JP2003054208A - 制動用回転部材付転がり軸受ユニット - Google Patents

制動用回転部材付転がり軸受ユニット

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JP2003054208A
JP2003054208A JP2001248585A JP2001248585A JP2003054208A JP 2003054208 A JP2003054208 A JP 2003054208A JP 2001248585 A JP2001248585 A JP 2001248585A JP 2001248585 A JP2001248585 A JP 2001248585A JP 2003054208 A JP2003054208 A JP 2003054208A
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Mitsuyoshi Sakamoto
潤是 坂本
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NSK Ltd
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハブ3の外周面に形成したフランジ部9にロ
ータ10を嵌合固定する構造で、温度変化に拘らずこの
嵌合部にがたつきが生じる事を防止する。 【解決手段】 上記フランジ部9の外径面に上記ロータ
10の内径面を、締り嵌めで外嵌する事により、このロ
ータ10を上記ハブ3に対し結合固定する。これらロー
タ10及びハブ3を構成する金属材料の線膨張係数を、
互いにほぼ一致させる。そして、使用に伴う大きな温度
変化に拘らず、上記嵌合部の締め代の変化を小さくし
て、この嵌合部の支持強度が低下する事を防止する。こ
の結果、制動時に上記ロータ10が振動する事を防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、懸架装置に対し
て車輪を回転自在に支持すると共に制動装置を構成する
為の、制動用回転部材付転がり軸受ユニットの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪を懸架装置に対して回転自
在に支持する為に、外輪と内輪とを複数の転動体を介し
て回転自在に組み合わせた転がり軸受ユニットが、各種
使用されている。又、制動装置を構成する為に、上記外
輪と内輪とのうちで使用時に回転する回転側軌道輪の外
周面に形成したフランジ部に、上記車輪を構成するホイ
ールと共に、制動装置を構成する制動用回転体を固定す
る事が、広く行なわれている。この制動用回転体は、上
記制動装置がディスクブレーキの場合にはディスクロー
タであり、同じくドラムブレーキの場合にはドラムであ
る。
【0003】何れにしても、従来はこの様な制動用回転
体の内径側部分を上記フランジ部の側面に重ね合わせた
状態で、ボルト或はスタッドにより、このフランジ部に
対し結合固定していた。この様な構造の場合には、これ
らフランジ部と制動用回転体との結合部の厚さが、これ
ら両部材を合わせた分となる。この為、この結合部の軸
方向寸法並びに重量が嵩む事が避けられない。上記制動
用回転体を設置する部分の空間は狭く、上記軸方向寸法
の増大は、その分設計の自由度を狭くする為、改良が望
まれる。又、上記結合部の重量は、所謂ばね下荷重にな
り、少しの重量増大も乗り心地や走行安定性を中心とす
る走行性能の低下に結び付く為、この面からも改良が望
まれている。
【0004】この様な事情に鑑みて、特開平9−323
501号公報、特開2000−6610号公報には、回
転側軌道輪と制動用回転部材との結合構造を工夫する事
により、制動用回転部材付転がり軸受ユニットの小型・
軽量化を可能にする構造が記載されている。図1は、こ
のうちの特開2000−6610号公報に記載された構
造の1例を示している。車両への組み付け状態で、外径
側軌道輪部材であって使用時にも回転しない外輪1の外
周面には、この外輪1を懸架装置に対し支持固定する為
の取付部2を形成している。又、ハブ3の軸方向内半部
(軸方向に関して内とは、自動車への組み付け状態で幅
方向中央側となる側を言い、各図の右側)外周面に1対
の内輪4、4を外嵌すると共に、上記ハブ3の内端部に
形成したかしめ部5でこれら両内輪4、4を抑え付ける
事により、内径側軌道輪部材を構成し、この内径側軌道
輪部材を、使用時に回転する回転側軌道輪部材としてい
る。そして、上記外輪1の内周面に形成した複列の外輪
軌道6、6と上記各内輪4、4の外周面に形成した内輪
軌道7、7との間にそれぞれ複数個ずつの転動体8、8
を設ける事により、上記外輪1の内径側に上記ハブ3を
回転自在に支持している。
【0005】又、上記ハブ3の外端部で上記外輪1の外
端開口部から突出した部分には、このハブ3に車輪を支
持固定する為の取付支持部であるフランジ部9を、この
ハブ3と一体に形成している。そして、このハブ3の外
周縁部分に、制動装置であるディスクブレーキを構成す
る為の、制動用回転部材であるロータ10の内周縁部を
