JP2003052702A - 縫合器 - Google Patents

縫合器

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JP2003052702A JP2001247425A JP2001247425A JP2003052702A JP 2003052702 A JP2003052702 A JP 2003052702A JP 2001247425 A JP2001247425 A JP 2001247425A JP 2001247425 A JP2001247425 A JP 2001247425A JP 2003052702 A JP2003052702 A JP 2003052702A
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suture needle
suture
slider
needle
suturing
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Takashi Saito
俊 斉藤
Masao Oka
正朗 岡
Soji Iwanaga
聡司 岩永
Shoichi Hazama
彰一 硲
Akira Tankoku
章 丹黒
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Original Assignee
Individual
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    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/062Needle manipulators
    • A61B17/0625Needle manipulators the needle being specially adapted to interact with the manipulator, e.g. being ridged to snap fit in a hole of the manipulator
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫合糸と縫合針とを使用する操作が簡単な縫
合器を提供する。 【解決手段】 往復動する往復動部材11を保持する支
持管11aの先端側に、被縫合部である生体組織40を
差し込む間欠部を途中に設けたリング状の縫合針ガイド
20を設ける。縫合針ガイド20内に円弧状の縫合針3
0を回転可能に収納する。縫合針ガイド20の一方の半
リング域にスライダ13aを、他方の半リング域にスラ
イダ13bを収納する。スライダ13a、13bを、往
復動部材11とは第1リンク12a、12bを介して、
リンク固定部21とは、第2リンク14a、14bを介
して連結する。かかる往復動スライダ・クランク機構に
より、操作レバ11cを操作して往復動部材11を往復
動させ、スライダ13a、13bを半リング域で往復動
させることにより縫合針30を連続回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の傷口や、手
術時に開口した開口部における断列部などの縫合を必要
とする被縫合部を縫合する縫合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外科手術において生体組織を縫合
する場合には、術者は曲率を持った縫合針を鉗子などの
持針器で把持して縫合していた。かかる縫合技術は、外
科手術において極めて重要な手技の一つであり、術者に
は、十分な訓練と熟達とが求められていた。
【0003】近年は、内視鏡下手術が盛んに行われるよ
うになり、身体内で極めて細かな縫合を行う場合が増え
てきた。目視で確認できる程の十分な大きさの部位を縫
合する場合とは異なり、極めて慎重な注意と、器用さが
求められることとなる。しかし、かかる縫合技術は、内
視鏡下手術にかぎらず、短期間で習得できるものではな
い。
【0004】そこで、かかる縫合技術を自動化する試み
が盛んに提案されてきた。既に、幾つかは、実際の手術
に使用され、消化器外科、胸部外科、泌尿器科手術で
は、吻合、縫合などに際して、従来の手縫いから脱却し
て、種々の縫合器が採用されている。しかし、かかる縫
