JP2003056016A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2003056016A5 JP2003056016A5 JP2001280714A JP2001280714A JP2003056016A5 JP 2003056016 A5 JP2003056016 A5 JP 2003056016A5 JP 2001280714 A JP2001280714 A JP 2001280714A JP 2001280714 A JP2001280714 A JP 2001280714A JP 2003056016 A5 JP2003056016 A5 JP 2003056016A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pipe
- storage
- closing lid
- supply pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、給水管に接続された量水器と当該量水器に接続された止水栓を地中に埋設した状態で収納する円筒形状の収納管と、前記収納管の上端を塞ぐ上部閉塞蓋と、前記収納管の下端を塞ぐ下部閉塞蓋と、を有し、前記量水器と前記止水栓は、前記量水器と前記止水栓に接続される給水管と給出管とが相互に螺回された螺回コイルを形成することによって前記収納管の下部位から上方に引き出せるように構成された量水器ボックスにおいて、前記収納管と前記上部閉塞蓋の双方に接触して接続する装着リングと、前記収納管と前記上部閉塞蓋の外周面を覆う断熱素材により形成された挿通保持体と、を備えることを特徴とする量水器ボックスを提供するものである。ここで、前記装着リングは、その上側に前記上部閉塞蓋全体を受け入れる嵌入縁と、その下側に前記収納管の上端を包被嵌合する嵌合縁と、その内側中間位置において前記上部閉塞蓋の下端と前記収納管の上端に接触する止着縁と、を有することを特徴とする。
そして、前記螺回コイルを形成する前記給水管と前記止水管及び前記螺回コイルを形成する前記給出管と前記量水器は、前記給水管及び前記給出管の端縁延長線と、前記止水栓及び前記量水器の端縁延長線との交叉角が、それぞれ50乃至85度の範囲となるよう曲折された連結管具で連結された、ことを特徴とする。
さらに、前記収納管内において、前記量水器と前記止水栓の上方と前記上部閉塞蓋近傍とに断熱蓋を備える。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、給水管に接続された量水器と当該量水器に接続された止水栓を地中に埋設した状態で収納する円筒形状の収納管と、前記収納管の上端を塞ぐ上部閉塞蓋と、前記収納管の下端を塞ぐ下部閉塞蓋と、を有し、前記量水器と前記止水栓は、前記量水器と前記止水栓に接続される給水管と給出管とが相互に螺回された螺回コイルを形成することによって前記収納管の下部位から上方に引き出せるように構成された量水器ボックスにおいて、前記収納管と前記上部閉塞蓋の双方に接触して接続する装着リングと、前記収納管と前記上部閉塞蓋の外周面を覆う断熱素材により形成された挿通保持体と、を備えることを特徴とする量水器ボックスを提供するものである。ここで、前記装着リングは、その上側に前記上部閉塞蓋全体を受け入れる嵌入縁と、その下側に前記収納管の上端を包被嵌合する嵌合縁と、その内側中間位置において前記上部閉塞蓋の下端と前記収納管の上端に接触する止着縁と、を有することを特徴とする。
そして、前記螺回コイルを形成する前記給水管と前記止水管及び前記螺回コイルを形成する前記給出管と前記量水器は、前記給水管及び前記給出管の端縁延長線と、前記止水栓及び前記量水器の端縁延長線との交叉角が、それぞれ50乃至85度の範囲となるよう曲折された連結管具で連結された、ことを特徴とする。
さらに、前記収納管内において、前記量水器と前記止水栓の上方と前記上部閉塞蓋近傍とに断熱蓋を備える。
【0011】
【作用】
これにより、本発明に係る量水ボックスは、以下のような作用を有する。即ち収納管が円筒形状であるから、埋設時の土壌凍結に伴う膨張土圧が付加された場合にも構造的に変形がなされにくい。また、該収納管の外側側面全体には該収納管を挿通して中空状で且断熱性素材からなる挿通保持体が挿通されていることから、埋設土壌の凍結に伴う膨張土圧の付加による揚向力が働いた場合にも該挿通保持体が収納管の外側側面を揚向滑動し、収納管自体への付加力が緩和され、収納管自体の凍上も防止される。さらに、量水器ボックスと埋設土壌との大きな接触部分が断熱性素材からなる中空状の挿通保持体で挿通されてなるから、特に低温度となる地表面に近い土壌凍結温度の伝導や輻射が該挿通保持体で遮断され量水器ボックス内の低温度化が阻止される。加えて、収納管内において量水器及び止水栓の上方並びに上部閉塞蓋近傍には、該収納管内壁と密着した断熱蓋が配位されてなるため上部閉塞蓋を介して低温度が伝導、輻射により伝播されても断熱蓋で遮断され量水器や止水栓の凍結も防止されるのである。
また、量水器及び止水栓の端縁と螺回コイルを形成する給水管及び給出管の端縁とが、該量水器及び止水栓の端縁延長線と給水管及び給水管の端縁延長線との交叉角が50乃至85度の範囲となるよう曲折された連結管具により連結されるため、強剛で一体的且直線状の量水器及び止水栓の端縁に連結された連結管具が収納管1の内壁面と接合せぬため、昇降操作に際しても収納管1の内壁面との接触抵抗や摩擦抵抗が減失され昇降操作を容易にし、昇降操作に際しての螺回コイルの弾性伸長力や螺回コイルの荷重等が連結管具の曲折部分全体に分散されて付加され連結管具の破損損傷をなくするようにしたのである。
