JP2003053111A - 濾過器兼篩器 - Google Patents

濾過器兼篩器

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JP2003053111A JP2001243749A JP2001243749A JP2003053111A JP 2003053111 A JP2003053111 A JP 2003053111A JP 2001243749 A JP2001243749 A JP 2001243749A JP 2001243749 A JP2001243749 A JP 2001243749A JP 2003053111 A JP2003053111 A JP 2003053111A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使い捨てるのは濾布用透過シートだけで、他
の部材は反復して使用する濾過器兼用篩器の提供。 【解決手段】 環状枠2A、2B、上記環状枠から半径
方向外向きに突出した把手3A、3Bを有する虫メガネ
形の、同大の上フレームA及び下フレームBと、上記上
下の両フレームの重合した環状枠の間に周縁部を挟まれ
て支持される可撓な透過シートCとからなり、上記下フ
レームの環状枠には円周方向に一定の間隔を保って同心
状の複数の弧状スリット21を設け、上フレームの環状
枠に半径方向外向きに突出した複数の張り出し片4A
を、下フレームの環状枠には、両フレームの環状枠を重
合状態で回動し、両環状枠の半径方向に突出した把手が
上下に重なったときに、下フレームの環状枠の上記張り
出し片と、上記透過シートの周縁部の一部とを受入れ、
両環状枠と、その間に透過シートを重合状態に保持する
保持片4Bを夫々設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は濾過器としても、
篩器としても使用できる濾過器兼篩器に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装用スプレーガンには塗料をガンに供
給するカップが付属しているが、カップの容量は大きく
ても1立程度で少ないため、大量に塗装をする場合は何
回もカップに塗料を補給しなければならず、補給に手間
取り、塗装の作業効率が低下する。このため、バケツ式
の提手を有する容量4立程度のホッパ形で、開閉コック
を有する底の給液口に可撓チューブの一端部を連結し、
塗装用スプレーガンからは付属のカップを外し、ガンの
カップ取付口に上記チューブの他端部を連結し、提手を
適宜のフックに引掛けて吊下げ、ガンに塗料を供給する
通称ポリタンクを使用することが行われている。いずれ
の場合も、塗料のなかに異物が含まれていると、その異
物がスプレーガンの中に浸入し、スプレーガンのノズル
を詰まらせ、塗料をスプレーすることができなくなる。
この傾向は、前日などに使い残した塗料を再使用する場
合に多く発生する。こうなると塗装作業を中断し、スプ
レーガンを分解し、ノズルに詰まっている異物を除去し
なければならず、非常に手数がかゝり、手も汚れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、スプレーガン
のカップや、前述のポリタンクなど容器の大きさに対応
したメガホン形の紙製円錐筒の小径開口部を、濾布(メ
ッシュ100〜200程度)を張って塞いだ使い捨て用
濾過器が市販されているので、それを使用し、スプレー
ガンのカップやポリタンクに入れる塗料を濾過してい
る。この濾過器は、メガホン形の紙製円錐筒の小径開口
部に濾布を取付けて塞ぐのに手数がかゝるため比較的高
価であり、1回使用しただけで捨てるのは省資源に反す
る。更に、濾過面積はメガホン形の円錐筒の小径開口部
の開口面積に依存するので、円錐筒内に大径部から入れ
