JP2003044215A - 光学式ポインティングデバイス及びその駆動方法 - Google Patents

光学式ポインティングデバイス及びその駆動方法

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JP2003044215A
JP2003044215A JP2001235265A JP2001235265A JP2003044215A JP 2003044215 A JP2003044215 A JP 2003044215A JP 2001235265 A JP2001235265 A JP 2001235265A JP 2001235265 A JP2001235265 A JP 2001235265A JP 2003044215 A JP2003044215 A JP 2003044215A
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Koji Kobayashi
弘二 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】未使用時の消費電力の低減、防眩を図り、操作
する指によりスイッチ操作が可能な光学式ポインティン
グデバイス及びその駆動方法の提供。 【解決手段】画像取込部111と光源112とを備える
光学式ポインティングデバイスに、画像取込領域113
またはその周辺に配設した接触センサー114と、装置
ハウジング116の側面、底面等の所定の位置に設けた
スイッチ118、119と、これらからの信号を用いて
光源112に供給する電力をON/OFFする切替スイ
ッチ117とを有し、画像取込領域またはハウジングを
押圧、接触すると切替スイッチがONになって光源に電
力が供給されるように設定することにより、未使用時の
消費電力の低減や防眩を図ることができ、また、ポイン
ト操作とスイッチ操作とが独立して制御されるため、入
力時のタイムラグを抑制することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マウスやトラック
ボール等のポインティングデバイス及びその駆動方法に
関し、特に、ポイントの移動認識に光を利用する光学式
ポインティングデバイス及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのコンピュータ等のシステムでは、
その操作にマウスやトラックボールといったポインティ
ングデバイスが用いられている。従来は、マウスやトラ
ックボールの動きを機械的に測定し、その測定結果を入
力としていたが、近年、機械的に測定する代わりにマウ
スやトラックボールの動きを光学的に測定し、その測定
結果を入力とする光学式ポインティングデバイスが普及
しつつある。このような光学式ポインティングデバイス
は可動部が少ないか又は存在しないため、装置の長寿命
化を図ることができ、また、装置そのものの小型化も容
易である。また、パッド型ポインティングデバイスのよ
うに、広い面積を必要としないのも特徴である。
【0003】このような光学式ポインティングデバイス
の具体的な例として、例えば、特開平11−34507
6号公報記載の例が挙げられる。上記公報記載の装置
は、透明スタッド(ロッドレンズ)に、人間の指先が配
置される一方の末端に画像を取り込むための表面を有
し、光が入射し、指先で反射し、入射した方向と概して
反対の方向に反射する反対側にレンズを2つ有する。ま
た、LEDは、ロッドレンズの片方のレンズに近接して
配置され、光をレンズに向けて発光する。動き検出器
は、ロッドレンズのもう片方のレンズに近接して配置さ
れ、指先で反射してロッドレンズのレンズを透過した光
を受光し、表面を横切って指先の直交する軸における動
きを示す信号を生成するようなものである。
【0004】なお、本例ではロッドレンズを使用する構
成となっているが、ロッドレンズの代わりに単なるレン
ズを利用したものも存在する。その際は、画像を取り込
むための表面は、レンズの表面ではなく、レンズから特
定の距離にある空間上に置かれる。
【0005】また、人間の指一本だけで操作できる入力
装置として、パッド型ポインティングデバイスを挙げる
ことができる。パッド型ポインティングデバイスによる
操作性を向上した入力装置の具体的な例として、特開2
001−60139号公報記載の例が挙げられる。上記
公報記載の装置は、パッド型ポインティングデバイスの
指でポインタの操作をする操作盤が、ある力以上で押さ
れた時にそれを検知する検知器を組み込み、マウスの左
クリックキーと同様な働きをさせているのが特徴であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た光学式ポインティングデバイス及びパッド型ポインテ
