JP2003039898A - 照明機能を有した装飾体 - Google Patents

照明機能を有した装飾体

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JP2003039898A
JP2003039898A JP2001229742A JP2001229742A JP2003039898A JP 2003039898 A JP2003039898 A JP 2003039898A JP 2001229742 A JP2001229742 A JP 2001229742A JP 2001229742 A JP2001229742 A JP 2001229742A JP 2003039898 A JP2003039898 A JP 2003039898A
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JP
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groove
light
led
cylinder
vase
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JP2001229742A
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Shinkurou Tanaka
新九郎 田中
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BISOO CORP KK
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BISOO CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電球を内装した従来の装飾体の欠点を解消す
る。 【解決手段】 透光性のアクリル樹脂で形成したドーナ
ツ状の円筒1を6個、それらの軸を同芯にして積み重
ね、その軸心に沿った開口2に花立用の筒3を挿入す
る。単位の円筒1の下面側に、円筒1と同心の周溝6を
形成し、その周溝6の中に溝6の開口に発光側を向けた
複数のLED5を周溝6に沿って等角位に配設して溝6
の底面に固定する。その溝6を覆う形で樹脂で形成した
円板状の反射板7を接着する。この花瓶10では、内装
されたLEDが発光すると、その光が反射板7に反射さ
れ、投光性を有する円筒1内に光が拡散し、それが設置
される空間をLEDの発光色で照らしめて優雅な雰囲気
を醸し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明機能を有す
る装飾体に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−289405号、特開平10
−57212号公報等に開示されているように、白熱電
球を内装して照明機能を持たせた装飾体は種々ある。し
かしながら、電球は熱を持ち、その取り扱いが煩雑とな
る。例えば、その熱処理をしないと、周りの素材を変色
させたり、劣化させたりする。
【0003】また、電球は十分な光量を得るには大きな
ものが必要であり、その設置に制限が多い。さらに、光
の拡散が十分に行われず、電球の姿が確認されて意匠効
果に劣る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の課
題は、上記電球を内装した従来の照明機能を有する装飾
体の欠点を解消することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、透光体から成る装飾体の一面に溝を形
成し、その溝内に、発光ダイオード(Light Em
itting Diode;LED)を、その発光部を
開口側に向けて溝の長さ方向に所要間隔で配置するとと
もに、その溝の開口をLED側を反射面とした反射板で
閉じた構成としたのである。
【0006】このようにしたことにより、先ず、LED
は低電圧、低電流で高信頼性の発光素子であり、殆ど発
熱せず、多くを集めても発熱の悪影響(前記した素材の
変色や劣化)がなく、個々のLEDは電球に比べて格段
に小さいので、設置場所に制限のある狭い空間でも、多
くのLEDを設置することができ、そのことによって、
電球に匹敵する十分な光量を得ることができる。
【0007】さらに、LEDは堅牢であり、通常の使用
状態では、ガラス電球のような破損のおそれが殆どな
い。
【0008】上記装飾体の複数を接合し、さらに、その
接合体の外面を切削して所要の形状にして、様々な大き
さと異なる形状の装飾体を製作することができる。
【0009】例えば、その複数の装飾体を接合したもの
に穴を形成して、その穴に花立筒を挿入することによ
り、照明機能を有した花立て具(花瓶)を得ることがで
きる。
【0010】また、前記装飾体を板状とし、その装飾体
を壁面にタイル状に貼って、照明機能を有する壁面構造
を得ることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を参照してこの発明の実
施の形態を説明する。
【0012】(第1の実施形態)第1の実施形態では、
装飾体として花瓶を採り挙げている。図1は、その全体
斜視図であり、この花瓶10は、透光性のあるアクリル
樹脂で形成された高さの低いドーナツ状の円筒1を6
個、それらの軸を同芯にして積み重ねたものであり、そ
の軸心に沿った開口2に花を立てるための筒3が挿入さ
れている。表面には、隣接する単位の円筒1の外周縁に
沿って嵌め込まれた装飾用のリング4が現れている。そ
して、各円筒1の内部に、この発明の主たる構成として
のLED5が内装されている。図2は、その構成を詳細
に示した図1の縦断面図である。
【0013】図2に示すように、前記単位の円筒1の図
の下面側の前記花立て用の筒3が挿入される開口2の周
りに、その円筒1と同心の周溝6が形成されており、そ
の周溝6の中に複数のLED5が設けられている。LE
D5は、光を均一に拡散できるよう、前記周溝6に沿っ
て等間隔(等角位)に配設されており、その頭部(発光
側)を溝6の開口に向けた形で溝6の底面に取り付けら
れている。
【0014】そして、そのLED5が内設された溝6を
覆う形で、円筒1の下面に樹脂板で形成された円板状の
反射板7が接着剤で接着されている。
【0015】このようなものを単位として、前記したよ
うに、それらを6個、それらの軸を同芯にした形で積み
重ねて花瓶10を構成している。
【0016】なお、LED5を発光させるための電気ユ
ニットが下寄りの二つの円筒1に渡って設けた空間内に
設置されており、円筒1内の全てのLED5に電気を送
るための電線が配設されているが、電気ユニットは周知
の構成であって、その設置空間を一点鎖線の矩形で示す
にとどめ、電線は図が煩雑になるので図示省略してい
る。
【0017】こうして、この花瓶10では、内装された
LED5が発光すると、その光が前記反射板7に反射さ
