JP2003058070A - 自発光型画像表示装置 - Google Patents

自発光型画像表示装置

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JP2003058070A
JP2003058070A JP2001250142A JP2001250142A JP2003058070A JP 2003058070 A JP2003058070 A JP 2003058070A JP 2001250142 A JP2001250142 A JP 2001250142A JP 2001250142 A JP2001250142 A JP 2001250142A JP 2003058070 A JP2003058070 A JP 2003058070A
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部光の状態に応じて、輝度及びコントラス
トのバランスのとれた表示画像の表示が可能な自発光型
画像表示装置を提供する。 【解決手段】 自発光型画像表示装置Aを、画像表示す
るための出射部10と、該出射部10の後方に反射面が
該出射部10側を向くように設けられた反射部20と、
該出射部10の後方に設けられた発光部30と、を備え
たものとする。出射部10を、表示面を覆うように設け
られ外部光のうちの所定の直線偏光のみを透過させる直
線偏光素子24と、直線偏光素子24よりも内側に設け
られ直線偏光素子24を透過した直線偏光を円偏光に変
える位相差フィルム25とを有するものとする。直線偏
光素子24を、外部光の状態に応じて偏光度を調整でき
るように構成されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自発光型画像表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有機エレクトロルミネッセンスディスプ
レイ(以下「有機ELディスプレイ」という)は、厚さ
1μm程度の有機薄膜に電流を注入することにより発光
するという現象が応用されたものであり、近年、これに
ついての研究開発が盛んに行われている。かかる有機E
Lディスプレイの典型的な構造は、図7(a)に示すよ
うに、出射側基板本体11’とその内側のITO(Indi
um Tin Oxiside)製透明電極12’とさらにその内側の
正孔注入輸送層13’とからなる出射側基板10’、反
射側基板本体21’とその内側のアルミニウム製金属電
極22’とからなる反射側基板20’、及びそれらの両
基板10’,20’により狭持された有機EL発光層3
0’からなる積層体である。このような構造の有機EL
ディスプレイでは、全方位に発光する有機EL発光層3
0’の光のうち出射側基板10’側に進行する光はその
まま直接的に出射側基板10’から出射される一方、反
射側基板20’側に進行する光は鏡面の金属電極22’
で反射して間接的に出射側基板10’から出射されるよ
うになっており、これによって有機EL発光層30’の
発光を効率よく取り出すようにしている。
【0003】ところで、有機ELディスプレイは、携帯
電話機等のように屋外の太陽光の下で使用される場合、
あるいは室内の照明光が存在するような下で使用される
場合、以下のような問題を生じる。すなわち、太陽光や
照明光の外部光が出射側基板10’から有機ELディス
プレイ内に入ると、それが金属電極22’で反射して再
び出射側基板10’から出射されることとなり、その外
部光反射により有機ELディスプレイのコントラストが
大きく低下してしまうのである。
【0004】これに対し、特開平8−321381号公
報及び特開平9−127885号公報には、図7(b)
に示すように、出射側基板10’に1/4波長板14’
及びその遅相軸対して偏光軸(透過軸)が45°の角度
をなすように配置された直線偏光板15’が基板側から
順に設けられた有機ELディスプレイが開示されてい
る。これらの公報に開示されているものによれば、外部
光の半分が直線偏光板15’で遮蔽される。そして、直
線偏光板15’を透過した残りの半分の外部光の直線偏
光が1/4波長板14’により円偏光(例えば右円偏
光)に変えられ、それが透明電極を透過した後に金属電
