JP2003041904A - 弧状セグメント、ノズルセグメント及びシール組立体 - Google Patents

弧状セグメント、ノズルセグメント及びシール組立体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ガスタービンエンジン内の弧状板
シールに関する。 【解決手段】 ガスタービンエンジンの弧状セグメント
(32)は、弧状のバンドセグメント(38)と、タブ
(53)と、タブから軸方向に間隔をおいて配置され、
バンドセグメントの軸方向端部に沿って配置された弧状
のレールセグメント(108)とを有する。タブ及び弧
状レールセグメントは、バンドセグメントから半径方向
に遠ざかるように延び、空間(58)が、タブとレール
セグメントの間に配置される。タブは、該タブを完全に
貫通するタブ孔(70)を有し、レールセグメントは、
該レールセグメントを完全に貫通するレール孔(72)
を有する。タブ孔内において円錐形孔部分によってそれ
ぞれ連結された前部及び後部円筒形孔部分(80、8
2)を含み、前部円筒形孔部分は、後部円筒形孔部分及
びレール孔の第2直径(D2)よりも小さい第1直径
(D1)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ガスター
ビンエンジンのタービンの流路シールに関し、より具体
的には、該エンジン内の弧状板シールの取付け手段に関
する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンエンジンは、圧縮機を備
え、該圧縮機は空気を加圧し、該加圧空気は、燃焼器に
おいて燃料と混合され、点火され、高温燃焼ガスを生成
し、該燃焼ガスは下流に流れる。燃焼ガスは、1つ又は
それ以上のタービン段を通って流れ、該タービン段から
エネルギーを取り出し、圧縮機を駆動し、また他の有用
な仕事を行わせる。タービン段は、外側バンド及び内側
バンドの間を半径方向に延びる、周方向に間隔をおいて
配置された複数の羽根を有する固定タービンノズルを含
み、該外側バンド及び内側バンドは、流路を定め、該流
路を介して燃焼ガスを導く。タービン段がタービンノズ
ルの下流に配置され、このタービン段は、ロータディス
クから半径方向外側に延び、環状のシュラウドに囲ま
れ、周方向に間隔をおいて配置された複数のロータブレ
ードを含み、該環状のシュラウドは燃焼ガスの半径方向
外側流路部分を定める。タービンノズル及びロータシュ
ラウドは別々に製造され、エンジン内の所定の位置に組
み立てられる。従って、タービンノズル及びロータシュ
ラウドの間には、エンジン作動中の熱膨張と熱収縮の差
を吸収するためだけでなく、双方を組み立てるために、
必然的に隙間が設けられる。
【0003】これら固定ステータ構成要素間の隙間は、
該構成要素を通過する漏れを防ぐために、適切にシール
される。通常の高圧タービンノズルにおいては、圧縮機
空気の一部がそこから抽気され、冷却のためノズルの羽
根を通って導かれる。抽気の使用は、全体のエンジン効
率を減少させ、よって、可能であれば最小限にされる。
抽気は、タービンノズルを通って流れる燃焼ガスの圧力
より大きい比較的高い圧力であるので、ステータ構成要
素間に適切なシールを設けなければ、排出流路へ漏れる
ことになる。
【0004】タービン流路において、この隙間をシール
するために用いられる特に有用なシールは、板シールで
ある。このような用途において一般的に用いられる板シ
ールは、弧状であり、セグメント化されたステータ構成
要素の円周周りに端と端を突き合わせて配置される。例
えば、タービンノズルの半径方向外側バンドは、軸方向
に間隔をおいて配置された前部及び後部レールを備え
る。これらのレールは、半径方向外側に延び、後部レー
ルが、隣接するシュラウド又はシュラウドハンガーの対
応する面に当接し、第1摩擦シールを形成する。板シー
ルは、この接合部において2次シールを形成し、例え
ば、後部レールの一部とシュラウドハンガーの間に渡し
て配置される。
【0005】板シールを後部レールに組み立て、かつ取
り付けるために、各々の板シールは、一般的に、周方向
両端部に取付け孔を備え、該取付け孔を通して対応する
取付ピンが取り付けられる。また、板ばねのような対応
するばねを、取付ピンのそれぞれに使用し、後部レール
及びシュラウドハンガーに押し付けるように、ゆるく支
持された板シールに初期荷重をかける。作動中に気圧が
外側バンドの外部側に生じるとき、気圧が板シールに大
きな負荷力を与え、後部レール及びシュラウドハンガー
とのシール効果を向上させる。
【0006】板シール、板ばね及び取付ピンを支持する
ために、一般的に、外側バンドは、後部レールから軸方
向に間隔を置いた位置において、周方向に間隔を置いて
配置され、半径方向に延びる複数のタブを含む。タブ及
び後部レールの間には、凹所が形成され、該凹所に板シ
ール及び板ばねが配置される。タブは、対応する後部孔
と位置合わせされた前部孔を有しており、該前部孔は、
後部レール内に延びるが、該後部レールを完全には通り
抜けない。取付ピンは、タブ、板ばね、板シールの孔を
通って後部レールに挿入され、次いで、取付ピンの頭部
をタック溶接することによって、対応するタブに固定的
に接合される。このようにして、取付ピンは、両端部が
タブ及び後部レールに支持され、板シール及び板ばね
は、タブ及び後部レールの間に形成された凹所に閉じ込
められる。ノズルと嵌合する機器との間の相対的移動を
吸収させるために、板シールは、ノズルセグメントにし
っかりと取り付けられた取付ピンの周りを浮動するよう
に設計される。エンジン作動中、冷却供給空気と流路空
気の間の圧力差が、嵌合する機器にシールを押し付け
る。シールにかかる圧力負荷が低い時に、シール表面に
おいて確実な接触を与えるために、ばねが使用される。
【0007】しかしながら、この板シールのための取付
装置は、比較的に複雑であり、この領域の比較的密集し
た区域のことを考慮すると、組み立て工程中に損傷を受
け易い。板シール及び板ばねは比較的小さな構成部品で
あり、したがって、取付けタブは、後部レールに比較的
接近して位置決めされており、そのことが、これらの構
成部品の組み立て及び固定の困難性を増加させることに
なる。頭付きピンが、取付けタブを貫通して穿孔された
孔、及びレール又はフランジの途中まで通る止り孔内に
配置される。後部レール及びタブは、僅かな許容差で正
確に機械加工されなければならず、それらが接近して位
置することによるアクセスの制限のために、後方にレー
ル又はフランジを通って途中まで延びる止り孔を製造す
ることの困難性とコストが高まる。組み立てに続いて、
