JP2003045396A - 密閉型鉛蓄電池 - Google Patents

密閉型鉛蓄電池

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JP2003045396A
JP2003045396A JP2001229190A JP2001229190A JP2003045396A JP 2003045396 A JP2003045396 A JP 2003045396A JP 2001229190 A JP2001229190 A JP 2001229190A JP 2001229190 A JP2001229190 A JP 2001229190A JP 2003045396 A JP2003045396 A JP 2003045396A
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valve
safety valve
sealed lead
protrusion
acid battery
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JP2001229190A
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Hiroyuki Imai
宏之 今井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全弁5が弁押さえ板6に貼り付いてしまう
ことを防止して全体として安全弁の開弁圧を均一化さ
せ、これにより蓄電池としての寿命を確保すると共に自
己放電を抑制した密閉型鉛蓄電池を提供すること。 【解決手段】 本発明に係る密閉型鉛蓄電池は、電池要
素を収納した電槽2に取り付けられた蓋3と、この蓋3
から上方に突出した弁筒部4と、この弁筒部4に被せら
れた安全弁5と、安全弁5の上部に設けられた弁押さえ
板6とを有し、弁押さえ板6の下面に突起62が設けら
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型鉛蓄電池に関
し、より詳細には、安全弁が弁押さえ板に貼り付いてし
まうことを防止することにより全体として安全弁の開弁
圧を均一化させることができる密閉型鉛蓄電池に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、密閉型鉛蓄電池1
は、正極板、負極板、およびこれらに挟まれたセパレー
タを電解液に浸漬した電池要素21が収納された電槽2
と、この電槽2の上部に取り付けられた蓋3とを備えて
いる。このような密閉型鉛蓄電池1においては、通常、
充電末期に充電反応の効率が低下し、これにより水が電
気分解するため、正極側で酸素ガスが、負極側で水素ガ
スが発生する。密閉型鉛蓄電池は、この正極側で発生し
た酸素ガスを負極側に移動させて、負極活物質と反応さ
せて酸素ガスを吸収させると共に、負極側を放電状態に
して、負極側からの水素ガスの発生を抑制する「O2
イクル」を用いて密閉化している。
【0003】しかし、負極側で酸素ガスを完全に吸収す
ることはできず、また、負極側で水素ガスを全く発生さ
せなくすることもできない。このため、正極板、負極
板、セパレータ等からなる電池要素21を収納した電槽
2内には水素ガス、酸素ガスなどのガスが充満しやす
い。特に、上述した負極活物質と反応して吸収される酸
素ガスとは異なり、負極側で発生した水素ガスは、正極
活物質とほとんど反応しないので、水素ガスはほとんど
吸収されない。このため、酸素ガスと比較して、電槽内
には水素ガスが充満しやすいという傾向がある。この
他、充電器に異常が生じた場合などには、多くのガスが
発生することもある。
【0004】このように、密閉された電槽内で生じたガ
スによる電池内圧の上昇によって、鉛蓄電池が膨張した
り破裂したりすることを防止するために、図9の点線で
囲った部分の断面視拡大図である図10にも示すよう
に、電槽2の上部に取り付けられる蓋3に設けられた弁
