JP2003044009A - アクティブマトリクス型表示装置及びその制御装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型表示装置及びその制御装置

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JP2003044009A JP2001228045A JP2001228045A JP2003044009A JP 2003044009 A JP2003044009 A JP 2003044009A JP 2001228045 A JP2001228045 A JP 2001228045A JP 2001228045 A JP2001228045 A JP 2001228045A JP 2003044009 A JP2003044009 A JP 2003044009A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画表示ができる描画速度を有し、且つ消費
電力の少ないアクティブマトリクス型表示装置を提供す
る。 【解決手段】 随時入力される映像信号にデータ処理部
21が所定の処理を行って随時表示する動画モードと、
フレームメモリ25に保存された映像信号に基づいて表
示する静止画モードをセレクタ27によって切り換え
る。そのとき、静止画から動画、動画から静止画に切り
換えるタイミングを異ならせることによって、モード切
り換え時に見苦しい表示を行わず、表示品質を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は随時入力される映像
信号を随時表示する動画モードと、フレームメモリに保
存された映像信号を表示する静止画モードを切り換えて
表示する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話やノートパソコンを初め
とする携帯情報端末(PDA)の普及に伴い、消費電力
の小さい表示装置として液晶表示装置(LCD)やエレ
クトロルミネッセンス(EL)表示装置などの表示装置
が用いられている。
【0003】図4に従来の表示装置の一例としてアクテ
ィブマトリクス型LCDを示す。アクティブマトリクス
型表示装置は、液晶パネル100に制御回路200が接
続されて構成される。
【0004】液晶パネル100は、複数の画素電極1が
形成された第1の基板と複数の画素電極に対向する一つ
の共通電極10が形成された第2の基板との間に液晶を
封入してなる。第1の基板には、複数の画素電極1と、
画素電極1それぞれに対応して例えば薄膜トランジスタ
(TFT)よりなるスイッチング素子2が行列状に配置
される。画素電極1の行列に対応して行方向にゲート線
3、列方向にデータ線4が配置される。各画素TFT2
のゲートにゲート線3が、ドレインにデータ線4が接続
されている。ゲート線3は表示領域の周囲に配置される
ゲート線シフトレジスタ5に接続されている。データ線
4はデータ線選択TFT6を介してデータバス線7に接
続され、データ線選択TFT6のゲートはデータ線シフ
トレジスタ8の出力に接続されている。データ線選択T
FT6とデータ線シフトレジスタ8が、順次データ線4
を選択してデータ信号を供給するデータ線ドライバを構
成している。各画素には画素電圧を保持するために液晶
容量と並列に補助容量9が配置されている。
【0005】制御回路200は、データ処理部21、C
PUインターフェイス22、タイミングコントローラ2
3、デジタルアナログコンバータ(DAC)24を有す
る。データ処理部21は、外部から入力される映像信号
に対し、映像信号がアナログ信号の場合はまず適切なタ
イミングでサンプリングするとともにデジタル信号に変
換し、ブライトやコントラストを調整し、ガンマ補正を
かけたりして、液晶パネル100に最適な信号を作成す
る。CPUインターフェイス22は、PDAや携帯電話
などのLCDが搭載されている機器を制御する図示しな
いCPUの命令(コマンド)を受信し、コマンドに応じ
て各部に制御信号を送信する。タイミングコントローラ
23は、映像信号から抽出された垂直スタート信号や水
平同期信号を基に液晶パネル100に対し、各種タイミ
ング信号を出力する。DAC24はデータ処理部が出力
するRGBデジタルデータを液晶パネル100の画素電
圧に最適な電圧に変換して出力する。
【0006】次にアクティブマトリクス型LCDの動作
について、駆動制御信号とともに説明する。図5及び図
6はいくつかのタイミング信号を示すタイミングチャー
トである。垂直同期信号Vsyncは垂直同期期間の開始時
毎に1度ハイが出力されるクロックで、フレーム期間の
開始を示す。垂直スタート信号STVは、ゲート線シフ
トレジスタ5に入力される。ゲート線シフトレジスタ5