ィングデバイスでは、以下に示す問題がある。
【0007】第1の問題は、光学式ポインティングデバ
イスにおいて、動きを測定するための画像(上記例の場
合は指先の画像)を鮮明に得るために、光源(上記例の
場合はLED)を用意し、対象物を照らしつづける必要
がある。その結果、上記ポインティングデバイスを使用
しない状態であっても、光源のために不必要に電力を消
費しつづけてしまうということである。
【0008】また、第2の問題は、光学式ポインティン
グデバイスにおいて、上記例のように画像を取り込むた
めの部分が開放されていると、その部分から光が漏れる
ことになり、ポインティングデバイスを使用するユーザ
が眩しく感じてしまう場合があるということである。
【0009】更に、第3の問題は、特開2001−60
139号公報記載の例では、指一本でマウスクリックを
実現するために、パッド型ポインティングデバイスの操
作盤がある力以上で押された時にそれを検知する検知器
を組み込んでいるが、パッド型ポインティングデバイス
は操作盤での指の位置を関知する事により入力を判別す
る入力装置であるため、入力装置の操作盤の占める面積
の小型化が困難であった。また、光学式ポインティング
デバイスの場合、上記例のように、装置単独ではポイン
トの移動しか入力できないため、マウスのクリック入力
を実現するには別の部分にスイッチを用意する必要があ
る。従って、ユーザはポインティングデバイスとスイッ
チの2箇所を操作することになり、指一本で操作するの
が困難となってしまうということである。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その第1の目的は、消費電力の低減を図る
ことができる光学式ポインティングデバイス及びその駆
動方法を提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、光源からの
光でユーザを眩惑することを防止することができる光学
式ポインティングデバイス及びその駆動方法を提供する
ことにある。
【0012】また、本発明の第3の目的は、光学式ポイ
ンティングデバイスを操作する指によりスイッチ操作が
可能な光学式ポインティングデバイス及びその駆動方法
を提供することにより、指一本でスイッチ操作ができる
ポインティングデバイスをより小型にし、PDA、携帯
電話等の小型装置への搭載、あるいはキーボードやノー
トタイプPC等に搭載するときにレイアウトフリー化を
実現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光学式ポインティングデバイスは、少なく
とも、画像取込領域に配置した対象物を照明する光源
と、前記対象物の反射光を受光し画像として取り込む画
像取込手段と、筐体とを有し、取り込んだ前記画像の変
動を検知して入力が識別される光学式ポインティングデ
バイスにおいて、前記画像取込領域または該画像取込領
域近傍に配設され、前記対象物の接触又は押圧を検知す
る第1の検知手段と、該第1の検知手段からの信号を受
信して前記光源に供給する電源のON/OFF制御を行
う切替手段とを備え、前記第1の検知手段が接触又は押
圧を検知した場合に、前記光源に電力が供給されるもの
である。
【0014】また、本発明の光学式ポインティングデバ
イスは、少なくとも、画像取込領域に配置した対象物を
照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像とし
て取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込んだ
前記画像の変動を検知して入力が識別される光学式ポイ
ンティングデバイスにおいて、前記筐体の所定の位置に
配設され、前記筐体に加えられる押圧を検知する第2の
検知手段と、該第2の検知手段からの信号を受信して前
記光源に供給する電源のON/OFF制御を行う切替手
段とを備え、前記第2の検知手段が押圧を検知した場合
に、前記光源に電力が供給されるものである。
【0015】また、本発明の光学式ポインティングデバ
イスは、少なくとも、画像取込領域に配置した対象物を
照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像とし
て取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込んだ
前記画像の変動を検知して入力が識別される光学式ポイ
ンティングデバイスにおいて、前記画像取込領域または
該画像取込領域近傍に配設され、前記対象物の押圧を検
知する第3の検知手段、又は、前記筐体の所定の位置に
配設され、前記筐体に加えられる押圧を検知する第4の
検知手段を備え、前記第3の検知手段又は前記第4の検
知手段の検知信号がスイッチ信号として使用されるもの
である。
