JP2003046534A - 計算機管理方法 - Google Patents

計算機管理方法

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JP2003046534A
JP2003046534A JP2001226989A JP2001226989A JP2003046534A JP 2003046534 A JP2003046534 A JP 2003046534A JP 2001226989 A JP2001226989 A JP 2001226989A JP 2001226989 A JP2001226989 A JP 2001226989A JP 2003046534 A JP2003046534 A JP 2003046534A
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JP2001226989A
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Hiroharu Kawamichi
拓東 川道
Shigetoshi Samejima
茂稔 鮫嶋
Katsumi Kono
克己 河野
Toshihiko Nakano
利彦 中野
Satoshi Okubo
訓 大久保
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特に大規模システムにおいては、保守などを行
う場合に実際の設置場所にあわせる必要があった。 【解決手段】位置情報管理サーバ1が共通の伝送媒体2
を介して各戸3に設置されている情報端末4に接続され
ているシステムにおいて、情報端末4を絶対的な位置を
示す情報、情報端末4間の相対的な距離を示す情報、情
報端末4の行政上の位置を示す住所所情報、情報端末4
間の物理的な相対距離情報を推定できる情報端末4間の
ネットワーク上での距離情報を示す通信可否情報のいず
れか一つ以上の情報を取得し、この情報を元にグループ
化して管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散システムを構
成する端末(計算機)の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、分散システムを構成する計算機の
管理方法としては、ネットワーク単位で管理してきた。
該管理方法においては、複数のネットワークセグメント
からなるシステムにおいて物理的なネットワークセグメ
ントとは無関係に仮想的なネットワークセグメントを構
築するバーチャルLAN(Local Area Ne
twork)がある。なお、この種のシステムとして関
連するものとしては、例えば特開平10―294731
号、特開平11―346224号が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
ては、バーチャルネットワークを形成するためには、バ
ーチャルネットワークを構成する計算機毎に必要となる
属性情報を設定しなければならなかった。このため、特
に大規模システムにおいては、保守などを行う場合に実
際の設置場所にあわせる必要があり、保守計画に伴う位
置情報に応じた処理実行毎にシステムを構成する計算機
の属性情報を収集を行い、処理の要不要を判定するた
め、処理負荷が多大となり問題であった。
【0004】本発明は、属性情報を取得する手段を持つ
計算機において取得した位置情報に基づき、計算機をグ
ループ化して、グループに基づき処理の可否を決定する
ことで、該計算機の設置場所に応じた処理の対象となる
計算機毎に要不要を判定する負荷を低減することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、自計算機の属性情報を取得する機能を
持ち、かつ、互いに通信を行うための送受信機能を持っ
た複数の計算機から構成される分散システムにおいて、
これらの計算機を管理する際に、計算機の保持する属性
情報間の関係を元に計算機をグループ化して管理する。
なお、属性情報は、当該計算機に関連する情報である。
【0006】この際に、管理対象となるグループを形成
する際の属性情報として位置情報を用い、該位置情報と
しては、計算機の絶対的な位置を示す情報、計算機間の
相対的な距離を示す情報、計算機の行政上の位置を示す
住所情報、計算機間の物理的な相対距離情報を推定でき
る計算機間のネットワーク上での距離情報を示す通信可
否情報のいずれか一つ以上の情報を取得し、この情報を
元にグループ化する処理プロセスを持つ。
【0007】これらのグループ情報を利用し、グループ
に対して送信されるデータのルーティングを行う処理プ
ロセスを持つ。
【0008】本発明においては、管理対象となるグルー
プを形成する際の位置情報を、自計算機に付属される機
器、および、機器間でのやり取りによって取得する、あ
るいは、位置情報を管理する他の計算機から取得し、こ
の情報を元に計算機毎にグループ化するステップを持つ
ことにより、計算機をグループ化して管理することを可
能とした。
【0009】管理対象となるグループを形成する際の位
置情報を、位置情報を管理するサーバによって保持し、
あるいは、計算機に保持される位置情報を該サーバによ
って取得し、この情報を元に計算機毎にグループ化する
ステップを持つことにより、計算機をグループ化して管
理することを可能とした。
【0010】管理対象となるグループを形成した後に、
該当するグループに対して、情報の配信を行う際に、グ
ループ内の一つ以上の計算機に対して配信し、該当する
情報を受け取った計算機が他の計算機に対して転送する
ステップを持つ。あるいは、該当するグループ内で発生
した情報をグループ単位で集約して、通知するステップ
を持つ。あるいは、グループ内に属する計算機間で情報
の共有を行うステップを持つ。さらに、これらの情報を
