JP2003050888A - コンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信方法

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JP2003050888A
JP2003050888A JP2001240923A JP2001240923A JP2003050888A JP 2003050888 A JP2003050888 A JP 2003050888A JP 2001240923 A JP2001240923 A JP 2001240923A JP 2001240923 A JP2001240923 A JP 2001240923A JP 2003050888 A JP2003050888 A JP 2003050888A
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Yasunobu Hashimoto
康宣 橋本
Kenji Awamoto
健司 粟本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとっての利便性を損なわれることな
く、不正コピー等からコンテンツを保護することができ
るコンテンツ配信方法を提供する。 【解決手段】 コンテンツを仲介サーバ経由でユーザ端
末に配信するコンテンツ配信方法であって、仲介サーバ
が、コンテンツの配信希望者を特定する固有情報及び配
信希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信情
報を受信し、コンテンツ配信サーバを決定し、配信情報
をコンテンツ配信サーバに送信し、コンテンツ配信サー
バにおいて暗号化されたコンテンツ情報を受信し、ユー
ザ端末へコンテンツ情報を送信し、ユーザ端末が、コン
テンツ情報を受信し、コンテンツ情報のうち配信情報の
みを復号化し、コンテンツの配信希望者を特定する固有
情報と、使用者を特定する固有情報が一致するか否かを
検証し、両者が一致した場合にのみ、コンテンツの復号
化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット環
境下において、ユーザが希望するコンテンツを配信する
コンテンツ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット環境の急速な普及によっ
て、ビデオ・オン・デマンドに代表されるようなコンテ
ンツの配信サービスが商業化されつつある。かかるサー
ビスを商業的に成立させるためには、課金上、あるいは
配信されるコンテンツの著作権保護上の観点から、配信
されたコンテンツの不正な複製や利用を未然に防止する
ことが重要な課題となってきている。
【0003】配信されるコンテンツは一般にデジタルデ
ータであるために、その複製は容易であり、また複製物
の品質についても被複製物と全く同一品質を保持するこ
とができる。また、デジタルデータへの加工も容易であ
り、二次加工物が大量かつ早期に市場に出回る危険性も
存在する。
【0004】かかる危険性から配信されるコンテンツを
保護するためには、信頼のおけるユーザにのみ配信する
ように、コンテンツを配信する側において制御できるよ
うにする必要がある。
【0005】そこで、ユーザの使用するユーザ端末に固
有の情報、例えばユーザ端末として使用するパーソナル
コンピュータのシリアル番号や、ネットワークカードの
MACアドレス等に基づいて配信先のユーザを特定し、
信頼性の高いユーザである場合にのみコンテンツの配信
許可を与えたり、暗号化されたコンテンツの復号化鍵の
配布許可等を与えるシステムを採用することが広く行わ
れるようになってきている。
【0006】例えば、コンテンツをダウンロードする配
信サービスの場合には、コンテンツを配信するコンテン
ツ配信サーバにおいて、配信先のパーソナルコンピュー
タのシリアル番号と共に配信対象となるコンテンツを暗
号化している。そして、配信先のパーソナルコンピュー
タにおいて、復号化するためのソフトウェアがコンテン
ツと共に暗号化されたシリアル番号と配信先のパーソナ
ルコンピュータのシリアル番号とを比較して、両者が一
致しなければ復号化ができないようにしている。同時
に、復号化した後のコンテンツについても、他の記録媒
体への記録ができないように処理できないようにしてお
く。このようにすることで、不正コピーのみならず、二
次加工物の発生をも防止することが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の方法によれば、ユーザが配信を希望する
コンテンツ配信者サーバごとにユーザ登録をする必要が
生じ、各コンテンツ配信サーバに対応した復号化ソフト
ウェア、あるいは復号化鍵、あるいは各コンテンツ配信
サーバ専用の閲覧ソフトウェア等を使用する必要がある
ために、ユーザにとっては復号化ソフトウェア等の管理
負担が大きく、実際には特定のコンテンツ配信サーバし
か使用することができなくなってしまい、コンテンツ選
択の幅が狭まってしまうという問題点があった。
【0008】すなわち、図1に示すように、コンテンツ
を配信することができるコンテンツ配信サーバ1をユー
ザ自らが探索し、各々のコンテンツ配信サーバ1を提供
している配信サービス業者と別個に契約して、希望コン
テンツをインターネット2を介してユーザ端末3にダウ
ンロードする必要が生じる。各配信サービス業者ごとに
契約条件やコンテンツ配信方法等が相違していることか
ら、ユーザは各配信サービス業者ごとの使用条件をユー
ザ自身で管理しなければならない。また、配信サービス
業社が提供するコンテンツ配信サーバ1が復号化鍵を発
行する場合においては、復号化鍵の管理もユーザ自身の
責任となってしまう。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するために、
ユーザにとっての利便性を損なわれることなく、不正コ
ピー等からコンテンツを保護することができるコンテン
ツ配信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかるコンテンツ配信方法は、指定されたコ
ンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、コンテン
ツの配信サービスを享受するユーザが使用するユーザ端
末とを、仲介サーバを介して接続し、コンテンツを仲介
サーバ経由でユーザ端末に配信するコンテンツ配信方法
であって、仲介サーバが、コンテンツの配信を希望する
ユーザ端末を特定する固有情報又はコンテンツの配信を
希望するユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの
組合せ情報、及び配信希望対象となるコンテンツに関す
る情報を含む配信情報をコンテンツの配信を希望するユ
ーザ端末から受信する工程と、配信希望対象となるコン
テンツに関する情報に基づいて、配信希望対象となるコ
ンテンツを配信可能なコンテンツ配信サーバを決定する
工程と、配信情報を決定されたコンテンツ配信サーバに
送信する工程と、コンテンツ配信サーバにおいて、配信
希望対象となるコンテンツと共に配信情報も含めて暗号
化されたコンテンツ情報を受信する工程と、配信情報が
送信されてきたユーザ端末へコンテンツ情報を送信する
工程とを含み、ユーザ端末において、コンテンツ情報を
受信する工程と、コンテンツ情報のうち配信情報のみを
復号化する工程と、復号化された配信情報におけるコン
テンツの配信を希望するユーザ端末を特定する固有情報
又はコンテンツの配信を希望するユーザを特定する固有
情報、あるいはそれらの組合せ情報と、コンテンツ情報
が送信されたユーザ端末を特定する固有情報又は使用し
ているユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの組
合せ情報が一致するか否かを検証する工程と、両者が一
致した場合にのみ、配信希望対象となるコンテンツの復
号化を行う工程を含むことを特徴とする。
【0011】かかる構成により、ユーザは仲介サーバに
のみアクセスすれば希望しているコンテンツをダウンロ
ードすることができることから、コンテンツ配信サービ
スを検索して選択することが不要となる。一方、コンテ
ンツ配信サービス業者にとっては、ユーザと個別契約を
それぞれ交わす必要が無くなることから、業務の効率化
を図ることが可能となる。
【0012】また、本発明にかかるコンテンツ配信方法
は、指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信サ
ーバと、コンテンツの配信サービスを享受するユーザが
使用するユーザ端末とを、仲介サーバを介して接続し、
コンテンツを仲介サーバ経由でユーザ端末に配信するコ
ンテンツ配信方法であって、仲介サーバが、コンテンツ
の配信を希望するユーザ端末を特定する固有情報又はコ
ンテンツの配信を希望するユーザを特定する固有情報、
あるいはそれらの組合せ情報、及び配信希望対象となる
コンテンツに関する情報を含む配信情報をコンテンツの
配信を希望するユーザ端末から受信する工程と、配信希
望対象となるコンテンツに関する情報に基づいて、配信
希望対象となるコンテンツを配信可能なコンテンツ配信
サーバを決定する工程と、配信希望対象となるコンテン
ツに関する情報を決定されたコンテンツ配信サーバに送
信する工程と、配信希望対象となるコンテンツをコンテ
ンツ配信サーバから受信する工程と、配信希望対象とな
るコンテンツを配信情報と共に暗号化してコンテンツ情
報を生成する工程と、コンテンツ情報を配信情報が送信
されてきたユーザ端末へ送信する工程とを含み、ユーザ
端末において、コンテンツ情報を受信する工程と、コン
テンツ情報のうち配信情報のみを復号化する工程と、復
号化された配信情報におけるコンテンツの配信を希望す
るユーザ端末を特定する固有情報又はコンテンツの配信
を希望するユーザを特定する固有情報、あるいはそれら
の組合せ情報と、コンテンツ情報が送信されたユーザ端
末を特定する固有情報又は使用しているユーザを特定す
る固有情報、あるいはそれらの組合せ情報が一致するか
否かを検証する工程と、両者が一致した場合にのみ、配
信希望対象となるコンテンツの復号化を行う工程を含む
ことを特徴とする。
【0013】かかる構成により、ユーザは自分でコンテ
ンツ配信サービスを検索して選択することが不要とな
り、コンテンツ配信サービス業者にとっては、ユーザと
個別契約をそれぞれ交わす必要が無くなることから、業
務の効率化を図ることができるとともに、コンテンツの
暗号化についても仲介サーバにおいて行うことで、コン
テンツ配信サーバにおける負荷を軽減できるとともに、
ユーザにとっては復号化の承認を仲介サーバのみへアク
セスすることで行うことができ、ユーザの負荷も軽減す
ることが可能となる。
【0014】また、本発明にかかるコンテンツ配信方法
は、指定されたコンテンツを配信するコンテンツ配信サ
ーバと、コンテンツの配信サービスを享受するユーザが
使用するユーザ端末とを、仲介サーバを介して接続し、
コンテンツを仲介サーバ経由でユーザ端末に配信するコ
ンテンツ配信方法であって、仲介サーバが、コンテンツ
配信サーバからコンテンツを受信し保存しておく工程
と、コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定する
固有情報又はコンテンツの配信を希望するユーザを特定
する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報、及び配信
希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信情報
をコンテンツの配信を希望するユーザ端末から受信する
工程と、配信希望対象となるコンテンツを配信情報と共
に暗号化してコンテンツ情報を生成する工程と、コンテ
ンツ情報を配信情報が送信されてきたユーザ端末へ送信
する工程とを含み、ユーザ端末において、コンテンツ情
報を受信する工程と、コンテンツ情報のうち配信情報の
みを復号化する工程と、復号化された配信情報における
コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定する固有
情報又はコンテンツの配信を希望するユーザを特定する
固有情報、あるいはそれらの組合せ情報と、コンテンツ
情報が送信されたユーザ端末を特定する固有情報又は使
用しているユーザを特定する固有情報、あるいはそれら
の組合せ情報が一致するか否かを検証する工程と、両者
が一致した場合にのみ、配信希望対象となるコンテンツ
の復号化を行う工程を含むことを特徴とする。
【0015】かかる構成により、ユーザは自分でコンテ
ンツ配信サービスを検索して選択することが不要とな
り、コンテンツ配信サービス業者にとっては、ユーザと
個別契約をそれぞれ交わす必要が無くなることから、業
務の効率化を図ることができるとともに、コンテンツ配
信サービス業者と仲介サーバ間のネットワーク負荷を軽
減することができることから、仲介サーバ自体の計算機
資源を有効に活用することができ、コンテンツ検索・抽
出処理の短縮化を図ることも可能となる。
【0016】また、本発明にかかるコンテンツ配信方法
は、コンテンツを受信し保存しておく工程において、コ
ンテンツ配信サーバにおけるコンテンツのうち、配信希
望頻度の高いコンテンツのみを受信して保存するととも
に、配信希望対象となるコンテンツが保存されているか
否かを判断する工程をさらに含み、配信希望対象となる
コンテンツが保存されているか否かを判断する工程にお
いて、配信希望対象となるコンテンツが保存されていな
いと判断された場合には、配信希望対象となるコンテン
ツに関する情報に基づいて、配信希望対象となるコンテ
ンツを配信可能なコンテンツ配信サーバを決定する工程
と、配信希望対象となるコンテンツに関する情報を、決
定されたコンテンツ配信サーバに送信する工程と、配信
希望対象となるコンテンツをコンテンツ配信サーバから
受信する工程とをさらに含むことが好ましい。仲介サー
バの物理的な制約を考慮することにより、より効率的な
配信サービスを提供することができるからである。
【0017】また、本発明にかかるコンテンツ配信方法
は、コンテンツ情報を生成する工程において、暗号化さ
れたコンテンツを復号化する復号化鍵を一括して管理す
る工程をさらに含み、ユーザ端末において、復号化され
た配信情報におけるコンテンツの配信を希望するユーザ
端末を特定する固有情報又はコンテンツの配信を希望す
るユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ
情報と、コンテンツ情報が送信されたユーザ端末を特定
する固有情報又は使用しているユーザを特定する固有情
報、あるいはそれらの組合せ情報が一致する場合にの
み、復号化鍵をユーザ端末へ送信することが好ましい。
【0018】復号化鍵を送受信の対象にすることによ
り、複数のコンテンツ配信サーバが存在する場合であっ
ても、ユーザにとっては一つの復号化鍵を管理しておけ
ば足りることから、公開鍵方式における鍵管理の簡便さ
と秘密鍵方式における復号化処理時間の短縮化という両
方の利益を享受することができるからである。
【0019】また、本発明は、上記のようなコンテンツ
配信方法をコンピュータの処理ステップとして実行する
ための仲介サーバにおけるソフトウェアを特徴とするも
のであり、具体的には、指定されたコンテンツを配信す
るコンテンツ配信サーバと、コンテンツの配信サービス
