JP2003047559A - 卵の地獄蒸しスタンド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は卵を入れた鍋に水を入れてボイルしな
がらまぜていたために、卵と卵があたり、ひびが入り破
損の原因となっていた。また、ボイルする為の水が多量
必要で、時々まぜるために鍋の蓋をしないため、熱エネ
ルギーの損失があった。 【解決手段】 卵を立てる本体とその本体をささえる脚
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】本発明は、卵を地獄蒸しにす
るための地獄蒸しスタンドに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】卵を鍋でボイルする方法がおこなわれて
いる。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、卵を鍋
でボイルする方法は、黄身を卵の中央で固めるため水が
沸騰する直前まで卵を数回まぜるが、まぜるために卵と
卵があたりひびが入り破損の原因となっている。また、
鍋に入れる水は卵がかぶる程度以上の量が必要でまた、
沸騰する直前まで鍋に蓋をしないので熱エネルギーの損
失がおおきい欠点がある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明は、卵を立てる本
体と、その本体をささえる脚を有する卵の地獄蒸しスタ
ンドを提供することにより上記課題を解決したものであ
る。 【０００５】 【実施例】本発明の卵の地獄蒸しスタンドは、図１に示
されるように、卵を立てる本体１に、その本体をささえ
る図２の脚２を有している。 【０００６】卵を立てる本体１は、特に限定されない
が、図１では円形の構成であるが円形が卵を安定してさ
さえるので好ましい。円形を三角形、四角形、五角形、
六角形等の三角形以上の構成もある。さらに、三点以
上、３面以上での構成等もある。また、それらの複合形
もある。 【０００７】図１では円形の構成であるが、この円形数
を増減させることで卵を立てる数を増減させる。 【０００８】図２の脚を長くすることで、複数段重ねと
して卵を立てる数を増やす。 【０００９】図２の脚の取り付け方は特に限定されない
が、図２の脚２の取り付けの形がシンプルで好ましい
が、Ｖ字形、Ｕ字形等もある。また、ボルトとナット等
の使用の他、本体にそった内側に折って取り付けてより
コンパクトにする方法がある。 【００１０】図１の卵を立てる本体１を構成する円形の
内径は特に限定されないが、卵の直径を考慮して内径４
２ｍｍ程度、本体の脚をささえる脚の長さは特に限定さ
れないが鍋の高さ及び入れる水の分量を考慮して２８ｍ
ｍ程度とするのが好ましい。円形の内径を２２ｍｍ程度
にすることで鶉卵の地獄蒸しに応用できる。 【００１１】材質は特に限定されないが、ステンレスス
チールが好ましい。 【００１２】次に使用方法について説明する。図３の鍋
に卵の地獄蒸しスタンドを入れて、本体１に卵を立て、
水を４まで入れる。次に鍋に蓋をして弱火で加熱する。
沸騰後、約１２分で地獄蒸しが出来上がる。水は鍋にも
よるが２０％程度蒸発する。 【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、地獄蒸しにすればまぜることが不要になり、まぜ
によるひび割れ破損を防ぐことができる。したがって水
に加える塩や酢も不要となる。水もボイルする方法に比
較し、４分の１程度の分量と少量でよく、また加熱当初
より弱火で、鍋の蓋をするので熱エネルギーの損失が少
なく省エネルギーとなる。卵１個から業務用鍋を使用す
れば数十個までの使用ができる。また、蒸し器での使用
もできる。

【図面の簡単な説明】 【図１】 本発明に係わる底面図である。 【図２】 本発明に係わる正面図である。 【図３】 鍋の断面図と、卵を地獄蒸しスタンドにのせ
た一実施例。 【符号の説明】 １・・・本体 ２・・・脚 ３・・・鍋 ４・・・水（水面） ５・・・卵

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】卵を立てる本体と、その本体をささえる脚
   を有する卵の地獄蒸しスタンド。