合器の多くは、縫合糸を用いて手技で縫う従来の縫合技
術を踏襲する方式ではなく、殆どが、ステーブルを打ち
込むことにより縫合する構成を採用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、近年提案
されている自動縫合器は、ステーブルを採用した方式の
ものが多いが、縫合場所によっては、縫合糸を用いた縫
合のほうが好ましい場合も多い。
【0006】しかし、かかる縫合技術は、かなりの訓練
を積むことにより十分に熟達することが求められ、手術
件数が増大する今日では、その求めに十分に応じられな
いのが現実である。また、ステーブルを利用した自動縫
合器が普及された今日、縫合糸を使用した縫合手術を経
験することも少なくなっている。
【0007】また、手技による縫合糸、縫合針とを用い
る縫合手術は、極めて神経を使い極度の疲労を伴うもの
で、時間もかかるものである。
【0008】そこで、本発明者は、ステーブルを用いた
縫合にはない利点を有する縫合糸を用いた縫合を、従来
より短時間で、且つ、それ程の熟達を必要とせずに行え
る技術の開発が急務と考えた。
【0009】本発明の目的は、ステーブルを用いること
なく、簡単な操作で、縫合糸と縫合針とを使用する縫合
器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決する手段】本発明は、身体の傷口、手術開
口部などの被縫合部を縫合する縫合器であって、リング
途中に前記被縫合部を差し込む間欠部が形成されたリン
グ状の縫合針ガイドと、前記縫合針ガイドに沿って回転
可能に設ける円弧状の縫合針と、前記縫合針を前記縫合
針ガイドに沿って進行させる往復スライダ・クランク機
構とを有することを特徴とする。
【0011】前記往復スライダ・クランク機構とは、リ
ング状の前記縫合針ガイドに設定される半リング域の各
々に、各々の前記半リング域に沿って往復動可能にそれ
ぞれ設けられたスライダと、往復動する往復動部材と、
前記往復動部材と各々の前記スライダとを各々連結する
リンクとを有し、前記往復動部材の往復動に合わせて各
々の前記リンクを介して、各々の前記スライダを各々の
前記半リング域に沿って往復動させる機構であり、前記
縫合針は、各々の前記スライダにより、前記縫合針ガイ
ドに沿って回転することを特徴とする。
【0012】前記縫合針には、進行方向に向かって先細
りのテーパを有する返部が設けられ、前記スライダに
は、前記縫合針の通過側に向けてシャッタが設けられ、
前記縫合針は、前記返部の前記テーパで前記シャッタを
開けてスライダ側を通過し、通過後は、前記返部を前記
シャッタで押して前記縫合針が進行させられることを特
徴とする。
【0013】前記縫合針ガイドには、前記縫合針の通過
側に向けてシャッタを有し、進行方向に向かって先細り
のテーパを有する返部を設けた前記縫合針を、前記テー
パで前記シャッタを開けさせて通過させ、通過後は、前
記返部で前記縫合針の逆行を阻止するストッパが設けら
れていることを特徴とする。前記縫合針には、前記返部
が、針先と針末端部とに少なくとも設けられていること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の縫合器の
全体の様子を示す正面図である。図2は、図1の縫合器
の往復スライダ・クランク機構部を部分的に拡大して模
式的に表示した要部拡大説明図である。
【0015】本発明の縫合器は、傷口、手術開口部など
の身体の断列部を縫合する器具であって、図1、2に示
すように、往復スライダ・クランク機構10(図2中、
かかる機構部を四角で囲んで表示)により、略リング状
に形成した縫合針ガイド20内に沿って、略円弧状に形
成した縫合針30を連続的に回転させるように構成され
ている。なお、図1、2に示す場合には、説明が分かり
易いように、機構部を見える状態で示しているが、実際
の製品としては、かかる機構部をカバーなどで隠すよう
にしておけばよい。
【0016】往復スライダ・クランク機構10は、直線
状に往復動する往復動部材11と、往復動部材11にピ
ン連結された2本の第1リンク12a、12bと、前記
リング状のガイド20内に沿って往復動するスライダ1
3a、13bと、スライダ13a、13bで、第1リン
ク12a、12bとピン連結される第2リンク14a、
14bとから構成されている。