はシフトレジスタで、垂直スタート信号STVを受けて
動作を開始する。ゲート線クロックCKGはゲート線シ
フトレジスタ5に入力され、ゲート線クロックCKG毎
にシフトレジスタが次に切り替わり、ゲート線3に順次
ゲート信号を供給する。ゲート線クロックCKG半周期
が水平同期期間に相当する。ゲート信号が供給されてい
るゲート線3に接続された画素TFT2は、全てオンす
る。水平スタート信号STHはゲート線クロックCKG
の倍周期でやや遅延したクロックで、データ線ドライバ
のデータ線シフトレジスタ8に入力される。データ線シ
フトレジスタ8は水平スタート信号STHを受けて動作
を開始する。データ線クロックCKDはデータ線シフト
レジスタ8に入力され、データ線クロックCKD毎にシ
フトレジスタが次に切り替わり、データ線選択TFT6
に順次データ線選択信号を供給する。データ線選択信号
が供給されているデータ線選択TFT6はオンし、デー
タバス線7よりデータ線4、画素TFT2を介してデー
タ信号DATAが画素電極1に供給される。図示したよ
うに、データバス線7を複数とし、それぞれに対応する
データ線選択TFT6に同じゲート信号を入力すること
によって、複数の画素電極1に同時に画素電圧を印加す
る場合もある。データ線シフトレジスタ8が全てのデー
タ線4を選択し終えると、再びゲート線クロックCKG
が入力され、次のゲート線3が選択される。同様にし
て、ゲート線シフトレジスタ5が全てのゲート線3を選
択し終えると、1つの画面が表示し終わる。1行分のデ
ータ、例えば176画素分のデータを書き込み終わるた
びに、一定期間データが入力されない水平ブランキング
期間がある。また、全画素、例えば220行分のデータ
を書き込み終わるたびに、一定期間(数水平期間程度)
データが入力されない垂直ブランク期間がある。垂直ブ
ランキング期間中に次の垂直同期信号Vsyncが入力さ
れ、次のフレームが開始され上記動作を最初から繰り返
す。
【0007】ところで、携帯電話などのPDAにおいて
は、動作時間を確保するために、消費電力の削減が重要
である。そこで、携帯電話などでは、1画面分の映像デ
ータを保存できる容量を有したフレームメモリを搭載
し、フレームメモリに保存されたデータを表示する表示
装置が用いられることが多い。図7にフレームメモリを
搭載した表示装置を示す。図4に示した表示装置と同じ
構成については同じ番号を与え、詳しい説明を省略す
る。フレームメモリ25は液晶パネル100の全画素の
デジタル映像データがCPUインターフェイス22を介
して入力され、これを保持するSRAMである。フレー
ムメモリ25が保持している映像データは、DAC24
によって画素電圧に変換され、各画素電極に供給され
る。
【0008】フレームメモリ25に保存されている映像
データを表示する場合、外部から垂直同期信号Vsync等
のタイミング信号が供給されないので、タイミング信号
を作成する必要がある。発振器26は基本クロックを作
成し、タイミングコントローラ23に供給する。タイミ
ングコントローラ23は基本クロックを逓倍してデータ
線クロックCKDを作成する。基本クロックをタイミン
グコントローラ内のカウンタで計数することによって、
データ線クロックCKD所定数に1度の割合でパルスを
作成し、水平スタート信号STHやゲート線クロックC
KG等を作成する。そして、基本クロックを別のカウン
タで計数して垂直スタート信号STV等を作成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】フレームメモリ25を
有する表示装置は、外部から表示データを入力する必要
がないため、消費電力が少ない点で利点がある。しか
し、映像データを一旦フレームメモリ25に保存する必
要があり、この保存に時間を要するため、動画を表示す
るに充分な描画速度がない。
【0010】そこで本発明は、動画を表示でき、しかも
消費電力が少ない表示装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、複数のゲート線と、
ゲート線に交差する複数のデータ線と、ゲート線及びデ
ータ線の交点に配置されるスイッチング素子と、スイッ
チング素子それぞれに接続された複数の画素電極と、を
有し、1フレーム期間毎に全ての画素電極にデータ線か
ら映像信号を供給し、画素電極と共通電極との間に生じ
る画素電圧に応じた表示を行うアクティブマトリクス型
表示装置において、随時入力される映像信号に対し所定
の処理を施すデータ処理部の出力に応じて随時表示を行
う動画モードと、複数画素の映像信号を保持するメモリ
の出力に応じて表示を行う静止画モードと、を切り換え
て表示し、あるフレーム期間に静止画モードから動画モ
ードへ切り換える静動切換信号を受けた時、当該フレー
ム期間が終了するまでは静止画モードを継続し、次のフ
