JP2003050769A - 電子メール処理システム - Google Patents

電子メール処理システム

Info

Publication number
JP2003050769A
JP2003050769A JP2001239656A JP2001239656A JP2003050769A JP 2003050769 A JP2003050769 A JP 2003050769A JP 2001239656 A JP2001239656 A JP 2001239656A JP 2001239656 A JP2001239656 A JP 2001239656A JP 2003050769 A JP2003050769 A JP 2003050769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
registered user
user
processing system
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001239656A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kobayashi
一広 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAY BREAK KK
Original Assignee
DAY BREAK KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAY BREAK KK filed Critical DAY BREAK KK
Priority to JP2001239656A priority Critical patent/JP2003050769A/ja
Publication of JP2003050769A publication Critical patent/JP2003050769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールの送信者を認知させる役割をメール
アドレスに持たせ、高いセキュリティと広い利用範囲を
有する電子メール処理システム等を提供する。 【解決手段】 システム管理事業者1は、インターネッ
ト5上に設置したサーバ10にウェブサイト11を構築
して電子メール処理システムを提供する。一方、電子メ
ール処理システムを利用する登録ユーザ3は、専用のプ
ログラムを記録した記録媒体6を登録事業者2により配
布され、システム管理事業者1により認証可能な認証メ
ールアドレスを付与される。そして、登録ユーザ3はウ
ェブサイト11にアクセスし、システム管理事業者1の
管理の下で、所望の操作に従って他の登録ユーザ3又は
一般ユーザ4との間で認証メールアドレスを用いた電子
メールの送受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
経由して送受信される電子メールを処理する電子メール
処理システムの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及により、電
子メール(以下、単にメールと記す)が一般的な情報伝
達方法として広く利用されている。送信側のユーザがパ
ソコンを用いて作成したメールはインターネットを経由
して伝送され、メールサーバの機能により受信側のユー
ザにより受信される。そして、メールを送受信する場
合、送信側や受信側のユーザを特定するための標識とし
てのメールアドレスが広く利用される。このようなメー
ルアドレスは、例えばユーザが利用するプロバイダによ
って付与され、ユーザが定めた任意の文字列とプロバイ
ダが定めた文字列の組み合わせで表現される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にメールは不特定
多数の人間から送信されるものであるため、メールを受
け取ったユーザは、タイトルやメール本文のみでは送信
者に関する情報を把握できないこともある。このような
場合、メールアドレスを構成する文字列に基づき、例え
ば特定の企業名称が含まれるか否かを判断し、これによ
り送信者の素性を推測することになる。
【0004】しかし、本来メールアドレスそれ自体は意
味を持つものではなく、送信者に関する人物像、住所、
職業などの情報を伝達する機能はない。一方、メールサ
ービスを提供するプロバイダは、他のユーザのメールア
ドレスと区別し得ることを前提にユーザが希望する文字
列を含むメールアドレスを付与する。よって、例えばメ
ールアドレスに特定企業の名称を想起させるような文字
列を含めるなど、メールを受け取ったユーザに誤解を与
えるようなメールアドレスが使用される恐れもある。
【0005】また、インターネット上の各種ウェブサイ
トにおいて、メールアドレス自体をユーザの認証手段と
して利用できれば便利である。しかし、現行のメールア
ドレスはセキュリティの面で不十分であり、第三者の悪
用などを考慮すると認証手段としての利用は危険が大き
い。特定のユーザに対し付与されたメールアドレスは、
物理的には汎用的なPCとそのソフトウェアにより利用
可能であるため、メール送受信以外に例えば電子商取引
の認証手段などの新たな用途を現行のメールアドレスに
担わせることは困難であった。