取得した計算機において計算機に接続された機器に対す
る制御処理を行うステップを持つ。これにより地域情報
に基づく情報配信処理時に計算機毎に属性情報を取得し
判断する負荷を低減することを可能とする計算機管理方
法である。
【0011】これらに加えて、位置情報を元に形成した
グループを階層的に管理する。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は、本発明の実施
形態の一つである情報端末をグループ化して管理を行う
システムに関する構成図である。本管理システムを用い
て保守などに用いる情報の配信を行う事が可能であり、
配信する情報としては、データやプログラムであっても
よく、またプログラムの起動要求であってもよい。情報
配信の目的としては、例えば停電計画の通知であり、地
域に応じた工事計画の通知である。あるいは、停電復旧
した場合に、システムの構成要素から通報であってもよ
い。
【0013】情報端末の管理を行う位置情報管理サーバ
1が共通の伝送媒体2を介して各戸3に設置されている
情報端末4に接続されている。該位置情報管理サーバ1
は電力会社や電話会社などの企業によって運営されても
よく、あるいは自治体によって運営されてもよい。複数
の該位置情報管理サーバ1がWAN(Wide Are
a Network)やLAN(Local Area
Network)を介して接続されていてもよい。該伝
送媒体2はPHS(Personal Handyph
one System)網や公衆回線網、光ファイバ網
などの公衆回線を利用したWANであってもよく、ま
た、LANであってもよい。また、該戸3は一戸建ての
建て屋であってもよく、集合住宅や商業用ビルであって
もよい。あるいは、各戸の代わりに監視制御を行う対象
となるダムやプラントであってもよい。
【0014】該情報端末4はゲートウェイの役割を果た
すもので、該戸3の内部のシステムに配信される情報、
該戸3の内部のシステムから配信される情報の管理を行
う。該情報端末4は電力量計として設置されたサーバで
もよく、セットトップボックスであってもよい。あるい
は、ゲートウェイとなるPC(Personal Co
mputer)であってもよい。該情報端末4は宅内伝
送媒体5を介して機器6と接続されている。ここで該宅
内伝送媒体5は、情報を伝送できればよく、電灯線や無
線であってもよい。さらに、該機器6は洗濯機、掃除
機、エアコン、ビデオなどの電子機器であってもよい。
あるいは、コントローラといったプラント等に対して制
御を行う機器であってもよい。
【0015】さらに、該情報端末4はGPS(Glob
al Position System)等によって該
情報端末4の位置情報を取得する位置情報取得装置7に
接続されている。ここで、該位置情報取得装置7は他の
位置情報取得装置7と通信することによって該情報端末
4の相対的、あるいは、絶対的な位置情報を取得しても
よい。ここで位置情報取得装置7の代わりにユーザ8の
情報端末4の使用履歴を取得するなどの情報を取得する
機器が接続されていてもよい。さらに、ユーザ8に対し
て、配信された情報を該情報端末4が提供する。あるい
は、該情報端末4に配信された情報を元に該機器6によ
ってサービスを提供してもよい。
【0016】情報端末位置情報DB9においては、該情
報端末4の所在情報などを格納し、該位置情報管理サー
バ1により管理を行う。グループ管理DB10において
は、該情報端末4がどのグループに属し、また、該当す
るグループに属する情報端末4の情報を保持する。該グ
ループ管理DB10は該情報端末4によって管理を行
う。
【0017】情報端末位置情報DB9にて、保持される
絶対的な位置情報を図2に示す。絶対的な位置とは、緯
度経度で表してもよい。該位置情報管理サーバ1で情報
端末4を一意に識別可能な識別子であるノードID21
毎にレコードを保持する。レコード毎に該情報端末4の
絶対的な位置情報である東経22および北緯23を保持
する。さらに、行政上の絶対的な位置情報である住所2
4もフィールドとして保持する。また、これらの情報端
末4のネットワーク上での位置を示すIPアドレス25
をフィールドとして保持する。
【0018】図3に、情報端末位置情報DB9にて保持
される情報端末4間の相対的な位置情報を示す。該ノー
ドID21毎にテーブルを保持する。テーブルは相対関
係を保持する比較ノードID31毎にレコードを保持す
る。レコードは該ノードID21と該比較ノードID3
1の示す情報端末4間の相対的な距離を示す距離32と
該ノードID21と該比較ノードID31が直接的な通
信が可能かどうかを示す通信可否33を保持する。
【0019】ここで、直接的な通信が可能かどうかと
は、PHS網で接続されていればトランシーバモードで
通信できるかどうかで判断してよく、LANなどで接続
されていれば同一ネットワークセグメントかどうかで判
断してもよい。
【0020】図4に、グループ管理DB10にて保持さ
れる情報端末4の識別情報を示す。このテーブルには、
該グループ管理DB10が接続されている該情報端末4
の識別子であるノードID41、該情報端末4の絶対的
な位置情報を示す東経42、北緯43、住所44、およ
び、該情報端末4のIPアドレスを示すIPアドレス4
5、該情報端末4が属するグループを示すグループID
46を保持する。
【0021】なお、該情報端末4が複数のグループに属
する場合には、属するグループ数と同数のレコードを保
持する。その際,該ノードID41、該東経42、該北
緯43、該住所44、該IPアドレス45は全てのレコ
ードで同一の値となるように保持する。あるいは、該ノ
ードID41、該東経42、該北緯43、該住所44、
および、該IPアドレス45に関しては、1レコードの
み値を保持して他はNULLとするとしてもよい。
【0022】図5に、グループ管理DB10にて保持さ
れる該情報端末4が属するグループの情報を示す。グル