レーム期間から動画モードに切り換えるアクティブマト
リクス型表示装置及びその制御装置である。
【0012】さらに、動画モードにおいては、外部から
入力される映像信号に同期し、フレーム期間の最初にパ
ルス出力されるタイミング信号である外部垂直同期信号
に基づいて動作し、静止画モードにおいては内部垂直同
期信号を表示装置内部で作成し、静止画モード表示中の
あるフレーム期間に静動切換信号を受けた時、当該フレ
ーム期間が終了するまでは静止画モードを継続し、次の
内部垂直同期信号は作成せず、当該フレーム期間終了
後、次に外部垂直同期信号が入力された時、動画モード
による表示を開始する。
【0013】さらに、動画モードから静止画モードへの
切り換えタイミングは、静止画モードから動画モードへ
の切り換えタイミングと異なる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明の実施形態にかかる
表示装置を示す。従来と同様の構成については同じ番号
を与え、説明を省略する。本実施形態の液晶パネル10
0は従来と全く同様である。本実施形態の制御回路20
0においては、データ処理部21とフレームメモリ25
が両方配置され、これらの出力を選択して切り換えるセ
レクタ27を備え、動画モードと静止画モードとを切り
換えて表示する点が従来と異なる。動画モードでは、随
時入力される映像信号に対し、データ処理部21がブラ
イトやコントラストを調整し、ガンマ補正をかけたりし
て、随時液晶パネル100に最適な信号を作成して出力
し、これに応じて随時表示を行う。静止画モードでは、
フレームメモリに保存されている映像信号に応じて表示
を行う。
【0015】本実施形態においては、動画を表示すると
きは、描画速度の早い動画モード、通常は、描画速度が
遅いが消費電力の少ない静止画モードと、切り換えて表
示することによって、使用者の利便性を損なうことなく
より消費電力の少ない表示装置とすることができる。例
えば通常は静止画モードで表示を行い、動画信号を受信
したときや、使用者がキー操作を行ったときに、表示装
置が搭載されるPDAや携帯電話などを制御するCPU
が静止画モードから動画モードへ切り換える切換信号を
出力するように設定しておき、動画モードで動画表示が
終了してから、またはユーザがキー操作を終了してから
一定期間経過後に再びCPUから静止画モードに切り換
える切換信号を出力するように設定しておく。CPUか
らの切換信号はCPUインターフェイス22を介してタ
イミングコントローラ23に出力され、タイミングコン
トローラ23はこれに基づいてセレクタ27を切り換え
る。これによって、データ処理部21からの出力とフレ
ームメモリ25からの出力とが切り替わり、動画モード
と静止画モードが切り替わる。
【0016】いずれのモードにおいても、その動作モー
ドの間は、図5、図6に示したタイミング信号によっ
て、従来と全く同様に表示動作を行う。ただし、動画モ
ードでは、各タイミング信号は、外部から入力される映
像信号から抽出したクロックを用いて作成される外部タ
イミング信号であり、静止画モードではタイミングコン
トローラ23に接続された発振器26の出力する基本ク
ロックに基づいて作成される内部タイミング信号を用い
る。これらのタイミング信号は、本質的に同様な信号で
あるが、本明細書では、外部信号から抽出されるタイミ
ング信号を外部タイミング信号、内蔵される発振器26
の出力から作成されるタイミング信号を内部タイミング
信号として区別して表記する場合がある。例えば、垂直
同期信号Vsyncにおいても、外部信号から抽出したもの
を外部垂直同期信号、発振器26の出力に基づくものを
内部垂直同期信号と区別して表記する場合がある。
【0017】本実施形態の表示装置は、基本的には従来
と同様に動作させることができるが、動作モードを切り
換える時に更なる工夫を要する。なぜならば、外部タイ
ミング信号と内部タイミング信号は、互いに全く無関係
に作成されるため、例えば外部垂直同期信号と内部垂直
同期信号とは全く同期していない。また、モード切り換
えを行う切換信号は、機器のCPUよりCPUインター
フェイスを介して入力されるが、このコマンドも両タイ
ミング信号とは全く無関係に発せられる。
【0018】まず、モード切り換えに係る第1の実施形
態について説明する。第1の実施形態では、モード切換
信号が入力された時点でタイミングコントローラの水平
カウンタと垂直カウンタを強制的にリセットし、即座に
切り換えたモードで1行1列めから表示を開始する。具
体的には、モード切換信号が入力された時点でタイミン
グコントローラ23が垂直スタート信号STVと水平ス
タート信号STHとを出力し、シフトレジスタを最初か
ら動作させる。この場合、タイミングコントローラ23
は、ゲート線クロックCKGとデータ線クロックCKD
