JP2003044587A - 医療リスクマネージメントシステム及びその制御方法、プログラム記憶媒体 - Google Patents

医療リスクマネージメントシステム及びその制御方法、プログラム記憶媒体

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JP2003044587A
JP2003044587A JP2001227545A JP2001227545A JP2003044587A JP 2003044587 A JP2003044587 A JP 2003044587A JP 2001227545 A JP2001227545 A JP 2001227545A JP 2001227545 A JP2001227545 A JP 2001227545A JP 2003044587 A JP2003044587 A JP 2003044587A
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正明 青木
Ko Ishikawa
皇 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医師からの指示と看護婦からの指示を確実に
スタッフに伝達し、指示ごとに的確なアラームやリファ
レンスを表示することで、医療ミスが発生しやすい実施
の際の医療ミスを減少させるリスクマネージメントシス
テムの提供。 【解決手段】 診療及び看護等の指示データを入力する
指示データ入力手段と、リスクファイル,禁忌ファイル
等で構成される各種データベースファイルと、他システ
ムにより入力された診療及び看護等の指示データを取り
込み可能な指示データ取込手段と、指示データ入力手段
によって入力された指示データを入力するデータ入力手
段と、指示データ入力手段によって入力された指示デー
タを入力する携帯端末機とからなり、指示データ入力手
段によって入力されたデータに関連する各種データベー
スファイルとを関連付ける手段を有することを特徴とす
る医療リスクマネージメントシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医療リスクマネージメン
トシステム、その制御方法、その記憶媒体に関し、処
方,医療データを蓄積、リスク率を算出する方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種のリスク分析装置は
なく、長年の経験で作業していたため、病院スタッフへ
の依存度が高くなり、誤りが生じやすい。また、医療過
誤があった場合でも統計的な手法を用いてその後の分析
などが行われていない等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の病院情報システ
ムでは、医師や看護婦からの指示を実施する際におい
て、その指示がどの程度のリスク率を持ち、そのリスク
を回避するために人や物などの病院のリソースをどの程
度投下すればよいのか判断することができない。また、
実際に指示を実施した場合、実施した内容(時間、人
等)が報告する方法が別用紙だけであり、記入ミス、記
入漏れ、指示の放置、指示の重複処置等が発生しやす
く、医療過誤が発生した場合でも指示と実施が関連付け
られていないため、その後の分析等が行われず、病院内
での情報の共有化がなされていなかった。
【0004】この発明の課題はかかる問題点を解決する
ことであって、医師からの指示と看護婦からの指示を確
実にスタッフに伝達し、指示ごとに的確なアラームやリ
ファレンスを表示することで、医療ミスが発生しやすい
実施の際の医療ミスを減少させる医療リスクマネージメ
ントシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の医療リスクマネージメントシステムは、
医師及び看護等の指示データを入力する指示データ入力
手段と、リスクファイル,参照ファイル,事象ファイル,
禁忌ファイル,標準治療ガイドライン,看護勤務ファイル
等で構成される各種データベースファイルと、他システ
ムにより入力された診療及び看護等の指示データを取り
込み可能な指示データ取込手段と、指示データ入力手段
及び/または指示データ取込手段によって入力または取
り込まれた指示データを入力するデータ入力手段と、指
示データ入力手段または指示データ取込手段によって入
力または取込まれた指示データを入力する端末機とから
なり、指示データ入力手段または指示データ取込手段に
よって入力または取込まれた指示データに関連する各種
データベースファイルとを関連付けてリスク率を演算す
るリスク率演算手段を有することを特徴とする。
【0006】また、指示データ入力手段と、他システム
により入力された診療及び看護等の指示データを取込み
可能な指示データ取込手段によって入力または取込まれ
た指示データで、禁忌ファイルにてチェックが可能であ
ることを特徴とする。また、リスク率演算手段は、指示
データと、チェックを行って入力または取り込まれた指
示データをリスクファイル,参照ファイル,事象ファイ
ル, 標準治療ガイドライン等でリスク率を算出すること