筒部4にゴム製のキャップからなる安全弁5が被せられ
ている。この安全弁5は、周面をなす側壁51と、この
側壁51の上部を閉塞する天井壁52とからなる。安全
弁5は、通常、弁筒部4を閉塞しており、外部から加圧
されても容易に開放されないが、電池内圧が一定(この
圧力を「開弁圧」という)以上になった時に、電槽2内
で生じたガスを大気中に放出する。
【0005】また、一般的に弁筒部4は、蓋3に設けら
れた断面視凹字状の凹条31の底面から突出する様に設
けられていると共に、ガスを放出した後に安全弁5が元
通り戻るように、安全弁5の上部に間隙7を保って凹条
31を塞ぐようにして弁押さえ板6が取り付けられてい
る。
【0006】安全弁5が開いた状態では、図11のよう
に、安全弁5がガスの圧力により上方向に移動すること
により、安全弁5の天井壁は弁筒部4の上端から離間し
て弁押さえ板6の下面に接し、そして安全弁5の側壁5
1が横に開いてガスが放出される。
【0007】充電終了後、負極板が電池内部で生じた酸
素ガスと結合することなどにより電池内圧が低下した際
には、安全弁5は下方向に移動して元通り弁筒部4に被
さった状態、すなわち弁筒部4の上端と安全弁5の天井
壁52とが接触した状態に戻るようになっている。な
お、このように安全弁5が下方向に移動して弁筒部4に
被さった状態に戻る際の電池内圧は、開弁圧よりも低い
圧力となるように設定するため、安全弁5の内側にはシ
リコンオイルなどが塗布されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、電槽内
で生じたガスが弁筒部4を通って放出される際には、ガ
スの圧力により安全弁5が上昇し、これにより酸素ガス
と水素ガスとが放出される。放出されたこれらのガスの
一部は、充電により生じた熱などにより電解液中の水分
がガス化して弁筒部4を通って放出され、これが弁押さ
え板6の下面で結露して水となり、この水が図12に示
すように弁押さえ板6の下面に水滴61となって付着す
ることがある。
【0009】このようにして弁押さえ板6の下面に水が
付着した状態でガスの圧力により安全弁5が上昇する
と、この水が膜のような吸盤として作用し、図13に示
すように上昇した安全弁5が弁押さえ板6の下面に付着
したままとなり、元通り弁筒部4に被さった状態に戻ら
なくなることがある。
【0010】この状態で一旦電池内圧が低下した後、再
度電池内圧が上昇した際には、電池内圧が安全弁5の天
井壁52にのみ加わる図10と比較して、図13では電
池内圧が安全弁5の天井壁52だけでなく側壁51にも
加わり、全体として電池内圧を受ける安全弁5内側の面
積が大きくなっているため、意図していた電池内圧より
低い電池内圧で安全弁5が作動する(すなわち、安全弁
5の側壁51が横に開く)ことになってしまう。これに
より、充電時に電槽2内で発生する多くのガスが外部に
放出されてしまうため、電解液中の水分が少なくなり、
最終的には電解液が枯渇してしまい蓄電池として機能し
なくなるため、蓄電池としての寿命が早期に到来してし
まうおそれがある。
【0011】また、1つの密閉型鉛蓄電池1は、複数個
の安全弁5を有しているが、いくつかの安全弁5は図1
0および図11のように正常に動作するものの、図13
のように弁押さえ板6に貼り付いてしまって開弁圧が低
下してしまった安全弁5もある。そのため、全体として
安全弁5の開弁圧にはばらつきが生じるという問題もあ
る。
【0012】この他、上昇した安全弁5が弁押さえ板6
の下面に付着して弁筒部4から離間した状態では、特に
電池内圧が低下していく際または低下した際に、外部か
ら弁筒部4を介して電槽2内に空気が入りやすい。電槽
2内に空気が入った場合、空気中の酸素により負極板が
酸化され、自己放電が大きくなってしまうというおそれ
もある。
【0013】本発明は上記課題を解決するためになさ
れ、安全弁5が弁押さえ板6に貼り付いてしまうことを
防止して全体として安全弁の開弁圧を均一化させ、これ
により蓄電池としての寿命を確保すると共に自己放電を