【作用】
これにより、本発明に係る量水ボックスは、以下のような作用を有する。即ち収納管が円筒形状であるから、埋設時の土壌凍結に伴う膨張土圧が付加された場合にも構造的に変形がなされにくい。また、該収納管の外側側面全体には該収納管を挿通して中空状で且断熱性素材からなる挿通保持体が挿通されていることから、埋設土壌の凍結に伴う膨張土圧の付加による揚向力が働いた場合にも該挿通保持体が収納管の外側側面を揚向滑動し、収納管自体への付加力が緩和され、収納管自体の凍上も防止される。さらに、量水器ボックスと埋設土壌との大きな接触部分が断熱性素材からなる中空状の挿通保持体で挿通されてなるから、特に低温度となる地表面に近い土壌凍結温度の伝導や輻射が該挿通保持体で遮断され量水器ボックス内の低温度化が阻止される。加えて、収納管内において量水器及び止水栓の上方並びに上部閉塞蓋近傍には、該収納管内壁と密着した断熱蓋が配位されてなるため上部閉塞蓋を介して低温度が伝導、輻射により伝播されても断熱蓋で遮断され量水器や止水栓の凍結も防止されるのである。
また、量水器及び止水栓の端縁と螺回コイルを形成する給水管及び給出管の端縁とが、該量水器及び止水栓の端縁延長線と給水管及び給水管の端縁延長線との交叉角が50乃至85度の範囲となるよう曲折された連結管具により連結されるため、強剛で一体的且直線状の量水器及び止水栓の端縁に連結された連結管具が収納管1の内壁面と接合せぬため、昇降操作に際しても収納管1の内壁面との接触抵抗や摩擦抵抗が減失され昇降操作を容易にし、昇降操作に際しての螺回コイルの弾性伸長力や螺回コイルの荷重等が連結管具の曲折部分全体に分散されて付加され連結管具の破損損傷をなくするようにしたのである。
【0012】
本発明に係る量水器ボックスにおいては、前記収納管は、分割された複数の円筒管が連接されて形成されたことを特徴とする。また、前記収納管は、当該収納管の下端から所定位置に至るまでは前記収納管の上端の口径よりも大きく口径を有する円筒部と、前記所定位置から当該収納管の上端までは一定の勾配を有して窄まる円錐部とから形成されるようにする。
これにより、凍結が激しく膨張土圧が大きく付加された場合に、その揚向力に伴い収納管の分割された上部が揚向滑動して地表面に突出して量水器ボックス全体の凍上を阻止しえるとともに、春期の解凍に伴う土圧の減失により突出が自然降下復元し、若しくは僅かな加圧で復元されることとなる。
また、収納管上端口径に対して適宜の長さ位置の口径を大きく形成させて所要の勾配を形成のうえ下端口径を同一口径で形成させた場合では、膨張土圧の大きな地表面近くでは相対的に収納管の口径が小さく膨張土圧の付加抵抗も少なくなり、且膨張土圧の付加時には該勾配面を土壌が揚向滑動し収納管の凍上阻止作用が発揮され凍上が抑制させることとなる。そして本発明では強剛で直線状の量水器及び止水栓の長さ分に近似する内口径で収納管が形成されるのである。
本発明に係る量水器ボックスにおいては、前記収納管は、分割された複数の円筒管が連接されて形成されたことを特徴とする。また、前記収納管は、当該収納管の下端から所定位置に至るまでは前記収納管の上端の口径よりも大きく口径を有する円筒部と、前記所定位置から当該収納管の上端までは一定の勾配を有して窄まる円錐部とから形成されるようにする。
これにより、凍結が激しく膨張土圧が大きく付加された場合に、その揚向力に伴い収納管の分割された上部が揚向滑動して地表面に突出して量水器ボックス全体の凍上を阻止しえるとともに、春期の解凍に伴う土圧の減失により突出が自然降下復元し、若しくは僅かな加圧で復元されることとなる。
また、収納管上端口径に対して適宜の長さ位置の口径を大きく形成させて所要の勾配を形成のうえ下端口径を同一口径で形成させた場合では、膨張土圧の大きな地表面近くでは相対的に収納管の口径が小さく膨張土圧の付加抵抗も少なくなり、且膨張土圧の付加時には該勾配面を土壌が揚向滑動し収納管の凍上阻止作用が発揮され凍上が抑制させることとなる。そして本発明では強剛で直線状の量水器及び止水栓の長さ分に近似する内口径で収納管が形成されるのである。
Claims (6)
- 給水管に接続された量水器と当該量水器に接続された止水栓を地中に埋設した状態で収納する円筒形状の収納管と、
前記収納管の上端を塞ぐ上部閉塞蓋と、
前記収納管の下端を塞ぐ下部閉塞蓋と、を有し、
前記量水器と前記止水栓は、前記量水器と前記止水栓に接続される給水管と給出管とが相互に螺回された螺回コイルを形成することによって前記収納管の下部位から上方に引き出せるように構成された量水器ボックスにおいて、
前記収納管と前記上部閉塞蓋の双方に接触して接続する装着リングと、
前記収納管と前記上部閉塞蓋の外周面を覆う断熱素材により形成された挿通保持体と、
を備えることを特徴とする量水器ボックス。 - 前記装着リングは、
その上側に前記上部閉塞蓋全体を受け入れる嵌入縁と、
その下側に前記収納管の上端を包被嵌合する嵌合縁と、
その内側中間位置において前記上部閉塞蓋の下端と前記収納管の上端に接触する止着縁と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の量水器ボックス。 - 前記螺回コイルを形成する前記給水管と前記止水管及び前記螺回コイルを形成する前記給出管と前記量水器は、前記給水管及び前記給出管の端縁延長線と、前記止水栓及び前記量水器の端縁延長線との交叉角が、それぞれ50乃至85度の範囲となるよう曲折された連結管具で連結された、ことを特徴とする請求項1に記載の量水器ボックス。