取付ピン頭部は、タブにタック溶接される。空間の不
足、及び薄い板金の板シールとばねの近さのため、タッ
ク溶接は複雑になり、溶接装置との不注意による接触の
ため、板シール及びばねに損傷を生じることがよくあ
る。
【0008】レール又はフランジに止り孔を製造するこ
とは、タブを通して各々の孔をドリル加工することを必
要とするものであるが、漏れの心配のために(このフラ
ンジの両側の圧力差は非常に高い)、後部ノズルフラン
ジを突き破ってはならないので、時間がかかり、高価で
ある。現行の製造工程は、これらの止り孔の特徴を生じ
させるために、独特のフック形状のEDM電極を使用す
る。ノズルセグメントの修理においては、ノズルまわり
の被覆の除去及び再被覆を容易にするために、取付ピ
ン、ばね及びシールを取り外さなくてはならない。ピン
の取り外しは、タック溶接部を手作業で研削することを
含み、そのことは、取付ピンの頭部を破壊し、鋳造タブ
を損傷する可能性がある。さらに、止り孔を再度穿孔
(EDM)し、修理工程により施されたあらゆる被覆を
取り除かなくてはならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】製造及び組み立てを単
純化し、取付ピンのタック溶接及び後部レール又はフラ
ンジ内に止り孔を穿孔することを排除する板シール取付
システムが望ましい。
【0010】
【課題を解決するための手段】ガスタービンエンジンの
弧状セグメント(32)は、弧状のバンドセグメント
(38)と、少なくとも1つのタブ(53)と、タブか
ら軸方向に間隔をおいて配置され、バンドセグメントの
軸方向端部に沿って配置された弧状のレールセグメント
(108)とを有する。タブ及び弧状レールセグメント
は、バンドセグメントから半径方向に遠ざかるように延
び、空間(58)が、タブとレールセグメントの間に配
置される。タブ(53)は、該タブを完全に貫通するタ
ブ孔(70)を有し、レールセグメントは、該レールセ
グメントを完全に貫通するレール孔(72)を有する。
本発明の例示的な実施形態は、タブ孔(70)内におい
て円錐形孔部分(90)によってそれぞれ連結された前
部及び後部円筒形孔部分(80、82)を含み、前部円
筒形孔部分は、後部円筒形孔部分及びレール孔(72)
の第2直径D2よりも小さい第1直径D1を有する。本
発明のより具体的な実施形態は、板シール組立体(3
3)であり、タブ(53)を有する弧状バンドセグメン
ト(38)と、該タブから軸方向に間隔をおいて配置さ
れ、バンドセグメントの軸方向端部に沿って配置された
弧状レールセグメント(108)とを含む弧状セグメン
ト(32)を更に備える。タブ及び弧状レールセグメン
トは、バンドセグメントから半径方向に遠ざかるように
延びる。板シール(52)と板ばね(56)が、タブと
レールセグメントとの間の空間(58)に配置され、板
シールを後部レールに付勢する。ばねは、該ばねを完全
に貫通するばね孔(75)を有し、板シール(52)
は、該板シールを完全に貫通するシール孔(74)を有
し、板シール及び板ばねが頭なしピン(78)によって
半径方向に抑制されるように、該ピン(78)が孔内に
配置される。本発明の例示的な実施形態は、タブ孔(7
0)からのピン(78)の軸方向移動を防止する軸方向
抑制手段を含む。軸方向抑制手段の1つの実施形態は、
タブ孔(70)内におけるピン(78)とタブ(53)
との間の締まり嵌め(84)を含む。ピン(78)は、
軸方向前方に位置する円錐形先細ピン部分(91)に連
結されたシャンク(98)を有する。締まり嵌め(8
4)は、円錐形先細孔部分(90)に円錐形先細ピン部
分(91)を当接させることを含む。例示的な実施形態
においては、ピン(78)をレール孔(72)内に軸方
向に固定する固定手段は、レール孔(72)へのピン
(78)の圧入(76)を含む。
【0011】本発明の別のより具体的な実施形態は、蝋
付け等によって互いに接合された、周方向に隣接する少
なくとも2つの羽根(34)を有するガスタービンエン
ジンのタービンノズルセグメント(32)である。各々
の羽根(34)は、それぞれ半径方向内側及び外側弧状
バンドパネル(92、94)の間を半径方向に延びる1
つ又はそれ以上の中空のステータ翼形部(39)を有す
る。内側及び外側バンドパネル(92、94)の周方向
に隣接するものは、ノズルセグメント(32)に対応す
る内側及び外側弧状バンドセグメント(37、38)を
有する。後部レールセグメント(108)は、外側バン
ドパネル(94)の後部パネル端部(107)に配置さ
れ、タブ(53)は、外側弧状バンドパネル(94)か
ら半径方向に遠ざかるように延び、該タブと後部レール
セグメント(108)との間に空間(58)を形成す
る。タブ(53)の少なくとも1つが、外側弧状バンド
パネル(94)の各々の上にあり、弧状の板シール(5
2)が空間(58)内に配置される。ばね(56)は、
各々のタブと後部レールセグメントとの間の各空間内に
配置されており、板シールを後部レールセグメントに付
勢するように、ばね及び板シールは作動可能にされてい
る。
【0012】本発明の更に別のより具体的な実施形態
は、燃焼ガスの流路を定め、その一端に外側に延びるレ
ールを有する第1弧状セグメント(32)を備えたガス
タービンエンジン組立体である。第2弧状セグメント
が、第1弧状セグメントと同軸に配置され、流路の続き
を形成し、レールに隣接し半径方向に延びる面を有す
る。弧状の板シールが、レールと面の間からの第1セグ
メントの外側の空気の漏れをシールするために、レール
と面の間に渡して配置される。ガスタービンエンジンタ
ービン組立体の1つの実施形態は、弧状シュラウド組立
体(100)部分に軸方向に隣接し、該シュラウド組立
体の前方にあるガスタービンエンジンの弧状タービンノ
ズルセグメント(32)を含む。シュラウド組立体部分
は、周方向に隣接するシュラウドハンガー(42)に支
持された、周方向に隣接する弧状タービンシュラウドセ
グメント(40)を含む。シュラウドセグメント(4
0)又はシュラウドハンガー(42)は、半径方向に延
びる面を有する。ガスタービンエンジンのタービンノズ
ルセグメントの空間(58)内に配置された弧状板シー
ル(52)が、レールセグメントと面との間からのノズ
ルセグメントの外部側の空気の漏れをシールするため
に、レールセグメントと面の間に渡して配置される。
【0013】本発明は、タブを通ってドリル加工される
が、レール又はフランジを突き抜けてはいけない止り孔
をもはや用いずに、レール又はフランジ内の孔の製造を
単純化し、コストを減少させる。本発明は、孔を通して