た塗料の全量を濾過し終わるまで非常に時間がかゝる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解消し、篩器としても使用できる濾過器を提供する
ために開発されたもので、請求項1の濾過器兼篩器は、
環状枠、上記環状枠から半径方向外向きに突出した把手
を有する虫メガネ形の、同大の上フレーム及び下フレー
ムと、上記上下の両フレームの重合した環状枠の間に周
縁部を挟まれて支持される可撓な透過シートとからな
り、上記下フレームの環状枠には外周側と内周側とに円
周方向に一定の間隔を保って同心状の複数の外側弧状ス
リットと、内側弧状スリットとを設け、上フレームの環
状枠の下面には上記外側弧状スリットと同心状で、同じ
間隔を円周方向に保った複数の下向き突起と、内側弧状
スリットと同心状で、同じ間隔を円周方向に保ち、上記
下向き突起と位相を異にし、且つ下向き長さが上記下向
き突起よりも短く、下向き突起が上記外側弧状スリット
の間隔上に位置しているときは内側弧状スリットの上面
から上に離れ、下向き突起が外側弧状スリットに突入し
たときは内側弧状スリットに突入する下向き刺片とを設
け、上フレームの環状枠に半径方向外向きに突出した複
数の張り出し片を、下フレームの環状枠には、両フレー
ムの環状枠を重合状態で回動し、両環状枠の半径方向に
突出した把手が上下に重なったときに、下フレームの環
状枠の上記張り出し片と、上記透過シートの周縁部の一
部とを受入れ、両環状枠と、その間に透過シートを重合
状態に保持する。更に、請求項2の濾過器兼篩器は、環
状枠、上記環状枠から半径方向外向きに突出した把手を
有する虫メガネ形の、同大の上フレーム及び下フレーム
と、上記上下の両フレームの重合した環状枠の間に周縁
部を挟まれて支持される可撓な透過シートとからなり、
上記下フレームの環状枠には円周方向に一定の間隔を保
って同心状の複数の弧状スリットを設け、上フレームの
環状枠の下面には上記弧状スリットと同心状で、同じ間
隔を円周方向に保った複数の下向き突起と、この下向き
突起と位相を異にし、且つ下向き長さが上記下向き突起
よりも短く、下向き突起が上記弧状スリットの間隔上に
位置しているときは弧状スリットの上面から上に離れ、
下向き突起が弧状スリットに突入したときは一緒に弧状
スリットに突入する下向き刺片とを設け、上フレームの
環状枠に半径方向外向きに突出した複数の張り出し片
を、下フレームの環状枠には、両フレームの環状枠を重
合状態で回動し、両環状枠の半径方向に突出した把手が
上下に重なったときに、下フレームの環状枠の上記張り
出し片と、上記透過シートの周縁部の一部とを受入れ、
両環状枠と、その間に透過シートを重合状態に保持する
保持片を夫々設けたことを特徴とする。請求項1、請求
項2のどちらの濾過器兼篩器も、上フレームの把手が張
り出し片を兼ね、下フレームの把手が保持片を兼ねるよ
うにしていてもよいし、上フレームの環状枠の内周と、
下フレームの環状枠の内周とに回動可能に嵌合する円筒
部を設けてもよい。又、下フレームの各張り出し片に下
向きのストッパを設けることが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2は請求項1の一実施
例、図3、図4は請求項2の一実施例であり、両実施例
は虫メガネ形の、ほゞ同大の、例えばプラスチックで成
形された上フレームAと、下フレームBとを有する。上
フレームAと下フレームBは内外に回転自在に嵌合する
円筒部1A、1B(下フレームの円筒部1Bの内周に上
フレームの円筒部1Aが嵌合する。)と、上記各円筒部
1A、1Bの外周から鍔状に張り出した環状枠2A、2
Bと、各環状枠から半径方向外向きに突出した把手3
A、3Bとを有し、環状枠2Aと2Bとは外径が同一で
あり、把手3Aと3Bとは図2(B)、図4(B)で示
したように上下に重なることができる。つまり、上、下
のフレームAとBとは、環状枠2A、把手3Aと、環状
枠2B、把手3Bとを有するのでほゞ同大の虫メガネ形
なのである。
【0006】下フレームの環状枠2Bは円周方向に等間