とを計数するカウンタを内蔵しており、何行目何列目の
画素に画素電圧を供給しているかを把握しているが、こ
のカウンタをリセットする必要がある。
【0019】しかし、この第1の実施形態は、以下に述
べる問題点を有する。モード切換信号は垂直同期信号Vs
yncに同期していないので、たいていの場合、フレーム
期間中に入力される。ところが、フレーム期間中では、
既にゲート線シフトレジスタ5、データ線シフトレジス
タ8は動作を開始している。いま、n行m列の画素電極
に画素電圧が供給されているとする。そこでモード切換
信号が入力されると、強制的にリセットされ、1行1列
目から再び画素電圧が供給されるが、シフトレジスタは
1行1列とn行m+1列を同時に選択してしまうことと
なる。この結果、モード切り換えが行われたフレームで
は、2行目とn+1行目、3行目とn+2行目が同時に
選択され、画面の上部と下部に同じ画像が表示されてし
まい、見苦しいものとなる。
【0020】次に、モード切り換えにかかる、より優れ
た第2の実施形態について説明する。まず、動画モード
から静止画モードへの切り換えについて述べる。図2は
動画モードから静止画モードへ切り換える時のタイミン
グチャートである。上述したように、動画モードで表示
をしているときは、外部から入力される外部タイミング
信号に基づいて動作している。外部タイミング信号は、
映像信号がデジタルである場合は、タイミング信号その
ものとして入力されるし、映像信号がNTSCやPAL
といったアナログ信号である場合は、その映像信号から
抽出して作り出されて入力される。制御回路200内部
で抽出する場合もあるが、ここでは、総称して外部タイ
ミング信号と呼ぶ。さて、あるフレーム期間に動画モー
ドから静止画モードへ切り換える切換信号、(特に動画
モードから静止画モードへの切り換えなので動静切換信
号と区別して表記する場合がある)を受けたとする。タ
イミングコントローラに内蔵されている垂直カウンタ
は、垂直スタート信号STVでリセットされ、ゲートク
ロックを計数しており、水平カウンタは、水平スタート
信号STHでリセットされデータ線クロックを計数して
いるため、それぞれの計数値(n,m)となっている。
従って、この計数値がその時点で画素電圧を供給してい
る画素の座標を示している。そこで、この計数値に応じ
たフレームメモリ25のアドレスより映像信号を読み出
せば、その次の画素電極に応じた映像信号をフレームメ
モリ25から読み出すことができる。そこで、動静切換
信号がCPUインターフェイス22を介してタイミング
コントローラ23に入力されると、タイミングコントロ
ーラ23は、垂直カウンタ及び水平カウンタの計数値を
リセットすることなく、発振器26の出力する基本クロ
ックに基づいて内部タイミング信号を出力し始め、セレ
クタ27を切り換えてフレームメモリ25を選択し、直
ちに静止画モードに切り換える。次の画素電極には、フ
レームメモリ25の対応するアドレスからの映像信号が
供給される。このように切り換えれば、ゲート線を2本
同時に選択することがないので、モード切り換えに際し
て見苦しい表示となることがない。
【0021】ここで、外部タイミング信号のデータクロ
ック(基本クロック)と、発振器26の出力する基本ク
ロックとは、同期していないが、問題は生じない。タイ
ミングコントローラに内蔵されたカウンタがリセットさ
れないので、モード切り換えに際しては、基本クロック
の1周期程度、動作を停止するに過ぎないからである。
本実施形態においては、タイミングコントローラ23
は、基本クロック1周期未満のクロックは、誤動作の原
因となるので出力しないようになっており、従って、モ
ード切り換えに際しては、図示した△tの期間、基本ク
ロックの1周期以上動作を停止することになる。
【0022】次に静止画モードから動画モードへの切り
換えについて述べる。図3は静止画モードから動画モー
ドへ切り換える時のタイミングチャートである。あるフ
レーム期間に静止画モードから動画モードへの切換信号
(特に静動切換信号と表記する場合がある)を受けた
時、特に動作の切り換えは行わず、そのフレーム期間が
終了するまでは発振器26の出力に基づく内部タイミン
グ信号による動作、静止画モードを継続する。そして、
次の内部垂直同期信号は出力しない。その後、期間△t
2経過すると、外部垂直同期信号が入力されるので、外
部垂直同期信号以後の次のフレーム期間からは、外部タ
イミング信号に基づく動画モードに切り換える。このよ
うに切り換えれば、1フレーム期間が完了するまでその
モードを継続するので、ゲート線を2本同時に選択する
ことがなく、モード切り換えに際して見苦しい表示とな
ることがない。
【0023】静止画モードと動画モードとの間の期間△
t2は、特にクロックを供給する必要はない。しかし、
