JP2003052587A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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Abstract
室を設けて小型化と同時に集塵効率の向上が望まれてい
る。本発明は、電気掃除機において集塵室を小型に構成
するとともに、集塵室内に塵埃を効果的に蓄積させ、集
塵フィルタの塵埃による目詰まりを防ぐことができる使
い勝手のよい小型の掃除機を提供することにある。 【解決手段】被掃除面に対面する開口部を有する吸口体
と、前記吸口体の前記開口部側に設けたブラシ室と、前
記吸口体の長手方向に対し回転軸が平行に配置された電
動送風機と、集塵室とを備え、前記集塵室と前記電動送
風機との間を連通する空気通路と、前記空気通路の入口
側の中心軸を前記集塵室の吸口体の長手方向に対し平行
な中心軸よりもブラシ室側に配置して成る空気通路であ
ることに特徴がある電気掃除機。
Description
り、特に電動送風機で発生した空気の流れを利用して集
塵室に塵埃を集めて掃除を行う電気掃除機に関する。
機として、特開平2000−217757号公報に記載
された構成のものが知られている。すなわち、吸口ベー
スに起立させた隔壁によって区画された前側部分に吸口
カバーによって開閉可能に覆われるブラシ室を形成して
回転ブラシを収容している。そして、後側部分に集塵部
と電動送風機を横方向に並べて取り付け、側面に吸い込
み口を開口させたカップ状の集塵ボックスは、集塵部受
け部を支えにして横倒し形態に着脱自在とし、吸い込み
通路の後端に吸い込み口を密に連通させる構成である。
また集塵フィルタは、集塵ボックス内に偏心状態に収容
する構成である。
開平9−192059号公報、特開平9−192062
号公報がある。これらは、車輪を備えた床上走行ヘッド
と、このヘッドに回動自在に連結された細長いハンドル
とを有しており、ヘッドは2つのモーターを有し、モー
ターの一方は羽根車に他方は回転ブラシに連結されてい
る。ヘッドはモーターに電気を供給するための再充電可
能なバッテリーと3位置電気スイッチとを有していて、
空気ろ過器とほこりごみ収集カップとを含む真空掃除機
の作業要素の全てが床上走行ヘッドの中にあり、ハンド
ルは作業要素を全く有していない電気掃除機が提案され
ている。
掃除機は、小型に構成しなければならないことから、集
塵室の小型化が課題となる。これに伴って、集塵フィル
タの断面積も小さくなる。したがって、集塵室は小型
で、かつ内部に塵埃を効率的に蓄積させ、集塵フィルタ
の塵埃による目詰まりを防ぐ事が望ましい。しかも、通
風路は通風抵抗も小さく、使用時の騒音も小さいことが
望まれている。
すべく、集塵室を小型に構成し、しかも、集塵室内に塵
埃を効果的に蓄積させ、集塵フィルタの塵埃による目詰
まりを防ぐことにより、使い勝手のよい小型の掃除機を
提供することにある。
に以下の手段により上記課題を解決することができる。
被掃除面に対面する開口部を有する吸口体と、前記吸口
体の前記開口部側に設けたブラシ室と、前記吸口体長手
方向に対し回転軸が平行に配置された電動送風機と、集
塵室とを備えた電気掃除機において、前記集塵室と前記
電動送風機との間を連通する空気通路と、前記空気通路
の入口面における流路方向の中心を前記集塵室の吸口体
長手方向に対し平行な中心軸よりもブラシ室側に配置し
て成る空気通路を設けた掃除機である。
直行する中心軸は、前記集塵室の前記吸口体長手方向に
直交する中心軸よりも反空気通路入口側に配置してなる
開口部であること。また、前記集塵室と前記電動送風機
との間を連通する前記空気通路の入口側を、前記集塵室
内に突出させて成る空気通路であること。
と、被掃除面に対面して設けられた開口部と、前記集塵
室に延長管を介して前記掃除機本体に連通する吸口体
と、前記吸口体側には電動送風機および集塵室が設けら
れ、前記吸口体側を前記掃除機本体から切り離し使用可
能な電気掃除機において、前記吸口体に設けられた集塵
室のブラシ室側の壁と前記壁と対向する壁に開口部を設
け、前記ブラシ室側に設けた開口部とブラシ室側の壁と
対向する壁に設けた開口部とは集塵室の前記吸口体長手
方向に平行な中心線を含む平面にそれぞれ投影したとき
前記両投影面が少なくとも部分的に重なるように配置し
た開口部をもつ電気掃除機であることに特徴がある。