隔の複数の扇形領域b、図示の実施例では中心角45゜
の8つの扇形領域b…を有する。
【0007】又、上フレームAは環状枠2Aの回りから
把手3Aよりも短く半径方向外向きに突出する複数の張
り出し片4A…、同じく下フレームBは環状枠2Bの回
りから把手3Bよりも短く半径方向外向きに突出する複
数の張り出し片4B…を有し、各保持片4Bは張り出し
片3Aを受入れて保持する逆L字形の保持部5を上面に
備えている。図示の実施例では張り出し片4A、保持片
4Bは環状枠の回りに把手3A、3Bに対して90゜の
位相で設けられた2つと、180゜の位相で設けられた
合計3つからなる。尚、把手3Aの途中には張り出し片
4Aに対応した張り出し部3A′が形成してあり、把手
3Bの途中には保持部5に対応した逆L字形の保持部3
B′が設けてある。
【0008】又、図示の実施例は、図2(A)、図4
(A)に示したように、把手3Aと3Bとが円周方向に
中心角α(約20゜)だけ離れ、張り出し片4A、張り
出し部3A′と保持片4B、保持部3B′が上下に重な
らない状態にするための目印としての矢示6Aと6Bが
あり、矢示6Aは環状枠2Aの、把手3Aの近くに、矢
示6Bは把手3B上に設けてある。矢示6Aと6Bを一
致させた図2(A)、図4(A)の状態で上フレームA
の環状枠2Aを下フレームBの環状枠2Bに対し反時計
方向に回動して把手3Aと3Bとを重ねると(図2B、
図4B)、把手3B上の矢示6Bは把手3Bの上に重な
った把手3Aで隠されて見えなくなるが、環状枠2Aの
張り出し片4Aと把手3Aの張り出し部3A′は環状枠
2Bの保持片4Bに設けられた逆L字形の保持部5と、
把手3Bの保持部3B′の下に潜って保持片4Bや保持
部3B′の上に重なり、上フレームAの環状枠2Aの下
面と下フレームBの環状枠2Bの上面とは強く面接触す
る。
【0009】環状枠2Aを時計方向に回動する際、張り
出し片4Aが当初は保持部5の下に入り易くし、次いで
入って潜り込むにつれ張り出し片が保持部5の下面で次
第に下に押され環状枠2Aの下面と、環状枠2Bの上面
とが次第に強く圧接して面接触するよう、図5に示した
ように張り出し片4Aの上面と保持部5の下面にカム面
7A、7Bを設け、張り出し片4Aや張り出し部3A′
が完全に保持部5や3B′の下に潜り込むと、張り出し
片は保持部5の垂直壁部5″に当接して行き止まり、環
状枠Aを環状枠Bに対して反時計方向に回動すること
が、それ以上できないようにすることが好ましい。張り
出し片4Aや張り出し部3A′を保持部5や3B′の下
から脱出させ、上フレームAと下クレームBとを分離で
きるようにするには環状枠Aを時計方向に回動して各張
り出し片4Aや張り出し部3A′を保持片4Bの保持部
5や保持部3B′の下から脱出させるだけでよい。
【0010】第1実施例と第2実施例の構成が共通して
いる部分は以上であり、以下、両実施例の固有の構成部
分と、その作用を個々に説明する。
【0011】請求項1の実施例では、下フレームBの環
状枠2Bに形成された中心角45゜の8つの各扇形領域
bは、内周側に該扇形領域の始端(b始)から反時計方
向に中心角約38゜の弧状長スリット11、外周側に該
扇形領域の始端(b始)から反時計方向に中心角約20
゜の弧状スペース12を保って中心角約18゜の弧状短
スリット13を有し、上記弧状長スリット11及び弧状
短スリット13から該扇形領域の終端(b終)までの間
は中心角約7゜の弧状スペース14になっている。8つ
の弧状長スリット11…は同心円状に、8つの弧状短ス
リット13は上記弧状長スリットの内側に同心円状に配
置されている(図1、図2参照)。
【0012】又、上フレームAの環状枠2Aは下面の内
周側に上記各弧状長スリット11に突入可能な8本の刺
片15を内周側に等間隔(中心角45゜の配置)で有
し、外周側に上記各弧状短スリット13に突入可能で、
下向き長さが上記刺片15よりも少し長い8本の突起1