極22’で反射して逆の円偏光(右円偏光だったものが
左円偏光になる)にされる。次いで、この逆の円偏光は
1/4波長板により直線偏光に変えられるが、この直線
偏光は先のものより偏光軸が90°回転しているために
直線偏光板15’で遮蔽されることとなる。従って、有
機ELディスプレイに入射する外部光の全てが直線偏光
板15’で遮蔽されることとなり、外部光の反射光が出
射して観察者の目に入るということが無く、これによっ
て外部光反射によるコントラストの低下が防止されるこ
ととなる。
【0005】一方、直線偏光板及び1/4波長板が設け
られた有機ELディスプレイでは、EL発光層からの光
もまた直線偏光板によりその半分が遮蔽されて失われる
ため、それらを設けない場合に比べて輝度が半分とな
り、同等の輝度を得ようとすれば2倍の電力を要すると
いう問題がある。
【0006】これに対し、特開2001−35653号
公報には、1/4波長板と偏光板とアンチグレア層とか
らなる有機ELパネルのフィルタであって、偏光板の偏
光度が50乃至70%であるものが開示されており、か
かる構成によれば、防眩とシャープな画像とを両立させ
た視認性の高い有機ELパネルを得ることができる、と
記載されている。
【0007】また、特開2000−113988号公報
には、反射性の金属電極を設けた有機EL素子を用いた
有機EL表示装置であって、光出射面側に液晶表示素子
及び位相差板からなる円偏光手段が設けられており、液
晶表示素子が一軸配向処理を施した基板間に二色性色素
を添加したネマチック液晶を狭持したものとしたものが
開示されており、かかる構成によれば、点灯箇所と非点
灯箇所とのコントラストが著しく向上し、視認性に優れ
た有機EL表示装置が得られる、との内容が記載されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、外部
光の状態に応じて、輝度及びコントラストのバランスの
とれた表示画像の表示が可能な自発光型画像表示装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部光の状態
に応じて偏光度を調整できる直線偏光素子を用いるよう
にしたものである。
【0010】具体的には、本発明は、画像表示するため
の出射部と、該出射部の後方に反射面が該出射部側を向
くように設けられた反射部と、該出射部の後方に設けら
れた発光部と、を備えた自発光型画像表示装置を前提と
する。そして、上記出射部は、表示面を覆うように設け
られ外部光のうちの所定の直線偏光のみを透過させる直
線偏光素子と、該直線偏光素子よりも発光部側に設けら
れ該直線偏光素子を透過した直線偏光を円偏光に変える
位相差フィルムと、を有しており、上記直線偏光素子
は、外部光の状態に応じて偏光度を調整できるように構
成されていることを特徴とする。
【0011】また、相互に対向するように設けられた出
射側基板及び反射側基板と、それらの両基板に狭持され
るように設けられた発光層と、を備え、該発光層からの
光が該出射側基板から直接的に出射されると共に該反射
側基板で反射されて該出射側基板から間接的に出射され
るように構成された自発光型画像表示装置を前提とす
る。そして、上記出射側基板は、表示面を覆うように設
けられ外部光のうちの所定の直線偏光のみを透過させる
直線偏光素子と、該直線偏光素子よりも上記発光層側に
設けられ該直線偏光素子を透過した直線偏光を円偏光に
変える位相差フィルムと、を有しており、上記直線偏光
素子は、外部光の状態に応じて偏光度を調整できるよう
に構成されていることを特徴とする。
【0012】上記の構成によれば、直線偏光素子が外部
光の状態に応じて偏光度を調整できるようになっている
ので、その外部光の状態に応じて、輝度及びコントラス
トのバランスのとれた表示画像の表示を行うことができ
る。
【0013】ここで、上記直線偏光素子としては、例え
ば、ネマチック液晶に2色性色素を混合したゲストホス
ト液晶セルを挙げることができる。ゲストホスト液晶セ
ルを直線偏光素子とした場合、無電圧時には、例えば正
の誘電異方性を有するネマチック液晶分子及び色素分子
が基板に水平に配向して所定の直線偏光のみを透過する
機能を発現し、また、印加電圧を十分に大きくした時に