【0006】そこで、本発明はこのような従来の課題を
解決するためになされたものであり、メールの送信者を
認知させる役割をメールアドレスに持たせ、セキュリテ
ィを高めてメールの利用範囲を広げることができる電子
メール処理システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の電子メール処理システムは、イン
ターネット上に構築されたウェブサイトを介して登録ユ
ーザによる電子メールの送信処理及び受信処理を行う電
子メール処理システムであって、所定の発行者により発
行され前記ウェブサイトの管理者により認証可能な認証
メールアドレスを前記登録ユーザに付与し、前記ウェブ
サイトにアクセスした前記登録ユーザの操作に従って所
望の相手先との間で前記認証メールアドレスを用いた電
子メールの送受信を管理することを特徴とする。
【0008】この発明によれば、電子メール処理システ
ムを利用する登録ユーザは、付与された認証メールアド
レスによりウェブサイトを介して電子メールを送受信で
きる。この認証メールアドレスは、所定の発行者により
発行されウェブサイトの管理者により認証されるので、
それ自体でメールの送信者の信用を形成する役割があ
り、メールを受け取る者に安心感を与えることができ
る。そして、登録ユーザによるメールの送受信は、イン
ターネット上の特定のウェブサイトを経由し、かつ管理
されるので、メール送受信のセキュリティを十分に高め
ることができる。
【0009】請求項2に記載の電子メール処理システム
は、請求項1に記載の電子メール処理システムにおい
て、前記認証メールアドレスには、前記ウェブサイトの
管理者を示す文字列と前記所定の発行者を示す文字列が
それぞれ含まれることを特徴とする。
【0010】この発明によれば、請求項1に記載の発明
の作用に加えて、認証メールアドレスの形態は、所定の
発行者とウェブサイトの管理者のそれぞれの文字列を含
むものであるため、この発行者自体がウェブサイトの管
理者によって認証されていることを明確に知らしめ、信
頼性を高めることができる。
【0011】請求項3に記載の電子メール処理システム
は、請求項1に記載の電子メール処理システムにおい
て、前記認証メールアドレスを用いた電子メールを送信
又は受信する際、インターネットに接続して前記ウェブ
サイトにアクセスするためのプログラムが専用の記録媒
体に記録され、前記記録媒体が前記登録ユーザに対し予
め配布されることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、請求項1に記載の発明
の作用に加えて、登録ユーザには予め専用の記録媒体が
配布され、この記録媒体のプログラムに基づいてインタ
ーネット上のウェブサイトにアクセスした上で、上述の
ように認証メールアドレスによるメールの送受信が行わ
れる。よって、登録ユーザは特定の環境に限定されるこ
となく、記録媒体を持ち運び所望の環境で上記のメール
送受信を実行でき、高いセキュリティを保ちつつ便利な
メール機能を提供できる。
【0013】請求項4に記載の電子メール処理システム
は、請求項3に記載の電子メール処理システムにおい
て、前記専用の記録媒体には、それぞれ固有のIDが設
定されるととともに、前記登録ユーザには、それぞれI
D及びパスワードが設定され、前記ウェブサイトのアク
セス時に前記記録媒体のIDと前記登録ユーザのID及
びパスワードを確認することを特徴とする。
【0014】この発明によれば、請求項3に記載の発明
の作用に加えて、専用の記録媒体に記録された固有のI
Dと、登録ユーザに設定されたID・パスワードとを、
それぞれウェブサイトのアクセス時に確認するようにし
たので、セキュリティのレベルを一層高め、第三者の悪
用を有効に防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。ここでは、インターネット
上に構築され、複数のユーザ間のメール送受信に関わる
処理を行う電子メール処理システムに対し本発明を適用
した場合を説明する。
【0016】図1は、本実施形態における電子メール処
理システムの基本構成を示すブロック図である。図1に
示す電子メール処理システムにおいては、本発明の電子
メール処理を管理するシステム管理事業者1と、システ
ム管理事業者1において後述の認証メールアドレスを発
行する事業者として登録されている登録事業者2と、シ
ステム管理事業者1において認証メールアドレスを利用
するユーザとして登録されている登録ユーザ3と、登録
ユーザ3との間でメールを送受信可能な一般ユーザ4が
示されている。
【0017】図1において、システム管理事業者1は、
本実施形態の電子メール処理システムを実行するための
サーバ10をインターネット5上に設置している。この
サーバ10では、登録ユーザ3や一般ユーザ4が互いに
メールを送受信する際にアクセス可能なウェブサイト1
1をインターネット5上に構築するとともに、登録ユー
ザ3等に関する各種情報をデータベース12に蓄積して
管理している。
【0018】登録事業者2は、顧客の確保や宣伝広告の
強化などを目的として、自らの名称を一般に想起させる
上記の認証メールアドレスを発行し、これをウェブサイ
ト11を介して登録ユーザ3に広く付与する。そのた
め、予めシステム管理事業者1との間で認証メールアド
レスの態様を定め、その発行の認証を受ける必要があ