を享受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サー
バを介して接続し、コンテンツを仲介サーバ経由でユー
ザ端末に配信するコンテンツ配信方法を具現化する仲介
サーバにおけるコンピュータに実行させるプログラムで
あって、コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定
する固有情報又はコンテンツの配信を希望するユーザを
特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報、及び
配信希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信
情報をコンテンツの配信を希望するユーザ端末から受信
するステップと、配信希望対象となるコンテンツに関す
る情報に基づいて、配信希望対象となるコンテンツを配
信可能なコンテンツ配信サーバを決定するステップと、
配信情報を決定されたコンテンツ配信サーバに送信する
ステップと、コンテンツ配信サーバにおいて、配信希望
対象となるコンテンツと共に配信情報も含めて暗号化さ
れたコンテンツ情報を受信するステップと、配信情報が
送信されてきたユーザ端末へコンテンツ情報を送信する
ステップとを含む仲介サーバにおけるコンピュータに実
行させるプログラムであることを特徴とする。
【0020】また、本発明は、上記のようなコンテンツ
配信方法をコンピュータの処理ステップとして実行する
ためのユーザ端末におけるソフトウェアを特徴とするも
のであり、具体的には、指定されたコンテンツを配信す
るコンテンツ配信サーバと、コンテンツの配信サービス
を享受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サー
バを介して接続し、コンテンツを仲介サーバ経由でユー
ザ端末に配信するコンテンツ配信方法を具現化するユー
ザ端末におけるコンピュータに実行させるプログラムで
あって、コンテンツ情報を受信するステップと、コンテ
ンツ情報のうち配信情報のみを復号化するステップと、
復号化された配信情報におけるコンテンツの配信を希望
するユーザ端末を特定する固有情報又はコンテンツの配
信を希望するユーザを特定する固有情報、あるいはそれ
らの組合せ情報と、コンテンツ情報が送信されたユーザ
端末を特定する固有情報又は使用しているユーザを特定
する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報が一致する
か否かを検証するステップと、両者が一致した場合にの
み、配信希望対象となるコンテンツの復号化を行うステ
ップを含むユーザ端末におけるコンピュータに実行させ
るプログラムであることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかるコンテンツ配信方法について、図
面を参照しながら説明する。図2は本発明の実施の形態
1にかかるコンテンツ配信方法を具現化するコンテンツ
配信システムの構成図である。なお、以下の説明は、コ
ンテンツをユーザ端末へダウンロードする配信サービス
を例に挙げて説明する。また、コンテンツとしては、画
像情報に限定するものではなく、音声や、あるいは電子
ブック等に代表されるテキストデータ等であろうと、ど
のようなファイル形式を有するコンテンツであっても良
い。
【0022】図2において、1はコンテンツの配信を行
うコンテンツ配信サーバを示しており、インターネット
2上に複数個存在している。4は仲介サーバを示してお
り、ユーザが使用するユーザ端末3とコンテンツ配信サ
ーバ1とを仲介するものである。なお、図2ではインタ
ーネット2が複数個記述されているが、仲介サーバ4の
位置づけを明確にするために便宜上分けているだけであ
り、1つのインターネット環境上にコンテンツ配信サー
バ1、仲介サーバ4及びユーザ端末3が存在することに
なる。
【0023】図2に示すように、本実施の形態において
は、コンテンツ配信サーバ1とユーザ端末3との間に、
リテールサービスを提供する仲介サーバ4が存在するこ
とに特徴を有する。
【0024】そして、当該仲介サーバ4を提供するリテ
ール業者と各コンテンツ配信サーバ1を提供する配信サ
ービス業社との間でコンテンツ配信に関する契約を行
い、ユーザ自身はリテール業者と契約をするのみで足
り、個々のコンテンツ配信サーバ1を提供する配信サー
ビス業社と個別契約を交わす必要が無くなる。また、仲
介サーバ4が、ユーザ及び使用する端末の認証や、コン
テンツの配信等を代行することになる。
【0025】その際、ユーザは仲介サーバ4が準備した
復号化ソフトウェア、あるいは配信されるコンテンツを
利用するためのソフトウェアを使用することになる。同
じソフトウェアで複数のコンテンツ配信サーバ1からコ
ンテンツをダウンロード、あるいは利用できるようにす
ることで、ユーザ登録自体も仲介サーバ4に対してのみ
行えば足りることになる。
【0026】このようにすることで、ユーザにとっては
利便性が向上する。すなわち、コンテンツ配信サーバ1
を提供する配信サービス業者と個別契約を行う必要が無
く、リテール業者とのみ契約を交わせば足りるととも
に、配信を希望するコンテンツを選択する幅が個別契約
時よりも広がることになる。
【0027】また、配信サービス業者にとっても、各配
信サービス業者ごとに行っていたユーザおよび端末装置
の認証や、コンテンツの配信等を委託という形で仲介サ
ーバ4に集中させることができることから、業務の効率
化を図ることが可能となる。
【0028】かかるサービスを実現するために、仲介サ
ーバ4は図3に示すような構成を有する。図3に本発明
の実施の形態1にかかるコンテンツ配信方法を具現化す
るための仲介サーバ4の構成図を示す。
【0029】図3において、41はユーザ端末3からの
配信情報を受信する配信情報受信部を示している。ユー
ザ端末3から送信されるべき配信情報としては、少なく
ともユーザ端末3を特定するために必要な端末に固有の
情報、例えばユーザ端末3自体のシリアル番号等や、又
はユーザ端末3を使用しているユーザを特定するために
必要なユーザに固有の情報、例えばユーザIDや指紋情
報等が考えられる。また、これらの情報を組合せたもの
であっても良い。さらに、配信希望対象となるコンテン
ツ名やコンテンツ番号等の、配信を希望するコンテンツ
を特定するために必要な情報も含まれていることが必要
である。
【0030】次に、42はコンテンツ配信元決定部を示
しており、配信情報に含まれている配信希望対象となる
コンテンツ名やコンテンツ番号等の、配信を希望するコ
ンテンツを特定するために必要な情報に基づいて、当該
コンテンツを配信することができるコンテンツ配信サー
バ1を決定するものである。
【0031】なお、コンテンツ配信サーバ1の決定方法
自体は特に限定されるものではなく、例えばコンテンツ
配信サーバ1に優先順位を付しておき、順次配信希望対
象となるコンテンツを検索していく方法であっても良
い。
【0032】また、43は配信情報送信部を示してお
り、決定されたコンテンツ配信サーバ1へ、配信情報そ
のものを転送するものである。そして、コンテンツ情報
受信部44において、コンテンツ配信サーバ1内で、配
信情報と該当するコンテンツとを組み合わせて暗号化さ
れたコンテンツ情報を受信し、コンテンツ情報送信部4
5において、コンテンツの配信を希望しているユーザ端
末3へコンテンツ情報そのものを転送することになる。
【0033】一方、コンテンツ情報を受信したユーザ端
末3には、あらかじめ各コンテンツ配信サーバに対応し
た復号化ソフトウェアをダウンロードしておく。具体的
には、各コンテンツ配信サーバ1専用の閲覧ソフトウェ
ア等である。
【0034】ただし、同種のコンテンツであれば、リテ