を特徴とする。
【0007】また、リスク率演算手段は、指示データ
と、チェックを行って入力または取り込まれた指示デー
タをリスクファイル,参照ファイル,事象ファイル, 禁忌
ファイル,標準治療ガイドライン,看護勤務ファイル等で
リスク率を算出することを特徴とする。また、リスク率
演算手段は、医師及び看護婦等のスタッフのスキルや部
署の移動、夜間等の時間帯による変動、処置等の場所、
過去の事象、新機種の機器や新薬剤の追加などを数値化
し、リスク率を算出することを特徴とする。
【0008】また、リスク率演算手段によって算出され
たリスク率に基づいて、指示されたデータに最適なアラ
ームや参照ファイルを検索、抽出することを特徴とす
る。また、入力指示されたデータを携帯端末機に表示
し、表示すべきアラームや参照事項がある場合には携帯
端末機に表示することを特徴とする。また、データ入力
をすることで、入力項目及び入力時間が自動挿入される
ことを特徴とする。
【0009】本発明の医療リスクマネージメントシステ
ムの制御方法は、診療及び看護等の指示データを入力す
るステップと、他システムにより入力された診療及び看
護等の指示データを取り込み可能な指示データを取込ス
テップと、指示データ入力手段及び/または指示データ
取込手段によって入力または取り込まれた指示データを
入力するステップと、入力または取り込まれた指示デー
タを端末機に入力するステップと、リスクファイル,参
照ファイル,事象ファイル,禁忌ファイル,標準治療ガイ
ドライン,看護勤務ファイル等で構成される各種データ
ベースファイルの中のデータと入力または取り込まれた
指示データと関連づけてリスク率を演算するステップと
からなることを特徴とする。
【0010】本発明の医療リスクマネージメントシステ
ムの制御方法のプログラムコードが記憶された記憶媒体
(コンピュータ可読メモリ)は、診療及び看護等の指示デ
ータを入力するステップのプログラムコードと、他シス
テムにより入力された診療及び看護等の指示データを取
り込み可能な指示データを取込ステップのプログラムコ
ードと、指示データ入力手段及び/または指示データ取
込手段によって入力または取り込まれた指示データを入
力するステップのプログラムコードと、入力または取り
込まれた指示データを端末機に入力するステップと、リ
スクファイル,参照ファイル,事象ファイル,禁忌ファイ
ル,標準治療ガイドライン,看護勤務ファイル等で構成さ
れる各種データベースファイルの中のデータと入力また
は取り込まれた指示データと関連づけてリスク率を演算
するステップのプログラムコードとからなることを特徴
とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図1、
図2に基づいて説明する。図1は、本発明の医療リスク
マネジメントシステムの概要図、図2は, 医療リスクマ
ネジメントシステムのフローチャートを示すものであ
る。
【0012】図1において、1は、医療リスクデータサ
ーバーで、端末機1a、制御部11、記憶部12、表示
部13、入力部14、外部通信部15、ブラウザ16、
演算部(演算手段)17、看護計画データベース12a、
看護問題データベース12b、看護計画指示データベー
ス12c、事象(インシデント)データベース12d、参照
(リファレンス)データベース12e、リスクデータベー
ス12f、仮指示データベース12g、禁忌データベース
12h、看護記録データベース12i、標準治療ガイドラ
インデータベース12j,看護勤務データベース12k等
で構成されている。
【0013】看護計画データベース12aに記憶された
データ, 看護問題データベース12bに記憶されたデー
タ, 看護計画指示データベース12cに記憶されたデー
タ, 事象(インシデント)データベース12dに記憶され
たデータ, 参照(リファレンス)データベース12eに記
憶されたデータ,リスクデータベース12fに記憶された
データ,禁忌データベース12hに記憶されたデータ,看
護記録データベース12iに記憶されたデータ, 標準治
療ガイドラインデータベース12jに記憶されたデータ
は、それぞれ端末機1aの表示部13に表示可能であ
る。
【0014】2は、指示(オーダー)端末で、制御部2
1、記憶部22、表示部23、入力部24、外部通信部
25、ブラウザ26、演算部27を備えている。また、
携帯端末機(不図示)を備えてもよい。この端末で、看護
計画データベース12aに記憶されたデータ, 看護問題
データベース12bに記憶されたデータ, 看護計画指示
データベース12cに記憶されたデータ, 事象(インシデ
ント)データベース12dに記憶されたデータ, 参照(リ
ファレンス)データベース12eに記憶されたデータ,リ
スクデータベース12fに記憶されたデータ,禁忌データ
ベース12hに記憶されたデータ,看護記録データベース
12iに記憶されたデータ, 標準治療ガイドラインデー
タベース12jに記憶されたデータをそれぞれ表示部2
3に表示可能とすることができる。
【0015】3は、看護婦等が持つ携帯端末機で、制御
部31、記憶部32、表示部33、入力部34、外部通
