JP2003056494A5 - - Google Patents

Claims (3)

1. 低圧領域から高圧領域に空気流を発生させるように動作可能な空気移動装置であって、
   動いた結果として前記空気流を発生させるように動作可能な少なくとも一つの羽根を備え、
   前記少なくとも一つの羽根は、前記低圧領域に面する側に粗面を含み、
   前記粗面は、乱流境界層を誘発するように設けられていて、当該の乱流境界層がもし誘発されなかったとしたら、前記少なくとも一つの羽根から空気の剥離が生じるであろう状態での前記空気移動装置の動作を可能にすることを特徴とする空気移動装置。
2. 低圧領域から高圧領域に空気流を発生させるように動作可能な空気移動装置を備え、
   前記空気移動装置は、動いた結果として前記空気流を発生させるように動作可能な少なくとも一つの羽根を含み、
   前記少なくとも一つの羽根は、前記低圧領域に面する側に設けられた、乱流境界層を誘発する手段を含み、
   前記乱流境界層を誘発する手段は、当該の乱流境界層がもし誘発されなかったとしたら、前記少なくとも一つの羽根から空気の剥離を生じるであろう動作領域内での前記空気移動装置の動作を可能とすることを特徴とするシステム。
3. 空気移動を発生させる方法であって、
   低圧領域から高圧領域に空気流を発生させるように動作可能な空気移動装置を利用するステップであって、前記空気移動装置は、その動きにより前記空気流を発生させるように動作可能な少なくとも一つの羽根を含み、前記少なくとも一つの羽根は、前記低圧領域に面する側に設けられた粗面を含む、利用するステップと、
   前記空気移動装置を動作領域内で動作させるステップであって、もし乱流境界層が誘発されなかったとしたら前記動作領域内で生ずるであろう空力的失速を回避するように前記粗面が乱流境界層を誘発する、動作させるステップと
   を含むことを特徴とする空気移動を発生させる方法。