抑制した密閉型鉛蓄電池を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る密閉型鉛蓄電池は、電池要素を収納した電槽に
取り付けられた蓋と、蓋から上方に突出した弁筒部と、
弁筒部に被せられた安全弁と、安全弁の上部に設けられ
た弁押さえ板とを有し、弁押さえ板の下面に突起が設け
られていることを特徴とする。
【0015】安全弁は、周面をなす側壁と、側壁の上部
を閉塞する天井壁とからなり、側壁と弁筒部の外壁とが
密着していることが好ましい。また、弁筒部の上端と天
井壁とが密着していることも好ましい。さらに、弁筒部
の外壁の高さが、側壁の高さより高くなっていることも
好ましく、また、弁筒部の外壁の水平方向の断面がどの
高さにおいても同一であることが好ましい。
【0016】1つの実施の形態においては、突起の下端
が安全弁に接している。この場合、突起、安全弁、およ
び弁筒部を、弁押さえ板から電槽に向かって下方向に重
ねて見た際に、安全弁に接する突起の下端の周囲が、弁
筒部の内周面の内側に存在することが好ましい。
【0017】他の実施の形態においては、突起の下端と
安全弁との間に間隙が存在する。この実施の形態におい
ては、突起、安全弁、および弁筒部を、弁押さえ板から
電槽に向かって下方向に重ねて見た際に、突起の下端の
周囲が安全弁の周囲の内側に存在することが好ましく、
突起の下端の周囲が弁筒部の内周面の内側に存在するこ
とがより好ましい。
【0018】突起の変形例としては、下端をテーパー状
に形成したり、下端に丸みをつけることが好ましい。ま
た、突起の位置に関しては、突起は安全弁の重心上に設
けられていることが好ましい。
【0019】突起は弁押さえ板の下面に複数個設けられ
ていてもよく、この場合、複数個の突起が点対称に設け
られていることが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。なお、本実施の形態において説明され
る各部材のうち、従来の技術において説明した各部材と
同じ部材には同一の参照符号を付している。
【0021】(実施の形態1)本実施の形態1に係る密
閉型鉛蓄電池1は、図9と同様に、正極板、負極板、お
よびこれらに挟まれたセパレータを電解液に浸漬した電
池要素21が収納された箱状の電槽2と、この電槽2の
上部に取り付けられた長方形の蓋3とを備えており、こ
の長方形の蓋3には、対角線上に断面視凹字状の凹条3
1が形成されている。図1は、実施の形態1を示す要部
断面図であり、図9において点線で囲った部分を拡大し
ている。凹条31の底面からは、上方向に弁筒部4が突
出しており、弁筒部4には安全弁5が被せられている。
【0022】安全弁5はゴム製であって、周面をなす側
壁51とこの側壁の上部を閉塞する天井壁52とからな
る。電槽2内で生じたガスが安全弁5の側壁51の周囲
から容易に漏れだして結果として電解液が早期に消失す
ることを防ぐため、図1に示すように、安全弁5の側壁
51の内周面は弁筒部4の外壁に密着している。このよ
うに電槽2からのガスの漏洩をより効率的に防止するた
め、弁筒部4に安全弁5が被せられている状態において
は、弁筒部4の外壁41の高さh1を、安全弁5の側壁
51の高さh2より高くするなどにより、弁筒部4の上
端と安全弁5の天井壁52とを密着させることが好まし
い。
【0023】また、安全弁5の側壁51の内周面と弁筒
部4の外壁41との密着性を高めて不用意なガスの漏洩
を防止するために、弁筒部4は、凹条31の底面から垂
直上方向に延び出ていることが好ましい。言い換えれ
ば、弁筒分の外壁41の水平方向の断面をどの高さにお
いても同一とすることにより、弁筒部4の外壁が凹条3
1の底面と直交するようにすることが好ましい。詳述す
ると、弁筒部4から上昇してくるガスが安全弁5の側壁
51を外側に押しのけて外部に出ていく際、弁筒部4の
外壁41が上方向にテーパ状になっている場合には、安
全弁5の天井壁52の下面に当たったガスは、このテー
パ状の弁筒部4の外壁41に沿って外部に放出されやす
い。一方、弁筒部4の外壁41が凹条31の底面と直交
