JP2003048851A - 視細胞障害疾患治療薬 - Google Patents

視細胞障害疾患治療薬

Info

Publication number
JP2003048851A
JP2003048851A JP2001235999A JP2001235999A JP2003048851A JP 2003048851 A JP2003048851 A JP 2003048851A JP 2001235999 A JP2001235999 A JP 2001235999A JP 2001235999 A JP2001235999 A JP 2001235999A JP 2003048851 A JP2003048851 A JP 2003048851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor cell
therapeutic agent
cell disorders
agent
bdnf
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001235999A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Nakatani
正義 中谷
Kentaro Takamura
健太郎 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidek Co Ltd
Original Assignee
Nidek Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidek Co Ltd filed Critical Nidek Co Ltd
Priority to JP2001235999A priority Critical patent/JP2003048851A/ja
Publication of JP2003048851A publication Critical patent/JP2003048851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者に抵抗感を覚えさせることなく、効率よ
く視細胞に薬剤が到達するための視細胞障害疾患治療薬
を提供する。 【解決手段】 視細胞障害疾患治療薬としてBDNF
(脳由来神経栄養因子)等の神経栄養因子を含有した点
眼薬又は眼軟膏を使用することにより、医者及び患者に
過大な負担をかけることなく、簡便な方法にて治療を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加齢黄斑変性症や
網膜色素変性症等の視細胞障害疾患の治療薬に関する。
【0002】
【従来技術】今日、加齢黄斑変性症や網膜色素変性症等
の視細胞障害疾患が知られている。これらの疾患は視細
胞が障害を受けることにより徐々に視力低下を引き起こ
し、さらに症状が進むと失明に至ってしまうものであ
る。このような視細胞障害疾患に対しては現在のところ
有効な治療法はない。一般にはビタミン製剤や血流改善
剤等が治療薬として用いられるが、確実な治療効果が得
られていないのが現状である。一方、動物を用いた基礎
実験レベルではBDNF(脳由来神経栄養因子)等の神
経栄養因子を治療薬として使用することにより、視細胞
障害の進行を遅らせたり、改善させる方法が知られてい
る。神経栄養因子は、内因性の可溶性蛋白質であり、発
育時の神経の生存及び成長、ならびに成熟ニューロンの
機能的維持及び可塑性において重要な役割を果たす。神
経栄養因子の中でも特にBDNFは、血管新生や細胞増
殖等の副作用を伴わず、網膜ニューロンの死及び変性を
高度に防止することから、網膜ニューロンの損傷または
変性の治療に有効である可能性が推定されている。
【0003】このような神経栄養因子を使用する場合に
は、効率よく視細胞に薬剤が到達するように硝子体内へ
の注射による薬剤投与が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、硝子体
内への注射による薬剤投与は、内服やその他の箇所への
注射(皮下注射、静脈注射等)に比べ、効率よく視細胞
に薬剤が到達する反面、眼球に注射を行うことは患者に
とっては非常に抵抗感を覚えるものである。
【0005】上記従来技術の問題点に鑑み、患者に抵抗
感を覚えさせることなく、効率よく視細胞に薬剤が到達
するための視細胞障害疾患治療薬を提供することを技術
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。 (1) 本発明の視細胞障害疾患治療薬は神経栄養因子
を含有することを特徴とする。 (2) (1)の神経栄養因子はBDNFであることを
特徴とする。 (3) (2)の視細胞障害疾患治療薬において、含有
する前記BDNFの濃度が0.001%〜1.0W%(W
/V)であることを特徴とする。 (4) (1)〜(3)の視細胞障害疾患治療薬は、点
眼剤又は眼軟膏であることを特徴とする。 (5) (4)の視細胞障害疾患治療薬は、等張化剤を
含有することを特徴とする。 (6) (4)又は(5)の視細胞障害疾患治療薬は、
粘調剤を含有することを特徴とする。 (7) (4)〜(6)の視細胞障害疾患治療薬は、懸
濁化剤を含有することを特徴とする。 (8) (4)〜(7)の視細胞障害疾患治療薬は、乳
化剤を含有することを特徴とする。 (9) (4)〜(8)の視細胞障害疾患治療薬は、保
存剤を含有することを特徴とする。 (10) (4)〜(9)の視細胞障害疾患治療薬は、