の漏れを依然として減少又は排除しながら、止り孔を排
除する。本発明はまた、ノズルの環境被覆の除去と再被
覆を容易にするので、ノズルセグメントの修理を単純化
し、コストを減少させる。また、本発明は、取付ピン頭
部を破壊し、鋳造タブを損傷する可能性があるタック溶
接の手作業研削によるピンの除去を排除する。本発明
は、その製造と組み立てを単純化し、取付ピンのタック
溶接、及び後部レール又はフランジへの止り孔のドリル
加工を排除する板シール取付けシステムを提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を、好ましい例示的な実施
形態に従い、添付の図面を参照して、以下の詳細な説明
において、より具体的に説明する。
【0015】図1に概略的に示すのは、長手方向すなわ
ち軸方向の中心軸線12の周りに軸対称である例示的な
航空機用ターボファンガスタービンエンジン10の一部
である。エンジン10は、直列流体連通状態で、ファン
14、多段軸流圧縮機16、環状の燃焼器18、高圧タ
ービンノズル20、単段高圧タービンロータ22、及び
1つ又はそれ以上の段の低圧タービンノズル24及びロ
ータ26を含む。高圧ロータ22は、第1シャフトによ
り圧縮機16に結合され、低圧ロータ26は、第2同軸
シャフトによりファン14に結合される。作動中に大気
からの空気8は、ファン14、圧縮機16を通って下流
に流れ、圧縮機16から加圧空気28として排出され、
燃焼器18へ流入する。加圧空気28は、燃焼器18で
燃料と混合され、点火されて、高温燃焼ガス30を生成
し、該高温燃焼ガスはタービン段を通って下流に流れ、
タービン段で高温燃焼ガスからエネルギーが取り出され
ファン14及び圧縮機16の双方を駆動する。燃焼器1
8の下流にあるタービンの種々のステータ及びロータ構
成部品が、流路27を形成し、該流路は、高温燃焼ガス
を導き、エンジンから排出させる。高圧タービンノズル
20の下流にあり、該高圧タービンノズルに隣接するの
が、高圧タービンロータ22である。ロータ22は、ロ
ータディスクから半径方向外側に延び、ガス30からエ
ネルギーを取り出し、圧縮機16を駆動する、周方向に
間隔をおいて配置された複数のロータブレード23を有
する、従来の形態のいずれであってもよい。
【0016】加圧空気28の一部が、圧縮機16から抽
気され、冷却空気29として使用可能な抽気を提供し、
高圧ノズル20のような種々のタービンの部品に導か
れ、該部品を冷却する。冷却空気29は、作動中に高圧
タービンノズル20を通って流れる燃焼ガス30の圧力
よりかなり高圧で、高圧タービンノズル20の周りに、
及び該高圧タービンノズルを通って導かれる。タービン
の構成部品は、多くの場合、弧状のセグメント形状に製
造され、次いで、エンジン10において、軸方向に隣接
するタービン構成部品を形成するように互いに組み立て
られる。弧状セグメントの環状組立体の間には、種々の
接合部又は隙間が設けられ、これら接合部又は隙間は、
高圧冷却空気29が燃焼又は排出流路27へ漏れるのを
防ぐために適切にシールされねばならない。タービン構
成要素を冷却するために抽気を使用することは、必然的
にエンジン10の全体効率を低下させ、その使用は最小
限に抑えられる。エンジン効率を向上させるために、固
定すなわちステータタービン構成要素の間に適切なシー
ルを設け、冷却空気の排出流路への漏れの量を最小限に
まで減らすことが望ましい。
【0017】固定すなわちステータタービンの弧状の構
成要素の一例は、図2及び図3に示す環状の高圧タービ
ンノズル20のタービンノズルセグメント32である。
周方向に隣接するノズルセグメント32は、ボルト留め
又は他の方法で互いに接合され、完全なリングである環
状高圧タービンノズル20を形成する。タービンノズル
セグメント32は、蝋付け線31で示される蝋付けなど
により周方向に互いに接合された、2つ又はそれ以上の
羽根34から作られる。高圧タービンノズル20は、環
状のセグメント化された半径方向外側バンド35と、同
軸のかつ環状のセグメント化された半径方向内側バンド
36とを備え、該外側バンド及び内側バンドの間を、周
方向に間隔をおいて配置された複数の中空のステータ翼
形部39が、半径方向に延び、固定的に接合されてい
る。各々の羽根34は、それぞれ半径方向内側バンドパ
ネル92と半径方向外側バンドパネル94の間を半径方
向に延びる中空のステータ翼形部39の1つを備える。
内側及び外側バンドパネル92及び94の周方向に隣接
するものが、ノズルセグメント32の対応する内側及び
外側弧状バンドセグメント37及び38を形成する。前
部及び後部レールセグメント106及び108が、内側
及び外側バンドパネル92及び94の各々にそれぞれ対
応する前部及び後部パネル端部105及び107に配置
される。ノズルセグメント32の半径方向内側及び外側
弧状バンドセグメント37及び38が、それぞれ半径方
向外側及び内側バンド35及び36を形成する。外側バ
ンド35の内面及び内側バンド36の外面が、流路境界
の一部を形成し、燃焼ガス30が、タービンロータ22
へと下流に導かれる。
【0018】図4を参照すると、外側バンド35に隣接
し、その軸方向下流側に、タービンブレード23の半径
方向外側において流路27の境界を定め、該流路を区画
している固定シュラウド組立体100がある。シュラウ
ド組立体100は、周方向に隣接する複数の弧状のター
ビンシュラウドセグメント40から作られており、該シ
ュラウドセグメントは、周方向に隣接する複数のシュラ
ウドハンガー42に支持され、次に、シュラウドハンガ
ーは、前部及び後部フック、及び保持クリップを使用し
て環状外側ケーシング44に支持される。シュラウドセ
グメント40及びハンガー42は、タービンノズル20
と同軸に配置され、タービンブレード23の周りに半径
方向外側流路境界を定め、概半径方向外側流路境界に沿
ってノズル20から燃焼ガス30が流れる。代替的な実
施形態において、個々のシュラウドセグメント40を直
接外側ケーシング44に取り付けることができるが、図
4に示す例示的な実施形態においては、シュラウドセグ
メント40は、シュラウドハンガー42に取り付けら
れ、次にシュラウドハンガー42はケーシング44に取
り付けられる。
【0019】冷却空気29は、ノズル20の周りに導か
れ、個々の翼形部39を通って半径方向内側に流れ、該
翼形部を冷却し、外側バンド35の外面の周りを循環す
る。冷却空気29は、ノズル20を通って導かれる燃焼
ガス30の低い圧力−Pと比べて、比較的高い圧力+P
である。タービンの板シール組立体33が、種々のター
