JP2003046980A - 要求応答方法、装置及びプログラム - Google Patents

要求応答方法、装置及びプログラム

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JP2003046980A
JP2003046980A JP2001234528A JP2001234528A JP2003046980A JP 2003046980 A JP2003046980 A JP 2003046980A JP 2001234528 A JP2001234528 A JP 2001234528A JP 2001234528 A JP2001234528 A JP 2001234528A JP 2003046980 A JP2003046980 A JP 2003046980A
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Yume Shomura
夢 庄村
Masanori Tagami
正範 田上
Motoyuki Kobayashi
元之 小林
Hiroshi Kutsumi
洋 九津見
Katsuyoshi Kojima
克祥 児島
Fumio Sumi
史生 角
Tetsuya Nakano
徹也 中野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求したユーザーにとって、応答者との親近
感を抱くことができる応答を可能とし、ユーザーと応答
者との間で適切なやり取りをすることができる要求応答
方法、装置及びプログラムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 要求情報及び識別情報を受け付ける情報
受付工程と、前記識別情報に基づいて表現形式を決定す
る表現形式決定工程と、前記要求情報に対して格納され
た応答情報の表現形式を、決定された前記表現形式に変
換する表現形式変換工程と、変換した前記応答情報を出
力する応答情報出力工程とからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザーからの要
求を受け、それに応答するというやり取りにおいて、そ
の要求及び応答を処理するための要求応答方法、装置お
よびプログラム、またよりリアルな学習環境を支援する
ための画像データ表現装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話、電子メール等を通じて、ユ
ーザーの質問、相談等の要求を受け、それに回答、アド
バイス等の応答をするといったことがネットワーク上で
行われいる。この種の要求と応答は、書面または窓口で
のやり取りに比べ、ユーザー及び応答者にとって便利か
つ簡易なものであるが、中でも、ユーザーの質問、相談
等に対し効率良く応答することができるものとして、現
実の応答者が個々の要求に応えることなく、自動的に応
答をすることができる自動応答が行われている。従来の
自動応答システムとしては、例えば、特開昭61−22
1873公報、特開平7−93351公報、特開平8−
202718公報などがあるが、従来の自動応答は、ユ
ーザーから受信した要求の内容を解析し、その解析結果
から要求に対する応答を予め用意された応答の中から自
動的に選択、選択した応答をユーザーに返送するもので
あった。この種の要求と応答は、近年のサービスの多様
化に伴い、分野を問わず、様々な分野でのニーズが高ま
っている。
【0003】一方、特開平11−65417公報におけ
る仮想ペット飼育装置、方法及びプログラム媒体はユー
ザーによる仮想ペットの飼育データの入力によって生育
状態や動作状態などの表示状態を決定し、決定した表示
状態を仮想ペットの画像として表示するものである。こ
の装置は、ユーザーの利用方法などにより表示される画
像が異なるので、ユーザーにとってコンテンツが身近な
物に感じられ、個人で楽しんだり、ストレスを解消した
りできるものである。
【0004】また、ユーザーの利用方法により自然な画
像を表示する画像データ処理システムとして特開平5−
151327公報があるが、従来の画像データ処理シス
テムは、時間や環境の変化に応じてあらかじめ用意され
た画像データを順次選択し、異なる画像を表示すること
ができるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
自動応答は、ユーザーの要求に対し、応答者が個々に直
接応答する必要がない点で、要求を効率的に処理するこ
とができる。しかし、ユーザーの立場から見れば、自動
的に応答される応答の内容は予め用意された応答の中か
ら選択して行なわれるため、画一的なものとなってしま
っていて、電話等で直接応答者と対話する場合に比べ
て、親近感を抱き難いものになってしまっている場合が
少なくない。
【0006】また、ユーザーには、それぞれ違った好み
の或いは相性の良い人柄があり、あまり好まない或いは
あまり相性の合わない者から応答を受けることは、ユー
ザーが不快な思いをするだけでなく、応答側にとって
も、応答者自身の印象を悪くしてしまう一因ともなる。
特に、通信講座等で学習のために行われる質疑応答にお
いては、学習者の学習意欲を低減させないために、学習
者が好み、かつ親近感を抱くような応答をする必要があ
る。また、メンタルな相談においては、応答者との親近
感をもつことができなければ、たとえ適切なアドバイス
を得たとしても、その効果は限られたものとなってしま
う。
【0007】一方、上述のように従来の仮想ペット育成
装置では、個人の自己満足やストレス解消を目的として
おり、ユーザー間の連携はなく、独立して使用していた
ため、第三者がアドバイスをする等、ユーザー間コミュ
ニケーションや教育目的に使用することが困難であっ
た。
【0008】また、上述の画像データ処理システムで
は、あらかじめ用意しておいた画像データを、ある特定
の時間毎に選択し、画像データを切り替えるため、画像
データの連続性に限界があった。そのため、ユーザーの
ランダムなアクセスに対応した最適な画像データを常時
ユーザーに提供することができないという問題点があっ
た。また、リアルな状況に近い画像データを提供しよう
とすればするほど、時間軸に対する膨大な量の画像デー
タが必要となる。そのため、第三者がある特定の時間の
画像データを加工した場合、正確に意図を伝えようとす
ると終了までの全時間の画像データを加工するという手
間をかける必要があり、手間をかけずに済まそうとする
と、静止画像のみの指摘となり、加工した意図を伝える
ことが困難なものであった。
【0009】以上の問題点に鑑み、本発明は、要求した
ユーザーにとって、応答者との親近感を抱くことができ
る応答を可能とし、ユーザーと応答者との間で適切なや
り取りをすることができる。また、より自然に近いリア
ルな学習環境と複数人の学習が可能な学習環境を実現す
るための学習支援システムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の要求応答方法は、要求情報及び識別情報を
受け付ける情報受付工程と、前記識別情報に基づいて表
現形式を決定する表現形式決定工程と、前記要求情報に
対して格納された応答情報の表現形式を、決定された前
記表現形式に変換する表現形式変換工程と、変換した前
記応答情報を出力する応答情報出力工程とからなること
を特徴とする。ここで、前記表現形式決定工程は、前記
表現形式を、前記識別情報に対応して格納された表現形
式の中から選択して決定することができる。また、決定
された前記表現形式を、前記識別情報に固有なものとす
ることにより、識別情報と表現形式が一対一に対応し、
識別情報ごとに固有な応答をすることが可能となる。
【0011】前記表現形式は、受け付けた要求情報の内
容に基づいて、決定することもできる。この場合は、要
求情報を受け付ける情報受付工程と、受け付けた前記要
求情報の内容を解析する要求情報解析工程と、解析され
た前記要求情報の内容に基づいて表現形式を決定する表
現形式決定工程と、前記要求情報に対して格納された応
答情報の表現形式を、決定された前記表現形式に変換す
る表現形式変換工程と、変換した前記応答情報を出力す
る応答情報出力工程とからなることを特徴とする。
【0012】前記応答情報は、受け付けた前記要求情報
を出力する要求情報出力工程を含み、出力された前記要
求情報に対して入力し、格納することができる。また
は、解析された前記要求情報の内容に基づいて、複数の
予め格納された応答情報の中から選択することもでき
る。
【0013】なお、解析された前記要求情報の内容に応
じて、前記要求情報を区分する要求情報区分工程を含む
