JP2003052060A - 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Info

Publication number
JP2003052060A
JP2003052060A JP2002060274A JP2002060274A JP2003052060A JP 2003052060 A JP2003052060 A JP 2003052060A JP 2002060274 A JP2002060274 A JP 2002060274A JP 2002060274 A JP2002060274 A JP 2002060274A JP 2003052060 A JP2003052060 A JP 2003052060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
signal
resolution
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002060274A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yamamoto
克己 山本
Toshiro Ohashi
寿郎 大橋
Yoko Funahashi
容子 舟橋
Chiharu Tanaka
千晴 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002060274A priority Critical patent/JP2003052060A/ja
Publication of JP2003052060A publication Critical patent/JP2003052060A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査用の信号の作成、変更、供給などの処理
を簡便に行えるようにする。 【解決手段】 解像度切換ボタン111が操作されるこ
とにより、解像度毎に検査用の信号として用意されてい
る画像が、信号表示部112に一覧表示される。信号表
示部112に一覧表示されている画像は、それぞれ、信
号データと関連付けられており、その信号データは、JP
EG形式などのデータとして管理されている。信号表示部
112に表示されている画像が選択されると、その画像
に対応する信号データが読み出され、グラフィックボー
ドを介して接続されている検査用の機器に対して供給さ
れる。本発明は、テレビジョン受像機の画面に欠陥がな
いか否かを検査する装置に適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置および
方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、所定
の機器に対して検査用の信号を供給するための情報処理
装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】所定の製品を製造する段階で、その製品
の品質を確認してから市場に出されるのが一般的であ
る。例えば、テレビジョン受像機を製造している工場で
は、図1に示すように、製品としてのテレビジョン受像
機1に信号発生器2を接続し、その信号発生器2により
発生される信号に基づきテレビジョン受像機1に表示さ
れる画像を、検査する人が見て確認することにより、そ
のテレビジョン受像機1の品質の確認が行われている。
【0003】また、工場には、信号発生器2以外にも、
制御用のパーソナルコンピュータ3等が備えられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した信号発生器2
は、発生する信号のデータを記憶したROM(Read Onl
y Memory)などが内部に備えられている。従って、新た
に検査用の信号を追加したいと所望しても、その追加
は、ROM自体を交換する、信号発生器2自体を交換す
るなどの方法をとらなくてはならず、簡便に信号の追加
ができない(アップグレードが容易でない)といった課
題があった。
【0005】また、信号発生器2は、予め記憶されてい
る信号しか発生できないために、複数の異なる信号を検
査に用いたい場合は、それらの信号を記憶している複数
の信号発生器2を用意しなくてはならなかった。しかし
ながら、信号発生器2は、高価なものであり、複数用意
する為には、また、工場内で必要な台数を揃えために
は、莫大な費用がかかるといった課題があった。
【0006】さらに近年、テレビジョン受像機の画面は
大型化してきており、画面全体に、単色もしくは3色の
画像を表示して、検査員の目視により検査する官能検査
方法を行うと、検査員の注意力が散漫になる、画欠点を
見落としやすくなるなどの問題があった。また、蛍光面
の不均一、基板(ガラス、樹脂)の画欠点、基板表面の
機能性膜の不均一など、さまざまな要因が相互に影響し
て発生する画欠点においては、検知することが困難であ
るという問題があった。
【0007】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、制御用などに備えられているパーソナルコ
ンピュータで検査に必要な信号を発生できるようにする
ことにより、簡便にアップグレードが行えるようにし、
コストを抑えることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、解像度毎に、複数の画像データを記憶する記憶手段
と、記憶手段により記憶され、指示された解像度に対応
する、複数の画像データに基づくサムネイル画像の一覧
表示を制御する表示制御手段と、表示制御手段により表
示が制御されたサムネイル画像の一覧から、選択された
と判断されるサムネイル画像に対応する画像データを記
憶手段から読み出す読み出し手段と、指示された解像度
に対応する処理を、読み出し手段により読み出された画
像データに施し、画像信号を生成する生成手段とを含む
ことを特徴とする。
【0009】前記記憶手段は、画像データをJPEG形
式で記憶するようにすることができる。
【0010】コンピュータに含まれるようにすることが
できる。
【0011】前記生成手段により生成された前記画像信
号に基づく画像が、所定の場所に、所定のサイズで表示
されるように前記画像信号を変換する変換手段をさらに
含むようにすることができる。
【0012】前記変換手段は、前記画像信号に基づく画
像の明るさも変換するようにすることができる。
【0013】前記変換手段は、前記画像信号に基づく画
像の走査線の密度または走査する頻度を調節することに
より、前記画像信号に基づく画像を高密度な画像に変換
するようにすることができる。
【0014】本発明の情報処理方法は、解像度毎に、複
数の画像データを管理する管理ステップと、管理ステッ
プの処理で管理され、指示された解像度に対応する、複
数の画像データに基づくサムネイル画像の一覧表示を制
御する表示制御ステップと、表示制御ステップにより表
示が制御されたサムネイル画像の一覧から、選択された
と判断される画像に対応する画像データを、管理ステッ
プの処理で管理されている複数の画像データ内から読み
出す制御を行う読み出し制御ステップと、指示された解
像度に対応する処理を、読み出し制御ステップの処理で
読み出しが制御された画像データに対し施し、画像信号