る。例えば、このような認証メールアドレスは、次のよ
うに表記される。
【0019】K000123@ABCBANK.RECOSIGN.COM すなわち、ユーザを識別する文字列と@記号に続いて、
登録事業者2を表す文字列(ABCBANK)が付加されると
ともに、システム管理事業者1を表す文字列(RECOSIG
N)が付加されている。一般的なメールアドレスであれ
ば、所定の団体等を表す特定の文字列が付加されるに過
ぎないが、本実施形態の認証メールアドレスでは、発行
側のシステム管理事業者1と認証側のシステム管理事業
者1とを同時に識別することができる。これにより、認
証メールアドレスを参照すれば、これが正規に認証され
たものであることを一見して把握できるので、登録ユー
ザ3からメールを受け取った一般ユーザ4は安心感を得
ることができる。
【0020】次に、登録ユーザ3は、認証メールアドレ
スによるメール送受信時に起動すべきプログラムを記録
した記録媒体としての専用CD−ROM6を登録事業者
2により配布され、後述の登録処理を行うことにより認
証メールアドレスを実際に付与される。登録ユーザ3
は、インターネット5に接続可能な任意のパーソナルコ
ンピュータ(PC)に上記専用CD−ROM6をセット
してプログラムを起動させ、インターネット5上に構築
されたシステム管理事業者1のウェブサイト11を介し
てメール送受信を行うことができる。上記の専用CD−
ROM6に記録されるプログラムとしては、システム管
理事業者1が構築したウェブサイト11へのアクセス機
能、ユーザ登録を行う機能、実際に認証メールアドレス
を用いたメール送受信の機能などを含むが、詳しくは後
述する。
【0021】なお、専用CD−ROM6は、上記のプロ
グラムを記録可能な他の記録媒体で置き換えてもよく、
例えば、不揮発性のメモリ手段により構成されたPCカ
ードなどを記録媒体として用いることができる。
【0022】一般ユーザ4は、登録ユーザ3がメール送
受信を行う相手先であり、一般的なメールアドレスを用
いてインターネット5を介した汎用的なメール送受信手
段を利用可能なユーザである。後述するように、一般ユ
ーザ4は、システム管理事業者1を経由して登録ユーザ
3からメールを受け取ることができ、さらに受け取った
メールに対する返信メールを送信することができる。
【0023】次に、専用CD−ROM6に記録されたプ
ログラムと、サーバ10の制御プログラムとが協働して
実行される処理について、図2のフローチャートにより
説明する。この処理は、登録ユーザ3が、自らの所持す
る専用CD−ROM6をPCにセットして起動させるこ
とにより実行開始される。例えば、登録ユーザ3が海外
に滞在中であったとしても、専用CD−ROM6を起動
可能な任意のPCを利用することにより、かかる処理を
行うことができる。
【0024】図2において、登録ユーザ3がPCに専用
CD−ROM6をセットすると、プログラムの実行が開
始される(ステップS1)。続いて、専用のブラウザが
起動してインターネット5上のサーバ10にアクセスし
(ステップS2)、ウェブサイト11の初期画面を表示
して登録ユーザ3に所望の機能の選択を促す。
【0025】ここで、サーバ10によるメール処理を実
行するに際し、登録ユーザ3にIDやパスワードを入力
させてユーザ認証を行う必要がある。そこで、登録ユー
ザ3が最初にサーバ10にアクセスするときなど、まだ
未登録である場合には(ステップS3;YES)、サー
バ10への登録処理を実行させる(ステップS4)。
【0026】ステップS4の登録処理では、登録ユーザ
3の通常のメールアドレスを入力させるとともに、任意
のパスワードを設定し、上述したような形態を持つ認証
メールアドレスの設定を行う。なお,登録ユーザ3のI
Dは、CD−ROM6の配布時に併せて付与してもよい
が、この時点で設定するようにしてもよい。また、登録
ユーザ3に、送信相手先として設定すべきメールアドレ
スを入力させて、これらを保存する。ステップS4の登
録処理により、登録ユーザ3によって設定された各種情
報は、サーバ10のデータベース12に蓄積保持され、
これ以降のユーザ認証の際など適宜参照される。
【0027】一方、登録ユーザ3が既に登録済みである
場合(ステップS3;NO)、あるいは登録ユーザ3に
対する登録処理が終了した場合には、登録ユーザ3のユ
ーザ認証を実行する(ステップS5)。このユーザ認証
では、専用CD−ROM6に設定されている固有のID
がサーバ10に送出されるとともに、登録ユーザ3が入
力したIDとパスワードがサーバ10に送出される。サ
ーバ10の側ではデータベース12への照合を行って、
受け取った固有のIDが適正な専用CD−ROM6に対
応することを確認し、さらに登録ユーザ3のIDとパス
ワードが適正であることを確認する。
【0028】なお、登録ユーザ3がパスワード等を忘れ
る場合もあるので、このような事態を想定して「質疑応
答」により確認させることができる。すなわち、最初の
登録処理の時点で予め定めた質問を表示して登録ユーザ
3に回答を入力させ、ユーザ認証時にパスワード等を忘
れた登録ユーザに再び質問を表示して、回答内容が登録
処理時のものと一致したときに認証するようにしてもよ
い。
【0029】ステップS5のユーザ認証の結果、正当な
登録ユーザ3であることの認証が成立しないときは (ス
テップS6;NO)、登録ユーザ3のアクセスは不許可