ことにより、前記区分に基づいて要求情報を出力し、要
求情報の内容に応じて、適切な応答者へ要求をすること
ができる。
【0014】さらに、本発明の要求応答方法において、
予め格納された複数の画像の中から、画像を選択する画
像選択工程をさらに含み、選択された前記画像を前記応
答情報出力工程において、前記応答情報とともに出力す
るにより、前記応答情報に視覚的な装飾効果を施すこと
ができる。ここで、前記画像選択工程は、前記画像は、
格納された複数の画像の中から、前記識別情報または前
記要求の内容に基づいて選択することができる。
【0015】一方、本発明の要求応答装置は、要求情報
及び識別情報を受け付ける要求受付情報手段と、前記識
別情報に基づいて表現形式を決定する表現形式決定手段
と、前記要求情報に対して格納された応答情報の表現形
式を、設定された前記表現形式に変換する表現形式変換
手段と、変換した前記応答情報を出力する応答情報出力
手段とからなることを特徴とする。
【0016】また、前記表現形式を、受け付けた要求情
報の内容に基づいて決定する場合は、要求情報を受け付
ける情報受付手段と、受け付けた前記要求情報の内容を
解析する要求情報解析手段と、解析された前記要求情報
に基づいて表現形式を決定する表現形式決定手段と、前
記要求情報に対して格納された応答情報の表現形式を、
決定された前記表現形式に変換する表現形式変換手段
と、変換した前記応答情報を出力する応答情報出力手段
とからなることを特徴とする。
【0017】上記要求応答を、コンピューターで機能さ
せるためのプログラムとしては、コンピューターを、要
求情報及び識別情報を受け付ける情報受付手段と、前記
識別情報に基づいて表現形式を決定する表現形式決定手
段と、前記要求情報に対して格納された応答情報の表現
形式を、決定された前記表現形式に変換する表現形式変
換手段と、変換した前記応答情報を出力する応答情報出
力手段として機能させること特徴とし、または、コンピ
ューターを、要求情報を受け付ける情報受付手段と、受
け付けた前記要求情報の内容を解析する要求情報解析手
段と、解析された前記要求情報に基づいて表現形式を決
定する表現形式決定手段と、前記要求情報に対して格納
された応答情報の表現形式を、決定された前記表現形式
に変換する表現形式変換手段と、変換した前記応答情報
を出力する応答情報出力手段として機能させることを特
徴とする。
【0018】さらに上記目的を達成するため、本発明の
画像データ表現装置は、ユーザーの識別を行なうユーザ
ー認識手段と、ユーザー識別情報を格納する認識データ
格納部と、コンテンツデータを処理するデータ処理手段
と、データをユーザーの端末へ出力するデータ出力手段
からなることを特徴とする。ここで前記データ処理手段
は、使用目的をユーザーが選択するためのモード選択手
段と新規のユーザーが新しくコンテンツを選択し、登録
するためのコンテンツ選択手段と、経時情報付きのコン
テンツデータを格納するコンテンツデータ格納部と現在
時刻情報取得手段と、ユーザーID及び登録コンテンツ
情報、登録時間情報を格納しておくユーザー固有データ
格納部と、登録したコンテンツの画像データを保存して
おくコンテンツ画像データ格納部と、登録したコンテン
ツのテキストデータを保存しておくコンテンツテキスト
データ格納部と、登録したコンテンツの音声データを保
存しておくコンテンツ音声データ格納部と、登録時刻情
報と現在時刻情報の差分によってコンテンツの画像デー
タを作成するコンテンツ変更手段と、コンテンツの画像
データ、コンテンツのテキストデータ、コンテンツの音
声データを一つのコンテンツに合成する出力データ合成
手段からなることを特徴とする。また、前記経時情報付
きのコンテンツデータは、基本の画像データと一つ以上
のテキストデータと音声データを持つことを特徴とす
る。さらに、前記基本の画像データは、過去の画像と未
来の画像といった時間軸に応じた2枚以上の画像データ
を持つことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0020】〔実施の形態1〕実施の形態1では、本発
明の要求応答装置の実施の形態について説明する。
【0021】図1(a)は、本発明の要求応答装置の一
つのの構成概略図である。以下、要求応答装置1と呼
ぶ。まず、ユーザーの要求情報を情報受付手段2によっ
て受け付ける。ここで、要求情報とは、ユーザーが何ら
かの応答を要求する意思を示す情報のことであり、例え
ば、質問、クレーム、相談等のことをいう。情報の形態
として現状では、電子メール等によるテキストデータを
中心とせざるを得ないが、通信回線が整備されて高速通
信環境が整えば、画像、音声のデータを中心に活用する
ことも可能である。また、手書きにより温もりを伝えよ
うとの意思で、FAX等による書面の情報を用いる場合で
も、その書面の内容を文字読み取り装置等によって読み
取れば、データとして処理可能である。また、その要求
情報の内容を表す文章自体のみならず、文章のタイトル
は勿論であるが、要求情報が選択可能な場合はその選択
肢の中からユーザーが選択したものを識別する情報を要
求情報とすることもできる。要求情報の受け付けは、パ
ーソナルコンピュータやFAX、携帯電話、テレビ等の各
通信、放送手段を通じて受信することによって行われ
る。また、本実施の形態では情報受付手段2は、要求情
報と同時に或いは別個に識別情報も受け付ける。ここで
言う識別情報は、主としてユーザーを識別するものであ
り、ユーザー個々に付与したIDのみならず、ユーザーの
氏名または名称、性別、年齢、住所、職業、性格、ハン
ドルネーム等、ユーザー個人を特定する情報のことであ
る。なお、ユーザーの情報端末を識別する情報、例えば
MACアドレス、シリアル番号等も、識別情報とするこ
とができる。また、識別情報はユーザーが質問、クレー
ム、相談など内容に応じて指定できるようにしても構わ
ないし、システム管理者や指導者の判断で指定できるよ
うにしても構わない。さらに、要求応答装置1において
季節、使用状況、時間帯等予め設定した条件に応じて動
的に変化する情報を識別情報として設定することもでき
る。また、応答者が手入力などで識別情報を指定し、要
求に合わせて表現形式を指定するようにシステムを構成
しても構わない。
【0022】次に、表現形式決定手段3における表現形
式の決定プロセスについて説明する。ここで表現形式と
は、応答者が行なう応答の表現の形式であって、例え
ば、応答の文章の、主語、述語、語尾等の文章表現をい
う。この表現には、応答者に固有の性格が反映される。
例えば、応答の仕方等が厳しい、優しい、丁寧等を主部
・述部に限らず文章全体において表現する。応答におい
て、同様な意味内容を表す文章であっても、各個人によ
って文章表現は異なるものであり、例えば、人に何かを
勧める意味内容でも、「〜した方がよい。」という表現
を使う人もいれば、「〜してみてはどうですか?」、
「〜すべきだ。」、「〜しろ!」、「〜したら?」とい
ったような表現を用いる人など様々である。これらは、
応答者の性別、年代、性格、経験等によって異なってく
るものである。なお、専門用語、略語に全て解説をつけ
る、使用する漢字を制限するなど読み手のレベルに応じ
た表現も表現形式として扱うことができる。
【0023】この表現形式は、ユーザーを識別する識別
情報に基づいて予めシステムに設定されたルールによっ
て決定される。その一例を示す。表1において、豊富な
応答/指導の経験を持つ応答者の成功経験をルール化
し、ユーザーの年齢に応じて、専門家の知識ベースに基
づいて、仮想の応答者の特徴を決めている。これらの応
答者に、それぞれ固有な語尾等の表現形式を設定してい
る。このようなシステム的設定を終えた状態で、ユーザ
ーから何らかの要求情報を、そのユーザーの年齢を含む
識別情報と共に受け付けたとき、表現形式決定手段3に
おいて、その年齢に基づいて応答者の特徴が決定され、
表現形式が決定される。
【0024】
【表1】
【0025】また、上記のようにユーザーの識別情報に
よって、表現形式を決定することのほか、ユーザーが、
リスト化された表現形式の中から、ユーザーの好みの表
現形式を選ぶことも可能である。例えば、表2に示すよ
うに、それぞれ固有な表現形式をもつ複数の仮想の応答
者を設け、ユーザーが、これらの応答者の中から、自己
が好む応答者を選択する。そして、その選択した応答者
を示す選択番号を識別情報として送ることにより、表現
形式決定手段3において、その応答者に設定されている
表現形式が、ユーザーの表現形式として決定される。な
お、ユーザーの好みではなく、ランダムに表現形式を設
定することも可能である。また、複数の識別情報の組合
せによって表現形式を決定してもよい。更に、ユーザー