ール業者によって複数のコンテンツ配信サーバに共通の
復号化ソフトウェアを準備・管理しておくことで、コン
テンツ配信業者及びユーザの双方の利便性が向上する。
【0035】そして、まずコンテンツ情報のうち配信情
報のみを復号化する。復号化するための復号化鍵につい
ては、別途ユーザ端末3へ各コンテンツの配信元である
コンテンツ配信サーバ1から送信される。
【0036】そして、復号化された配信情報に含まれて
いるシリアル番号やユーザID等の情報と、実際にコン
テンツ情報が送信されてコンテンツの復号化を行おうと
しているユーザ端末3のシリアル番号や使用しているユ
ーザのユーザID等の固有情報が一致した場合にのみ、
復号化ソフトウェアにおいて配信希望対象となるコンテ
ンツ自体の復号化を行うことができるようになってい
る。
【0037】次に、図4に本発明の実施の形態1にかか
るコンテンツ配信方法を具現化するための仲介サーバ4
における処理の流れ図を示す。
【0038】図4において、まずユーザ端末3から送信
されてくる配信情報を受信し(ステップS401)、配
信情報に含まれている配信を希望するコンテンツを特定
するために必要な情報に基づいて、当該コンテンツを配
信することができるコンテンツ配信サーバ1を決定する
(ステップS402)。
【0039】次に、決定されたコンテンツ配信サーバ1
に対して、配信情報自体を送信し(ステップS40
3)、コンテンツ配信サーバ1において配信対象となる
コンテンツとともに暗号化されたコンテンツ情報を受信
する(ステップS404)。
【0040】最後に、受信したコンテンツ情報をユーザ
端末3に送信することで(ステップS405)、ユーザ
にとって個別のコンテンツ配信サーバ1へアクセスした
場合と同様のサービスを提供することになる。
【0041】以上のように本実施の形態1によれば、ユ
ーザは仲介サーバにのみアクセスすれば希望しているコ
ンテンツをダウンロードすることができることから、コ
ンテンツ配信サービスを検索して選択することが不要と
なる。一方、コンテンツ配信サービス業者にとっては、
ユーザと個別契約をそれぞれ交わす必要が無くなること
から、業務の効率化を図ることが可能となる。
【0042】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2にかかるコンテンツ配信方法について、図面を参照
しながら説明する。本発明の実施の形態2にかかるコン
テンツ配信方法を具現化するコンテンツ配信システムの
構成図は実施の形態1と同様、図2で表すことができ
る。なお、以下の説明についても、実施の形態1と同
様、コンテンツをユーザ端末へダウンロードする配信サ
ービスを例に挙げて説明する。
【0043】本実施の形態2においては、実施の形態1
と異なり、仲介サーバ4の機能として、上述したような
中継機能だけではなく、コンテンツ情報自体の生成機能
も含める点に特徴を有する。すなわち、コンテンツの暗
号化についても仲介サーバ4において行うことになる。
図5に、本発明の実施の形態2にかかるコンテンツ配信
方法を具現化するための仲介サーバ4の構成図を示す。
【0044】図5において、41はユーザ端末3からの
配信情報を受信する配信情報受信部を、42はコンテン
ツ配信元決定部を、それぞれ示しており、実施の形態1
と同様である。そして、46は配信要求送信部を示して
おり、配信情報のうち、配信希望対象となるコンテンツ
名やコンテンツ番号等の、配信を希望するコンテンツを
特定するために必要な情報のみを、決定されたコンテン
ツ配信サーバ1へ転送するものである。
【0045】一方、47はコンテンツ受信部を示してお
り、コンテンツ配信サーバ1から送信されてきたコンテ
ンツのみを受信するものである。そして、コンテンツ情
報生成部48において、当該コンテンツと配信情報とを
組み合わせて暗号化されたコンテンツ情報を生成し、コ
ンテンツ情報送信部45において、コンテンツの配信を
希望しているユーザ端末3へコンテンツ情報を転送する
ことになる。
【0046】そして、復号化された配信情報に含まれて
いるシリアル番号やユーザID等の情報と、実際にコン
テンツ情報が送信されてコンテンツの復号化を行おうと
しているユーザ端末3のシリアル番号や使用しているユ
ーザのユーザID等の固有情報が一致した場合にのみ、
復号化ソフトウェアにおいて配信希望対象となるコンテ
ンツ自体の復号化を行うことができるようになってい
る。
【0047】また、コンテンツ情報の生成、すなわちコ
ンテンツ及び配信情報の暗号化を仲介サーバ4において
行うことから、復号化鍵自体を送受信の対象として管理
することも考えられる。
【0048】図6に、復号化鍵を送受信の対象として管
理する場合の仲介サーバ4の部分構成図を示す。図6で
は、コンテンツ及び配信情報の暗号化を行うコンテンツ
情報生成部48以下の構成が図5と相違する。
【0049】図6において、コンテンツ情報生成部48
でコンテンツ及び配信情報の暗号化を行ってコンテンツ
情報を生成すると、当該暗号化されたコンテンツ情報を
復号化するための復号化鍵を復号化鍵管理部61に保存
しておく。それから、コンテンツ情報送信部45におい
て、コンテンツの配信を希望しているユーザ端末3へコ
ンテンツ情報を転送する。
【0050】次に、ユーザ端末3において、シリアル番
号等の固有情報が配信情報におけるシリアル番号等の固
有情報と一致した場合には、復号化鍵要求受信部62に
おいて、ユーザ端末3からの復号化鍵要求を受信する。
【0051】そして、復号化鍵検索・抽出部63におい
て、復号化鍵要求に付随したユーザ端末3のシリアル番
号等の固有情報をキー情報として、復号化鍵管理部61
を照会することによって、当該コンテンツを復号化する
ための復号化鍵を検索して抽出する。
【0052】図7には、復号化鍵管理部61におけるデ
ータ構造の例を示す。図7に示すように、シリアル番号
等の固有情報と復号化鍵とが一対一の関係にある。こう
することで、コンテンツの内容によらず、すなわちどの
コンテンツ配信サーバ1から受信したコンテンツであろ
うと、ユーザにとっては一つの復号化鍵で復号化するこ
とが可能となる。
【0053】また、復号化方式については、復号化鍵を
送受信することから公開鍵方式とする意味はない。ま
た、秘密鍵方式であることから、復号化処理時間が短縮
化されることも期待できる。なお、特に秘密鍵方式の場
合には、従来のコンテンツ配信方法においては、ユーザ
が各コンテンツ配信サーバ1ごとに復号化鍵を管理する
必要があったが、本実施の形態2にかかる構成によれ
ば、ユーザは一つの復号化鍵を管理すれば足りるという
利益を享受することが可能となる。
【0054】ただし、不正使用の防止に重点を置く場合
は、同一のユーザであってもコンテンツごとに復号化鍵
を異なる鍵として設定するものであっても良い。この場
合も復号化鍵の管理は仲介サーバで一括管理できること
から、仲介サーバがない場合に比べて容易に管理するこ
とが可能となる。
【0055】最後に、抽出された復号化鍵を、復号化鍵
送信部64(図6参照)からユーザ端末3へ送信するこ
とによって、ユーザは配信を希望したコンテンツを復号
化し、閲覧等することが可能となる。
【0056】次に、図8に本発明の実施の形態2にかか
るコンテンツ配信方法を具現化するための仲介サーバ4
における処理の流れ図を示す。
【0057】図8において、まずユーザ端末3から送信
されてくる配信情報を受信し(ステップS801)、配
信情報に含まれている配信を希望するコンテンツを特定
するために必要な情報に基づいて、当該コンテンツを配
信することができるコンテンツ配信サーバ1を決定する
(ステップS802)。
【0058】次に、決定されたコンテンツ配信サーバ1
に対して、配信対象となるコンテンツを特定できる情報
を送信し(ステップS803)、コンテンツ配信サーバ