を生成する生成ステップとを含むことを特徴とする。
【0015】本発明の記録媒体のプログラムは、解像度
毎に、複数の画像データを管理する管理ステップと、管
理ステップの処理で管理され、指示された解像度に対応
する、複数の画像データに基づくサムネイル画像の一覧
表示を制御する表示制御ステップと、表示制御ステップ
により表示が制御されたサムネイル画像の一覧から、選
択されたと判断される画像に対応する画像データを、管
理ステップの処理で管理されている複数の画像データ内
から読み出す制御を行う読み出し制御ステップと、指示
された解像度に対応する処理を、読み出し制御ステップ
の処理で読み出しが制御された画像データに対し施し、
画像信号を生成する生成ステップとを含むことを特徴と
する。
【0016】前記管理ステップは、記録媒体に記録され
ている複数の画像データを管理するようにすることがで
きる。
【0017】本発明のプログラムは、解像度毎に、複数
の画像データを管理する管理ステップと、管理ステップ
の処理で管理され、指示された解像度に対応する、複数
の画像データに基づくサムネイル画像の一覧表示を制御
する表示制御ステップと、表示制御ステップにより表示
が制御されたサムネイル画像の一覧から、選択されたと
判断される画像に対応する画像データを、管理ステップ
の処理で管理されている複数の画像データ内から読み出
す制御を行う読み出し制御ステップと、指示された解像
度に対応する処理を、読み出し制御ステップの処理で読
み出しが制御された画像データに対し施し、画像信号を
生成する生成ステップとをコンピュータに実行させる。
【0018】前記管理ステップは、記録媒体に記録され
ている複数の画像データを管理するようにすることがで
きる。
【0019】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、解像度毎に、複数の画像データ
が記憶され、指示された解像度に対応する、複数の画像
データに基づくサムネイル画像の一覧表示が制御され、
サムネイル画像の一覧から、選択されたと判断されるサ
ムネイル画像に対応する画像データが読み出され、指示
された解像度に対応する処理が施されて画像信号として
出力される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図2は、本発明を適用し
たテレビジョン受像機の検査システムの一実施の形態の
構成を示す図である。検査対象となっているテレビジョ
ン受像機10に、検査するために必要な画像信号を供給
するパーソナルコンピュータ11が接続された構成とな
っている。
【0021】パーソナルコンピュータ11から供給され
る信号を基にした画像をテレビジョン受像機10は表示
し、その表示された画像を、検査を行う人(検査員)が
目視することにより、そのテレビジョン受像機10の品
質の検査(確認)が行われる。パーソナルコンピュータ
11は、テレビジョン受像機10の検査用の信号を供給
するとともに、検査システムの制御などの処理も実行す
る。
【0022】図3は、パーソナルコンピュータ11の内
部構成例を示す図である。パーソナルコンピュータ11
のCPU(Central Processing Unit)21は、ROM
(Read Only Memory)22に記憶されているプログラム
に従って各種の処理を実行する。RAM(Random Acces
s Memory)23には、CPU21が各種の処理を実行す
る上において必要なデータやプログラムなどが適宜記憶
される。入出力インタフェース25は、キーボードやマ
ウスから構成される入力部26が接続され、入力部26
に入力された信号をCPU21に出力する。また、入出
力インタフェース25には、ディスプレイやスピーカな
どから構成される出力部27も接続されている。
【0023】さらに、入出力インタフェース25には、
ハードディスクなどから構成される記憶部28、およ
び、インターネットなどのネットワークを介して他の装
置とデータの授受を行う通信部29も接続されている。
ドライブ30は、磁気ディスク41、光ディスク42、
光磁気ディスク43、半導体メモリ44などの記録媒体
からデータを読み出したり、データを書き込んだりする
ときに用いられる。
【0024】出力部27について図4を参照して説明す
る。図4(A)に示した構成では、マザーボード61−
1にグラフィック機能が内蔵され、RGB信号を出力す
ることができるため、直接、ディスプレイ71に信号が
供給されるようになされている。マザーボード61−1
としては、例えば、インテル社のIntel810Eなどが用い
られる。マザーボード61−1には、PCI(Peripher
al component Interconnect)バス62−1を介してグ
ラフィックボード63−1も接続されている。
【0025】グラフィックボード63−1は、RGB信
号を出力する機能も持つが、RF(Radio Frequency)
信号を出力する機能も有し、テレビジョン受像機10と
接続される。グラフィックボード63−1としては、例
えば、S3社のSavage4 PCIGraphic boardなどが用いら
れる。
【0026】図4(B)に示した構成では、マザーボー
ド61−2にグラフィック機能が内蔵されていないため
AGP(Accelerated Graphics Port)バス62−2を
介してグラフィックボード63−2が接続され、そのグ
ラフィックボード63−2にディスプレイ71とテレビ
ジョン受像機10が接続される。マザーボード61−2
としては、例えば、インテル社のIntel440BX等が用いら
れる。
【0027】このように、パーソナルコンピュータ11
には、パーソナルコンピュータ11で行う処理の為に用
いられる画面を表示するディスプレイ71と、グラフィ
ックボード63を増設することにより、検査対象となっ
ているテレビジョン受像機10が接続される。
【0028】図5は、記憶部28に記憶され、ユーザの
指示により読み出され、CPU21により実行される検
査用の信号を提供するためのプログラムの機能ブロック
図である。メニューソフト81は、検査対象のテレビジ
ョン受像機10に供給する信号の選択と、解像度の設定
を行う。これらの選択や設定は、後述するメニューソフ
ト81により管理される画面に従って、ユーザが操作す
ることにより行われる。
【0029】解像度切換ソフト82は、供給される信号
の解像度、色数の設定を行い、その設定に基づき、グラ
フィックカード63を制御する。信号データファイル8
3は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)
形式の信号データを管理する。その管理は、解像度毎に
フォルダが設けられ、そのフォルダ内に複数の信号デー
タが記憶されることにより行われる。
【0030】ビュアーソフト84は、メニューソフト8
1や解像度切換ソフト81により設定された項目に対応
する信号データを、信号データファイル83のフォルダ
内から読み出し、ディスプレイ71やグラフィックボー
ド63に供給する。
【0031】このように、本実施の形態においては、信
号データをJPEG形式のデータとして扱うため、取り
扱いが簡便に行える。即ち、JPEG形式のデータなの
で、グラフィックソフトウェアなどで、その信号データ
となる画像データを作成することが可能である。そのた
め、新たに必要となった信号データの追加が容易であ