結合固定している。この為に、鋳鉄等により断面クラン
ク型で全体を円輪状に形成した上記ロータ10の内周縁
部を上記フランジ部9に外嵌した状態で、このロータ1
0をこのフランジ部9の外周縁部にかしめ固定してい
る。
【0006】上述の様な従来構造の場合、フランジ部9
とロータ10との結合を、ボルト等、他の結合部材を使
用する事なく行なえる。又、これら両部材9、10同士
の結合部の容積を、軸方向に重ね合わせてボルトにより
結合する従前の構造に比べて小さくできる。この為、ロ
ータ10を組み付けた転がり軸受ユニットの小型・軽量
化を図れる他、結合用のボルトとナットとの螺合・緊締
に基づき、上記ロータ10の摩擦面が歪む事を防止でき
る。又、図示の例では、上記ロータ10の内周縁部と上
記フランジ部9の外周縁部との嵌合長さとなる、このロ
ータ10の内周縁部の近傍部分の厚さを、この近傍部分
から外れた部分の厚さよりも大きくしている為、上記フ
ランジ部9とロータ10との結合部の強度を十分に確保
できる。尚、この結合部が、制動時に発生するブレーキ
トルクに基づいて相対回転する事を確実に防止する為、
上記フランジ部9の外周面とロータ10の内周面との一
方の周面にセレーション溝を形成する事も、前記特開2
000−6610号公報に記載されている。このロータ
10の内周縁部を上記取付フランジ9の外周縁部に外嵌
する際には、上記セレーション溝を構成する山部が相手
周面に食い込み、上記両周縁部同士を、摩擦係合だけで
なく機械係合させて、上記相対回転を確実に防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構造を実
施する場合、単に従来と同様の材料により造られたハブ
3と、同じく従来と同様の材料により造られたロータ1
0とを組み合わせても、十分な耐久性及び信頼性を確保
できない。即ち、従前の様にハブの外周面に設けたフラ
ンジ部とロータとを軸方向に重ね合わせてボルトにより
結合固定する構造の場合、ハブは中炭素鋼或は高炭素鋼
により造り、ロータは鋳鉄により造っていた。これら中
炭素鋼或は高炭素鋼の線膨張係数と鋳鉄の線膨張係数と
の差は大きく{1×10-6(K-1)を越え}、温度変化
に伴って嵌合面、即ちロータの内径面とフランジ部の外
径面との寸法差が無視できない程度に大きくなる可能性
がある。
【0008】即ち、制動時にロータは、ライニングとの
摩擦に基づいて、時には赤熱する程に温度上昇する場合
がある。上記ロータの内径面とフランジ部の外径面との
嵌合部の温度はこれよりも低いにしても、通常考えられ
る使用状態でも、150℃程度に達する事がある。又、
上記嵌合部の温度は、寒冷地に於いて冬期には、−40
℃程度に達する事も考慮する必要がある。この為、上記
ロータの内径面とフランジ部の外径面とを嵌合させた際
の温度(一般的に20℃程度の常温)との差に基づく、
これら内径面と外径面との間の寸法差が問題となる。上
記中炭素鋼或は高炭素鋼と鋳鉄との組み合わせの様に、
線膨張係数の差が大きい場合、この寸法差が無視できな
い程度に大きくなる可能性がある。この結果、上記内径
面に比べて上記外径面が小さくなる傾向になると、上記
嵌合部の締め代が低下してこの嵌合部の支持が不完全に
なってロータががたつき、制動時に発生する不快な振動
や騒音が著しくなる可能性がある。逆に、上記内径面に
比べて上記外径面が大きくなる傾向になると、上記嵌合
部の締め代が過大になって、この嵌合部を構成する何れ
かの面が塑性変形し、その後の温度変化に伴ってこの嵌
合部の支持が不完全になり、やはり制動時に発生する不
快な振動や騒音が著しくなる可能性がある。本発明の制
動用回転部材付転がり軸受ユニットは、この様な事情に
鑑みて発明したものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の制動用回転部材
付転がり軸受ユニットは、前述した従来から知られてい
る制動用回転部材付転がり軸受ユニットと同様に、外径
側軌道輪部材と、内径側軌道輪部材と、転動体と、取付
支持部と、制動用回転部材とを備える。このうちの外径
側軌道輪部材は、内周面に複列の外輪軌道を有する。
又、上記内径側軌道輪部材は、外周面に上記外輪軌道と
対向する複列の内輪軌道を有する。又、上記転動体は、
これら各内輪軌道と上記各外輪軌道との間にそれぞれ複
数個ずつ、転動自在に設けられている。又、上記取付支
持部は、上記外径側軌道輪部材と上記内径側軌道輪部材
とのうちで使用時に回転する軌道輪部材である回転側軌
道輪部材の外周面に形成している。又、上記制動用回転
部材は、上記取付支持部に隙間なく、且つ、この取付支
持部に対する相対回転を不能にした状態で外嵌固定され
ている。
【0010】特に、本発明の制動用回転部材付転がり軸
受ユニットに於いては、この制動用回転部材を構成する
金属材料の線膨張係数と、上記回転側軌道輪部材を構成
する金属材料の線膨張係数とがほぼ一致する。尚、ほぼ
一致するとは、通常考えられる温度変化に伴って上記制
動用回転部材の内径面と上記取付支持部の外径面との寸
法が変化してこれら両面同士の嵌合部の締め代が変化し