となり所定のエラー画面を表示する(ステップS7)。
一方、正当な登録ユーザ3であることの認証が成立する
ときは(ステップS6;YES)、登録ユーザ3にメー
ル送受信に関する所望の機能を選択させる(ステップS
8)。
【0030】そして、ステップS8における登録ユーザ
3の選択に応じた機能を実行する(ステップS9〜S1
1)。ここでは、登録ユーザ3がサーバ10を介してメ
ールを送信する場合のメール送信処理(ステップS
9)、登録ユーザ3がサーバ10を介してメールを受信
する場合のメール受信処理(ステップS10)、登録ユ
ーザ3が過去のメール送受信に関する履歴情報を確認す
る履歴確認処理(ステップS11)などが選択的に実行
される。
【0031】まず、ステップS9のメール送信処理にお
いては、例えば特定の一般ユーザ4にメールを送信した
いときに登録ユーザ3に必要な情報を入力させるための
メール送信画面が表示される。図3は、このようなメー
ル送信画面の一例を示す図である。図3において、登録
ユーザ3に入力させるメール送信記入フォームとして、
名前、メールアドレス、宛先、タイトル、メール本文を
書き込むテキストボックスが設けられている。また、ユ
ーザが上記の情報を入力してメールを送信するときは、
画面下部の「送信」ボタンをクリックし、途中で入力を
中止するときは「やめる」ボタンをクリックすればよ
い。なお、サーバ10において、一般的なメール送信と
同様に、所定のファイルをメールに添付して送信するこ
とも可能である。
【0032】次に、ステップS10のメール受信処理に
おいては、登録ユーザ3がサーバ10を介して他の登録
ユーザ3からのメールを受け取ることができる。また、
サーバ10を介して送信先の一般ユーザ4からの返信メ
ールを受け取ることができる。サーバ10では、アクセ
スした登録ユーザ3に対し受信メールが届くと、その一
覧が表示され、送信者のアドレス、名前、タイトルが示
される。登録ユーザ3が一覧の中から特定の受信メール
を選択したときは、その本文を表示する。なお、一般ユ
ーザ4からの受信メールをサーバ10にて受け取るの
は、登録ユーザ3が自らのメールアドレス(認証メール
アドレス又は通常のメールアドレス)を告知した場合に
限られる。
【0033】次に、ステップS11の履歴確認処理にお
いては、登録ユーザ3がサーバ10を介して送受信した
過去の送信メール及び受信メールの履歴情報が表示され
る。これら過去の送信メール及び受信メールは、それぞ
れ登録ユーザ3に関連付けられてデータベース12に蓄
積されている。登録ユーザ3は、受信メール又は送信メ
ールのタイトルや送信者又は受信者を日時の順に確認す
ることができ、選択的に本文の内容を表示させることが
できる。また、過去の履歴情報に含まれる送受信相手先
のメールアドレスを再利用するための電話帳機能を持た
せることができる。
【0034】次に、実際に登録ユーザ3から一般ユーザ
4にメールを送信する場合、そのメールを受け取った一
般ユーザ4の対応を含めた全体的な処理の流れについて
説明する。以下、この場合に行われる処理について図4
のフローチャートにより説明する。なお、以下の説明で
は、登録ユーザ3が上記ステップS4の登録処理を終え
ているものとする。
【0035】図4において、登録ユーザ3が専用CD−
ROM6を起動した上で、上記ステップS9のメール送
信処理を実行することにより、所望の一般ユーザ4への
メールを作成する(ステップS21)。このとき、メー
ル送信画面における操作により、送信メールに各種の設
定を行う(ステップS22)。例えば、ステップS22
において、一般ユーザ4に対しメールアドレスを告知す
るか否かの設定が可能である。すなわち、登録ユーザ3
が自らのメールアドレスを知られたくない場合は、メー
ルアドレスを告知しない設定とすればよい。なお、メー
ルアドレスの告知は、認証メールアドレスと通常のメー
ルアドレスを選択的に設定できるとともに、メールアド
レスを告知しない場合は、送信者のダミーアドレスが送
信メールに付加される。さらに、ステップS22におい
て、送信メールの開封通知を受信するか否かの設定が可
能であるが、具体的な利用法については後述する。
【0036】次いで、ステップS21において作成した
メールを一般ユーザ4のメールアドレスを指定して送信
する(ステップS23)。サーバ10は、送信対象のメ
ールをインターネット上に設けられた汎用的なメールサ
ーバに転送し、一般ユーザ4がPC上で汎用的なメール
ソフトウェアを起動し、メールサーバにアクセスしてメ
ールを受信する(ステップS24)。この場合のメール
の受信形態は、送信者の認証メールアドレス又は通常の
メールアドレス、名前、タイトルなどが付加された状態
で、メール本文にはウェブサイト11へのリンク情報で
あるURLが示されている。
【0037】次に、一般ユーザ4は上記のURLをクリ
ックすることにより、ウェブサイト11へのリンクが実
行されてサーバ10にアクセスする(ステップS2
5)。そして、ウェブサイト11の閲覧ページにおい
て、ステップS24での受信メールのメール本文の閲覧
を行う(ステップS26)。このとき、サーバ10で
は、アクセスした一般ユーザ4に受信時のメールアドレ
スを入力させ、それをデータベース12の内容と照合し
て合致した場合のみ閲覧が許可される。これにより、登
録ユーザ3が誤ったメールアドレスに向けてステップS