1において配信対象となるコンテンツ自体を受信する
(ステップS804)。
【0059】そして、受信したコンテンツと、既に受信
している配信情報に基づいて、仲介サーバ4において暗
号化されたコンテンツ情報を生成する(ステップS80
5)。最後に、生成されたコンテンツ情報をユーザ端末
3に送信することで(ステップS806)、ユーザにと
って個別のコンテンツ配信サーバ1へアクセスした場合
と同様のサービスを提供することになる。
【0060】以上のように、本実施の形態2によれば、
ユーザは自分でコンテンツ配信サービスを検索して選択
することが不要となり、コンテンツ配信サービス業者に
とっては、ユーザと個別契約をそれぞれ交わす必要が無
くなることから、業務の効率化を図ることができる。そ
れだけではなく、コンテンツの暗号化についても仲介サ
ーバ4において行うことで、コンテンツ配信サーバにお
ける負荷を軽減できるとともに、ユーザにとっては復号
化の承認を仲介サーバのみへアクセスすることで行うこ
とができ、ユーザの負荷も軽減することが可能となる。
【0061】また、復号化鍵を送受信の対象にする場合
においては、複数のコンテンツ配信サーバ3が存在して
いても、ユーザにとっては一つの復号化鍵を管理してお
けば足りることから、公開鍵方式における鍵管理の簡便
さと秘密鍵方式における復号化処理時間の短縮化という
両方の利益を享受することが可能となる。
【0062】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3にかかるコンテンツ配信方法について、図面を参照
しながら説明する。本発明の実施の形態3にかかるコン
テンツ配信方法を具現化するコンテンツ配信システムの
構成図は実施の形態1と同様、図2で表すことができ
る。なお、以下の説明についても、実施の形態1と同
様、コンテンツをユーザ端末へダウンロードする配信サ
ービスを例に挙げて説明する。
【0063】本実施の形態3においては、実施の形態2
と同様の配信サービス形態において、配信対象となるコ
ンテンツを事前に仲介サーバ4へ保存しておく点に特徴
を有する。このようにすることで、ネットワーク負荷が
軽減し、検索時間の短縮化を図ることができるからであ
る。図9に、本発明の実施の形態3にかかるコンテンツ
配信方法を具現化するための仲介サーバ4の構成図を示
す。
【0064】図9において、41はユーザ端末3からの
配信情報を受信する配信情報受信部を示しており、実施
の形態1及び実施の形態2と同様である。また、49は
コンテンツ受信・格納部を示しており、コンテンツ配信
サーバ1により配信されるコンテンツについて、事前に
受信して保存しておくものである。
【0065】そして、コンテンツ情報生成部48におい
て、コンテンツ受信・格納部49に保存されているコン
テンツの中から配信希望対象であるコンテンツを抽出
し、当該コンテンツと配信情報とを組み合わせて暗号化
されたコンテンツ情報を生成することになる。最後に、
コンテンツ情報送信部45において、コンテンツの配信
を希望しているユーザ端末3へ生成されたコンテンツ情
報を転送することになる。
【0066】また、仲介サーバ4におけるディスク容量
等の計算機資源は有限であることから、コンテンツ受信
・格納部49にすべてのコンテンツを保存しておくこと
は現実的ではない。そこで、コンテンツ受信・格納部4
9には、配信希望対象となる頻度の比較的高いコンテン
ツのみを保存しておくことが考えられる。この場合の仲
介サーバ4の構成図を図10に示す。
【0067】図10において、41はユーザ端末3から
の配信情報を受信する配信情報受信部を示しており、実
施の形態1及び実施の形態2と同様の機能を有してい
る。そして、コンテンツ受信・格納部49には、コンテ
ンツ配信サーバ1により配信されるコンテンツのうち、
配信希望対象となる頻度の比較的高いコンテンツのみを
事前に受信して保存しておくことになる。
【0068】次に、50はコンテンツ保存確認部を示し
ており、配信情報のうち、配信希望対象となるコンテン
ツ名やコンテンツ番号等の、配信を希望するコンテンツ
を特定するために必要な情報に基づいて、コンテンツ受
信・格納部49に該当するコンテンツが事前に保存され
ているか否かを確認するものである。
【0069】そして、コンテンツ保存確認部50に当該
コンテンツが保存されていなかった場合には、コンテン
ツ配信元決定部42において、配信情報に含まれている
配信希望対象となるコンテンツ名やコンテンツ番号等
の、配信を希望するコンテンツを特定するために必要な
情報に基づいて、当該コンテンツを配信することができ
るコンテンツ配信サーバ1を特定し、配信要求送信部4
6において、配信情報のうち、配信希望対象となるコン
テンツ名やコンテンツ番号等の、配信を希望するコンテ
ンツを特定するために必要な情報のみを、決定されたコ
ンテンツ配信サーバ1へ転送する。
【0070】それから、コンテンツ受信部47におい
て、コンテンツ配信サーバ1から送信されてきたコンテ
ンツのみを受信して、コンテンツ情報生成部48におい
て、当該コンテンツと配信情報とを組み合わせて暗号化
されたコンテンツ情報を生成し、コンテンツ情報送信部
45において、コンテンツの配信を希望しているユーザ
端末3へコンテンツ情報を転送することになる。
【0071】そして、復号化された配信情報に含まれて
いるシリアル番号やユーザID等の情報と、実際にコン
テンツ情報が送信されてコンテンツの復号化を行おうと
しているユーザ端末3のシリアル番号や使用しているユ
ーザのユーザID等の固有情報が一致した場合にのみ、
復号化ソフトウェアにおいて配信希望対象となるコンテ
ンツ自体の復号化を行うことができるようになってい
る。
【0072】なお、実施の形態2と同様に、コンテンツ
情報の生成、すなわちコンテンツ及び配信情報の暗号化
を仲介サーバ4において行うことから、復号化鍵自体を
送受信の対象として管理することも考えられる。
【0073】この場合の仲介サーバ4の部分構成図は図
6と同様であり、復号化鍵管理部61におけるデータ構
造の例についても図7と同様であることから、特に詳細
な説明は省略する。
【0074】また、復号化方式については、復号化鍵を
送受信することから公開鍵方式とする意味はない。ま
た、秘密鍵方式であることから、復号化処理時間が短縮
化されることも期待できる。なお、特に秘密鍵方式の場
合には、従来のコンテンツ配信方法においては、ユーザ
が各コンテンツ配信サーバ1ごとに復号化鍵を管理する
必要があったが、本実施の形態2にかかる構成によれ
ば、ユーザは一つの復号化鍵を管理すれば足りるという
利益を享受することが可能となる。
【0075】次に、図11に本発明の実施の形態3にか
かるコンテンツ配信方法を具現化するための仲介サーバ
4における処理の流れ図を示す。
【0076】図11において、まずユーザ端末3から送
信されてくる配信情報を受信し(ステップS110
1)、配信対象となるコンテンツが、すでに仲介サーバ
4に保存されているか否かを確認する(ステップS11
02)。
【0077】配信対象となるコンテンツが、仲介サーバ
4に保存されていない場合には(ステップS1102:
No)、配信情報に含まれている配信を希望するコンテ
ンツを特定するために必要な情報に基づいて、当該コン
テンツを配信することができるコンテンツ配信サーバ1
を決定する(ステップS1103)。
【0078】次に、決定されたコンテンツ配信サーバ1
に対して、配信対象となるコンテンツを特定できる情報
を送信し(ステップS1104)、コンテンツ配信サー
バ1において配信対象となるコンテンツ自体を受信する
(ステップS1105)。
【0079】そして、配信対象となるコンテンツが、仲
介サーバ4に保存されている場合には(ステップS11
02:Yes)、当該保存されているコンテンツと、仲
