JP2003061164A - 手順ファイル作成装置、手順ファイル作成方法、手順ファイル作成プログラム及び手順ファイル作成プログラム格納媒体 - Google Patents

手順ファイル作成装置、手順ファイル作成方法、手順ファイル作成プログラム及び手順ファイル作成プログラム格納媒体

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JP2003061164A
JP2003061164A JP2001247384A JP2001247384A JP2003061164A JP 2003061164 A JP2003061164 A JP 2003061164A JP 2001247384 A JP2001247384 A JP 2001247384A JP 2001247384 A JP2001247384 A JP 2001247384A JP 2003061164 A JP2003061164 A JP 2003061164A
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procedure
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timing
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Toshio Kawana
寿男 川名
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、検査過程のシミュレート用リモコン
3による手順を正確に記録して検査対象である電子機器
4の動作を正確に再現できるようにする。 【解決手段】本発明は、電子機器4を最初に動作させた
ときと同じ順番及びタイミングのコマンドを正確に示し
た手順ファイルを作成し、当該手順ファイルに従って電
子機器4の動作を最初と同様に再現させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は手順ファイル作成装
置、手順ファイル作成方法、手順ファイル作成プログラ
ム及び手順ファイル作成プログラム格納媒体に関し、例
えば各種電子機器の操作をリモートコントローラ(以
下、これをリモコンと呼ぶ)により制御する際の不具合
を検査する場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、DVD(Digital Video Disc)プレ
イヤー、ビデオテープレコーダ及びテレビ等の電子機器
においては、筐体表面に設けられた操作パネルの各種ボ
タン操作に加えてリモコンによる遠隔操作によっても動
作するようになされている。
【0003】この種の電子機器においては、一般的に実
際のリモコン操作により所定の動作が正確に行われるか
否かの不具合を確認する検査作業が出荷前に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる構成の
電子機器においては、出荷前の検査作業中に不具合が発
生した場合、そのときと同じ手順及びタイミングでリモ
コン操作が正確に行われなければ不具合を再現し得ず、
検査作業者に不具合を再確認させることが難しいという
問題があった。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、検査過程のリモコンによる手順を正確に記録して検
査対象の動作を再現し得る手順ファイル作成装置、手順
ファイル作成方法、手順ファイル作成プログラム及び手
順ファイル作成プログラム格納媒体を提案しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、操作対象の電子機器に対して所定
の命令を所定の順番及びタイミングで送信することによ
り当該電子機器に所定の動作をさせ、当該電子機器へ送
信した命令を電子機器と同様の順番及びタイミングで受
信し、当該順番及びタイミングと同一の手順を示した手
順ファイルを作成するようにする。
【0007】これにより、電子機器を最初に動作させた
ときと同じ順番及びタイミングの命令を正確に示した手
順ファイルを作成し、当該手順ファイルに従って電子機
器の動作を最初と同様に再現させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面について、本発明の一
実施の形態を詳述する。
【0009】図1において、1は本発明の操作手順ファ
イル作成装置を示し、パーソナルコンピュータ2及び当
該パーソナルコンピュータ2と接続されたシミュレート
用リモコン3によって構成され、検査対象として例えば
DVDプレイヤー4がシミュレート用リモコン3のリモ
コン操作によって正常に動作するか否かを検査し、その
検査過程の手順を手順ファイルとして作成するようにな