信部35を備えている。また、4は、LAN等の病院内
の情報通信ネットワークである。この携帯端末機3、看
護計画データベース12aに記憶されたデータ, 看護問
題データベース12bに記憶されたデータ, 看護計画指
示データベース12cに記憶されたデータ, 事象(インシ
デント)データベース12dに記憶されたデータ, 参照
(リファレンス)データベース12eに記憶されたデータ,
リスクデータベース12fに記憶されたデータ,禁忌デー
タベース12hに記憶されたデータ,看護記録データベー
ス12iに記憶されたデータ, 標準治療ガイドラインデ
ータベース12jに記憶されたデータをそれぞれ表示部
33に表示可能とすることができる。
【0016】次に本発明の医療リスクマネジメントシス
テムのフローについて、図1、図2を参照して説明す
る。まず、医師等による処方,看護,治療内容(治療計画)
等の指示があるとその指示データを指示端末2のマウス
等の入力部24で入力する(ステップS1)。入力された
指示データは、禁忌データベース12hのデータと比較
し、指示データが禁忌データであるかどうかチェツクさ
れる(ステップS2)。禁忌データである場合、オーダー
端末2の表示部23にその旨が表示され、再度訂正した
指示データを再度入力部24で入力する。このとき、標
準治療ガイドラインデータベース12jのデータも併せ
て比較してもよい。禁忌データがない場合は、携帯端末
機3をセットする。指示データは、医療リスクデータサ
ーバー1の記憶部12に取込まれる(ステップS3)。
【0017】取込まれ指示データは、事象(インシデン
ト)データベース12d、参照(リファレンス)データベー
ス12e、リスクデータベース12f、標準治療ガイドラ
インデータベースにアクセスされ、各種データベースと
関連付けをしリスク率の演算を行うリスク率演算手段1
7によってリスク率が算出される(ステップS4)。予め
テーブル化されたリスク率−警告情報に基づいて警告情
報が所得される(ステップS5)。警告情報は、外部通信
部15から、携帯端末機3の外部通信部35を経て、記
憶部32に入力(ダウンロード)される(ステップS6)。
入力されたデータは、各指示ごとに警告情報を表示部3
3に表示する(ステップS7)。
【0018】なお、図3は、リスク情報入力画面120
0の一例を示すもので、この画面は、表示部13,23,
33で表示可能であり、入力部14,24,34でリスク
情報を入力できる。検索項目選択ボタン(検索項目選択
手段)1001をクリックする(押す)毎に、検索項目
が、「全て選択」→「患者」→「当事者」→「問題発
生」→「対処」→「分析」→「対策」の順に順次選択可
能となっている。1101は、「患者」選択ボタン、1
102は「当事者」選択ボタン、1103は、「問題発
生」選択ボタン、1104は、「対処」選択ボタン、1
105は、「分析」選択ボタン、1106は「対策」選
択ボタンである。「問題発生」項目には、「分析」、
「対策」項目には、それぞれ入力チェック表示項目があ
る。入力部14,24,34でデータ入力後、送信ボタン
1107を押圧(クリック)するとリスクデータベース1
2fにデータが送信され、記憶される。1108はリセ
ットボタンでデータ入力処理においてリセットが必要な
場合に押圧する。
【0019】図4は、表示部14,24,34に表示され
る一例の検索画面1100である。画面構成は、前述の
図3と同様で、検索項目選択ボタン(検索項目選択手段)
1001をクリックする(押す)毎に、検索項目が、「全
て選択」→「患者」→「当事者」→「問題発生」→「対
処」→「分析」→「対策」の順に順次選択可能となって
いる。
【0020】指示に基づいて行った、処方,看護等の情
報を入力部34にて入力する。再度携帯端末機3セット
するとこの入力データは外部通信部35から外部通信部
15を経て記憶部12の看護記録データベース12iに
て、看護記録として記録される(ステップS8)。この看
護記録は、病棟毎,担当医毎,症例毎等いすれでも検索、
照会可能となっている。なお、情報通信ネットワーク4
に院内の各室に無線受信部(不図示)を設けて、医療リス
クデータサーバー1、指示端末機2、携帯端末機3との
間でデータの送受信を可能としてもよい。
【0021】次に、リスク率演算手段17によるリスク
率の算出(演算)方法に関してその一例を具体的に述べ
る。簡便に説明するために、本発明の医療リスクマネジ
メントシステムの使用対象者を看護婦とし、リスク率算
出対象を院内の病棟でのベッドでの薬剤投与に限り、リ
スク率算出に使用するパラメータとして、看護婦の経験
度、薬剤投与場所、投薬時間、勤務形態、投与患者の個
人情報、投与薬剤名、投与薬剤数を扱うものとするがこ
れらに限られるものではない。看護婦の経験度に関して
は下表に示すように所定のグループに分類(4分類)さ
れ、それぞれのリスク率を定義する。
【0022】また同様にして、薬剤投与場所、投薬した
時間、勤務形態、投与患者の情報(個々では患者氏名に
関して)、投与薬剤名、投与薬剤数に関してもリスク率
を下表のように定義する。さらに細かいリスク率を定義
する場合には、本来は勤務形態と投薬時間が複合してリ