【0016】本発明においては、前記第1の検知手段又
は前記第2の検知手段と、前記第3の検知手段又は前記
第4の検知手段とを併せ持ち、かつ、前記第1の検知手
段又は前記第2の検知手段を動作させる押圧力が、前記
第3の検知手段又は前記第4の検知手段を動作させる押
圧力よりも小さく設定されている構成とすることができ
る。
【0017】また、本発明においては、前記第1乃至第
4の検知手段が、感圧センサー、静電センサー又は押下
スイッチのいずれか一を含むことが好ましい。ここでは
押下スイッチのことを、スイッチを押圧するとONにな
り、押圧しないとOFFになるスイッチとする。
【0018】本発明の入力装置は、上記光学式ポインテ
ィングデバイスを搭載したことを特徴とするものであ
り、キーボード、パソコン、携帯電話、またはPDAの
いずれか一を含む構成とすることができる。
【0019】本発明の駆動方法は、少なくとも、画像取
込領域に配置した対象物を照明する光源と、前記対象物
の反射光を受光し画像として取り込む画像取込手段と、
筐体とを有し、取り込んだ前記画像の変動を検知して入
力を識別する光学式ポインティングデバイスの駆動方法
において、前記画像取込領域または該画像取込領域近傍
に配設した第1の検知手段では、前記対象物の接触又は
押圧を検知し、前記第1の検知手段からの信号を受信し
て前記光源に供給する電源のON/OFF制御を行う切
替手段では、前記第1の検知手段が接触又は押圧を検知
した場合に、前記光源に電力を供給するように切替制御
を行うものである。
【0020】また、本発明の駆動方法は、少なくとも、
画像取込領域に配置した対象物を照明する光源と、前記
対象物の反射光を受光し画像として取り込む画像取込手
段と、筐体とを有し、取り込んだ前記画像の変動を検知
して入力を識別する光学式ポインティングデバイスの駆
動方法において、前記筐体の所定の位置に配設した第2
の検知手段では、前記筐体に加えられる押圧を検知し、
前記第2の検知手段からの信号を受信して前記光源に供
給する電源のON/OFF制御を行う切替手段では、前
記第2の検知手段が押圧を検知した場合に、前記光源に
電力を供給するように切替制御を行うものである。
【0021】また、本発明の駆動方法は、少なくとも、
画像取込領域に配置した対象物を照明する光源と、前記
対象物の反射光を受光し画像として取り込む画像取込手
段と、筐体とを有し、取り込んだ前記画像の変動を検知
して入力を識別する光学式ポインティングデバイスの駆
動方法において、前記画像取込領域または該画像取込領
域近傍に配設した第3の検知手段では、前記対象物の押
圧を検知し、又は、前記筐体の所定の位置に配設した第
4の検知手段では、前記筐体に加えられる押圧を検知
し、前記第3の検知手段又は前記第4の検知手段の検知
信号をスイッチ信号として使用するものである。
【0022】すなわち、本発明の光学式ポインティング
デバイスは、取り込む対象物が置かれる画像取込領域、
またはその周辺、または装置ハウジングの所定の位置に
設けられる圧力センサー、接触センサー等の第1及び第
2の検知手段と、これらの検知手段からの信号を用いて
光源に供給する電力をON/OFFする切替手段とを有
し、画像取込領域またはその周辺の装置ハウジングに力
を加えたり、触れると切替手段がONになって光源に電
力が供給され、力を加えない又は触れない状態では切替
手段がOFFになって光源の電力が遮断されるように設
定されている。また、検知手段の検知信号をスイッチ信
号として機能させることで、スイッチ操作を検出するこ
とが可能である。
【0023】このように、本発明では、取り込む対象物
を照らすための光源から光を遮断する状態を、光源を覆
うシャッター等で制御するのではなく、光源の電源その
ものをOFFにすることにより実現するため、光学式ポ
インティングデバイス未使用時は光源が電力を消費せ
ず、装置全体の消費電力を低減することができる。
【0024】また、光学式ポインティングデバイス未使
用時は光源の電源がOFFとなるため、光源の光が装置
の外にもれてユーザを眩惑するといった問題を回避する
ことができる。
【0025】また、本発明の光学式ポインティングデバ
イスを使用するユーザは、画像取込領域に当てた指をス
ライドさせながら、画像取込領域またはその周辺の装置
ハウジングに力を加えることによって、第1及び第2の
検知手段のON/OFFも行うことができるため、ポイ
ントの操作とマウスのクリックのようなスイッチの操作
を指1本で簡単に行うことができ、なおかつポインティ
ングデバイスの小型化が可能である。
【0026】更に、本発明の光学式ポインティングデバ
イスは、接触センサーに触れるとスイッチがONにな
り、触れていないとスイッチがOFFになるため、ポイ
ンティングデバイスを使用していない状態かどうかを、
スイッチのON/OFF状態で調べることができる。