pH調整剤を含有することを特徴とする。 (11) (4)〜(10)の視細胞障害疾患治療薬に
おいて、前記視細胞障害疾患とは加齢黄斑変性症である
ことを特徴とする。 (12) (4)〜(10)の視細胞障害疾患治療薬に
おいて、前記視細胞障害疾患とは網膜色素変性症である
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の視細胞障害疾患治療薬は
副作用軽減、投与の簡便性、効率的な患部への薬剤の移
行性等を考慮すると、眼への局所用の剤形が好ましく、
とりわけ、点眼用剤、眼軟膏用剤が好ましい。
【0008】また、本実施の形態で使用される視細胞障
害疾患治療薬は神経栄養因子であるBDNF(brain−d
erived neurotrophic factor 脳由来神経栄養因子)を
使用する。ここでいうBDNFとは遺伝子工学等の常法
にてアミノ酸配列の部分的な置換、付加、欠失、除去等
を行って、作製されるBDNFの改変体も、天然型BD
NFの生理活性を有するものはすべて含まれるものであ
る。
【0009】また、この視細胞障害疾患治療薬を点眼剤
として用いる場合には、眼内液や、房水組成に近く調整
するために、例えば等張化剤、緩衝剤等の薬学的に許容
される種々の添加物を必要に応じて添加することができ
る。
【0010】この添加物としては、具体的にはぶどう
糖、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、
硫酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、グルタチオン
等を添加することができるが、これに限定されるもので
はない。
【0011】また、本実施の形態に適用される視細胞障
害疾患とは例えば加齢黄斑変性や網膜色素変性等が挙げ
られるが、これに限るものではなく視細胞の損傷または
変性が関与するものであれば適用可能である。
【0012】次に、点眼剤及び眼軟膏として調整する場
合について以下に説明する。BDNFの使用量は特には
限定されないが、調整薬剤中に0.0001%〜3.0
%(W/V)が好ましく、更に好ましくは0.001%〜
1.0%(W/V)である。また、等張化剤、基剤、pH調
整剤、粘調剤、懸濁化剤、乳化剤、保存剤及び薬学的に
許容されるものを必要に応じて添加することができる。
【0013】本実施の形態における点眼剤としては、水
性点眼剤、非水性点眼剤、懸濁性点眼剤及び乳濁性点眼
剤のいずれでもよい。この場合、一般に点眼剤は、大別
して水性溶剤を用いる場合と非水性溶剤を用いる場合が
ある。
【0014】本実施の形態で使用される水性溶剤として
は、例えば滅菌精製水、生理食塩水等の溶剤、及びBS
Sプラス(アルコン社製 商品名)等の各種電解質イオ
ン、緩衝剤、等張化剤、グルタチオン、グルコース等の
各種点眼剤に必要な成分を含む溶剤またはビタミンB1
2を含む溶剤を、また、非水性溶剤としては、例えば綿
実油、ダイズ油、ゴマ油、落花生油、ヒマシ油、オリー
ブ油、椿油、ナタネ油及びトウモロコシ油等の植物油並
びに流動パラフィン等が挙げられる。
【0015】また、上記等張化剤としては、当該分野で
使用されるものであれば限定されないが、特に塩化ナト
リウム、ホウ酸、硫酸カリウム、D−マンニトール、ブ
ドウ糖が好ましく、その使用量は浸透圧比で0.6〜
2.0であればよい。
【0016】上記pH調整剤としては、当該分野で使用さ
れるものであれば限定されないが、特にホウ酸、無水亜
硫酸ナトリウム、塩酸、水酸化ナトリウム、クエン酸ナ
トリウム、酢酸、酢酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム、ホウ砂及び緩衝液(例えば、クエン酸
緩衝液、リン酸緩衝液)等が好ましく、その使用量は、
眼科用組成物のpHが3.0〜8.0に調整できる量であ
ればよい。
【0017】上記粘調剤としては、当該分野で使用され
るものであれば限定されないが、特にメチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルロース、ポリビニルアルコール、コンドロ
イチン硫酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン等が好ま
しく、その使用量は点眼瓶から滴下する程度であればよ
いが、例えば0.001%〜10%(W/V)であればよ
い。
【0018】また、懸濁化剤としては、当該分野で使用
されるものであれば限定されないが、特にポリソルベー
ト80(商品名)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
ポリオキシ硬化ヒマシ油およびカルボキシメチルセルロ
ース等が好ましく、その使用量は0.001%〜10%
(W/V)であればよい。
【0019】また、乳化剤としては、当該分野で使用さ
れるものであれば限定されないが、特に卵黄レシチン、
ポリソルベート50等が好ましく、その使用量は、0.
001%〜10%(W/V)であればよい。
【0020】また、保存剤としては、当該分野で使用さ
れるものであれば限定されないが、特に塩化ベンザルコ
ニウム、塩化ベンセトニウム、クロロブタノール、フェ
ニルエチルアルコール及びパラオキシ安息香酸エステル
等が好ましく、その使用量は、0.001%〜10%
(W/V)であればよい。
【0021】また、眼軟膏の基材としては、当該分野で
使用されるものであれば限定されないが、特にワセリ
ン、ゲル化炭化水素、ポリエチレングリコール、精製ラ
ノリン等が好ましい。