は、液晶分子及び色素分子が基板にほぼ垂直に配向して
おおむね透明となって所定の直線偏光のみを透過する機
能を喪失し、さらに、印加電圧をそれらの間で上下した
時には、その印加電圧の大きさに対応して偏光度の調整
が可能となる。
【0014】また、外部光の状態に対応した上記直線偏
光子の偏光度の調整は、使用者が任意に設定し得る構成
であってもよいし、また、外部光の強度を検知する外部
光強度検知センサをさらに備え、その外部光強度検知セ
ンサの検知した外部光の強度に基づいて上記直線偏光子
の偏光度が調整される構成のものであってもよい。後者
のものによれば、時々刻々の外部光の状態に対応した良
好な表示画像の表示が可能となる。この場合、直線偏光
子の偏光度の調整は、表示画像の輝度及び/又はコント
ラストが所定の条件を満たすように行うようにすればよ
い。これによって、本発明の作用効果がより具体的に営
まれることとなる。
【0015】本発明の自発光型画像表示装置は、表示方
式がエレクトロルミネッセンスディスプレイ方式又はフ
ィールドエミッションディスプレイ方式であるもののよ
うに、主として屋外の太陽光の下でも使用されるものに
対して特に有効である。ここで、エレクトロルミネッセ
ンスディスプレイ方式には、有機エレクトロルミネッセ
ンスディスプレイ方式及び無機エレクトロルミネッセン
スディスプレイ方式の両方が含まれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0017】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る自発光型画像表示装置である有機ELディスプ
レイAの断面を模式的に示す。
【0018】有機ELディスプレイは、相互に対向する
ように設けられた出射側基板(出射部)10及び反射側
基板(反射部)20と、それらの両基板10,20によ
って狭持された有機EL発光層(発光部)30とからな
る。すなわち、出射側基板10の後方に有機EL発光層
30が、さらにその後方に反射側基板20が配設された
構成となっている。
【0019】出射側基板10は、ガラス板からなる出射
側基板本体11の内側に陽極である透明電極12及び正
孔注入輸送層13が順に積層されるように設けられてい
る一方、出射側基板本体11の外側に1/4波長板(位
相差フィルム)14及びゲストホスト液晶セル(直線偏
光素子)15が順に積層されるように設けられた構成と
なっている。出射側基板10は画像表示が行われるもの
である。
【0020】出射側基板本体11の内側の透明電極12
は、ITO(Indium Tin Oxiside)等からなり、正孔注
入輸送層13に正孔を注入するものである。また、透明
電極12は、格子状に配設され、各々が1つの画素を規
定する複数の画素電極により構成されている。そして、
各画素電極には、TFT(薄膜トランジスタ)等のスイ
ッチング素子が設けられている。すなわち、この有機E
Lディスプレイは、アクティブマトリクス方式のもので
ある。
【0021】正孔注入輸送層13は、フタロシアニン系
化合物や芳香族アミン系化合物等からなり、透明電極1
2から注入されたホールを輸送してそれを有機EL発光
層30に供給するものである。
【0022】1/4波長板14は、フィルム状に形成さ
れており、位相差を1/4波長だけ変化させる機能を有
する素子である。
【0023】ゲストホスト液晶セル15は、一対のセル
基板151,151と、その間に狭持された液晶層15
2とからなる積層体である。各セル基板151には、セ
ル基板本体151aの内側にセル透明電極151b及び
水平配向膜151cが順に設けられている。セル基板本
体151aはガラス基板からなる。両セル透明電極15
1b,151bは、ITO(Indium Tin Oxiside)等か
らなり、それぞれセル電源40に接続されており、液晶
層152に電圧を印加する機能を果たす。両水平配向膜
151c,151cは、表面がそれぞれ相互に逆向きに
ラビング処理されており、無電圧時に液晶層152の液
晶分子及び色素分子を所定方向に配向させるものであ
る。液晶層152は、正の誘電異方性を有するネマチッ
ク液晶に黒色の2色性色素分子を混合したものからな
る。そして、このゲストホスト液晶セル15では、両セ