6を、同様に円周方向に等間隔ではあるが、位相を45
゜/2違わせて有する。即ち、刺片15(突起16)の
円周方向の間隔の真中(中心角45゜/2の位置)に外
周と内周との違いはあるが、突起16(刺片15)が配
列されている。
【0013】そして、隣接した扇形領域では、1つの扇
形領域の反時計方向の終端(b終)が反時計方向に隣接
した他の扇形領域の始端(b始)を兼ね、時計方向の始
端(b始)が時計方向に隣接した他の扇形領域の終端
(b終)を兼ねる。
【0014】上フレームと下フレームの円筒部1A、1
Bを回動可能に嵌合し、把手3A、3Bの矢示6A、6
Bを一致させると、各刺片15は内周側の弧状長スリッ
ト11の途中上に位置し、各突起16は外周側の弧状ス
ペース14の終端部上に位置する(図2A)。この場
合、突起16の下向き長さが刺片よりも長いので、突起
16の下端は弧状スペース14の終端部に接触するが、
刺片15の下端は弧状長スリット11の上面から上に離
れる(図2A′)。
【0015】上記、図2(A、A′)の状態から、段落
0008、0009で述べたように把手3Aを持ち、上
フレームAの環状枠2Aを下フレームBの環状枠2B上
で反時計方向に回動し、矢示6Aを下フレームの矢示6
Bに一致させると、図2(B、B′)に示したように各
突起16は弧状短スリット13内に落ち込んで上フレー
ムAの環状枠2Aの下面と、下フレームBの環状枠2B
上面とは、張り出し片4Aなどと保持片4Bなどの作用
で強く面接触し、これに伴い各刺片15も弧状長スリッ
ト11内に落ち込む。
【0016】濾過器として使用するには、メッシュ10
0〜200程度で、大きさは環状枠2A、2Bの直径よ
りも大きい円形、又は環状枠の直径よりも長い長さを一
辺とする正方形の濾布を使用し、篩器として使用するに
は濾布よりもメッシュが大で、同様な大きさの円形や、
正方形の可撓な篩用布や金網の篩シートを使用する。濾
布と、篩シートを総称して可撓な透過シートCと記す。
【0017】濾布である透過シートCを使用し、濾過器
として使用するには、上フレームAと下フレームBとを
分解し、下フレームB上に濾布の透過シートCを載せ、
その上に矢示6Aを矢印6Bに一致させて上フレームA
を重ねて図2(A、A′)の状態にする。この状態では
段落0014で述べたように各刺片15の下端は弧状長
スリット11の上面から上に離れ、各突起16の下端は
弧状スペース14の終端部上に濾布を介して接触する。
【0018】この状態で濾布(透過シートC)の中心部
を指で下に押すなどして弛ませ、濾布を茶漉し状の下向
きに膨らんだ袋C′に形成する。この際、透過シートC
の周縁部は下フレームの弧状スペース14の終端部上に
接触しようとする各突起16の下で半径方向内向きにず
れ動く。
【0019】濾布シートの上記半径方向内向きのずれ動
きを容易にするため、各突起16の下端は図示のように
半球面にしておくことが好ましい。
【0020】こうして濾布に下向きに膨らんだ茶漉し状
の袋C′が形成できたら、上下両フレームA、Bを回動
して把手6Aと6Bを上下に重ね、図2(B)の状態に
する。これにより各刺片15は濾布の周縁部を刺して弧
状長スリット11中に落ち込み、各突起16は弧状短ス
リット13に落ち込んで濾布の周縁部を弧状短スリット
13中に上から押し込み、環状枠2Aの下面は、張り出
し片などと保持片などとのカム作用で濾布の周縁部を強
く挟んで環状枠2Bの上に強く面接触し、茶漉し状の袋
部C′が形成された透過シートCの周縁部を不動に保持
し、図6に示した濾過器になる。
【0021】このとき濾布の周縁部は、図5(B、C)
に示したように、保持部5の下に潜り込もうとする張り
出し片4Aによって一緒に保持部の下に押し込まれ、且
つ濾布の終縁部を刺して弧状長スリット中に落ち込む刺
片15や、濾布の周縁部を下に押して弧状短スリット中
に押し込む突起16の作用で濾布は環状枠2A、2Bに
挟まれながら円周方向に移動するが、茶漉し状の袋部
C′はその形態を維持する。