されている。
【0010】ここでシミュレート用リモコン3は、DV
Dプレイヤー4を遠隔操作するための専用リモコン(図
示せず)と同じコマンド(命令)をコードデータとして
例えば赤外線等で送信するようになされており、当該専
用リモコンと同様にDVDプレイヤー4を遠隔操作する
ことができる。
【0011】なおシミュレート用リモコン3は、DVD
プレイヤー4以外にもビデオテープレコーダ及びテレビ
等の種々の電子機器にも対応するようになされており、
当該種々の電子機器に対しても専用のコマンドをコード
データとして送信し得るようになされている。
【0012】図2に示すように操作手順ファイル作成装
置1のパーソナルコンピュータ2は、全体を統括制御す
るCPU(Central Processing Unit)10、OS(Operat
ingSystem)等の基本プログラム及び本発明で用いられる
手順ファイル作成プログラム等の各種アプリケーション
プログラムが格納されていると共に各種データの保存に
用いられるハードディスク11、CPU10のワークエ
リアとして用いられるRAM(Random Access Memory)1
2及びシミュレート用リモコン3との間でRS232C
ケーブル等のシリアルケーブル16を介して通信を行う
ための通信インターフェース13及び液晶ディスプレイ
でなるモニタ14がバス15を介して相互に接続されて
いる。
【0013】実際上、この操作手順ファイル作成装置1
のCPU10は、電源の投入に伴ってハードディスク1
1から手順ファイル作成プログラムを立ち上げると、図
3に示すようなルーチンRT1の開始ステップから入っ
てステップSP1へ移る。
【0014】ステップSP1においてCPU10は、手
順ファイル作成プログラムに従って図4に示すようなメ
イン画面20をモニタ14に表示し、次のステップSP
2へ移る。
【0015】このメイン画面20には、画面上段に4個
のアイコンが並べられたツールバー21、シミュレート
用リモコン3から送信されるコードデータに対応した手
順データを表示するための手順データ表示部22及び各
種設定を行うための操作ボタン群23が設けられてい
る。従って検査作業者は、当該メイン画面20を介して
シミュレート用リモコン3のリモコン操作による過程を
示す手順ファイルを作成するための各種指示を与えるよ
うになされている。
【0016】ステップSP2においてCPU10は、ツ
ールバー21のカテゴリ選択ボタン21Cが押下操作さ
れたことを認識すると、図5に示すようなカテゴリ選択
用のプルダウンメニュー30を表示する。
【0017】そしてCPU10は、カテゴリ選択用のプ
ルダウンメニュー30におけるカテゴリ表示部30Aの
DVDプレイヤー4を示す「DVDStandard」にカーソ
ルを合わせて「Jigモードスタート」ボタン30Bがク
リックされると、シミュレート用リモコン3による検査
対象がDVDプレイヤー4であることを認識すると共
に、当該DVDプレイヤー4に対応したコマンドをシミ
ュレート用リモコン3から送信し得るように設定し、次
のステップSP3へ移る。
【0018】このときCPU10は、メイン画面20
(図4)の「リモコン種類」を示す種類表示部25の内
容を「none」から「DVDStandard」にカテゴリを
変更表示すると共に、手順ファイルに従ってDVDプレ
イヤー4へコマンドを繰り返し送信する際の繰返し回数
を示す回数表示部26を「1」として表示する。尚、こ
の繰返し回数「1」は、検査作業者の操作により任意の
繰返し回数に変更可能である。
【0019】ステップSP3においてCPU10は、操
作ボタン群23の「初期化」ボタン23Aが押下操作さ
れたことを認識すると、通信インターフェース13を介
してパーソナルコンピュータ2とシミュレート用リモコ
ン3との通信状態を確立し、次のステップSP4へ移
る。
【0020】ステップSP4においてCPU10は、
「手順の読込」ボタン23Bが押下操作されたことを認
識すると、検査作業者によりシミュレート用リモコン3
を介して行われたリモコン操作に基づく各種コードデー
タを当該シミュレート用リモコン3から受信して読み込
むと共に、図6に示すように当該読み込んだコードデー
タを検査作業者に認識可能な表示形態に変換して手順デ
ータ表示部22に順次羅列表示し、次のステップSP5
へ移る。
【0021】ここで、手順データ表示部22に羅列表示
される内容は、「ステップナンバ」としてシミュレート
用リモコン3からDVDプレイヤー4へ送信された動作
コマンドの順番が示され、「動作コマンド」として当該
動作コマンドの種類(電源、決定、Up、Right、
Left、Down、ビジュアルサーチ)が示され、
「フレーム数」として1回のボタン操作に対してシミュ
レート用リモコン3からDVDプレイヤー4へ送信され
るコマンド回数が示され、「待機時間」として動作コマン
