JP2003051809A - 波長多重光伝送方式及び伝送方法 - Google Patents

波長多重光伝送方式及び伝送方法

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JP2003051809A JP2001238077A JP2001238077A JP2003051809A JP 2003051809 A JP2003051809 A JP 2003051809A JP 2001238077 A JP2001238077 A JP 2001238077A JP 2001238077 A JP2001238077 A JP 2001238077A JP 2003051809 A JP2003051809 A JP 2003051809A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯域利用効率が良い波長多重光伝送方式及び伝
送方法を提供する。 【解決手段】光周波数間隔△f[Hz]、変調速度B
[bit/s](但し、B/△f≦1[bit/s/H
z])で変調したN波の光信号を発生する光送信器1−
1と、それを合波する波長合波器1−3a,bと、位相
シフタ1−7を内蔵し、光路長差がc/(2nc△f)
(cは光速、ncは導波路の等価屈折率)の非対称マッ
ハツェンダ型干渉素子1−6と、所望の波長を選択透過
する波長分波器1−8a,bと、ビット単位で、1/
(2△f)[s]からT[s](但し、Tは1ビットの
時間)までの間の時間の信号を取り出す光時間ゲートス
イッチ1−9と、非対称マッハツェンダ型干渉素子1−
6の入力における各波長信号のビット位相を一致させる
ためのビット位相調整手段1−2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信分野における
波長多重光伝送方式及び伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光通信の伝送容量を増大させるた
めに、多数の波長を用いて信号を伝送する波長多重光伝
送方式が用いられている。
【0003】図6は従来の波長多重光伝送方式の構成図
である。送信部では、波長(=光周波数)の異なる複数
の光送信器1−1の信号を波長合波器1−3により合波
する。合波された多数の光信号は、1つの光伝送媒体1
−5を共用して伝送される。受信部では波長分波器1−
8により、波長ごとに分波され、各波長の光信号は光受
信器1−10で受信される。以上のような構成で波長分
割多重光伝送方式が実現されていた。
【0004】光の波長域の有効利用の点から、光の波長
間隔を近接させる高密度な波長多重伝送が望まれる。光
周波数間隔を△f[Hz]、伝送速度をB[bit/
s]とするとB/△f[bit/s/Hz]を帯域利用
効率(Spectral Efficiency)という。両側帯波のON
/OFF変調方式の帯域利用効率の理論限界は1[bi
t/s/Hz]である。
【0005】従来の波長多重伝送方式では、受信部では
アレイ導波路型回折格子などの波長分波器を用いた波長
選択フィルタで所望の信号光を取り出していた。しかし
ながら、高密度で多数の信号を伝送しようとすると、隣
り合う波長の信号と重なり合うため、波長選択フィルタ
では所望の信号の検出ができないという問題点があっ
た。隣接周波数との干渉を防ぐため波長間隔を広げると
帯域利用効率は低下し、従来の波長多重伝送方式では帯
域利用効率は通常0.4[bit/s/Hz]程度以下
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高密度で多数の信号を
伝送しようとすると、隣り合う波長の信号が重なり合う
ため従来の波長多重伝送方式で用いる波長選択フィルタ
では信号の分離ができないという問題点があった。一
方、波長間隔を広げると従来の波長多重伝送方式は帯域
利用効率が悪いという課題があった。本発明の目的は帯
域利用効率が良い波長多重光伝送方式及び伝送方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の波長多重伝送方
式は、変調素子により光周波数間隔△f[Hz]、変調
速度B[bit/s](但し、B/△f≦1[bit/
s/Hz])で変調したN波(Nは2以上の整数)の光
信号を発生し、該光信号を合波する手段からなる光送信
部と、前記光送信部からの送信信号を入力するものであ