【0022】従って、図7に示すように上下に重なった
上下のフレームの環状枠や、半径方向外向きに突出する
保持片4Bと上下に重なった把手3A、3Bを塗料容器
の縁の上に載せ、下向きに膨らんだ濾布の袋部C′のな
かに塗料を入れることにより袋部C′の全面から濾過さ
れた塗料が容器内に流れ落ち、滴下する。このようにし
て、濾布の広い面積を使用して塗料を迅速に濾過でき
る。この場合、上下のフレームの把手3A、3Bは上下
に重なって一体になっているので塗料容器の上に載せた
り、容器の上から外したりする取扱いが容易に行える。
【0023】濾過が終わったら両フレームの把手3A、
3Bで操作して上下のフレームを逆方向に回動して張り
出し片4Aを保持部5の下から脱出させたのち上フレー
ムAを下フレームBから上に離して分解し、塗料を濾過
した濾布Cを外して廃棄し、両フレームA、Bに塗料が
付着して汚れていたら溶剤などで洗って汚れを除去し、
再使用する。
【0024】篩器として使用する場合は篩用布や金網な
どの篩シートになる透過シートCを下フレームB上に載
せ、その上に段落0017で述べたように上フレームA
を重ねる。そして、濾過シートを弛ませて茶漉し状の袋
C′を形成する必要がないから、透過シートの周縁部を
外方に引張って突起16の下でずれ動かし、篩用の透過
シートCを上下の両環状枠の内周の内部で緊張させ、そ
れから把手3A、3Bが上下に重なるように環状枠2
A、2Bを回動し、図2(B、B′)の状態にして篩用
の透過シートを段落0020で述べたように不動に保持
する。
【0025】従って、上下に重なった環状枠や張り出し
片を容器の縁の上に載せ、緊張している篩シートの上に
物を供給したり、擦り付けたりし、篩シートの布目や網
目を通ったものを容器のなかに集めることができ、この
場合も、上下に重なった両フレームの把手3A、3Bは
一体になっているので容器の上に載せたり、容器の上か
ら外したりする取扱いが容易に行える。
【0026】篩い作業が終わったら両フレームの把手3
A、3Bで操作して、上のフレームの環状枠2Aを下の
フレームの環状枠2Bの上から外して両フレームを分解
し、篩シートを外して織目や網目に詰まった物を、洗う
などして除去し、再使用する。
【0027】請求項2の実施例では、下フレームBの環
状枠2Bに形成された中心角45゜の8つの各扇形領域
bは、該扇形領域の始端(b始)から反時計方向に中心
角約38゜の弧状スリット21、上記弧状スリット21
から該扇形領域の終端(b終)までの間は中心角約7゜
の弧状スペース22になっている(図3、4参照)。
【0028】又、上フレームAの環状枠2Aは下面の内
周側に上記各弧状スリット21に突入可能な8本の刺片
23を等間隔(中心角45゜の配置)で有すると共に、
上記各弧状スリット21に突入可能で、下向き長さが上
記刺片23よりも少し長い8本の突起24を、同様に円
周方向に等間隔ではあるが、位相を45゜/2違わせて
有する。即ち、刺片23(突起24)の円周方向の間隔
の真中(中心角45゜/2の位置)に突起24(刺片2
3)が配列されている。
【0029】そして、隣接した扇形領域では、1つの扇
形領域の反時計方向の終端(b終)が反時計方向に隣接
した他の扇形領域の始端(b始)を兼ね、時計方向の始
端(b始)が時計方向に隣接した他の扇形領域の終端
(b終)を兼ねる。
【0030】上フレームと下フレームの円筒部1A、1
Bを回動可能に嵌合し、把手3A、3Bの矢示6A、6
Bを一致させると、各刺片23は弧状スリット21の途
中上に位置し、各突起24は弧状スペース22上に位置
する(図4A)。この場合、突起24の下向き長さが刺
片よりも長いので、突起24の下端は弧状スペース22
に接触するが、刺片23の下端は弧状スリット21の上
面から上に離れる(図4A′)。
【0031】上記、図4(A、A′)の状態から、段落
0008、0009で述べたように把手3Aを持ち、上
フレームAの環状枠2Aを下フレームBの環状枠2B上