にアンケートや性格テスト、適性テストなどの心理テス
トを実施し、その結果、すなわちユーザーの嗜好や性
格、適性、相性等に基づいて応答者を決定してもよい。
【0026】
【表2】
【0027】以上のようにして表現形式を決定した後、
その表現形式をユーザーに付与した識別情報に対応させ
て格納しておいてもよい。この場合は、表現形式格納部
4を設け、ユーザーの個別情報により或いは好みで設定
された表現形式を予め格納しておき、表現形式決定手段
3において、ユーザーの要求と共に受け付けたユーザー
識別情報に対応して格納された表現形式を検索抽出する
ことによって、表現形式を決定する。このようにして、
ユーザーの識別情報に対応させて表現形式を格納させて
おけば、ユーザーは、その要求毎に表現形式が変わるこ
となく、すべての要求に対して、ある一定の決められた
表現形式で応答を得ることができる。
【0028】なお、ユーザーの識別情報に固有の表現形
式を対応づけることによって、ユーザーに固有の表現形
式が存在することになり、これは後述のように、各ユー
ザーにそれぞれ異なる応答者が存在するのと同様な効果
を得ることができる。更に、ユーザーの応答に対応し
て、応答者の特徴を変化させる仕組みを設けてもよい。
【0029】受け付けた要求情報は、要求情報出力手段
6によって出力され、応答者がその要求情報の内容を見
ることになる。ここで、要求情報の出力は、要求情報の
内容を表す文章を印字した書面による出力、直接接続さ
れたディスプレイ等の画面上への出力、通信回線を利用
した送信による出力等、応答者に要求の内容がわかるよ
うに出力するものであれば何でもよい。そして、要求情
報の内容を見た応答者は、その要求情報の内容に応じ
て、適切な応答情報を作成入力する。
【0030】なお、このとき、要求情報の内容に応じ
て、適切な応答者へ、要求情報を出力することが必要な
場合もある。特に、要求内容が多岐にわたる場合は、そ
れぞれの要求情報の内容に分割し、それぞれに精通した
専門の応答者へ出力し、各専門家の応答を取りまとめて
最終の応答を生成することが適切な応答情報を得るため
に重要となる。
【0031】また、ユーザーが各専門の応答者を自ら選
んで、要求することも可能であるが、ユーザーにとっ
て、その要求内容から専門の応答者を適切に選択するこ
とは、必ずしも容易ではない。
【0032】そこで、以下にこの工程を自動的に行なう
方法について説明する。
【0033】まず、受け付けた要求情報を、要求情報解
析手段8によって解析する。この解析は、要求情報の意
味内容を判別できる既知の解析手段であればどのような
手段であってもよいが、例えば、データベース化された
辞書を用いて、テキストデータである要求情報を構文解
析し、要求の主題、疑問点等の意味内容を判別する。そ
して、判別した意味内容に基づいて、いくつかに分類さ
れた要求内容の種類ごとに要求情報を区分し、その区分
に応じたそれぞれの種類における専門の応答者へ要求情
報を出力する。表3に、その割り当てルールの一例を示
すが、日常生活一般の質疑応答において、日常生活上の
質問内容ごとに専門の応答者を用意している場合は、ユ
ーザーから受け付けた要求情報の意味内容を、その要求
情報に含まれるキーワードによって判別する。キーワー
ドによる判別の結果、その要求情報を、要求情報の内容
が旅行に関するもの、ビジネスに関するもの、生活一般
に関するもの等に分割区分する。そして、図3に示す例
では、例えば海外旅行に関するものと区分された要求情
報は、旅行に詳しい専門の応答者R01へ出力するよう
に、内容ごとの要求情報を出力する。ここで出力は、要
求情報の内容を表す文章を印字した書面による出力、直
接接続されたディスプレイ等の画面上への出力、通信回
線を利用した送信による出力等、応答者に要求情報の内
容がわかるように出力するものであれば何でもよい。
【0034】
【表3】
【0035】なお、要求情報解析手段8では要求情報に
基づいて区分することの他、例えば小学生、高校生、大
学生等といったユーザー識別情報に基づいて、要求情報
を区別することも可能である。
【0036】また、同様にして、その意味内容が同一の
ものは一区分として、複数の同一意味内容の要求情報を
まとめ、それらを一人の応答者へ出力するものとすれ
ば、応答者は、複数の要求情報に対して一つの応答情報
ですべての要求情報に応答することができることにな
る。
【0037】以上は、受け付けた要求情報を応答者へ出
力することによって、応答者が要求情報の内容を確認
し、それに応答する場合について述べたが、受け付けた
要求情報に対して自動的に応答することもできる。この
場合について、図1(b)の本発明の要求応答装置1a
の構成外略図を用いて説明する。要求応答装置1aは、
自動応答手段13を具備している。自動応答手段13は
既知の自動応答手段に見られるのと同様にして、受け付
けた要求情報の意味内容を解析して、その意味内容から
応答情報を自動的に選択することができる。例えば、予
想される要求情報に対し、予めいくつかの応答情報を作
成し、それらを格納しておく。受け付けた要求情報を、
前述の要求情報の解析と同様にして、要求情報解析手段
8で解析し、その意味内容を判別した後、その意味内容
から適切な応答情報を、あらかじめテキストデータ格納
部14に格納された複数の応答の中から選択し、自動的
に応答することができる。要求情報解析手段8において
行なう解析では、既に用いられている構文解析手法を用
いるなど公知の手法を用いる。
【0038】次に、出力された要求情報を応答者が見て
作成入力した応答あるいは自動的に選択された応答情報
を、先の表現形式に変換する工程について説明する。ま
ず、受け付けた要求情報に対する応答情報は、キーボー
ドから直接または電子メール等で送信され、表現形式変
換手段5に入力され、格納される。表現形式変換手段5
では、格納された応答情報を先に決定した表現形式に変
換する。表現形式の変換では、まず格納された応答情報
について、前述した要求情報の構文解析と同様にして、
その主部、述部、語尾等の要素を抽出する。次にそれら
の意味内容を、データベース化された辞書等に照合する
などして判別し、各要素の表現形式を、その意味内容に
相当する決定された表現形式に変換する。そして、表現
形式が変換された各要素から文を構成して、変換後の応
答情報とする。
【0039】例えば、二人称の表現形式として、表4に
示すような表現が設定されているとする。そして、ユー
ザーの識別情報から、表現形式0002が決定されていた場
合は、「あなたは、〜です。」といった応答情報に対し
て、その主部である「あなた」という二人称の表現が、
「君」に変換され、全体として「君は、〜です。」の応
答情報に変換されることになる。
【0040】
【表4】
【0041】そして、表現形式が変換された応答情報
は、応答情報出力手段7によって、ユーザーに出力され
るが、この出力は書面による印字、画面上への表示ある
いは電子メール等の通信回線を用いた送信、また既知の
音声出力手段などによって音声に変換したもの、画像合
成によって作成された動画像出力等、ユーザーに応答情
報の内容がわかるようなものであれば何でもよい。
【0042】なお、上記の説明では、ユーザーの識別情
報に基づいて、表現形式を決定する場合について示した
が、ユーザーの要求する内容に応じて、表現形式を決定
することも可能である。その構成概念図を図2に示す
が、上述の要求内容の解析と同様にして、ユーザーの要
求情報を情報受付手段2によって受け付けた後、要求情
報解析手段8によって、解析する。そして、解析された
結果から、要求情報の意味内容を判別する。意味内容の
判断は、語尾から判別するなどして行なう。そして、そ
の意味内容に基づいて表現形式を決定する。
【0043】例えば、要求情報の意味内容を苦情、問い
合わせ、提案等に分類し、苦情の場合には丁寧語を表現
形式とするといったようにする。すなわち、要求情報の
内容に対してふさわしい表現形式で応答することが可能
になる。これは、通常、応答者が、ユーザーの要求情報
に対して応答情報を作成するときには、ユーザーに失礼
のないように、その文章表現に細心の気をつかうもので
あるが、要求情報にふさわしい表現形式にシステムが自
動的に変換するため、応答者はこのような気をつかうこ
となく、普通に文章を作成すればよく、応答者の負担を
軽減することができる。
【0044】なお、以上の応答は、文章による応答のみ
ならず、アニメーション等の画像とともにユーザーに出
力することもできる。この場合は、図示しない画像選択
手段を設け、予め格納された複数の画像の中から、応答
情報とともに出力する画像を選択する。画像としては、
任意に設定することもできるが、例えば、表現形式とし