スク率を算出する場合もある。例えば夜勤で申し送り直
後や超過して勤務した場合などリスク率は複合して大き
くなる可能性もあるが、本実施例においてはそれぞれ独
立したパラメータとして扱うこととする。
【0023】図5a,b,cに携帯端末機3を起動した
際の画面の一例を示す。図5aには、操作者表示領域1
00、現在時間表示領域101、指示内容表示領域10
2、閉じるボタン103が示されている。操作者表示領
域100の右端にあるリストプルダウンボタン100a
をクリックすると、操作者リストが図5bに示すように
表示され、操作者は自分の名前の欄をクリックする。こ
の操作によるクリックで選択された操作者名が操作者表
示領域100に表示され、操作者に対する指示データ
(対象患者名、投与薬剤名、薬剤投与時間等)が指示内容
表示領域102に図5cに示されるように.表示され
る。
【0024】この操作者の選択が行われた際に、図示し
ていないシステム内の操作者データベースから操作者の
経験年数を取り込み、リスク率データベース12fから
該当する経験リスク率(Pa)を引き出し記憶する。本実
施例では看護婦の経験を1年3ヶ月と仮定し、Pa=0.3
とする。
【0025】また図示していない看護勤務データベース
12kに含まれている勤務予定データベースから操作者
の現在の勤務形態を取り込み、同様にリスク率データベ
ースから該当する勤務帯リスク率(Pd)を引き出し記憶
する。本実施例では、勤務形態を準夜勤と改定し、Pd=
0.5とする。
【0026】続いて、指示内容表示領域102内の1行
をクリックすると、実施内容表示画面へ遷移する。図6
に実施内容表示画面例を示す。110に実施内容表示領
域、111に実施チェックボックス、112にリスク表
示領域、113に閉じるボタンがある。
【0027】例えば図5cから、「302号室山田太郎
さんに19:30にドーパミン1アンプル投与」を選択した
場合、この指示情報から薬剤投与場所が一般病棟と判断
され、同様にリスク率(Pb=0.3)が引き出され記憶さ
れる。患者名から患者個人情報リスク率(Pe=0.9)が
同様にして記憶される。また19:30という時間から投与
時間リスク率がPc=0.4(夕方~夜間)として記憶され
る。投与薬剤名リスク率は、他に似た名前がないとデー
タベースから情報を取り込んだ場合に薬剤名リスク率
(Pf)=0.3となる。
【0028】これらのリスク率を取り込み、患者識別ミ
スを低減するためのリスク率と薬取り違えリスク率の算
出をリスク率演算手段17は行う。患者識別ミスリスク
率をPa×Pb×Pc×Peで算出できるものとした場合、0.3
×0.3×0.4×0.9=0.0324となる。また薬取り違えリス
ク率をPa×Pb×Pc×Pd×Pfで算出できるものとした場
合、0.3×0.3×0.4×0.5×0.3=0.0054となる。
【0029】患者識別ミスリスク率が所定の値(閾値)、
例えば0.02を越えた場合は、患者識別ミス低減の警告情
報を取得し、また薬取り違えリスク率が0.01を越えた場
合に薬取り違えミスの警告情報を取得する場合には、本
実施例の場合には患者識別ミスの警告情報が112のリ
スク表示領域に表示される。
【0030】操作者(看護婦)は、表示されたリスク率
をチェックし、指示通りの処置を行い実施チェックボッ
クスをチェックする。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、医師からの指示と看護
婦からの指示を確実にスタッフに伝達し、指示ごとに的
確なアラームやリファレンスを表示することで、医療ミ
スが発生しやすい実施の際の医療ミスを減少させる医療
リスクマネージメントシステム、その制御方法、その記
憶媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療リスクマネジメントシステムの
概要図である。
【図2】 医療リスクマネジメントシステムのフローチ
ャートを示す図である。
【図3】 リスクデータベースへのデータ入力表示画面
の一例を示すものである。
【図4】 リスクデータベースからリスク情報を表示
させる表示画面の一例を示すものである。
【図5】 リスク率を演算するための端末機の表示画面
の一例を示すものである。
【図6】 看護,処方等の実施内容を端末機で表示する内
容の一例を示すものである。
【符号の説明】
1…医療リスクデータサーバー、1a…端末機1a、2
…指示端末、3…携帯端末機、11,21,31…制御
部、12,22,32…記憶部、13,23,33…表示
部、14,24,34…入力部、15,25,35…外部通
信部、16,26…ブラウザ、17,27…演算部17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】診療及び看護等の指示データを入力する指
    示データ入力手段と、 リスクファイル,参照ファイル,事象ファイル,禁忌ファ
    イル,標準治療ガイドライン等で構成される各種データ
    ベースファイルと、 他システムにより入力された診療及び看護等の指示デー
