JP2003052551A - 電動調理器 - Google Patents
電動調理器Info
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- JP2003052551A JP2003052551A JP2001240807A JP2001240807A JP2003052551A JP 2003052551 A JP2003052551 A JP 2003052551A JP 2001240807 A JP2001240807 A JP 2001240807A JP 2001240807 A JP2001240807 A JP 2001240807A JP 2003052551 A JP2003052551 A JP 2003052551A
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- Japan
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- hole
- cap
- motor
- coupling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータの軸端部に固着されるカップリングの
貫通孔に、比較的厚みのあるゴムなどの弾性体のキャッ
プを容易に挿入できるようにすること。 【解決手段】 モータ22の軸31端部に固着されるカ
ップリング27の貫通孔30に挿入するキャップ33
に、貫通孔30内径よりも径の大きい径大部34を設
け、この径大部34に薄肉部36を設けたものであり、
キャップ33の貫通孔30への挿入時に薄肉部36の変
形で空気を逃がし挿入し易くしている。
貫通孔に、比較的厚みのあるゴムなどの弾性体のキャッ
プを容易に挿入できるようにすること。 【解決手段】 モータ22の軸31端部に固着されるカ
ップリング27の貫通孔30に挿入するキャップ33
に、貫通孔30内径よりも径の大きい径大部34を設
け、この径大部34に薄肉部36を設けたものであり、
キャップ33の貫通孔30への挿入時に薄肉部36の変
形で空気を逃がし挿入し易くしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータによりカッ
プリングを介してカッター等を回転させ、調理材料を切
削・撹拌、またはジュ−スにするジューサーミキサー等
の電動調理器に関するものである。
プリングを介してカッター等を回転させ、調理材料を切
削・撹拌、またはジュ−スにするジューサーミキサー等
の電動調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電動調理器は、図6に示
すような構造が一般的であった。
すような構造が一般的であった。
【0003】すなわち、1はモータ2を内蔵した本体
で、3は本体1上に着脱自在に嵌合し、容器4内部に装
着されたジュ−ス分離籠である。ジュ−ス分離籠3の底
部にはカッター5が、下部には従動カップリング6が固
着されており、モ−タ2に固着された駆動カップリング
7を介して回転駆動される。駆動カップリング7中央に
は段付きの貫通孔8が形成されており、モータ2の軸9
に前記貫通孔8をガタツキによる面振れが生じないよう
に略隙間ない状態で嵌合させた後、金属製のナット10
をモータ2の軸9に締め付けて駆動カップリング7をモ
ータ2に固着している。11はゴムなどの弾性体からな
るキャップで、貫通孔8へ圧入状態でその端面がナット
10に当接する位置まで挿入されており、誤って貫通孔
8にジュースなどの液体が侵入した場合でも、錆の恐れ
のあるナット10、軸9にまで達しないようシールをし
ている。また、何らかの原因でモータ2の絶縁が不良と
なった場合でも、金属部である軸9、ナット10に人が
触れられないように絶縁の役割も果たしている。また、
12は従動カップリング6に形成された位置決め突起
で、駆動カップリング7の貫通孔8に嵌合し、先端部は
キャップ11に近接している。13は止め輪で、駆動カ
ップリング7の軸方向の位置決めを行なっている。
で、3は本体1上に着脱自在に嵌合し、容器4内部に装
着されたジュ−ス分離籠である。ジュ−ス分離籠3の底
部にはカッター5が、下部には従動カップリング6が固
着されており、モ−タ2に固着された駆動カップリング
7を介して回転駆動される。駆動カップリング7中央に
は段付きの貫通孔8が形成されており、モータ2の軸9
に前記貫通孔8をガタツキによる面振れが生じないよう
に略隙間ない状態で嵌合させた後、金属製のナット10
をモータ2の軸9に締め付けて駆動カップリング7をモ
ータ2に固着している。11はゴムなどの弾性体からな
るキャップで、貫通孔8へ圧入状態でその端面がナット
10に当接する位置まで挿入されており、誤って貫通孔
8にジュースなどの液体が侵入した場合でも、錆の恐れ
のあるナット10、軸9にまで達しないようシールをし
ている。また、何らかの原因でモータ2の絶縁が不良と
なった場合でも、金属部である軸9、ナット10に人が
触れられないように絶縁の役割も果たしている。また、