ル電極151b,151b間に電圧が印加されない無電
圧時には、液晶層152内の液晶分子及び色素分子がセ
ル基板に水平に配向して所定の直線偏光のみを透過する
機能を発現し、また、印加電圧を十分に大きくした時に
は、液晶分子及び色素分子が基板にほぼ垂直に配向して
おおむね透明となって所定の直線偏光のみを透過する機
能を喪失し、さらに、印加電圧をそれらの間で上下した
時には、その印加電圧の大きさに対応した偏光度の調整
が可能となる。セル電源40から両セル透明電極151
b,151bに印加する電圧の設定は観察者が任意に設
定できるようになっている1/4波長板14とゲストホ
スト液晶セル15とは、前者の遅相軸が後者の無電圧時
の偏光軸(透過軸)、すなわち、セル配向膜151bの
ラビング処理方向とが45°の角度をなすように設けら
れている。これによって、ゲストホスト液晶セル15を
透過した直線偏光が1/4波長板14により円偏光に変
えられるようになっている。
【0024】反射側基板20は、ガラス板からなる反射
側基板本体21の内側に陰極で且つ共通電極である金属
電極22が積層されるように設けられた構成となってい
る。
【0025】反射側基板本体21の内側の金属電極22
は、アルミニウムやマグネシウム等からなり且つ鏡面に
形成されており、有機EL発光層30に電子を注入する
ものである。
【0026】有機EL発光層30は、厚さ1μm程度の
芳香族環化合物や複素環化合物等の有機蛍光体からなる
薄膜であり、金属電極22からの電子と透明電極12及
び正孔注入輸送層13からの正孔が再結合した際に発光
するものである。
【0027】以上のような構成の有機ELディスプレイ
Aでは、陽極である金属電極22と陰極である透明電極
12との間に直流電圧が印加されることにより、金属電
極22から有機EL発光層30に電子が注入される一
方、透明電極12から正孔注入輸送層13を介して有機
EL発光層30に正孔が注入され、そこで電子と正孔と
が再結合して所定波長の発光が生じる。そして、この発
光は全方位に向かって生じるので、出射側基板10側に
進行する光はそのまま直接的に出射側基板10から出射
される一方、反射側基板20側に進行する光は金属電極
22で反射して間接的に出射側基板10側から出射され
ることとなり、これによって有機EL発光層30の発光
が効率よく取り出されることとなる。
【0028】また、屋外の太陽光や屋内の照明光のよう
な外部光は、その一部分がゲストホスト液晶セル15で
遮蔽される一方、直線偏光板15を透過した残りの外部
光の直線偏光が1/4波長板14により円偏光(例えば
右円偏光)に変えられ、それが内部を通過した後に出射
側基板10側を向いた鏡面の金属電極22で反射して逆
の円偏光(右円偏光だったものが左円偏光になる)にさ
れる。次いで、この逆の円偏光は再び内部を通過して1
/4波長板14に到達し、そこで直線偏光に変えられる
が、この直線偏光は先のものより偏光軸が90°回転し
ているためにゲストホスト液晶セル15で遮蔽されるこ
ととなる。これによって、有機ELディスプレイに入射
する外部光のほとんどがゲストホスト液晶セル15で遮
蔽されることとなり、外部光の金属電極22での反射光
が出射されることが防止されることとなる。
【0029】さらに、ゲストホスト液晶セル15が外部
光の状態に応じて偏光度を調整できるようになっている
ので、例えば、室内で照明が消灯されている環境で有機
ELディスプレイAを使用する場合には、液晶層152
への印加電圧を高くしてゲストホスト液晶セル15の偏
光度をできるだけ低くしてゲストホスト液晶セル15に
よる有機EL発光層30からの光の遮蔽を最小限に抑
え、また、室内で照明が点灯されている環境で使用する
場合には、輝度とコントラストとのバランスを考慮して
液晶層152への印加電圧を調整してゲストホスト液晶
セル15の偏光度を設定し、さらに、屋外にて太陽光の
下で使用する場合には、液晶層152への印加電圧を低
くしてゲストホスト液晶セル15の偏光度をできるだけ
高くして太陽光の外部光反射によるコントラストの低下
を最小限に抑え、外部光の状態に応じて、輝度及びコン
トラストのバランスのとれた表示画像の表示を行うこと
ができる。
【0030】次に、具体的な実験例について説明する。