ビンステータ構成部品の間に板シール52を取り付ける
ために用いられ、冷却空気29がタービン流路27に漏
れるのを防止或いは抑制する。図1に示す例示的なエン
ジンにおいては、タービンの板シール組立体33の1つ
の実施形態が、高圧タービンノズル20と高圧タービン
ロータ22の間に配置されており、板シール組立体33
が、エンジン10内における他の類似のシール用途に、
特に、種々のタービンステータ構成要素間に、使用かつ
適用可能であることが理解されるであろう。
【0020】再び図2及び図3を参照すると、高圧ター
ビンノズル20が、熱膨張及び収縮差による内部の応力
を減少させるように、周方向に隣接するノズルセグメン
ト32を用いて組み立てられている。ノズルの外側バン
ド35は、軸方向に間隔をおいて配置され、外側バンド
の対応する前端45及び後端47にそれぞれ配置された
前部レール46及び後部レール48を備える。このよう
に、ここに示す本発明の例示的な実施形態においては、
各々の後部レール48に対して、2つのタブ53と1つ
の板シール52がある。前部及び後部レール46、48
は、一体の鋳型形状で、半径方向及び周方向に延びる。
板シール組立体33は、図示するように、後部レール4
8と、タービンのシュラウドセグメント40又はそれに
対応するシュラウドハンガー42のいずれかとの間をシ
ールするように構成される。図4及び図5を参照する
と、シュラウドハンガー42及びシュラウドセグメント
40が、外側バンド35の外側流路境界の延長すなわち
続きを定める。ハンガー42は、後部レール48に直接
軸方向に面し、かつ該後部レールに隣接する、半径方向
に延びる前面50を含む。ここに図示する板シール組立
体33は、隣接するノズル外側バンド35及びシュラウ
ドハンガー42をシールするために、特別に構成された
ものである。この例示的な実施形態における外側バンド
35及びシュラウドハンガー42によって定められた第
1及び第2の弧状セグメントは、後部レール48と前面
50との間からの外側バンド35の外部側の冷却空気2
9の漏れをシールするように、後部レール48と前面5
0の間に渡して配置された弧状の板シール52を用いて
シールされる。
【0021】板シール組立体33は、周方向に間隔をお
いて配置され、半径方向に延び、後部レール48から軸
方向後方に間隔をおいて配置された複数のタブ53を備
え、タブ53と後部レール48の間の軸方向に延びる空
間58を有する。タブ53の1つは、ノズルセグメント
32の外側弧状バンドセグメント38の外側バンドパネ
ル94の各々の上に取り付けられる。一般的に、タブ5
3は、外側バンド35と一体に形成される。板シール5
2及び板ばね56が、タブ53と後部レール48との間
の空間58の各々の内部に配置され、板シール52を後
部レール48と前面50に対して付勢し、或いは初期荷
重をかけ、それらの間をシールする。各々のタブ53
は、該タブを完全に貫通するタブ孔70を有し、板ばね
は、該板ばねを完全に貫通するばね孔75を有する。後
部レール48及び板シール52は、それぞれ、それらを
完全に貫通するレール及びシール孔72及び74を有す
る。孔は、各々の組のタブ及びばね孔70及び75が、
各々のレール及びシール孔72及び74と軸方向に位置
合わせ可能なように設計され、配列される。組み立てら
れ、このように位置合わせされた場合には、板シール5
2及び板ばね56が取付ピンによって半径方向に抑制さ
れるように、全ての対応する孔を通して取付ピン78を
配置することができる。
【0022】孔は、円形の断面を有するように示されて
いるが、他の形状を有することもできる。レール、シー
ル、及びばね孔72、74、75は、それぞれ同じ円形
の断面形状を有する。タブ孔70は、軸方向の前部及び
後部円筒形孔部分80及び82を有する。後部円筒形孔
部分82は、レール及びシール孔72及び74と同じ円
形の断面形状を有する。前部円筒形孔部分80はより狭
くなっており、後部円筒形孔部分82及びレール孔72
の第2断面直径D2よりも小さい第1断面直径D1を有
する。ばね及びシール孔75及び74は、それぞればね
56及び板シール52を完全に貫通して軸方向に延び、
後部円筒形孔部分82及びレール孔72の第2直径D2
よりも大きい、ほぼ同じ大きさの第3直径D3を有す
る。円錐形先細孔部分90は、前部及び後部円筒形孔部
分80及び82の間の移行部分である。
【0023】取付ピン78が、レール、シール及びばね
孔72、74及び75を通って配置され、少なくともタ
ブ孔70の後部円筒形部分82を通って延びる。取付ピ
ン78は、レール孔72の後部開口を通って板シール組
立体33に嵌合するように設計された頭なしピンであ
る。取付ピン78は、レール、シール及びばね孔72、
74及び75を通り抜ける円筒形シャンク98を有す
る。取付ピン78は、シャンク98に取り付けられた、
軸方向前方に位置する円錐形先細ピン部分91を有す
る。取付ピン78の円錐形先細ピン部分91及びシャン
ク98は、それぞれ円錐形先細孔部分90及び後部円筒
形孔部分82に圧入するように設計される。
【0024】板シール組立体33は、組み立て中に取付
ピン78をレール孔72内に軸方向に固定する手段を備
える。本発明の例示的な実施形態では、取付ピン78が
レール孔72へ堅く圧入され、取付ピン78を後方軸方
向に保持する。前方軸方向の抑制が、タブ孔70の円錐
形先細孔部分90に取付ピン78の円錐形先細ピン部分
91を当接することによって例示される、締まり嵌め8
4によってもたらされる。タブ孔70からの取付ピンの
軸方向移動を防止するために、使用可能な軸方向抑制手
段の1つの形式だけが示される。取付ピン78とタブ5
3との間に、タブ孔70に対して異なる形状を有した他
の形式の締まり嵌め84を用いることができる。例示的
な実施形態において、タブ孔70は、端ぐり孔とされて
いる。取付ピン78を上述した孔内に軸方向に固定又は
保持するために、他の技法を用いることができる。圧入
76は、エンジン組立中の取付ピン78の保持、及び望
ましくない漏れ経路となり得るレール孔72のシールと
いう、2つの機能を果たす。ピン頭部をタブへ、或いは
取付ピンの別の部分を固定構造へ固着するために、従来
技術では、溶接、蝋付け、又は他の冶金的固着を行って
いる。
【0025】孔の幾何的形態は、端ぐり設計とされてお
り、該設計により、レール孔72の貫通穿孔を、後部レ
ール48を通して後面レール側51から前方に向かって
行うことが可能となり、エンジン作動中にピンが前方に
移動することを防止するように、確実な軸方向の保持及
び位置固定がもたらされる。エンジン組み立て中は、ピ
ンは圧入76によって、また、エンジン作動中には、ハ