12は従動カップリング6に形成された位置決め突起
で、駆動カップリング7の貫通孔8に嵌合し、先端部は
キャップ11に近接している。13は止め輪で、駆動カ
ップリング7の軸方向の位置決めを行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、キャップ11は貫通孔8に全外周面が圧入
される構成のため、貫通孔8の空間に存在した空気を圧
縮しながら挿入することとなるため、キャップ11が変
形し傾いたり、所定の位置まで十分に挿入されないこと
があり、従動カップリング6の位置決め突起12を押し
上げ、ジュース分離籠3を傾かせることがあった。これ
を防止するために十分な距離を確保しようとすると、駆
動カップリング7の高さが高くなり、しいては本体1の
全高が高くなっていた。また、キャップ11が比較的厚
みのある場合、変形しにくいため圧縮された空気圧によ
り挿入し難いという問題点も有していた。
の構成では、キャップ11は貫通孔8に全外周面が圧入
される構成のため、貫通孔8の空間に存在した空気を圧
縮しながら挿入することとなるため、キャップ11が変
形し傾いたり、所定の位置まで十分に挿入されないこと
があり、従動カップリング6の位置決め突起12を押し
上げ、ジュース分離籠3を傾かせることがあった。これ
を防止するために十分な距離を確保しようとすると、駆
動カップリング7の高さが高くなり、しいては本体1の
全高が高くなっていた。また、キャップ11が比較的厚
みのある場合、変形しにくいため圧縮された空気圧によ
り挿入し難いという問題点も有していた。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、圧入されるキャップの肉厚が比較的厚いものにあっ
ても、容易に挿入できる電動調理器を提供することを目
的としている。
で、圧入されるキャップの肉厚が比較的厚いものにあっ
ても、容易に挿入できる電動調理器を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電動調理器は、カップリングの貫通孔に挿入
するキャップは、貫通孔の内径よりも径の大きい径大部
を有し、このキャップの径大部には薄肉部を形成したも
のである。
に本発明の電動調理器は、カップリングの貫通孔に挿入
するキャップは、貫通孔の内径よりも径の大きい径大部
を有し、このキャップの径大部には薄肉部を形成したも
のである。
【0007】これにより、キャップの貫通孔への挿入時
に圧縮される貫通孔内部の空気を、その圧力により薄肉
部を通して外部に逃がすことができるため、キャップの
挿入が容易にできる。
に圧縮される貫通孔内部の空気を、その圧力により薄肉
部を通して外部に逃がすことができるため、キャップの
挿入が容易にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、モータ
を内蔵した本体と、前記モータの軸端部に固着される貫
通孔を有したカップリングと、前記貫通孔に挿入する弾
性体よりなるキャップとを備え、前記キャップは貫通孔
の内径よりも径の大きい径大部を有し、このキャップの
径大部には薄肉部を形成した電動調理器とすることによ
り、キャップの貫通孔への挿入時に圧縮される貫通孔内
部の空気は、その圧力により薄肉部を変形させここから
空気を外部に逃がすこととなる。
を内蔵した本体と、前記モータの軸端部に固着される貫
通孔を有したカップリングと、前記貫通孔に挿入する弾
性体よりなるキャップとを備え、前記キャップは貫通孔
の内径よりも径の大きい径大部を有し、このキャップの
径大部には薄肉部を形成した電動調理器とすることによ
り、キャップの貫通孔への挿入時に圧縮される貫通孔内
部の空気は、その圧力により薄肉部を変形させここから
空気を外部に逃がすこととなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、キャップの外周
部に空気抜き部を設け、この空気抜き部を塞いで薄肉部
を配した電動調理器とすることにより、キャップの貫通
孔への挿入時に圧縮された空気の圧力が空気抜き部に集
中され、薄肉部がより変形しやすくなり空気を外部に容
易に逃がすこととなる。
部に空気抜き部を設け、この空気抜き部を塞いで薄肉部
を配した電動調理器とすることにより、キャップの貫通
孔への挿入時に圧縮された空気の圧力が空気抜き部に集
中され、薄肉部がより変形しやすくなり空気を外部に容
易に逃がすこととなる。
【0010】請求項3に記載の発明は、モータを内蔵し
た本体と、前記モータの軸端部に固着される貫通孔を有
したカップリングと、前記貫通孔に挿入する弾性体より
なるキャップとを備え、前記モータ軸には貫通孔と本体
内部とを連通する連通部を有する電動調理器とすること
により、キャップの貫通孔への挿入時に貫通孔内の空気
が圧縮されることなく本体内に逃げることとなる。
た本体と、前記モータの軸端部に固着される貫通孔を有
したカップリングと、前記貫通孔に挿入する弾性体より
なるキャップとを備え、前記モータ軸には貫通孔と本体