設けた開口部の中心軸は前記ブラシ室側に設けた開口部
の中心軸よりも吸口体内に設けた電動送風機側であるこ
と。前記ブラシ室側の壁と対向する壁に設けた開口部お
よび前記ブラシ室側に設けた開口部には開閉自在な弁を
設けてなることに特徴がある。また、前記吸口体側に設
けられた電動送風機の下流側の排気口に開閉自在の弁体
を設けてなる電気掃除機であることに特徴がある。
ついて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実
施形態例に係る全体構成を表わす図2の、吸口体106
の上ケースおよび吸口カバーを取り除いた状態の上面図
である。図2は本発明の一実施の形態例に係る電気掃除
機の外観図を示す。図2は、大きく分けて、吸口体10
6と延長管105と、吸口体106を操作するハンドル
グリップ103から構成されている。なお、前記ハンド
ルグリップ103には、掃除機の運転を切り替える手元
スイッチ104を備えており、前記延長管105には、
再充電可能な電池107を設けている。本実施形態で
は、ハンドルグリップ103は延長管105と別体に構
成され、延長管105から自由に切り離したりあるいは
接続したりすることができる。108は光リモコン発光
部であり、207は吸口体106から脱着可能な集塵室
を表している。
2は回転清掃体201を駆動するための電動機,203
は回路基板,204は駆動ベルト、220は電動送風機
で、送風機206と該送風機206を駆動する電動機2
05から構成されている。207は吸口体106から脱
着可能な集塵室、208はフィルタである。ここで、塵
埃を含んだ空気は、ブラシ室222から集塵室207に
流入し、前記集塵室207内で塵埃と空気に分離され
る。
06内に電動送風機220が配置されている。電動送風
機220は、被掃除面に対面する開口部221の長手方
向(吸口体106の長手方向)に対し、前記電動送風機
220の回転軸223が平行になるように配置され、前
記集塵室207から前記電動送風機220に連通する空
気通路224を設けている。図1では、空気通路224
の入口面における中心軸224aの位置を、前記開口部
221の長手方向(吸口体106の長手方向)に平行な
集塵室の中心軸207aよりも、ブラシ室222側に位
置するように配置したことに特徴がある。
222から集塵室207、フィルタ208、空気通路2
24の順に急転向して流れる(図の矢印A)。これに対
して、吸いこまれた塵埃は空気より密度が大きいため、
空気のように急転向できない。したがって、前記集塵室
207に流入した際の慣性力により、前記集塵室207
の反ブラシ室側へ流れ(図の矢印B)、前記集塵室20
7の反ブラシ室側から順に塵埃が蓄積されていく。した
がって、塵埃が集塵室207に蓄積されていく際に、前
記電動送風機220に連通する空気通路224は塵埃の
目詰まりによる通風抵抗の増加を防止することができ
る。また塵埃によるフィルタ208の目詰まりを防止す
ることができる。空気通路224の入口面におけるの中
心224aの位置が、集塵室の中心軸207aよりも、
ブラシ室222側に位置することによって集積室におけ
る塵埃の蓄積容積を大きくとることができる。
集塵室207を小型化することができる特徴がある。ま
た、通風抵抗の増加を防げるので、集塵室207に塵埃
が溜まった状態でも電動送風機220の風の流通が確保
され、高集塵化が図れることになる。
風機220に連通する空気通路224の入口側224b
を出口側224cに比べブラシ室222側に配置するこ
とによって、空気通路入口に影響を与えないで塵埃の蓄
積ができる集塵室の容積を確保することができるから、
同様に集塵室の効率化をはかることができる。
23と直行する前記集塵室207の入り口中心軸(20
7b)に比べ、集塵室207の開口部253aの中心軸
(207c)を反電動送風機側(空気通路の反入口側)
にシフトして配置すると、塵埃が集塵室207に蓄積し
ていく際に、前記電動送風機220に連通する空気通路
224は塵埃の目詰まりによる通風抵抗の増加を防げる
こと、あるいは少なくとも軽減することができる効果が
ある。
ら脱着可能に構成しており、前記集塵室207からフィ
ルタ208を取り外して、前記集塵室207から塵埃を
容易に捨てる事ができる。
用いて説明する。図3は前記図1の他の実施例に該当
し、吸口体106の上ケースおよび吸口カバーを取り除