【0022】本実施の形態で示す視細胞障害疾患治療薬
を投与する場合、投与量及び投与回数は用いる剤形や患
者の症状等に応じて適宜増減されるが、点眼剤又は眼軟
膏を投与する場合、BDNFを調整薬剤中に0.001
%〜1.0%(W/V)程度含む薬剤を一日一回〜数回、
眼に滴下投与又は塗布投与すればよい。
【0023】最近の化学薬剤の点眼における薬物動態研
究から、眼球後部網・脈絡膜への移行経路は、角膜を浸
透して硝子体‐網・脈絡膜へ達するのではなく、眼球外
から強膜を経由して薬理濃度で到達することが示唆され
ている。また強膜はコラーゲンおよびプロテオグリカン
から成る弾性結合組織であるが、多孔性の性質を有し、
蛋白性の高分子物質でも浸透することが示されているこ
とから、BDNFは点眼および軟膏投与により、眼球外から
強膜経由で標的となる視細胞に到達すると考えられる。
【0024】以下に実験例を示す。 <実験例1>加齢性黄斑変性及び網膜色素変性症の原因
の一つと考えられている光障害モデルを用いて視細胞
(光受容体層)の変性に対するBDNF点眼投与の保護
効果を検討した。
【0025】(点眼液の調剤及び保存)Recombinant hu
man BDNF(Peprotech Inc製)10μgをBSSプ
ラス(Alcon製)250μLに溶解させ、0.004%
(W/V)点眼液とした。調整した点眼液は使用期間中冷
蔵保存した。
【0026】(実験方法)使用動物はSprague-Dawley系
白色ラット(8周齢 雄)とし、表1及び図1に示すよ
うな処置を行った。
【0027】
【表1】
【0028】表1に示す群No1および2のラットは、
周期光下(1日12時間:午前6時〜午後6時点灯の人
工照明)で9日間飼育した。次に、ラットを約12時間
暗順応させた後、約3000luxの白色光を48時間連
続照射し、光暴露を行った。光照射中、ラットはステン
レスワイヤーを備えたポリカーボネイト製のケージ中で
飼育した。光照射後は再び周期光下で7日間飼育した。
【0029】群No1のラットには、光照射の2日前よ
り0.004%(W/V)のBDNF点眼液を1日3回
(10μL/回)の割合で5日間、計15回点眼した
(モデル名 BDNF)。
【0030】点眼は次の方法にて行った。右眼の下眼瞼
を緩やかに眼球から引き離し、BDNF点眼液を5μL
ずつ2回、1分間隔でマイクロピペッターを用いて結膜
嚢内に滴下した。
【0031】また、群No2は点眼をせず、光暴露のみ
を行い(モデル名 光障害)、群No3は点眼、光暴露
ともに行わない周期光下の飼育をした(モデル名 正常
対照)。
【0032】光暴露終了の7日後(図1の9日目)にす
べてのラットに対して眼球の摘出を行った。眼球は1%
Formaldehyde−1.25%Glutaraldehyde混合固定液
(F-G液)で1〜2時間固定後、眼球の約1/4を矢状
方向にカミソリを用いて細断し、同固定液中で約24時
間緩やかに振盪させた。その後、10%中性ホルマリン
緩衝液でさらに標本作製時まで固定した。その後、パラ
フィン包埋、薄切を行い、Hematoxylin-Eosin(H.E)染
色を施した。
【0033】網膜変性の程度を定量化するため、各眼に
つき代表的な標本1枚を選出し、視細胞消失の指標とし
て用いられる外顆粒層の平均厚を画像解析装置(Image
ProPlus、NIKON製)を用いて測定した。
【0034】各モデル(群No1〜3)の外顆粒層の平
均厚を図2に、ならびに各処理群の代表的な網膜組織の
顕微鏡写真を図3〜図5に示す。図2〜図5に示すよう
に光暴露のみを行った群に比べ、0.004%(w/v)
BDNF点眼群の外顆粒層の平均厚は高値を示し、視細
胞に対する高い保護効果が認められた。
【0035】以上の実施形態ではBDNFが含まれた眼
科用組成物として点眼薬を用いたが、これに限るもので
はない。例えば、本発明の組成物が配合された眼軟膏や
コンタクトレンズを用いることによっても視細胞に対す
る高い保護効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明では神経栄養因子
の1種であるBDNFを点眼薬等の眼科用組成物として
用いても視細胞に対する高い保護効果が得られることが
できた。このため、医者及び患者に過大な負担をかける
ことなく、簡便な方法にて治療を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験設計の概要を示した図である。
【図2】48時間の連続光照射により視細胞を変性させ
たラット眼に対する0.004%BDNF点眼液の治療
効果を示した図である。
【図3】周期光下で飼育した網膜組織の顕微鏡写真であ
る(モデル名 正常対照)。
【図4】連続光を照射した網膜組織の顕微鏡写真である
(モデル名 光障害)。
【図5】連続光照射眼に0.004%BDNFを点眼し
た網膜組織の顕微鏡写真である(モデル名 BDNF)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 38/00 A61P 25/00 A61P 25/00 27/02 27/02 43/00 105 43/00 105 A61K 37/02 Fターム(参考) 4C076 AA06 AA11 AA17 AA22 BB24 CC26 FF12 FF14 FF16 FF17 FF39 FF61 4C084 AA02 AA17 BA44 CA28 DB59 MA05 MA17 MA22 MA23 MA28 MA58 NA10 NA14 ZA331 ZA332 ZB212