ドから次の動作コマンドまでの間の待機時間(mse
c)が示されている。
【0022】このようにCPU10は、検査作業者によ
るシミュレート用リモコン3のリモコン操作に応じてD
VDプレイヤー4へコマンドが送信される度に動作コマ
ンドを手順データ表示部22に順次羅列表示することに
より、検査作業者にそのリモコン操作の内容を目視確認
させ得るようになされている。
【0023】ステップSP5においてCPU10は、検
査作業者によるシミュレート用リモコン3のリモコン操
作が終了し、当該検査作業者によって「停止」ボタン2
3Eが押下操作されたことを認識すると、シミュレート
用リモコン3からの各種コードデータの読み込みを終了
した後、当該各種コードデータがDVDプレイヤー4へ
送信された過程に基づく手順ファイルを作成し、次のス
テップSP6へ移る。
【0024】ステップSP6においてCPU10は、メ
イン画面20の「送信スタート」ボタン23Cがクリッ
クされたか否かを判定する。ここで否定結果が得られる
と、このことは検査作業者に検査時のリモコン操作に応
じた動作をDVDプレイヤー4で再現させる意思がない
ことを表しており、このときCPU10は次のステップ
SP8へ移る。
【0025】これに対してステップSP6で肯定結果が
得られると、このことは検査作業者に検査時の検査時の
リモコン操作に応じた動作をDVDプレイヤー4で再現
させる意思があることを表しており、このときCPU1
0は次のステップSP7へ移る。
【0026】ステップSP7においてCPU10は、手
順ファイルの内容に従って検査時と同一のコマンドを同
一のタイミングでシミュレート用リモコン3からDVD
プレイヤー4へ送信することにより、当該DVDプレイ
ヤー4の動作を検査時と同様に再現させる。
【0027】このときCPU10は、手順ファイルに従
ってコマンドを送信するタイミングまでも[msec]
単位で管理していることにより、タイミングによるソフ
トウェア的な不具合や、ソフトウェア及びハードウェア
的な不具合についても忠実に再現し得るようになされて
いる。
【0028】すなわちパーソナルコンピュータ2のCP
U10は、検査時にDVDプレイヤー4に不具合が発生
していたのであれば、同じように不具合を発生させるこ
とが可能であり、当該DVDプレイヤー4における不具
合を正確に再現して検査作業者に対して容易に再確認さ
せ得るようになされている。
【0029】ステップSP8においてCPU10は、ツ
ールバー21のファイル保存アイコン21Bがクリック
されたことを認識すると、図7に示すようなファイル格
納場所指定画面31をメイン画面20に重ねて表示す
る。
【0030】検査作業者は、手順ファイルを保存する場
合、ファイル格納場所指定画面31のファイル名(N):
「DVD_Test.skz」及びファイルの種類(T):
「手順ファイル(*.skz)」を入力して指定した後、
保存ボタン32をクリックすればよい。尚この場合、手
順ファイルに対しては、専用の拡張子として「.sk
z」をファイル名の最後に記述するようになされてお
り、この拡張子によって他のファイルと差別化を図るこ
とができる。
【0031】これによりCPU10は、「DVD_Te
st.skz」のファイル名でシミュレート用リモコン
3からDVDプレイヤー4へ送信した各種コマンドに対
応した手順ファイルをハードディスク11における「マ
イドキュメント」のディレクトリに格納し、次のステッ
プSP9へ移って手順ファイルの作成処理を終了する。
【0032】なおパーソナルコンピュータ2のCPU1
0は、手順ファイルをファイル形式でハードディスク1
1に保存しているので、電子メールに当該手順ファイル
を添付ファイルとして添付し、遠隔地のパーソナルコン
ピュータへインターネット(図示せず)を介して送信す
ることも可能であり、当該手順ファイルを遠隔地間にお
ける複数人の検査作業者で共有し得るようにもなされて
いる。
【0033】またパーソナルコンピュータ2のCPU1
0は、メイン画面20のファイル開ボタン21Aが押下
操作されたことを認識すると、図8に示すようにファイ
ル読出画面35をメイン画面20に重ねて表示する。
【0034】このファイル読出画面35には、先程ファ
イル格納場所指定画面31で「マイドキュメント」のデ
ィレクトリに格納した「DVD_Test.skz」の
手順ファイルを含む複数種類のファイルが示されてい
る。
【0035】従ってCPU10は、検査作業者により複
数種類のファイルの中から「DVD_Test.sk
z」の手順ファイルを選択して「開く」ボタン36がクリ
ックされたことを認識すると、当該「DVD_Tes
t.skz」の手順ファイルをハードディスク11から
読み出してメイン画面20の手順データ表示部22にそ
の内容を表示する。
【0036】ところでパーソナルコンピュータ2のCP
U10は、ツールバー21の「新規リモコンコードの登
