JP2003062098A - 保湿マスク - Google Patents

保湿マスク

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JP2003062098A
JP2003062098A JP2001257264A JP2001257264A JP2003062098A JP 2003062098 A JP2003062098 A JP 2003062098A JP 2001257264 A JP2001257264 A JP 2001257264A JP 2001257264 A JP2001257264 A JP 2001257264A JP 2003062098 A JP2003062098 A JP 2003062098A
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JP
Japan
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sheet
moisturizing
mask
moisturization
mouth
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Application number
JP2001257264A
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English (en)
Inventor
Saburo Yoshimura
三郎 義村
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MINATO PHARMACEUTICAL CO Ltd
Original Assignee
MINATO PHARMACEUTICAL CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】航空機等の旅客輸送手段の密閉室内において使
用するに適した保湿マスクを提供する。 【解決手段】口元カバーとして、絹たんぱくセリシン含
有不織布により形成された保湿シート1を使用し、且つ
該保湿シートの外方側に高分子吸収材を含浸させた保水
シート4を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、保湿マスクに関
し、特に航空機等の旅客輸送手段において使用するに適
した保湿マスクに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、保湿性を有するマスクとして特開
平11−253567号および特開平6−335535
号に開示されたものが知られていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平11−253567号に開示されたマスクは、保水
材として高分子吸収材を保水具に内包して形成されてい
るが、該マスク本体とは別に形成された保水具を鼻の下
部に装着してマスク本体で被覆するという構成を採用し
ているため、前記保水具の装着時に違和感が生じるとい
う課題があった。 【0004】また、前記特開平6−335535号に開
示されたマスクは、呼気の湿度のみを利用して喉や唇お
よび口の周辺の保湿をするが、この呼気の湿度を利用す
るのみでは充分な保湿効果を得ることができず、更に肌
への配慮が足りないという課題があった。 【0005】本発明は、前記課題を解決すべくなされた
もので、保水シートと保湿シートとを備えることによ
り、喉や唇および口の周辺に充分な保湿効果を与えると
共に、マスクに接触する肌にうるおいを与え、特に空調
を100%空調設備に依存している航空機等の旅客輸送
手段の密閉室内において使用するのに最適な保湿マスク
を提供しようとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、口元カバーと
して、絹たんぱくセリシン含有不織布により形成された
保湿シートを使用し、且つ該保湿シートの外方側に高分
子吸収材を含浸させた保水シートを配設するという手段
を採用することにより、上記課題を解決した。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。本発明保湿マスクは、内面側に位
置して口・鼻部分に当接する口元カバーとして、保湿性
を有する保湿シート1を使用し、且つ該保湿シート1の
外側に、ミクロの粒子をカットするタピルスフイルター
2を重合し、更に該タピルスフイルター2の外側に熱接
着性不織布より成る熱接着性シート3を重合すると共
に、更に該熱接着性シート3の外側に高吸収ポリマーを
含浸させた保水シート4を重合して、該保水シート4の
外側に表カバーとしてガーゼ5を一体に重合し、更に四
隅に2本のゴム紐6の両端部をそれぞれ配置して、外周
端部を超音波シール加工して前記熱接着性シート3を、
該熱接着性シート3の表裏側にそれぞれ重合された各素
材である保湿シート1、タピルスフィルター2および保
水シート4、ガーゼ5並びにゴム紐6とを熱接着するこ
とにより、マスク本体7を形成するのである。 【0008】前記マスク本体7を構成する保湿シート1
は、絹たんぱく質セリシン含有不織布により形成され
る。セリシンは、人間の肌が生まれながらに持っている
天然保湿因子(NMF)とよく似たアミノ酸構成を持
ち、その中でも重要なうるおい成分である「セリシン」
を多く含んでいるため、保湿性に優れており、且つ細胞
の活性化を図ることができる。従って、前記セリシンを
含有した不織布を口元外周面に当接する保湿シート1と
して使用することにより、肌にうるおいを与えると共
に、該保湿シート1で被覆された喉や唇および口の周辺
に保湿性を付与し、且つ口の周辺の細胞の活性化を図る
ことができる。また、タピルスフイルター2は、ポリプ
ロピレンにより形成され、空気中に浮遊しているミクロ
の粒子をカットする作用を有する。 【0009】前記熱接着性不織布より成る熱接着性シー
ト3を重合すると共に、更に該熱接着性シート3の外側
に高吸収ポリマーを含浸させた保水シート4を重合し
て、該保水シート4の外側にガーゼ5を一体に重合し
て、外周端部を超音波シール加工して前記熱接着性シー
ト3を、該熱接着性シート3の表裏側にそれぞれ重合さ
れた各素材である保湿シート1、タピルスフィルター2
および保水シート4、ガーゼ5並びにゴム紐6とを熱接
着することにより、マスク本体7を形成するのである。 【0010】前記熱接着性シート3は、好ましくはチッ
ソ株式会社が商品名「ES繊維」として販売している熱
接着性不織布を使用することが推奨される。これによ
り、各素材を重合して超音波シール加工をして、一体成
型によりマスク本体を製造することができる。更に、前
記保水シート4として、高分子吸収材を含浸させたパル
プを使用することにより、口・鼻から呼気された水分
を、該保水シート4に吸収保持させるのである。前記保
水シート4に含浸させる高分子吸収材としては、特に限
定する必要はないが、好ましくはアクリル酸重合物金属
塩を使用することが推奨される。 【0011】前記構成より成る本発明保湿マスクは、特
に航空機等の旅客輸送手段の密閉室内において使用する
のが最適である。すなわち、前記密閉室内においては、
空調を100%空調設備に依存しているため、機内の空
気は乾燥気味であり、その中に長時間いると、喉をいた
めることが多いが、その防止には、呼気の湿度を利用し
て保湿するためのマスクのみでは充分な保湿はできない
が、本発明保湿マスクは、口元部にセリシンを含有した
保湿シート1を、また該保湿シート1の外側に高分子吸
収材を含浸させた保水シート4をそれぞれ配設している
ため、呼気による水分を保水シート4に吸収保持せしめ
て、これにより喉や唇および口の周辺の保湿ができると
共に、口元部の保湿シート1により口元部の肌にうるお
い効果を与え、更に細胞の活性化を図ることができる。 【0012】 【発明の効果】本発明は上述のように、口元部にセリシ
ンを含有した保湿シートと、該保湿シートの外側に高分
子吸収材を含浸させた保水シートをそれぞれ配設してい
るため、呼気による水分を保水シートに吸収保持させ
て、これにより喉や唇および口の周辺の保湿ができ、且
つ保湿シートにより口元部の肌にうるおい効果を与える
と共に、細胞の活性化を図ることができる。そして、本
発明保湿マスクは特に航空機等の旅客輸送手段の密閉室
内において使用するのに最適である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明保湿マスクの正面図である。 【図2】本発明保湿マスクの縦断面図である。 【符号の説明】 1 保湿シート、 4 保水シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】口元カバーとして、絹たんぱくセリシン含
    有不織布により形成された保湿シートを使用し、且つ該
    保湿シートの外方側に高分子吸収材を含浸させた保水シ
    ートを配設したことを特徴とする保湿マスク。
JP2001257264A 2001-08-28 2001-08-28 保湿マスク Pending JP2003062098A (ja)

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Cited By (4)

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