイド部10
は、前記軸部8の円形状部のうち、前記シールド板3の
軸孔5を取り囲む後部辺6側の案内溝4の側壁4Aに対
応する側の外側8Aを残してその内側が直線状に切り取
られた形状をなし、軸部8のこの残された部分8Aの内
側面13がガイド部10の外方に位置する。前記案内溝
4に沿って前記ガイド部10とこれに対応する前記軸部
8の円形状周面の前部が嵌り合うとき、前記シールド板
3の軸孔5を取り囲む後部辺6の先端部が前記凸部11
に乗り上がった状態で前記シールド板3の軸孔5を取り
囲む後部辺6が弾性変形して前記軸部8の円形状部の残
された部分8Aの内側面13と前記シールド板3の軸孔
5を取り囲む後部辺6とが接触し、前記嵌り合いの最終
位置において、前記シールド板3の軸孔5を取り囲む後
部辺6の弾性復帰にて前記シールド板3の軸孔5の全体
と前記支持部材の軸部8との嵌合状態となり、また係合
部9が切り欠き7Aに弾力性によって係合する。これに
よって、前記シールド板3の軸孔5の全体と前記支持部
材の軸部8との嵌合状態ができ、前記シールド板3の回
動が安定する。このような嵌り合いを達成するために、
図2に示すように、案内溝4の中央線と軸孔5の中心と
は、若干ずれた状態(図2のGで示す)である。
【0016】また、本願発明のシールド板開閉式ヘルメ
ットは、透明性の合成樹脂製シールド板3の左右両端部
をヘルメット本体2の左右両側外部に回動可能に支持し
てなるヘルメット1において、前記シールド板3の左右
両端部には、上方に開いた案内溝4の下部に形成された
円弧状の軸孔5と、前記軸孔5を取り囲む後部辺6に形
成されて前記ヘルメット本体2に対する前記シールド板
3の開閉位置を定める複数の切り欠き部7A、7B、7
Cとを設け、前記ヘルメット本体2の左右両側外部に
は、前記シールド板3の軸孔5に嵌合する円形状の軸部
8と、前記シールド板3の複数の切り欠き部7A、7
B、7Cに弾性力によって嵌り合う係合部9とを備えた
左右一対の合成樹脂製支持部材を設け、前記切り欠き部
7A、7B、7Cは、少なくとも前記シールド板3の全
閉位置用切り欠き部7Bと若干開いた位置用切り欠き部
7Cと全開位置用切り欠き部7Aとを定め、前記係合部
9には前記全閉位置用切り欠き部7Bと若干開いた位置
用切り欠き部7C間の凸部14が嵌る凹部15を設け、
前記凸部14と前記凹部15との嵌り合いによって、前
記シールド板3が前記若干開いた位置よりも更に少なく
僅かに開いた曇り防止位置をとる。
【0017】シールド板の曇り防止のためには、シール
ド板3を曇り防止効果が得られる範囲でできるだけ小さ
く開くのが好ましい。原理的には、シールド板に曇り防
止用の小孔を複数あけて、シールド板の全閉位置におい
てこの小孔を通してシールド板の内外間で僅かな空気の
流通状態とすることによって目的を達成できるが、この
小孔が視界の邪魔になったり、多くの雨をシールド板の
正面に受けるとこの小孔からシールド板の内側に雨が侵
入してシールド板の透視効果が損なわれたり、この小孔
に埃が入ってその部分が汚れる等の問題があり、良好な
曇り防止効果を得るには、この小孔の位置や大きさの設
定が難しい。このため、本発明では、小孔を複数明ける
方式ではなく、係合部9が複数の切り欠き部7A、7
B、7Cに弾性力によって嵌り合う機構において、より
小さな開度が得られる方式を提供するものである。
【0018】通常のフルフェースヘルメットにおいて
は、シールド板の曇り防止のみならず使用者の涼しさ、
息苦しさ、開放感等の心理的要因からもシールド板を少
し開く状態は必要である。しかし、前記従来技術の方式
では、前述のように、デフロスト位置でも比較的大きく
開くようになる。本発明における前記小さく開いた風導
入位置、及び前記僅かに開いた曇り防止位置は、通常、
走行速度が約60km/時間よりも低速走行時に使用さ
れるものであり、これ以上の走行速度では、風の巻き込
み、風切り騒音、風圧、目の乾燥等によって使用に耐え
られなくなることも考えられる。約60km/時間以下
の走行速度において、走行パターンがどのようになるか
によってこのような小開度の好ましい値も変わってく