り、また、既に作成された信号データの修正も容易とな
る。
【0032】また、既に管理されている信号データであ
っても、このプログラムを用いるユーザによっては、不
必要な信号データが含まれている場合があり、そのよう
な不必要な信号データを削除するといった処理が容易に
行うことが可能となる。
【0033】なお、信号データは、JPEG形式以外の
形式で管理するようにしても良い。また、信号データ
は、静止画以外の、例えば、文字などでも良いし、動画
像でも良い。
【0034】次に、このようなプログラムを用いて行わ
れる処理のうち、ユーザ側の処理について図6のフロー
チャートを参照して説明する。ステップS1において、
ユーザは、パーソナルコンピュータ11に対して所定の
操作を行うことにより、検査用の信号を供給するための
プログラムを起動させる。プログラムが起動されると、
ディスプレイ71(図4)上に、図7に示したような画
面が表示される。
【0035】図7に示した表示例では、ディスプレイ7
1の左上に、メニュー画面100が表示されている。メ
ニュー画面100は、ディスプレイ71上の左上に限ら
ず、どの部分に表示されても良い。ディスプレイ71
は、パーソナルコンピュータ11と接続されるが、パー
ソナルコンピュータ11は、信号を供給する処理とは別
の処理も実行することができ、その画面も、ディスプレ
イ71上に表示する必要がある。このことを考慮し、メ
ニュー画面100は、ユーザが必要とするときだけ表示
されるようにすることが望ましい。
【0036】そこで、メニュー画面100がディスプレ
イ71上の左上に表示されると設定されている場合、カ
ーソル101がディスプレイ71上の左上に位置すると
きだけ表示する(カーソル101がディスプレイ71の
左上に位置しないときには表示しない)ようにしても良
い。
【0037】図8は、メニュー画面100の詳細を示す
図である。メニュー画面100の図中右端には、解像度
切換ボタン111−1,111−2が設けられている。
ユーザは、解像度切換ボタン111−1または解像度切
換ボタン111−2上にカーソル101を位置させ、マ
ウス(不図示)のクリックなどの所定の操作を行うこと
により、所望の解像度の信号を選択する為の画面をメニ
ュー画面100上に表示させることができる。
【0038】所望の解像度の信号を選択する為の画面と
は、解像度切換ボタン111の左側に設けられている信
号表示部112のことである。この信号表示部112に
は、テレビジョン受像機10に供給できる信号に基づく
画像が、サムネイル画像の一覧形式で表示されている。
表示されるサムネイル画像は、一種のアイコンとして機
能し、それぞれの画像は、信号データファイル83に管
理されている信号データと関連付けられいる。
【0039】信号表示部112の右下の一画には、解像
度表示部113が設けられている。この解像度表示部1
13は、解像度切換ボタン111が操作されることによ
り選択された解像度の種類が表示される。表示される解
像度の種類としては、SVGA、SXGA、UXGA、
VGA、XGA、PAL、NTSCなどである。
【0040】図6に示したフローチャートの説明に戻
り、ステップS1において起動されたプログラムにより
ディスプレイ71上に表示されたメニュー画面100を
用いて、ユーザは、ステップS2において、解像度の選
択を行う。上述したように、ユーザは、マウスなどを操
作することにより、カーソル101を解像度切換ボタン
111上に位置させ、クリックなどの操作を行い、解像
度表示部113に表示される解像度の種類を変更させ、
確認することにより、所望の解像度を選択する。
【0041】所望の解像度の選択が終了されると、ステ
ップS3において、信号(画像)の選択が行われる。ユ
ーザは、信号表示部112に表示されている信号の一覧
から、所望の信号のサムネイル画像上にカーソル101
を移動させ、マウスのクリックなどの所定の操作を行う
ことにより、信号の選択を行う。信号表示部112に表
示されているサムネイル画像のうち、カーソル101が
位置するサムネイル画像には、図8に示すようにCB
(カラーバー)といった、その画像(信号)についての
説明が表示される。
【0042】図6に示したフローチャートを参照した説
明では、ユーザが解像度や信号の選択を行うとして説明
したが、手順が定められており、検査を行うときに用い
られる解像度や信号が、その手中に基づいていつも同じ
である場合、いちいちユーザが設定しなくても、換言す
れば、自動化してしまうことが可能である。ここでの自
動化とは、ユーザが最小限の操作を行えば、後は、煩わ
しい設定などをしなくても、所望の処理が繰り返される
ことを意味する。
【0043】自動化した場合、ユーザ側の処理は、図9
に示したフローチャートの処理に従って行われる。すな
わち、ステップS11において、解像度、信号の設定を
行う。この設定は、変更などない限り一度行えば良い。
ステップS12において、ユーザは、自動処理プログラ
ムを起動させる。自動処理プログラムは、設定された解
像度、信号に従って、テレビジョン受像機10に信号を
供給する。ユーザは、一度解像度や信号の設定を行え
ば、次回からは、ステップS12のおける自動処理プロ
グラムの起動の処理だけを行えば良い。
【0044】このようにして、所定のプログラムが起動
されることによりテレビジョン受像機10に供給されて
いる信号に関する情報は、ディスプレイ71上に表示さ
れる。その表示例を図10に示す。図10(A)に示し
た表示例では、他処理制御用ウィンドウ121の背後に
フルスクリーンで信号を制御するための(出力されてい
る信号に基づく画像を表示するための)信号制御用ウィ
ンドウ122が表示されている。信号制御用ウィンドウ
122に表示されている画像は、テレビジョン受像機1
0に出力されている信号の画像と同じである。
【0045】図10(A)に示した表示例は、1台のデ
ィスプレイ71で、信号を発生される為の信号制御用ウ
ィンドウ122と、他の処理(例えば、ワードプロセッ
サなどの、信号を発生するための処理とは関係のない処
理)を行う他処理制御用ウィンドウ121を表示させた
場合を示したが、このように、2つのウィンドウを表示
させた場合、それらのウィンドウの切換は、入力部26
(図3)としてのキーボードやマウスの簡単な操作(例
えば、スクロールマウスを用いた場合、そのマウスの中
央部分などに備えられているボタンを押圧するなどの操
作)で行える。
【0046】従って、1台のディスプレイ71を用いた
場合でも、テレビジョン受像機10に供給する信号の制
御と、他の処理をスムーズに行うことが可能となる。な
お、図10(A)では、信号制御用ウィンドウ122を
フルスクリーンにしたが、フルスクリーン以外のサイズ
でも勿論良い。また、ディスプレイ71に2つのウィン
ドウが表示されるとしたが、検査対象のテレビジョン受
像機10に表示させるようにしても良い。
【0047】図10(B)に示した表示例は、ディスプ
レイ71とテレビジョン受像機10で異なる画面を表示
させた場合、換言すれば、デュアル(Dual)ディスプレ
イモードを使用した場合を示している。ディスプレイ7
1側は、他処理制御用ウィンドウ121を表示させ、他
の処理を行うために用いられる。テレビジョン受像機1
0側は、信号制御用ウィンドウ122を表示させ、信号
の制御を行うと共に、その制御に基づき表示された画面
を見ることによる検査が行われる。