ープ46毎にテーブルを保持する構成とし、該グループ
46に属するノードの情報を保持する。該グループ46
に属するノード毎に1レコードを確保する構成とし、ノ
ードを識別する情報としてノードID51、ノードの絶
対位置情報を示す情報として東経52、北緯53、住所
54、ノードのIPアドレスを示す情報としてIPアド
レス55を保持する。
【0023】さらに、該グループ管理DB10を管理す
る該情報端末4との関係を示す情報を保持する。関係を
示す情報としては、該情報端末4と該ノードID51で
示される情報端末4の間の相対的な距離を示す距離5
6、および、該情報端末4と該ノードID51にて示さ
れる情報端末4の間の直接的な通信が可能かどうかを示
す通信可否57を保持する。
【0024】ここで、通信可能かどうかとは、PHS網
で接続されていればトランシーバモードで通信できるか
どうかで判断してよく、LANなどで接続されていれば
同一ネットワークセグメントかどうかで判断してもよ
い。さらに、該情報端末4が属さないグループに関する
情報を保持してもよい。この場合には、フィールドとし
て二つのノードIDとそれらの間の距離、通信可否を示
す情報の組を一レコードとして保持する。
【0025】図6に、本実施例における位置情報管理サ
ーバ1による位置情報管理のためのソフトウェア構成を
示す。該位置情報管理サーバ1、情報端末4、位置情報
取得装置7上の通信管理61によって、該位置情報管理
サーバ1・該情報端末4間、該情報端末4間、該情報端
末4・該位置情報取得装置7間の通信を行うことが可能
となる。該情報端末4上の通信可否判断62により該情
報端末4間の直接的な通信が可能かどうか判定する。そ
の際に、PHSなどのトランシーバモードで通信可能な
ノードを取得してもよく、UDPパケットによるポーリ
ングによって応答が返ってきた場合に直接的な通信が可
能である判定してもよい。
【0026】さらに、該位置情報取得装置7上の位置情
報取得管理63により、GPSなどを利用して該情報端
末の絶対位置情報である東経、北緯情報を取得する。ま
た、取得した位置情報は住所情報取得64に送られ、東
経、北緯情報から住所情報への変換が行われる。この場
合には、図16に示した絶対位置情報と住所情報の変換
テーブルに示す住所情報の値の内、もっとも絶対位置が
近いものを住所として取得する。なお、図16は住所情
報を示す住所111と絶対位置情報を示す北緯112、
東経113の組が1レコードとなる。該通信可否判断6
2、該位置情報取得管理63、該住所情報取得64にて
取得した位置情報は該情報端末4の位置情報管理65に
送付される。
【0027】位置情報管理65においては、取得した通
信可否情報は位置情報管理サーバ1にて形成したグルー
プ情報に応じて、グループ管理DB10にて管理する該
当するレコードの通信可否57に書き込む。なお、通信
不可であった場合にも該通信可否57に書き込む。さら
に、該位置情報管理65においては、取得した該位置情
報を、該グループ管理DB10にて管理する東経42、
および、北緯43に書き込み、取得した住所情報は住所
44に書き込む。該位置情報管理サーバ1上の位置情報
収集66により、該通信可否判断62、該位置情報取得
管理63、該住所情報取得64にて取得した該情報端末
4の位置情報を収集する。
【0028】該情報端末4上の位置情報送付67は位置
情報の収集要求を受け付けると、該通信可否判断62、
該位置情報取得管理63、該住所情報取得64にて取得
した該情報端末4の位置情報を、該情報端末4を識別す
るノードID41、および、IPアドレス46を添付し
て送付する。
【0029】該位置情報管理サーバ1の位置情報統括管
理68では、送付された位置情報を情報端末位置情報D
B9の対応するノードID21、東経22、北緯23、
住所24、IPアドレス25、通信可否33に書き込
む。また、取得した東経22、北緯23から情報端末間
の相対距離を取得し、距離32に書き込む。これらの情
報を元にしてグループを形成し、該情報端末4に対して
通知する。なお、これらの位置情報は位置情報管理サー
バ1にて管理者により設定するとしてもよい。
【0030】図7は、情報端末4のグループを位置情報
管理サーバ1にて形成する処理フローを示す。ST1に
おいては情報端末4上の通信可否判定62、位置情報取
得装置7上の位置情報取得63、住所情報取得64によ
って他情報端末4との通信可否情報、該情報端末4の絶
対位置情報、住所情報を取得し、該情報端末4上の位置
情報管理65によってグループ管理DB10にて格納
し、保持する。ST1は周期的に行ってもよく、また、
該情報端末4立ち上げ時に行うとしてもよい。あるい
は、該情報端末4の設置時点で一度もしくは複数回に分
けて行うとしてもよい。
【0031】この場合に、保守員がこれらの位置情報を
設定してもよい。続いてST2に進む。ST2において
は、位置情報収集66から位置情報送付67に対して該
情報端末4が保持している情報の収集要求を行う。な
お、ST2の処理は周期的に行ってもよく、また、該位
置情報管理サーバ1の立ち上げ時にのみ行うとしてもよ
い。あるいは、該位置情報管理サーバ1の設置時点で一
度行うとしてもよい。あるいは、情報端末4の新規接続
イベント発生時に新規接続した該情報端末4に対して問
合せを行うとしてもよい。
【0032】また、情報端末4に対する問合せは一度に
一台のみとしてもよく、複数の情報端末4に対して同時
に問合せを行うとしてもよい。ここで情報端末位置情報
DB9にST1からST2で取得する位置情報を書き込
むとしてもよい。続いてST3に進み、取得した絶対位
値情報から位置情報統括管理68において、情報端末4
間の相対距離情報を取得する。次にST4に進み、情報
端末位置情報DB9に住所24が設定済みかどうか該位
置情報統括管理68にて判定を行う。設定されていた場
合にはST5に進み、設定されていない場合にはST6
に進む。ST5では、該位置情報統括管理68にて住所