る。ゴー、ストップの多い市街地では低速走行となり、
気温が高い場合等では、比較的大きな開度が求められる
し、信号の少ない場所を一定速度で走行する場合には、
比較的小さな開度が求められる。
【0019】このような条件を考慮して、本発明では、
実用的見地から、ヘルメット本体2に対するシールド板
3の小さく開く開度を、前記従来技術のものよりも更に
小さい開度が簡単な構成によって容易に達成できる構成
としている。実施形態では、2段階、即ち、前記小さく
開いた風導入位置と前記僅かに開いた曇り防止位置とが
選択できるようにしており、前記全開位置の開度を45
°〜55°とし、前記小さく開いた風導入位置を6°〜
12°とし、前記僅かに開いた曇り防止位置を2°〜6
°とした。必ずしもこの値に限定されるわけではなく、
この値が前後してもよいが、この範囲において、実用的
なヘルメットが提供でき、特に、前記僅かに開いた曇り
防止位置を2°程度に小さくすることが簡単な構成によ
って達成できるものである。
【0020】本発明の構成において、シールド板3の着
脱方法について詳しく説明する。図2は支持部材12に
対してシールド板3の左右両端部を対応させた状態であ
る。前記案内溝4の幅Hに対して,前記ガイド部10と
これに対応する前記軸部8の円形状部との間隔Pが同一
又は僅かに小さい。又、ガイド部10の延長線上での係
合部9とガイド部10との間隔Lに対して、前記シール
ド板3の軸孔5を取り囲む後部辺6の上端部6Aの幅R
が僅かに小さい。支持部材12には、シールド板3の軸
孔5を取り囲む後部辺6が対面する外面に平らな窪み部
25が支持部材12を肉薄にして形成している。この関
係でもって窪み部25に後部辺6が対面し、図3のよう
に相対的に案内溝4の一側に沿ってガイド部10がスラ
イドし、このスライドによって両者の嵌り合いが更に進
行して図4のように、前記シールド板3の軸孔5を取り
囲む後部辺6の上端部6Aが係合部9の付近を通り、上
端部6Aの先端の内側面に形成した傾斜面27が前記凸
部11に接触し、上端部6Aが前記凸部11に乗り上が
った状態となる。この状態で、前記シールド板3の軸孔
5を取り囲む後部辺6の上端部6Aは、この凸部11に
よって外側へ押され、軸孔5を取り囲む後部辺6の弾力
性によってこの凸部11を押圧した状態である。図3及
び図4の状態では、前記シールド板3の軸孔5を取り囲
む後部辺6側の案内溝4の側壁4A下部の軸孔5部分
は、軸部8のガイド部10の切り取りで残された部分8
Aの内側面13に対応した位置にあり、図4の状態にお
いては、上記のように上端部6Aが凸部11によって外
側へ押されたことによって案内溝4の側壁4A下部の軸
孔5部分はこの内側面13を押圧した状態となる。これ
によって、軸孔5を取り囲む後部辺6は凸部11によっ
て外側へ反り、弾力性による反発力が蓄えられた状態で
ある。
【0021】図4の状態から更に両者の嵌り合いが進行
し、案内溝4の側壁4A下部の軸孔5部分が軸部8のガ
イド部10の切り取りで残された部分8Aの内側面13
を外れたとき、上記蓄えられていた反発力の支えが解除
されるため、その復元力によって、図5のように、案内
溝4の側壁4Aの下部が軸部8のガイド部10の切り取
りで残された部分8Aの周面方向へ移動し、軸部8のう
ちガイド部10の切り取りで残された部分8Aの周面と
軸部8のその他の周面に軸孔5の周面全体がガタツキが
ない状態に嵌り合う。これと共に係合部9が形成されて
いる支持部材から伸びている腕の弾力性によって第1の
切り欠き部7Aに嵌り合う。このような嵌り合いは、こ
の状態が最終の嵌り合い状態である。
【0022】シールド板3が破損した場合等において支
持部材12から取り外す場合には、上記の組み合わせと
は逆に、案内溝4の側壁4A下部の軸孔5周面部分が、
ガイド部10の切り取りで残された部分8Aの周面の内
側に外れるように、支持部材12とシールド板3間の組
み合わせ解除の操作をし、この外れた状態で支持部材1
2とシールド板3とを上記組み合わせとは逆に相互に外
れる方向にスライドさせることによって、シールド板3
は支持部材12から外れる。この場合、案内溝4の側壁