【0027】なお、上記の接触センサーとして、感圧セ
ンサーまたは静電センサーを用いることによって装置の
さらなる小型化を実現することもできる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明に係る光学式ポインティン
グデバイスは、その好ましい一実施の形態において、光
学方式によって画像を取り込む画像取込部と、取り込む
画像を照明するための光源と、それらを固定する装置ハ
ウジングを有し、取り込んだ画像の変化により画像の移
動を認識する構成になっている。そして、取り込む画像
が置かれる画像取込領域、またはその周辺、または装置
ハウジングの所定の位置に設けられる接触センサーやス
イッチと、これらからの信号を用いて光源に供給する電
力をON/OFFする切替スイッチとを有し、画像取込
領域またはその周辺の装置ハウジングに力を加えたり、
触れると切替スイッチがONになって光源に電力が供給
され、力を加えない又は触れない状態では切替スイッチ
がOFFになって光源の電力が遮断されるように設定さ
れているため、未使用時の消費電力の低減や防眩を図る
ことができる。また、ポイント操作とスイッチ操作とが
独立して制御されるため、サスペンドモードから通常モ
ードに移行するタイムラグを抑制することもできる。
【0029】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図1を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る光学
式ポインティングデバイスの構成の一例を示す概要図で
ある。
【0030】図1に示すように、本実施例の光学式ポイ
ンティングデバイスは、光学方式によって画像を取り込
む画像取込部111と、取り込む画像を照らすための光
源112と、画像取込領域113の周囲に設けられた接
触センサー114と、接触センサー114と光源112
とに接続され、接触センサー114からの信号を参照し
て光源112に供給する電力をON/OFF制御する切
替スイッチ117と、これらを固定するハウジング11
6とを主な構成要素としている。
【0031】上記構成の光学式ポインティングデバイス
の動作について説明すると、画像取込領域113に置か
れた指等の対象物を光源112が照らし、その像を取込
部111に取り込む。画像取込領域113は開放されて
おり、画像取込領域113の周囲には、感圧センサーや
静電センサー等の接触センサー114が設置されてい
る。接触センサー114は切替スイッチ117に接続さ
れており、接触センサー114に対象物が接触している
と、切替スイッチ117はONになり、接触センサー1
14に対象物が接触していないと、切替スイッチ117
はOFFになる。また、切替スイッチ117は光源11
2の電力供給線に接続されており、切替スイッチ117
がOFFの場合は光源112に電力供給されないため、
光源から光は発生せず、切替スイッチ117がONの場
合は光源112に電力供給されるため、光源から光が発
生する。
【0032】なお、ハウジング116の側面や底面等の
所定の位置に感圧センサー等からなるスイッチ118や
スイッチ119を設置してもよく、領域113周辺のハ
ウジング116に力を加えることにより、スイッチ11
8やスイッチ119をONにすることもできる。そし
て、このスイッチ118やスイッチ119を切替スイッ
チ117に接続することにより、ハウジング116に力
を加えていない状態で光源112の電源をOFFにする
こともできる。
【0033】このように、画像取込領域113の周囲に
接触センサー114等の検知手段、ハウジング116の
所定の位置にスイッチ118やスイッチ119を設け、
これらのセンサーやスイッチを切替スイッチ117に接
続し、画像取込領域113に触れたり、ハウジング11
6に力を加えた場合にのみ、光源112の電源をONに
することにより、未使用時の電力消費を抑え、未使用時
に画像取込領域113から光が出射することを防止する
ことができる。
【0034】更に、画像取込領域113への接触やハウ
ジング116の押圧によってスイッチのON/OFF制
御が可能なため、ポインティングデバイスを操作する指
でスイッチ操作が可能であり、接触センサー114やス
イッチ118、スイッチ119をマウスのクリックと同
様に機能させることもできる。なお、光源のON/OF
F機能とスイッチ操作機能を併用する場合、光源のON
/OFF機能に関連するスイッチを押圧するのに必要な
押圧力は、スイッチ操作機能に関連するスイッチを押圧
するのに必要な押圧力よりも小さいものとする。
【0035】また、ポインティングデバイスの操作とス
イッチ操作とを独立して制御行うことができるため、予
めスイッチを操作して光源をONにしてポインティング
デバイスを入力待ちの状態とすることもでき、サスペン