【0048】このように、デュアルディスプレイモード
を利用した場合、一方で信号発生のための制御を、他方
で信号発生のための制御とは別の処理を行えるため、ウ
ィンドウなどの切換などを行うことなく、両方の処理を
スムーズに行うことが可能となる。
【0049】次に、図5に示したような機能構成による
プログラムの動作について、図11のフローチャートを
参照して説明する。ステップS21において、ユーザが
所定の操作を行うことによりプログラムが起動され、そ
の結果として、メニューソフト81は、図7に示したよ
うに、ディスプレイ71上の所定の位置にメニュー画面
100を表示させる。
【0050】ステップS22において、メニューソフト
81は、表示されたメニュー画面100に対して所定の
操作が実行されることにより、解像度の変更が指示され
たか否かを判断する。ステップS22において、解像度
の変更が指示されたと判断された場合、ステップS23
に進む。
【0051】ステップS23において、メニューソフト
81は、ビュアーソフト84に対して、指示された解像
度に対応するファイルを信号データファイル83内から
読み出し、メニュー画面100の信号表示部112に表
示するように指示する。このようなメニュー画面100
の信号表示部112に表示されている画像が切り換えら
れると、ステップS22に戻り、それ以降の処理が繰り
返される。
【0052】ステップS22において、解像度の変更は
ないと判断された場合、ステップS24に進み、メニュ
ー画面100の信号表示部112に表示されている画像
に対してクリックなどの所定の操作が行われることによ
り、信号の選択が行われたか否かが判断される。ステッ
プS24において、信号の選択があったと判断された場
合、ステップS25に進み、なかったと判断された場
合、ステップS22に戻り、それ以降の処理が繰り返さ
れる。
【0053】ステップS25において、メニューソフト
81は、ビュアーソフト84に対して、選択された画像
に対応する信号データを信号データファイル83から読
み出すように指示する。ステップS26において、読み
出された信号データに基づく画像をディスプレ71に表
示する為の処理が実行されるとともに、グラフィックボ
ード63を介してテレビジョン受像機10に対する信号
の出力が行われる。
【0054】テレビジョン受像機10に出力される信号
は、解像度切換ソフト82がグラフィックボード63を
制御して、指示された解像度に対応する信号に変換され
た信号である。従って、グラフィックボード63に接続
されているテレビジョン受像機10の解像度と、ディス
プレイ71の解像度とは関係はない(ディスプレイ71
の解像度は、メニュー画面100の解像度切換ボタン1
11により選択された解像度による制御は受けない)。
【0055】このような処理が繰り返されることによ
り、テレビジョン受像機10に対して、ユーザ所望とす
る解像度の画像に対応する信号が供給される。なお、ス
テップS22やステップS24における判断は、ユーザ
の処理が図6に示したフローチャートの処理に従って行
われる場合は、ユーザによる指示がされたか否かを判断
することにより行われ、ユーザの処理が図9に示したフ
ローチャートの処理に従って行われる場合は、予め設定
された自動処理のプログラムの指示に基づく判断により
行われる。
【0056】上述した実施の形態においては、テレビジ
ョン受像機10に対する検査用の信号を供給する場合を
例に挙げて説明したが、本発明は他の機器に対して信号
を供給するときにも適用することが可能である。他の機
器に対して信号を供給する場合、例えば、図12に示す
ように、グラフィックボード63を、信号を供給する機
器に対応させればよい。
【0057】即ち、パーソナルコンピュータ11にRG
B信号出力用のグラフィックカード63を接続した場
合、そのボードにパーソナルコンピュータ用のディスプ
レイや液晶プロジェクターなどを接続すれば、それらの
機器に対して、上述した場合と同様の処理で、検査用の
信号を供給することが可能である。
【0058】同様に、パーソナルコンピュータ11に、
コンポジット信号出力用のグラフィックカード63を接
続すれば、テレビジョン受像機やVTR(ビデオテープ
レコーダ)などの既存の映像機器に対して、コンポーネ
ント信号出力用のグラフィックカード63を接続すれ
ば、コンポーネント接続用の映像機器に対して、BS
(Broadcasting Satellite)デジタル信号出力用のグラ
フィックカード63を接続すれば、BSデジタル関係の
映像機器に対して、デジタル信号出力用グラフィックカ
ード63を接続せれば、デジタル関係の映像機器に対し
て、それぞれ検査用の信号を供給することが可能とな
る。
【0059】これらのグラフィックボード63を、1台
のパーソナルコンピュータ11に対して複数枚接続する
ことにより、異なる信号を扱う複数の機器に対して同時
に検査用の信号を供給することが可能となる。また、同
一の複数の機器に対して同時に検査用の信号を供給する
ことは勿論可能である。
【0060】上述した実施の形態においては、検査用の
信号は画像信号であったが、音声に対して本発明を適用
することも可能である。音声に対して本発明を適用した
場合、図13に示したように、グラフィックボード63
の代わりにサウンドボード134がパーソナルコンピュ
ータ11と接続される。
【0061】メニューソフト131は、図5に示したメ
ニューソフト81と同様に、ディスプレイ71上に、音
声信号を選択する為の画面を表示させたり、その画面に
対して行われた操作を判断し、その操作に対応する処理
を実行する。再生ソフト132は、信号データファイル
133に管理されている信号データを読み出し、レベ
ル、周波数、種類などが合った再生の処理を施し、その
信号をサウンドボード134に供給する。信号データフ
ァイル133は、例えば、WAV形式で音声信号のデー
タを管理する。
【0062】サウンドボード134は、アナログ信号を
出力する端子とデジタル信号を出力する端子を備えてお
り、アナログ信号を出力する端子には、アナログ機器1
35が、デジタル信号を出力する端子には、デジタル機
器136が、それぞれ接続される。
【0063】このようなプログラムで行われる処理も、
基本的に上述した検査信号が画像信号である場合と同様
であるので、その説明は省略する。
【0064】このように、本発明を適用して検査用の信
号を所定の機器に対して供給するようにした場合、信号
用のデータを画像ファイルや音声ファイルで作成し、管
理するようにすることにより、所望の信号を容易に作成
することができるとともに、変更、追加、コピーなどの
処理を簡便に行うことが可能となる。その信号の作成
は、パーソナルコンピュータ11のディスプレイ71な
どで確認しながら作成することができるため、容易に作
成できる。また、静止画、動画、音声などを検査用の信
号として用いることが可能となる。
【0065】信号出力用として、パーソナルコンピュー
タ11用としてのグラフィックボード63やサウンドボ
ード134を用いることが可能である(既存のハードウ
ェアを用いることが可能である)ので、換言すれば、本
発明の信号を発生し供給するためだけの専用なハードウ
ェアを作成する必要がないため、安価な信号発生器を提
供することが可能となる。さらに、ボードの追加、変更
により機能アップを容易に行うことが可能である。