いた状態の上面図である。図3に示すように、吸口体1
06内に、電動送風機220は、被掃除面に対面する開
口部221の長手方向(吸口体106の長手方向)に対
し前記電動送風機220の回転軸223が平行に配置さ
れており、集塵室207から前記電動送風機223に連
通する空気通路224の入口側へと続くように、整流板
240を前記集塵室内207へ突出させた例を示してい
る。
22から集塵室207、フィルタ208、空気通路22
4の順に急転向して空気が流れる(図の矢印A)のに対
し、塵埃は空気より密度が大きく空気のように急転向で
きず、前記集塵室207に流入した際の慣性力により、
前記集塵室207の反ブラシ室側へ流れる(図の矢印
B)。そして、前記集塵室207の反ブラシ室側から順
に塵埃が蓄積する。この際、反ブラシ側等で発生する2
次流れにより、蓄積した塵埃が舞い上げられ、前記空気
通路224に流入するのを整流板240により防いでい
る。
ていく際に、前記電動送風機220に連通する空気通路
224は塵埃の目詰まりによる通風抵抗の増加を軽減す
ることができる。その結果、小型の集塵室207でも効
果的に塵埃を蓄積することができ、かつ通風抵抗の増加
を防ぐこと、あるいは少なくとも軽減することができる
ので、集塵室207に塵埃が溜まった状態でも電動送風
機220の風量が確保され、高集塵化が図れる。
4の入口側を前記集塵室内207へ突出させたものにフ
ィルタ208を配置しても良い。さらに、前記電動送風
機220の回転軸223と直行する前記集塵室207の
中心軸に比べ、集塵室207の開口部253aを反電動
送風機側に配置すると、塵埃が集塵室207に蓄積して
いく際に、前記電動送風機220に連通する空気通路2
24は塵埃の目詰まりによる通風抵抗の増加を防げるこ
と、あるいは少なくとも軽減することができる効果があ
る。
ら脱着可能に構成していて、前記集塵室207からフィ
ルタ208を取り外して、前記集塵室207から塵埃を
容易に捨てることができる。
た前記整流板240の取り付けの変形例を示す。図4の
(A)は整流板240を、空気通路224を延長した形
で取り付けた場合である(b1=b2)。整流板を別体
に作成して取り付けてもよいが、この場合は、空気流路
と一体に作成することもできる。また、図4の(B)の
場合は図3の場合の変形例であって、整流板を直角に集
塵室に突出している長さを、b1>b2にしたことに特
徴がある。この場合は、図3における空気の流れAに対
して、なるべく抵抗を小さくする構成にしている。ま
た、反吸口部の集塵部からの塵埃が空気通路に流入する
側は抵抗を大きくしている。これによって、空気の抵抗
を低減し、塵埃に対する空気流路への流入抵抗を大きく
することができる。図4の(A)においても、b1>b
2とすることによって、図4の(B)の場合と同様の効
果が期待できる。蓄積された塵埃の、空気通路への流れ
込みを抑制できる効果がある。
明する。図5は、本発明の他の実施形態例に係る電気掃
除機の外観図である。図5において、101は電気掃除
機本体、102はホース体、103はハンドルグリッ
プ、104は手元スイッチ、105は延長管、106は
被掃除面に対面する開口部を有する吸口体、107は再
充電可能な電池、108は光リモコン発光部、109は
本体側光リモコン受光部、110は吸口体側の光リモコ
ン受光部である。電気掃除機本体の外郭を形成する本体
ケーシングの内側には、吸引力を発生する電動送風機1
12と、この電動送風機112の吸引側には集塵室11
1が設けられている。
塵室111とを有する掃除機本体101と、被掃除面に
対面する開口部を有して前記集塵室111に連通する吸
口体106とを備え、吸口体106側にも電動送風機2
20および集塵室207を設け、前記吸口体106側
を、前記掃除機本体101から切り離して使用すること
が可能な電気掃除機である。
体106とを備えた電気掃除機において、以下のように
構成されている。掃除機本体101側に第1の電動送風
機112と集塵室111とを設ける。吸口体106側に
第2の電動送風機220、および集塵室207を設け
る。そして吸口体106側を掃除機本体101側から切
り離して独立して使用できるようにする。また吸口体1
06側を掃除機本体101側に接続して使用する場合
は、吸口体101側の集塵室207と掃除機本体側の集
塵室111とが塵埃の搬送が可能な空気通路(延長管1
05、ホース体102)で接続されるようにし、掃除機