【0031】<実験1> −実験方法− 上記実施形態1と同一構成の有機ELディスプレイAの
ゲストホスト液晶セル15を用い、両セル透明電極15
1b,151bに印加する電圧をセル電源で変量してゲ
ストホスト液晶セル15の偏光度の変化を観測した。な
お、ゲストホスト液晶セル15として、正の誘電異方性
を有するネマチック液晶に黒色の2色性色素を2.0質
量%混合したものを液晶層152に用い、セル厚さが5
μmのものを用いた。
【0032】−実験結果− 図2は、両セル透明電極151b,151bに印加され
たセル電圧とゲストホスト液晶セル15の偏光度との関
係を示す。
【0033】図2によれば、セル電圧が0〜2Vの範囲
では、偏光度の変化はなくほぼ100%であるが、2〜
4Vの範囲において偏光度が10%強程度まで急激に低
下し、セル電圧が4V以降では緩慢な低下を示してお
り、10V以降では偏光度がほぼ0%となっているのが
分かる。
【0034】以上より、ゲストホスト液晶セルのセル電
圧を変化させることにより、その偏光度を制御できるこ
とが確認された。
【0035】<実験2> −実験方法− 実験1の有機ELディスプレイAにおいて、ゲストホス
ト液晶セル15のセル電圧を変量し、そのときの表示画
像の輝度の変化を観測した。なお、観測は、ゲストホス
ト液晶セル15の偏光度がおおむね0のときの輝度が1
00cd/m2である状態を維持して行った。また、1
/4波長板として、ポリカーボネート製であって、リタ
ーデーションが波長550nmの光に対しておよそ13
5nmとなるものを用いた。
【0036】−実験結果− 図3は、ゲストホスト液晶セル15の偏光度と表示画像
の輝度との関係を示す。
【0037】図3によれば、輝度は、偏光度20%で8
3〜84cd/m2、偏光度40%で72〜73cd/
2、偏光度60%で61〜62cd/m2、偏光度80
%で54〜55cd/m2及び偏光度100%で50c
d/m2に推移しており、急激な変化を示すことなく偏
光度が大きくなるに従って緩やかな低下傾向を示してい
るのが分かる。これは、偏光度が大きくなることにより
有機EL層からの光のうちゲストホスト液晶セル15に
より遮蔽される部分が多くなるためである。
【0038】<実験3> −実験方法− 実験1の有機ELディスプレイAを用い、ゲストホスト
液晶セル15の偏光度と表示画像のコントラストとの関
係を外部光の明るさを変量して観測した。
【0039】表1に示すような明るさの異なる条件〜
の実験室を準備し、それぞれに有機ELディスプレイ
Aを設置した。ここで、表1に示す照度は、有機ELデ
ィスプレイAの表示画面上のものである。また、おおむ
ね条件が通常の室内を、が晴れの日の屋外をそれぞ
れ想定したものである。
【0040】
【表1】
【0041】各条件において、ゲストホスト液晶セル1
5の偏光度を変量し、有機ELディスプレイAの実質的
なコントラスト、すなわち、[白表示時の輝度]/[黒
表示時の輝度]を測定した。ここで、「黒表示時の輝
度」は、実験室の照明光(外部光)の有機ELディスプ
レイAにおける反射光を含むものである。この反射光は
表示画面のコントラストを低下させる要因となるもので
ある。
【0042】−実験結果− 図4は、ゲストホスト液晶セル15の偏光度と表示画像
のコントラストとの関係を示す。
【0043】図4によれば、いずれの条件においても、
偏光度が高くなるに従ってコントラストが上昇している
のが分かる。つまり、これは、偏光度が高くなることに
より照明光(外部光)の反射が抑制されることを示すも
のである。
【0044】また、コントラストの上昇度は偏光度が高
いほど大きくなっているが、照明光(外部光)が明るい
ほどその傾向が顕著であることが分かる。これは、照明
光(外部光)が明るいほど、その影響を除去するために
高い偏光度が必要となるためであると考えられる。
【0045】ところで、実験2での図3に示すように、
ゲストホスト液晶セル15の偏光度を高めると、有機E
LディスプレイAの表示画像の輝度が低下する。この輝
度の低下は、表示の視認性を著しく低下させるのは当然
であり、そのため、外部光の遮蔽のためにゲストホスト
液晶セル15の偏光度を高めると共に、表示画像の輝度
を高めることが必要となる。このことは、有機EL発光