介サーバ4に保存されていない場合には(ステップS1
102:No)、受信されたコンテンツと、それぞれ既
に受信している配信情報に基づいて、仲介サーバ4にお
いて暗号化されたコンテンツ情報を生成する(ステップ
S1106)。最後に、生成されたコンテンツ情報をユ
ーザ端末3に送信することで(ステップS1107)、
ユーザにとって個別のコンテンツ配信サーバ1へアクセ
スした場合と同様のサービスを提供することになる。
【0080】以上のように、本実施の形態3によれば、
ユーザは自分でコンテンツ配信サービスを検索して選択
することが不要となり、コンテンツ配信サービス業者に
とっては、ユーザと個別契約をそれぞれ交わす必要が無
くなることから、業務の効率化を図ることができる。そ
れだけではなく、コンテンツ配信サービス業者と仲介サ
ーバ間のネットワーク負荷を軽減することができること
から、仲介サーバ4自体の計算機資源を有効に活用する
ことができ、コンテンツ検索・抽出処理の短縮化を図る
ことも可能となる。
【0081】次に、ユーザ端末3における処理について
説明する。図12は、本発明の実施の形態にかかるコン
テンツ配信方法に用いられるユーザ端末3の部分ブロッ
ク構成図である。
【0082】図12において、ユーザ端末3には、配信
されてくるコンテンツを復号化するための復号化ソフト
ウェア71がダウンロードされている。例えば、コンテ
ンツが画像データ等の視覚によって確認可能なコンテン
ツである場合には、当該コンテンツを閲覧するための閲
覧ソフトウェア等である。
【0083】そして、コンテンツ情報受信部72で、仲
介サーバ4からのコンテンツ情報を受信すると、配信情
報復号部73において、配信情報について復号化を行
う。ここで、復号化される配信情報としては、配信を希
望したユーザ端末のシリアル番号等の固有情報、あるい
は配信を希望したユーザの指紋情報やユーザID等のユ
ーザを特定するために必要となる固有情報である。
【0084】次に、固有情報検証部74において、復号
化された配信情報と、現在使用しているユーザ端末3、
あるいは使用しているユーザの固有情報とが、一致して
いるか否かについて検証する。そして、両者が一致して
いる場合にのみコンテンツ復号部75において該当する
コンテンツを復号化し、復号化ソフトウェア71等に渡
すことになる。
【0085】一方、コンテンツの復号化鍵の送受信を含
む場合には、固有情報検証部74において両者が一致し
ている場合にのみ、復号化鍵送信要求部76から仲介サ
ーバ4に対して復号化鍵の送信を要求し、復号化鍵受信
部77で仲介サーバ4から復号化鍵を受け取ったら、コ
ンテンツ復号部75において当該復号化鍵を用いること
によって、該当するコンテンツを復号化することにな
る。
【0086】図13は、上述したようなユーザ端末3に
おける処理の流れ図である。図13において、まず仲介
サーバ4からのコンテンツ情報を受信し(ステップS1
331)、そのうち配信情報についての復号化を行う
(ステップS132)。ここで、復号化される配信情報
としては、配信を希望したユーザ端末のシリアル番号等
の固有情報、あるいは配信を希望したユーザの指紋情報
等のユーザを特定するために必要な固有情報である。
【0087】次に、配信情報に含まれていた固有情報
が、現在使用しているユーザ端末3、あるいは使用して
いるユーザの固有情報と一致しているか否かについて検
証する(ステップS133)。両者が一致していない場
合には(ステップS133:No)、コンテンツ復号化
処理を中止する(ステップS134)。不正使用の可能
性があるからである。
【0088】両者が一致している場合には(ステップS
133:Yes)、該当するコンテンツを復号化し(ス
テップS135)、復号化ソフトウェア71等に渡すこ
とになる。
【0089】一方、コンテンツの復号化鍵の送受信を含
む場合には、ステップS133において両者が一致して
いる場合にのみ(ステップS133:Yes)、仲介サ
ーバ4に対して復号化鍵の送信を要求し(ステップS1
36)、仲介サーバ4から復号化鍵を受け取ったら(ス
テップS137)、当該復号化鍵を用いることによっ
て、該当するコンテンツを復号化することになる(ステ
ップS135)。
【0090】なお、ユーザ端末3においては、復号化さ
れたコンテンツ自体については、そのまま保存すること
ができないようにしておく必要がある。不正コピーの防
止及び二次加工物の発生を未然に防止するためである。
例えば、該当するコンテンツが画像コンテンツである場
合には、復号化ソフトウェアに表示機能しか持たせない
ようにしたり、コピーガード機能を付与することが考え
られる。
【0091】なお、本発明の実施の形態にかかるコンテ
ンツ配信方法を実現するプログラムは、図14に示すよ
うに、CD−ROM142−1やフレキシブルディスク
142−2等の可搬型記録媒体142だけでなく、通信
回線の先に備えられた他の記憶装置141や、コンピュ
ータ143のハードディスクやRAM等の記録媒体14
4のいずれでも良く、プログラム実行時には、プログラ
ムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0092】また、本発明の実施の形態にかかるコンテ
ンツ配信方法により生成された復号化鍵情報等について
も、図14に示すように、CD−ROM142−1やフ
レキシブルディスク142−2等の可搬型記録媒体14
2だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置
141や、コンピュータ143のハードディスクやRA
M等の記録媒体144のいずれでも良く、例えば本発明
にかかるコンテンツ配信方法を利用する際にコンピュー
タ143により読み取られる。
【0093】
【発明の効果】以上のように本発明にかかるコンテンツ
配信方法によれば、ユーザは仲介サーバにのみアクセス
すれば希望しているコンテンツをダウンロードすること
ができることから、コンテンツ配信サービスを検索して
選択することが不要となる。一方、コンテンツ配信サー
ビス業者にとっては、ユーザと個別契約をそれぞれ交わ
す必要が無くなることから、業務の効率化を図ることが
可能となる。
【0094】また、本発明にかかるコンテンツ配信方法
によれば、コンテンツの暗号化についても仲介サーバに
おいて行うことで、コンテンツ配信サーバにおける負荷
を軽減できるとともに、ユーザにとっては復号化の承認
を仲介サーバのみへアクセスすることで行うことがで
き、ユーザの負荷も軽減することが可能となる。
【0095】さらに、復号化鍵についても送受信の対象
にすれば、複数のコンテンツ配信サーバが存在している
場合であっても、ユーザにとっては一つの復号化鍵を管
理しておけば足りることから、公開鍵方式における鍵管
理の簡便さと秘密鍵方式における復号化処理時間の短縮
化という両方の利益を享受することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のコンテンツ配信システムの構成図
【図2】 本発明の実施の形態1にかかるコンテンツ配
信方法を具現化するコンテンツ配信システムの構成図
【図3】 本発明の実施の形態1にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバの構成図
【図4】 本発明の実施の形態1にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバにおける処理の流れ図
【図5】 本発明の実施の形態2にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバの構成図
【図6】 本発明の実施の形態2にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバの部分構成図