って、位相シフタを内蔵し、光路長差がc/(2nc
f)(ここで、cは光速、ncは導波路の等価屈折率)
の非対称マッハツェンダ型干渉素子と、前記非対称マッ
ハツェンダ型干渉素子の出力信号から所望の波長を選択
透過する波長フィルタ手段と、ビット単位で、1/(2
△f)[s]からT[s](但し、Tは1ビットの時
間)までの間の時間の信号を取り出す時間ゲート手段と
からなる光受信部と、前記非対称マッハツェンダ型干渉
素子の入力における各波長信号のビット位相を一致させ
るためのビット位相調整手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】また、請求項2の発明においては、前記ビ
ット位相調整手段は、前記光送信部における変調素子へ
の電気的変調信号のビット位相を制御するものであるこ
とを特徴とする。前記ビット位相調整手段は、前記光送
信部から光受信部の間に配置された光伝送経路におい
て、光信号の光路長を制御するものであることを特徴と
する。前記時間ゲート手段は光ゲートスイッチであるこ
とを特徴とする。前記時間ゲート手段は光受信部におけ
る電気ゲート回路であることを特徴とする。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記光
送信部における合波のための手段が、光周波数間隔△f
のN波の光信号に関して、奇数番目の光信号を合波する
第1の波長合波手段と、偶数番目の光信号を合波する第
2の波長合波手段とからなることを特徴とする。請求項
7の発明においては、非対称マッハツェンダ型素子は、
位相シフタを内蔵することを特徴とする。さらに、前記
位相シフタが、奇数番目又は偶数番目の何れかの信号光
波長と前記非対称マッハツェンダ型干渉素子の透過スペ
クトルのピークとが対応するように位相シフトを調整す
ることを特徴とする。
【0010】また、本発明の波長多重光伝送方法は、変
調素子により光周波数間隔△f[Hz]、変調速度B
[bit/s](但し、B/△f≦1[bit/s/H
z])で変調したN波(Nは2以上の整数)の光信号を
発生し、該光信号を合波して送信し、各波長信号のビッ
ト位相が一致するようにビット位相の調整を行うととも
に、その送信された信号を、光路長差がc/(2nc
f)(ここで、cは光速、ncは導波路の等価屈折率)
の非対称マッハツェンダ型干渉素子に入力し、前記非対
称マッハツェンダ型干渉素子の出力から所望の波長を選
択し、その選択した信号において、ビット単位で、1/
(2△f)[s]からT[s](但し、Tは1ビットの
時間)までの間の時間の信号を取り出して出力すること
を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 図1に本発明の実施の形
態を示す。
【0012】送信部において、光周波数間隔△f[H
z]で並ぶN個(Nは2以上の整数、ただし参照符号の
付け方を簡単にするため本実施の形態ではNは偶数であ
るとする。)の光送信器1−11〜1−1Nはそれぞれ波
長λ1〜λNの光信号を変調速度B[bit/s]で変調
しており、帯域利用効率B/△f[bit/s/Hz]
が1以下且つ1に近い値になるように変調速度が設定さ
れている。変調方式は、ON/OFF変調方式であると
する。
【0013】光送信器1−11〜1−1Nは電気的なビッ
ト位相調整手段1−21〜1−2Nによって光送信器1−
1〜1−1Nにおける変調素子への電気的変調信号のビ
ット位相を制御できるようになっており、ある一つのビ
ットに注目して信号処理ができるように、受信部のマッ
ハツェンダ型干渉素子1−6の入力端において全波長の
信号のビット位相が一致するように電気的信号のビット
位相を調整する。あるいは、ビット位相調整手段とし
て、光送信器1−11〜1−1Nと波長合波器1−3a,
1−3bとの間に可変遅延導波路など光学的なビット位
相調整手段を設け、光路長を調整して、受信部のマッハ
ツェンダ型干渉素子1−6の入力端における全波長の信
号のビット位相を一致させても良い。
【0014】本発明では、帯域利用効率B/△f[bi
t/s/Hz]を1以下且つ1に近い値になるように設
定しているので、信号帯域と同程度に波長間隔が狭くな
る。そのため、送信部で従来例のような波長合波器を用
いて合波すると、波長合波の際に信号成分が削られてし
まう。したがって、それを避けるために、本実施の形態
では、波長合波器を用いて合波する場合は、光周波数間
隔2△fで並ぶ奇数チャンネルの複数の光信号(光信号