23のメール送信が行われた場合、その相手により閲覧
されることを防止することができる。
【0038】この時点で、ステップS22において送信
メールの開封通知の設定が行われていることを前提に、
サーバ10によって送信元の登録ユーザ3に対しメール
開封通知が送出される(ステップS27)。これによ
り、登録ユーザ3は、一般ユーザ4に意思に関わらず、
自ら送信したメールの本文が閲覧されたことを確実に認
識することができる。
【0039】次に、ステップS22においてメールアド
レスを告知する設定がなされていることを前提に、一般
ユーザ4は登録ユーザ3に対する返信メール作成及び送
信を行うことができる(ステップS28)。ここで、登
録ユーザ3が認証メールアドレスを告知する設定とした
場合には、一般ユーザ4は返信メールの作成及び送信の
際にサーバ10の機能を利用することができる。また、
登録ユーザ3が通常のメールアドレスを告知する設定と
した場合には、一般ユーザ4は汎用的なメールソフトウ
ェアを利用して返信メールの作成及び送信を行うことが
できる。そして、ステップ28にて送信された返信メー
ルは、登録ユーザ3がサーバ10にアクセスして受け取
ることができる。
【0040】なお、図4においては、サーバ10を介し
て登録ユーザ3から一般ユーザ4にメールを送信する場
合について説明したが、サーバ10を介して登録ユーザ
3から他の登録ユーザ3にメール送信を行うことができ
るのは当然である。この場合、互いに認証メールアドレ
スを用いてメールを送受信するのが前提となるので、サ
ーバ10における管理が容易となる。
【0041】このように、本実施形態によれば、専用の
記録媒体である専用CD−ROM6を用いてアクセスさ
れる特定のウェブサイト11をサーバ10において構築
し、メールの送受信を管理するようにしたので、高いレ
ベルのセキュリティを維持することができる。また、専
用の記録媒体はユーザのPC環境を限定しないので、持
ち運びが自由となり、所望のPC環境にてメールの送受
信を行うことができる。また、認証メールアドレスとし
て、登録事業者2を表す文字列にシステム管理事業者1
を示す文字列を組み合わせたものであるため、認証され
ていることを明確にしてメールの送信者の信用を形成さ
せることができる。例えば、かかる認証メールアドレス
をインターネット上の電子商取引で利用する認証手段と
して応用してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンターネット上のウェブサイトの管理者により認証可能
なメールアドレスを用いて電子メールの送受信を管理す
るようにしたので、メールの送信者を認知させる役割を
メールアドレスに持たせ、セキュリティを高めてメール
の利用範囲を広げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における電子メール処理システムの
基本構成を示すブロック図である。
【図2】専用CD−ROMに記録されたプログラムとサ
ーバの制御プログラムとが協働して実行される処理につ
いて説明するフローチャートである。
【図3】メール送信処理におけるメール送信画面の一例
を示す図である。
【図4】登録ユーザから一般ユーザにメールを送信する
場合、そのメールを受け取った一般ユーザの対応を含め
た全体的な処理の流れについて説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
1…システム管理事業者 2…登録事業者 3…登録ユーザ 4…一般ユーザ 5…インターネット 6…CD−ROM 10…サーバ 11…ウェブサイト 12…データベース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット上に構築されたウェブサ
    イトを介して登録ユーザによる電子メールの送信処理及
    び受信処理を行う電子メール処理システムであって、 所定の発行者により発行され前記ウェブサイトの管理者
    により認証可能な認証メールアドレスを前記登録ユーザ
    に付与し、前記ウェブサイトにアクセスした前記登録ユ
    ーザの操作に従って所望の相手先との間で前記認証メー
    ルアドレスを用いた電子メールの送受信を管理すること
    を特徴とする電子メール処理システム。
  2. 【請求項2】 前記認証メールアドレスには、前記ウェ
    ブサイトの管理者を示す文字列と前記所定の発行者を示
    す文字列がそれぞれ含まれることを特徴とする請求項1
    に記載の電子メール処理システム。
  3. 【請求項3】 前記認証メールアドレスを用いた電子メ
    ールを送信又は受信する際、インターネットに接続して
    前記ウェブサイトにアクセスするためのプログラムが専
    用の記録媒体に記録され、前記記録媒体が前記登録ユー
    ザに対し予め配布されることを特徴とする請求項1に記
    載の電子メール処理システム。
  4. 【請求項4】 前記専用の記録媒体には、それぞれ固有
    のIDが設定されるととともに、前記登録ユーザには、
    それぞれID及びパスワードが設定され、前記ウェブサ
    イトのアクセス時に前記記録媒体のIDと前記登録ユー
    ザのID及びパスワードを確認することを特徴とする請
    求項3に記載の電子メール処理システム。