て、関東弁、関西弁、東北弁といったものを設定してい
る場合は、これらの表現形式に対応づけて、関西弁の場
合には、大阪風のキャラクターを、関東弁の場合は、東
京風のキャラクターをというように、これらのキャラク
ターを画像とすることもできる。画像の選択としては、
これも任意に選択可能であるが、この例では、表現形式
に基づいて選択し、またはユーザーの識別情報に基づい
て選択することができる。そして、選択された画像は、
応答者が作成した、あるいは自動生成された応答情報の
文章と、図示しない画像合成手段によって合成され、ユ
ーザーに出力される。ここで、この合成は、例えば2分
割された画面に、画像とテキストである応答情報を同時
に出力することによって行なうことができる。なお、ユ
ーザーの識別情報に基づいて、固有の画像を選択できる
場合には、ユーザーは、ユーザー固有の画像とともに応
答情報を得ることができ、文章のみの場合に比べ、仮想
の専属応答者をよりリアルに表現することができる。
【0045】したがって、本発明によれば、ユーザーの
要求に対し、応答者が作成した応答情報あるいは自動選
択した応答情報が、ユーザーの識別情報に基づいて、あ
るいは、ユーザーの要求内容に応じて表現形式を変換さ
れるため、あたかもユーザーに固有の専属応答者がいる
かのような仮想空間を形成することができ、ユーザーと
その専属応答者の一対一の要求と応答を演出することが
できる。以下で、ここまで説明してきた実施の形態を更
に応用した応用実施例について詳述する。 〔実施例1〕図4に学習支援システムの構成を示す。こ
のシステムは学習者の質問、相談に対し、その質問、相
談に最適な回答、アドバイスをすることができるアドバ
イザーが、学習者に合わせた表現形式でアドバイスを行
なうシステムである。以下、図4及び本実施例のフロー
チャートを示す図5(a)、図5(b)を用いて、実施
例について説明する。
【0046】情報受付手段2は、電話回線に接続されて
おり、学習者が、学習の過程における疑問、不明、不安
な点について、電子メールで要求した質問を受信する
(S101)。このとき、学習者に予め付与された識別子で
ある識別情報も同時に受信され、この識別情報に基づい
て、ユーザー認証が行われる(S102)。このユーザー認
証の結果、新規利用者の場合は、表現形式決定手段3に
おいて表現設定モード(S103)に移り、表現形式の設定
が行われる。
【0047】図6に示すように、この表現設定モードで
は、まず、ユーザー選択情報L及びユーザー個人情報Pが
受け付けられる。ここで、ユーザー選択情報Lとは、選
択可能に設けられた複数の要素の中から、ユーザーが好
みに応じて選択した情報である。本実施例では、表5に
示すように、性格、性別、年齢等のそれぞれの項目につ
いて複数の要素を設け、それぞれについてユーザーが好
みに応じて選択した情報とする。
【0048】
【表5】
【0049】また、ユーザー個人情報Pとは、選択可能
に設けられた複数の要素の中から選択されたユーザー自
身について情報である。本実施例では、表6に示すよう
に、趣味、性別、家族等のそれぞれの項目について、複
数の要素を設け、それぞれについてユーザー自身に適合
した情報とする。
【0050】
【表6】
【0051】ユーザー選択情報Lを選び、それと同時に
学習者の性別、性格、年齢等のユーザー個人情報Pの入
力がユーザーによってユーザー自身の端末から情報受付
手段を介して行なわれる。仮想アドバイザーとはサーバ
やインターネット上等の仮想空間上に設けられた、応答
情報出力手段である。これは、アニメーションや動画と
いった画像等によってユーザーの端末に表示される。こ
の決定は、実際のアドバイザーが学習者との質疑応答を
通じて得た経験、または精神心理学上の法則等を考慮し
て、学習者との相性がよく、学習者がよりよく学習をし
ていけるであろうと想定された特徴を備えたアドバイザ
ーを、ユーザー選択情報L及びユーザー識別情報Pに応じ
たタイプT1及びT2に基づいて決定するという関数fによ
って決定される。本実施例では、ユーザー選択情報L及
びユーザー個人情報Pに応じてタイプT1及びT2が決定さ
れ、このタイプT1及びT2から表7に示す対応表により、
複数の異なる特徴を有する仮想アドバイザーの中から、
一人の仮想アドバイザーAが選出される。
【0052】
【表7】
【0053】決定された仮想アドバイザーの識別情報
は、表現形式格納部4であるメモリに、学習者に付与し
た識別子に対応づけて、記録される(S104)。
【0054】また、過去に利用したことがあり、既に上
記仮想アドバイザーの設定を行っている学習者の場合
は、過去に設定した仮想アドバイザーの識別番号が、学
習者のIDに対応づけて表現形式格納部4に記録されて
いるため、表現設定モードでの設定は不要である。
【0055】一方、学習者から受信した質問は、要求情
報解析手段8によって解析され(S105)、その質問内
容、キーワードから質問内容の科目分野が判別される。
判別方法としては、例えば質問文の中のキーワードを抽
出し、そのキーワードに基づいて利用分野を決定する。
この決定にはキーワードと科目分野を対応づけたテーブ
ルを利用する。解析された質問は、要求情報区分手段9
によって判別した科目分野に基づいて区分され(S10
5)、それぞれの科目分野を専門分野とする実際のアド
バイザーに電子メール形式で送信される(S106)。そし
て、送信された質問を受信した実際のアドバイザーは、
質問の内容を確認し、その要求に対する適切な回答をテ
キストデータで作成し、電子メールで送信する。回答作
成に際し、アドバイザーは、文章表現等、学習者への配
慮を特に気にする必要はなく、通常の文章表現で回答を
作成すればよい。送信された回答は、メール形式で受信
され(S107)、表現形式変換手段5に入力される。
【0056】表現形式決定手段3において、学習者の識
別情報に対応づけてリスト化された仮想アドバイサー識
別情報を、学習者の識別情報に基づいて抽出し、仮想ア
ドバイザー、すなわち、表現形式を決定する(S108)。
表現形式変換手段5では、入力された回答を、決定され
た仮想アドバイザーの表現形式に変換する(S109)。こ
こで、各仮想アドバイザーには、各仮想アドバイザーの
特徴に基づいて、それぞれ文章表現、語尾口調等が自然
言語の各主部、述部等ごとに決められており、実際のア
ドバイザーの回答の主部、述部等が、決定された仮想ア
ドバイザーの対応する主部、述部等の表現形式に変換さ
れる。
【0057】一方、学習者は、設定モードにおいて表現
形式を設定する際、選択可能に設けられた仮想アドバイ
ザーの顔、髪型、服装等の容姿も、自己の好みに基づい
て設定する。その手段については図示しないが、先の仮
想アドバイザーの設定と同様にして、仮想アドバイサー
のいくつかの顔、髪型を、学習者に視覚的に表示し、学
習者はその表示された選択群の中から、顔、髪型等を選
択する(S110)。そして、その選択した顔、髪型等の画像
が、画像格納部10であるメモリにユーザーの識別情報
に対応づけて記録されており、画像決定手段11におい
て、ユーザーから質問とともに受信した識別情報に基づ
いて、仮想アドバイサーの容姿が決定される(S111)。決
定された仮想アドバイザーの容姿は、その容姿に対応し
た仮想アドバイザーの動画として、画像合成手段12に
変換された回答のテキストデータと合成され(S112)、そ
の合成データが、学習者のもとへ送信される(S113)。
合成データを受信した学習者は、再生プログラムによっ
て受信した合成データを再生し、仮想アドバイザーの画
像とともに回答を見ることができる。
【0058】したがって、学習者は、学習の過程で生じ
た疑問点等につき、その分野の専門のアドバイザーか
ら、適切な回答を得ることができる。また、学習者は、
学習者と相性の合う専属の仮想アドバイザーがいること
になるため、学習意欲の向上を図ることができ、さら
に、回答自体は、現実のアドバイザーが作成するため、
個々の学習者の学習過程を考慮したが回答が可能であ
る。さらに、ユーザーの過去の問合せや頻度などの履歴
を記録しておき、現実のアドバイザーがその履歴を参照
することによって個々の学習者に、より適した回答を作
成することができる。また、同一のユーザーが同じ質問
を繰り返した場合、詳細な説明の回答や、簡易な表現の
回答を自動送信することもできる。
【0059】また、表現形式変換手段5で入力された回
答を決定された仮想アドバイザーの表現形式に変換した
後(S109の後)、ユーザーに回答を送信する前に、応答
者及びアドバイザーがどのような回答が実際にユーザー
にされているのかを事前に確認できる手段を設けること
もできる。これにより、回答に不適切な場合や不足部分
