JP2003044347A - 情報取得装置および情報管理サーバならびに情報取得方法 - Google Patents

情報取得装置および情報管理サーバならびに情報取得方法

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JP2003044347A
JP2003044347A JP2001230733A JP2001230733A JP2003044347A JP 2003044347 A JP2003044347 A JP 2003044347A JP 2001230733 A JP2001230733 A JP 2001230733A JP 2001230733 A JP2001230733 A JP 2001230733A JP 2003044347 A JP2003044347 A JP 2003044347A
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JP2001230733A
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Toshiyuki Fujisawa
俊之 藤澤
Toshio Nakagawa
俊夫 中川
Katsunori Aoki
勝典 青木
Yoshinori Izumi
吉則 和泉
Kazuo Fukui
一夫 福井
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセージの更新情報等を取得するための情
報取得装置および情報管理サーバならびに情報取得方法
を提供することを課題とする。 【解決手段】 通信媒体INを介して最新のメッセージ
Mに更新するために情報を取得する情報取得装置(端
末)2,・・・であって、メッセージMを特定可能な情
報を通信媒体INを介して送信する特定情報送信手段
と、メッセージMの更新情報と提供先情報を含むヘッダ
を受信するヘッダ受信手段とを備えることを特徴とす
る。また、通信媒体INを介して提供されるメッセージ
Mに関する情報を管理するとともに、メッセージMに関
する情報を提供する情報管理サーバ(コンテンツヘッダ
管理サーバ)3であって、メッセージMの更新情報と提
供先情報を含むヘッダを管理するヘッダ管理データベー
スと、ヘッダ管理データベースに基づいて提供するヘッ
ダを特定するヘッダ特定手段と、特定したヘッダを送信
するヘッダ送信手段とを備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最新のメッセージ
に更新するための情報を取得するための情報取得装置お
よび情報管理サーバならびに情報取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及等によっ
て、最新の情報を簡単に取得できるようになってきた。
しかし、有線あるいは無線によって放送されるコマーシ
ャル(CM)やお知らせ等を含む番組コンテンツを家庭
用VCR[Video Cassette Recorder]で予約録画した場
合やハードディスクあるいは光ディスク記録装置で予約
記録した場合には、その番組コンテンツに含まれる広告
やお知らせ等のメッセージは、録画および記録した後に
その情報が古くなり最新の情報に更新される場合があ
る。また、インターネット上のリアルタイム性のある情
報は、株価、交通情報や天気予報等の時系列とともに変
化する性質のある情報であり、時間の経過とともに情報
の内容が更新されていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、録画や記
録した番組コンテンツ等に含まれる広告やお知らせ、ま
たはインターネット上のリアルタイム性のある情報は、
時間の経過にともなって陳腐化し、利用価値が低下する
恐れがある。そこで、その広告やお知らせの最新の情報
を取得したい場合、広告やお知らせの提供先(ウェブサ
イト等)を探し出し、その提供先から最新の情報を取得
しなければならい。また、リアルタイム性のある情報と
して常時最新の情報を取得したい場合、そのリアルタイ
ム性のある情報のウェブサイトに定期的に接続し、最新
の情報になっているか否かを監視しなければならない。
このように、録画等を行った広告やお知らせ、あるいは
リアルタイム性のある情報において最新の情報を取得し
たい場合または維持したい場合には、非常に煩わしい作
業が必要となる。
【0004】一方、広告やお知らせ、あるいはリアルタ
イム性のある情報の提供者にとっても、最新の情報が取
得されていないと、その情報の価値が低下する。
【0005】そこで、本発明の課題は、広告等のメッセ
ージを最新の情報に更新するために、メッセージの更新
情報等を取得するための情報取得装置および情報管理サ
ーバならびに情報取得方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明に係る情報取得装置は、通信媒体を介して最新のメッ
セージに更新するための情報を取得する情報取得装置で
あって、前記メッセージを特定可能な情報を、前記最新
のメッセージに更新するための情報を管理する管理側に
前記通信媒体を介して送信する特定情報送信手段と、前
記メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダを、
前記管理側から受信するヘッダ受信手段とを備えること
を特徴とする。
【0007】この情報取得装置によれば、特定情報送信
手段およびヘッダ受信手段によってメッセージの更新情
報と提供先情報を含むヘッダを取得することができるの
で、その更新情報からメッセージが最新の情報に何時更
新されたかを判断できる。
【0008】また、前記情報取得装置において、前記メ
ッセージは、コンテンツに含まれ、前記ヘッダは、前記
コンテンツのヘッダであり、前記コンテンツの提供日時
と提供先情報を含むコンテンツ情報により、前記コンテ
ンツの取得予約を受け付けるコンテンツ予約手段を備
え、前記特定情報送信手段は、前記コンテンツの取得予
約が行われると、前記メッセージを特定可能な情報とし
て前記コンテンツ情報を送信することを特徴とする。
【0009】この情報取得装置によれば、コンテンツ予
約手段でメッセージを含むコンテンツの取得予約がなさ
れると、特定情報送信手段およびヘッダ受信手段により
コンテンツ情報でコンテンツのヘッダ(すなわち、コン
テンツに含まれるメッセージの更新情報)を取得するこ
とができる。そのため、その取得されたコンテンツを再
生する際に、その更新情報からコンテンツとともに取得
したメッセージが最新の情報かを判断でき、最新の情報
でない場合には最新の情報に更新されたメッセージを取
得することができる。
【0010】さらに、前記情報取得装置において、前記
取得したヘッダと前記コンテンツとを関連付けするヘッ
ダ関連付け手段を備えることを特徴とする。
【0011】この情報取得装置によれば、ヘッダ関連付
け手段によって取得したヘッダと取得予約したコンテン
ツを関連付けしておけば、取得したコンテンツを再生す
る際にヘッダ(メッセージの更新情報)あるいはコンテ
ンツおよびメッセージを容易に取り出すことができる。
【0012】前記課題を解決した本発明に係る情報管理
サーバは、最新のメッセージに更新するための情報を管
理するとともに、前記最新のメッセージに更新するため
の情報を通信媒体を介して提供する情報管理サーバであ
って、前記メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘ
ッダを管理するヘッダ管理データベースと、前記ヘッダ
管理データベースに基づいて、提供するヘッダを特定す
るヘッダ特定手段と、前記特定したヘッダを前記通信媒
体を介して送信するヘッダ送信手段とを備えることを特
徴とする。
【0013】この情報管理サーバによれば、ヘッダ特定
手段によってメッセージの更新情報と提供先情報を含む
ヘッダをヘッダ管理データベースで特定し、ヘッダ特定
手段で特定したヘッダを送信することによって、メッセ
ージの更新情報と提供先情報を提供することができる。
【0014】さらに、前記情報管理サーバにおいて、前
記メッセージは、コンテンツに含まれ、前記ヘッダは、
前記コンテンツのヘッダであり、前記ヘッダ特定手段
は、前記コンテンツの提供日時と提供先情報を含むコン
テンツ情報によりヘッダを特定することを特徴とする。
【0015】この情報管理サーバによれば、ヘッダ特定
手段によってコンテンツ情報によりヘッダを特定できる
ので、コンテンツ情報さえ入力されれば、そのコンテン
ツに含まれるメッセージの更新情報と提供先情報を提供
することができる。
【0016】前記課題を解決した情報取得方法は、通信
媒体を介して最新のメッセージに更新するための情報を
取得する情報取得方法であって、前記メッセージを特定
可能な情報を、前記通信媒体を介して送信する特定情報
送信工程と、前記メッセージを特定可能な情報を受信す
る特定情報受信工程と、前記受信したメッセージを特定