外部垂直同期信号が入力されるのと全く同時に各外部タ
イミング信号を安定して供給することは困難であるの
で、外部垂直同期信号が入力されるよりも数基本クロッ
ク先行して外部タイミング信号を出力し始めるようにす
ると良い。期間△t2は、タイミング信号が供給されて
も、垂直スタート信号STVも水平スタート信号STH
も供給されないので、シフトレジスタ5、8が動作を開
始することはない。もちろん、静止画モードのフレーム
期間が終了した直後に外部タイミング信号に切り換えて
も良い。
【0024】静止画モードの時は映像信号の供給、タイ
ミング信号の供給が制御回路200で閉じているのに対
し、動画モードでは、外部から映像信号が供給され、こ
れに同期して表示動作を行わざるを得ない。そこで、上
述したように、第2の実施形態では、静止画モードから
動画モードへの切り換えタイミングと、動画モードから
静止画モードへの切り換えタイミングとが異なり、それ
ぞれの切り換えに最適化した手順でモード切り換えを行
い、より表示品質を向上することができる。
【0025】なお、上記実施形態において、アクティブ
マトリクス型表示装置として液晶表示装置を例示して説
明したがこの限りではなく、EL表示装置や、LED表
示装置、真空蛍光表示装置等でも同様に実施することが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、データ処理部の出力に応じて随時表示を行う動画モ
ードと、複数画素の映像信号を保持するメモリの出力に
応じて表示を行う静止画モードとを切り換えて表示する
ので、消費電力が少なく、かつ表示品質の高い表示装置
とすることができる。
【0027】さらに、あるフレーム期間に静止画モード
から動画モードへ切り換える静動切換信号を受けた時、
当該フレーム期間が終了するまでは静止画モードを継続
し、次のフレーム期間から動画モードに切り換えること
によって、静止画モードから動画モードに切り換える時
に、見苦しい表示を行うことなくモードを切り換えるこ
とができる。
【0028】さらに、静止画モード表示中のあるフレー
ム期間に静動切換信号を受けた時、当該フレーム期間が
終了するまでは静止画モードを継続し、次の内部垂直同
期信号は作成せず、当該フレーム期間終了後、次に外部
垂直同期信号が入力された時、動画モードによる表示を
開始するようにすることによって、本願発明を比較的簡
単な構成で実施することができる。
【0029】さらに、動画モードから静止画モードへの
切り換えタイミングは、静止画モードから動画モードへ
の切り換えタイミングと異なるので、それぞれの切り換
えに最適化した手順でモード切り換えを行い、より表示
品質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるアクティブマトリク
ス型表示装置を示す図である。
【図2】本発明の動画モードから静止画モードへの切り
換えを説明するためのタイミングチャートである。
【図3】本発明の静止画モードから動画モードへの切り
換えを説明するためのタイミングチャートである。
【図4】従来のアクティブマトリクス型表示装置を示す
図である。
【図5】アクティブマトリクス型表示装置の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図6】アクティブマトリクス型表示装置の動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図7】従来のアクティブマトリクス型表示装置を示す
図である。
【符号の説明】
1:画素電極 2:画素スイッチング
素子(TFT) 3:ゲート線 4:データ線 5:シフトレジスタ 6:データ線選択スイ
ッチング素子(TFT ) 7:データバス線 8:シフトレジスタ 9:補助容量 10:共通電極 21:データ処理部 22:CPUインター
フェイス 23:タイミングコントローラ 24:デジタルアナロ
グ変換器 25:フレームメモリ 26:発振器 27:切り換え手段(セレクタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 貢 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 藤岡 誠 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NA06 NC11 NC29 NC34 NC59 ND10 ND40 5C006 AA01 AA02 AC21 AF04 BB16 BC06 BC16 EC02 FA03 FA04 FA06 FA08 5C080 AA10 BB05 CC03 DD06 DD12 EE26 FF11 GG02 GG08 GG12 JJ02 JJ04 KK02 KK07 KK43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のゲート線と、前記ゲート線に交差