がある場合に修正できる。
【0060】〔実施の形態 2〕実施の形態2では、本
発明の画像データ表現装置の実施の形態について説明す
る。
【0061】図7、図8は本発明の画像データ表現装置
1100の構成概略図である。図7に示すように、本発明の
画像データ表現装置1100は、ユーザーの識別を行なうユ
ーザー認識手段1102と、ユーザーIDなどのユーザー識別
情報を格納する認識データ格納部1103と、コンテンツデ
ータを処理するデータ処理手段1104と、データをユーザ
ーの端末へ出力するデータ出力手段1105からなる。さら
に、データ処理手段1104の構成を図8に示す。図8に示
すように、データ処理手段1104は、使用目的をユーザー
が選択するためのモード選択手段1201と、新規のユーザ
ーが新しくコンテンツを選択し、登録するためのコンテ
ンツ選択登録手段1202と、経時情報付きのコンテンツデ
ータを格納するコンテンツデータ格納部1203と、現在の
時刻情報を入手する現在時刻取得手段1204と、ユーザー
ID及び登録コンテンツ情報、登録時間情報を格納してお
くユーザー固有データ格納部1205と、登録したコンテン
ツの画像データを保存しておくコンテンツ画像データ格
納部1206と、登録したコンテンツのテキストデータを保
存しておくコンテンツテキストデータ格納部1207と、登
録したコンテンツの音声データを保存しておくコンテン
ツ音声データ格納部1208と、登録時刻情報と現在時刻情
報の差分によってコンテンツの画像データを作成するコ
ンテンツ変更手段1209と、コンテンツの画像データ、コ
ンテンツのテキストデータ、コンテンツの音声データを
一つのコンテンツに合成する出力データ合成手段1210と
からなる。
【0062】この様に構成された画像データ表現装置11
00の動作について以下で説明する。
【0063】まず、ユーザーがネットワーク接続手段を
通じて画像データ表現装置1100へアクセスすると、ユー
ザー認識手段1102により認識データ格納部1103に格納し
たユーザーIDなどの識別情報を取得し、ユーザーを識別
する。ユーザーの識別が完了するとデータ処理手段1104
へのアクセスが許可される。なお、識別情報は、ユーザ
ー毎に付与したユーザーIDのみならず、ユーザーの氏
名、名称、性別、年齢、住所、職業などユーザーを識別
できる情報であれば何でも構わない。また、ユーザーID
など識別子の漏洩を防ぐなど、セキュリティを強化する
ためにユーザーが利用する情報端末を識別する情報など
を識別情報に含めてもよい。
【0064】次に、図8において、まず新規のユーザー
が利用する場合を図11の新規ユーザーが利用する場合
のフローチャートを用いて説明する。図11のSTEP1で
モード選択手段1201によってユーザーが新規ユーザーモ
ードを選択する。次に、STEP2でコンテンツ選択登録手
段1202を通じてコンテンツデータ格納部1203に格納され
たコンテンツをユーザーが選択すると、システムがこれ
を登録コンテンツとして認識する。同時に、STEP3で現
在時刻取得手段1204により現在時刻情報を取得し、これ
を登録時刻情報として認識する。そこでSTEP4で取得し
たユーザーID及び登録コンテンツ情報、登録時間情報を
ユーザー固有データ格納部1205に登録する。さらにSTEP
5でコンテンツデータ格納部1203に格納された経時情報
付きのコンテンツデータを基本の画像データ、テキスト
データ、音声データに分け、それぞれコンテンツ画像デ
ータ格納部1206、コンテンツテキストデータ格納部120
7、コンテンツ音声データ格納部1208に保存する。な
お、コンテンツに付与された経時情報としては、少なく
とも基本の画像データと、一つ以上のテキストデータと
音声データを持つものとする。基本の画像データとは、
過去の画像と未来の画像といった、時間軸に応じた2枚
以上の静止画像データのことである。これは、MPEG
技術でいうところのIピクチャーにあたる部分で、コン
テンツ情報の中に予め具備されている。この2枚以上の
静止画像データの間の画像は、現在時刻情報と登録時刻
情報の差分から最適な画像を作成するための元となる。
続いて、STEP6でコンテンツ変更手段1209において、現
在時刻取得手段1204により現在時刻情報を取得し、ユー
ザー固有データ格納部1205の登録時刻情報と比較する。
ここで新規ユーザーの場合、現在時刻情報と登録時間情
報とが同一であるため、コンテンツ画像データ格納部12
06、コンテンツテキストデータ格納部1207、コンテンツ
音声データ格納部1208からそれぞれ取得した基本の画像
データ、テキストデータ、音声データを変更せずにその
まま出力データ合成手段1210へ出力する。次に、STEP7
で出力データ合成手段1210により、システム内で各々個
別に取り扱っていた基本の画像データ、テキストデー
タ、音声データを一つのコンテンツとして合成する。以
上のようにして、図7のデータ出力手段1105により上記
の一つに合成され、STEP8でコンテンツを出力すること
ができる。
【0065】次に、既に識別情報登録済みのユーザーが
利用する場合を図12の既に登録済みの場合のフローチ
ャートを用いて説明する。なお、識別情報を登録してい
るが、ユーザー固有データ格納部1205にデータのないユ
ーザー、つまりユーザーの登録は済んでいるがコンテン
ツを登録していないユーザーの場合はモード選択手段12
01に戻り、上記の新規ユーザーの場合と同じ振る舞いを
する。
【0066】図12のSTEP9でモード選択手段1201にお
いてユーザーが識別情報登録済みのユーザーモードを選
択する。次にSTEP10でコンテンツ変更手段1209におい
て、ユーザー固有データ格納部1205のユーザーID、登録
コンテンツ情報、登録時間情報を取得する。次に、STEP
11で現在時刻取得手段1204により現在時刻情報を取得
し、登録時刻情報と比較する。ここで、現在時刻情報と
登録時刻情報とが異なるため、STEP12でコンテンツ画像
データ格納部1206から上記の登録コンテンツに対応する
基本の画像データを取得し、この画像データを基に、現
在時刻情報に応じた画像データを作成する。この現在時
刻情報に応じた画像データは、過去の画面から順方向予
測と未来の画面の逆方向予測の双方向予測によって中間
の画面を作成することができる既知のMPEG技術を利用す
る。予測の方法に関しては、通常のMPEGなどで使われて
いる予測方法などに準ずる。このMPEG技術を利用して、
仮想空間上において現在時刻情報と登録時刻情報の差分
から最適な画像を作成し、現在時刻情報に応じた自然界
に近い変化を視覚的に表現することができる。コンテン
ツ情報に具備されている基本の画像データは画像の枚数
も少なく、データ量が動画に比べて少ない。しかし、自
然界の植物の盛衰などはその変化量が少ないため、2枚
以上の静止画像からでもMPEG技術を使用することで
現在時刻情報に応じた画像データを作成することができ
る。さらに、STEP13でコンテンツテキストデータ格納部
1207とコンテンツ音声データ格納部1208から、それぞれ
登録コンテンツに対応したテキストデータ、音声データ
を取得する。テキストデータ、音声データがそれぞれ複
数存在する場合は、現在時刻情報に最も近いテキストデ
ータ、音声データを取得する。次に、STEP14でこれらの
現在時刻情報に応じて作成した画像データと取得したテ
キストデータと音声データを出力データ合成手段1210に
より、一つのコンテンツとして合成する。以上のように
して、図7のデータ出力手段1105によりユーザーと現在
時刻に応じたコンテンツを出力することができる。
【0067】次に上記のデータ出力手段1105より出力さ
れたデータを、例えば、画像データの一部をユーザーが
専用ブラウザを用いて加工した後、本発明の画像データ
表現装置1100に再登録する場合を、図13の加工する場
合のフローチャートを用いて説明する。なお、専用ブラ
ウザとは、本システムからユーザーにダウンロードした
データを加工するためのツールのことを指す。
【0068】まず、上述と同じようにデータ処理手段11
04にアクセスし、図13のSTEP16で、モード選択手段1201
でデータ変更モードを選択する。次に、STEP17でコンテ
ンツ変更手段1209において、現在時刻取得手段1204によ
り現在時刻情報を取得し、これを加工した画像データの
追加登録時間情報として認識する。次に、STEP18でユー
ザー固有データ格納部1205からユーザーID、登録コンテ
ンツ情報、登録時間情報を取得する。次に、STEP19で登
録コンテンツ情報に対応したコンテンツ画像データ格納
部1206に格納しているの基本の画像データに、加工した