可能な情報に基づいて、前記メッセージの更新情報と提
供先情報を含むヘッダを管理するヘッダ管理データベー
スからヘッダを特定するヘッダ特定工程と、前記特定し
たヘッダを前記通信媒体を介して送信するヘッダ送信工
程と、前記送信したヘッダを受信するヘッダ受信工程と
を含むことを特徴とする。
【0017】この情報取得方法によれば、メッセージの
更新情報と提供先情報を含むヘッダを受信することによ
って、その更新情報からメッセージが最新の情報に何時
更新したかを判断できる。そのため、この情報取得方法
では、メッセージを取得した後、最新の情報に更新され
たメッセージを取得することができる。
【0018】さらに、前記情報取得方法において、前記
メッセージは、コンテンツに含まれ、前記ヘッダは、前
記コンテンツのヘッダであり、前記メッセージを特定可
能な情報は、前記コンテンツの提供日時と提供先情報を
含むコンテンツ情報であることを特徴とする。
【0019】この情報取得方法によれば、コンテンツ情
報によりヘッダを特定できるので、コンテンツ情報さえ
入力されれば、そのコンテンツに含まれるメッセージの
更新情報と提供先情報を取得することができる。
【0020】なお、通信媒体は、双方向通信が可能な媒
体であり、例えば、衛星等を利用した無線の通信媒体、
あるいは専用回線やインターネット等を利用した公衆回
線等の有線の通信媒体等である。また、メッセージは、
時間経過とともに更新される可能性のある情報であり、
例えば、番組コンテンツに含まれる広告あるいはお知ら
せ、ネットワーク上のリアルタイム性のある情報、ホー
ムページ上のデータ更新をしなければ価値が低下したり
無くなったりする情報等である。また、ヘッダは、少な
くともメッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダ
であり、メッセージ自体のヘッダであってもよいし、メ
ッセージがコンテンツに含まれる場合にはコンテンツの
ヘッダでもよい。また、メッセージの提供先情報は、メ
ッセージの提供先を特定できるものであり、例えば、放
送によってメッセージが提供される場合のチャンネルま
たは放送局と放送時間、インターネットによって配信さ
れる場合のURL[Uniform Resource Locators]等であ
る。また、コンテンツは、提供日時や提供先が明確であ
って予約して取得することが可能なコンテンツであり、
例えば、無線放送や有線放送で提供される番組コンテン
ツ、インターネットで配信されるストリーミングコンテ
ンツ等である。ちなみに、メッセージそのものを予約し
て取得する場合には、メッセージもコンテンツとみなし
てもよい。また、コンテンツの提供先情報は、コンテン
ツの提供先を特定できるものであり、例えば、番組コン
テンツのチャンネルまたは放送局、ストリーミングコン
テンツのURL等である。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る情報取得装置および情報管理サーバならびに情報取
得方法の実施の形態を説明する。
【0022】本発明では、更新の可能性のあるメッセー
ジを最新の情報に更新するために、メッセージの更新情
報を取得するための情報取得装置およびメッセージの更
新情報と提供先情報を含むヘッダを管理・提供するため
の情報管理サーバを提供する。本発明に係る情報取得装
置は、メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダ
を取得する。特に、メッセージがコンテンツに含まれる
場合、情報取得装置は、コンテンツが取得予約された際
に、メッセージの更新情報と提供先情報を含むコンテン
ツのヘッダを取得する。一方、本発明に係る情報管理サ
ーバは、メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッ
ダをデータベースによって管理し、そのデータベースに
基づいて提供するヘッダを特定する。特に、メッセージ
がコンテンツに含まれる場合、情報管理サーバは、コン
テンツの提供日時と提供先情報からメッセージの更新情
報と提供先情報を含むコンテンツのヘッダを特定する。
【0023】本実施の形態では、インターネット上で提
供されるメッセージを最新の情報に更新するメッセージ
更新システムにおいて、本発明に係る端末(情報取得装
置)およびコンテンツヘッダ管理サーバ(情報管理サー
バ)を適用する。また、本実施の形態では、放送番組を
録画予約する際の録画予約情報のうち番組日時と提供先
のチャンネルを利用してコンテンツヘッダを特定する。
また、本実施の形態では、放送コンテンツプロバイダか
ら無線または有線で放送されるコンテンツにメッセージ
が含まれ、コンテンツは番組の放送日時(提供日時)と
チャンネル(提供先情報)によって録画予約可能であ
り、コンテンツヘッダにそのメッセージの検索用メタデ
ータ(更新情報)やメッセージ管理サーバのURL(提
供先情報)を含むものとする。
【0024】図1を参照して、メッセージ更新システム
1の全体構成について説明する。図1は、メッセージ更
新システムの全体構成図である。なお、図1には、端末
2、コンテンツヘッダ管理サーバ3、放送コンテンツプ
ロバイダ4、メッセージ配信サーバ5およびメッセージ
管理サーバ6はその数を省略して描いているが、実際に
は、端末、コンテンツヘッダ管理サーバ、放送コンテン
ツプロバイダ、メッセージ配信サーバおよびメッセージ
管理サーバは多数存在する。
【0025】メッセージ更新システム1では、ユーザU
の所有する端末2からインターネットINを介して録画
予約情報RIがコンテンツヘッダ管理サーバ3に送信さ
れると、コンテンツヘッダ管理サーバ3からインターネ
ットINを介してコンテンツヘッダパケットCPが端末
2に配信される。端末2とコンテンツヘッダ管理サーバ
3とは、インターネットINで接続されている。なお、
コンテンツヘッダ管理サーバ3による事業では、コンテ
ンツヘッダパケットCPの配信によるコンテンツヘッダ
の提供に対してその情報提供料を受け取るようにしても
よいし、コンテンツC,・・・の提供先やメッセージ
M,・・・の提供先からの収入等で事業が運営される場
合には情報提供料を受け取らないようにしてもよい。ま
た、コンテンツヘッダ管理サーバ3は、放送コンテンツ
プロバイダ4で運用されるサーバでもよいし、コンテン
ツヘッダを専門に管理する事業者のサーバでもよい。な
お、本実施の形態では、端末2が特許請求の範囲に記載
する情報取得装置に相当し、コンテンツヘッダ管理サー
バ3が特許請求の範囲に記載する情報管理サーバに相当
し、録画予約情報RIが特許請求の範囲に記載するコン
テンツ情報に相当し、インターネットINが特許請求の
範囲に記載する通信媒体に相当する。
【0026】また、メッセージ更新システム1では、端
末2からの配信要求に応じて(実際には、端末2を受信
可能な状態としてチャンネルをセットすると)、放送コ
ンテンツプロバイダ4から端末2にコンテンツC(メッ
セージM,・・・を含む)が配信される。端末2と放送
コンテンツプロバイダ4とは、電波による無線またはケ
ーブル等による有線で接続されている。コンテンツC
は、映画、ドラマ、音楽、スポーツ、バラエティ等の様
々なコンテンツであり、提供先であるチャンネルと提供
日時である番組日時が決まっている。そのため、端末2
では、コンテンツCを録画予約によって録画することが
できる。また、コンテンツCはメッセージMを単数ある
いは複数含んで構成されており、コンテンツCの途中で
メッセージMが挿入される。さらに、コンテンツCは、
コンテンツヘッダCHを有しており、コンテンツヘッダ
CHにはコンテンツCに関するデータやメッセージM,
・・・に関するデータが含まれる(図2参照)。なお、
放送コンテンツプロバイダ4による事業では、コンテン
ツCの配信に対してその配信料を受け取ってもよいし、
コンテンツCに含まれるメッセージM,・・・の広告料
等で事業が運営される場合には配信料を受け取らないよ
うにしてもよい。また、放送コンテンツプロバイダ4
は、電波による無線あるいはケーブルやインターネット
等による有線でテレビ放送番組コンテンツを提供するプ
ロバイダであり、電波放送によるテレビ放送局やケーブ
ルテレビ放送局やストリーミング配信サービス事業者等
である。なお、本実施の形態では、コンテンツヘッダC
Hが特許請求の範囲に記載するヘッダに相当し、番組日
時が特許請求の範囲に記載するコンテンツの提供日時に
相当し、チャンネルが特許請求の範囲に記載するコンテ
ンツの提供先情報に相当する。
【0027】さらに、メッセージ更新システム1では、
端末2からのメッセージ配信判定要求JRに応じて、メ
ッセージ管理サーバ6でメッセージMの更新の必要性を
判定する。そして、メッセージ更新システム1では、メ
ッセージ管理サーバ6でメッセージMの更新の必要があ
ると判定した場合には、メッセージ管理サーバ6からの
メッセージ配信要求MRに応じて、メッセージ配信サー
バ5から端末2にメッセージMが配信される。端末2と
メッセージ配信サーバ5およびメッセージ管理サーバ6