【0066】パーソナルコンピュータ11を用いること
で、供給する信号の切換などを自動化する(ユーザが、
逐次指示する必要性を無くす)ことができ、そのような
ことをするための専用のハードウェアを備える必要もな
く、安価に、簡便に、余計なスペースをとることなく、
検査用の信号を供給することが可能となる。
【0067】パーソナルコンピュータ11は、一般に、
デスクトップ型と称されるものでも良いが、ノート型と
称される、または、モバイル型などと称される、持ち運
び可能なものでも良いため、必要に応じて、検査対象と
なる機器の近くに移動させるなどでき、利便性が向上す
る。
【0068】本発明にかかるプログラムは、ネットワー
クなどを介して配布することも可能である。例えば、工
場内でLAN(Local Area Network)などにより接続さ
れているパーソナルコンピュータ11に対して、同時
に、プログラムをインストールしたり、そのプログラム
をアップグレードしたりすることが可能であるため、利
便性が向上する。
【0069】ところで、テレビジョン受像機10の画面
の大きさはさまざまであり、また近年、その画面の大き
さは大きくなる傾向がある。特に大きな画面(大画面)
の場合、上述したように、画像をテレビジョン受像機1
0の大画面に表示させ、ユーザ(検査員)の目視により
検査する官能検査方法を行うと、検査員の注意力が散漫
になる、画欠点(画素の欠落)を見落としやすくなるな
どの問題があった。
【0070】また、蛍光面の不均一、基板(ガラス、樹
脂)の画欠点、基板表面の機能性膜の不均一など、さま
ざまな要因が相互に影響して発生する画欠点において
は、検知することが困難であるという問題があった。
【0071】このような問題を防ぐ方法としては、例え
ば、大画面を複数の領域に分割して、その分割された小
さな領域だけに画像を表示させ、その領域毎に検査を実
行し、領域を切り替え、繰り返し検査を行うことにより
大画面の全領域を検査する方法が考えられる。上述した
ように、本発明を適用してテレビジョン受像機10の画
面を検査する場合、予め大画面の一部分(所定の領域)
に画像が存在するような画像を作成し、記憶させ用いる
ようにしても良い。
【0072】例えば、1画面を4つの部分に分割したす
ると、右上、右下、左下、および左上に、それぞれ画像
が存在するような画像、例えば、図14に示すような、
テレビジョン受像機10の画面の左上にしか画像がな
く、その他の部分には、単色の画(全く発光されない画
像)が表示されるような画像を作成し、記憶させ用いる
ようにする。この場合、4つの画像を予め作成し、記憶
させておく必要がある。また、それらの画像を、実際に
用いるときには、パーソナルコンピュータ11により、
切り換える作業を行う必要がある。
【0073】その他の方法としては、同一の画像を用
い、その画像を必要に応じ、縮小し、画面の所望の部分
に表示させるようにしても良い。このようにした場合、
上述した場合と異なり、4枚の画像を予め作成して記憶
させておく必要はなく、1枚の画像でよい。すなわち、
新たにパーソナルコンピュータ11に画像を記憶させる
必要はなく、上述した機能を備えるパーソナルコンピュ
ータ11を用いることが可能である。ただし、図15に
示すように、パーソナルコンピュータ11からの信号
を、テレビジョン受像機10の所望の部分に画像が表示
されるように変換するといった処理を行う制御装置20
1を設ける必要がある。
【0074】また、陰極線管を利用したテレビジョン受
像機10を検査する場合、画面を縮小することで、制御
装置201の性能を変えることなく、画像を表示するた
めの電子ビームの走査線の本数や、1秒間当たりの走査
する回数(以後、適宜、リフレッシュレートと称する)
を増加させることが可能となるため、より高密度でちら
つきの少ない画像を表示させることが可能となり、画面
の検査をより高精度に行うことが可能となる。
【0075】図16は、制御装置201の内部構成例を
示す図である。制御装置201は、パーソナルコンピュ
ータ11から出力された画像信号を入力する画像信号入
力部202、画像信号入力部202に入力された画像信
号を変換する画像信号変換部203を含む。画像信号変
換部203は、制御部204の指示に基づき、画像信号
入力部202からの画像信号を変換する。
【0076】制御部204は、ユーザが操作部205を
操作することにより指示したことに対応する制御を行
う。画像信号変換部203により変換された画像信号
は、画像信号出力部206を介してテレビジョン受像機
10に供給される。
【0077】図17は、ユーザが操作する操作部205
の外観構成例を示す図である。操作部205には複数の
ボタンが設けられている。ボタン211−1は、テレビ
ジョン受像機10の全画面に画像を表示させるときに操
作されるボタンである。ボタン211−2は、テレビジ
ョン受像機10の左上部分のみに画像を表示させるとき
に操作されるボタンである。ボタン211−3は、テレ
ビジョン受像機10の左下部分のみに画像を表示させる
ときに操作されるボタンである。
【0078】ボタン211−4は、テレビジョン受像機
10の右上部分のみに画像を表示させるときに操作され
るボタンである。ボタン211−5は、テレビジョン受
像機10の右下部分のみに画像を表示させるときに操作
されるボタンである。
【0079】ボタン212は、画像の濃淡を調整する際
に操作されるダイアル式のボタンである。これらのボタ
ン以外に他のボタンを設けることも可能であり、それら
のボタンの配置なども、図17に示した例に限定される
ものではない。
【0080】このような構成の制御装置201をパーソ
ナルコンピュータ11とテレビジョン受像機10との間
に設けた場合のテレビジョン受像機10の検査方法につ
いて、図18のフローチャートを参照して説明する。な
お、図18のフォローチャートに示す検査方法は一例で
あり、この手順に限定されることを示すものではない。
【0081】ステップS41において、まず、操作部2
05のボタン211−1乃至211−5のうちのいずれ
かのボタンが操作される。例えば、ボタン211−2が
操作されることにより、パーソナルコンピュータ11に
より選択されている画像は、テレビジョン受像機10の
画面のうち、左上の部分のみに表示される。
【0082】画像信号変換部203は、供給された画像
信号による画像が、この場合、左上の部分のみに表示さ
れるように画像を変換する。画像信号変換部203は、
所望の部分に画像が表示されるようにするために、例え
ば、水平方向と垂直方向のサイズが半分の大きさになる
ように変換する、垂直位置と水平位置を選択することに
より表示される位置を特定するなどの処理を行う。
【0083】ステップS41においてテレビジョン受像
機10に供給される画像は、単色発光による画像であ
り、その明るさは、30nitである。このような画像
が表示された状態で、ユーザ(検査員)は、テレビジョ
ン受像機10の画面のうちの画像が表示されている部分
の検査を行う。
【0084】30nitによる単色発光に用いられる色
は、例えば、赤、青、緑であり、この3色が順次切り替
えられ、その色毎に同様の検査が行われる。色の切り替
えは、パーソナルコンピュータ11から供給される画像
を切り替えることにより行われる。
【0085】次に、ステップS42において、輝度が変
更されて検査が行われる。輝度の変更は、ボタン212