た場合でも、この変化が上記制動用回転部材及び取付支
持部の弾性変形により吸収される程度の事を言う。具体
的な数値は、上記嵌合部の直径、或は上記制動用回転部
材及び取付支持部を構成する金属材料の弾性係数により
差があるが、一般的な乗用車用として使用する構造で、
金属材料を鋼とした場合に、線膨張係数の差が、1×1
-6(K-1)以下とする。或は、線膨張係数が低い金属
材料の側から見た場合に、高い側の金属材料の線膨張係
数が1.1倍以下、好ましくは1.05倍以下とする。
【0011】
【作用】上述の様に本発明の制動用回転部材付転がり軸
受ユニットの場合には、制動用回転部材を構成する金属
材料の線膨張係数と、回転側軌道輪部材を構成する金属
材料の線膨張係数とがほぼ一致する為、温度変化に拘ら
ず、上記制動用回転部材の内径面と取付支持部の外径面
との嵌合部の締め代の変化を僅少に抑える事ができる。
この為、この嵌合部の締め代が喪失したり、逆にこの嵌
合部の締め代が過大になってこの嵌合部を構成する何れ
かの面が塑性変形する事を防止できる。この為、上記取
付支持部に対する上記制動用回転部材の支持強度を確保
して、制動時に発生する不快な振動や騒音が著しくなる
事を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の第
1例を示している。尚、本例の特徴は、取付支持部であ
るフランジ部9を形成した、回転側軌道輪を構成するハ
ブ3の材質と、制動用回転部材であるロータ10の材質
との組み合わせを工夫する事により、温度変化に拘ら
ず、このロータ10の内径面と上記フランジ部9の外径
面との嵌合部の締め代が適正値に保たれる様にする点に
ある。その他、図面に現れる部分の構造に関しては、前
述の特開2000−6610号公報に記載された発明の
場合と同様であるから、重複する説明は省略する。
【0013】本例の場合には、上記ハブ3を、炭素鋼で
あるS45Cにより、上記ロータ10を球状黒鉛鋳鉄で
あるFCD400により、それぞれ造っている。このロ
ータ10の内径面には雌スプライン溝を、上記フランジ
部9の外径面には雄スプライン溝を、それぞれ形成し、
これら両スプライン溝同士を、締め代を持たせて互いに
嵌合させている。上記各部材3、10を構成する各金属
材料のうち、ロータ10を構成するFCD400の線膨
張係数は11.7×10-6(K-1)であるのに対して、
ハブ3を構成するS45Cの線膨張係数は11.3×1
-6(K-1)であって、両材料の線膨張係数の差△は
0.4×10-6(K-1)と、極く僅かである。
【0014】この様に、上記両材料の線膨張係数の差を
1.0×10-6(K-1)以下として、互いに締め代を持
たせた状態で嵌合させた上記フランジ部9と上記ロータ
10との金属材料の線膨張率の差が僅かである為、使用
時に発生する大きな温度変化に拘らず、上記フランジ部
9の外径面に形成した雄スプライン溝と上記ロータ10
の内径面に形成した雌スプライン溝との嵌合部の締め代
の変化量を、実用上問題ない程度に抑える事ができる。
例えば、この嵌合部の直径を100〜150mmとし、こ
の嵌合部を組み立てた状態と使用時との間での温度差
が、130℃に達したと仮定すると、上記嵌合部の締め
代の変化量は1.3〜1.95×10-2mmとなる。
【0015】締め代の変化量がこの程度の値であれば、
この変化は上記フランジ部9及び上記ロータ10の弾性
変形によって十分に吸収される。そして、上記嵌合部の
締め代が過度に低下してこの嵌合部にがたつきを生じた
り、逆に過度に上昇してこの嵌合部を構成する何れかの
面が塑性変形したりする事はない。この為、上記フラン
ジ部9に対する上記ロータ10の支持強度を確保して、
制動時に発生する不快な振動や騒音が著しくなる事を防
止できる。
【0016】尚、上記フランジ部9を含むハブ3を構成
する金属材料と、上記ロータ10を構成する金属材料と
の組み合わせとしては、上述したS45CとFCD40
0との組み合わせの他、ハブ3をS55C、ロータ10
をFCD400等の球状黒鉛鋳鉄又はねずみ鋳鉄とする
組み合わせが、採用可能である。これに対して、ハブ3
をSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼とし、ロータ10を
ねずみ鋳鉄とする組み合わせは、両者の線膨張係数の差
が大きくなり過ぎる為、好ましくない(本発明の範囲外
である)。又、本例では、フランジ部9とロータ10と
の嵌合部で、それぞれの面にスプライン溝を形成してい
るが、従来構造と同様に、どちらかの面にセレーション
溝を形成すると共に、このセレーション溝を構成する山
部を相手面に食い込ませる状態で、両面を嵌合させても
良い。
【0017】次に、図2は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、ハブ3aの中間部外
周面に、直接軸方向外側の内輪軌道7を形成している。
そして、このハブ3aの軸方向外端部外周面に形成し
た、取付支持部であるフランジ部9の外周縁部に、制動
用回転部材であるドラム11を構成する円輪部12の内