画像データと追加登録時間情報を追加する。次に、STEP
20で出力データ合成手段1210により、コンテンツの再登
録の確認画面のみを図8のデータ出力手段1105を通じて
STEP21で出力する。ここで、加工したコンテンツをユー
ザーが閲覧したい場合は、再度モード選択手段1201にア
クセスし、前述の図12の既に識別情報登録済みのユー
ザーが利用する場合にしたがって、加工したデータに応
じたコンテンツデータを閲覧することができる。ここで
注意すべき点は、加工した画像データを再登録した後に
ユーザーが利用した場合、加工前ではなく加工した後の
画像データに応じて時間的に連続性のあるコンテンツの
変化を表現することができることである。その仕組みを
以下に示す。基本の画像データはいくつもの部品の組合
せで形成されている。これを図9(a)、図9(b)、図
10を用いて説明する。図9(a)は一つの画像データ
のように見えるが、部品データ1501、1502、1503、150
4、1505、1506・・・Nという複数の部品の組合せで形成
されている。部品データ1501、1502、1503、1504、150
5、1506、・・・Nはそれぞれが時間軸に応じた2枚以上
の画像データを有しており、部品データ毎に登録時刻情
報と現在時刻情報の差分によって画像を作成することが
できる。よって、例えば図9(b)の部品データ1502を
削除した場合においても、他の部品データ1501、1503、
1504、1505、1506・・・Nが現在時刻に応じて画像デー
タを作成することができる。ゆえに、例えばユーザーが
葉を減らすというような画像データの加工をした場合で
も、終了までの全ての時間において部品データ1502を除
いた他の部品データ1501、1503、1504、1505、1506・・
・Nを用いて加工後の減らした葉を反映した画像を作成
できる。また、図10は図9の1506・・・Nを拡大して
表している。花の茎にあたる部品データ1506はさらに細
かく部品データ1510、1511、1512・・・Nと分かれてお
り、それぞれの部品データが時間軸に応じた2枚以上の
画像データを有している。そのため、部品データ1511と
部品データ1512を切り離し、部品データ1512・・・Nを
削除することによって、茎を切り落とすような加工を行
なうことができる。
【0069】以上より複数の部品データの組合せで画像
コンテンツを構成することで、より細かな加工作業を行
なうことができる。さらに、複数の部品データ数の大小
を使い分けることによって、初心者から上級者までレベ
ルに合わせて利用することが可能となる。例えば、華道
の初心者の場合、基本的なスタイルを真似ることが学習
の中心となるため、加工できる部品を少量にすることで
スムーズな華道の基本の修得を支援することができる。
しかし、上級者になるにつれて個人の独創性を表現する
必要が生じるため、部品をより細かに用意することによ
り、より多様な表現力やきめ細かな加工技術の効率的な
修得を支援することができる。
【0070】また、コンテンツの加工の作業は仮想空間
上で行なわれるため、実際には行なうことが困難な一度
削除してしまった部品データを元に戻すというようなこ
とも容易に行なうことができる。よって、学習者が納得
できるまで複数回やり直したり、思考錯誤したりするな
ど、反復学習が簡単に行なえ、非常に高い学習効果を期
待することができる。
【0071】なお、画像データを追加する場合について
説明したが、画像データだけでなく、テキストデータや
音声データをユーザーが追加する場合においても同様
で、STEP19で追加したテキストデータや音声データを追
加登録時間情報と共に、それぞれコンテンツテキストデ
ータ格納部1207、コンテンツ音声データ格納部1208に保
存することにより、前述したように現在時刻に最も近い
テキストデータ、音声データを取得することが可能とな
り、追加したテキストデータや音声データを反映するこ
とができる。また、コンテンツのデータの加工は必ずし
もユーザー側で専用ブラウザを用いて加工する必要はな
く、画像データ表現装置1100上の専用ツールを利用して
加工することもできる。
【0072】次に、ユーザー以外の複数の人が本発明の
画像データ表現装置1100を利用する場合について説明す
る。
【0073】まず、専門知識や指導力などが一定レベル
以上のユーザーを先生ユーザーとしてあらかじめ認識デ
ータ格納部1103に登録しておくとする。次に、先生ユー
ザーがネットワークを通じてデータ処理手段接続装置11
01へアクセスすると、ユーザー認識手段1102により、認
識データ格納部1103に格納された先生ユーザーIDなどの
識別情報と比較し、先生ユーザーとして識別する。先生
ユーザーとして識別するとデータ処理手段1104へのアク
セスが許可され、コンテンツを登録したユーザー本人と
同じように利用することができる。このように、本発明
はユーザー本人以外でも利用することが可能となる。ま
た、あらかじめ登録した先生ユーザーだけでなく、コン
テンツを登録したユーザーが第三者に対してアクセスを
許可することも可能である。その場合、コンテンツを登
録したユーザーが図7のユーザー認識手段1102におい
て、認識データ格納部1103にアクセスを制限することの
できる識別子を既知のパスワード技術を用いて設定す
る。ユーザーは認識データ格納部1103に設定された識別
子を第三者に既知の電子メール技術により通知する。第
三者は通知された識別子をユーザー認識手段1102にて入
力し、認識データ格納部1103に設定された識別子と比較
し、データ処理手段1104へのアクセスを許可される。こ
のように先生ユーザー及びユーザーが許可した複数のユ
ーザーは、コンテンツを登録したユーザー本人と同じよ
うに本発明を利用することができるので、複数のユーザ
ーが1つのコンテンツについて閲覧、加工を行なうこと
が容易にできる。
【0074】複数のユーザーが同一のコンテンツを加工
することで1つの作品を作り上げる例を、図14を用い
て説明する。基本の画像データ1601をあるユーザーが登
録する。その基本の画像データ1601をユーザーAが加工
し、画像データ1602を作成して登録する。続いてユーザ
ーBがデータ処理手段1104へアクセスすると、アクセス
した時間に応じて変化した画像データ1602aが出力され
る。それをユーザーBが加工して画像データ1603を作成
し、登録する。その後、ユーザーCがデータ処理手段110
4へアクセスするとアクセスした時間に応じて変化した
画像データ1603aが出力され、画像データ1604を完成す
ることができる。そして、複数人で完成した画像データ
1605を閲覧することができる。このように、複数人でそ
れぞれの経験や技術を活かして1つの作品を作り上げる
ことができる。
【0075】以上のように本発明の画像データ表現装置
1100は加工したコンテンツを登録し、登録したコンテン
ツを現在時刻情報に対応して出力、かつ複数のユーザー
の利用においても連続性のあるコンテンツデータの変化
を提供することができる。
【0076】次に、本発明の応用実施例について説明す
る。〔実施例2〕ユーザーが仮想空間上で華道を実施し
た後、作品に対して質問や相談があった場合、〔実施例
1〕の手順を踏んで選択した仮想アドバイザーに質問や
相談のメールを送信する。仮想アドバイザーを通じて質
問や相談のメールを受け取った華道の専門のアドバイザ
ーは画像データ表現装置1100にネットワークを通じてア
クセスする。これらの専門のアドバイザーは先生アドバ
イザーとして認識データ格納部1103にあらかじめ登録さ
れているため、ユーザー認識手段1102により、先生アド
バイザーとして識別され、データ処理手段1104へのアク
セスが許可される。先生アドバイザーはコンテンツを登
録したユーザーの作品である画像データを加工したり、
テキストデータや音声データに花の特徴のデータを加え
たりするなどを行なう。特に、画像データに先生アドバ
イザーが手を加えたり、作品へのアドバイスや回答を行
なったりすることで、テキストデータのみによる指導を
大きく補い、ユーザーの理解を深めることができる。例
えば、電子メールにより「葉を数枚減らしましょう」と
いったテキストデータによるアドバイスだけでなく、先
生アドバイザーがユーザーの作品の画像データに直接加
工を行なうことにより、アドバイスすべき点、疑問に思
う点、修正が必要な点等をより明確に指摘することがで
きる。
【0077】なお、植物の画像情報には、画像情報に付
帯する関連する定性的な特性、具体的には植物の種類ご
とに枝や茎の力学的特性や色彩の変化や枯れる速度など
のパラメータを持たせ、画像データの表現時にこれらの
特性を反映させてもよい。このように付加的な特性を持