波長λ1,λ3,λ5,…,λN-1の光信号)を光周波数間
隔2△fの波長合波器1−3aにより合波し、また偶数
チャンネルの複数の光信号(光信号波長λ2,λ4
λ6,…,λNの光信号)を光周波数間隔2△fの別の波
長合波器1−3bにより合波し、2つの波長合波器の出
力を1:1カップラ1−4等により合波する。波長合波
器1−3a,1−3bの光周波数間隔2△fは信号帯域
より広いため、信号成分が削られて情報が失われること
は無い。波長合波器1−3a,1−3bを用いず、多モ
ード干渉型光素子などのN×1合波素子ないしは1:1
カップラの多段接続などを用いて合波しても良い。
【0015】以上のようにして送信部において合波され
た波長多重信号は一つの光伝送媒体1−5を共用して伝
送される。
【0016】波長多重信号は光伝送媒体1−5を伝送さ
れた後、受信部において、光路長差がc/(2nc
f)(ここで、cは光速、ncは導波路の等価屈折率)
の非対称マッハツェンダ型干渉素子1−6に入力され
る。ここで、各信号は、一方の光路で時間1/(2△
f)だけ遅延されるとともに、他方の遅延されない信号
と合波され、奇数チャンネル用の信号と偶数チャンネル
用の信号に分岐される。このとき、奇数チャンネルと偶
数チャンネルの何れかの信号光波長とマッハツェンダ型
干渉素子1−6の透過スペクトルのピークを一致させる
ように、位相シフタ1−7を調整する。このとき、導波
路の等価屈折率の波長依存性が小さいとすると、奇数チ
ャンネル用の信号出力端子においては、全ての奇数チャ
ンネルの信号光波長とマッハツェンダ型干渉素子1−6
の透過スペクトルのピークが一致し、また、偶数チャン
ネル用の信号出力端子においては、全ての偶数チャンネ
ル信号光波長とマッハツェンダ型干渉素子の1−6の透
過スペクトルのピークが一致することになる。また、非
対称マッハツェンダ型干渉素子1−6が半導体、ガラ
ス、誘電体等の光導波路で構成されている場合には、非
対称マッハツェンダ型干渉素子1−6の光路長差は温度
依存性が有ることが知られている。非対称マッハツェン
ダ型干渉素子1−6の光路長差に温度依存性が有る場合
には、奇数チャンネル又は偶数チャンネルの何れかの信
号光波長とマッハツェンダ型干渉素子1−6の透過スペ
クトルのピークを一致させるように、マッハツェンダ型
干渉素子1−6の温度を制御しても良い。この場合は、
位相シフタ1−7は不要である。さらに、マッハツェン
ダ型干渉素子1−6の寸法の製造精度が十分である場合
には、奇数チャンネル又は偶数チャンネルの何れかの信
号光波長とマッハツェンダ型干渉素子1−6の透過スペ
クトルのピークを一致させるように精密に光路長差を制
御して位相シフタ1−7を不要としても良い。
【0017】奇数チャンネル用の信号は、光周波数間隔
2△fの奇数チャンネル用の波長分波器1−8aにより
各波長に分離される。波長分波器1−8a(または波長
分波器1−8b)は、非対称マッハツェンダ型干渉素子
1−6の出力信号から所望の奇数チャンネル(または偶
数チャンネル)の波長を選択透過する波長フィルタによ
って構成されている。奇数チャンネルだけについて考え
ると、波長分波器1−8aの光周波数間隔2△fは信号
帯域より広いため、所望の信号成分が削られて情報が失
われることはなく、また、波長分波器1−8aの特性に
より所望以外の奇数チャンネルの信号は取り除かれる。
【0018】さらに、出力された各端子から、光時間ゲ
ートスイッチを用いた時間ゲート1−91〜1−9Nによ
って、遅延の少ない方の信号を基準として1/(2△
f)〜T(但し、Tは1ビットの時間)の時間に於ける
信号を取り出す。
【0019】非対称マッハツェンダ型干渉素子1−6と
時間ゲート1−91,1−93,…,1−9N-1によっ
て、奇数チャンネルの出力において偶数チャンネルの信
号成分は全て打ち消しあう(この動作の詳細は後ほど説
明する。)。そのため、波長分波器1−8aとの組み合
わせにより、奇数チャンネルのただ一つの波長の信号の
みが取り出される。
【0020】偶数チャンネル用光分波器1−8bに入力
された信号も奇数チャンネルと同様にして、波長分離さ
れる。
【0021】各波長に分離された信号は、各波長λ1
λNの光信号に対する光受信器1−10 1〜1−10N
より受信され、こうして高密度な波長多重光伝送が実現
される。
【0022】図1では、時間ゲートとして光時間ゲート
スイッチを用いているが、光時間ゲートスイッチとし