ンガー42の接合前面50によって、後方に移動しない
ようにされている。溶接を必要とせず、除去すべきもの
がなく、取付ピンをタブの端ぐり孔を通じて前方から除
去することができるので、本発明により修理もまた単純
化される。被覆修理後の孔の清掃を、標準のリーミング
工具を用いて達成することができる。
【0026】図4に示すのは、組み立てられた板シール
組立体33であり、板シール52及び板ばね56は、い
ずれの従来の形状もとることができ、一般的には、高温
タービン環境に適した金属から作られる。板シール52
は、ノズル20の円周周りに互いに周方向に隣接する弧
状セグメントである。一般的には、一対の取付ピンが、
2つのタブ53と後部レール48の間に及び該タブと後
部レールに、板シール52の周方向両端を取り付けるた
めに用いられる。各々の板ばね56は、一般に、U形状
を有した部分的折畳み部材であり、板シール52を後部
レール48及びシュラウドハンガー42の前面に付勢す
るように、圧縮状態でタブ53と板シール52の間に封
じ込められ、配置される。組み立てた状態では、板ばね
56はわずかに圧縮され、板シール52に適当な初期荷
重を与えるようにすることが好ましい。板シール52及
び板ばね56は、取付ピン78の円筒形シャンク98を
ゆるく囲む適当な大きさの孔を有するようにする。
【0027】再び図3及び図4を参照すると、後部レー
ル48は、板シールの中間部分に線接触状態で当接する
ように、該後部レール48の前面側49の半径方向外側
寄り端部に、周方向に延びる第1弧状シート62を更に
備える。後部レール48の後面レール側51の弧状後面
パッド64は、第1弧状シート62の軸方向反対側に配
置される。同様に、ハンガー42の前面50は、第2弧
状シート66を定める一体のリップ43の外側寄り部分
を含んでおり、該第2弧状シート66は、軸方向に当接
接触して板シール52の外側寄り部分を受け、ハンガー
42の周囲周りで板シール52に対して線接触状態で当
接する。従って、板シール52は、摩擦係合し、第1及
び第2シート62、66において2次シールを形成し、
後部レール48とハンガー42との間の空気の漏れをシ
ールする。リップ43下方のハンガー前面50の内側寄
り部分は、半径方向に延びる平坦なランド部110を定
め、該ランド部は、当接接触により後面パッド64を受
け、そこに第1摩擦シールを形成する。後面パッド64
は、周方向に延びて、後部レール48の周囲周りに1次
シールを形成しており、後部レール48とハンガー42
との間の半径方向移動差を吸収することができる。後面
パッド64と協働するシュラウドハンガー42の前面5
0は、これらの構成要素間に1次シールを形成し、板シ
ール52は、これらの構成要素間に2次シールを形成す
るような配置で取り付けられる。
【0028】板シール組立体33が、隣接するシュラウ
ドセグメント40及びシュラウドハンガー42を備えた
タービンノズル20の外側寄り後端部をシールすること
に関して具体的に説明してきたが、板シール組立体33
は、エンジン10のタービン部分におけるあらゆる隣接
するステータ構成要素間をシールするために、適切に配
置し、適用することが可能である。一般的に、タービン
においては、板シールは、固定タービンノズルとブレー
ドシュラウド及びハンガーとの間の、高圧及び低圧ター
ビン部分に見られる。従って、この板シール組立体33
を、板シールを用いて取り付けられた同様な構成のピン
のいずれの代わりとしても、用いることができる。
【0029】ここでは本発明の好ましい例示的な実施形
態であると考えられるものについて説明してきたが、本
発明の他の変更が、当業者には、本明細書中の教示から
明らかであり、それゆえ、本発明の技術思想と技術的範
囲の中に含まれるような全てのそのような変更は、添付
の特許請求の範囲において保護されることを望むもので
ある。特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易の
ためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮す
るものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タービンノズル及び本発明の板シール取付組
立体の例示的な実施形態を含む、例示的な航空機用ター
ボファンガスタービンエンジンの概略図。
【図2】 図1のエンジンの例示的なタービンノズルの
斜視図。
【図3】 板シールを伴った、図2の例示的なタービン
ノズルの拡大部分斜視図。
【図4】 板シールが間に取り付けられた、図1に示す
タービンノズル及びロータシュラウドの拡大部分軸方向
断面図。
【図5】 図4に示す板シール取付組立体の拡大軸方向
断面図。
【図6】 図5に示す後部レールセグメント及び板シー
ル取付組立体のタブの拡大軸方向断面図。
【符号の説明】
20 タービンノズル 22 タービンロータ 27 流路 32 ノズルセグメント 35 外側バンド 40 シュラウドセグメント 42 シュラウドハンガー 44 ケーシング 48 後部レール 52 板シール 53 タブ 56 板ばね 70 タブ孔 72 レール孔 76 圧入 78 取付ピン 84 締まり嵌め 100 固定シュラウド組立体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トッド・エス・ヘフロン アメリカ合衆国、オハイオ州、インディア ン・スプリングス、ベッツィ・ロス・ドラ イブ、3538番 (72)発明者 エリク・ジェイ・ウィーンホルツ アメリカ合衆国、オハイオ州、ワイオミン グ、イースト・ミルズ・アベニュー、30番 (72)発明者 ロバート・アイ・アッカーマン アメリカ合衆国、オハイオ州、ウエスト・ チェスター、シンシナティ−デイトン・ロ ード、7571番 (72)発明者 ジョン・ピー・ヘイワード アメリカ合衆国、オハイオ州、ラブラン ド、ウッドレイク・コート、3373番 Fターム(参考) 3G002 GA11 GB00

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンエンジンの弧状セグメント
    (32)であって、 弧状バンドセグメント(38)と、 少なくとも一つのタブ(53)と、該タブから軸方向に
    間隔をおいて配置され、前記バンドセグメント(38)
    の軸方向端部に沿って配置された弧状レールセグメント
    (108)と、を備え、 前記タブと前記弧状レールセグメントは、前記弧状バン
    ドセグメント(38)から半径方向に遠ざかるように延