で反時計方向に回動し、矢示6Aを下フレームの矢示6
Bに一致させると、図4(B、B′)に示したように各
突起24は弧状スリット21内に落ち込んで上フレーム
Aの環状枠2Aの下面と、下フレームBの環状枠2B上
面とは、張り出し片4Aなどと保持片4Bなどの作用で
強く面接触し、これに伴い各刺片23も弧状スリット2
1内に落ち込む。
【0032】濾過器として使用するには、メッシュ10
0〜200程度で、大きさは環状枠2A、2Bの直径よ
りも大きい円形、又は環状枠の直径よりも長い長さを一
辺とする正方形の濾布を使用し、篩器として使用するに
は濾布よりもメッシュが大で、同様な大きさの円形や、
正方形の可撓な篩用布や金網の篩シートを使用する。濾
布と、篩シートを総称して可撓な透過シートCと記す。
【0033】濾布である透過シートCを使用し、濾過器
として使用するには、上フレームAと下フレームBとを
分解し、下フレームB上に濾布の透過シートCを載せ、
その上に矢示6Aを矢印6Bに一致させて上フレームA
を重ねて図4(A、A′)の状態にする。この状態では
段落0014で述べたように各刺片23の下端は弧状ス
リット21の上面から上に離れ、各突起24の下端は弧
状スペース22の上に濾布を介して接触する。
【0034】この状態で濾布(透過シートC)の中心部
を指で下に押すなどして弛ませ、濾布を茶漉し状の下向
きに膨らんだ袋C′に形成する。この際、透過シートC
の周縁部は下フレームの弧状スペース22の終端部上に
接触しようとする各突起24の下で半径方向内向きにず
れ動く。
【0035】濾布シートの上記半径方向内向きのずれ動
きを容易にするため、各突起24の下端は図示のように
半球面にしておくことが好ましい。
【0036】こうして濾布に下向きに膨らんだ茶漉し状
の袋C′が形成できたら、上下両フレームA、Bを回動
して把手6Aと6Bを上下に重ね、図4(B)の状態に
する。これにより各刺片23は濾布の周縁部を刺して弧
状スリット21中に落ち込み、各突起24は弧状スリッ
ト21に落ち込んで濾布の周縁部を弧状短スリット21
中に上から押し込み、環状枠2Aの下面は、張り出し片
などと保持片などとのカム作用で濾布の周縁部を強く挟
んで環状枠2Bの上に強く面接触し、茶漉し状の袋部
C′が形成された透過シートCの周縁部を不動に保持
し、図6に示した濾過器になる。
【0037】このとき濾布の周縁部は、図5(B、C)
に示したように、保持部5の下に潜り込もうとする張り
出し片4Aによって一緒に保持部の下に押し込まれ、且
つ濾布の終縁部を刺して弧状長スリット中に落ち込む刺
片23や、濾布の周縁部を下に押して弧状スリット中に
押し込む突起16の作用で濾布は環状枠2A、2Bに挟
まれながら円周方向に移動するが、茶漉し状の袋部C′
はその形態を維持する。
【0038】従って、図7に示すように上下に重なった
上下のフレームの環状枠や、半径方向外向きに突出する
保持片4Bと上下に重なった把手3A、3Bを塗料容器
の縁の上に載せ、下向きに膨らんだ濾布の袋部C′のな
かに塗料を入れることにより袋部C′の全面から濾過さ
れた塗料が容器内に流れ落ち、滴下する。このようにし
て、濾布の広い面積を使用して塗料を迅速に濾過でき
る。この場合、上下のフレームの把手3A、3Bは上下
に重なって一体になっているので塗料容器の上に載せた
り、容器の上から外したりする取扱いが容易に行える。
【0039】濾過が終わったら両フレームの把手3A、
3Bで操作して上下のフレームを逆方向に回動して張り
出し片4Aを保持部5の下から脱出させたのち上フレー
ムAを下フレームBから上に離して分解し、塗料を濾過
した濾布Cを外して廃棄し、両フレームA、Bに塗料が
付着して汚れていたら溶剤などで洗って汚れを除去し、
再使用する。
【0040】篩器として使用する場合は篩用布や金網な
どの篩シートになる透過シートCを下フレームB上に載
せ、その上に段落0017で述べたように上フレームA
を重ねる。そして、濾過シートを弛ませて茶漉し状の袋