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 神経栄養因子を含有することを特徴とす
    る視細胞障害疾患治療薬。
  2. 【請求項2】 請求項1の神経栄養因子はBDNFであ
    ることを特徴とする視細胞障害疾患治療薬。
  3. 【請求項3】 請求項2の視細胞障害疾患治療薬におい
    て、含有する前記BDNFの濃度が0.001%〜1.
    0W%(W/V)であることを特徴とする視細胞障害疾患治
    療薬。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の視細胞障害疾患治療薬
    は、点眼剤又は眼軟膏であることを特徴とする視細胞障
    害疾患治療薬。
  5. 【請求項5】 請求項4の視細胞障害疾患治療薬は、等
    張化剤を含有することを特徴とする視細胞障害疾患治療
    薬。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5の視細胞障害疾患
    治療薬は、粘調剤を含有することを特徴とする視細胞障
    害疾患治療薬。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6の視細胞障害疾患治療薬
    は、懸濁化剤を含有することを特徴とする視細胞障害疾
    患治療薬。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7の視細胞障害疾患治療薬
    は、乳化剤を含有することを特徴とする視細胞障害疾患
    治療薬。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8の視細胞障害疾患治療薬
    は、保存剤を含有することを特徴とする視細胞障害疾患
    治療薬。
  10. 【請求項10】 請求項4〜9の視細胞障害疾患治療薬
    は、pH調整剤を含有することを特徴とする視細胞障害疾
    患治療薬。
  11. 【請求項11】 請求項4〜10の視細胞障害疾患治療
    薬において、前記視細胞障害疾患とは加齢黄斑変性症で
    あることを特徴とする視細胞障害疾患治療薬。
  12. 【請求項12】 請求項4〜10の視細胞障害疾患治療
    薬において、前記視細胞障害疾患とは網膜色素変性症で
    あることを特徴とする視細胞障害疾患治療薬。
JP2001235999A 2001-08-03 2001-08-03 視細胞障害疾患治療薬 Pending JP2003048851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001235999A JP2003048851A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 視細胞障害疾患治療薬