    びており、 前記タブと前記レールセグメントとの間に空間(58)
    が設けられ、 前記タブ(53)は、該タブを完全に貫通するタブ孔
    (70)を有し、前記レールセグメントは、該レールセ
    グメントを完全に貫通するレール孔(72)を有する、
    ことを特徴とする弧状セグメント。
  2. 【請求項2】 更に、前記タブ孔(70)は円錐形孔部
    分によってそれぞれ連結された前部及び後部円筒形孔部
    分(80及び82)を有し、前記前部円筒形孔部分は、
    前記後部円筒形孔部分及び前記レール孔(72)の第2
    直径(D2)より小さい第1直径(D1)を有すること
    を特徴とする、請求項1に記載の弧状セグメント(3
    2)。
  3. 【請求項3】 板シール組立体(33)であって、 弧状バンドセグメント(38)を有する弧状セグメント
    (32)と、 少なくとも一つのタブ(53)と、該タブから軸方向に
    間隔をおいて配置され、前記バンドセグメントの軸方向
    端部に沿って配置された弧状レールセグメント(10
    8)と、を備え、 前記タブと前記弧状セグメントは、前記弧状バンドセグ
    メント(38)から半径方向に遠ざかるように延びてお
    り、 前記タブと前記レールセグメントとの間に空間(58)
    が設けられ、 前記タブ(53)は、該タブを完全に貫通するタブ孔
    (70)を有し、前記レールセグメント(108)は、
    該レールセグメントを完全に貫通するレール孔(72)
    を有し、 前記タブと前記レールセグメントとの間の前記空間(5
    8)内で作動するように板シール(52)とばね(5
    6)が配置され、前記板シールが前記レールセグメント
    に向けて付勢されており、 前記ばねは、該ばねを完全に貫通するばね孔(75)を
    有し、前記板シールは、該シールを完全に貫通するシー
    ル孔(74)を有し、 前記板シール及び前記ばねを半径方向に抑制するよう
    に、前記孔内に頭なしピン(78)が配置されている、
    ことを特徴とする組立体。
  4. 【請求項4】 前記タブ孔(70)からの前記ピン(7
    8)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に備え
    ることを特徴とする、請求項3に記載の組立体。
  5. 【請求項5】 前記軸方向抑制手段は、前記タブ孔(7
    0)内における前記ピン(78)と前記タブ(53)の
    間の締まり嵌め(84)を含むことを特徴とする、請求
    項4に記載の組立体。
  6. 【請求項6】 更に、 前記タブ孔(70)が円錐形孔部分によってそれぞれ連
    結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び82)を
    有し、 前記ピン(78)が軸方向前方に位置する円錐形先細ピ
    ン部分(91)に連結されたシャンク(98)を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項5に記載の組立
    体。
  7. 【請求項7】 前記ピン(78)を前記レール孔(7
    2)内に軸方向に固定する固定手段を更に備えることを
    特徴とする、請求項3に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記固定手段が、前記レール孔(72)
    への前記ピン(78)の圧入(76)を含むことを特徴
    とする、請求項7に記載の組立体。
  9. 【請求項9】 前記タブ孔(70)からの前記ピン(7
    8)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に含む
    ことを特徴とする、請求項7に記載の組立体。
  10. 【請求項10】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)との間の絞まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項9に記載の組立体。
  11. 【請求項11】 更に、 前記タブ孔(70)が、円錐形孔部分によってそれぞれ
    連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び82)
    を有し、 前記ピン(78)が軸方向前方に位置する円錐形先細ピ
    ン部分(91)に連結されたシャンク(98)を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項10に記載の組
    立体。
  12. 【請求項12】 ガスタービンエンジンの弧状タービン
    ノズルセグメント(32)であって、 各々が半径方向内側及び外側弧状バンドパネル(92及
    び94)の間をそれぞれ半径方向に延びる一つ又はそれ
    以上の中空のステータ翼形部(39)を有し、互いに接
    合された、少なくとも2つの周方向に隣接する羽根(3
    4)を備え、 前記内側及び外側バンドパネル(92及び94)の周方
    向に隣接するものが、前記ノズルセグメント(32)の
    対応する内側及び外側弧状バンドセグメント(37及び
    38)を備えており、 前記外側バンドパネル(94)の後部パネル端部(10
    7)に後部レールセグメント(108)が配置され、 前記外側弧状バンドパネル(94)から半径方向に遠ざ
    かるように延び、前記後部レールセグメント(108)
    との間に空間(58)を形成するようにタブ(53)が
    設けられ、該タブ(53)の少なくとも一つが各外側弧
    状バンドパネル(94)の上にあり、 前記空間(58)内に弧状の板シール(52)が配置さ
    れ、前記タブ(53)の各々と前記後部レールセグメン
    ト(108)との間における前記空間(58)の各々の
    内部にばね(56)が配置され、前記ばね(56)と板
    シール(52)とは、前記板シールが前記後部レールセ
    グメント(108)に付勢されるように作動的に配置さ
    れ、 前記タブ(53)の各々は、該タブを完全に貫通するタ
    ブ孔(70)を有し、前記ばねは、該ばねを完全に貫通
    するばね孔(75)を有し、前記板シール(52)は、
    該板シールを完全に貫通するシール孔(74)を有し、
    前記後部レールセグメントは、該後部レールセグメント
    を完全に貫通する少なくとも1つのレール孔(72)を