する場合には、安全弁5の天井壁52の下面に当たった
ガスが外部に出ていくためには、ほぼ180°進行方向
を変える必要があり、このようにして不用意なガスの漏
洩を防止することができる。
【0024】また、従来の技術においても説明したよう
に、安全弁5の側壁51の内周面にはシリコンオイルな
どが塗布されており、安全弁5が上昇する際の電池内圧
(開弁圧)より、安全弁5が下方向に移動して弁筒部4
に被さった状態に戻る際の電池内圧が低くなるようにし
てある。
【0025】本実施の形態1においては、弁押さえ板6
の下面には、この弁押さえ板6の下方に向けて突出した
突起62が設けられている。安全弁5の天井壁52が弁
筒部4の上端に密着した状態でこの突起62の下端は安
全弁5の天井壁52に接している。このため、弁押さえ
板6の下面に水滴が付着した場合であっても、突起62
の下端が安全弁5の天井壁52に接しているため、突起
62と安全弁5とが間に水を挟んで密着することはな
い。従って、従来の問題点であった、弁押さえ板に付着
した水滴が吸盤として作用して、安全弁5が弁押さえ板
6に付着して元通りに戻らなくなるということがなくな
るので、電槽2内で発生したガスが必要以上に外部に放
出されてしまうこともなくなる。
【0026】また、どの安全弁5についても、図13の
ように、弁押さえ板6と安全弁5とが間に水を挟んで密
着して元通り戻らなくなるということもないので、開弁
圧が低下する安全弁もなくなり、従って全体として安全
弁5の開弁圧にばらつきが生じるということもなくな
る。
【0027】さらに、突起62の下端が安全弁5の天井
壁52に接しており、安全弁5が上方向に移動すること
もないので、外部から弁筒部4を介して電槽2内に空気
が極めて入りにくくなっている。すなわち、充電が終了
した後などのように、電池内圧が低下していく際には、
不用意に外部から弁筒部4を介して電槽2内に空気が入
ることも防止される。そのため、電槽2内に空気が入っ
た場合に生じるような、負極板が酸化され、自己放電が
大きくなってしまうということを効果的に抑制すること
もできる。
【0028】図2は、突起62および弁筒部4を、弁押
さえ板6から電槽2に向かって下方向に重ね透かして見
た平面図である。図2に示すように、本実施の形態1に
おいては、安全弁5に接する突起62の下端の周囲が、
弁筒部4の内周面42の内側に存在することが好まし
い。以下、理解を容易にするため、突起62、安全弁
5、および弁筒部4のいずれもが円筒状であるとして説
明すると、図1および図2に示すように、安全弁5に接
する突起62の下端の径aは弁筒部4の内周面の径cよ
り小さいことが好ましい。突起62の下端の径aが弁筒
部4の内周面の径cより大きい場合には、突起62が弁
筒部4を完全に塞ぐことになり、安全弁5が弁として機
能しなくなるおそれがあるからである。
【0029】(実施の形態2)次に、本発明の他の実施
の形態2を説明する。
【0030】本実施の形態2と上述した実施の形態1と
の間で異なる点は、本実施の形態2においては、図3に
示すように、安全弁5の天井壁52が弁筒部4の上端に
密着した状態で突起62の下端と安全弁5との間に間隙
7が存在することである。これ以外については、特に説
明しない限りは、実施の形態1と同様である。
【0031】本実施の形態2に係る密閉型鉛蓄電池にお
いて、電池内圧が高くなった場合、図4に示すように安
全弁5が上昇する。しかし、従来例とは異なり、図4に
示すように、安全弁5が上昇しても、弁押さえ板6の下
面には突起62が設けられているので、安全弁5が弁押
さえ板6の下面に付着しにくくなる。このため、弁押さ
え板6の下面に水滴61が付着した状態であっても、電
池内圧が低下した後には、上昇した安全弁5は元通り弁
筒部4に被さる。従って、常に意図している電池内圧で
安全弁5が作動し、これにより不用意に電槽2内で発生
したガスが外部に放出されてしまうことがなくなるの
で、電解液が枯渇することもなくなり、蓄電池としての
寿命を確保することができる。