情報に応じて情報端末4のグループ化を行う。
【0033】グループ化においては、行政区分に応じて
同一グループとする。この際に、グループ化する行政区
分とは都道府県でもよく、市単位でもよい。あるいは町
名単位でもよく、丁目単位でもよい。なお、ここでグル
ープを形成する際に階層的に形成してもよい。この際に
行政区分ではなく、本システム運用母体の保持する営業
所、支店単位でのグループ化としてもよい。ここで、グ
ループ化の場合には、該位置情報管理サーバ1と直接通
信が出来ないものは除外してもよい。あるいは、グルー
プを形成する情報端末4において、該グループの他の情
報端末4と通信が出来ないものは除外してもよい。ST
6では、該位置情報統括管理68にて通信可否33が設
定済みかどうかを判定する。設定済みの場合にはST7
に進み、設定未済みの場合にはST8に進む。
【0034】ST7では、該位置情報統括管理68に
て、グループに属する全ての情報端末4が相互に通信可
能となるようにグループを形成する。グループ化の場合
には、該位置情報管理サーバ1と直接通信が出来ないも
のは除外してもよい。ST8では、該位置情報統括管理
68にて距離32に一定値未満のレコードがないかどう
かの判定を行う。該当するレコードがある場合にはST
9に進み、ない場合にはST10に進む。
【0035】なお、一定値とは管理者によって事前に設
定される、あるいは、運用中に設定される値とする。一
定値の設定がなされていない場合には無条件にST10
に進む。ST9では、該位置情報統括管理68にてお互
いに距離32が一定値以内の情報端末4を束ねてグルー
プ化する。ここで、グループ化の場合には、該位置情報
管理サーバ1と直接通信が出来ないものは除外してもよ
い。あるいは、グループを形成する情報端末4におい
て、該グループの他の情報端末4と通信が出来ないもの
は除外してもよい。
【0036】ST10では、該位置情報統括管理68に
おいて東経22、北緯23がともに同一の情報端末があ
るかどうかの判定を行う。判定を行う前に小数点2位を
四捨五入するなど近似処理を行ってもよい。絶対位置が
同一の情報端末4があると判定されるとST11に進
み、絶対位置が同一の情報端末4がないと判定されると
処理を終了する。ST11では、該位置情報統括管理6
8において絶対位置が同一だと判定された情報端末4を
束ねてグループ化し、処理を終了する。
【0037】ここで、グループ化の場合には、該位置情
報管理サーバ1と直接通信が出来ないものは除外しても
よい。あるいは、グループを形成する情報端末4におい
て、該グループの他の情報端末4と通信が出来ないもの
は除外してもよい。なお、ここで形成されたグループ情
報は構成する情報管理端末に対して送付され、この情報
を元に図5に示すグループ管理DB10のテーブルが生
成される。
【0038】あるいは、グループの形成処理を情報端末
4で行ってもよい。図8に、本実施例における情報端末
4による位置情報管理のためのソフトウェア構成を示
す。上記記載の通信管理61、通信可否判定62、位置
情報取得63、住所情報取得64、位置情報管理65、
位置情報送付67に加えて、情報端末4から周囲の情報
端末4に対して位置情報取得要求を行う位置情報収集7
1、および、周囲の情報端末4から収集した位置情報を
元に情報端末4のグループの形成を行うグループ管理7
2からなる。
【0039】図9に、情報端末4のグループを情報端末
4にて形成する処理フローを示す。まず、ST1におい
て上述のように情報端末4において該情報端末4の位置
情報を取得する。あるいは、位置情報管理サーバ1が管
理するそれぞれの情報端末4の位置情報を取得するとし
てもよい。続いてST21において、周囲の情報端末4
の位置情報送付67に対して位置情報収集71より位置
情報の送付要求を行う。
【0040】該位置情報送付67ではST1にて取得し
た位置情報を該位置情報収集71に対して送付する。こ
の際に、周囲の情報端末4としては、該情報端末4がI
Pアドレスを取得済みの情報端末4としてもよく、ま
た、該情報端末4が通信可能な端末としてもよい。通信
可能な端末と通信を行う際には、位置情報の送付要求メ
ッセージに識別子と送付元の該情報端末4のアドレスを
添付し、情報端末4間を転送し、受信した情報端末4で
は新規受信のメッセージのみを転送する。
【0041】続いてST22において、取得した周囲の
情報端末4の絶対位置情報からグループ管理72におい
て該情報端末4との相対距離情報を取得する。ST23
では、該グループ管理72において、該位置情報収集7
1にて取得した位置情報の中で住所情報が設定済みで、
かつ、住所44が設定済みかどうかを判定する。設定済
みであればST24に進み、設定済みでなければST2
5に進む。
【0042】ST24では、該グループ管理72におい
て、該住所44の行政区分に応じて同一グループとす
る。この際に、グループ化する行政区分とは都道府県で
もよく、市単位でもよい。あるいは町名単位でもよく、
丁目単位でもよい。この際に行政区分ではなく、本シス
テム運用母体の保持する営業所、支店単位でのグループ
化としてもよい。
【0043】ここで、グループ化の場合には、該位置情
報管理サーバ1と直接通信が出来ないものは除外しても
よい。あるいは、グループを形成する情報端末4におい
て、該グループの他の情報端末4と通信が出来ないもの
は除外してもよい。グループを形成すると図5に示した
テーブルの書き込みを行う。続いてST25では、該グ
ループ管理72にて、該位置情報収集71にて取得した
位置情報に通信可否が設定済みで、かつ、ST1にて該
情報端末が位置情報として通信可否を取得しているかど
うかの判定を行う。設定済みであればST26に進み、
そうでないければST27に進む。
【0044】ST26では、該グループ管理72にて、
ST1にて取得した通信可能な情報端末4に限定して、
全ての情報端末4が相互に通信可能となるようにグルー