内部とを連通する連通部を有する電動調理器とすること
により、キャップの貫通孔への挿入時に貫通孔内の空気
が圧縮されることなく本体内に逃げることとなる。
【0011】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例1につい
て図1、2を参照しながら説明する。図において、21
はモータ22を内蔵した本体で、23は本体21上に着
脱自在に嵌合し、容器24内部に装着されたジュ−ス分
離籠である。ジュ−ス分離籠23の底部にはカッター2
5が、下部には従動カップリング26が固着されてお
り、モ−タ22に固着された駆動カップリング27を介
して回転駆動される。駆動カップリング27は樹脂部2
8とこれにインサート成形された金属部29とで構成さ
れ、中央には段付きの貫通孔30が形成されている。そ
して、駆動カップリング27は、モータ22の軸31に
貫通孔30の金属部29を、ガタツキによる面振れが生
じないように略隙間ない状態で嵌合させた後、金属製の
ナット32を軸31に締め付けてモータ22に固着して
いる。33はゴムなどの弾性体からなるキャップで、貫
通孔30へ圧入状態でその端面がナット32に当接する
位置まで挿入されており、誤って貫通孔30にジュース
などの液体が侵入した場合でも、錆の恐れのあるナット
32、軸31にまで達しないようシールをしている。
て図1、2を参照しながら説明する。図において、21
はモータ22を内蔵した本体で、23は本体21上に着
脱自在に嵌合し、容器24内部に装着されたジュ−ス分
離籠である。ジュ−ス分離籠23の底部にはカッター2
5が、下部には従動カップリング26が固着されてお
り、モ−タ22に固着された駆動カップリング27を介
して回転駆動される。駆動カップリング27は樹脂部2
8とこれにインサート成形された金属部29とで構成さ
れ、中央には段付きの貫通孔30が形成されている。そ
して、駆動カップリング27は、モータ22の軸31に
貫通孔30の金属部29を、ガタツキによる面振れが生
じないように略隙間ない状態で嵌合させた後、金属製の
ナット32を軸31に締め付けてモータ22に固着して
いる。33はゴムなどの弾性体からなるキャップで、貫
通孔30へ圧入状態でその端面がナット32に当接する
位置まで挿入されており、誤って貫通孔30にジュース
などの液体が侵入した場合でも、錆の恐れのあるナット
32、軸31にまで達しないようシールをしている。
【0012】また、キャップ33は、何らかの原因でモ
ータ22の絶縁が不良となった場合でも、金属部である
軸31、ナット32に人が触れられないように絶縁の役
割も果たしている。一般的には、金属部と4mm程度以
上の距離を確保すれば絶縁物表面に触れても問題ないと
されている。そしてキャップ33は貫通孔30の内径A
より径の大きい径大部34と、径の小さい径小部35と
で構成され、かつ径大部34には薄肉部36が少なくと
も1カ所形成されている。
ータ22の絶縁が不良となった場合でも、金属部である
軸31、ナット32に人が触れられないように絶縁の役
割も果たしている。一般的には、金属部と4mm程度以
上の距離を確保すれば絶縁物表面に触れても問題ないと
されている。そしてキャップ33は貫通孔30の内径A
より径の大きい径大部34と、径の小さい径小部35と
で構成され、かつ径大部34には薄肉部36が少なくと
も1カ所形成されている。
【0013】また、37は従動カップリング26に形成
された位置決め突起で、駆動カップリング27の貫通孔
30に嵌合し、先端部はキャップ33に近接している。
38は止め輪で、駆動カップリング27の軸方向の位置
決めを行なっている。
された位置決め突起で、駆動カップリング27の貫通孔
30に嵌合し、先端部はキャップ33に近接している。
38は止め輪で、駆動カップリング27の軸方向の位置
決めを行なっている。
【0014】なお、39はナット32の緩み止めの役目
をする座金、40は容器24の開口部に装着した容器
蓋、41は本体21、容器24、容器蓋40を一体化す
るためのクランプ、42は容器蓋40に形成した材料の
投入口、43は材料の押し込み棒である。
をする座金、40は容器24の開口部に装着した容器
蓋、41は本体21、容器24、容器蓋40を一体化す
るためのクランプ、42は容器蓋40に形成した材料の
投入口、43は材料の押し込み棒である。
【0015】以上のように構成された電動調理器につい
て、以下その動作を説明する。まず本体21上に容器2
4を載置し、さらにカッター25を固着したジュース分
離籠23の従動カップリング26部をモータ22に固着
された駆動カップリング27に係合させた後、容器蓋4
0を容器24の開口部に装着し、クランプ41で係止す
る。そして、モータ22を駆動しジュース分離籠23が
回転した後、容器蓋40の投入口42より原材料を入れ
押し込み棒43でカッター25に押し当てジュースと絞
り粕にジュース分離籠23で分離する。運転時、キャッ
プ33には振動が加わるが、圧入されているため浮き上
がりを防止することができる。
て、以下その動作を説明する。まず本体21上に容器2