て、具体的には、電界吸収型変調器やマッハツェンダ型
強度変調器をスイッチとして用いたものや非線形光学効
果を用いた光スイッチなどが用いられる。あるいは、時
間ゲートとしては、光受信回路で電気信号に変換した
後、識別回路の識別タイミングを調整して、時間ゲート
として特定の時間の電圧を検出する方法など、電気的な
時間ゲート回路も有りうる。
【0023】以下図2をもって、非対称マッハツェンダ
型干渉素子1−6と時間ゲート1−9 1〜1−9Nの動作
を説明する。ある一つのビットの信号に注目すると、図
のように、非対称マッハツェンダ型干渉素子により遅延
の無い信号(a)と遅延導波路により1/(2△f)だ
け遅延された信号(b)は合波され、非対称マッハツェ
ンダ型干渉素子の出力信号(c)となる。図より、1/
(2△f)〜Tの時間部分のみが、そのビットの信号の
干渉信号になっていることがわかる。したがって、幅T
−1/(2△f)の時間ゲートスイッチにより1/(2
△f)〜Tの時間の信号を取り出すことにより、そのビ
ットの信号の干渉信号成分のみを取り出すことができ
る。
【0024】奇数チャンネル信号光波長とマッハツェン
ダ型干渉素子1−6の透過スペクトルのピークを一致さ
せるように位相シフタ1−7を調整しているものとする
と、奇数チャンネルの信号光波長は位相が一致し、強め
あうように干渉している。一方、△fだけ離れた偶数チ
ャンネルの信号光波長は光路長差c/(2nc△f)に
よってπだけ位相がずれるから、打ち消しあうように干
渉する。したがって、干渉信号成分においては打ち消し
あって、偶数チャンネル成分は現れない。
【0025】図3〜図5に本発明の実施の形態の構成を
用いたシミュレーション結果を示す。波長間隔5GH
z、ビットレート5Gb/s、チャンネル数N=4とし
た。帯域利用効率は1となる。非対称マッハツェンダ型
干渉素子1−6の前(図3)、光ゲートスイッチ1−9
1〜1−94のいずれか1つの前(図4)、および光ゲー
トスイッチ1−91〜1−94のいずれか1つの後(図
5)のアイダイアグラムを示す。光ゲートスイッチ1−
1〜1−94の後において十分にアイダイアグラムが開
いていることがわかる。
【0026】したがって、本発明により帯域利用効率の
良い波長多重光伝送方式が実現できる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように本発明により、帯
域利用効率の良い波長多重光伝送方式が実現できる。こ
れにより、従来と同じ波長帯域幅で、より多くの波長数
を有する波長多重伝送方式を実現でき、光通信の伝送容
量の増大に貢献することができる。
【0028】また、帯域の狭い光伝送路は帯域の広い光
伝送路に比べて安価に構築できるため、伝送路の構築コ
ストが光伝送方式のコストの多くを占めるような光伝送
方式においては、本発明によりコストの削減が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波長多重光伝送方式の一実施の形
態の構成を示すブロック図
【図2】図1の構成の動作を説明するための波形図
【図3】図1の構成によるシミュレーション結果を示す
アイダイアグラム(非対称マッハツェンダ型干渉素子1
−6の前)
【図4】図1の構成によるシミュレーション結果を示す
アイダイアグラム(光ゲートスイッチ1−91〜1−94
のいずれか1つの前)
【図5】図1の構成によるシミュレーション結果を示す
アイダイアグラム(光ゲートスイッチ1−91〜1−94
のいずれか1つの後)
【図6】従来の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
1−11〜1−1N 光送信器 1−21〜1−2N ビット位相調整手段 1−3a,1−3b 波形合波器 1−4 1:1カップラ 1−5 光伝送媒体 1−6 非対称マッハツェンダ型干渉素子 1−7 位相シフタ 1−8 波長分波器 1−91〜1−9N 光時間ゲートスイッチ 1−101〜1−10N 光受信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三条 広明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2K002 AB18 DA07 DA08 5K002 AA01 AA03 BA02 BA05 BA06 CA14 DA02 DA05 FA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調素子により光周波数間隔△f[H