本体101側に設けた電動送風機112で吸口体106
側の集塵室207から掃除機本体101側の集塵室11
1へ塵埃を搬送できるように構成している。
図6の(A)、(B)に示す。図6の(A)において、
前記集塵室207のブラシ室222側の壁251と該壁
と対向する壁252にそれぞれ開口部253a、253
bを設けている。
3に垂直な平面で前記吸口体106を切断した断面図を
図8に示す。ここで、床面に対し垂直で、前記電動送風
機220の回転軸223に平行で、前記集塵室207の
中心線を含む平面300に、開口部253aを投影した
投影部253cと、開口部253bを投影した投影部2
53dが少なくとも部分的に重なるように両開口部を配
置している。
体101側に接続して使用する場合、空気が、ブラシ室
222から、前記集塵室207のブラシ室222側の壁
251に設けた開口部253a、前記集塵室207、前
記集塵室207のブラシ室222側の壁と対向する壁2
52に設けた開口部253bの順に流れるので、空気の
流れを急転向させることなく使用できる。したがって、
騒音の発生を防ぐことができる効果がある。
07を通過する際に、塵埃が引っかかることを防ぐこと
ができる。また、硬い塵埃が前記集塵室207の壁25
2に衝突して、壁面を傷つけることも少なくすることが
出きる。ここで、前記集塵室207の開口部253aの
断面積を4〜8平方センチメートルの間でほぼ一定とと
すれば、吸口体106側を掃除機本体101側に接続し
て使用する高風量時も、延長管105、ホース102内
の風速と、同程度の風速にすることができ、騒音の増加
を抑制することができる。
の断面積を、開口部253bの断面積以下とすれば、吸
口体106側を掃除機本体101側から切り離して、独
立して使用したときに、集塵室207まで吸引して溜め
た塵埃を、吸口体106側を掃除機本体101側に接続
して使用した際に、掃除機本体101側に設けた集塵室
111まで搬送することができる。
222側に設けた開口部253aを、この開口部253
aに対向する開口部253bに比べて、床面側に設けて
いる。図では、Cの距離とDの距離を比べた場合Cの方
が小さい(C<D)。
場合とは反対に、前記ブラシ室222側に設けた開口部
253aに対し、この開口部253aに対向する開口部
253bを床面側に設けている。図では、Cの距離とD
の距離を比べた場合CがD以上の(C≧D)のときに
は、吸口体106側に設けた集塵室207の開口部25
3aの床面側から離すことができる。したがって、集塵
室207に吸込んだ塵埃を開口部253aからこぼれ難
くすることができる。特に、前記集塵室207に塵埃が
いっぱいになっているような場合、床面に塵埃が溢れ出
るのを防止できる効果がある。
側から切り離して独立して使用した場合、前記集塵室2
07の開口部253aの床面側からの高さを高くするこ
とができるので、集塵室の集塵容量を実質的に増やすこ
とができる効果もある。すなわち、集塵室207の上面
近くまで塵埃を溜めることができるから、見かけ上集塵
室の容積を増加したのと等価である。また、見方を変え
れば集塵室の小型化を図ることができる。
開口部253aを投影した投影部253cと、開口部2
53bを投影した投影部253dが少なくとも部分的に
重なるように両開口部を配置する。そしてこのような構
成にすることにより、前記と同様に騒音の発生を抑制す
ることができる。さらに、吸引した塵埃が、開口部25
3bから延長管105側にこぼれた場合には、塵埃は、
吸口体106側を掃除機本体101側に接続して使用す
る場合に、塵埃は掃除機本体101側に設けた集塵室1
11まで搬送されるので、床面にまき散らされることは
ない。床面にこぼれ出難い状態とする効果が期待でき
る。
を掃除機本体101側から切り離して独立して使用した
場合、吸口体106に設けた電動送風機220は、小型
かつ充電可能な電池107により駆動されるので、大き
な風量や静圧を出すことができない場合がある。そこ
で、前記ブラシ室222側に設けた開口部253aは、
床面から近い距離に配置することで、低風量時でも床面
から吸い上げた塵埃を前記集塵室207へと搬送させる
ことができる。
101側に接続して使用する場合は、前記掃除機本体1
01に設けた電動送風機112は、商用のAC電源を用
いて駆動させることができるので、高風量、高圧力化を
図ることができる。このため、吸口体106側を掃除機