【0017】上記スライダ13a、13bは、図2に示
すように、縫合針ガイド20に対して設定される半リン
グ域20a、20bにそれぞれ設けられている。半リン
グ域20a、20bは、図2に示すように、往復動部材
11の移動方向に想定した軸線aで仮想的に分けて構成
されるリング状の縫合針ガイド20のそれぞれの半リン
グ状の区域を言うものとする。勿論、両半リング域は、
物理的に何ら隔壁などで隔てられるものではない。あく
まで、仮想的に設定しておけばよい。
【0018】また、第1リンク12aと、第1リンク1
2bとは同一腕長さを有し、図2に示すように、往復動
部材11の先端側で、それぞれの一端側がピン連結され
ている。第1リンク12aの他端側は、スライダ13a
で、第2リンク14aの一端側とピン連結されている。
第1リンク12bの他端側も、同様に、スライダ13b
で、第2リンク14bの一端側とピン連結されている。
第2リンク14a、14bのそれぞれの他端側は、リン
グ状の縫合針ガイド20の内方に張り出したリンク固定
部21にピン連結されている。
【0019】往復動部材11は、図1に示すように、水
平方向に伸ばした支持管11a内に保持され、支持管1
1aの後端側には、把持部11bが下方に延設されてい
る。把持部11bに対して、図中の矢印方向に、引いた
り、離したりする操作レバ11cが設けられている。操
作レバ11cは、ばね15により付勢が付けられ、通常
は開いた状態にされている。操作レバ11cが開いた状
態では、図1に示すように、往復動部材11は、支持管
11a内に引き込まれた状態になっている。
【0020】支持管11aの先端側には、リング状の縫
合針ガイド20が設けられ、支持管11a内に保持され
た往復動部材11の軸方向を基準としてその上下方向
に、半リング域20a、20bにそれぞれ離されてスラ
イダ13a、13bが縫合針ガイド20内にスライド可
能に保持されている。
【0021】このようにスライダ13a、13bが離し
て設けられているため、第1リンク12a、12bは、
図1に示すように、それぞれの先端が往復動部材11の
先端から開いた状態でピン連結されている。第2リンク
14a、14bも、リンク固定部21からそれぞれの先
端が開いた状態でピン連結されている。そこで、支持管
11a内に保持された往復動部材11が図1に示すよう
な引き込まれた状態から、操作レバ11cを引いて押し
出されると、すなわち、往復動部材11が図面左側に移
動すると、第1リンク12a、12bがそれぞれのスラ
イダ13a、13bを縫合針ガイド20内を反対方向に
回転させるように力を及ぼすこととなる。
【0022】縫合針ガイド20は、図3(A)に示すよ
うに、平面リング状に形成され、リング途中に、縫合し
ようとする断列部などを挟むための差込み用の間欠部2
2が設けられている。図2には、間欠部22に、縫合し
ようとする生体組織40を挟んだ状態を模式的に示し
た。なお、図3(A)では、図1、2などの他の図では
略記した第1リンク12a、12b、第2リンク14
a、14bのピン連結の様子を、分かるように示した。
【0023】縫合針ガイド20は、図3(A)のA−A
断面である図3(B)に示すように、上面は平らに形成
され、下面は縫合針30が円滑にガイドされるように円
弧状の管に形成されている。
【0024】さらに、かかる構成の縫合針ガイド20内
には、図3(A)に示すように、その間欠部22側に、
縫合針30の逆転防止用のストッパ25が設けられてい
る。ストッパ25は、図4(A)、(B)に示すよう
に、縫合針ガイド20の管内上方に固設され、管内下方
に向けて開口部26aを設けた駒26と、開口部26a
内に、ばね27を介して上下動可能に設けたシャッタ2
8とから構成されている。
【0025】シャッタ28の下面には、縫合針30の針
先31の先端傾斜に合わせたテーパ28aが設けられて
いる。かかる構成のシャッタ28は、通常は、テーパ2
8a側が、縫合針ガイド20内の底面側にばね27の付
勢により軽く押しつけられている。
【0026】この状態で、図4(C)に示すように、縫
合針30が縫合針ガイド20内を進行してくると、針先
31の傾斜面で、ばね27の付勢に抗してテーパ28a
を上方に押し上げるように進行する。図4(D)に示す
ように、針先31がテーパ28aを通過しきると、図4
(E)に示すように、針先31の通過直後の針胴体32
に、それまで針先31により押し上げられていたシャッ