【図7】 本発明の実施の形態2にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバにおける復号化鍵管理部
のデータ構造例示図
【図8】 本発明の実施の形態2にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバにおける処理の流れ図
【図9】 本発明の実施の形態3にかかるコンテンツ配
信方法を具現化する仲介サーバの構成図
【図10】 本発明の実施の形態3にかかるコンテンツ
配信方法を具現化する仲介サーバの構成図
【図11】 本発明の実施の形態3にかかるコンテンツ
配信方法を具現化する仲介サーバにおける処理の流れ図
【図12】 本発明の実施の形態にかかるコンテンツ配
信方法を具現化するユーザ端末の部分構成図
【図13】 本発明の実施の形態にかかるコンテンツ配
信方法を具現化するユーザ端末における処理の流れ図
【図14】 記録媒体の例示図
【符号の説明】
1 コンテンツ配信サーバ 2 インターネット 3 ユーザ端末 4 仲介サーバ 41 配信情報受信部 42 コンテンツ配信元決定部 43 配信情報送信部 44 コンテンツ情報受信部 45 コンテンツ情報送信部 46 配信要求送信部 47 コンテンツ受信部 48 コンテンツ情報生成部 49 コンテンツ受信・格納部 50 コンテンツ保存確認部 61 復号化鍵管理部 62 復号化鍵要求受信部 63 復号化鍵検索・抽出部 64 復号化鍵送信部 71 復号化ソフトウェア 72 コンテンツ情報受信部 73 配信情報復号部 74 固有情報検証部 75 コンテンツ復号部 76 復号化鍵送信要求部 77 復号化鍵受信部 141 回線先の記憶装置 142 CD−ROMやフレキシブルディスク等の可搬
型記録媒体 142−1 CD−ROM 142−2 フレキシブルディスク 143 コンピュータ 144 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の
記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟本 健司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B085 AE01 AE29 BG04 BG07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたコンテンツを配信するコンテ
    ンツ配信サーバと、前記コンテンツの配信サービスを享
    受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サーバを
    介して接続し、前記コンテンツを前記仲介サーバ経由で
    前記ユーザ端末に配信するコンテンツ配信方法であっ
    て、 前記仲介サーバが、 前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定する
    固有情報又は前記コンテンツの配信を希望するユーザを
    特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報、及び
    配信希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信
    情報を前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末から
    受信する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツに関する情報に基づ
    いて、配信希望対象となるコンテンツを配信可能な前記
    コンテンツ配信サーバを決定する工程と、 前記配信情報を決定された前記コンテンツ配信サーバに
    送信する工程と、 前記コンテンツ配信サーバにおいて、前記配信希望対象
    となるコンテンツと共に前記配信情報も含めて暗号化さ
    れたコンテンツ情報を受信する工程と、 前記配信情報が送信されてきた前記ユーザ端末へ前記コ
    ンテンツ情報を送信する工程とを含み、 前記ユーザ端末において、 前記コンテンツ情報を受信する工程と、 前記コンテンツ情報のうち前記配信情報のみを復号化す
    る工程と、 復号化された前記配信情報における前記コンテンツの配
    信を希望するユーザ端末を特定する固有情報又は前記コ
    ンテンツの配信を希望するユーザを特定する固有情報、
    あるいはそれらの組合せ情報と、前記コンテンツ情報が
    送信された前記ユーザ端末を特定する固有情報又は使用
    しているユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの
    組合せ情報が一致するか否かを検証する工程と、 両者が一致した場合にのみ、前記配信希望対象となるコ
    ンテンツの復号化を行う工程を含むことを特徴とするコ
    ンテンツ配信方法。
  2. 【請求項2】 指定されたコンテンツを配信するコンテ
    ンツ配信サーバと、前記コンテンツの配信サービスを享
    受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サーバを
    介して接続し、前記コンテンツを前記仲介サーバ経由で
    前記ユーザ端末に配信するコンテンツ配信方法であっ
    て、 前記仲介サーバが、 前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定する
    固有情報又は前記コンテンツの配信を希望するユーザを
    特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報、及び
    配信希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信
    情報を前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末から
    受信する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツに関する情報に基づ
    いて、配信希望対象となるコンテンツを配信可能な前記
    コンテンツ配信サーバを決定する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツに関する情報を決定
    された前記コンテンツ配信サーバに送信する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツを前記コンテンツ配
    信サーバから受信する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツを前記配信情報と共
    に暗号化してコンテンツ情報を生成する工程と、 前記コンテンツ情報を前記配信情報が送信されてきた前
    記ユーザ端末へ送信する工程とを含み、 前記ユーザ端末において、 前記コンテンツ情報を受信する工程と、 前記コンテンツ情報のうち前記配信情報のみを復号化す
    る工程と、 復号化された前記配信情報における前記コンテンツの配
    信を希望するユーザ端末を特定する固有情報又は前記コ
    ンテンツの配信を希望するユーザを特定する固有情報、
    あるいはそれらの組合せ情報と、前記コンテンツ情報が
    送信された前記ユーザ端末を特定する固有情報又は使用
    しているユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの
    組合せ情報が一致するか否かを検証する工程と、 両者が一致した場合にのみ、前記配信希望対象となるコ