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001235999A JP2003048851A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 視細胞障害疾患治療薬

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003048851A true JP2003048851A (ja) 2003-02-21

Family

ID=19067349

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001235999A Pending JP2003048851A (ja) 2001-08-03 2001-08-03 視細胞障害疾患治療薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003048851A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046584A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. 視細胞障害治療剤
ITMI20092012A1 (it) * 2009-11-16 2011-05-17 Hmfra Hungary Ltd Liability Com Pany Preparazioni oftalmiche a base di bdnf (brain-derived neurotrophic factor) e loro uso

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046584A1 (ja) * 2004-10-26 2006-05-04 Santen Pharmaceutical Co., Ltd. 視細胞障害治療剤
ITMI20092012A1 (it) * 2009-11-16 2011-05-17 Hmfra Hungary Ltd Liability Com Pany Preparazioni oftalmiche a base di bdnf (brain-derived neurotrophic factor) e loro uso
WO2011058449A2 (en) 2009-11-16 2011-05-19 Hmfra Hungary Limited Liability Company Ophthalmic preparations based on bdnf (brain-derived neurotrophic factor) and their use
WO2011058449A3 (en) * 2009-11-16 2011-12-01 Hmfra Hungary Limited Liability Company Ophthalmic preparations based on bdnf (brain-derived neurotrophic factor) and their use
CN102639111A (zh) * 2009-11-16 2012-08-15 赫姆法拉匈牙利有限责任公司 基于bdnf(脑源性神经营养因子)的眼制剂及其用途
JP2013510844A (ja) * 2009-11-16 2013-03-28 エイチエムエフアールエイ ハンガリー リミテッド ライアビリティー カンパニー Bdnf(脳由来神経栄養因子)をベースとする眼科用製剤およびそれらの使用
RU2564920C2 (ru) * 2009-11-16 2015-10-10 Хмфра Хангери Лимитед Лайабилити Компани Офтальмологические препараты на основе bdnf (нейротрофического фактора головного мозга) и их применение
JP2016026229A (ja) * 2009-11-16 2016-02-12 エイチエムエフアールエイ ハンガリー リミテッド ライアビリティー カンパニーHmfra Hungary Limited Liability Company Bdnf(脳由来神経栄養因子)をベースとする眼科用製剤およびそれらの使用
US9387164B2 (en) 2009-11-16 2016-07-12 Hmfra Hungary Limited Liability Company Methods of treating chronic simple glaucoma with ophthalmic preparations based on BDNF (brain-derived neurotrophic factor)
CN105769750A (zh) * 2009-11-16 2016-07-20 赫姆法拉匈牙利有限责任公司 基于bdnf(脑源性神经营养因子)的眼制剂及其用途

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5767079A (en) Method of treating ophthalmic disorders using TGF -β
Brown et al. Neurotrophic and anhidrotic keratopathy treated with substance P and insulinlike growth factor 1
Kraff et al. Prophylaxis of pseudophakic cystoid macular edema with topical indomethacin
EP0093380B1 (en) Use of eicosanoids and their derivatives for treatment of ocular hypertension and glaucoma
CN102633863B (zh) 抗分泌因子对于治疗高眼压的应用
EP0651650A1 (en) METHOD OF TREATING OPHTHALMIC DISORDERS USING TGF-$g(b)
JP2008520671A (ja) 眼科用組成物および眼の治療方法
Gahl et al. Cystinosis: progress in a prototypic disease
PFISTER Chemical corneal burns
KR20010073181A (ko) 나트륨 이뇨 펩티드를 유효 성분으로하는 누액 분비 촉진또는 각결막 장해 치료용 점안제
Tong et al. Topical insulin for neurotrophic corneal ulcers
Bartz-Schmidt et al. Pars plana vitrectomy, endolaser coagulation of the retina and the ciliary body combined with silicone oil endotamponade in the treatment of uncontrolled neovascular glaucoma
WO1996009838A1 (en) METHOD OF TREATING MACULAR DEGENERATION USING TGF-$g(b)
US6376543B1 (en) Secondary cataract inhibitor
JP6820658B2 (ja) ジピリダモールを用いる眼疾患の治療において使用するための組成物
CN111249442B (zh) 一种脂质纳米囊滴眼剂及其制备方法
JPH08503968A (ja) 増殖因子と代謝拮抗物質を含有する組成物
EP2326342B1 (en) Methods for using interferon gamma to absorb fluid from the subretinal space
RU2485939C1 (ru) Офтальмологический препарат в виде глазных капель, содержащий дисульфирам и таурин
JP2003048851A (ja) 視細胞障害疾患治療薬
RU2730975C1 (ru) Способ лечения эндотелиально-эпителиальной дистрофии роговицы
Czepita Myopia–epidemiology, pathogenesis, present and coming possibilities of treatment
RU2733392C1 (ru) Комбинированное офтальмологическое средство
US6605640B2 (en) Method of treating certain eye diseases
US11433096B2 (en) Ophthalmic formulation and methods of use