録」ボタン21Dが押下操作されたことを認識すると、
図9に示すような新規リモコンコードの登録設定画面4
0を表示する。
【0037】新規リモコンコードの登録設定画面40に
は、新規リモコンコードを登録する際のファイルネーム
を指定するためのファイルネーム入力欄41A、そのフ
ァイルネームに決定するための「Name Fix」ボタン41
B、追加登録するコマンドを表示するコマンド表示欄4
2、検査対象(この場合「DVDプレイヤー」)の種類
を示すコードを表示するための「カテゴリコード」表示
欄43、シミュレート用リモコン3から受信したコード
データに基づいてコマンドのビット長を表示するための
「ビットレングス」表示欄44、1回のボタン操作に対
して送信するコマンドの回数を表示する「フレームカウ
ント」表示欄45、操作ボタンに対応したコマンドのコ
ードナンバを表示する「コマンドコード」表示欄46、
操作ボタンのコードデータに対する実際のコマンドの名
称(例えば、「電源」等)を表示する「アクチュアルネ
ーム」表示欄47、「再読込」ボタン48、「読込終
了」ボタン49、「追加」ボタン50及び「終了」ボタ
ン51が設けられている。
【0038】実際上、検査作業者は、新規リモコンコー
ドの登録設定画面40のファイルネーム入力欄41A
に、新規にリモコンコードを登録する際の検査対象の名
前(例えば「DVDプレイヤー」等)を入力し、「Name
Fix」ボタン41Bをクリックすると、CPU10は下
部の「再読込」ボタン48、「読込終了」ボタン49、
「追加」ボタン50及び「終了」ボタン51を有効状態
に設定する。
【0039】続いてCPU10は、検査対象の種類を示
すコードを「カテゴリコード」表示欄43に表示し、シ
ミュレート用リモコン3から受信したコードデータに基
づいてコマンドのビット長を「ビットレングス」表示欄
44に表示し、1回のボタン操作に対して送信するコマ
ンドの回数を「フレームカウント」表示欄45に表示
し、操作ボタンに対応したコマンドのコードナンバを
「コマンドコード」表示欄46に表示し、操作ボタンの
コードデータに対する実際のコマンドの名称を「アクチ
ュアルネーム」表示欄47に表示する。
【0040】そしてCPU10は、「追加」ボタン50
が押下操作されたことを認識すると、「カテゴリコー
ド」表示欄43〜「アクチュアルネーム」表示欄47に
表示したコマンドを追加登録すると共にコマンド表示欄
42に表示する。
【0041】この後CPU10は、検査作業者の操作に
より「再読込」ボタン48が押下操されたことを認識す
ると、上述と同様の手順に従って次のコマンドを追加登
録し、「読込終了」ボタン49が押下操作されたことを
認識すると、シミュレート用リモコン3からコマンドの
読み込みを停止し、「終了」ボタン51の押下操作に応
じて手順ファイルを作成してハードディスク11に格納
すると共に、新規リモコンコードの設定登録処理を終了
するようになされている。
【0042】これに対して、パーソナルコンピュータ2
のCPU10は、シミュレート用リモコン3を用いるこ
となく「DVD_Test.skz」の手順ファイルを
当該手順ファイル作成プログラムだけで任意に作成する
ことが可能であり、メイン画面20(図4)の「手順の
作成」ボタン23Fが押下操作されたことを認識する
と、図10に示すような操作手順入力画面60をメイン
画面20の操作ボタン群23の上に重ねて表示する。
【0043】この操作手順入力画面60には、DVDプ
レイヤー4の専用リモコンに設けられているであろう全
ての操作ボタンに対応した擬似ボタンが画面上に表示さ
れている。CPU10は、これらの各種擬似ボタンを検
査作業者が操作する度にコードデータを生成すると共
に、当該コードデータを検査作業者に認識可能な表示形
態に変換してメイン画面20の手順データ表示部22に
順次羅列表示することにより目視確認させ得るようにな
されている。
【0044】そしてCPU10は、検査作業者による擬
似ボタンの操作に応じてコマンドが順次入力されると、
これらのコマンドに応じたコードデータを生成し、手順
ファイルを作成すると共に、ファイル保存アイコン21
Bのクリック操作に応じて当該手順ファイルをハードデ
ィスク11に格納するようになされている。
【0045】従ってCPU10は、手順ファイル作成プ
ログラムだけで任意に作成した手順ファイルをハードデ
ィスク11から読み出し、その手順ファイルの内容に従
ってコードデータをシミュレート用リモコン3からDV
Dプレイヤー4へ送信することにより、当該DVDプレ
イヤー4を手順ファイル作成プログラムだけで任意に作
成した手順ファイルの内容に従って忠実に動作させ得る
ようにもなされている。
【0046】以上の構成において、手順ファイル作成装
置1は、検査作業者によりシミュレート用リモコン3が
リモコン操作されたことに応じてDVDプレイヤー4へ