とは、インターネットINで接続されている。メッセー
ジMは、メッセージM単体あるいはコンテンツCに挿入
されて提供される様々な情報であり、メッセージ管理サ
ーバ6で様々な情報が管理され、メッセージ配信サーバ
5から配信される。また、メッセージM,・・・には、
時間経過に伴って情報が更新されるメッセージあるいは
最初の情報から一度も更新されないメッセージ等があ
る。なお、メッセージ配信サーバ5やメッセージ管理サ
ーバ6による事業では、メッセージMの配信に対してそ
の配信料を受け取ってもよいし、メッセージM,・・・
の広告料等で事業が運営される場合には配信料を受け取
らないようにしてもよい。また、メッセージ配信サーバ
5とメッセージ管理サーバ6は、基本的には同一の事業
者によって運営されるが、別々の事業者で運営されても
よい。さらに、メッセージ配信サーバ5とメッセージ管
理サーバ6は、同一のサーバで構成されてもよい。した
がって、メッセージ配信サーバ5とメッセージ管理サー
バ6との接続は、インターネットINを介して接続され
る場合、LAN[Local Area Network]を介して接続され
る場合等、様々な形態がある。
【0028】特に、端末2は、ユーザUによってコンテ
ンツCを録画予約されると、コンテンツヘッダ管理サー
バ3からコンテンツヘッダパケットCPを取得する。そ
して、端末2は、録画したコンテンツCが再生される際
にメッセージ管理サーバ6に接続し、メッセージ配信判
定要求JRを送信する。すると、メッセージ管理サーバ
6では、コンテンツヘッダパケットCPのコンテンツヘ
ッダCH(検索用メタデータ)に基づいてコンテンツC
に挿入されるメッセージMが最新の情報か否かを判断し
(図2参照)、最新の情報でないと判断した場合には端
末2に最新の情報のメッセージMが配信されるようにメ
ッセージ配信サーバ5にメッセージ配信要求MRを送信
する。
【0029】図2を参照して、コンテンツヘッダCHに
ついて説明しておく。図2は、コンテンツヘッダの構成
図である。
【0030】コンテンツヘッダCHは、コンテンツCに
関するデータ、メッセージ数、メッセージ数分のメッセ
ージM,・・・に関するデータを含んでいる。コンテン
ツCに関するデータとしては、コンテンツヘッダCHを
管理するコンテンツヘッダ管理サーバ3に接続するため
のチャンネルURL、番組日時、タイトル名、制作者、
出演者、ジャンル、・・・等である。メッセージ数は、
コンテンツCの途中に挿入されるメッセージM,・・・
の数である。メッセージMに関するデータは、そのメッ
セージMを管理するメッセージ管理サーバ6に接続する
ためのURL、コンテンツCに挿入される時間(すなわ
ち、メッセージMを再生する時間的な位置)を示す時間
軸情報、コンテンツCで挿入される順番を示す再生順
番、検索用メタデータである。検索用メタデータには更
新判定用シリアルナンバ等のデータが含まれており、こ
の更新判定用シリアルナンバとメッセージ配信サーバ5
において該当するメッセージMのシリアルナンバとを比
較することによって、メッセージMの更新が必要か否か
を判定することができる。なお、本実施の形態では、メ
ッセージMに関するデータの中でURLが特許請求の範
囲に記載するメッセージの提供先情報であり、メッセー
ジMに関するデータの中で検索用メタデータ(更新判定
用シリアルナンバ)が特許請求の範囲に記載するメッセ
ージの更新情報である。ちなみに、本実施の形態では、
メッセージ管理サーバ6に接続してメッセージ配信判定
要求JRを送信することによってメッセージMの更新の
必要性を判定し、メッセージが新たな情報に更新されて
いる場合にはメッセージ配信サーバ5から最新のメッセ
ージが配信されるので、URL(メッセージの提供先情
報)も更新情報とみなすことができる。
【0031】図3乃至図5を参照して、端末2の構成に
ついて説明する。図3は、端末の構成図である。図4
は、端末の情報やデータの流れを示す内部構成図であ
る。図5は、記憶装置の各構成図であり、(a)は録画
予約テーブルであり、(b)はチャンネルURLデータ
ベースであり、(c)はコンテンツヘッダデータベース
であり、(d)はコンテンツ・メッセージデータベース
である。なお、図5の各構成図における情報は例として
示したものであり、2001年4月21日19:00:
00における情報である。
【0032】端末2は、インターネットINに接続可能
なパーソナルコンピュータや家庭用VCRを含む家庭用
記録装置に付属する装置であり、ユーザUが所有する。
端末2は、主なものとして主制御装置20、記憶装置2
1、入出力装置22、通信制御装置23等を備え、これ
らの装置がバス24で接続されている。
【0033】主制御装置20について説明する。主制御
装置20は、MPU[Micro Processing Unit]およびR
AM[Random Access Memory]等から構成され、端末2を
統括制御する。
【0034】主制御装置20は、WWW[World Wide We
b]ブラウザ20aを備え、インターネットIN上に存在
する種々のサーバ(WWWサーバ等)が保持している閲
覧可能な各種情報を閲覧することができる。また、主制
御装置20は、WWWブラウザ20aを利用し、インタ
ーネットIN上に存在する種々のサーバに各種情報を送
信することができる。
【0035】また、主制御装置20は、ユーザUによっ
てコンテンツCの録画予約がされると、そのコンテンツ
Cの録画予約情報RIおよび端末2の端末情報を通信制
御装置23を介してコンテンツヘッダ管理サーバ3に送
信する。すると、コンテンツヘッダ管理サーバ3からコ
ンテンツヘッダパケットCPが送信されてくるので、主
制御装置20は、コンテンツヘッダパケットCPのコン
テンツヘッダCHと録画予約されたコンテンツCをID
番号によって関連付けする。そして、主制御装置20
は、番組日時に、録画予約されたコンテンツC(メッセ
ージM,・・・を含む)を放送コンテンツプロバイダ4
から放送コンテンツプロバイダ4が指定する日時および
ユーザUによる配信要求に対応する応答で配信してもら
い、コンテンツCおよびメッセージM,・・・を記憶装
置21に格納する。
【0036】さらに、主制御装置20は、ユーザUによ
ってコンテンツCの再生操作がなされると、メッセージ
管理サーバ6に接続する。そして、主制御装置20は、
コンテンツヘッダCHのメッセージM,・・・の検索用
メタデータ(更新判定用シリアルナンバ)に基づいてメ
ッセージMの更新の必要性を判定してもらうために、メ
ッセージ管理サーバ6にメッセージ配信判定要求JRを
送信する。そして、更新が必要な場合には、主制御装置
20は、メッセージ管理サーバ6からのメッセージ配信
要求MRを受信したメッセージ配信サーバ5から更新さ
れているメッセージMを配信してもらい、そのメッセー
ジMを記憶装置21に格納する。続いて、主制御装置2
0は、コンテンツCとそのコンテンツCに含まれる最新
の情報であるメッセージM,・・・を再生する。
【0037】そのために、主制御装置20は、録画予約
制御手段20b、録画予約情報通知手段20c、コンテ
ンツヘッダ受付記録手段20d、コンテンツヘッダリン
ク手段20e、コンテンツ記録再生手段20fおよびメ
ッセージ取得手段20gを備える。この各手段20b,
20c,20d,20e,20f,20gについては、
後で詳細に説明する。なお、本実施の形態では、録画予
約情報通知手段20cが特許請求の範囲に記載する特定
情報送信手段に相当し、コンテンツヘッダ受付記録手段
20dが特許請求の範囲に記載するヘッダ受信手段に相
当し、録画予約制御手段20bが特許請求の範囲に記載
するコンテンツ予約手段に相当し、コンテンツヘッダリ
ンク手段20eが特許請求の範囲に記載するヘッダ関連
付け手段に相当する。
【0038】次に、記憶装置21について説明する。記
憶装置21は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装
置等から構成される。記憶装置21は、端末2の各種プ
ログラムを格納するとともに、録画予約テーブル21
a、チャンネルURLデータベース21b、コンテンツ
ヘッダデータベース21c、コンテンツ・メッセージデ
ータベース21d等を格納している。なお、これらデー
タベース等は、装置上で分散したメモリ上またはハード
ディスク上で構成してもよい。
【0039】録画予約テーブル21aについて説明す
る。録画予約テーブル21aは、コンテンツCの録画予
約の情報を格納しておくためのテーブルである。録画予
約テーブル21aは、図5(a)に示すように、コンテ
ンツCのチャンネルと番組日時(開始日時と終了日時)
の各項目を有し、コンテンツCが録画予約される毎に情
報が格納される。
【0040】チャンネルURLデータベース21bにつ
いて説明する。チャンネルURLデータベース21b
は、各チャンネルで提供するコンテンツCのコンテンツ
ヘッダCHを管理しているコンテンツヘッダ管理サーバ
3のURLを格納しているデータベースである。チャン