JP2001239656A 2001-08-07 2001-08-07 電子メール処理システム Pending JP2003050769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001239656A JP2003050769A (ja) 2001-08-07 2001-08-07 電子メール処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001239656A JP2003050769A (ja) 2001-08-07 2001-08-07 電子メール処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003050769A true JP2003050769A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19070371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001239656A Pending JP2003050769A (ja) 2001-08-07 2001-08-07 電子メール処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003050769A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521753A (ja) * 2003-03-17 2006-09-21 イーポスタル サービシーズ インコーポレイテッド メッセージ及び書類管理システム及び方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521753A (ja) * 2003-03-17 2006-09-21 イーポスタル サービシーズ インコーポレイテッド メッセージ及び書類管理システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10003667B2 (en) Profile and consent accrual
CN1602601B (zh) 用于处理和发布数字证书的方法及其计算机系统
US7413085B2 (en) Techniques for displaying emails listed in an email inbox
US7487213B2 (en) Techniques for authenticating email
US7103912B2 (en) User authorization management system using a meta-password and method for same
US7422115B2 (en) Techniques for to defeat phishing
CN1573765B (zh) 数据处理系统、电子邮件系统、附加数据管理方法和程序
US20100122330A1 (en) Automatic local listing owner authentication system
JP2006107316A (ja) 認証システム及び認証方法
JP2018128810A (ja) 認証装置及びプログラム
JP2004086236A (ja) メール配信制御方法
JP2007004642A (ja) クライアントサーバシステム及び同システムを利用したサービス方法
JP6141473B1 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP4391571B1 (ja) サイト連携方法
JP4058467B1 (ja) 電子メールシステムおよび電子メール送受信プログラム
JP2007041672A (ja) 電子チケット発行システムとそれを実現するためのコンピュータプログラムとその方法
JP2007535880A (ja) 数個の特定電話番号を順に組み合わせてなる数字配列に識別番号を加えワールドワイドウェブ上の特定コンピューターipアドレスを検索する方法
JP5818635B2 (ja) ログイン認証システムおよび方法
JP2003050769A (ja) 電子メール処理システム
JP2005182212A (ja) 情報処理方法、情報処理システム、プログラムおよび記録媒体
JP2004094781A (ja) サーバ装置及びプログラム
JP3978525B1 (ja) 電子メールシステムおよび電子メール送受信プログラム
JP2008217712A (ja) メールサーバアクセス方法及び電子メールシステム
EP1810159A2 (en) User interface and anti-phishing functions for an anti-spam micropayments system
WO2006112617A1 (en) Hyper mailing server, transmitting server, hyper mailing system comprising the same, control method thereof, hyper message server and hyper message system

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050315