    する複数のデータ線と、前記ゲート線及びデータ線の交
    点に配置されるスイッチング素子と、前記スイッチング
    素子それぞれに接続された複数の画素電極と、を有し、
    1フレーム期間毎に全ての前記画素電極に前記データ線
    から映像信号を供給し、前記画素電極と前記共通電極と
    の間に生じる画素電圧に応じた表示を行うアクティブマ
    トリクス型表示装置において、随時入力される映像信号
    に対し所定の処理を施すデータ処理部の出力に応じて随
    時表示を行う動画モードと、複数画素の映像信号を保持
    するメモリの出力に応じて表示を行う静止画モードと、
    を切り換えて表示し、あるフレーム期間に静止画モード
    から動画モードへ切り換える静動切換信号を受けた時、
    当該フレーム期間が終了するまでは静止画モードを継続
    し、次のフレーム期間から動画モードに切り換えること
    を特徴とするアクティブマトリクス型表示装置。
  2. 【請求項2】 前記動画モードにおいては、外部から入
    力される映像信号に同期し、フレーム期間の最初にパル
    ス出力されるタイミング信号である外部垂直同期信号に
    基づいて動作し、前記静止画モードにおいては内部垂直
    同期信号を表示装置内部で作成し、静止画モード表示中
    のあるフレーム期間に静動切換信号を受けた時、当該フ
    レーム期間が終了するまでは静止画モードを継続し、次
    の内部垂直同期信号は作成せず、当該フレーム期間終了
    後、次に外部垂直同期信号が入力された時、動画モード
    による表示を開始することを特徴とする請求項1に記載
    のアクティブマトリクス型表示装置。
  3. 【請求項3】 動画モードから静止画モードへの切り換
    えタイミングは、前記静止画モードから動画モードへの
    切り換えタイミングと異なることを特徴とする請求項1
    に記載のアクティブマトリクス型表示装置。
  4. 【請求項4】 複数のゲート線と、前記ゲート線に交差
    する複数のデータ線と、前記ゲート線及びデータ線の交
    点に配置されるスイッチング素子と、前記スイッチング
    素子それぞれに接続された複数の画素電極と、を有し、
    前記画素電極と前記共通電極との間に生じる画素電圧に
    応じた表示を行うアクティブマトリクス型表示装置を制
    御する制御装置であって、随時入力される映像信号に対
    し所定の処理を施し随時出力するデータ処理部と、複数
    画素の映像信号を保持するメモリと、前記データ処理部
    の出力と前記メモリの出力とを選択して切り換える切換
    手段と、1フレーム期間毎にパルス出力する垂直同期信
    号を含むタイミング信号を出力するタイミングコントロ
    ーラと、を有し、前記メモリの出力を選択しているフレ
    ーム期間に、前記メモリから前記データ処理部に切り換
    える静動切換信号が入力された時、当該フレーム期間が
    終了するまでは前記メモリを選択し続け、次のフレーム
    期間から前記データ処理部に切り換えることを特徴とす
    るアクティブマトリクス型表示装置の制御装置。
  5. 【請求項5】 さらに前記タイミングコントローラに接
    続された発振器を有し、前記データ処理部を選択してい
    る時は、外部から入力される映像信号に同期し、フレー
    ム期間の最初にパルス出力される外部垂直同期信号を含
    む外部タイミング信号に基づいて動作し、前記メモリを
    選択している時は、前記タイミングコントローラが前記
    発振器の出力に基づいて作成する内部垂直同期信号を含
    む内部タイミング信号に基づいて動作し、前記メモリを
    選択しているあるフレーム期間に静動切換信号を受けた
    時、前記タイミングコントローラは、当該フレーム期間
    が終了するまでは内部タイミング信号を作成し続け、か
    つ次の内部垂直同期信号は作成せず、当該フレーム期間
    終了後、次に外部垂直同期信号が入力された時、外部タ
    イミング信号に基づいた動作を開始することを特徴とす
    る請求項4に記載のアクティブマトリクス型表示装置の
    制御装置。
  6. 【請求項6】 前記データ処理部から前記メモリへの切
    り換えタイミングは、前記メモリから前記データ処理部
    への切り換えタイミングと異なることを特徴とする請求
    項4に記載のアクティブマトリクス型表示装置の制御装
    置。
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