4を載置し、さらにカッター25を固着したジュース分
離籠23の従動カップリング26部をモータ22に固着
された駆動カップリング27に係合させた後、容器蓋4
0を容器24の開口部に装着し、クランプ41で係止す
る。そして、モータ22を駆動しジュース分離籠23が
回転した後、容器蓋40の投入口42より原材料を入れ
押し込み棒43でカッター25に押し当てジュースと絞
り粕にジュース分離籠23で分離する。運転時、キャッ
プ33には振動が加わるが、圧入されているため浮き上
がりを防止することができる。
【0016】以上のように本実施例によれば、キャップ
33の貫通孔30への挿入時(図2における矢印)に
は、薄肉部36が容易に変形するので、貫通孔30にあ
る圧縮された空気の圧力により薄肉部36が変形し、空
気を外部に逃がすことができ挿入力を小さくできるもの
である。
33の貫通孔30への挿入時(図2における矢印)に
は、薄肉部36が容易に変形するので、貫通孔30にあ
る圧縮された空気の圧力により薄肉部36が変形し、空
気を外部に逃がすことができ挿入力を小さくできるもの
である。
【0017】(実施例2)次に本発明の実施例2につい
て図3に基づいて説明する。第1の実施例と同一部材に
ついては同一符号とし説明を省く。図において、33は
キャップで、その外周部の軸方向に少なくとも1カ所空
気抜き部51を設け、この空気抜き部51の上面を塞い
で薄肉部52を配している。また、キャップ33の外径
Bは貫通孔30の内径Aより径大となっている。空気抜
き部51としては、図のとおり、軸方向の溝、あるいは
軸方向に平坦に切り欠きを設ける等して形成されている
ものである。53は空気抜き部51の薄肉部52位置に
目印として設けた窪みである。
て図3に基づいて説明する。第1の実施例と同一部材に
ついては同一符号とし説明を省く。図において、33は
キャップで、その外周部の軸方向に少なくとも1カ所空
気抜き部51を設け、この空気抜き部51の上面を塞い
で薄肉部52を配している。また、キャップ33の外径
Bは貫通孔30の内径Aより径大となっている。空気抜
き部51としては、図のとおり、軸方向の溝、あるいは
軸方向に平坦に切り欠きを設ける等して形成されている
ものである。53は空気抜き部51の薄肉部52位置に
目印として設けた窪みである。
【0018】以上のように本実施例によれば、キャップ
33の貫通孔30への挿入時、貫通孔30にある圧縮さ
れた空気が空気抜き部51に集中し通過するため、その
圧力により薄肉部52の変形が容易となり、空気を外部
に逃がすことができ挿入力を小さくできる。また、サー
ビス時などで分解する場合、前記空気抜き部51に尖っ
た棒の先を引っかけることにより、離脱が容易に行え
る。この場合、窪み53で空気抜き部51の位置が外部
より容易に判別できる。
33の貫通孔30への挿入時、貫通孔30にある圧縮さ
れた空気が空気抜き部51に集中し通過するため、その
圧力により薄肉部52の変形が容易となり、空気を外部
に逃がすことができ挿入力を小さくできる。また、サー
ビス時などで分解する場合、前記空気抜き部51に尖っ
た棒の先を引っかけることにより、離脱が容易に行え
る。この場合、窪み53で空気抜き部51の位置が外部
より容易に判別できる。
【0019】(実施例3)次に本発明の実施例3につい
て図4に基づいて説明する。第1の実施例と同一部材に
ついては同一符号とし説明を省く。図において、33は
キャップで、貫通孔30の内径Aより径の大きい径大部
61と、径の小さい径小部62とで構成され、かつ径大
部61には少なくとも1カ所に薄肉部63が形成されて
いる。一般的に、ゴムの成形は充填不足が生じないよう
部品重量よりも多い原材料を金型に充填し、余った部分
を金型のパーティング部にバリとして成形し、後加工で
このバリを取り除いて部品を製作する。薄肉部63は成
形金型のパーティング部に設けられ、ゴムの成形時に生
じるバリ64の一部で形成されている。
て図4に基づいて説明する。第1の実施例と同一部材に
ついては同一符号とし説明を省く。図において、33は
キャップで、貫通孔30の内径Aより径の大きい径大部
61と、径の小さい径小部62とで構成され、かつ径大
部61には少なくとも1カ所に薄肉部63が形成されて
いる。一般的に、ゴムの成形は充填不足が生じないよう
部品重量よりも多い原材料を金型に充填し、余った部分
を金型のパーティング部にバリとして成形し、後加工で
このバリを取り除いて部品を製作する。薄肉部63は成
形金型のパーティング部に設けられ、ゴムの成形時に生
じるバリ64の一部で形成されている。
【0020】以上のように本実施例によれば、薄肉部6
3を本来使用しないバリで形成するため、材料の有効活
用がはかれる。また、薄肉部63の形状が簡単になり、
金型の製作も容易になる。
3を本来使用しないバリで形成するため、材料の有効活
用がはかれる。また、薄肉部63の形状が簡単になり、
金型の製作も容易になる。
【0021】(実施例4)次に本発明の実施例4につい
て図5に基づいて説明する。第1の実施例と同一部材に
ついては同一符号とし説明を省く。図において、71は