    有し、 軸方向に位置合わせされた各組の前記孔の内部に頭なし
    ピン(78)が配置されて、前記板シール及び前記ばね
    を半径方向に抑制するようになっている、ことを特徴と
    するタービンノズルセグメント。
  13. 【請求項13】 前記タブ孔(70)からの前記ピン
    (78)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に
    備えることを特徴とする、請求項12に記載のタービン
    ノズルセグメント。
  14. 【請求項14】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)の間の締まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項13に記載のタービンノズルセグメント。
  15. 【請求項15】 更に、 前記タブ孔(70)の各々が、円錐形孔部分によってそ
    れぞれ連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び
    82)を有し、 前記ピン(78)の各々が、軸方向前方に位置する円錐
    形先細ピン部分(91)に連結されたシャンク(98)
    を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項14に記載のタ
    ービンノズルセグメント。
  16. 【請求項16】 前記ピン(78)を前記レール孔(7
    2)内に軸方向に固定する固定手段を更に備えることを
    特徴とする、請求項12に記載のタービンノズルセグメ
    ント。
  17. 【請求項17】 前記固定手段が、前記レール孔(7
    2)への前記ピン(78)の圧入(76)を含むことを
    特徴とする、請求項16に記載のタービンノズルセグメ
    ント。
  18. 【請求項18】 前記タブ孔(70)からの前記ピン
    (78)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に
    含むことを特徴とする、請求項17に記載のタービンノ
    ズルセグメント。
  19. 【請求項19】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)との間の絞まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項18に記載のタービンノズルセグメント。
  20. 【請求項20】 更に、 前記タブ孔(70)の各々が、円錐形孔部分によってそ
    れぞれ連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び
    82)を有し、 前記ピン(78)の各々が、軸方向前方に位置する円錐
    形先細ピン部分(91)に連結されたシャンク(98)
    を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項19に記載のタ
    ービンノズルセグメント。
  21. 【請求項21】 ガスタービンエンジン組立体であっ
    て、 燃焼ガス(30)の流路を定め、一端に半径方向外側に
    延びるレールを有する第1弧状セグメント(32)と、 前記レールに隣接し半径方向に延びる面を有し、前記第
    1弧状セグメントと同軸に配置されて前記流路(27)
    の続きを形成する第2弧状セグメントと、 前記レールと前記面の間からの前記第1セグメントの外
    部側の空気の漏れをシールするために、前記レールと前
    記面の間の間に渡して配置された弧状の板シール(5
    2)と、 前記板シール(52)を通って延びる複数の頭なし取付
    ピン(78)と、 前記第1弧状セグメントから半径方向外側に延び、前記
    レール(48)から軸方向に離れて間隔をおいて配置さ
    れたタブ(53)と、 前記タブと前記レールとの間の空間(58)と、 前記タブと前記レールとの間の前記空間(58)内に配
    置された板シール(52)及びばね(56)と、を備
    え、 前記タブ(53)は、該タブを完全に貫通するタブ孔
    (70)を有し、前記ばねは、該ばねを完全に貫通する
    ばね孔(75)を有し、前記板シールは、該板シールを
    完全に貫通するシール孔(74)を有し、前記後部レー
    ルは、該後部レールを完全に貫通するレール孔(72)
    を有し、 前記板シール及び前記ばねを半径方向に抑制するよう
    に、頭なしピン(78)が前記孔内に配置されている、
    ことを特徴とする組立体。
  22. 【請求項22】 前記タブ孔(70)からの前記ピン
    (78)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に
    備えることを特徴とする、請求項21に記載の組立体。
  23. 【請求項23】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)の間の締まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項22に記載の組立体。
  24. 【請求項24】 更に、 前記タブ孔(70)が、円錐形孔部分によってそれぞれ
    連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び82)
    を有し、 前記ピン(78)が、軸方向前方に位置する円錐形先細
    ピン部分(91)に連結されたシャンク(98)を有
    し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項23に記載の組
    立体。
  25. 【請求項25】 前記ピン(78)を前記レール孔(7
    2)内に軸方向に固定する固定手段を更に備えることを
    特徴とする、請求項21に記載の組立体。
  26. 【請求項26】 前記固定手段が、前記レール孔(7
    2)への前記ピン(78)の圧入(76)を含むことを
    特徴とする、請求項25に記載の組立体。
  27. 【請求項27】 前記タブ孔(70)からの前記ピン
    (78)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に
    含むことを特徴とする、請求項26に記載の組立体。