プを形成する。ここで、グループ化の場合には、該位置
情報管理サーバ1と直接通信が出来ないものは除外して
もよい。グループを形成すると、図5に示したテーブル
の書き込みを行う。続いてST27において、ST22
で該グループ管理72が取得した相対距離が一定値以下
の情報端末4があるかどうかの判定を行う。一定値以下
の情報端末4があればST28に進み、なければST2
9に進む。
【0045】なお、一定値とは管理者によって事前に設
定される、あるいは、運用中に設定される値とする。一
定値の設定がなされていない場合には無条件にST29
に進む。ST28では、該グループ管理72にて該情報
端末4との相対距離が一定値以下である情報端末4に限
定して、グループに属する情報端末4間の相対距離が一
定値以下となるようにグループを形成する。
【0046】ここで、グループ化の場合には、該位置情
報管理サーバ1と直接通信が出来ないものは除外しても
よい。あるいは、グループを形成する情報端末4におい
て、該グループの他の情報端末4と通信が出来ないもの
は除外してもよい。グループを形成すると図5に示した
テーブルの書き込みを行う。続いてST29では、該情
報端末4にて保持する東経42、北緯43とST21に
て取得した東経42、北緯43が同一かどうかの判定を
該グループ管理72にて行う。
【0047】判定を行う前に小数点2位を四捨五入する
など近似処理を行ってもよい。絶対位置が同一の情報端
末4があると判定されるとST30に進み、絶対位置が
同一の情報端末4がないと判定されると処理を終了す
る。ST30では、該グループ管理72において絶対位
置が同一だと判定された情報端末4を束ねてグループ化
する。
【0048】ここで、グループ化の場合には、該位置情
報管理サーバ1と直接通信が出来ないものは除外しても
よい。あるいは、グループを形成する情報端末4におい
て、該グループの他の情報端末4と通信が出来ないもの
は除外してもよい。その後、図5に示したテーブルの書
き込みを行い、処理を終了する。なお、ここで形成され
たグループ情報は位置情報管理サーバ1や周囲の情報端
末4に対して送付される。
【0049】図10に、情報配信実行時の各構成要素の
ソフトウェア構成を示す。位置情報管理サーバ1や情報
端末4に対して情報を配信する情報配信81、配信され
た情報を受信する情報取得82からなる。さらに、情報
端末4においては、位置情報管理サーバ1、あるいは、
グループに属さない情報端末4に通知するために、グル
ープ内での情報を束ねる情報集約83を保持する。
【0050】図11に、グループに対する情報通知フロ
ーを示す。なお、グループに対する通知元としては、位
置情報管理サーバ1でもよく情報端末4でもよい。もし
くは情報発信元の計算機が伝送媒体2に接続され、そこ
から配信されるとしてもよい。この場合には、位置情報
管理サーバ1がルータであってもよい。
【0051】ST41において、送信元のノードが停電
情報などの地域に特化した情報送信する際に、送信先と
なるグループに対する情報を取得する。本情報は配信対
象となる位置情報からグループを取得する。なお、位置
情報としては配信先の町名であったり、県名であったり
してもよい。あるいは、配信先の絶対位置情報である。
ここで、複数の該位置情報管理サーバ1を経由してグル
ープを取得してもよく、該位置情報管理サーバ1におい
て、周囲の該位置情報管理サーバ1のIPアドレスと絶
対位置情報の組を保持し、これに基づいて該位置情報に
もっとも近い該位置情報管理サーバ1に対してグループ
の問合せを行う。
【0052】ここで、このグループ情報は送信元の計算
機がアクセスした該位置情報管理サーバ1にてキャッシ
ュしておき、これをもとにグループIDに変換してもよ
い。あるいは、絶対位置からの相対距離が規定値以内の
物とする。これによって、配信先グループを取得する。
続いてST42に進み、情報配信81からグループに対
して情報の送付を行う。図12に示すような配信先の情
報端末4のアドレスである送信先アドレス91、配信先
の情報端末4のグループを示す送信先グループ92、配
信元のノードのアドレスを示す送信元アドレス93、配
信元のノードで一意に該ノードから送信したメッセージ
を識別することを可能とするメッセージの識別子である
メッセージID94、グループ内で転送されたか否かを
示す転送フラグ95、実際に送付するデータである配布
データ96からなるフォーマットのメッセージをグルー
プに属する一つのノードを選択して送付するとしてもよ
い。
【0053】この際に、送付するノードは事前定義とし
てもよく、送付時に決定するとしてもよい。あるいは、
IPマルチキャストなどを使用し、対象となる全てのノ
ードに対して同時に送付してもよい。ここで、複数の該
位置情報管理サーバ1を経由してメッセージを送付する
場合には、該配布データ96に配布先絶対位置情報を保
持する。さらに、該位置情報管理サーバ1において、周
囲の該位置情報管理サーバ1のIPアドレスと絶対位置
情報の組を保持し、これに基づいて該配布先絶対位置情
報にもっとも近い該位置情報管理サーバ1に対して経由
要求を行い、該グループを管理する該位置情報管理サー
バ1までメッセージ経由が行われるまでメッセージの転
送を行ってもよい。
【0054】続いてST43において、情報配信82で
全てのノードへの配信が終わっているかどうかの判定を
行う。メッセージヘッダによる受信メッセージの該送信
元アドレス93および該メッセージID94を取得し、
既に取得したデータかどうかの判定を情報取得82で行
う。既に取得したデータであれば配信完了とみなし、受
信したメッセージを破棄して処理を終了する。あるい
は、転送フラグ95がグループ内で転送が行われたこと
を示す値であれば配信完了とみなし、受信したメッセー
ジを破棄して処理を終了する。そうでなければST44
に進む。ST44では送信先アドレス91を情報配信8
1において該送信先グループ92に属する他のノードの