モータ22の軸31に形成された連通部で、貫通孔30
と本体21内部72とを連通している。
て図5に基づいて説明する。第1の実施例と同一部材に
ついては同一符号とし説明を省く。図において、71は
モータ22の軸31に形成された連通部で、貫通孔30
と本体21内部72とを連通している。
【0022】以上のように本実施例によれば、キャップ
33の貫通孔30への挿入時、貫通孔30にある空気は
連通部71を通して本体21の内部72に押し出され、
圧縮されることがないため挿入力を小さくできる、また
キャップ33も簡単な形状とできる。なお、本実施例で
は軸の一部に通路を設けて連通部71としたが、軸31
として中空軸を使用することにより中空部を連通部71
としてもよく、軸の外周に軸方向の溝または螺旋状の溝
を設けて連通部71としても同様の効果が得られる。
33の貫通孔30への挿入時、貫通孔30にある空気は
連通部71を通して本体21の内部72に押し出され、
圧縮されることがないため挿入力を小さくできる、また
キャップ33も簡単な形状とできる。なお、本実施例で
は軸の一部に通路を設けて連通部71としたが、軸31
として中空軸を使用することにより中空部を連通部71
としてもよく、軸の外周に軸方向の溝または螺旋状の溝
を設けて連通部71としても同様の効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、キャッ
プの径大部に薄肉部を設け、この薄肉部をキャップの貫
通孔への挿入時に圧縮された空気の圧力により変形さ
せ、空気を外部に逃がすことにより、キャップの挿入を
容易にできる。
プの径大部に薄肉部を設け、この薄肉部をキャップの貫
通孔への挿入時に圧縮された空気の圧力により変形さ
せ、空気を外部に逃がすことにより、キャップの挿入を
容易にできる。
【図1】本発明の実施例1における電動調理器を要部切
り欠き断面にして示した正面図
り欠き断面にして示した正面図
【図2】同電動調理器のカップリング部の要部断面図
【図3】本発明の実施例2における電動調理器のカップ
リング部の要部断面図
リング部の要部断面図
【図4】本発明の実施例3における電動調理器のカップ
リング部の要部断面図
リング部の要部断面図
【図5】本発明の実施例4における電動調理器のカップ
リング部の要部断面図
リング部の要部断面図
【図6】従来の電動調理器を要部切り欠き断面にして示
した正面図
した正面図
21 本体
22 モータ
27 (駆動)カップリング
30 貫通孔
31 軸
33 キャップ
34、61 径大部
36、52、63 薄肉部
51 空気抜き部
71 連通部
Claims (3)
- 【請求項1】 モータを内蔵した本体と、前記モータの
軸端部に固着される貫通孔を有したカップリングと、前
記貫通孔に挿入する弾性体よりなるキャップとを備え、
前記キャップは貫通孔の内径よりも径の大きい径大部を
有し、このキャップの径大部には薄肉部を形成した電動
調理器。 - 【請求項2】 キャップの外周部に空気抜き部を設け、
この空気抜き部を塞いで薄肉部を配した請求項1記載の
電動調理器。 - 【請求項3】 モータを内蔵した本体と、前記モータの
軸端部に固着される貫通孔を有したカップリングと、前
記貫通孔に挿入する弾性体よりなるキャップとを備え、
前記モータ軸には貫通孔と本体内部とを連通する連通部
を有する電動調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001240807A JP2003052551A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 電動調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001240807A JP2003052551A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 電動調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003052551A true JP2003052551A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=19071361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001240807A Pending JP2003052551A (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 電動調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003052551A (ja) |
-
2001
- 2001-08-08 JP JP2001240807A patent/JP2003052551A/ja active Pending
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