【0032】また、電池内圧が低下していく際にも、安
全弁5が弁押さえ板6の下面に付着しにくくなっている
ため、一旦上昇した安全弁5は元通り弁筒部4に被さっ
た状態にきちんと戻る。従って、負極板を酸化して自己
放電を大きくする原因となる空気が弁筒部4から電槽2
内に入るということも効果的に防止できる。
【0033】さらに、弁筒部4が設けられた蓋3、およ
び安全弁5は、従来品と同じものを使用することができ
る。一般的に蓋3はプラスチックから製造されるが、本
発明においても、蓋3を製造するために用いられている
金型をそのまま継続して利用することができる。
【0034】また、実施の形態1と同様に、どの安全弁
5についても、弁押さえ板6との間に水を挟んで密着し
て元通り戻らなくなるということもないので、開弁圧が
低下する安全弁もなくなり、従って全体として安全弁5
の開弁圧に全体としてばらつきが生じるということもな
くなる。
【0035】図5は、突起62、安全弁5、および弁筒
部4を、弁押さえ板6から電槽2に向かって下方向に重
ね透かして見た平面図である。図5に示すように、本実
施の形態2においては、突起62の下端の周囲が、安全
弁5の周囲の内側に存在することが好ましい。突起62
の下端の周囲が安全弁5の周囲の外側に存在する場合に
は、電槽2内で発生したガスにより上昇した安全弁5は
弁押さえ板6の下面に当たることになり、突起62がほ
とんど意味をなさなくなる。
【0036】また、本実施の形態2においても、実施の
形態1と同様に、図5に示すように、突起62、安全弁
5、および弁筒部4を、弁押さえ板6から電槽2に向か
って下方向に重ね透かして見た際に、突起62の下端の
周囲が、弁筒部4の内周面42の内側に存在することが
好ましい。理解を容易にするため、突起62、安全弁
5、および弁筒部4のいずれもが円筒状であるとして説
明すると、図4および図5に示すように、安全弁5に接
する突起62の下端の径aは安全弁5の側壁51の外周
面の径bより小さいことが好ましい。
【0037】ガスにより上昇した安全弁5が当たる突起
62の下端の面積が大きい場合には、結果としてガスに
より上昇した安全弁5が突起62の下面に付着したまま
元通り戻らなくなってしまうため、図5に示すように、
突起62の下端の周囲が、弁筒部4の内周面42の内側
に存在するくらい突起62の下端の大きさを小さくすれ
ば(安全弁5に接する突起62の下端の径aを安全弁5
の側壁51の外周面の径bより小さくすれば)、弁の付
着を防止することができる。
【0038】(実施の形態3)最後に、突起の形状等を
中心にして、本発明の実施の形態3を説明する。本実施
の形態において説明される突起の形状等は、特に断らな
い限り、実施の形態1にも実施の形態2にも適用され得
る。
【0039】図6は、突起62の下端をテーパー状にし
た例である。なお、図6は、実施の形態2のように、安
全弁5と突起62との間に間隙7が存在するが、図6に
示すような突起62は、安全弁5と突起62とが常に接
している実施の形態1にも適用可能である。
【0040】本発明における突起62は、安全弁5が弁
筒部4に被さった状態において安全弁5に接するか(実
施の形態1)、または電槽2内で発生したガスにより安
全弁5が上昇した際に当たればよい(実施の形態2、図
6)。従って、特に実施の形態2のように、突起62に
水が付着する可能性がある場合には、ガスにより安全弁
5が上昇した際に、出来る限り安全弁5が当たる突起6
2の下端の面積を小さくして弁の付着を抑制するため、
突起62の下端をテーパーにする、言い換えれば、突起
62の下端近傍では水平方向の断面積を下方向に小さく
することが好ましい。なお、図6においては突起62の
下端をテーパー状にしているが、突起62の全体が下方
に向けてテーパー状になっていてもよい。
【0041】また、図6に示すように、突起62の下端
は丸みを帯びていることが好ましい。突起の下端がとが
っている場合には、安全弁5は一般的にゴム製であるの
で、電槽2内で発生したガスが安全弁5を上方向に持ち
上げようとする際に突起62の先端が安全弁5に突き刺