層30に流れる電流量を増加させることにより達成され
るが、それでは消費電力の増加を招いてしまう。例え
ば、携帯機器においては消費電力の増加は使用可能時間
の短縮となり、致命的な問題となる。また、携帯機器で
なくとも消費電力の増加は省エネルギーの観点から好ま
しいものではない。
【0046】一方、視認性の観点からは、一般に必要と
なるコントラストは最低5程度であることが分かった。
このコントラストが5とは、例えば、液晶ディスプレイ
の視野角範囲を規定するに当たり、一般にそれをコント
ラスト5以上の範囲と定義を行う場合があり、また、新
聞のような印刷物のコントラストが相当し、これ以上で
あれば実用上の支障がないというレベルである。
【0047】<実験4> −実験方法− 実験3における条件〜のそれぞれにおいて、有機E
LディスプレイAの表示画像のコントラストが5となる
ように、ゲストホスト液晶セル15の偏光度を調整し
た。そして、そのときのゲストホスト液晶セル15のセ
ル電圧及び偏光度、並びに表示画面の輝度を測定した。
また、偏光度が十分に高い場合(ほぼ100%)のとき
の輝度を基準とした際の輝度の増加割合である輝度改善
割合を算出した。
【0048】−実験結果− 表2は、各条件でのセル電圧、偏光度、輝度及び輝度改
善割合を示す。
【0049】
【表2】
【0050】表2によれば、照明光(外部光)があまり
明るくなければ、比較的低い偏光度としてもコントラス
トを5とすることができ、それによって表示画像の輝度
を高めることができることが分かる。従って、コントラ
ストが5となるように、使用環境の明るさに応じてゲス
トホスト液晶セル15の偏光度を制御し、そのときの輝
度改善割合分を消費電力の抑制効果に寄与させることも
可能である。
【0051】(実施形態2)図5は、本発明の実施形態
2に係る自発光型画像表示装置である有機ELディスプ
レイBの断面を模式的に示す。なお、実施形態1と同一
部分は同一の符号で示す。
【0052】この有機ELディスプレイBは、ゲストホ
スト液晶セル15の両方のセル透明電極151b,15
1bに接続されたセル電源40に制御部50を介してフ
ォトセンサ60が設けられている。
【0053】フォトセンサ60は、有機ELディスプレ
イBの周辺の外部光強度を検知するセンサである。この
フォトセンサ60は、受光面が有機ELディスプレイB
の表示面と同一方向を向くように設けられることが好ま
しい。
【0054】制御部50では、フォトセンサ60の検知
した外部光強度に基づいて、セル電源からゲストホスト
液晶セル15の両セル透明電極151b,151bに印
加される電圧が制御されて偏光度が調整される。これに
よって、時々刻々の外部光の状態に対応した良好な表示
画像の表示が可能となる。ここで、偏光度の調整は、表
示画像の輝度が所定条件(例えば、輝度が所定値となる
ようにする)を満たすようにしてもよいし、コントラス
トが所定条件(例えば、コントラストが5となるように
する)を満たすようにしてもよく、さらには、その両者
が所定条件を満たすようにしてもよい。
【0055】図6は、表示画像のコントラストが所定条
件を満たすようにゲストホスト液晶セル15の偏光度を
制御すると共に、有機ELディスプレイBの表示画像の
輝度が一定となるようにした際における外部光強度とゲ
ストホスト液晶セル15への印加電圧及び有機ELディ
スプレイBの消費電力のそれぞれとの関係を模式的に示
す。
【0056】図6によれば、外部光強度が高くなる、す
なわち、外部光が明るくなるに従って、ゲストホスト液
晶セル15への印加電圧が低くなっている。これは、外
部光の反射によるコントラストの低下を防止するために
偏光度が高くなるように制御されるからである。一方、
外部光強度が高くなる、すなわち、外部光が明るくなる
に従って、有機ELディスプレイBの消費電力が高くな
っている。これは、ゲストホスト液晶セル15の偏光度
が高くなることによって表示画像の輝度が低下するた
め、それを補填するために有機EL発光層30に供給さ
れる電流量が増加するからである。直線偏光子として偏
光度の低いものを用いた場合、屋外のように外部光強度
が強いときに外部光反射によるコントラストの低下が問
題となる。一方、直線偏光子として偏光度の高いものを
用いた場合、屋外のように外部光強度が高いときのコン