  28. 【請求項28】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)との間の絞まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項23に記載の組立体。
  29. 【請求項29】 更に、 前記タブ孔(70)が、円錐形孔部分によってそれぞれ
    連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び82)
    を有し、 前記ピン(78)が軸方向前方に位置する円錐形先細ピ
    ン部分(91)に連結されたシャンク(98)を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項28に記載の組
    立体。
  30. 【請求項30】 ガスタービンエンジンのタービン組立
    体であって、 周方向に隣接するシュラウドハンガー(42)に支持さ
    れた周方向に隣接する弧状タービンシュラウドセグメン
    ト(40)を含む弧状シュラウド組立体(100)部分
    に軸方向に隣接し、かつ該弧状シュラウド組立体部分の
    前方にあるガスタービンエンジンの弧状タービンノズル
    セグメント(32)を備え、 前記シュラウドセグメント(40)と前記シュラウドハ
    ンガー(42)の一つが、半径方向に延びる面を有して
    おり、 前記ノズルセグメント(32)が、 各々が半径方向内側及び外側弧状バンドパネル(92及
    び94)の間をそれぞれ半径方向に延びる一つ又はそれ
    以上の中空のステータ翼形部(39)を有し、互いに接
    合された、少なくとも2つの周方向に隣接する羽根(3
    4)を備え、 前記内側及び外側バンドパネル(92及び94)の周方
    向に隣接するものが、前記ノズルセグメント(32)の
    対応する内側及び外側弧状バンドセグメント(37及び
    38)を備えており、 前記面に隣接するように前記外側バンドパネル(94)
    の後部パネル端部(107)に後部レールセグメント
    (108)が配置され、 前記外側弧状バンドパネル(94)から半径方向に遠ざ
    かるように延び、前記後部レールセグメント(108)
    との間に空間(58)を形成するようにタブ(53)が
    設けられ、該タブ(53)の少なくとも一つが各外側弧
    状バンドパネル(94)の上にあり、 前記後部レールセグメントと前記面との間からの前記ノ
    ズルセグメントの外側の空気の漏れをシールするため
    に、ガスタービンエンジンのタービンノズルセグメント
    の前記空間(58)内において、前記後部レールセグメ
    ントと前記面の間に渡して板シール(52)が配置さ
    れ、 前記タブの各々と前記後部レールセグメント(108)
    との間の前記空間(58)の各々内にばね(56)が配
    置され、 前記ばね及び板シール(52)は、前記板シールを前記
    後部レールセグメント(108)に向けて付勢するよう
    に、作動的に配置されており、 前記タブ(53)の各々は、該タブを完全に貫通するタ
    ブ孔(70)を有し、前記ばねは、該ばねを完全に貫通
    するばね孔(75)を有し、前記板シール(52)は、
    該板シールを完全に貫通するシール孔(74)を有し、
    前記後部レールセグメントは、該後部レールセグメント
    を完全に貫通する少なくとも一つのレール孔(72)を
    有し、 前記板シール(52)及び前記ばねを半径方向に抑制す
    るように、軸方向に位置合わせされた各組の前記孔の内
    部に頭なしピン(78)が配置されている、ことを特徴
    とする組立体。
  31. 【請求項31】 前記タブ孔(70)からの前記ピン
    (78)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に
    備えることを特徴とする、請求項30に記載のタービン
    ノズルセグメント。
  32. 【請求項32】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)の間の締まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項31に記載のタービンノズルセグメント。
  33. 【請求項33】 更に、 前記タブ孔(70)の各々が、円錐形孔部分によってそ
    れぞれ連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び
    82)を有し、 前記ピン(78)の各々が、軸方向前方に位置する円錐
    形先細ピン部分(91)に連結されたシャンク(98)
    を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項32に記載のタ
    ービンノズルセグメント。
  34. 【請求項34】 前記ピン(78)を前記レール孔(7
    2)内に軸方向に固定する固定手段を更に備えることを
    特徴とする、請求項33に記載のタービンノズルセグメ
    ント。
  35. 【請求項35】 前記固定手段が、前記レール孔(7
    2)への前記ピン(78)の圧入(76)を含むことを
    特徴とする、請求項34に記載の組立体。
  36. 【請求項36】 前記タブ孔(70)からの前記ピン
    (78)の軸方向移動を防止する軸方向抑制手段を更に
    備えることを特徴とする、請求項35に記載のタービン
    ノズルセグメント。
  37. 【請求項37】 前記軸方向抑制手段が、前記タブ孔
    (70)内における前記ピン(78)と前記タブ(5
    3)との間の絞まり嵌め(84)を含むことを特徴とす
    る、請求項36に記載のタービンノズルセグメント。
  38. 【請求項38】 更に、 前記タブ孔(70)の各々が、円錐形孔部分によってそ
    れぞれ連結された前部及び後部円筒形孔部分(80及び
    82)を有し、 前記ピン(78)の各々が、軸方向前方に位置する円錐
    形先細ピン部分(91)に連結されたシャンク(98)
    を有し、 前記締まり嵌め(84)が前記円錐形先細孔部分(9
    0)に前記円錐形先細ピン部分(91)を当接させるこ
    とからなる、ことを特徴とする、請求項37に記載のタ
    ービンノズルセグメント。
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