ネルURLデータベース21bは、図5(b)に示すよ
うに、チャンネルとそのチャンネルURLの各項目を有
し、チャンネルが新たに設定される毎に情報が格納され
る。
【0041】コンテンツヘッダデータベース21cにつ
いて説明する。コンテンツヘッダデータベース21c
は、録画予約されたコンテンツCのコンテンツヘッダC
H等を格納しておくためのデータベースである。コンテ
ンツヘッダデータベース21cは、図5(c)に示すよ
うに、ID番号、チャンネル、番組日時(開始日時と終
了日時)とコンテンツヘッダの各項目を有し、コンテン
ツヘッダパケットCPが送信される毎に情報が格納され
る。ID番号は、コンテンツCとそのコンテンツヘッダ
CHを関連付けするためのものであり、コンテンツCが
録画予約される毎に割り当てられる。コンテンツヘッダ
には、図2に示すコンテンツヘッダCHの情報が格納さ
れる。
【0042】コンテンツ・メッセージデータベース21
dについて説明する。コンテンツ・メッセージデータベ
ース21dは、配信されたコンテンツCおよびメッセー
ジM,・・・等を格納しておくためのデータベースであ
る。コンテンツ・メッセージデータベース21dは、図
5(d)に示すように、ID番号、コンテンツCのデー
タの位置(格納アドレス等)、コンテンツCに挿入され
るメッセージ数、各メッセージM,・・・の更新日時と
データの位置(格納アドレス等)の各項目を有し、コン
テンツCが録画予約される毎に格納エリアが割り当てら
れ、コンテンツCまたはメッセージMが配信される毎に
データが格納される。メッセージMの更新日時は、メッ
セージMが配信された日時が格納される。
【0043】次に、入出力装置22について説明する。
入出力装置22は、例えば、パーソナルコンピュータの
場合にはキーボード、マウス、表示装置等から構成さ
れ、I/O装置を介して接続される装置であり、家庭用
記録装置の場合にはリモコン等である。
【0044】次に、通信制御装置23について説明す
る。通信制御装置23は、モデム、ネットワークカー
ド、DSU[Digital Service Unit]等から構成され、イ
ンターネットINによる情報の送受信を実現する。
【0045】それでは、図3乃至図5を参照して、主制
御装置20に構成される録画予約制御手段20b、録画
予約情報通知手段20c、コンテンツヘッダ受付記録手
段20d、コンテンツヘッダリンク手段20e、コンテ
ンツ記録再生手段20fおよびメッセージ取得手段20
gについて詳細に説明する。
【0046】録画予約制御手段20bについて説明す
る。録画予約制御手段20bは、ユーザUからコンテン
ツCの録画要求があると、表示装置(図示せず)に録画
予約画面25を出力させる。このとき、ユーザUは、録
画予約画面25に録画予約するコンテンツCのチャンネ
ルおよび開始日時と終了日時等を入力指定する。する
と、録画予約制御手段20bは、録画予約テーブル21
aに格納エリアを新たに設定し、録画予約テーブル21
aに録画予約制御情報として入力されたチャンネルおよ
び開始日時と終了日時を格納する。さらに、録画予約制
御手段20bは、録画予約テーブル21aに基づいて、
録画予約されたコンテンツCのチャンネルを特定し、録
画予約制御情報(チャンネルおよび開始日間と終了日
時)を録画予約情報通知手段20cに出力する。また、
録画予約制御手段20bは、コンテンツ記憶制御情報と
してチャンネルおよび開始日時と終了日時をコンテンツ
記録再生手段20fに出力する。
【0047】録画予約情報通知手段20cについて説明
する。録画予約情報通知手段20cは、チャンネルUR
Lデータベース21bに基づいて、チャンネルURL参
照制御情報であるコンテンツCのチャンネルによって、
そのチャンネルのチャンネルURL(コンテンツヘッダ
管理サーバ3のURL)を特定する。そして、録画予約
情報通知手段20cは、その特定したチャンネルURL
によってインターネットINに接続できるか否かを判断
する。この判断は、チャンネルURLがインターネット
IN上に見つかるか否か、あるいはこのチャンネルUR
Lで接続すると正常な応答が返ってくるか否か等であ
る。接続できる場合、録画予約情報通知手段20cは、
インターネットINを介してコンテンツヘッダ管理サー
バ3に接続し、録画予約情報RI(チャンネル、番組日
時)と端末情報として端末2のIPアドレスを送信す
る。一方、接続できない場合、録画予約情報通知手段2
0cは、デフォルトコンテンツヘッダを生成し、コンテ
ンツヘッダ受付記録手段20dに送信する。なお、デフ
ォルトコンテンツヘッダは、コンテンツヘッダCHにお
いてチャンネルURLと番組日時の情報を有するが、他
の情報については空情報である。なお、予約せずに直接
録画した場合、録画予約情報通知手段20cは、端末2
で現在セットされているチャンネルと現在時間(番組日
時)から推定してコンテンツヘッダ管理サーバ3に接続
してコンテンツヘッダCHを取得する。
【0048】コンテンツヘッダ受付記録手段20dにつ
いて説明する。コンテンツヘッダ受付記録手段20d
は、通信制御装置23でコンテンツヘッダ管理サーバ3
からのコンテンツヘッダパケットCPを受信すると、そ
のコンテンツヘッダパケットCPを受け取り、コンテン
ツヘッダパケットCP中のコンテンツヘッダCHが録画
予約したコンテンツCに対して正当なものかを評価す
る。正当でない場合とは、コンテンツヘッダ管理データ
ベース3で該当するコンテンツヘッダCHを特定できな
かったためにコンテンツヘッダが空情報となっている場
合、あるいは配信の途中でコンテンツヘッダCHの情報
が改ざんされている場合やデータが破壊している場合等
である。正当な場合、コンテンツヘッダ受付記録手段2
0dは、コンテンツヘッダデータベース21cに新たな
格納エリアを設定し、コンテンツヘッダCHを格納す
る。さらに、コンテンツヘッダ受付記録手段20dは、
そのコンテンツヘッダCHをコンテンツヘッダ記録制御
情報としてコンテンツヘッダリンク手段20eに出力す
る。一方、正当でない場合やデフォルトコンテンツヘッ
ダが入力されている場合、コンテンツヘッダ受付記録手
段20dは、コンテンツCを録画できない情報をコンテ
ンツヘッダ記録制御情報としてコンテンツヘッダリンク
手段20eに出力する。さらに、コンテンツヘッダ受付
記録手段20dは、コンテンツヘッダデータベース21
cに新たな格納エリアを設定し、デフォルトコンテンツ
ヘッダを格納する。ちなみに、後日、インターネットI
Nに接続できるようになった場合には、このデフォルト
コンテンツヘッダ中のチャンネルURLに基づいて接続
する。
【0049】コンテンツ記録再生手段20fについて説
明する。コンテンツ記録再生手段20fは、コンテンツ
記録制御情報が入力されると、コンテンツ・メッセージ
データベース21dに新たな格納エリアを設定する。そ
して、コンテンツ記録再生手段20fは、そのコンテン
ツ記録制御情報をコンテンツヘッダリンク手段20eに
出力する。
【0050】また、コンテンツ記録再生手段20fは、
録画予約された番組日時に録画制御を行う。具体的に
は、コンテンツ記録再生手段20fは、コンテンツヘッ
ダデータベース21cの情報に基づいて、コンテンツC
の開始日時か否かを判断する。そして、コンテンツCの
開始日時になると、コンテンツ記録再生手段20fは、
端末2を受信可能な状態とし、録画予約されたチャンネ
ルにセットする。そして、放送コンテンツプロバイダ4
から放送されているコンテンツCが配信されると、コン
テンツ記録再生手段20fは、コンテンツヘッダデータ
ベース21cの該当する格納エリアのID番号に基づい
てコンテンツ・メッセージデータベース21dの格納エ
リアを検索し、検索した格納エリアに受信したコンテン
ツCを格納する。このとき、受信したコンテンツCの中
にはメッセージM,・・・も含まれているので、コンテ
ンツ記録再生手段20fは、同じ格納エリアに受信した
メッセージMおよび更新日時として格納した日時を格納
する。なお、コンテンツ記録再生手段20fは、コンテ
ンツCを正常に受信できなかった場合、コンテンツヘッ
ダデータベース21cからコンテンツヘッダCHを消去
するとともに、コンテンツCを録画できなかった情報を
表示装置(図示せず)に表示する。コンテンツCを正常
に受信できない場合とは、コンテンツCを格納するため
の記憶容量が不足している場合、番組日時が変更されて
いる場合、端末2にハードウエアエラーが発生した場合
等である。
【0051】また、ユーザUからコンテンツCの再生要
求があると、コンテンツ記録再生手段20fは、コンテ
ンツヘッダデータベース21cからコンテンツヘッダC
Hを読み出す。そして、コンテンツ記録再生手段20f
は、コンテンツヘッダデータベース21cからID番号
を読み出し、このID番号によってコンテンツ・メッセ
ージデータベース21dからコンテンツCを読み出し、
表示装置(図示せず)や音声出力装置(図示せず)によ
ってコンテンツCを再生する。さらに、コンテンツ記録
再生手段20fは、コンテンツ・メッセージデータベー