トラストの問題は解消されるものの、外部高強度が低い
ときも表示画像の輝度を高める必要があることから消費
電力の上昇が問題となる。しかしながら、本実施形態2
に係る有機ELディスプレイBによれば、外部光強度が
高いときには偏光度が高められてコントラストの問題が
解消され、外部光強度が低いときには所定のコントラス
トを維持しつつ偏光度が低められ、例えば図6中に矢印
で示す分の消費電力の抑制を図ることができる。従っ
て、このような有機ELディスプレイBは、消費電力の
抑制が自動的に行われるため、特に携帯機器のような様
々な使用環境でバッテリー駆動する装置においては、使
用可能時間を大きく向上させることが可能になる。
【0057】(その他の実施形態)なお、上記実施形態
1及び2では、自発光型画像表示装置を有機ELディス
プレイAとしたが、特にこれに限定されるものではな
く、無機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、冷
陰極管ディスプレイ、発光ダイオードディスプレイ等で
あってもよく、特に、主として屋外の太陽光の下で使用
されるフィールドエミッションディスプレイでは効果が
高く好適である。
【0058】また、上記実施形態1及び2では、アクテ
ィブマトリクス方式の有機ELディスプレイAとした
が、特にこれに限定されるものではなく、パッシブマト
リクス方式のものであっても、セグメント方式のもので
あってもよい。
【0059】また、上記実施形態では設けていないが、
金属電極22と有機EL発光層30との間に電子注入輸
送層を設けてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部光の状態に応じて、輝度及びコントラストのバラン
スのとれた表示画像の表示を行うことができる。
【0061】また、ゲストホスト液晶セルを直線偏光素
子とすれば、本発明の作用が具体的に営まれることとな
るまた、外部光の強度を検知する外部光強度検知センサ
をさらに備え、その外部光強度検知センサの検知した外
部光の強度に基づいて直線偏光子の偏光度が調整される
構成のものとすれば、時々刻々の外部光の状態に対応し
た良好な表示画像の表示が可能となる。さらに、直線偏
光子の偏光度の調整を、表示画像の輝度及び/又はコン
トラストが所定の条件を満たすように行うようにすれ
ば、かかる作用がより具体的に営まれることとなる。
【0062】また、本発明は、表示方式がエレクトロル
ミネッセンスディスプレイ方式又はフィールドエミッシ
ョンディスプレイ方式である自発光型画像表示装置にお
いて、特に有効にその効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る有機ELディスプレ
イAの模式的な断面図である。
【図2】ゲストホスト液晶セルに印加されたセル電圧と
その偏光度との関係を示すグラフ図である。
【図3】ゲストホスト液晶セルの偏光度と表示画像の輝
度との関係を示すグラフ図である。
【図4】ゲストホスト液晶セルの偏光度と表示画像のコ
ントラストとの関係を示すグラフ図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る有機ELディスプレ
イBの模式的な断面図である。
【図6】外部光強度とゲストホスト液晶セルへの印加電
圧及び有機ELディスプレイBの消費電力のそれぞれと
の関係を模式的に示すグラフ図である。
【図7】従来の有機ELディスプレイの模式的な断面図
である。
【符号の説明】
A,B 有機ELディスプレイ 10,10’ 出射側基板 11,11’ 出射側基板本体 12,12’ 透明電極 13,13’ 正孔注入輸送層 14 1/4波長板(位相差フィルム) 15 ゲストホスト液晶セル(直線偏光子) 15’ 直線偏光板 20,20’ 反射側基板 21,21’ 反射側基板本体 22,22’ 金属電極 30,30’ 有機EL発光層 40 セル電源 50 制御部 60 フォトセンサ 151 セル基板 151a セル基板本体 151b セル透明電極 151c 水平配向膜 152 液晶層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 365 G09F 9/30 