アドレスに書きかえ、転送フラグ95を転送済みである
ことを示す値に変更し、送信を行う。
【0055】この際に、IPマルチキャストや情報端末
4を巡回する通信方式などの通信方式によって、送信を
実行してもよい。情報を受信した情報端末4において
は、接続されている機器6の制御プログラムを実行して
もよい。この際に実行する制御プログラムとしては、停
電計画に応じた機器の事前準備処理などである。
【0056】本実施例により、送信元は送信先のノード
アドレスを管理することなしに位置情報に応じたメッセ
ージを配布することが可能となる。さらに、位置情報管
理サーバ1がルータである場合には、IPアドレスに加
えて属性情報によるルーティングが可能となり,データ
送付先のIPアドレスの検索が容易となる。
【0057】情報端末4のダウン計画情報を、周囲の情
報端末4に通知する際などのグループ内の情報端末4へ
の情報通知フローを図13に示す。この情報通知では監
視業務などにおいて、ダウン計画に基づいて周囲の情報
端末4によって代行運転などを行うこと等を想定する。
あるいは、この際に通知する情報としては、回覧板情報
や公共団体などが発信元となるその公共団体が所属する
地域に特化した情報などの地域内で共有する情報であっ
てもよい。
【0058】まず、ST51において情報端末4が情報
を送信する必要が出来た場合に、情報配信81によって
グループ管理DB10に保持されているグループ情報か
ら該情報端末4が所属しているグループに関する情報を
取得する。続いてST52において、情報配信81から
グループに対して情報の送付を行う。
【0059】図12に示すような配信先の情報端末4の
アドレスである送信先アドレス91、配信先の情報端末
4のグループを示す送信先グループ92、配信元の情報
端末4のアドレスを示す送信元アドレス93、配信元の
情報端末4で一意に該ノードから送信したメッセージを
識別することを可能とするメッセージの識別子であるメ
ッセージID94、グループ内で転送されたか否かを示
す転送フラグ95、実際に送付するデータである配布デ
ータ96からなるフォーマットのメッセージを一つのノ
ードを選択して送付するとしてもよい。
【0060】この際に、送付するノードは事前定義とし
てもよく、送付時に決定するとしてもよい。ここで、該
転送フラグ95をグループ内で転送が行われたことを示
す値として、IPマルチキャストや情報端末を巡回して
通信する通信方式などを使用し、対象となる全てのノー
ドに対して情報を送付してもよい。続いてST53に進
み、情報配信82でノードへの配信が終わっているかど
うかの判定を行う。
【0061】メッセージヘッダによる受信メッセージの
該送信元アドレス93および該メッセージID94を取
得し、既に取得したデータかどうかの判定を情報取得8
2で行う。既に取得したデータであれば配信完了とみな
し、受信したメッセージを破棄して処理を終了する。あ
るいは、転送フラグ95がグループ内で転送済みである
ことを示す値であれば配信完了とみなし、受信したメッ
セージを破棄して処理を終了する。そうでなければST
54に進む。
【0062】ST54では送信先アドレス91を情報配
信81で該送信先グループ92に属する他のノードのア
ドレスに書きかえ、転送フラグ95を転送済みであるこ
とを示す値に変更し、送信を行う。この際に、IPマル
チキャストや情報端末を巡回して通信する通信方式など
の通信方式によって、送信を実行してもよい。情報を受
信した情報端末4においては、接続されている機器6の
制御プログラムを実行してもよい。この際に実行する制
御プログラムとしては、停電計画に応じた機器の事前準
備処理などである。これにより送信元は送信時に送信先
の位置情報に関する処理を低減して情報配信を行うこと
が可能となる。
【0063】図14に、グループ内で発生した情報を位
置情報管理サーバ1に通知する際の通知処理フローを示
す。通知する情報としては停電復旧時の情報端末4の立
ち上げイベントなど地域に特化した情報であってもよ
い。また、本情報は他のノードに対して通知する場合で
あってもよい。まずST61において、位置情報管理サ
ーバ1から各グループにおける代表ノードを通知する。
位置情報統括管理68において、グループを作成する際
に各グループの中でノードID21が最もわかいものを
代表ノードとする。あるいは、ノードID21が最も大
きいものとしてもよい。
【0064】代表ノードを選定すると各ノードに対して
グループ、および、その構成ノード情報とともに、代表
ノード情報も通知する。つづいてST62に進み、情報
端末4において位置情報管理サーバ1に通知する必要が
ある情報が発生すると該情報端末4において所属するグ
ループの情報を取得し、それぞれの代表ノードのアドレ
スを取得する。ST63では、代表ノードに対してメッ
セージを送付する。図15に示すように、代表ノードの
IPアドレスを示す送信先アドレス101、送信先の代
表ノードおよび送信元の情報端末4が属するグループの
IDを示す所属グループ102、位置情報管理サーバ1
への通知を行う必要があるかどうかを示す通知フラグ1
03、通知先である位置情報管理サーバ1のアドレスを
示す。通知先アドレス104、情報が発生した情報端末
4のアドレスを示す通知元アドレス105、発生した情
報の内容を示す通知データ106のフォーマットからな
るメッセージを送付する。ST64では、代表ノードの
情報取得82で該メッセージを取得し、通知フラグ10
3から位置情報管理サーバ1に通知する必要がある情報
と判断すると情報集約83に送付する。
【0065】該情報集約83では周期的に取得したメッ
セージから所属グループ102が同一のメッセージに関
し、送信元アドレス105と通知データ106の組を取
得し、これを束ねて所属グループ102の情報を添付
し、集約する。あるいは、一定量のメッセージを受信す
るごとに集約するとしてもよい。あるいは、位置情報管