が操作されることにより行われる。例えば、輝度は、3
0nit乃至70nitまで変更され検査が行われる。
30nitから70nitまで、徐々に変化するように
してもよいし、30nitの次は70nitに切り替え
られるようにしてもよい。検査は、70nitにされた
ときに行われる。ステップS41と同じく、ステップS
42においても、例えば、70nitで単色発光による
検査が行われ、その単色発光は、例えば、3色用いら
れ、その色が切り替えられ、色毎に検査が行われる。
【0086】ステップS43において、70nitの3
色発光により検査が行われる。このステップS41乃至
S43における検査は、主に、輝度のムラを確認するた
めに行われる。次に、ステップS44において、300
nitの3色発光による検査が行われる。このステップ
S44における検査は、主に、画面の表面処理膜の傷を
確認するために行われる。
【0087】このようなステップS41乃至S44の処
理は、全画面の部分に対して順次行われる。この場合、
1画面を4分割しているので、1台のテレビジョン受像
機10に対して、ステップS41乃至S44の処理が、
順次、画像が表示される部分が移動されながら、4回繰
り返される。
【0088】上述した検査例は、一例であり、その処理
の順番や、用いられる画像の明るさなどは一例であり、
検査するテレビジョン受像機10にあった検査方法を適
宜実施することが可能である。画質の評価項目のうち、
輝度のムラは、20乃至80nitの比較的暗い発光状
態で行われるのが望ましい。また、色度のムラは、50
乃至100nitの、輝度のムラを検査する場合よりも
明るい発光状態で行われるのが望ましい。さらに、基材
の傷、機能性膜の傷などの判別には、100乃至500
nit前後の高輝度で評価が行われることが望ましい。
高輝度で評価が行なわれることにより、微細な傷の発見
を行うことが可能となる。
【0089】このようなことを考慮して、検査する際の
明るさや色の設定を行うようにすればよい。
【0090】上述したように、画面を分割して画質(画
面)を検査(評価)するようにすることにより、全画面
を一括して検査するよりも検査員(ユーザ)の疲労が蓄
積することを抑制することが可能となる。また、画面を
分割してその部分のみを発光させた検査を行うため、検
査員の見落としを予防し、注意力を持続させることが可
能となり、もって、作業精度を向上させることが可能と
なる。画面を分割する際、偏向角を変更することにより
行うと、画サイズが小さくされて発光されるため、検査
時の画質を向上させることができ、もって、より精度良
く検査を行えるようになる。
【0091】上述した実施の形態においては、制御装置
201とパーソナルコンピュータ11を別々に設けた場
合を例に挙げて説明したが、制御装置201が、パーソ
ナルコンピュータ11に含まれる構成としてもよい。
【0092】また、図18のフローチャートを参照して
説明した検査方法だが、検査員により画像やその表示場
所が指示されるとしたが、検査員の手を煩わすことな
く、画像や表示場所が切り替えられるようにしてもよ
い。例えば、図18に示したフローチャートの一連の処
理をプログラムにより実行させるようにしてもよい。そ
のようなプログラムに従って、制御部204が制御を行
うようにすればよい。そのようなプログラムは、パーソ
ナルコンピュータ11により設定され、制御装置201
の制御部204に供給されるようにしてもよいし、制御
部204の記録部(不図示)に記録させるようにしても
よい。
【0093】また、電子ビームの走査線の本数やリフレ
ッシュレートを増すことで、高密度な画面を表示させる
ようにして、検査を行うようにしても良い。高密度な画
面を表示させて検査を実行することにより、画欠点をよ
り精度よく検査することが可能となる。
【0094】一連の処理をソフトウェアにより実行させ
る場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが
専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、
または、各種のプログラムをインストールすることで、
各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパー
ソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストール
される。
【0095】記録媒体は、図3に示すように、パーソナ
ルコンピュータ11とは別に、ユーザにプログラムを提
供するために配布される、プログラムが記録されている
磁気ディスク41(フレキシブルディスクを含む)、光
ディスク42(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memor
y),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気
ディスク43(MD(Mini-Disc)(登録商標)を含
む)、若しくは半導体メモリ44などよりなるパッケー
ジメディアにより構成されるだけでなく、パーソナルコ
ンピュータ11に予め組み込まれた状態でユーザに提供
される、プログラムが記憶されているROM22や記憶
部28が含まれるハードディスクなどで構成される。
【0096】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0097】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0098】
【発明の効果】以上の如く、本発明の情報処理装置およ
び方法、並びにプログラムによれば、解像度毎に、複数
の画像データを記憶し、指示された解像度に対応する、
複数の画像データに基づくサムネイル画像の一覧表示を
制御し、サムネイル画像の一覧から、選択されたと判断
されるサムネイル画像に対応する画像データを読み出
し、指示された解像度に対応する処理を施して画像信号
として出力するようにしたので、機器を検査するために
必要とされる画像信号などを、安価に、簡便に供給する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の検査システムの一例の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明を適用した検査システムの一実施の形態
の構成を示す図である。
【図3】パーソナルコンピュータの内部構成を示す図で
ある。
【図4】グラフィックボードの接続について説明する図
である。
【図5】プログラムの機能ブロック図である。
【図6】所定の機器に対して信号を供給するために行わ
れるユーザ側の処理について説明するフローチャートで
ある。
【図7】ディスプレイ上に表示される画面の表示例であ
る。
【図8】メニュー画面について説明する図である。
【図9】所定の機器に対して信号を供給するために行わ
れるユーザ側の処理について説明するフローチャートで
ある。
【図10】所定の機器に信号が供給されているときの画
像について説明する図である。
【図11】信号を供給するためのプログラムが行う動作
について説明するフローチャートである。
【図12】グラフィックボードと接続される機器につい
て説明する図である。
【図13】本発明を音声を処理する場合に適用したとき
のプログラムの機能ブロック図である。