ス21dからメッセージM,・・・を読み出し、コンテ
ンツヘッダCHの再生順番と時間軸情報に基づいてメッ
セージM,・・・をコンテンツCの途中で再生する。
【0052】コンテンツヘッダリンク手段20eについ
て説明する。コンテンツヘッダ記録制御情報としてコン
テンツヘッダCHとそれに対応するコンテンツ記録制御
情報が入力されると、コンテンツヘッダリンク手段20
eは、コンテンツCとそのコンテンツCのコンテンツヘ
ッダCHを関連付けするために、ユニークなID番号を
割り当てる。そして、コンテンツヘッダリンク手段20
eは、このID番号をコンテンツヘッダデータベース2
1cとコンテンツ・メッセージデータベース21dの該
当する格納エリアに格納する。これによって、ID番号
が判れば、コンテンツヘッダデータベース21cから該
当するコンテンツヘッダCHを検索できるとともに、コ
ンテンツ・メッセージデータベース21dから該当する
コンテンツCやメッセージM,・・・を検索できる。一
方、コンテンツヘッダ記録制御情報としてコンテンツC
を録画できない情報とそれに対応するコンテンツ記録制
御情報が入力されると、コンテンツヘッダリンク手段2
0eは、コンテンツ・メッセージデータベース21dの
該当する格納エリアを削除し、録画予約されたコンテン
ツCを録画できない情報を表示装置(図示せず)に出力
する。
【0053】メッセージ取得手段20gについて説明す
る。ユーザUからコンテンツCの再生要求があると、メ
ッセージ取得手段20gは、コンテンツヘッダデータベ
ース21cからコンテンツヘッダCHを読み出す。そし
て、メッセージ取得手段20gは、メッセージMのUR
LによってインターネットINを介してメッセージ管理
サーバ6に接続し、メッセージMの更新の必要性の判定
および最新のメッセージMの配信を要求するためにメッ
セージ配信判定要求JRを送信する。このメッセージ配
信判定要求JRは、端末情報として端末2のIPアドレ
スおよびメッセージMの検索用メタデータの更新判定用
のシリアルナンバとメッセージMの更新日時(録画日
時)等を情報として含む要求である。そして、メッセー
ジ管理サーバ6でメッセージMを更新する必要があると
判定されるとメッセージ配信サーバ5から情報が更新さ
れているメッセージMが配信されるので、メッセージ取
得手段20gは、そのメッセージMの受信する。メッセ
ージMを受信すると、メッセージ取得手段20gは、コ
ンテンツヘッダデータベース21cのID番号に基づい
てコンテンツ・メッセージデータベース21dの格納エ
リアを検索し、その検索した格納エリアにメッセージM
および更新した日時を再格納する。
【0054】次に、図6乃至図8を参照して、コンテン
ツヘッダ管理サーバ3の構成について説明する。図6
は、コンテンツヘッダ管理サーバの構成図である。図7
は、コンテンツヘッダ管理サーバの情報やデータの流れ
を示す内部構成図である。図8は、コンテンツヘッダ管
理データベースの構成図である。なお、図8の構成図に
おける情報は例として示したものであり、2001年4
月21日19:00:00における情報である。
【0055】コンテンツヘッダ管理サーバ3は、主なも
のとして主制御装置30、記憶装置31、入出力装置3
2、通信制御装置33等を備え、これらの装置がバス3
4で接続されている。
【0056】主制御装置30について説明する。主制御
装置30は、MPUおよびRAM等から構成され、コン
テンツヘッダ管理サーバ3を統括制御する。
【0057】そのために、主制御装置30は、WWWサ
ーバプログラム30aを備える。WWWサーバプログラ
ム30aは、HTTP[Hyper Text Transfer Protocol]
で通信するための通信基盤プログラムである。なお、W
WWサーバプログラム30aは、コンテンツヘッダ管理
サーバ3がインターネットINに接続されると、RAM
上にロードされてMPUで実行される。
【0058】さらに、主制御装置30は、端末2から録
画予約情報RIおよび端末情報を通信制御装置33を介
して受信すると、この録画予約情報RIに基づいてコン
テンツヘッダCHを特定する。そして、主制御装置30
は、そのコンテンツヘッダCHをコンテンツヘッダパケ
ットCPとして、通信制御装置33を介して端末2に配
信する。
【0059】そのために、主制御装置30は、コンテン
ツヘッダ参照受付手段30b、コンテンツヘッダ特定手
段30cおよびコンテンツヘッダパケット配信手段30
dを備える。この各手段30b、30c、30dについ
ては、後で詳細に説明する。なお、本実施の形態では、
コンテンツヘッダ特定手段30cが特許請求の範囲に記
載するヘッダ特定手段に相当し、コンテンツヘッダパケ
ット配信手段30dが特許請求の範囲に記載するヘッダ
送信手段に相当する。
【0060】次に、記憶装置31について説明する。記
憶装置31は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装
置等から構成される。記憶装置31は、コンテンツヘッ
ダ管理サーバ3の各種プログラムを格納するとともに、
コンテンツヘッダ管理データベース31a等を格納して
いる。なお、本実施の形態では、コンテンツヘッダ管理
データベース31aが特許請求の範囲に記載するヘッダ
管理データベースに相当する。
【0061】コンテンツヘッダ管理データベース31a
について説明する。コンテンツヘッダ管理データベース
31aは、各コンテンツC,・・・(チャンネルと番組
日時によって特定可能なコンテンツC,・・・)に対応
するコンテンツヘッダCH,・・・を格納しているデー
タベースである。コンテンツヘッダ管理データベース3
1aは、図8に示すように、チャンネルと番組日時(開
始日時と終了日時)およびその情報で特定されるコンテ
ンツにおけるコンテンツヘッダの各項目を有し、コンテ
ンツCが番組として予定される毎に情報が格納される。
【0062】次に、入出力装置32について説明する。
入出力装置32は、キーボード、マウス、表示装置等か
ら構成され、I/O装置を介して接続される。
【0063】次に、通信制御装置33について説明す
る。通信制御装置33は、モデム、DSU等から構成さ
れ、インターネットINによる情報の送受信を実現す
る。
【0064】それでは、図6乃至図8を参照して、主制
御装置30に構成されるコンテンツヘッダ参照受付手段
30b、コンテンツヘッダ特定手段30c、コンテンツ
ヘッダパケット配信手段30dについて詳細に説明す
る。
【0065】コンテンツヘッダ参照受付手段30bにつ
いて説明する。コンテンツヘッダ参照受付手段30b
は、通信制御装置33で端末2からの録画予約情報RI
および端末情報を受信すると、その録画予約情報RIお
よび端末情報を受け取る。そして、コンテンツヘッダ参
照受付手段30bは、録画予約情報RIをコンテンツヘ
ッダ特定手段30cに出力するとともに、端末情報をコ
ンテンツヘッダパケット配信手段30dに出力する。
【0066】コンテンツヘッダ特定手段30cについて
説明する。コンテンツヘッダ特定手段30cは、録画予
約情報RIが入力されると、録画予約情報RIのチャン
ネルと番組日時の情報によって、コンテンツヘッダ管理
データベース31aに該当するチャンネルと番組日時と
があるか否かを検索する。該当するチャンネルと番組日
時がある場合、コンテンツヘッダ特定手段30cは、コ
ンテンツヘッダ管理データベース31aに基づいて該当
するコンテンツヘッダCHを特定する。コンテンツヘッ
ダCHを特定できた場合、コンテンツヘッダ特定手段3
0cは、特定したコンテンツヘッダCHをコンテンツヘ
ッダパケット配信手段30dに出力する。一方、該当す
るチャンネルと番組日時が無かった場合やコンテンツヘ
ッダCHを特定できなかった場合、コンテンツヘッダ特
定手段30cは、該当するコンテンツヘッダCHが無か
った情報をコンテンツヘッダパケット配信手段30dに
出力する。
【0067】コンテンツヘッダパケット配信手段30d
について説明する。コンテンツヘッダパケット配信手段
30dは、コンテンツヘッダCHが入力されると、それ
をパケット化してコンテンツヘッダパケットCPにコン
テンツヘッダCHを設定する。一方、コンテンツヘッダ
パケット配信手段30dは、コンテンツヘッダCHが無
かった情報が入力されると、コンテンツヘッダパケット
CPにはコンテンツヘッダの情報として空情報を設定す
る。そして、コンテンツヘッダパケット配信手段30d
は、端末情報のIPアドレスによってインターネットI
Nを介して端末2に接続し、コンテンツヘッダパケット
CPを送信する。なお、コンテンツヘッダパケットCP
は、TCP/IP[Transmission Control Protocol/Int
ernet Protocol]に従って、端末2のIPアドレス、コ
ンテンツヘッダ管理サーバ3のIPアドレスおよびコン
テンツヘッダCHの情報からなる。
【0068】次に、図1を参照して、放送コンテンツプ
ロバイダ4について説明する。放送コンテンツプロバイ
ダ4は、前記したように、無線あるいは有線によるテレ