理サーバ1から集約要求メッセージを受信するごとに集
約するとしてもよい。続いて、ST65に進み、情報集
約83にて位置情報管理サーバ1に対して送信するメッ
セージの有無を判定する。メッセージが有る場合にはS
T66に、ない場合にはST62に進む。
【0066】ST66では、代表ノードの情報配信81
によって位置情報管理サーバ1のアドレスを取得した
後、位置情報管理サーバ1に対してST64で集約した
メッセージを送付する。位置情報管理サーバ1ではメッ
セージを受信するとプログラムを起動し、通知元情報端
末4に接続された機器6に対する遠隔メンテナンス処理
を実行するなどしてもよい。このように、位置情報に基
づくグループによって情報を集約して送付することによ
り、情報の取得側では情報の意味合いを判定する際に、
一つ一つの情報に対してその位置情報を取得するため処
理負荷が低減される。この際に、グループ内に属する情
報端末4から通知する時に周囲の情報端末4に対して通
知メッセージ内容と通知時刻を通知し、受信した情報端
末4では一定期間同内容のメッセージを送付しないよう
にしてもよい。
【0067】なお、このように位置情報に基づいてグル
ープ化することにより、保守業務だけでなく、例えば、
地域情報の配信時などに、配信先として該当する情報端
末4を検索するという処理が軽減される。
【0068】(実施例2)図17は、本発明の実施形態の
一つである工事情報を工事する地域に基づいて、各家庭
に配信するシステムに関する構成図である。地域情報に
基づき送受信されるメッセージをルーティングする複数
の位置情報管理サーバ121が光ファイバ等によって構
成されるWANである広域網123を介して相互に接続
される。なお、該位置情報管理サーバ121はルータで
あってもよい。
【0069】さらに、該位置情報管理サーバ121は一
つ以上の他の位置情報管理サーバ121のIPアドレス
を保持する位置情報DB122に接続されている。該位
置情報管理サーバ121は無線や有線のネットワークで
ある伝送媒体124を介して、工事情報を配信する工事
会社125あるいは工事情報の配信先となりうる家庭で
ある戸126に該工事情報を送受信する情報端末127
を介して接続される。
【0070】図18に、工事情報を送受信するためのソ
フトウェア構成を示す。情報端末127には工事情報を
送受信するための送受信管理131がある。なお、工事
情報だけでなく、市役所便りなどの地域に関連する情報
の送受信を行うとしてもよい。位置情報管理サーバ12
1には該情報端末127間で送受信されるメッセージを
位置情報管理サーバ121間、あるいは、位置情報管理
サーバ121・情報端末127間で送受信する転送管理
132を持つ。
【0071】さらに、自己あるいは他の位置情報管理サ
ーバ121のIPアドレスと該位置情報管理サーバ12
1が管理するエリアの住所情報を関連付けて管理する位
置情報管理サーバ管理133、および、該位置情報管理
サーバ121が管理する住所内に存在する情報端末12
7の住所情報とIPアドレスを紐付けて管理する情報端
末管理134からなる。
【0072】図19には、位置情報DB122にて管理
される位置情報管理サーバ121の管理情報を示す。自
己あるいは他の該位置情報管理サーバ121毎に、デー
タを保持する。該位置情報管理サーバ121が管理する
エリアの住所情報である住所141と該位置情報管理サ
ーバ121のサーバIPアドレス142を関連付けて一
つのレコードとして保持する。
【0073】あるいは、該住所141と該サーバIPア
ドレス142のリンク付けを行い、関連性を持たせ保持
する。なお、自位置情報管理サーバ121のIPアドレ
スを管理する場合には該サーバIPアドレス142をN
ULLとする。あるいは、自位置情報管理サーバ121
であることを示すフラグを関連付けて管理してもよい。
【0074】なお、複数の該位置情報管理サーバ121
は階層構造をもたせてもよい。その場合には、一つ以上
の該位置情報管理サーバ121を管理する、該位置情報
管理サーバ121が該位置情報管理DB122にて保持
する情報としては直接下の階層に位置付けられる該位置
情報管理サーバ121の情報に関し、それを示すフラグ
を添付する。
【0075】図20は、位置情報DB122にて管理さ
れる情報端末127の管理情報を示す。位置情報管理サ
ーバ121にて管理される情報端末127毎に該情報端
末127の住所を示す住所151および該情報端末12
7のIPアドレスを示す情報端末IPアドレス152を
関連付けてレコードとして保持する。あるいは、該住所
152と該情報端末IPアドレス152のリンク付けを
行い、関連性を持たせ保持する。
【0076】図21、は地域情報に基づき工事情報を配
信する処理フローを示す。ST71においては、工事会
社125の情報端末127の送受信管理131により工
事を行う地域にある戸126に対して、該工事情報の配
信処理依頼を位置情報管理サーバ121に対して行う。
なお、この際に送付依頼を行う位置情報管理サーバ12
1の選択は該情報端末127を管理しているものとして
もよい。あるいは、該情報端末127に接続されている
該位置情報管理サーバ121としてもよい。
【0077】ここで、配信要求を行うメッセージは図2
2に示したものであり、配信先の情報端末127が存在
する住所情報を示す住所161、送付先の該情報端末1
27のIPアドレス情報である送付先IPアドレス16
2、工事情報を示す通知データ163からなる。なお、
該送付先IPアドレス162は省略してもよい。省略す
る場合には該住所161に存在する情報端末127全て
に配信するとしてもよい。続いてST72に進む。ST
72においては配信先の住所161を含む住所141の
レコードが住所情報DB122にあるかどうか判定す
る。
【0078】なお、位置情報管理サーバ121が階層付
けられて管理される場合には、下の階層の位置情報管理
サーバ121に該住所161を含む該住所141のレコ