ドモードから通常モードに移行する際のタイムラグの発
生を防止することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本考案の光学式ポ
インティングデバイス及びその駆動方法によれば、下記
記載の効果を奏する。
【0037】本発明の第1の効果は、画像を取り込む領
域に何も無い場合に、光源から光を発しないようにする
ことによって、消費電力を低減し、また光源からの光で
ユーザを眩惑することを防止することができるというこ
とである。
【0038】その理由は、指等の対象物が置かれる画像
取込領域、またはその周辺、または装置ハウジングの所
定の位置に感圧センサー、静電センサー等の接触センサ
ーやスイッチ等の検知手段を設け、これらの検知手段と
接続される切替スイッチを用いて光源に供給する電力を
ON/OFF制御することにより、未使用時に自動的に
光源をOFFにすることができるからである。
【0039】また、本発明の第2の効果は、光学式ポイ
ンティングデバイスを操作する指を使用してスイッチ操
作も行うことができ、また、ポインティングデバイスの
入力時のタイムラグの発生を防止することもできる。
【0040】その理由は、ユーザは、画像取込領域に当
てた指をスライドさせながら、画像取込領域またはその
周辺の装置ハウジングに力を加えることによって、スイ
ッチのON/OFFも行うことができ、また、ポインテ
ィングデバイスの操作とスイッチ操作とを独立して制御
行うことができるため、予めスイッチを操作して光源を
ONにしてポインティングデバイスを通常モードとする
ことができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光学式ポインティング
デバイスの構成の一例を示す概要図である。
【符号の説明】
111 画像取込部 112 光源 113 画像取込領域 114 接触センサー 116 ハウジング 117 スイッチ 118 スイッチ 119 スイッチ 120 外部の装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、画像取込領域に配置した対象
    物を照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像
    として取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込
    んだ前記画像の変動を検知して入力が識別される光学式
    ポインティングデバイスにおいて、 前記画像取込領域または該画像取込領域近傍に配設さ
    れ、前記対象物の接触又は押圧を検知する第1の検知手
    段と、該第1の検知手段からの信号を受信して前記光源
    に供給する電源のON/OFF制御を行う切替手段とを
    備え、前記第1の検知手段が接触又は押圧を検知した場
    合に、前記光源に電力が供給されることを特徴とする光
    学式ポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】少なくとも、画像取込領域に配置した対象
    物を照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像
    として取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込
    んだ前記画像の変動を検知して入力が識別される光学式
    ポインティングデバイスにおいて、 前記筐体の所定の位置に配設され、前記筐体に加えられ
    る押圧を検知する第2の検知手段と、該第2の検知手段
    からの信号を受信して前記光源に供給する電源のON/
    OFF制御を行う切替手段とを備え、前記第2の検知手
    段が押圧を検知した場合に、前記光源に電力が供給され
    ることを特徴とする光学式ポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】少なくとも、画像取込領域に配置した対象
    物を照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像
    として取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込
    んだ前記画像の変動を検知して入力が識別される光学式
    ポインティングデバイスにおいて、 前記画像取込領域または該画像取込領域近傍に配設さ
    れ、前記対象物の押圧を検知する第3の検知手段、又
    は、前記筐体の所定の位置に配設され、前記筐体に加え
    られる押圧を検知する第4の検知手段を備え、前記第3
    の検知手段又は前記第4の検知手段の検知信号がスイッ
    チ信号として使用されることを特徴とする光学式ポイン