さってしまう。このため、実施の形態1のように常に安
全弁5と突起62とが接している密閉型鉛蓄電池の場合
には、安全弁5が少し浮き上がった状態になってしま
い、安全弁5が完全に機能しなくなるおそれがある。ま
た、実施の形態2でも同様であり、突起62の先端に突
き刺さった安全弁5は元通り戻ることができなくなって
しまう。このため、図6のように、突起62の下端が丸
みを帯びていれば、突起62の先端が安全弁5に突き刺
さり、それによって生じる不具合も解消することができ
る。
【0042】突起62が弁押さえ板6の下面に設けられ
る位置について説明すると、図1から図6までに示すよ
うに、突起62は安全弁5の重心に重なるように設けら
れていることが好ましい。より詳細には、図6に示すよ
うに、安全弁5の重心Gが、突起62の中心線L上に存
在することがこのましい。安全弁5、突起62、および
弁筒部4が円筒状である場合には、これらの中心が一直
線L上に位置することが好ましい。なぜなら、突起62
が安全弁5の重心からずれた位置に存在する場合には、
電槽2内で発生したガスが安全弁5を上方向に持ち上げ
ようとする力は突起62の下端で均等にかからなくなっ
てトルクが発生し、特に実施の形態2のように突起62
と安全弁5との間に間隙7が存在する場合には、上昇し
た安全弁5が傾いてしまい、安全弁5が元通り戻りにく
くなるおそれがあるためである。このように、突起62
を安全弁5の重心上に設けることにより、電槽2内で発
生したガスが安全弁5を上方向に持ち上げようとする力
を突起62の下端で均等にかけて安全弁5にトルクが生
じることが防止でき、確実に安全弁を元通り戻すことが
できる。
【0043】上記の説明では、突起62は弁押さえ板6
の下面に1つだけ設けられているとしたが、図7に示す
ように、突起62を複数個設けても良い。このように突
起62を複数個弁押さえ板6の下面に設けた場合には、
1個だけ突起62を設けた場合と比較して、電槽2内で
発生したガスが安全弁5を上方向に持ち上げようとする
力を各突起62に分散させることができる。特に、図6
に示すような、突起62の下端にテーパーまたは丸みを
つけた場合には、ガスから加わる力を受け止める突起6
2の下端の面積が小さくなるので、1個の突起だけでは
各安全弁の開弁圧にばらつきが生じることがある。一
方、図7のように、突起62を複数個設けた場合には、
ガスから加わる力を分散させることができるので、各安
全弁の開弁圧をほぼ一定にすることができる。もちろ
ん、この場合にも、突起62にテーパーや丸みをつけて
もよい。
【0044】特に、弁押さえ板6の底面図である図8に
示すように、複数個の突起62を点対称に設けた場合に
は、ガスから加わる力を均等に分散することができるの
で、各安全弁5の開弁圧をより一定に近づけることがで
きる。この観点から、突起62の対称中心は、安全弁5
の重心Gと重なる(すなわち、突起62の対称中心が図
6の直線L上に存在する)ことが好ましい。
【0045】なお、弁押さえ板6の下面に突起62を設
ける方法については特に限定されず、例えば、弁押さえ
板6をプラスチック等から成形する際に突起62を一体
成形しても良く、または既存の弁押さえ板6に突起62
を接着してもよい。
【0046】
【実施例】以下、本発明を実施例と共にさらに詳細に説
明するが、以下の実施例は例示の目的にのみ用いられ、
限定の目的に用いられてはならない。
【0047】図3に示すような、安全弁5の天井壁52
が弁筒部4の上端に密着した状態で安全弁5と突起62
との間に間隙e=0.2mmが存在する密閉型鉛蓄電池
を用いて、10個の安全弁について開弁圧ならびに安全
弁5に弁押さえ板6の下面に貼り付いたかどうかを調査
した。
【0048】本実施例では、突起62、安全弁5、およ
び弁筒部4はいずれも円筒形であって、その径はそれぞ
れa=1.5mm、b=7.6mm、c(弁筒部の内
径)=4.5mmであった。安全弁5の側壁51と弁筒
部4との重なり長さdは2.9〜3.0mmであった。
【0049】一方、従来例として、突起62を設けない