【図14】表示される画面の部分について説明する図で
ある。
【図15】本発明を適用した検査システムの他の実施の
形態の構成を示す図である。
【図16】制御装置の内部構成例を示す図である。
【図17】操作部の構成例を示す図である。
【図18】制御装置を用いた検査方法の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 テレビジョン受像機, 11 パーソナルコンピ
ュータ, 26 入力部, 27 出力部, 28 記
憶部, 29 通信部, 63 グラフィックボード,
71 ディスプレイ, 81 メニューソフト, 8
2 解像度切換ソフト, 83 信号データファイル,
84 ビュアーソフト, 100 メニュー画面,
111 解像度切換ボタン, 112 信号表示部,
113解像度表示部, 131 メニューソフト, 1
32 再生ソフト, 133信号データファイル, 1
34 サウンドボード, 201 制御装置, 202
画像信号入力部, 203 画像信号変換部, 20
4 制御部, 205操作部, 206 画像信号出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟橋 容子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ーイーエムシーエス株式会社内 (72)発明者 田中 千晴 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ーイーエムシーエス株式会社内 Fターム(参考) 5C061 BB01 CC05 EE05 EE07 EE11 EE15

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解像度毎に、複数の画像データを記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段により記憶され、指示された解像度に対応
    する、前記複数の画像データに基づくサムネイル画像の
    一覧表示を制御する表示制御手段と、 前記表示制御手段により表示が制御された前記サムネイ
    ル画像の一覧から、選択されたと判断される前記サムネ
    イル画像に対応する前記画像データを前記記憶手段から
    読み出す読み出し手段と、 前記指示された解像度に対応する処理を、前記読み出し
    手段により読み出された前記画像データに施し、画像信
    号を生成する生成手段とを含むことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記画像データをJP
    EG形式で記憶することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータに含まれることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記生成手段により生成された前記画像
    信号に基づく画像が、所定の場所に、所定のサイズで表
    示されるように前記画像信号を変換する変換手段をさら
    に含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記変換手段は、前記画像信号に基づく
    画像の明るさも変換することを特徴とする請求項4に記
    載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、前記画像信号に基づく
    画像の走査線の密度または走査する頻度を調節すること
    により、前記画像信号に基づく画像を高密度な画像に変
    換することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 解像度毎に、複数の画像データを管理す
    る管理ステップと、前記管理ステップの処理で管理さ
    れ、指示された解像度に対応する、前記複数の画像デー
    タに基づくサムネイル画像の一覧表示を制御する表示制
    御ステップと、 前記表示制御ステップにより表示が制御された前記サム
    ネイル画像の一覧から、選択されたと判断される画像に
    対応する前記画像データを、前記管理ステップの処理で
    管理されている前記複数の画像データ内から読み出す制
    御を行う読み出し制御ステップと、 前記指示された解像度に対応する処理を、前記読み出し
    制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像デ
    ータに対し施し、画像信号を生成する生成ステップとを
    含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 解像度毎に、複数の画像データを管理す
    る管理ステップと、 前記管理ステップの処理で管理され、指示された解像度
    に対応する、前記複数の画像データに基づくサムネイル
    画像の一覧表示を制御する表示制御ステップと、 前記表示制御ステップにより表示が制御された前記サム
    ネイル画像の一覧から、選択されたと判断される画像に
    対応する前記画像データを、前記管理ステップの処理で
    管理されている前記複数の画像データ内から読み出す制
    御を行う読み出し制御ステップと、 前記指示された解像度に対応する処理を、前記読み出し
    制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像デ
    ータに対し施し、画像信号を生成する生成ステップとを
    含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプ
    ログラムが記録されている記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記管理ステップは、記録媒体に記録さ
    れている前記複数の画像データを管理することを特徴と
    する請求項8に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 解像度毎に、複数の画像データを管理
    する管理ステップと、 前記管理ステップの処理で管理され、指示された解像度
    に対応する、前記複数の画像データに基づくサムネイル
    画像の一覧表示を制御する表示制御ステップと、 前記表示制御ステップにより表示が制御された前記サム
    ネイル画像の一覧から、選択されたと判断される画像に
    対応する前記画像データを、前記管理ステップの処理で
    管理されている前記複数の画像データ内から読み出す制
    御を行う読み出し制御ステップと、 前記指示された解像度に対応する処理を、前記読み出し
    制御ステップの処理で読み出しが制御された前記画像デ
    ータに対し施し、画像信号を生成する生成ステップとを
    コンピュータに実行させるプログラム。
  11. 【請求項11】 前記管理ステップは、記録媒体に記録
    されている前記複数の画像データを管理することを特徴
    とする請求項10に記載のプログラム。