4A下部と軸孔5周面部分との交差部の外側面には、傾
斜面28が形成されており、案内溝4の側壁4A下部の
軸孔5周面部分が、ガイド部10の切り取りで残された
部分8Aの周面の内側に外れる際の引っ掛かり抵抗を少
なくして、外し易くしている。
【0023】上記の最終嵌り合い状態において、シール
ド板3は軸部8の周りに回動可能である。この回動範囲
は、ヘルメット本体2に対して全閉状態S1から全開状
態S4までであり、係合部9が第1の切り欠き部7Aに
嵌り合った状態がヘルメット本体2の窓に対してシール
ド板3の全開状態S4である。そして、係合部9が第2
の切り欠き部7Bに嵌り合った状態がヘルメット本体2
の窓に対してシールド板3の全閉状態S1である。例え
ば、全開状態S4から係合部9の弾力性に抗してシール
ド板3を軸部8の周りに回動させると、係合部9は軸孔
5を取り囲む後部辺6の円弧状部26に乗り上がり、円
弧状部26を摺動して次の切り欠き部7Cへその弾力性
によって嵌る。ヘルメットを着用している人がシールド
板3を少し開いて周囲から空気を取り入れたいと思う場
合には、全閉状態S1の切り欠き部7Bの隣に形成した
第3の切り欠き部7Cに係合部9が嵌り合うことによっ
てそれが達成される。
【0024】この第3の切り欠き部7Cに係合部9が嵌
り合った状態は、小さく開いた風導入位置S3であり、
上記のように、シールド板3の開度は6°〜12°であ
る。シールド板3の回動中心からシールド板3の前面下
端までの長さが172mmのシールド板3では、6°の
開度の場合には、シールド板3の前面下端とヘルメット
本体2との隙間は、約18mmであり、12°の開度の
場合には、シールド板3の前面下端とヘルメット本体2
との隙間は、約36mmである。
【0025】本発明では、シールド板3の曇りを防止で
きる範囲でこの小さく開いた風導入位置S3よりも更に
狭く開く手段に特徴がある。即ち、第2の切り欠き部7
Bの端に形成された凸部14が嵌る凹部15を係合部9
に形成している。実施形態では、第2の切り欠き部7B
と第3の切り欠き部7Cとの間に凸部14が形成され、
これに嵌る凹部15を係合部9に形成している。この構
成によって、シールド板3を軸部の周りに回動させる
と、係合部9はその弾力性によって嵌っていた切り欠き
部から外れ、第3の切り欠き部7Cに係合部9が嵌り合
った開度よりも更に狭い開度で以ってシールド板3を開
くことができるため、シールド板3を僅かに開いた曇り
防止用空気流通開度状態S2が形成できる。この僅かに
開いた空気流通位置S2では、上記のように、2°〜6
°の開度とした。これは、第3の切り欠き部7Cによる
開度の略半分又はそれ以下の開度が得られる。このよう
に、小さく開いた風導入位置S3よりも更に狭い僅かな
開度で以って開くことによって、小さく開いた風導入位
置S3の場合よりも遥かに少ない空気の流通とし、これ
は、ヘルメット着用者が侵入する空気による不快感を覚
えない程度であり、しかもシールド板の曇り防止効果が
得られる程度の開度である。
【0026】係合部9を小さくしてこれが嵌る切り欠き
を小さくすれば、細かな開度を形成できるが、これらが
小さきなるほど強度維持が困難となり、問題である。し
かし本発明では、係合部9とこれが嵌る切り欠きは強度
維持上で十分大きくしても、細かな開度が形成できるた
め、このような問題も解決できる点で効果がある。この
ため、従来技術の特開平10−168638号よりも更
に小さい開度が得られるため、本発明では、この従来技
術では達成できなかった技術手段で以ってこの従来技術
では奏し得なかった効果を奏することができるものであ
る。
【0027】本発明では、支持部材12とシールド板3
の係合関係を安定的にできるようにするために、軸部8
の外側端には、フランジ18が形成され、これによっ
て、シールド板3の軸孔5周辺部が軸部8から外れない
ように作用する。また、係合部9と軸孔5を取り囲む後
部辺6とが外れないように両社の係合保持のために、係
合部9の外側端部にはフランジ19が形成されている。
【0028】支持部材12は、軸孔5を取り囲む後部辺