タ28がばね27の付勢により速やかに下降することと
なる。
【0027】シャッタ28が針胴体32に降りた状態で
は、図4(E)に示すように、シャッタ28の正面28
b側が、針先31の返面31aと対面して、縫合針30
の逆行を防止することとなる。
【0028】次に、かかる構成の縫合針ガイド20内に
スライド可能に内装されるスライダ13(13a、13
b)について説明する。図5(A)に示すように、スラ
イダ13は、下方に向けて開口部131を設けた駒13
2に形成されている。駒132の外側面132a、内側
面132bは、それぞれ縫合針ガイド20の外周面、内
周面にそれぞれ合わせた曲率に形成されており、駒13
2が縫合針ガイド20内にスムーズ往復動できるように
収められている。
【0029】駒132の開口部131には、ばね133
を間に介して、上下動可能にシャッタ134が設けられ
ている。シャッタ134の下面には、縫合針30の針先
端部の傾斜に合わせたテーパ134aが設けられてい
る。かかる構成のシャッタ134は、通常は、テーパ1
34a側は、縫合針ガイド20内の底面側にばね133
の付勢により軽く押しつけられている。
【0030】この状態で、図5(B)に示すように、縫
合針30が縫合針ガイド20内を進行してくると、針先
31の傾斜面で、ばね133の付勢に抗してテーパ13
4aを上方に押し上げるように進行する。図5(C)に
示すように、針先31がテーパ134aを通過しきる
と、図5(D)に示すように、針先31の通過直後の針
胴体32に、それまで針先31により押し上げられてい
たシャッタ134がばね133の付勢により速やかに降
りることとなる。
【0031】シャッタ134が針胴体32に降りた状態
では、図5(D)に示すように、シャッタ134の正面
134b側が、針先31の返面31aと対面して、縫合
針30の逆進行を防止することとなる。図5(E)に
は、図5(D)の状態を、針先31正面側から見た様子
を示した。なお、図5では、説明が分かりやすいよう
に、スライダ13にピン連結する第1リンク12、第2
リンク14の構成は省いてある。
【0032】かかる構成のスライダ13をスライド可能
に収納した縫合針ガイド20は、さらに、図3(A)に
示すように、その上面には、縫合針ガイド20のリング
方向に沿って、C形リング状開口部23が開口されてい
る。リング状の縫合針ガイド20の管内にスライド可能
に内装されたスライダ13a、13bの上方に設けた第
1リンク12a、12b、第2リンク14a、14bの
ピン連結部がC形リング状開口に嵌められて、スライダ
13a、13bが円滑にスライドする際に、ピン連結部
が支障を起こさないようになっている。
【0033】なお、下面にも、図3(B)に示すよう
に、C形リング状に糸道24が設けられ、縫合針ガイド
20内を縫合針30が連続回転しても、縫合針30に繋
げた糸が絡まないようになっている。
【0034】次に、上記構成の本発明の縫合器に使用す
る縫合針30の構成について説明する。縫合針30は、
図6に示すように、縫合針ガイド20のリング径に合わ
せた曲率の略半円弧状に形成されている。先端には、鋭
角に尖った針先31が形成され、それに続いて略半円弧
状の長胴に形成された針胴体32が一体に設けられてい
る。
【0035】かかる針胴体32には、針先31の少し後
方位置と、略中央位置と、針末端とに、返部33a(3
3)、33b(33)、33c(33)がそれぞれ設け
られている。返部33は、針先31と同様の傾斜面のテ
ーパ34と、返面35とを有した形状に、針胴体32に
一体に形成されている。すなわち、針先31も返部33
と同様に見做すことができる。針末端に設けた返部33
cの返面35には糸30aが取り付けられる。
【0036】このように縫合針30には、針胴体32の
所定位置に返部33が設けられているため、縫合針30
が縫合針ガイド20内を進行して行く間に、3箇所の返
部33がそれぞれストッパ25を通過する度に、縫合針
30の逆転防止が図られることとなる。縫合針30は、
胴長の長い半円弧状に形成されているが、このように一
針長進行する間に、複数回の逆転防止機能が作用するこ
ととなり針の逆転防止が確実に行われることとなる。
【0037】次に、かかる縫合針30を、上記説明の往
復スライダ・クランク機構10を用いて、縫合針ガイド
20内を連続回転させる場合について説明する。