送信されるコードデータを当該シミュレート用リモコン
3からパーソナルコンピュータ2で逐次受信して読み込
み、当該コードデータに基づく操作手順に関する手順フ
ァイルを作成する。
【0047】そしてパーソナルコンピュータ2のCPU
10は、メイン画面20の「送信スタート」ボタン23C
の押下操作により、手順ファイルの内容に従って同一の
リモコンコードを同一のタイミングでDVDプレイヤー
4へ送信することにより、当該DVDプレイヤー4を検
査時と同様に動作させることができる。
【0048】従って、手順ファイル作成装置1のパーソ
ナルコンピュータ2は、検査時のリモコン操作によって
DVDプレイヤー4に不具合が発生していたのであれ
ば、当該DVDプレイヤー4にその不具合を同じように
発生させて忠実に再現させることができる。
【0049】これにより出荷前の検査過程において手順
ファイル作成装置1は、DVDプレイヤー4に発生した
不具合の原因を検査作業者に容易に目視確認させて調べ
させることも可能となる。
【0050】また手順ファイル作成装置1は、手順ファ
イルに従ってDVDプレイヤー4を動作させて不具合を
再現させる際、メイン画面20の手順データ表示部22
にコードデータとしてではなく、検査作業者に認識し易
い形態に変換した状態で表示することにより、不具合の
原因を容易に認識させることもできる。
【0051】さらに手順ファイル作成装置1は、不具合
が発生したときのコードデータを手順ファイルとしてフ
ァイル化した状態で保存していることにより、遠隔地の
パーソナルコンピュータへ電子メールに添付した状態で
送信することも可能であり、遠隔地の検査作業者に対し
ても正確に不具合が発生するときの手順を正確に伝達す
ることができる。
【0052】以上の構成によれば、手順ファイル作成装
置1は、検査作業者によるリモコン操作を忠実に再現す
る手順ファイルを作成して保存することにより、所定の
リモコン操作を行った場合にのみ発生するDVDプレイ
ヤー4の不具合を何時でも正確に再現することができる
ので、検査作業者に当該不具合を容易に再確認させるこ
とできる。
【0053】なお上述の実施の形態においては、手順フ
ァイルを作成する手順ファイル作成手段及び手順ファイ
ルの内容に従ってDVDプレイヤー4に所定の動作を再
現させる制御手段としてパーソナルコンピュータ2のC
PU10を用いるようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、専用装置のMPU(Micro Process
or Unit)等の他の種々の手段を用いるようにしても良
い。
【0054】また上述の形態においては、命令送信手段
としてシミュレート用リモコン3を用いるようにした場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、検査対象
であるDVDプレイヤー4へコマンドを送信すると共
に、当該コマンドをパーソナルコンピュータ2へも同時
に送信可能なもの(すなわち双方にコマンドを送信可能
なもの)であればDVDプレイヤー4の専用リモコン等
であっても良い。
【0055】さらに上述の実施の形態においては、シミ
ュレート用リモコン3を用いて電子機器へ送信するコマ
ンドに基づく手順ファイルを作成するようにした場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、Bluetooth等
の近距離無線通信手段を搭載した携帯電話機を用いて各
種電子機器を遠隔操作する場合の当該携帯電話機から送
信するコマンドに基づく手順ファイルを作成するように
しても良い。
【0056】さらに上述の実施の形態においては、ハー
ドディスク11に予め格納された手順ファイル作成プロ
グラムをRAM12に展開し、当該手順ファイル作成プ
ログラムに従って上述の手順ファイルを作成するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、手
順ファイル作成プログラムが格納されたプログラム格納
媒体をパーソナルコンピュータ2にインストールするこ
とにより手順ファイルを作成可能とするようにしても良
い。
【0057】このように上述した一連の手順ファイルを
作成するための手順ファイル作成プログラムをパーソナ
ルコンピュータ2にインストールして実行可能な状態に
するためのプログラム格納媒体としては、例えばフロッ
ピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Di
sc-Read Only Memory )、DVD(Digital Versatile
Disc)等のパッケージメディアのみならず、手順ファイ
ル作成プログラムが一時的もしくは永続的に格納される
半導体メモリや磁気ディスク等で実現しても良い。また
これらプログラム格納媒体に手順ファイル作成プログラ