C′を形成する必要がないから、透過シートの周縁部を
外方に引張って突起24の下でずれ動かし、篩用の透過
シートCを上下の両環状枠の内周の内部で緊張させ、そ
れから把手3A、3Bが上下に重なるように環状枠2
A、2Bを回動し、図4(B、B′)の状態にして篩用
の透過シートを段落0020で述べたように不動に保持
する。
【0041】従って、上下に重なった環状枠や張り出し
片を容器の縁の上に載せ、緊張している篩シートの上に
物を供給したり、擦り付けたりし、篩シートの布目や網
目を通ったものを容器のなかに集めることができ、この
場合も、上下に重なった両フレームの把手3A、3Bは
一体になっているので容器の上に載せたり、容器の上か
ら外したりする取扱いが容易に行える。
【0042】篩い作業が終わったら両フレームの把手3
A、3Bで操作して、上のフレームの環状枠2Aを下の
フレームの環状枠2Bの上から外して両フレームを分解
し、篩シートを外して織目や網目に詰まった物を、洗う
などして除去し、再使用する。
【0043】そして、下フレームの各張り出し片には該
フレームの中心から等しい距離を保ってストッパ8を設
けておく。
【0044】
【発明の効果】請求項1、請求項2により濾過用の透過
シートを使い捨てするだけでよい濾過器兼用の篩器が得
られる。そして、下フレームの円筒部の内周に上フレー
ムの円筒部を嵌合することによって、回転可能に組立て
ることで、組立て状態で上フレームと下フレームが分解
することはない。又、下フレームの各張り出し片に中心
から等しい距離を保ってストッパを設けておくことによ
り、濾過するため、或いは篩いとして使用するために容
器の上に載せたとき、ストッパが容器の縁に当接するの
で容器の上からずれ落ちることが防げる。請求項1で
は、下フレームの環状枠の外周側と内周側に外側弧状ス
リットと内側弧状スリットとを同心状に内外二重に設け
る必要があるが、請求項2では弧状スリットを一重に設
けるだけでよいため、請求項1に較べて請求項2は外径
の小さな濾過器兼篩器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の下フレームの上で、上フレームを裏
返して示した両フレームの斜視図。
【図2】(A)は図1の上フレームと下フレームを組立
て、把手を開いた状態の一部欠截平面図、(A′)は同
上のA′−A′線での縦断面図、(B)は図1の上フレ
ームと下フレームを組立て、把手を閉じて重ねた状態の
一部欠截平面図、(B′)は同上のB′−B′線での縦
断面図。
【図3】請求項2の下フレームの上で、上フレームを裏
返して示した両フレームの斜視図。
【図4】(A)は図3の上フレームと下フレームを組立
て、把手を開いた状態の一部欠截平面図、(A′)は同
上のA′−A′線での縦断面図、(B)は図3の上フレ
ームと下フレームを組立て、把手を閉じて重ねた状態の
一部欠截平面図、(B′)は同上のB′−B′線での縦
断面図。
【図5】(A)は張り出し片と保持片の斜視図、(B)
は張り出し片が保持片に向かって動いた当初の説明図、
(C)は張り出し片が保持片の内部に潜り込み、透過シ
ートの周縁部を咬えた状態の説明図。
【図6】濾過器として組立てた状態の斜視図。
【図7】濾過を行っている状態の斜視図。
【符号の説明】
A 上フレーム B 下フレーム 1A、1B 円筒部 2A、2B 環状枠 3A、3B 把手 4A 張り出し片 4B 保持片 5 保持片の保持部 11 弧状長スリット 12 弧状スペース 13 弧状短スリット 14 弧状スペース 15 刺片 16 突起 21 弧状スリット 22 弧状スペース 23 刺片 24 突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状枠、上記環状枠から半径方向外向き
    に突出した把手を有する虫メガネ形の、同大の上フレー
    ム及び下フレームと、上記上下の両フレームの重合した