6が支持部材12の外面に位置する状態において、ヘル
メット本体2に対して取り付け孔16、17を介して取
り付けネジ16A、17Aによって固定する。シールド
板3と支持部材12との組み合わせは、このネジ16
A、17Aで固定する前に行われ、これらの組み合わせ
た状態でこのネジ16A、17Aによって固定する。ま
たシールド板3を支持部材12から取り外す場合には、
このネジ16A、17Aを外した状態で、上記の操作に
よって取り外すこともできるが、通常は、このネジ16
A、17Aを外さない状態で行うことができる。即ち、
このネジ16A、17Aを外さずに、シールド板3を全
開状態にし、上記のような支持部材12に対するシール
ド板3の取り付けスライド方向とは逆方向にシールド板
を強く引っ張ることによって、シールド板3は支持部材
12から外れる。そして、再度シールド板3を取付ける
場合には、ヘルメット本体2に支持部材12が固定され
た状態で、図2乃至図5に基づき説明したように、支持
部材12に対してシールド板3をスライドさせつつ前記
最終嵌り合い状態にまで組み合わせることによって達成
できる。このように、支持部材12をヘルメット本体2
に一旦位置決め固定した後は、取り付けネジ16A、1
7Aを外さずに、シールド板3の取り付け及び取り外し
が可能となる。
【0029】本発明は、上記実施形態に限定されず、本
発明の技術的範囲を逸脱しないかぎり種種の変更が考え
られ、それに係る種種の実施形態を包含するものであ
る。
【0030】
【発明の効果】第1請求項の発明では、シールド板に
は、案内溝と、円弧状の軸孔と、シールド板の開閉位置
を定める複数の切り欠き部とを設け、シールド板をヘル
メット本体に支持する支持部材は、円形状の軸部と、係
合部と、ガイド部と、凸部とを形成した単一の合成樹脂
製とすることによって、部品点数が少なく組立て上では
誤差が生じなく簡単となる。また、シールド板のヘルメ
ット本体への取り付けは、前記案内溝に沿って前記ガイ
ド部とこれに対応する前記軸部の円形状部が嵌り合う組
み合わせによって達成され、この嵌り合いの最終位置に
おいて、前記シールド板の軸孔を取り囲む後部辺の先端
部の弾力性によって、前記シールド板の軸孔を取り囲む
後部辺の先端部が前記凸部に乗り上がった状態で前記シ
ールド板の軸孔と前記支持部材の軸部との嵌合状態とな
るため、シールド板を回動可能に安定的に支持する状態
となる。更に、シールド板を安定的に保持できると共に
前記支持部材との関係では工具なしに容易に着脱でき
る。
【0031】第2請求項の発明では、簡単な構成によっ
てヘルメット本体に対してシールド板の開閉位置を複数
角度に保持できるシールド板開閉式ヘルメットを提供で
き、シールド板を全閉、全開、小さく開いた空気導入位
置と、更に僅かに開いた曇り防止位置とをとることがで
きる。このため、切り欠きとそれに嵌る係合部との関係
に構成したシールド板の開閉位置決め構成において、機
構上の強度維持がされた状態で従来のものよりも更に小
さく開くことができる状態を特別部材による機構の追加
なしに達成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明シールド板開閉式ヘルメットにおけるシ
ールド板開閉状態説明用斜視図である。
【図2】本発明のヘルメットにおけるシールド板の左右
両端部を対応させた状態の説明図である。
【図3】本発明のヘルメットにおける支持部材とシール
ド板の第1の組み合わせ途中の状態の説明図である。
【図4】本発明のヘルメットにおける支持部材とシール
ド板の第2の組み合わせ途中の状態の説明図である。
【図5】本発明のヘルメットにおける支持部材とシール
ド板の組み合わせ最終状態の説明図である。
【図6】本発明のヘルメットにおける係合部の凹部と切
り欠き部間の凸部との係合状態説明図である。
【図7】本発明のヘルメットにおける支持部材とシール
ド板の組み合わせ部を外側から見た分解斜視図である。
【図8】本発明のヘルメットにおける支持部材とシール
ド板の組み合わせ部を内側から見た分解斜視図である。
【図9】本発明のヘルメットにおけるヘルメット本体に