本体101側に接続して使用する場合、開口部253a
に対抗する開口部253b側を吸口体101側の集塵室
207と掃除機本体側の集塵室111とが塵埃の搬送が
可能な空気通路(延長管105、ホース体102)側に
設ければ、前記吸口体106側の集塵室207から掃除
機本体101側の集塵室111まで塵埃を搬送すること
ができる。
側の開口部253aには、前記集塵室207の内向きに
開く弁体209aを、前記開口部253bには、集塵室
207の外向きに開く弁体209bを設けると、前記集
塵室207から塵埃がこぼれにくく、かつ吸口体106
側を掃除機本体101側に接続して使用する場合に、吸
口体106側の前記集塵室207から、掃除機本体10
1側の集塵室111側へ塵埃を搬送することができる。
23と直行する前記集塵室207の中心軸に比べ、集塵
室207の開口部253aを反電動送風機側に配置する
と、塵埃が集塵室207に蓄積していく際に、前記電動
送風機220に連通する空気通路224は塵埃の目詰ま
りによる通風抵抗の増加が防げる。
の開口部253aと開口部253bを結ぶ線上より前記
集塵室207の中心側に突出しないように配置する。こ
の結果、吸口体106側を掃除機本体101側に接続し
て使用する場合において、前記集塵室207の開口部2
53aから流入した塵埃を、前記フィルタ208にから
むことなく前記掃除機本体101の集塵室111まで搬
送する事ができる。
スティックによる板ばね等の、弾性体を用いればよい。
なお、前記207集塵室は吸口体106から脱着可能に
構成しており、前記集塵室207からフィルタ208を
取り外して、前記集塵室207から塵埃を容易に捨てる
ことができる。
ような変形例が考えられる。開口部253aの中心と、
開口部253bの中心をずらしている例である。そして
開口部253aおよび253b部にはそれぞれR1〜R
4のように曲率部分を設けて空気の流れに対する抵抗お
よび渦流の発生を防止した構造の例を示している。
に、吸口体106側の電動送風機220の下流側に配置
した排気口254付近に、開閉自在の排気弁255を設
けている。本発明は上記構成のため、吸口体106側を
掃除機本体101側から切り離して独立して使用した場
合、吸口体106に設けた電動送風機220からの排気
Eは、排気口254を通じて外部に排気される。
101側に接続して使用する場合は、前記掃除機本体1
01に設けた電動送風機112により、吸引される空気
Fにより、排気弁255は完全に、またはほぼ閉じられ
る。
ければ、前記掃除機本体101に設けた電動送風機11
2により、排気口254からの逆流空気Gによる吸口体
106の吸い込み口からの空気Fの風量の低下を防ぐこ
とができ、吸口体106内を高真空に保つことができる
ので、高集塵化が図れる。また、前記排気口254から
の逆流により吸口体106に設けた電動送風機220の
逆回転による電動機205の寿命の低下を防ぐことがで
きる。
空気の流れGのみを逆流させるようにすれば、上記の前
記排気口254からの逆流により吸口体106に設けた
電動送風機220の逆回転による電動機205の寿命の
低下を防ぐことができる。さらに、フィルタ208に絡
みついた塵埃を掃除機本体101に設けた集塵室111
まで搬送することができ、フィルタ208のセルフリフ
レッシュが可能となる。すなわち、AC電源による電動
送風機112を駆動して使用することによって、フィル
タ208のリフレッシュができる。また、排気口254
からの逆流による吸口体106の、吸い込み口の風量の
低下を小さくし、吸口体106内を高真空に保つことが
できるので、高集塵化を図ることができる。
気がブラシ室から集塵室、フィルタ、空気通路の順に急
転向して流れるのに対し、塵埃は空気より密度が大きく
空気のように急転向できず、前記集塵室に流入した際の
慣性力により、前記集塵室の反ブラシ室側から順に蓄積
する。よって、塵埃が集塵室に蓄積していく際に、電動
送風機に連通する空気通路は塵埃の目詰まりによる通風
抵抗の増加が防げる。この結果、小型の集塵室でも効果
的に塵埃を蓄積でき、かつ通風抵抗の増加を防げるの
で、集塵室に塵埃が溜まった状態でも電動送風機の風量
が確保され、高集塵化を図ることができる。
ることによって、吸口体側のフィルタのリフレッシュを
行うことができる効果がある。
室の小型化および集塵効率の向上を図ることができる。
である。
観図である。
である。