JP2002060274A 2001-05-31 2002-03-06 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Withdrawn JP2003052060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002060274A JP2003052060A (ja) 2001-05-31 2002-03-06 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001164113 2001-05-31
JP2001-164113 2001-05-31
JP2002060274A JP2003052060A (ja) 2001-05-31 2002-03-06 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003052060A true JP2003052060A (ja) 2003-02-21

Family

ID=26616058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002060274A Withdrawn JP2003052060A (ja) 2001-05-31 2002-03-06 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003052060A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006031308A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. User interface with tiling of video sources, widescreen modes or calibration settings
JP2007537508A (ja) * 2004-04-09 2007-12-20 エヌヴィディア コーポレイション グラフィック処理信号をスタンドアロンのモジュールにルーティングする方法及び装置
KR101365999B1 (ko) 2007-06-13 2014-02-24 삼성전자주식회사 디스플레이 성능 선택에 따라 멀티미디어가 재생되는멀티미디어 재생 장치 및 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537508A (ja) * 2004-04-09 2007-12-20 エヌヴィディア コーポレイション グラフィック処理信号をスタンドアロンのモジュールにルーティングする方法及び装置
WO2006031308A1 (en) * 2004-09-13 2006-03-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. User interface with tiling of video sources, widescreen modes or calibration settings
US7929056B2 (en) 2004-09-13 2011-04-19 Hewlett-Packard Development Company, L.P. User interface with tiling of video sources, widescreen modes or calibration settings
KR101365999B1 (ko) 2007-06-13 2014-02-24 삼성전자주식회사 디스플레이 성능 선택에 따라 멀티미디어가 재생되는멀티미디어 재생 장치 및 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7250978B2 (en) Multi-vision system and method of controlling the same
US8745509B2 (en) Image display system, graphical user interface, and image display method
US9298412B2 (en) Conferencing system, server, image display method, and computer program product
US8791877B2 (en) Image display system, image display device, and image display method
JP4591568B2 (ja) 画像表示制御方法、画像供給装置及び画像表示制御プログラム
CN101377920A (zh) 显示控制方法、和使用该方法的显示装置和显示系统
US20060181645A1 (en) TV and method of setting wallpaper or screen saver mode thereof
JP3488314B2 (ja) 映像信号処理装置及び画像調整方法
US20020071057A1 (en) Display control system, display control apparatus, and display control method
US20130155324A1 (en) Multiple Device Access Windowing Display
US20050162337A1 (en) Display device and a method of controlling the same
JP4803217B2 (ja) 画像表示システム、画像供給装置、制御方法及び制御プログラム
JP2016025640A (ja) 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20090140977A1 (en) Common User Interface Structure
JP4646735B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US20060290783A1 (en) Method for selecting a video test signal
JP5263419B2 (ja) 画像供給装置、画像表示制御プログラム及び画像表示制御方法
JP2003052060A (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
KR100449719B1 (ko) 디스플레이장치에서 하이라이팅 영역을 하이라이팅시킬 수있는 방법 및 장치
KR20080087572A (ko) 복수의 디스플레이 장치 제어 방법 및 장치
US20070078945A1 (en) System and method for displaying information of a media playing device on a display device
JP2008271096A (ja) 画像データのグレーバランス補正方法、画像データのグレーバランス補正装置および記憶媒体
JP2002196742A (ja) 表示制御システム、表示制御装置及び表示制御方法
JP2019129471A (ja) 映像表示装置および表示制御方法
JP4947203B2 (ja) 画像供給装置及び画像表示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510