ードがあるかどうか、あるいは、該住所161の先頭か
らの部分文字列と一致する該住所141のレコードがあ
るかどうかの判定をする。ない場合には、ST73に進
み、最も該住所161と該住所141が一致するレコー
ドの示す位置情報管理サーバ121を最寄りの該位置情
報管理サーバ121として転送し、ST72に戻る。
【0079】あるいは、該住所161と該住所141が
物理的に最も近い該位置情報管理サーバ121を最寄り
として転送してもよい。なお、ST72において一致す
るものがあると判定された場合には、ST74に進み、
住所161および住所情報が示す送付先IPアドレス1
62の条件に合致する該情報端末127へ工事情報を送
付する。
【0080】本実施例においては位置情報に基づきルー
ティングを行うため、転送先の選定を物理的な構成に基
づきIPアドレス間の対応付けをおこなうため、ルーテ
ィングが容易になる。
【0081】
【発明の効果】本発明は物理的な位置情報を取得する手
段を持つ端末において取得した位置情報に基づき、端末
のグループ化を行い管理するため、端末の設置場所に応
じた処理毎に必要な該端末毎の属性情報に関する処理負
荷を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一つである情報端末をグル
ープ化して管理を行うシステムに関する構成図である
【図2】情報端末位置情報DB9にて保持される絶対的
な位置情報を示すテーブルである。
【図3】情報端末位置情報DB9にて保持される情報端
末4間の相対的な位置情報である。
【図4】グループ管理DB10にて保持される情報端末
4の識別情報である。
【図5】グループ管理DB10にて保持される該情報端
末4が属するグループの情報である。
【図6】本実施例における位置情報管理サーバ1による
位置情報管理のためのソフトウェア構成である。
【図7】情報端末4のグループを位置情報管理サーバ1
にて形成する処理フローである。
【図8】本実施例における情報端末4による位置情報管
理のためのソフトウェア構成である。
【図9】情報端末4のグループを情報端末4にて形成す
る処理フローである。
【図10】情報配信実行時の各構成要素のソフトウェア
構成である。
【図11】複数の情報端末4により形成されるグループ
に対する情報通知フローである。
【図12】複数の情報端末4により形成されるグループ
に対して情報通知を行う際のメッセージフォーマットで
ある。
【図13】情報端末4が所属するグループ内の情報端末
4への情報通知フローである。
【図14】グループ内で発生した情報を位置情報管理サ
ーバ1に通知する際の通知処理フローである。
【図15】グループ内で発生した情報を位置情報管理サ
ーバ1に通知する際に代表ノードに対して送付するメッ
セージのフォーマットである。
【図16】絶対位置情報と住所情報の変換テーブルであ
る。
【図17】各家庭に配信するシステムに関する構成図で
ある。
【図18】工事情報を送受信するためのソフトウェア構
成を示す図である。
【図19】位置情報管理サーバ121の管理情報を示す
図である。
【図20】情報端末127の管理情報を示す図である。
【図21】工事情報を配信する処理フローを示す図であ
る。
【図22】配信要求を行うメッセージを示す図である。
【符号の説明】
1…位置情報管理サーバ、2…伝送媒体、3…戸、4…
情報端末、5…宅内伝送媒体、6…機器、7…位置情報
取得装置、8…ユーザ、9…情報端末位置情報DB、1
0…グループ管理DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 克己 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 中野 利彦 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 (72)発明者 大久保 訓 茨城県日立市大みか町5丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 5K030 HA08 JT02 KA04 LB05 LE01 5K033 BA04 DA01 DA05 EC03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して複数の計算機が接続
    された計算機システムにおける計算機管理方法におい
    て、 前記複数の計算機それぞれが、当該計算機の存在位置を
    示す位置情報を保持し、 前記複数の計算機が有する位置情報に基づいて、前記複
    数の計算機を1以上のグループに分けることを特徴とす
    る計算機管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の計算機管理方法におい
    て、 前記位置情報は、前記複数の計算機それぞれの絶対的な
    位置を示す第1の位置情報もしくは前記複数の計算機間
    の相対的な位置関係を示す第2の位置情報のいずれかで
    あることを特徴とする計算機管理方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の計算機管理方法におい
    て、 前記位置情報が所定関係を満たす計算機を同じグループ
    とすることを特徴とする計算機管理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526302A (ja) * 2003-05-13 2006-11-16 カイヨン・インコーポレイテッド 有線又は無線ネットワークにおけるパケットのルーティングのためのシステム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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