対するシールド板の全閉状態の右側面説明図である。
【図10】本発明のヘルメットにおけるヘルメット本体
に対するシールド板の全開状態の右側面説明図である。
【図11】本発明のヘルメットにおけるヘルメット本体
に対するシールド板の少し開いた状態の右側面説明図で
ある。
【図12】本発明のヘルメットにおけるヘルメット本体
に対するシールド板の僅かに開いた状態の右側面説明図
である。
【符号の説明】
1……シールド板開閉式ヘルメット 2……ヘルメット本体 3……シールド板 4……案内溝 5……軸孔 6……軸孔を取り囲む後部辺 7A、7B,7C……切り欠き部 8……軸部 8A…軸部の残された部分 9……係合部 10…ガイド部 11…凸部 13…内側面 14…凸部 15…凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明性の合成樹脂製シールド板の左右両
    端部をヘルメット本体の左右両側外部に回動可能に支持
    してなるヘルメットにおいて、前記シールド板の左右両
    端部には、上方に開いた案内溝の下部に形成された円弧
    状の軸孔と、前記軸孔を取り囲む後部辺に形成されて前
    記ヘルメット本体に対する前記シールド板の開閉位置を
    定める複数の切り欠き部とを設け、前記ヘルメット本体
    の左右両側外部には、前記シールド板の軸孔に嵌合する
    円形状の軸部と、前記シールド板の複数の切り欠き部に
    弾性力によって嵌り合う係合部とを備えた左右一対の合
    成樹脂製支持部材を設け、前記支持部材には、前記シー
    ルド板の軸孔を取り囲む後部辺側の案内溝の側壁に対応
    して前記軸部の円形状部の一部が直線状に切り取られた
    形状のガイド部と、前記係合部の前方で前記ガイド部の
    上方にあって前記シールド板の軸孔を取り囲む後部辺の
    先端部内面に当接する凸部とを設け、前記案内溝に沿っ
    て前記ガイド部とこれに対応する前記軸部の円形状周面
    部が嵌り合う組み合わせによって、前記ガイド部と前記
    係合部との間隔に前記シールド板の軸孔を取り囲む後部
    辺上端部が挿通され、前記シールド板の軸孔を取り囲む
    後部辺の先端部が前記凸部に乗り上がった状態でこの嵌
    り合いの最終位置が前記シールド板の軸孔と前記支持部
    材の軸部とが嵌合し前記係合部が前記切り欠き部の一つ
    に係合した状態となるシールド板開閉式ヘルメット。
  2. 【請求項2】 透明性の合成樹脂製シールド板の左右両
    端部をヘルメット本体の左右両側外部に回動可能に支持
    してなるヘルメットにおいて、前記シールド板の左右両
    端部には、上方に開いた案内溝の下部に形成された円弧
    状の軸孔と、前記軸孔を取り囲む後部辺に形成されて前
    記ヘルメット本体に対する前記シールド板の開閉位置を
    定める複数の切り欠き部とを設け、前記ヘルメット本体
    の左右両側外部には、前記シールド板の軸孔に嵌合する
    円形状の軸部と、前記シールド板の複数の切り欠き部に
    弾性力によって嵌り合う係合部とを備えた左右一対の合
    成樹脂製支持部材を設け、前記切り欠き部は少なくとも
    前記シールド板の全閉位置用切り欠き部と風導入用に少
    し開いた位置用切り欠き部と全開位置用切り欠き部とを
    定め、前記係合部には前記全閉位置用切り欠き部と前記
    少し開いた位置用切り欠き部間の凸部が嵌る凹部を設
    け、前記凸部と前記凹部との嵌り合いによって前記シー
    ルド板が前記少し開いた位置よりも更に少なく開いた曇
    り防止位置をとることを特徴とするシールド板開閉式ヘ
    ルメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113331528A (zh) * 2021-06-01 2021-09-03 上海和汇安全用品有限公司 头盔镜片的微开机构

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