たせることにより、植物の種類ごとに枝や茎の変化をつ
ける(硬い、柔らかい、枯れやすい、枝などが曲がらな
い/しなやかに曲がる/折れる、等)ことが可能とな
り、本発明を学習に応用する際に、より効果的なシステ
ムを構築することができる。
【0078】さらに、仮想空間上では、現実には存在し
ない色の花や実際の華道では使用困難な植物、例えば希
少価値の高い植物や高山植物等を使用した華道を行なう
こともできる。よって、今までになかった新しい流派が
生まれたり、新しい作風が生まれる可能性がある。
【0079】また、本発明のシステムは教える・教えら
れる関係にあるユーザーによる学習環境の支援に留まら
ず、クラブ活動や友達同士といったスキルやレベルの近
いユーザー同士が複数人で一つの作品に手を加えて、一
人では作ることのできない作品を制作することができる
ため、複数人でそれぞれの経験や技術を活かして1つの
作品を作るコラボレーション学習に利用することができ
る。
【0080】また、全国のユーザーによって作られた作
品のデータを仮想空間上で展覧会やコンテストといった
形で一つの場所に集めることも容易にできる。
【0081】また、本発明において、ユーザーや先生ア
ドバイザー全てが作品の画像データを加工するとは限ら
ない。ユーザーの専門分野やスキルによってテキストデ
ータのみの追加・変更、音声データのみの追加・変更な
どの様々な加工が可能であることは言うまでもない。そ
のため、多岐に渡る専門性が問われる分野でも、様々な
ユーザーや、先生アドバイザーからのアドバイスを受け
取れるような学習環境を提供することが容易である。
【0082】なお、データの送受信はパソコン、携帯電
話、FAX、紙、電話、テレビ等の通信及び放送手段を用
いることで可能である。
【0083】以上のように、本発明の学習支援システム
を「華道」などにおいてに取り入れることにより、より
効果的に実施することができる。もちろん、華道だけで
なくガーデニング、料理、書道、DIY(Do It Yoursel
f)、各種試験対策など学習アドバイザーが必要な学
習、コラボレーション学習などにおいて、効果的な学習
環境を提供することができる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から、本発明は以下のような
効果を奏する。
【0085】ユーザーは、その要求に対し、ユーザーの
好みに応じた、あるいはユーザーの性格、性別等の個人
情報に適した表現形式で、応答を得ることができるた
め、応答者への親近感を抱くことができる。また、学習
システムなどにおいては、ユーザーにあたかも専属の応
答者がいるかのようにアドバイスを提供することができ
ることになるため、学習者は、応答者に嫌悪を感じるこ
となく、学習意欲を維持させることができる。また、幅
広い学習の環境に対応して学習者を支援することがで
き、よりリアルな学習環境を提供できるため、さらなる
学習意欲の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要求応答装置の構成概略図
【図2】本発明の要求応答装置の構成概略図
【図3】本発明の実施の形態1における区分の処理を表
す図
【図4】本発明の実施例1における構成概略図
【図5】本発明の実施例1におけるフローチャート
【図6】本発明の実施例1における表現形式設定の動作
を説明するフローチャート
【図7】本発明の画像データ表現装置の概略図
【図8】本発明のデータ処理手段の概略図
【図9】本発明の実施の形態2における画像データの構
成概略図
【図10】本発明の実施の形態2における画像データの
構成概略図
【図11】本発明の実施の形態2における新規のユーザ
ーが利用する場合のフローチャート
【図12】本発明の実施の形態2における既に登録済み
のユーザーが利用する場合のフローチャート
【図13】本発明の実施の形態2における加工する場合
のフローチャート
【図14】本発明の実施の形態2における概念図
【符号の説明】
1 要求応答装置 1a 要求応答装置 2 情報受付手段 3 表現形式決定手段 4 表現形式格納部 5 表現形式変換手段 6 要求情報出力手段 7 応答情報出力手段 8 要求情報解析手段 9 要求情報区分手段 10 画像格納部 11 画像決定手段 12 画像合成手段 13 自動応答手段 14 テキストデータ格納部 1100 画像データ表現装置 1101 データ処理手段接続装置 1102 ユーザー認識手段 1103 認識データ格納部 1104 データ処理手段 1105 データ出力手段 1201 モード選択手段 1202 コンテンツ選択登録手段 1203 コンテンツデータ格納部 1204 現在時刻取得手段 1205 ユーザー固有データ格納部 1206 コンテンツ画像データ格納部 1207 コンテンツテキストデータ格納部 1208 コンテンツ音声データ格納部 1209 コンテンツ変更手段 1210 出力データ合成手段 1501 部品データ 1502 部品データ 1503 部品データ 1504 部品データ 1505 部品データ 1506 部品データ 1510 部品データ 1511 部品データ 1512 部品データ 1601 基本の画像データ 1602 1601をユーザーAが加工した画像データ 1602a ユーザーBがアクセスした時間に応じて16
02が変化した画像データ 1603 1602aをユーザーBが加工した画像データ 1603a ユーザーCがアクセスした時間に応じて16
03が変化した画像データ 1604 1603aをユーザーCが加工した画像データ 1605 完成した画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 元之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 九津見 洋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 児島 克祥 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 角 史生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中野 徹也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA00 BA01 BA02 BA03 BB04 BB06 BC04 BC05 BD02 CA13 5C064 BA07 BB10 BC06 BC18 BC23 BD02 BD03 BD08

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求情報及び識別情報を受け付ける情報
    受付工程と、所定の識別情報に基づいて表現形式を決定
    する表現形式決定工程と、前記要求情報に格納されてい
    る応答情報の表現形式を、決定された前記表現形式に変
    換する表現形式変換工程と、変換した前記応答情報を出
    力する応答情報出力工程とからなることを特徴とする要
    求応答方法。
  2. 【請求項2】 受け付けた前記要求情報の内容を解析す
    る要求情報解析工程をさらに含み、前記応答情報は、解
    析された前記要求情報の内容に基づいて、複数の予め格
    納された応答情報の中から選択されることを特徴とする
    請求項1に記載の要求応答方法。
  3. 【請求項3】 受け付けた前記要求情報を出力する要求
    情報出力工程を含み、出力された前記要求情報に対し
    て、入力された応答情報を格納することを特徴とする請
    求項1に記載の要求応答方法。
  4. 【請求項4】 前記表現形式決定工程は、前記表現形式
    を、前記識別情報に対応して格納された表現形式の中か
    ら選択して決定することを特徴とする請求項1、2また
    は3に記載の要求応答方法。
  5. 【請求項5】 決定された前記表現形式は、前記識別情
    報に固有であることを特徴とする請求項1から4いずれ
    か1項に記載の要求応答方法。
  6. 【請求項6】 要求情報を受け付ける情報受付工程と、
    受け付けた前記要求情報の内容を解析する要求情報解析
    工程と、解析された前記要求情報の内容に基づいて表現
    形式を決定する表現形式決定工程と、前記要求情報に対
    して格納されている応答情報の表現形式を、決定された
    前記表現形式に変換する表現形式変換工程と、変換した
    前記応答情報を出力する応答情報出力工程とからなるこ
    とを特徴とする要求応答方法。
  7. 【請求項7】 前記応答情報は、解析された前記要求情