密閉型鉛蓄電池を用いて、10個の安全弁について開弁
圧ならびに安全弁に弁押さえ板の下面に貼り付いたかど
うかを調査した。この従来例においても、安全弁および
弁筒部はいずれも円筒形であって、その径はそれぞれ
b’=7.6mm、c’(弁筒部の内径)=4.5mm
であった。安全弁の側壁と弁筒部との重なり長さd’は
2.5〜3.0mmであった。なお、この突起がない従
来例における安全弁と弁押さえ板との間隙は0.5mm
であった。以下の表1に開弁圧および弁押さえ板6の下
面に貼り付いてしまった安全弁5の個数を記す。
【0050】
【表1】
【0051】表1に記載されているように、本実施例に
おいては、開弁圧の最大値と平均値との差が0.24×
104Pa、開弁圧の最小値と平均値との差が0.13
×104Pa、最大値と最小値との差が0.37×104
Paであるのに対して、従来例においては、開弁圧の最
大値と平均値との差が0.38×104Pa、開弁圧の
最小値と平均値との差が0.51×104Pa、最大値
と最小値との差が0.89×104Paであった。これ
らから理解されるように、本実施例においては、従来例
よりも開弁圧のばらつきが小さくなっている。
【0052】また、従来例においては、安全弁5が弁押
さえ板6の下面に貼り付くことがあったが、本実施例に
おいては、そのようなことはなかった。
【0053】また、従来例では、意図していた電池内圧
(約2.00×104Pa)より低い電池内圧で開弁圧
を迎えて安全弁5が作動する傾向があるが、本実施例で
は、そのようなことも防止できていることも表1から理
解される。
【0054】
【発明の効果】本発明においては、弁押さえ板の下面に
突起を設けたので、安全弁が弁押さえ板の下面に貼り付
いて元通りに戻らなくなるということがなくなる。これ
により、電槽内で発生したガスが必要以上に外部に放出
されるということもなくなるため、蓄電池としての寿命
を確実に確保することができる。
【0055】また、安全弁が弁押さえ板の下面に貼り付
くと、意図していた電池内圧より低い電池内圧で開弁圧
を迎えて安全弁が作動して、必要以上に電槽内で発生し
たガスが外部に放出される傾向があるが、本発明におい
ては開弁圧を意図していた開弁圧により近づけることが
できる。従って、これによっても、電解液が早期に枯渇
することを防止できるので、蓄電池としての寿命を確保
することができる。
【0056】さらに、実施の形態1では、突起の下端が
安全弁の天井壁に接しており、安全弁が上方向に移動す
ることもないので、外部から弁筒部を介して電槽内に空
気が極めて入りにくい。また、実施の形態2のように、
安全弁が上昇することがあっても、電池内圧が低下して
いく際には安全弁が元通り弁筒部に被さった状態にきち
んと戻る。従って、負極板を酸化して自己放電を大きく
する原因となる空気が弁筒部から電槽内に入るというこ
とも効果的に防止できる。
【0057】上記の通り、本発明により、安全弁が弁押
さえ板に貼り付いてしまうことを防止して全体として安
全弁の開弁圧を均一化させ、これにより蓄電池としての
寿命を確保すると共に自己放電を抑制した密閉型鉛蓄電
池が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す要部断面図
【図2】実施の形態1において、突起62および弁筒部
4を、弁押さえ板6から電槽2に向かって下方向に重ね
透かして見た平面図
【図3】実施の形態2を示す要部断面図
【図4】実施の形態2において安全弁5が上昇した様子
を示す断面図
【図5】実施の形態2において、突起62、安全弁5、
および弁筒部4を、弁押さえ板6から電槽2に向かって
下方向に重ね透かして見た平面図
【図6】突起62の下端をテーパー状にし、かつ丸みを
つけた例を示す図
【図7】突起62を複数個設けた図
【図8】複数個の突起62を設けた弁押さえ板6の底面
【図9】本発明に係る密閉型鉛蓄電池1の概略図
【図10】図9の点線で囲った部分の断面視拡大図
【図11】安全弁5がガスの圧力により上方向に移動し
た状態を示す断面図