    z]、変調速度B[bit/s](但し、B/△f≦1
    [bit/s/Hz])で変調したN波(Nは2以上の
    整数)の光信号を発生し、該光信号を合波する手段から
    なる光送信部と、 前記光送信部からの送信信号を入力するものであって、
    光路長差がc/(2n c△f)(ここで、cは光速、nc
    は導波路の等価屈折率)の非対称マッハツェンダ型干渉
    素子と、 前記非対称マッハツェンダ型干渉素子の出力信号から所
    望の波長を選択透過する波長フィルタ手段と、 ビット単位で、1/(2△f)[s]からT[s](但
    し、Tは1ビットの時間)までの間の時間の信号を取り
    出す時間ゲート手段とからなる光受信部と、 前記非対称マッハツェンダ型干渉素子の入力における各
    波長信号のビット位相を一致させるためのビット位相調
    整手段とを備えたことを特徴とする波長多重光伝送方
    式。
  2. 【請求項2】 前記ビット位相調整手段は、前記光送信
    部における変調素子への電気的変調信号のビット位相を
    制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    波長多重光伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記ビット位相調整手段は、前記光送信
    部から光受信部の間に配置された光伝送経路において、
    光信号の光路長を制御するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の波長多重光伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記時間ゲート手段は光ゲートスイッチ
    であることを特徴とする請求項1に記載の波長多重光伝
    送方式。
  5. 【請求項5】 前記時間ゲート手段は光受信部における
    電気ゲート回路であることを特徴とする請求項1に記載
    の波長多重光伝送方式。
  6. 【請求項6】 前記光送信部における合波のための手段
    が、光周波数間隔△fのN波の光信号に関して、奇数番
    目の光信号を合波する第1の波長合波手段と、偶数番目
    の光信号を合波する第2の波長合波手段とからなること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の波長多重
    光伝送方式。
  7. 【請求項7】 前記非対称マッハツェンダ型素子は、位
    相シフタを内蔵することを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれかに記載の波長多重光伝送方式。
  8. 【請求項8】 前記位相シフタが、奇数番目又は偶数番
    目の何れかの信号光波長と前記非対称マッハツェンダ型
    干渉素子の透過スペクトルのピークとが対応するように
    位相シフトを調整することを特徴とする請求項7に記載
    の波長多重光伝送方式。
  9. 【請求項9】 変調素子により光周波数間隔△f[H
    z]、変調速度B[bit/s](但し、B/△f≦1
    [bit/s/Hz])で変調したN波(Nは2以上の
    整数)の光信号を発生し、該光信号を合波して送信し、 各波長信号のビット位相が一致するようにビット位相の
    調整を行うとともに、その送信された信号を、光路長差
    がc/(2nc△f)(ここで、cは光速、ncは導波路
    の等価屈折率)の非対称マッハツェンダ型干渉素子に入
    力し、 前記非対称マッハツェンダ型干渉素子の出力から所望の
    波長を選択し、 その選択した信号において、ビット単位で、1/(2△
    f)[s]からT[s](但し、Tは1ビットの時間)
    までの間の時間の信号を取り出して出力することを特徴
    とする波長多重光伝送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006050614A (ja) * 2004-08-05 2006-02-16 Samsung Electronics Co Ltd 周波数偏移変調方式の光送信装置及び方法
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