- 前記収納管内において、前記量水器と前記止水栓の上方と前記上部閉塞蓋近傍とに断熱蓋を備えたことを特徴とする請求項1に記載の量水器ボックス。
- 前記収納管は、分割された複数の円筒管が連接されて形成されたことを特徴とする請求項1に記載の量水器ボックス。
- 前記収納管は、
当該収納管の下端から所定位置に至るまでは前記収納管の上端の口径よりも大きく口径を有する円筒部と、
前記所定位置から当該収納管の上端までは一定の勾配を有して窄まる円錐部と、から形成される請求項5に記載の量水器ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280714A JP3980309B2 (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 量水器ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280714A JP3980309B2 (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 量水器ボックス |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056016A JP2003056016A (ja) | 2003-02-26 |
JP2003056016A5 true JP2003056016A5 (ja) | 2005-02-24 |
JP3980309B2 JP3980309B2 (ja) | 2007-09-26 |
Family
ID=19104659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001280714A Expired - Lifetime JP3980309B2 (ja) | 2001-08-14 | 2001-08-14 | 量水器ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3980309B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4465203B2 (ja) * | 2004-02-13 | 2010-05-19 | 株式会社東芝 | 電子式水道メータ |
JP5165931B2 (ja) * | 2007-06-06 | 2013-03-21 | 株式会社富士計器 | 量水器収納筺 |
CN108362727B (zh) * | 2017-12-22 | 2020-01-10 | 北京交通大学 | 可视化双向冻胀实验台 |
-
2001
- 2001-08-14 JP JP2001280714A patent/JP3980309B2/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6363960B1 (en) | Frost protection device | |
DK1554197T3 (da) | Lager placeret på havbunden | |
US6206030B1 (en) | Insulating cover for water backflow prevention apparatus | |
US20160242596A1 (en) | Reservior Filling System | |
JP2003056016A5 (ja) | ||
US6216722B1 (en) | Freeze-resistant hydrant | |
US4456024A (en) | Freeze protection valve assembly | |
KR101742440B1 (ko) | 지열을 이용한 수도미터기 보호통 | |
JP3980309B2 (ja) | 量水器ボックス | |
KR102295672B1 (ko) | 동파 방지 수도관 | |
KR200302638Y1 (ko) | 수도미터 보호통의 동결방지구조 | |
KR101090324B1 (ko) | 스팀 해빙 시스템 | |
US11793162B2 (en) | Freeze resistant watering device | |
CN216131515U (zh) | 一种管道工程防腐保温管 | |
KR200468830Y1 (ko) | 동파방지용 보온재 | |
JPH0248884Y2 (ja) | ||
US11039599B2 (en) | Freeze resistant watering device | |
KR102558538B1 (ko) | 수전용 동파방지구 | |
US20220104456A1 (en) | Animal watering device | |
GB2094902A (en) | Improvements in standpipes | |
CN210267704U (zh) | 保温节能型电磁感应开水器 | |
JP3011397U (ja) | トイレ用ロータンク | |
JPS6346531Y2 (ja) | ||
KR200301700Y1 (ko) | 수도계량기의 동파방지 장치 | |
US6779203B1 (en) | Emergency toilet shutoff assembly |