    ティングデバイス。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載の光学式ポインティ
    ングデバイスにおいて、請求項3記載の第3の検知手段
    又は第4の検知手段を有し、かつ、前記第1の検知手段
    又は前記第2の検知手段を動作させる押圧力が、前記第
    3の検知手段又は前記第4の検知手段を動作させる押圧
    力よりも小さく設定されていることを特徴とする光学式
    ポインティングデバイス。
  5. 【請求項5】前記第1乃至第4の検知手段が、感圧セン
    サー、静電センサー又は押下スイッチのいずれか一を含
    むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載
    の光学式ポインティングデバイス。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか一に記載の光学
    式ポインティングデバイスを搭載したことを特徴とする
    入力装置。
  7. 【請求項7】キーボード、パソコン、携帯電話、または
    PDAのいずれか一を含む請求項6記載の入力装置。
  8. 【請求項8】少なくとも、画像取込領域に配置した対象
    物を照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像
    として取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込
    んだ前記画像の変動を検知して入力を識別する光学式ポ
    インティングデバイスの駆動方法において、 前記画像取込領域または該画像取込領域近傍に配設した
    第1の検知手段では、前記対象物の接触又は押圧を検知
    し、前記第1の検知手段からの信号を受信して前記光源
    に供給する電源のON/OFF制御を行う切替手段で
    は、前記第1の検知手段が接触又は押圧を検知した場合
    に、前記光源に電力を供給するように切替制御を行うこ
    とを特徴とする光学式ポインティングデバイスの駆動方
    法。
  9. 【請求項9】少なくとも、画像取込領域に配置した対象
    物を照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画像
    として取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り込
    んだ前記画像の変動を検知して入力を識別する光学式ポ
    インティングデバイスの駆動方法において、 前記筐体の所定の位置に配設した第2の検知手段では、
    前記筐体に加えられる押圧を検知し、前記第2の検知手
    段からの信号を受信して前記光源に供給する電源のON
    /OFF制御を行う切替手段では、前記第2の検知手段
    が押圧を検知した場合に、前記光源に電力を供給するよ
    うに切替制御を行うことを特徴とする光学式ポインティ
    ングデバイスの駆動方法。
  10. 【請求項10】少なくとも、画像取込領域に配置した対
    象物を照明する光源と、前記対象物の反射光を受光し画
    像として取り込む画像取込手段と、筐体とを有し、取り
    込んだ前記画像の変動を検知して入力を識別する光学式
    ポインティングデバイスの駆動方法において、 前記画像取込領域または該画像取込領域近傍に配設した
    第3の検知手段では、前記対象物の押圧を検知し、又
    は、前記筐体の所定の位置に配設した第4の検知手段で
    は、前記筐体に加えられる押圧を検知し、前記第3の検
    知手段又は前記第4の検知手段の検知信号をスイッチ信
    号として使用することを特徴とする光学式ポインティン
    グデバイスの駆動方法。
  11. 【請求項11】請求項8又は9に記載の光学式ポインテ
    ィングデバイスの駆動方法において、請求項10記載の
    第3の検知手段又は第4の検知手段を用い、かつ、前記
    第1の検知手段又は前記第2の検知手段を、前記第3の
    検知手段又は前記第4の検知手段よりも小さい押圧力で
    動作させることを特徴とする光学式ポインティングデバ
    イスの駆動方法。
  12. 【請求項12】前記第1乃至第4の検知手段が、感圧セ
    ンサー、静電センサー又は押下スイッチのいずれか一を
    含むことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか一に
    記載の光学式ポインティングデバイスの駆動方法。
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