    報の内容に基づいて、複数の予め格納された応答情報の
    中から選択されることを特徴とする請求項6に記載の要
    求応答方法。
  8. 【請求項8】 受け付けた前記要求情報を出力する要求
    情報出力工程を含み、前記出力された前記要求情報に対
    して、入力された応答情報を格納することを特徴とする
    請求項6に記載の要求応答方法。
  9. 【請求項9】 解析された前記要求情報の内容に応じ
    て、前記要求を区分する要求情報区分工程を含み、前記
    要求情報を前記区分に基づいて出力することを特徴とす
    る請求項3または8に記載の要求応答方法。
  10. 【請求項10】 予め格納された複数の画像の中から、
    画像を選択する画像選択工程をさらに含み、選択された
    前記画像を前記応答情報出力工程において、前記応答情
    報とともに出力することを特徴とする請求項1から9い
    ずれか1項に記載の要求応答方法。
  11. 【請求項11】 前記画像選択工程は、前記画像を、格
    納された複数の前記画像の中から、前記識別情報または
    前記要求前記の内容に基づいて選択することを特徴とす
    る請求項10に記載の要求応答方法。
  12. 【請求項12】 要求情報及び識別情報を受け付ける情
    報受付手段と、前記識別情報に基づいて表現形式を決定
    する表現形式決定手段と、前記要求情報に対して格納さ
    れた応答情報の表現形式を、設定された前記表現形式に
    変換する表現形式変換手段と、変換した前記応答情報を
    出力する応答情報出力手段とからなることを特徴とする
    要求応答装置。
  13. 【請求項13】 受け付けた前記要求情報の内容を解析
    する要求情報解析手段をさらに含み、前記応答情報は、
    解析された前記要求情報の内容に基づいて、複数の予め
    格納された応答情報の中から選択されることを特徴とす
    る請求項12に記載の要求応答装置。
  14. 【請求項14】 受け付けた前記要求情報を出力する要
    求情報出力手段を含み、出力された前記要求情報に対し
    て、入力された応答情報を格納することを特徴とする請
    求項12に記載の要求応答装置。
  15. 【請求項15】 前記表現形式決定手段は、前記識別情
    報に対応して、表現形式を格納する表現形式格納部を有
    し、表現形式を、格納された前記表現形式の中から選択
    して決定することを特徴とする請求項12、13または
    14に記載の要求応答装置。
  16. 【請求項16】 決定された前記表現形式は、前記識別
    情報に固有であることを特徴とする請求項12から15
    いずれか1項に記載の要求応答装置。
  17. 【請求項17】 要求情報を受け付ける要求情報受付手
    段と、受け付けた前記要求情報の内容を解析する要求情
    報解析手段と、解析された前記要求情報に基づいて表現
    形式を決定する表現形式決定手段と、前記要求情報に対
    して格納された応答情報の表現形式を、決定された前記
    表現形式に変換する表現形式変換手段と、変換した前記
    応答情報を出力する応答情報出力手段とからなることを
    特徴とする要求応答装置。
  18. 【請求項18】 前記応答情報は、解析された前記要求
    情報の内容に基づいて、複数の予め格納された応答情報
    の中から選択されることを特徴とする請求項17に記載
    の要求応答装置。
  19. 【請求項19】 受け付けた前記要求情報を出力する要
    求情報出力手段を含み、前記出力された前記要求情報に
    対して、入力された応答情報を格納することを特徴とす
    る請求項17に記載の要求応答装置。
  20. 【請求項20】 解析された前記要求情報の内容に応じ
    て、前記要求情報を区分する要求情報区分手段を含み、
    前記要求情報を前記区分に基づいて出力することを特徴
    とする請求項14または19に記載の要求応答装置。
  21. 【請求項21】 予め格納された複数の画像の中から、
    画像を選択する画像選択手段をさらに含み、選択された
    前記画像を前記応答情報出力手段において、前記応答情
    報とともに出力することを特徴とする請求項12から2
    1いずれか1項に記載の要求応答装置。
  22. 【請求項22】 前記画像選択手段は、前記画像を、格
    納された複数の画像の中から、前記識別情報または前記
    要求情報の内容に基づいて選択することを特徴とする請
    求項21に記載の要求応答装置。
  23. 【請求項23】 コンピューターを、要求情報及び識別
    情報を受け付ける要求受付手段と、前記識別情報に基づ
    いて表現形式を決定する表現形式決定手段と、前記要求
    情報に対して格納された応答情報の表現形式を、決定さ
    れた前記表現形式に変換する表現形式変換手段と、変換
    した前記応答情報を出力する応答情報出力手段として機
    能させるためのプログラム。
  24. 【請求項24】 コンピューターを、要求情報を受け付
    ける要求受付手段と、受け付けた前記要求情報の内容を
    解析する要求情報解析手段と、解析された前記要求情報
    に基づいて表現形式を決定する表現形式決定手段と、前
    記要求情報に対して格納された応答情報の表現形式を、
    決定された前記表現形式に変換する表現形式変換手段
    と、変換した前記応答情報を出力する応答情報出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  25. 【請求項25】 ユーザーの識別を行なうユーザー認識
    手段と、ユーザー識別情報を格納する認識データ格納部
    と、コンテンツデータを処理するデータ処理手段と、デ
    ータをユーザーの端末へ出力するデータ出力手段からな
    る画像データ表現装置。
  26. 【請求項26】 前記データ処理手段は、使用目的をユ
    ーザーが選択するためのモード選択手段と新規のユーザ
    ーが新しくコンテンツを選択し、登録するためのコンテ
    ンツ選択手段と、経時情報付きのコンテンツデータを格
    納するコンテンツデータ格納部と、現在時刻情報取得手
    段と、ユーザーID及び登録コンテンツ情報、登録時間
    情報を格納しておくユーザー固有データ格納部と、登録
    したコンテンツの画像データを保存しておくコンテンツ
    画像データ格納部と、登録したコンテンツのテキストデ
    ータを保存しておくコンテンツテキストデータ格納部
    と、登録したコンテンツの音声データを保存しておくコ
    ンテンツ音声データ格納部と、登録時刻情報と現在時刻
    情報の差分によってコンテンツの画像データを作成する
    コンテンツ変更手段と、コンテンツの画像データ、コン
    テンツのテキストデータ、コンテンツの音声データを一
    つのコンテンツに合成する出力データ合成手段からなる
    ことを特徴とする請求項25に記載の画像データ表現装
    置。
  27. 【請求項27】 前記経時情報付きのコンテンツデータ
    は、基本の画像データと一つ以上のテキストデータと音
    声データを持つことを特徴とする請求項25に記載の画
    像データ表現装置。
  28. 【請求項28】 前記基本の画像データは、過去の画像
    と未来の画像といった時間軸に応じた2枚以上の画像デ
    ータを持つことを特徴とする請求項25に記載の画像デ
    ータ表現装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007088791A1 (ja) * 2006-01-31 2007-08-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. アドバイス装置、アドバイス方法、アドバイスプログラム及びアドバイスプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2014153715A (ja) * 2013-02-07 2014-08-25 Samsung Electronics Co Ltd 音声対話機能を備えた携帯端末機及びその音声対話方法
CN107248055A (zh) * 2017-06-08 2017-10-13 浙江同力信息科技有限公司 基于微信平台的校园快递系统及实现方法

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