ビ放送によってコンテンツCを提供するプロバイダ(テ
レビ放送局)である。放送コンテンツプロバイダ4は、
割り振られたチャンネルおいて多数のコンテンツC,・
・・の番組編成を行っており、編成された番組日時に従
ってコンテンツC,・・・を放送している。なお、配信
するコンテンツCには、配信する時点で最新の情報のメ
ッセージM,・・・も含まれている。
【0069】次に、図1を参照して、メッセージ配信サ
ーバ5について説明する。メッセージ配信サーバ5は、
主なものとして、図示しない主制御装置、記憶装置、入
出力装置、通信制御装置等を備え、これらの装置がバス
で接続されている。メッセージ配信サーバ5は、メッセ
ージ管理サーバ6からのメッセージ配信要求MRに応じ
て、広告事業者等から提供されているメッセージM,・
・・をインターネットINを介して配信している。ちな
みに、メッセージMは時間経過に伴って新たな情報に更
新されるメッセージや最初の情報から一度も更新されな
いメッセージ等があり、接続された時にはその時におけ
る最新の情報のメッセージMが配信される。
【0070】メッセージ配信サーバ5の主制御装置は、
MPUおよびRAM等から構成され、メッセージ配信サ
ーバ5を統括制御する。また、主制御装置は、WWWサ
ーバプログラムを備えることもある。さらに、主制御装
置は、メッセージ配信要求MRに応じて、その端末2に
メッセージMを通信制御装置を介して配信する。また、
記憶装置は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置
等から構成され、メッセージデータベース等を格納して
いる。
【0071】次に、図1を参照して、メッセージ管理サ
ーバ6について説明する。メッセージ管理サーバ6は、
主なものとして、図示しない主制御装置、記憶装置、入
出力装置、通信制御装置等を備え、これらの装置がバス
で接続されている。メッセージ管理サーバ6は、メッセ
ージ配信サーバ5から配信するメッセージM,・・・の
情報(更新情報、シリアルナンバ、内容、放送日時、挿
入されるコンテンツ等)を管理している。そして、メッ
セージ管理サーバ6は、端末2からのメッセージ配信判
定要求JRを受信すると、メッセージMの更新の必要性
を判定し、メッセージMを更新する必要がある場合には
メッセージ配信サーバ5にメッセージ配信要求MRを送
信する。メッセージ配信要求MRは、端末情報として端
末2のIPアドレスおよび配信するメッセージMの情報
等を含む要求である。
【0072】メッセージ管理サーバ6の主制御装置は、
MPUおよびRAM等から構成され、メッセージ管理サ
ーバ6を統括制御する。また、主制御装置は、WWWサ
ーバプログラムを備えることもある。そして、主制御装
置は、端末2からのメッセージ配信判定要求JRに応じ
て、メッセージMの検索用メタデータの更新判定用シリ
アルナンバと該当するメッセージMのシリアルナンバと
を比較し、メッセージMの更新日時(録画日時)以降に
メッセージMが新たな情報に更新されたか否かを判定す
る。さらに、主制御装置は、新たな情報に更新されてい
ると判定した場合には、通信制御装置を介してメッセー
ジ配信要求MRをメッセージ配信サーバ5に送信する。
また、記憶装置は、ハードディスク装置や光磁気ディス
ク装置等から構成され、メッセージ情報管理データベー
ス等を格納している。
【0073】次に、図1乃至図5を参照し、端末2にお
けるコンテンツヘッダCHを取得する動作について図9
のフローチャートに沿って説明する。図9は、端末にお
けるコンテンツヘッダ取得時の動作フローチャートであ
る。
【0074】端末2では、入出力装置22からのユーザ
Uの入力操作によってコンテンツCの録画予約の要求を
受け付けると(S10)、録画予約制御手段20bが表
示装置(図示せず)に録画予約画面25を表示する。こ
こで、ユーザUは、録画予約画面25に録画予約したい
コンテンツCのチャンネルや番組日時(開始日時と終了
日時)等を入力する。
【0075】すると、端末2では、録画予約制御手段2
0bが録画予約テーブル21aに新たに格納エリアを設
定し、入力されたチャンネルと番組日時を格納する(S
11)。また、端末2では、コンテンツ記録再生手段2
0fがコンテンツ・メッセージデータベース21dに新
たな格納エリアを設定する。
【0076】続いて、端末2では、録画予約制御手段2
0bが録画予約テーブル21aに基づいてコンテンツヘ
ッダCHを取得したいコンテンツCのチャンネルを特定
する(S12)。
【0077】そして、端末2では、録画予約情報通知手
段20cがチャンネルURLデータベース21bに基づ
いて、特定したチャンネルのURLを特定し(S1
3)、さらに特定したURLによってインターネットI
Nでの接続が可能か否かを判断する(S14)。接続で
きない場合、端末2では、録画予約情報通知手段20c
ではデフォルトコンテンツヘッダを生成し(S20)、
コンテンツCを録画予約できない情報を表示装置(図示
せず)に表示するとともにコンテンツヘッダCHの取得
を行わない。
【0078】一方、接続できる場合、端末2では、録画
予約情報通知手段20cがコンテンツヘッダ管理サーバ
3のIPアドレスに基づいてインターネットINを介し
てコンテンツヘッダ管理サーバ3に接続する(S1
5)。そして、端末2では、録画予約情報通知手段20
cがコンテンツヘッダ管理サーバ3に端末情報(IPア
ドレス)と録画予約情報RI(チャンネル、番組日時、
番組名)を送信する(S16)。なお、本実施の形態で
は、S16での処理が特許請求の範囲に記載する特定情
報送信工程に相当する。
【0079】そして、端末2では、コンテンツヘッダ管
理サーバ3からコンテンツヘッダパケットCPが送信さ
れてくると、コンテンツヘッダ受付記録手段20dがこ
のコンテンツヘッダパケットCPを受け付ける(S1
7)。続いて、端末2では、コンテンツヘッダ受付記録
手段20dがコンテンツヘッダパケットCPのコンテン
ツヘッダCHが正当なものか空情報かを判断する(S1
8)。コンテンツヘッダCHが空情報の場合、端末2で
は、コンテンツヘッダ受付記録手段20dがデフォルト
コンテンツヘッダを生成し(S20)、コンテンツCを
録画予約できない情報を表示装置(図示せず)に表示す
る。なお、本実施の形態では、S17での処理が特許請
求の範囲に記載するヘッダ受信工程に相当する。
【0080】一方、コンテンツヘッダCHが正当の場
合、端末2では、コンテンツヘッダ受付記録手段20d
がコンテンツヘッダデータベース21cに新たな格納エ
リアを設定し、コンテンツヘッダCHを格納する。さら
に、端末2では、コンテンツヘッダリンク手段20eが
ユニークなID番号を割り当て、このID番号をコンテ
ンツヘッダデータベース21cとコンテンツ・メッセー
ジデータベース21dの該当する格納エリアに格納する
(S19)。例えば、図5(c)(d)に示すように、
コンテンツヘッダデータベース21cにおけるID番号
「AABB1234」とコンテンツ・メッセージデータ
ベース21dにおけるID番号「AABB1234」で
2つの格納エリアが関連付けられ、その2つの格納エリ
アに格納されるコンテンツCHとコンテンツCおよびメ
ッセージM,・・・とが結びつけられる。
【0081】次に、図1乃至図5を参照し、端末2にお
けるメッセージMを更新する動作について図10のフロ
ーチャートに沿って説明する。図10は、端末における
メッセージ更新時の動作フローチャートである。
【0082】端末2では、コンテンツ記録再生手段20
fがコンテンツヘッダデータベース21cに基づいて各
コンテンツC,・・・の開始日時か否かを監視している
(S30)。
【0083】あるコンテンツCの開始日時になると、端
末2では、コンテンツ記録再生手段20fが受信可能状
態とし、さらに録画予約されたチャンネルにセットし、
メッセージM,・・・を含んだコンテンツCを受信する
(S31)。このとき、コンテンツ記録再生手段20f
では、コンテンツCを正常に受信できたか否かを判断し
(S32)、受信できなかった場合にはコンテンツヘッ
ダCHをコンテンツヘッダデータベース21cから消去
する(S37)。正常に受信できた場合、端末2では、
コンテンツ記録再生手段20fがコンテンツヘッダデー
タベース21cのID番号に基づいてコンテンツ・メッ
セージデータベース21dの格納エリアを検索し、その
検索した格納エリアに受信したコンテンツCおよびメッ
セージMとその更新日時として格納した日時を格納す
る。なお、コンテンツ記録再生手段20fは、コンテン
ツCを正常に受信できなかった場合、コンテンツCを録
画できなかった情報を表示装置(図示せず)に表示す
る。
【0084】そして、正常にコンテンツC(メッセージ
M,・・・)を受信した場合、端末2では、コンテンツ
・メッセージデータベース21dに格納しているコンテ
ンツC(メッセージM,・・・)に対するユーザUによ
る再生要求を待つ(S33)。
【0085】再生要求があると、端末2では、メッセー
ジ取得手段20gがコンテンツヘッダデータベース21