【図12】弁押さえ板6の下面に水滴61が付着した様
子を示す断面図
【図13】安全弁5が弁押さえ板6の下面に付着した様
子を示す断面図
【符号の説明】
1 密閉型鉛蓄電池 2 電槽 21 電池要素 3 蓋 31 凹条 4 弁筒部 41 外壁 42 内周面 5 安全弁 51 側壁 52 天井壁 6 弁押さえ板 61 水滴 62 突起 7 間隙 a 突起62の下端の径 b 安全弁5の側壁51の外周面の径 c 弁筒部4の内周面42の径 d 安全弁5の側壁51と弁筒部4との重なり長さ h1 弁筒部4の外壁41の高さ h2 安全弁5の側壁51の高さ G 安全弁5の重心

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池要素を収納した電槽に取り付けられ
    た蓋と、 前記蓋から上方に突出した弁筒部と、 前記弁筒部に被せられた安全弁と、 前記安全弁の上部に設けられた弁押さえ板とを有し、前
    記弁押さえ板の下面に突起が設けられていることを特徴
    とする、密閉型鉛蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記安全弁は、周面をなす側壁と、前記
    側壁の上部を閉塞する天井壁とからなり、前記側壁と前
    記弁筒部の外壁とが密着している、請求項1に記載の密
    閉型鉛蓄電池。
  3. 【請求項3】 前記弁筒部の上端と前記天井壁とが密着
    している、請求項2に記載の密閉型鉛蓄電池。
  4. 【請求項4】 前記弁筒部の外壁の高さが、前記側壁の
    高さより高くなっている、請求項2または3のいずれか
    に記載の密閉型鉛蓄電池。
  5. 【請求項5】 前記弁筒部の外壁の水平方向の断面がど
    の高さにおいても同一である、請求項2から4までのい
    ずれかに記載の密閉型鉛蓄電池。
  6. 【請求項6】 前記突起の下端が前記安全弁に接してい
    る、請求項1から5までのいずれかに記載の密閉型鉛蓄
    電池。
  7. 【請求項7】 前記突起、前記安全弁、および前記弁筒
    部を、前記弁押さえ板から前記電槽に向かって下方向に
    重ねて見た際に、前記安全弁に接する突起の下端の周囲
    が、前記弁筒部の内周面の内側に存在する、請求項6に
    記載の密閉型鉛蓄電池。
  8. 【請求項8】 前記突起の下端と前記安全弁との間に間
    隙が存在する、請求項1から4までのいずれかに記載の
    密閉型鉛蓄電池。
  9. 【請求項9】 前記突起、前記安全弁、および前記弁筒
    部を、前記弁押さえ板から前記電槽に向かって下方向に
    重ねて見た際に、前記突起の下端の周囲が、前記安全弁
    の周囲の内側に存在する、請求項8に記載の密閉型鉛蓄
    電池。
  10. 【請求項10】 前記突起、安全弁、および前記弁筒部
    を、前記弁押さえ板から前記電槽に向かって下方向に重
    ねて見た際に、前記突起の下端の周囲が、前記弁筒部の
    内周面の内側に存在する、請求項8または9のいずれか
    に記載の密閉型鉛蓄電池。
  11. 【請求項11】 前記突起の下端がテーパー状に形成さ
    れている、請求項1から10までのいずれかに記載の密
    閉型鉛蓄電池。
  12. 【請求項12】 前記突起の下端が丸みを帯びている、
    請求項1から11までのいずれかに記載の密閉型鉛蓄電
    池。
  13. 【請求項13】 前記突起が前記安全弁の重心上に設け
    られている、請求項1から12までのいずれかに記載の
    密閉型鉛蓄電池。
  14. 【請求項14】 前記突起が前記弁押さえ板の下面に複
    数個設けられている、請求項1から13までのいずれか
    に記載の密閉型鉛蓄電池。
  15. 【請求項15】 前記複数個の突起が点対称に設けられ
    ている、請求項14に記載の密閉型鉛蓄電池。
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