の構造の変形例を説明する図である。
観図である。
集塵室の図である。
である。
転軸に垂直な平面で吸口体を切断した断面図である。
ドル部 104…スイッチ 105…延長管 106…
吸口体 107…電池 202…電動機 206…送風
機 111、207…集塵室 208;フィルタ 20
9a、209b;弁体 220;電動送風機 221;
開口部 222;ブラシ室 223;回転軸 224;
空気通路 240;整流板 253a、253b;開口
部 253c、253d;投影部 254;排気口 2
55;排気弁
Claims (7)
- 【請求項1】被掃除面に対面する開口部を有する吸口体
と、前記吸口体の前記開口部側に設けたブラシ室と、前
記吸口体の長手方向に対しその回転軸が平行に配置され
た電動送風機と、集塵室とを備えた電気掃除機におい
て、前記集塵室と前記電動送風機との間を連通する空気
通路と、前記空気通路の入口面における流路方向の中心
を前記集塵室の吸口体長手方向に対し平行な中心軸より
もブラシ室側に配置して成る空気通路であることを特徴
とする電気掃除機。 - 【請求項2】前記請求項1において、前記吸口体開口部
の前記吸口体長手方向に直交する中心軸は、前記集塵室
の前記吸口体長手方向に直交する中心軸よりも反空気通
路入口側に配置してなる開口部であることを特徴とする
電気掃除機。 - 【請求項3】被掃除面に対面する開口部を有する吸口体
と、該吸口体内の前記開口部に設けたブラシ室と、前記
吸口体長手方向に対し回転軸が平行に配置された電動送
風機と、集塵室とを備えた電気掃除機において、前記集
塵室と前記電動送風機との間を連通する空気通路と、前
記空気通路の入口側を前記集塵室内に突出させて成る空
気通路であることを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項4】電動送風機と集塵室とを有する掃除機本体
と、被掃除面に対面して設けられた開口部と、前記集塵
室に延長管を介して前記掃除機本体に連通する吸口体
と、前記吸口体側には電動送風機および集塵室が設けら
れ、前記吸口体側を前記掃除機本体から切り離し使用可
能な電気掃除機において、前記吸口体に設けられた集塵
室のブラシ室側の壁と前記壁と対向する壁に開口部を設
け、前記ブラシ室側に設けた開口部と、ブラシ室側の壁
と対向する壁に設けた開口部とは集塵室の前記吸口体長
手方向に平行な中心線を含む平面にそれぞれ投影したと
き前記両投影面が少なくとも部分的に重なるように配置
した開口部であることを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項5】前記請求項4において、前記ブラシ室側の
壁と対向する壁に設けた開口部の空気の流れ方向に対す
る中心軸は前記ブラシ室側に設けた開口部の空気の流れ
方向に対する中心軸よりも吸口体内に設けた電動送風機
側であることを特徴とする電気掃除機。 - 【請求項6】前記請求項4において、前記ブラシ室側の
壁と対向する壁に設けた開口部および前記ブラシ室側に
設けた開口部には開閉自在な弁を設けてなることを特徴
とする電気掃除機。 - 【請求項7】電動送風機と集塵室とを有する掃除機本体
と、被掃除面に対面して設けられた開口部と、前記集塵
室に延長管を介して前記掃除機本体に連通する吸口体
と、前記吸口体側に設けられた電動送風機および集塵室
を有し、前記吸口体側を前記掃除機本体から切り離し使
用可能な電気掃除機において、前記吸口体側に設けられ
た電動送風機の下流側の排気口に開閉自在の弁体を設け
たことを特徴とする電気掃除機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108185911A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-06-22 | 深圳市兴龙辉科技有限公司 | 一种地耙组件 |
JP2021151483A (ja) * | 2014-12-10 | 2021-09-30 | アイロボット・コーポレーション | 清掃ロボット用デブリ排出 |
-
2001
- 2001-08-08 JP JP2001240953A patent/JP3723104B2/ja not_active Expired - Fee Related
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