cからコンテンツヘッダCHを読み出し、メッセージM
のURLによってインターネットINを介してメッセー
ジ管理サーバ6に接続し、メッセージ配信判定要求JR
を送信する(S34)。すると、メッセージ管理サーバ
6では、コンテンツヘッダCHのメッセージMの検索用
メタデータの更新判定用シリアルナンバと該当するメッ
セージMのシリアルナンバとを比較し、コンテンツヘッ
ダデータベース21cに格納されているメッセージMの
更新日時(録画日時)以降にメッセージMが新たな情報
に更新されているか否かを判定する。そして、新たな情
報に更新されている場合、メッセージ管理サーバ6は、
メッセージ配信サーバ5にメッセージ配信要求MRを送
信する。すると、メッセージ配信サーバ5は、新たな情
報のメッセージMを端末2に配信する。
【0086】そして、メッセージ取得手段20gでは、
新たな情報のメッセージMを受信し(S35)、コンテ
ンツ・メッセージデータベース21dにそのメッセージ
Mおよび更新日時を再格納する。なお、コンテンツCに
複数のメッセージM,・・・が含まれている場合、メッ
セージ取得手段20gではS34およびS35の処理が
繰り返し実行される。
【0087】そして、端末2では、コンテンツ記録再生
手段20fがコンテンツヘッダデータベース21cのI
D番号に基づいてコンテンツ・メッセージデータベース
21dからコンテンツCを読み出し、表示装置(図示せ
ず)や音声出力装置(図示せず)によってコンテンツC
を再生する(S36)。さらに、コンテンツ記録再生手
段20fは、コンテンツ・メッセージデータベース21
dからメッセージM,・・・を読み出し、コンテンツヘ
ッダCHの再生順番と時間軸情報に基づいてメッセージ
M,・・・をコンテンツCの途中で再生する(S3
6)。
【0088】最後に、図1、図2および図6乃至図8を
参照し、コンテンツヘッダ管理サーバ3におけるコンテ
ンツヘッダCHを提供する動作について図11のフロー
チャートに沿って説明する。図11は、コンテンツヘッ
ダ管理サーバにおけるコンテンツヘッダ提供時の動作フ
ローチャートである。
【0089】コンテンツヘッダ管理サーバ3では、端末
2からインターネットINを介して接続される(S4
0)。そして、コンテンツヘッダ管理サーバ3では、端
末2から端末情報および録画予約情報RIを受信する
と、コンテンツヘッダ参照受付手段30bが端末情報お
よび録画予約情報RIを受け取る(S41)。なお、本
実施の形態では、S41での処理が特許請求の範囲に記
載する特定情報受信工程に相当する。
【0090】すると、コンテンツヘッダ管理サーバ3で
は、コンテンツヘッダ特定手段30cがコンテンツヘッ
ダ管理データベース31aに基づいて録画予約情報RI
のチャンネルと番組日時の情報によって該当するコンテ
ンツCを特定する(S42)。コンテンツCを特定でき
なかった場合、コンテンツヘッダ管理サーバ3では、コ
ンテンツヘッダパケット配信手段30dがコンテンツヘ
ッダを空情報としてコンテンツヘッダパケットCPを端
末2に送信する(S45)。
【0091】一方、コンテンツCを特定できた場合、コ
ンテンツヘッダ管理サーバ3では、コンテンツヘッダ特
定手段30cがコンテンツヘッダ管理データベース31
aに基づいて該当するコンテンツヘッダCHを特定する
(S43)。コンテンツヘッダCHを特定できなかった
場合、コンテンツヘッダ管理サーバ3では、コンテンツ
ヘッダパケット配信手段30dがコンテンツヘッダを空
情報としてコンテンツヘッダパケットCPを端末2に送
信する(S45)。なお、本実施の形態では、S42お
よびS43での処理が特許請求の範囲に記載するヘッダ
特定工程に相当する。
【0092】一方、コンテンツヘッダCHを特定できた
場合、コンテンツヘッダ管理サーバ3では、コンテンツ
ヘッダパケット配信手段30dがコンテンツヘッダCH
をパケット化してコンテンツヘッダパケットCPとし、
端末情報のIPアドレスによってインターネットINを
介して端末2に接続し、コンテンツヘッダパケットCP
を送信する(S44)。本実施の形態では、S44での
処理が特許請求の範囲に記載するヘッダ送信工程に相当
する。
【0093】このメッセージ更新システム1によれば、
端末2においてコンテンツCの録画予約が行われるとコ
ンテンツヘッダ管理サーバ3からコンテンツヘッダCH
を取得するので、このコンテンツヘッダCHによってコ
ンテンツCに含まれるメッセージM,・・・の更新情報
(検索用メタデータ)等を取得することができる。その
ため、端末2では、コンテンツCを録画した以降にメッ
セージM,・・・が新たな情報に更新されたか否かをメ
ッセージ管理サーバ6にメッセージ配信判定要求JRを
送信することによって判断でき、コンテンツCの再生時
には最新の情報であるメッセージM,・・・を挿入した
コンテンツCを再生することができる。その結果、ユー
ザUはメッセージMから最新の情報を得ることができ、
メッセージMとして陳腐化しない。
【0094】また、このメッセージ更新システム1によ
れば、端末2においてコンテンツヘッダデータベース2
1cとコンテンツ・メッセージデータベース21dとを
ID番号によって検索できるようにしているので、再生
時等にコンテンツCとコンテンツヘッダCHとを簡単に
結びつけることができる。
【0095】さらに、このメッセージ更新システム1に
よれば、コンテンツヘッダ管理サーバ3においてコンテ
ンツヘッダ管理データベース31aでチャンネルと番組
日時に対応してコンテンツヘッダCHを格納しているの
で、チャンネルと番組日時が送信されるとコンテンツヘ
ッダCHを提供することができる。
【0096】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、前記の実施の形態に限定されることな
く、様々な形態で実施される。例えば、本実施の形態で
はコンテンツヘッダ管理サーバ、メッセージ配信サーバ
およびメッセージ管理サーバを別々のサーバとして構成
したが、様々な形態でサーバを構成してよい。また、本
実施の形態では端末においてコンテンツヘッダを取得す
るとともにこのコンテンツヘッダに基づいて最新のメッ
セージを取得できる構成としたが、メッセージの更新情
報と提供先情報を含むコンテンツヘッダあるいはメッセ
ージヘッダの取得だけ行う構成としてもよい。また、本
実施の形態ではメッセージはコンテンツに含まれる場合
についてシステムを構成したが、天気予報、株価情報等
の番組やホームページ等のメッセージ自体が視聴の対象
となる場合についてシステムを構成してもよいし、イン
ターネット上のリアルタイム性のある情報をメッセージ
とする場合についてシステムを構成してもよい。この場
合、ヘッダは、メッセージヘッダとなり、メッセージに
関する情報のみを含む。また、本実施の形態ではコンテ
ンツとコンテンツヘッダを関連付けするためにID番号
を設定したが、コンテンツヘッダのポインタを利用して
関連付けを行うようにしてもよい。また、本実施の形態
では更新情報を検索用メタデータ(更新判定用シリアル
ナンバ)としたが、更新情報としてはメッセージの更新
を予定する日時を時系列で示す情報等の他の情報でもよ
い。
【0097】また、本実施の形態では公衆回線によるイ
ンターネットで通信を行う構成としたが、衛星等を利用
した無線通信や専用回線による有線通信等の様々な通信
媒体によって構成してよい。また、本実施の形態ではメ
ッセージの提供先情報をメッセージ管理サーバのURL
とし、コンテンツの提供先情報をチャンネルとしたが、
通信媒体等に応じて様々な提供先情報としてよい。ま
た、本実施の形態では端末において配信されたメッセー
ジやコンテンツを記憶装置に記憶したが、他の装置に録
画するように構成してもよい。また、本実施の形態では
放送コンテンツプロバイダからのテレビ放送による番組
コンテンツを録画予約する構成としたが、インターネッ
トを介して配信される番組コンテンツ等を録画予約する
構成としてもよい。また、本実施の形態ではメッセージ
の更新の必要性をメッセージ管理サーバで行う構成とし
たが、端末で行う構成としてもよい。
【0098】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る情報取得装置
は、メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダを
取得することができるので、その更新情報に基づいてメ
ッセージ更新の必要性を判断できる。そのため、何時で
も最新の情報のメッセージを取得することができ、メッ
セージの利用価値を低下させない。
【0099】本発明の請求項2に係る情報取得装置は、
メッセージを含むコンテンツの取得予約がなされると、
コンテンツ情報によってコンテンツのヘッダ(すなわ
ち、コンテンツに含まれるメッセージの更新情報)を取
得することができる。そのため、その更新情報から最新
の情報のメッセージを取得することができるので、取得
されたコンテンツを再生する際に最新の情報のメッセー
ジを含んだコンテンツを再生することができる。