365Z 5G435 G09G 3/04 G09G 3/04 K 3/18 3/18 H05B 33/14 H05B 33/14 A (72)発明者 和泉 良弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H049 BA02 BA07 BA26 BA42 BB03 3K007 AB02 AB17 BB00 BB06 DA01 DB03 EB00 GA00 5C006 AF46 AF51 AF52 AF53 AF54 AF63 AF71 BA01 BB01 BB28 FA18 FA21 5C080 AA06 AA10 AA18 BB01 DD03 EE28 JJ05 JJ06 5C094 AA06 AA11 AA51 AA56 BA27 BA32 BA34 CA19 DA12 DA13 EB02 EB04 ED11 ED14 FA02 GA10 5G435 AA02 BB02 BB05 CC09 DD12 FF03 FF05 HH01 LL07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示するための出射部と、該出射部
    の後方に反射面が該出射部側を向くように設けられた反
    射部と、該出射部の後方に設けられた発光部と、を備え
    た自発光型画像表示装置であって、 上記出射部は、表示面を覆うように設けられ外部光のう
    ちの所定の直線偏光のみを透過させる直線偏光素子と、
    該直線偏光素子よりも上記発光部側に設けられ該直線偏
    光素子を透過した直線偏光を円偏光に変える位相差フィ
    ルムと、を有しており、 上記直線偏光素子は、外部光の状態に応じて偏光度を調
    整できるように構成されていることを特徴とする自発光
    型画像表示装置。
  2. 【請求項2】 相互に対向するように設けられた出射側
    基板及び反射側基板と、それらの両基板に狭持されるよ
    うに設けられた発光層と、を備え、該発光層からの光が
    該出射側基板から直接的に出射されると共に該反射側基
    板で反射されて該出射側基板から間接的に出射されるよ
    うに構成された自発光型画像表示装置であって、 上記出射側基板は、表示面を覆うように設けられ外部光
    のうちの所定の直線偏光のみを透過させる直線偏光素子
    と、該直線偏光素子よりも上記発光層側に設けられ該直
    線偏光素子を透過した直線偏光を円偏光に変える位相差
    フィルムと、を有しており、 上記直線偏光素子は、外部光の状態に応じて偏光度を調
    整できるように構成されていることを特徴とする自発光
    型画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された自発光型画
    像表示装置において、 上記直線偏光素子は、ネマチック液晶に2色性色素を混
    合したゲストホスト液晶セルであることを特徴とする自
    発光型画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載された自発光型画
    像表示装置において、 外部光の強度を検知する外部光強度検知センサをさらに
    備え、 上記直線偏光子は、上記外部光強度検知センサの検知し
    た外部光の強度に基づいて偏光度が調整されるように構
    成されていることを特徴とする自発光型画像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された自発光型画像表示
    装置において、 上記直線偏光子の偏光度は、表示画像の輝度及び/又は
    コントラストが所定の条件を満たすように調整されるこ
    とを特徴とする自発光型画像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一に記載され
    た自発光型画像表示装置において、 表示方式がエレクトロルミネッセンスディスプレイ方式
    又はフィールドエミッションディスプレイ方式であるこ
    とを特徴とする自発光型画像表示装置。
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