【0038】図7(A)には、支持管11a内に往復動
部材11が引き込まれた状態の様子が示されている。か
かる状態を初期状態として説明する。かかる初期状態で
は、操作レバ11cは、離れたままの自然状態である。
なお、図7では、分かりやすいように、往復スライダ・
クランク機構部を他の部分より拡大して示した。
【0039】かかる初期状態では、縫合針30は、縫合
針ガイド20の上方円弧内に静置して収納されている。
かかる収納状態では、針先31は、ストッパ25を通過
した位置で、間欠部22より手前位置に止まっている。
一方、針末端の返部33cは、その返面35に、縫合針
ガイド20内にスライド可能に収納されたスライダ13
aの正面134bが当接されて状態で待機されている。
【0040】かかる初期状態で、すなわち縫合針ガイド
20内に縫合針30が待機された初期状態で、先ず、親
指と人指し指との間を把持部11bにかけて片手で把持
部11bを握り、親指以外の指、例えば、人指し指を操
作レバ11cにかけてばね15に抗していっぱいに引く
と、図7(A)の矢印Y1のように往復動部材11が図
面左側に押し出されることとなる。往復動部材11の押
し出しにより、これにピン連結された第1リンク12
a、12bは押し出されて、第1リンク12a、12b
にピン連結されたスライダ13a、13bが反時計回り
の矢印Y2a、時計回りのY2b方向に押されることと
なる。
【0041】図7(B)には、このようにして、スライ
ダ13a、13bがそれぞれ矢印Y2a、Y2b方向に
いっぱいに押された状態を示している。かかる状態を、
第1押出状態と呼ぶことにする。第1押出状態では、縫
合針30は、その末端の返部33cがY2a方向にスラ
イドするスライダ13aに押されて、針先31は間欠部
22を通過し、縫合針30の後半側の針胴体32が間欠
部22に差しかかった状態になっている。
【0042】一方、スライダ13bはY2b方向にスラ
イドし、スライダ13aにより押されて進行してきた縫
合針30の針先31を通過させることとなる。スライダ
13bを縫合針30の針先31が通過するに際しては、
図5(B)、(C)で示したように、スライダ13bを
構成するシャッタ134を針先31が押し上げながら通
過することとなる。
【0043】スライダ13bは、図7(B)に示すよう
に、さらに進行する縫合針30の返部33a、33bを
も通過させ、図5(D)に示すと同様に、返部33bの
返面35にシャッタ134が当接した状態に至る。第1
押出状態では、操作レバ11cはいっぱいに引かれた状
態となっている。
【0044】次に、操作レバ11cに掛けていた親指以
外の指を緩めると、ばね15の付勢により、いっぱいに
押し出されていた往復動部材11が支持管11a内に引
き込まれることとなる。すなわち、往復動部材11は、
矢印Y3方向に引き戻されることとなる。これに合わせ
て、第1リンク12a、12bも時計方向の矢印Y3
a、反時計方向の矢印Y3b方向に引き戻される。
【0045】第1リンク12a、12bの戻りに合わせ
て、スライダ13a、13bも戻ることとなるが、スラ
イダ13bの戻りに際しては、第1押出状態ではスライ
ダ13bの正面が当接していた返部33bの返面35を
押出ながら戻ることとなる。すなわち、縫合針30は、
スライダ13bに押し出されながら進行することとな
る。これに併せて、それまでストッパ25の後方位置に
あった末端の返部33cも、図4(C)〜(E)で示す
要領で、ストッパ25を通過して行くこととなる。
【0046】このようにして進行する縫合針30の針先
31は、さらに、時計方向の矢印Y3aに沿って戻され
てきたスライダ13aを、図5(B)〜(D)に示す要
領で進行して、スライダ13aの正面が、返部33aの
返面35に当接した状態になる。
【0047】かかる状態を、図8(A)に示すように、
簡単に第1戻状態と呼ぶこととする。すなわち、第1戻
状態では、スライダ13aは返部33aに、スライダ1
3bは返部33bに当接した状態になっており、併せ
て、操作レバ11cも元にもどされた状態になってい
る。なお、図8では、分かりやすいように往復スライダ
・クランク機構部を他の部分より拡大して示した。
【0048】かかる第1戻状態では、第1リンク12
a、12b、スライダ13a、13b、第2リンク14
a、14bは、図7(A)で示した初期状態における位
置関係に戻っていることが分かる。