【0100】本発明の請求項3に係る情報取得装置は、
ヘッダと取得予約したコンテンツを関連付けしておくこ
とによって、取得したコンテンツを再生する際にヘッダ
(メッセージの更新情報)あるいはコンテンツおよびメ
ッセージを容易に取り出すことができる。
【0101】本発明の請求項4に係る情報管理サーバ
は、ヘッダ管理データベースによってメッセージの更新
情報と提供先情報を含むヘッダを特定でき、メッセージ
の更新情報と提供先情報を提供することができる。
【0102】本発明の請求項5に係る情報管理サーバ
は、コンテンツ情報によりヘッダを特定できるので、コ
ンテンツ情報さえ入力されれば、そのコンテンツに含ま
れるメッセージの更新情報と提供先情報を提供すること
ができる。
【0103】本発明の請求項6に係る情報取得方法は、
メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダを取得
することができるので、その更新情報に基づいてメッセ
ージの更新の必要性を判断できる。
【0104】本発明の請求項7に係る情報取得方法は、
コンテンツ情報によってコンテンツのヘッダ(すなわ
ち、コンテンツに含まれるメッセージの更新情報)を取
得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るメッセージ更新システムの
全体構成図である。
【図2】本実施の形態に係るコンテンツヘッダの構成図
である。
【図3】図1の端末の構成図である。
【図4】図3の端末の情報やデータの流れを示す内部構
成図である。
【図5】図3の記憶装置の各構成図であり、(a)は録
画予約テーブルであり、(b)はチャンネルURLデー
タベースであり、(c)はコンテンツヘッダデータベー
スであり、(d)はコンテンツ・メッセージデータベー
スである。
【図6】図1のコンテンツヘッダ管理サーバの構成図で
ある。
【図7】図6のコンテンツヘッダ管理サーバの情報やデ
ータの流れを示す内部構成図である。
【図8】図6のコンテンツヘッダ管理データベースの構
成図である。
【図9】本実施の形態に係る端末におけるコンテンツヘ
ッダ取得時の動作フローチャートである。
【図10】本実施の形態に係る端末におけるメッセージ
更新時の動作フローチャートである。
【図11】本実施の形態に係るコンテンツヘッダ管理サ
ーバにおけるコンテンツヘッダ提供時の動作フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1・・・メッセージ更新システム 2・・・端末(情報取得装置) 3・・・コンテンツヘッダ管理サーバ(情報管理サー
バ) 4・・・放送コンテンツプロバイダ 5・・・メッセージ配信サーバ 6・・・メッセージ管理サーバ 20・・・主制御装置 20b・・・録画予約制御手段(コンテンツ予約手段) 20c・・・録画予約情報通知手段(特定情報送信手
段) 20d・・・コンテンツヘッダ受付記録手段(ヘッダ受
信手段) 20e・・・コンテンツヘッダリンク手段(ヘッダ関連
付け手段) 20f・・・コンテンツ記録再生手段 20g・・・メッセージ取得手段 21・・・記憶装置 21a・・・録画予約テーブル 21b・・・チャンネルURLデータベース 21c・・・コンテンツヘッダデータベース 21d・・・コンテンツ・メッセージデータベース 30・・・主制御装置 30b・・・コンテンツヘッダ参照受付手段 30c・・・コンテンツヘッダ特定手段(ヘッダ特定手
段) 30d・・・コンテンツヘッダパケット配信手段(ヘッ
ダ送信手段) 31・・・記憶装置 31a・・・コンテンツヘッダ管理データベース(ヘッ
ダ管理データベース) C・・・コンテンツ M・・・メッセージ CH・・・コンテンツヘッダ(ヘッダ) IN・・・インターネット(通信媒体) PL・・・公衆回線 RI・・・録画予約情報(コンテンツ情報) JR・・・メッセージ配信判定要求 MR・・・メッセージ配信要求
フロントページの続き (72)発明者 青木 勝典 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 和泉 吉則 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 福井 一夫 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5B082 HA03 HA08 5C064 BA07 BB10 BC16 BC20 BD02 BD07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して最新のメッセージに更
    新するための情報を取得する情報取得装置であって、 前記メッセージを特定可能な情報を、前記最新のメッセ
    ージに更新するための情報を管理する管理側に前記通信
    媒体を介して送信する特定情報送信手段と、 前記メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダ
    を、前記管理側から受信するヘッダ受信手段と、 を備えることを特徴とする情報取得装置。
  2. 【請求項2】 前記メッセージは、コンテンツに含ま
    れ、 前記ヘッダは、前記コンテンツのヘッダであり、 前記コンテンツの提供日時と提供先情報を含むコンテン
    ツ情報により、前記コンテンツの取得予約を受け付ける
    コンテンツ予約手段を備え、 前記特定情報送信手段は、前記コンテンツの取得予約が
    行われると、前記メッセージを特定可能な情報として前
    記コンテンツ情報を送信することを特徴とする請求項1
    に記載の情報取得装置。
  3. 【請求項3】 前記受信したヘッダと前記コンテンツと
    を関連付けするヘッダ関連付け手段を備えることを特徴
    とする請求項2に記載の情報取得装置。
  4. 【請求項4】 最新のメッセージに更新するための情報
    を管理するとともに、前記最新のメッセージに更新する
    ための情報を通信媒体を介して提供する情報管理サーバ
    であって、 前記メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダを
    管理するヘッダ管理データベースと、 前記ヘッダ管理データベースに基づいて、提供するヘッ
    ダを特定するヘッダ特定手段と、 前記特定したヘッダを前記通信媒体を介して送信するヘ
    ッダ送信手段と、 を備えることを特徴とする情報管理サーバ。
  5. 【請求項5】 前記メッセージは、コンテンツに含ま
    れ、 前記ヘッダは、前記コンテンツのヘッダであり、 前記ヘッダ特定手段は、前記コンテンツの提供日時と提
    供先情報を含むコンテンツ情報によりヘッダを特定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報管理サーバ。
  6. 【請求項6】 通信媒体を介して最新のメッセージに更
    新するための情報を取得する情報取得方法であって、 前記メッセージを特定可能な情報を、前記通信媒体を介
    して送信する特定情報送信工程と、 前記メッセージを特定可能な情報を受信する特定情報受
    信工程と、 前記受信したメッセージを特定可能な情報に基づいて、
    前記メッセージの更新情報と提供先情報を含むヘッダを
    管理するヘッダ管理データベースからヘッダを特定する
    ヘッダ特定工程と、 前記特定したヘッダを前記通信媒体を介して送信するヘ
    ッダ送信工程と、 前記送信したヘッダを受信するヘッダ受信工程と、 を含むことを特徴とする情報取得方法。
  7. 【請求項7】 前記メッセージは、コンテンツに含ま
    れ、 前記ヘッダは、前記コンテンツのヘッダであり、 前記メッセージを特定可能な情報は、前記コンテンツの
    提供日時と提供先情報を含むコンテンツ情報であること
    を特徴とする請求項6に記載の情報取得方法。
JP2001230733A 2001-07-31 2001-07-31 情報取得装置および情報管理サーバならびに情報取得方法 Pending JP2003044347A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095842A1 (ja) * 2003-04-18 2004-11-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ストリーム受信装置
JP2005304013A (ja) * 2004-03-19 2005-10-27 Microsoft Corp メタデータを処理するための方法および装置
JP2005333405A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Dowango:Kk 情報提供システム、情報提供方法および情報提供プログラム

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