れて、アクリル樹脂で形成されて投光性を有した各単位
の円筒1内に拡散するので、単なる花立ての機能だけで
はなく、それが設置される空間を、そのLED5の発光
色で照らしめて優雅な雰囲気を醸し出すことができる。
【0018】その際、LED5と、投光性を有するアク
リル樹脂の組み合わせによって光が花瓶全体に拡散し
て、電球のようにその影が現れたりすることがないの
で、意匠効果にも優れる。LED5の発光色は、その周
囲とのインテリアを考慮して赤、青、緑等、種々のもの
を採用する。次に、図3、図4、図5は、第1の実施形
態である花瓶の変形例を示したものであり、これらにつ
いて説明する。
【0019】先ず、図3の花瓶30は、図1の矩形の花
瓶10(図中、一点鎖線で囲った形状)を基に、その外
面を削って曲面にし、壺状にしたものである。その際、
壺の外面の光ぐあいが外面に沿って均一になるように、
LED5の各円筒1における半径方向の位置を、その外
径に対応して図に示すような形で変化させている。
【0020】次に、図4(a)に示す花瓶40は、これ
までの花瓶が、最終的に形成される花瓶を高さ方向に分
割していたことに代えて、最終的に形成される花瓶40
を周方向に分割(図では5等分)した形状のもの41を
単位とし、それらを周方向に接合して花瓶を構成したも
のである。すなわち、各単位形状41は、(b)に示す
ように、断面が扇型となっている。
【0021】各単位形状41内のLED5の設置の仕方
は、その内側の面に高さ方向の直線溝42を形成し、そ
の溝42の底面に取り付けたものである。LED5の姿
勢は、その発光側を溝42の開口の方に向けているのは
これまでと同様であり、また、その溝42の開口側を反
射板で覆うことも同様であるが、この図4のものでは、
その反射板を、樹脂で形成した花立て用の円筒43に兼
用させている。
【0022】また、図5の花瓶50は、その単位形状
を、それらを接合して最終の形にした時、全体が矩形の
花瓶となるような形状にしたものである。図では4個の
単位形状のもの51が接合されたものを示している。
【0023】この場合も、LED5の配設の仕方等はこ
れまでと同様であるので、図示だけに止めて、その説明
は省略する。図中、符号52がLED5が取り付けられ
ている溝、53が花立て筒、54が反射板である。
【0024】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
装飾体として壁面のパネルを採り挙げている。図6
(a)は、それを用いた壁面構造の全体斜視図であり、
(b)に単位のパネル20の詳細構造を示している。各
単位のパネル20の内部には、前記第1の実施形態の場
合と同様、この発明の主たる構成としてのLED5が配
設されている。
【0025】(b)に示すように、この単位のパネル2
0は、アクリル樹脂で形成された矩形(図では正方形)
の板体21の一方の面の中央に真円や矩形の周溝22が
形成されている。LED5は、その周溝22に沿って等
間隔(溝形状が真円の場合は等角位)に配設されてお
り、前記第1の実施形態の場合と同様、その頭部(発光
側)を溝22の開口に向けた形で溝22の底面に取り付
けられている。そして、その溝22を覆う形で、第1の
実施形態の場合と同様、矩形の反射板23が接着されて
いる。従って、この場合も、LED5が発光すると、そ
の光が反射板23に反射されて、アクリル樹脂で形成さ
れて投光性を有した各パネル20の内部に拡散するよう
になっている。
【0026】こうして、この単位のパネル20の複数を
(a)に示したように壁面に取り付けることにより、室
内を、そのLED5の発光色で装飾することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、透光
体から成る装飾体の一面に溝を形成し、その溝内に、開
口側に向けてLEDを溝長さ方向に所要間隔で配置する
とともに、その溝の開口をLED側を反射面とした反射
板で閉じたものを形成するようにしたので、電球を用い
た場合のように、嵩張らず、発熱の影響を受けず、LE
Dやその影が見えたりしないので、意匠上も優れるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の全体斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】一部破断を含む図1の変形例の正面図である。
【図4】(a)に図1の応用例の全体斜視図を示し、
(b)に(a)の要部詳細を示したものである。
【図5】図1の他の応用例の斜視図である。
【図6】(a)に壁面パネルに応用した実施形態の図を
示し、(b)に(a)を構成する単位のパネルの詳細を
示したものである。
【符号の説明】
1 単位の円筒 2 開口 3、43、53 花立筒 4 リング 5 LED 6、22、42、52 周溝 7、23、54 反射板 10、30、40、50 花瓶 20 パネル壁 21 パネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光体から成る装飾体の一面に溝を形成
    し、その溝内に、発光側を溝の開口に向けて発光ダイオ
    ードを溝の長さ方向に所要間隔で配置するとともに、そ
    の溝の開口を前記発光ダイオード側に反射面を向けた反
    射板で閉じた装飾体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装飾体の複数を接合し
    た装飾体。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の装飾体に穴を形
    成し、その穴に花立筒を挿入した花立具。
  4. 【請求項4】 請求項1における装飾体を板状とし、そ
    の装飾体を壁面にタイル状に貼った壁面構造。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装飾体の複数を接合
    し、その接合体の外面を切削して所要の形状として、請
    求項2に記載の装飾体を形成する方法。
JP2001229742A 2001-07-30 2001-07-30 照明機能を有した装飾体 Pending JP2003039898A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055761A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Planet:Kk 装飾パネル
US8884528B2 (en) 2012-05-31 2014-11-11 Sachiko MUROMURA Vase-shaped device, light wall device, and system
CN112959853A (zh) * 2021-02-05 2021-06-15 苏州易茹宸建筑科技有限公司 金丝嵌板复合镶嵌工艺品制作方法

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