ムを格納する手段として、ローカルエリアネットワーク
やインターネット、ディジタル衛星放送等の有線及び無
線通信媒体を利用してもよく、ルータやモデム等の各種
通信インターフェースを介して格納するようにしても良
い。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、電子機器
を最初に動作させたときと同じ順番及びタイミングの命
令を正確に示した手順ファイルを作成し、当該手順ファ
イルに従って電子機器の動作を最初と同様に再現させ得
る手順ファイル作成装置、手順ファイル作成方法、手順
ファイル作成プログラム及び手順ファイル作成プログラ
ム格納媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手順ファイル作成装置の構成を示す略
線図である。
【図2】手順ファイル作成装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】手順ファイルの作成処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】メイン画面を示す略線図である。
【図5】カテゴリ選択用のプルダウンメニューを示す略
線図である。
【図6】手順データ表示部に表示される内容を示す略線
図である。
【図7】ファイル格納場所指定画面を示す略線図であ
る。
【図8】ファイル読出画面を示す略線図である。
【図9】新規リモコンコードの登録設定画面を示す略線
図である。
【図10】操作手順入力画面を示す略線図である。
【符号の説明】
1……手順ファイル作成装置、2……パーソナルコンピ
ュータ、3……シミュレート用リモコン、4……DVD
プレイヤー、10……CPU、11……ハードディス
ク、12……RAM、14……モニタ、1……手順ファ
イル作成装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作対象の電子機器に対して所定の命令を
    所定の順番及びタイミングで送信することにより当該電
    子機器に所定の動作をさせる命令送信手段と、 上記命令送信手段から上記電子機器へ送信した上記命令
    を上記電子機器と同様の上記順番及びタイミングで受信
    し、当該順番及びタイミングと同一の手順を示した手順
    ファイルを作成する手順ファイル作成手段とを具えるこ
    とを特徴とする手順ファイル作成装置。
  2. 【請求項2】上記手順ファイルの内容に従って上記順番
    及びタイミングと同一の手順で上記命令を上記電子機器
    に対して送信することにより当該電子機器における上記
    動作を再現させる制御手段とを具えることを特徴とする
    請求項1に記載の手順ファイル作成装置。
  3. 【請求項3】上記手順ファイル作成手段によって作成さ
    れた上記手順ファイルを記憶する記憶手段とを具えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の手順ファイル作成装
    置。
  4. 【請求項4】操作対象の電子機器に対して所定の命令を
    所定の順番及びタイミングで送信することにより当該電
    子機器に所定の動作をさせる命令送信ステップと、 上記命令送信ステップで上記電子機器へ送信した上記命
    令を上記電子機器と同様の上記順番及びタイミングで受
    信し、当該順番及びタイミングと同一の手順を示した手
    順ファイルを作成する手順ファイル作成ステップとを具
    えることを特徴とする手順ファイル作成方法。
  5. 【請求項5】情報処理装置に、 操作対象の電子機器に対して所定の命令を所定の順番及
    びタイミングで送信することにより当該電子機器に所定
    の動作をさせる命令送信ステップと、 上記命令送信ステップで上記電子機器へ送信した上記命
    令を上記電子機器と同様の上記順番及びタイミングで受
    信し、当該順番及びタイミングと同一の手順を示した手
    順ファイルを作成する手順ファイル作成ステップとを実
    行させる手順ファイル作成プログラム。
  6. 【請求項6】操作対象の電子機器に対して所定の命令を
    所定の順番及びタイミングで送信することにより当該電
    子機器に所定の動作をさせる命令送信ステップと、 上記命令送信ステップで上記電子機器へ送信した上記命
    令を上記電子機器と同様の上記順番及びタイミングで受
    信し、当該順番及びタイミングと同一の手順を示した手
    順ファイルを作成する手順ファイル作成ステップとを具
    えることを特徴とする手順ファイル作成プログラムを情
    報処理装置に実行させる手順ファイル作成プログラム格
    納媒体。
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