    ンテンツの復号化を行う工程を含むことを特徴とするコ
    ンテンツ配信方法。
  3. 【請求項3】 指定されたコンテンツを配信するコンテ
    ンツ配信サーバと、前記コンテンツの配信サービスを享
    受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サーバを
    介して接続し、前記コンテンツを前記仲介サーバ経由で
    前記ユーザ端末に配信するコンテンツ配信方法であっ
    て、 前記仲介サーバが、 前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツを受信し
    保存しておく工程と、 前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定する
    固有情報又は前記コンテンツの配信を希望するユーザを
    特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報、及び
    配信希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信
    情報を前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末から
    受信する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツを前記配信情報と共
    に暗号化してコンテンツ情報を生成する工程と、 前記コンテンツ情報を前記配信情報が送信されてきた前
    記ユーザ端末へ送信する工程とを含み、 前記ユーザ端末において、 前記コンテンツ情報を受信する工程と、 前記コンテンツ情報のうち前記配信情報のみを復号化す
    る工程と、 復号化された前記配信情報における前記コンテンツの配
    信を希望するユーザ端末を特定する固有情報又は前記コ
    ンテンツの配信を希望するユーザを特定する固有情報、
    あるいはそれらの組合せ情報と、前記コンテンツ情報が
    送信された前記ユーザ端末を特定する固有情報又は使用
    しているユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの
    組合せ情報が一致するか否かを検証する工程と、 両者が一致した場合にのみ、前記配信希望対象となるコ
    ンテンツの復号化を行う工程を含むことを特徴とするコ
    ンテンツ配信方法。
  4. 【請求項4】 前記コンテンツを受信し保存しておく工
    程において、前記コンテンツ配信サーバにおける前記コ
    ンテンツのうち、配信希望頻度の高いコンテンツのみを
    受信して保存するとともに、前記配信希望対象となるコ
    ンテンツが保存されているか否かを判断する工程をさら
    に含み、 前記配信希望対象となるコンテンツが保存されているか
    否かを判断する工程において、前記配信希望対象となる
    コンテンツが保存されていないと判断された場合には、
    前記配信希望対象となるコンテンツに関する情報に基づ
    いて、前記配信希望対象となるコンテンツを配信可能な
    前記コンテンツ配信サーバを決定する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツに関する情報を、決
    定された前記コンテンツ配信サーバに送信する工程と、 前記配信希望対象となるコンテンツを前記コンテンツ配
    信サーバから受信する工程とをさらに含む請求項3記載
    のコンテンツ配信方法。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ情報を生成する工程にお
    いて、 暗号化された前記コンテンツを復号化する復号化鍵を一
    括して管理する工程をさらに含み、 前記ユーザ端末において、復号化された前記配信情報に
    おける前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特
    定する固有情報又は前記コンテンツの配信を希望するユ
    ーザを特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報
    と、前記コンテンツ情報が送信された前記ユーザ端末を
    特定する固有情報又は使用しているユーザを特定する固
    有情報、あるいはそれらの組合せ情報が一致する場合に
    のみ、前記復号化鍵を前記ユーザ端末へ送信する請求項
    2から4のいずれか一項に記載のコンテンツ配信方法。
  6. 【請求項6】 指定されたコンテンツを配信するコンテ
    ンツ配信サーバと、前記コンテンツの配信サービスを享
    受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サーバを
    介して接続し、前記コンテンツを前記仲介サーバ経由で
    前記ユーザ端末に配信するコンテンツ配信方法を具現化
    する前記仲介サーバにおけるコンピュータに実行させる
    プログラムであって、 前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末を特定する
    固有情報又は前記コンテンツの配信を希望するユーザを
    特定する固有情報、あるいはそれらの組合せ情報、及び
    配信希望対象となるコンテンツに関する情報を含む配信
    情報を前記コンテンツの配信を希望するユーザ端末から
    受信するステップと、 前記配信希望対象となるコンテンツに関する情報に基づ
    いて、配信希望対象となるコンテンツを配信可能な前記
    コンテンツ配信サーバを決定するステップと、 前記配信情報を決定された前記コンテンツ配信サーバに
    送信するステップと、 前記コンテンツ配信サーバにおいて、前記配信希望対象
    となるコンテンツと共に前記配信情報も含めて暗号化さ
    れたコンテンツ情報を受信するステップと、 前記配信情報が送信されてきた前記ユーザ端末へ前記コ
    ンテンツ情報を送信するステップとを含むことを特徴と
    するコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 【請求項7】 指定されたコンテンツを配信するコンテ
    ンツ配信サーバと、前記コンテンツの配信サービスを享
    受するユーザが使用するユーザ端末とを、仲介サーバを
    介して接続し、前記コンテンツを前記仲介サーバ経由で
    前記ユーザ端末に配信するコンテンツ配信方法を具現化
    する前記ユーザ端末におけるコンピュータに実行させる
    プログラムであって、 前記コンテンツ情報を受信するステップと、 前記コンテンツ情報のうち前記配信情報のみを復号化す
    るステップと、 復号化された前記配信情報における前記コンテンツの配
    信を希望するユーザ端末を特定する固有情報又は前記コ
    ンテンツの配信を希望するユーザを特定する固有情報、
    あるいはそれらの組合せ情報と、前記コンテンツ情報が
    送信された前記ユーザ端末を特定する固有情報又は使用
    しているユーザを特定する固有情報、あるいはそれらの
    組合せ情報が一致するか否かを検証するステップと、 両者が一致した場合にのみ、前記配信希望対象となるコ
    ンテンツの復号化を行うステップを含むことを特徴とす
    るコンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (5)

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