【0049】かかる第1戻状態から、再度操作レバ11
cを引くと、再び、往復動部材11は押し出される。往
復動部材11のY4方向への押出に合わせて、第1リン
ク12aは反時計回りの矢印Y4a方向に押し出され、
かかるスライダ13aに押された縫合針30は反時計方
向に進行することとなる。針先31は、ストッパ25を
通過した位置で、間欠部22の手前で止まっている。
【0050】一方、スライダ13bは、時計方向回りの
矢印Y4b方向に押し出され、反対方向に進行してくる
縫合針30の返部33cを、図5(B)〜(D)に示す
要領で、通過させることとなる。かかる状態を、第2押
出状態と、簡単によぶことにする。
【0051】かかる第2押出状態では、図8(B)に示
すように、スライダ13aは縫合針30の返部33aに
当接した状態であり、スライダ13bは縫合針30とは
かかわりのないフリーの状態となっている。併せて、操
作レバ11cもいっぱいに引かれた状態になっている。
【0052】かかる場合の第1リンク12a、12b、
スライダ13a、13b、第2リンク14a、14bの
それぞれの位置関係は、第1押出状態を示す図7(B)
におけるそれぞれの位置関係と同じになっていることが
分かる。
【0053】第2押出状態で、操作レバ11cに掛けて
いた親指以外の指を緩めると、ばね15の付勢により、
往復動部材11は再び、矢印Y5で示すように、支持管
11a内に引き戻される。往復動部材11の引き戻しに
合わせて、第1リンク12a、12bも引き戻されるこ
ととなる。
【0054】第1リンク12aの戻りに合わせてスライ
ダ13aも戻ることとなる。スライダ13aの戻りに際
しては、縫合針30の返部33b、33cを、図5
(B)〜(D)に示す要領で通過させながら戻ることと
なる。かかる返部33b、33cを時計方向回りにスラ
イダ13aが戻る際には、縫合針30を時計方向回りに
戻そうとする力が幾分か働くことがあるが、針先31の
返面31aがストッパ25に当接して、かかる縫合針3
0の逆転を確実に阻止することとなる。このようにし
て、再び、図7(A)に示す、初期状態に戻ることとな
る。
【0055】上記説明では、図7(A)の初期状態、図
7(B)の第1押出状態、図8(A)の第1戻状態、図
8(B)の第2押出状態、図7(A)の初期状態と区切
って説明したが、操作レバ11cを連続的に引いたり、
離したりすることにより、それに合わせて縫合針30は
連続回転することとなる。
【0056】併せて、操作レバ11bを引いたり、緩め
たりの操作を素早く行う程、縫合針30の回転数は速く
なり、ゆっくり操作すれば回転数を遅くすることができ
る。すなわち、片手の操作で、縫合状況により自在に縫
合速度の調節が簡単に行える。
【0057】上記構成の本発明の縫合器の使用方法につ
いて、手術により患部を切除して、分断された腸管部の
吻合に使用する場合を例にあげて説明する。
【0058】分断された腸管の吻合には、従来より、図
9に示すように自動吻合器50が使用されているが、か
かる自動吻合器50を使用した場合でも、縫合糸による
縫合が一部求められる。かかる自動吻合器50は、操作
本体51と、シャフト52と、アンビル53とから構成
されている。
【0059】開腹された体内では、図10(A)に示す
ように、腸管が分断され、口側腸管41と、肛門側腸管
42とに分断されている。開腹部から口側腸管41が取
り出され、自動吻合器50のアンビル53が挿入され
る。一方、肛門側腸管42には、肛門側からシャフト5
2が挿入される。かかる状態で、口側腸管41の断列部
41a側、肛門側腸管42の断列部42a側を、図10
(B)に示すように、縫合糸で絞り込むことが求められ
るのである。
【0060】かかる縫合は、従来の手縫いでは、図11
に示すように、例えば、口側腸管41の断列部41aの
周囲を、円弧状に形成された縫合針54を鉗子などの持
針器で通しながら縫い、最後に縫合糸55を絞って、図
10(B)のように絞り込みを行う。肛門側腸管42の
側も同様にして絞り込む。
【0061】かかる腸管の絞り込みは、上記のように従
来は手で行われていたが、本発明の上記縫合器を使用し
て簡単に行うことができる。すなわち、縫合器の間欠部
22に、図12に示すように、肛門側腸管42の断列部
42aを差し込む。この状態で、操作レバ11cを引い
たり、離したりして、往復動させることにより、図7、