周縁部を結合固定している。これらフランジ部9の外径
面と円輪部12の内径面との嵌合部の構造に就いては、
上述した第1例の場合と同様である。本例の場合には、
上記ドラム11を構成する円筒部13の内径側に、ブレ
ーキシューを含む制動装置の構成部材を組み込む。そし
て、制動時にはこのブレーキシューのライニングを上記
円筒部13の内径面に摩擦係合させる。
【0018】特に、本例の場合には、上記ハブ3aを、
炭素鋼であるS55Cにより、上記ロータ10をねずみ
鋳鉄であるFC200により、それぞれ造っている。こ
れら各部材3a、10を構成する各金属材料のうち、ロ
ータ10を構成するFC200の線膨張係数は10.4
×10-6(K-1)であるのに対して、ハブ3aを構成す
るS55Cの線膨張係数は11.3×10-6(K-1)で
あって、両材料の線膨張係数の差△は0.9×10
-6(K-1)と、極く僅かである。この為、本例の場合
も、温度変化に伴う、上記フランジ部9の外径面と上記
円輪部12の内径面との嵌合部の締め代の変化を実用上
問題ない程度に小さく抑えて、上記フランジ部9に対す
る上記ドラム11の支持強度を十分に確保し、制動時に
発生する不快な振動や騒音が著しくなる事を防止でき
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上に述べた通り構成され作
用するので、使用に伴って発生する大きな温度変化に拘
らず、回転側軌道輪部材に対する制動用回転部材の支持
強度を確保できる。この為、制動時に発生する不快な騒
音や振動が著しくなる事を防止して、小型且つ軽量な制
動用回転部材付転がり軸受ユニットの実用化に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象となる制動用回転部材付転がり軸
受ユニットの第1例を示す断面図。
【図2】同第2例を示す断面図。
【符号の説明】
1 外輪 2 取付部 3、3a ハブ 4 内輪 5 かしめ部 6 外輪軌道 7 内輪軌道 8 転動体 9 フランジ部 10 ロータ 11 ドラム 12 円輪部 13 円筒部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16D 65/10 F16D 65/10 65/12 65/12 X Fターム(参考) 3J058 AA07 AA13 AA48 AA53 AA62 BA23 BA32 CB03 CB14 DD21 EA03 EA05 FA01 3J101 AA02 AA32 AA43 AA54 AA62 AA72 BA53 BA54 BA64 BA70 BA77 EA02 FA01 FA51 FA53 GA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に複列の外輪軌道を有する外径側
    軌道輪部材と、外周面に上記外輪軌道と対向する複列の
    内輪軌道を有する内径側軌道輪部材と、これら各内輪軌
    道と上記各外輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ、転動
    自在に設けられた転動体と、上記外径側軌道輪部材と上
    記内径側軌道輪部材とのうちで使用時に回転する軌道輪
    部材である回転側軌道輪部材の外周面に形成した取付支
    持部と、この取付支持部に隙間なく、且つ、この取付支
    持部に対する相対回転を不能にした状態で外嵌固定され
    た制動用回転部材とを備えた制動用回転部材付転がり軸
    受ユニットに於いて、この制動用回転部材を構成する金
    属材料の線膨張係数と上記回転側軌道輪部材を構成する
    金属材料の線膨張係数とがほぼ一致する事を特徴とする
    制動用回転部材付転がり軸受ユニット。
  2. 【請求項2】 制動用回転部材がディスクブレーキを構
    成する円輪状のロータである、請求項1に記載した制動
    用回転部材付転がり軸受ユニット。
  3. 【請求項3】 制動用回転部材がドラムブレーキを構成
    する、断面L字形で全体が円環状のドラムである、請求
    項1に記載した制動用回転部材付転がり軸受ユニット。
JP2001248585A 2001-08-20 2001-08-20 制動用回転部材付転がり軸受ユニット Pending JP2003054208A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011033083A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Jtekt Corp 車輪用転がり軸受け装置

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JP2011033083A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Jtekt Corp 車輪用転がり軸受け装置

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