    環状枠の間に周縁部を挟まれて支持される可撓な透過シ
    ートとからなり、上記下フレームの環状枠には外周側と
    内周側とに円周方向に一定の間隔を保って同心状の複数
    の外側弧状スリットと、内側弧状スリットとを設け、上
    フレームの環状枠の下面には上記外側弧状スリットと同
    心状で、同じ間隔を円周方向に保った複数の下向き突起
    と、内側弧状スリットと同心状で、同じ間隔を円周方向
    に保ち、上記下向き突起と位相を異にし、且つ下向き長
    さが上記下向き突起よりも短く、下向き突起が上記外側
    弧状スリットの間隔上に位置しているときは内側弧状ス
    リットの上面から上に離れ、下向き突起が外側弧状スリ
    ットに突入したときは内側弧状スリットに突入する下向
    き刺片とを設け、上フレームの環状枠に半径方向外向き
    に突出した複数の張り出し片を、下フレームの環状枠に
    は、両フレームの環状枠を重合状態で回動し、両環状枠
    の半径方向に突出した把手が上下に重なったときに、下
    フレームの環状枠の上記張り出し片と、上記透過シート
    の周縁部の一部とを受入れ、両環状枠と、その間に透過
    シートを重合状態に保持する保持片を夫々設けたことを
    特徴とする濾過器兼篩器。
  2. 【請求項2】 環状枠、上記環状枠から半径方向外向き
    に突出した把手を有する虫メガネ形の、同大の上フレー
    ム及び下フレームと、上記上下の両フレームの重合した
    環状枠の間に周縁部を挟まれて支持される可撓な透過シ
    ートとからなり、上記下フレームの環状枠には円周方向
    に一定の間隔を保って同心状の複数の弧状スリットを設
    け、上フレームの環状枠の下面には上記弧状スリットと
    同心状で、同じ間隔を円周方向に保った複数の下向き突
    起と、この下向き突起と位相を異にし、且つ下向き長さ
    が上記下向き突起よりも短く、下向き突起が上記弧状ス
    リットの間隔上に位置しているときは弧状スリットの上
    面から上に離れ、下向き突起が弧状スリットに突入した
    ときは一緒に弧状スリットに突入する下向き刺片とを設
    け、上フレームの環状枠に半径方向外向きに突出した複
    数の張り出し片を、下フレームの環状枠には、両フレー
    ムの環状枠を重合状態で回動し、両環状枠の半径方向に
    突出した把手が上下に重なったときに、下フレームの環
    状枠の上記張り出し片と、上記透過シートの周縁部の一
    部とを受入れ、両環状枠と、その間に透過シートを重合
    状態に保持する保持片を夫々設けたことを特徴とする濾
    過器兼篩器。
  3. 【請求項3】 請求項1と請求項2のどれか1項に記載
    の濾過器兼篩器において、上フレームの把手は張り出し
    片を兼ね、下フレームの把手は保持片を兼ねていること
    を特徴とする濾過器兼篩器。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のどれか1項に記載の濾
    過器兼篩器において、上フレームの環状枠の内周と、下
    フレームの環状枠の内周とに回動可能に嵌合する円筒部
    を設けたことを特徴とする濾過器兼篩器。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のどれか1項に記載の濾
    過器兼篩器において、下フレームの各張り出し片に下向
    きのストッパを設けたことを特徴とする濾過器兼篩器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108499210A (zh) * 2018-04-12 2018-09-07 潘玉娇 一种用于电缆的绝缘涂料生产加工工艺

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