8で示したように円弧状の縫合針30が縫合針ガイド2
0に沿って連続的に回転して、断列部42aの周囲を短
時間で簡単に縫い上げることができる。
【0062】なお、操作レバ11cを引いたり、離した
りしながら、縫合針ガイド20を少しずつ、断列部42
a周囲に沿って移動させることにより、縫合針30は少
しずつ運針され、同じ箇所を何度も縫合針30が通るこ
とはない。このようにして縫い上げた状態で、縫合糸3
0aを絞り込めばよい。
【0063】また、図13に示すように、傷口43の断
列部43a、43bの双方を合わせて、鉗子などでつま
み上げるようにして、間欠部22内に差込み、その状態
で、縫合針30を連続回転させれば、簡単に傷口43の
縫合が行える。
【0064】本発明は、上記実施の形態の説明に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、
種々の変更が可能であることは言うまでない。
【0065】例えば、リング状の縫合針ガイドと、支持
管とは、着脱自在に構成しておき、縫合針手術終了後
は、縫合針と共に縫合針ガイドを廃棄するようにしても
構わない。かかる構成を採用することにより、簡単に感
染防御が行える。
【0066】また、上記説明ではスライダ、ストッパに
設けたシャッタを、ばねの付勢により縫合針通過側に押
しつけられた構成を示したが、例えば、縫合針の通過方
向にのみ開くようにシャッタを構成しておいても構わな
い。
【0067】また、縫合針に設けた返部は、縫合針の周
囲にスカート状に設けられている場合を示したが、半円
周などの一部にのみ設ける構成でも構わない。
【0068】前記説明では、操作レバの開閉を2回行う
ことで縫合針が1回転連続するように構成したが、連続
的に回転させることができれば、上記説明以外の往復ス
ライダ・クランク機構を採用しても構わない。
【0069】本発明の縫合器は、身体の断列などの縫合
に適用するもので、適用は人、人以外の生物、さらには
非生命体の縫合技術としても使用できるものである。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、往復スライダ・クラン
ク機構により縫合針を縫合針ガイドに沿って回転させる
ことにより縫合することができるため、手術開口部など
の被縫合部を従来程の熟練を要することなく容易に縫合
することができる。
【0071】本発明によれば、縫合針の縫合針ガイド内
の回転を、往復スライダ・クランク機構を構成する往復
動部材にリンクさせたスライダにより回転させる簡単な
構成を採用しているため、往復動部材を片手でレバ操作
により往復動させるなどの簡単な操作性を確保すること
ができる。
【0072】本発明によれば、縫合針ガイドの半リング
域のそれぞれに設けたスライダに、縫合針の通過許容と
推進とを行うシャッタが設けられているため、往復動ス
ライダ・クランク機構の運動に合わせて縫合針を連続的
に回転させることができる。
【0073】本発明によれば、縫合針に返し部を設けて
あるため、縫合針ガイドに設けたストッパにより逆行が
効果的に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縫合器の一実施の形態を示す正面図で
ある。
【図2】縫合針の連続回転機構を示す部分拡大図であ
る。
【図3】(A)は縫合針ガイドの構成を示す要部説明図
であり、(B)は(A)のA−A線で切断した断面図で
ある。
【図4】(A)は図3(A)のB−B線で切断したスト
ッパの断面図であり、(B)はストッパの側断面図であ
り、(C)〜(E)はストッパ作用を示す説明図であ
る。
【図5】(A)はスライダを示す斜視図であり、(B)
〜(D)はスライダと縫合針との関係を示す説明図であ
り、(E)は(D)の様子を示す正面断面図である。
【図6】縫合針を示す説明図である。
【図7】(A)、(B)は、縫合針の回転状況をそれぞ
れ段階的に示す説明図である。
【図8】(A)、(B)は、縫合針の回転状況をそれぞ
れ段階的に示す説明図である。
【図9】従来構成の自動吻合器を示す正面図である。
【図10】(A)、(B)は、従来構成の自動吻合器を
使用した場合の分断された双方の腸管の絞り込みの手順
を示す説明図である。
【図11】腸管の断列部の絞り込みを行うための手縫い
による縫合要領を示す説明図である。
【図12】本発明の縫合器を使用して、開腹体内で分断