    タを取り込み可能な指示データ取込手段と、 前記指示データ入力手段及び/または前記指示データ取
    込手段によって入力または取り込まれた指示データを入
    力するデータ入力手段と、 前記指示データ入力手段または指示データ取込手段によ
    って入力または取込まれた指示データを入力する端末機
    とからなり、 前記指示データ入力手段及び/または前記指示データ取
    込手段によって入力または取込まれた指示データに関連
    する前記各種データベースファイルとを関連付けてリス
    ク率を演算するリスク率演算手段を有することを特徴と
    する医療リスクマネージメントシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の医療リスクマネージメン
    トシステムであって、前記指示データ入力手段と、他シ
    ステムにより入力された診療及び看護等の指示データを
    取込み可能な指示データ取込手段によって入力または取
    込まれた指示データで、前記禁忌ファイルにてチェック
    が可能であることを医療リスクマネージメントシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記リスク率演算手段は、前記指示データ
    と、チェックを行って入力または取り込まれた指示デー
    タをリスクファイル,参照ファイル,事象ファイル, 標準
    治療ガイドライン,看護勤務ファイル等と関連付けして
    リスク率を算出することを特徴とする請求項目1または
    2に記載の医療リスクマネージメントシステム。
  4. 【請求項4】前記リスク率演算手段は、医師及び看護婦
    等のスタッフのスキルや部署の移動、夜間等の時間帯に
    よる変動、処置等の場所、過去の事象、新機種の機器や
    新薬剤の追加などを数値化し、リスク率を算出すること
    を特徴とする請求項1に記載の医療リスクマネージメン
    トシステム。
  5. 【請求項5】前記リスク率演算手段によって算出された
    リスク率に基づいて、指示されたデータに最適なアラー
    ムや参照ファイルを検索、抽出することを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の医療リスクマネージメン
    トシステム。
  6. 【請求項6】前記入力指示されたデータを携帯端末機に
    表示し、表示すべきアラームや参照事項がある場合には
    前記携帯端末機に表示することを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載の医療リスクマネージメントシステ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項6記載のシステムであって、入力
    し、データ入力をすることで、入力項目及び入力時間が
    自動挿入されることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の医療リスクマネージメントシステム。
  8. 【請求項8】診療及び看護等の指示データを入力するス
    テップと、 他システムにより入力された診療及び看護等の指示デー
    タを取り込み可能な指示データを取込ステップと、 前記指示データ入力手段または指示データ取込手段によ
    って入力または取り込まれた指示データを入力するステ
    ップと、 前記入力または取り込まれた指示データを端末機に入力
    するステップと、 リスクファイル,参照ファイル,事象ファイル,禁忌ファ
    イル,標準治療ガイドライン,看護勤務ファイル等で構成
    される各種データベースファイルの中のデータと前記入
    力または取り込まれた指示データと関連づけてリスク率
    を演算するステップとからなることを特徴とする医療リ
    スクマネージメントシステム制御方法。
  9. 【請求項9】診療及び看護等の指示データを入力するス
    テップのプログラムコードと、 他システムにより入力された診療及び看護等の指示デー
    タを取り込み可能な指示データを取込ステップのプログ
    ラムコードと、 前記指示データ入力手段または指示データ取込手段によ
    って入力または取り込まれた指示データを入力するステ
    ップのプログラムコードと、 前記入力または取り込まれた指示データを端末機に入力
    するステップと、 リスクファイル,参照ファイル,事象ファイル,禁忌ファ
    イル,標準治療ガイドライン等で構成される各種データ
    ベースファイルの中のデータと前記入力または取り込ま
    れた指示データと関連づけてリスク率を演算するステッ
    プのプログラムコードとからなることを特徴とする医療
    リスクマネージメントシステム制御方法のプログラムコ
    ードが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体。
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