された腸管の絞り込みを行う様子を示す説明図である。
【図13】本発明の縫合針を使用して、傷口の双方の断
列部を合わせた状態で縫合する様子を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 10 往復スライダ・クランク機構 11 往復動部材 11a 支持管 11b 把持部 11c 操作レバ 12 第1リンク 12a 第1リンク 12b 第1リンク 13 スライダ 13a スライダ 13b スライダ 14 第2リンク 14a 第2リンク 14b 第2リンク 20 縫合針ガイド 21 リンク固定部 22 間欠部 23 C形リング状開口部 24 糸道 25 ストッパ 26 駒 26a 開口部 27 ばね 28 シャッタ 30 縫合針 30a 糸 31 針先 31a 返面 32 針胴体 33 返部 33a 返部 33b 返部 33c 返部 34 テーパ 35 返面 40 生体組織 41 口側腸管 42 肛門側腸管 41a 断列部 42a 断列部 43 傷口 43a 断列部 43b 断列部 50 自動吻合器 51 操作本体 52 シャフト 53 アンビル 131 開口部 132 駒 132a 外側面 132b 内側面 133 ばね 134 シャッタ 134a テーパ 134b 正面 a 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 硲 彰一 山口県宇部市南小串1丁目1番1号 (72)発明者 丹黒 章 山口県宇部市南小串1丁目1番1号 Fターム(参考) 4C060 BB01 BB11 BB23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身体の傷口、手術開口部などの被縫合部
    を縫合する縫合器であって、 リング途中に前記被縫合部を差し込む間欠部が形成され
    たリング状の縫合針ガイドと、 前記縫合針ガイドに沿って回転可能に設ける円弧状の縫
    合針と、 前記縫合針を前記縫合針ガイドに沿って進行させる往復
    スライダ・クランク機構とを有することを特徴とする縫
    合器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の縫合器において、 前記往復スライダ・クランク機構とは、リング状の前記
    縫合針ガイドに設定される半リング域の各々に、各々の
    前記半リング域に沿って往復動可能にそれぞれ設けられ
    たスライダと、往復動する往復動部材と、前記往復動部
    材と各々の前記スライダとを各々連結するリンクとを有
    し、 前記往復動部材の往復動に合わせて各々の前記リンクを
    介して、各々の前記スライダを各々の前記半リング域に
    沿って往復動させる機構であり、 前記縫合針は、各々の前記スライダにより、前記縫合針
    ガイドに沿って回転することを特徴とする縫合器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の縫合器において、 前記縫合針には、進行方向に向かって先細りのテーパを
    有する返部が設けられ、 前記スライダには、前記縫合針の通過側に向けてシャッ
    タが設けられ、 前記縫合針は、前記返部の前記テーパで前記シャッタを
    開けてスライダ側を通過し、通過後は、前記返部を前記
    シャッタで押して前記縫合針が進行させられることを特
    徴とする縫合器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の縫合器において、 前記縫合針ガイドには、前記縫合針の通過側に向けてシ
    ャッタを有し、進行方向に向かって先細りのテーパを有
    する返部を設けた前記縫合針を、前記テーパで前記シャ
    ッタを開けさせて通過させ、通過後は、前記返部で前記
    縫合針の逆行を阻止するストッパが設けられていること
    を特徴とする縫合器。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の縫合器におい
    て、 前記縫合針には、前記返部が、針先と針末端部とに少な
    くとも設けられていることを特徴とする縫合器。
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