JP2003038299A - 昇降自在畳敷設装置 - Google Patents

昇降自在畳敷設装置

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JP2003038299A
JP2003038299A JP2001226064A JP2001226064A JP2003038299A JP 2003038299 A JP2003038299 A JP 2003038299A JP 2001226064 A JP2001226064 A JP 2001226064A JP 2001226064 A JP2001226064 A JP 2001226064A JP 2003038299 A JP2003038299 A JP 2003038299A
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JP
Japan
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tatami
tatami mat
bed
mat
space
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Application number
JP2001226064A
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English (en)
Inventor
Takeru Yamamoto
哮 山本
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TAIYO KENSETSU KK
Original Assignee
TAIYO KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日本間に敷設された畳として普通に用いられ
る状態で使用でき、人が寝たきりの病床に就くような現
象が生じたときには、一枚の畳をベッドとして使用でき
るようにする。 【解決手段】 本発明は正面視が矩形であって平面視が
畳1と同形に形成された枠体5の上板5aを、室内に敷
設される一枚の畳1の裏面に装着し、且つ、該枠体5に
は引出し8等が設けられて成り、更に、該畳1の下部は
空洞2に形成されると共に、該空洞2底部に該畳1の昇
降装置4を配設して成る昇降自在畳敷設装置を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は昇降自在畳敷設装
置に関するものであり、特に、室内に敷設される一枚の
畳を昇降自在に形成して、通常の日本間として使用で
き、単に、必要に応じて該畳を上昇させてベッドとして
の使用ができるように構成された昇降自在畳敷設装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
日本間に敷設されている畳のうち一畳を上昇させてベッ
ド兼用に使用できるように構成された畳は、本願出願人
が知覚している限り嘗て存在しない。そこで、通常は畳
を敷設されている日本間として使用でき、人が寝たきり
の病床に就くような現象が生じた場合には、前記日本間
に敷設されている畳のうち一畳を上昇させてベッド兼用
にし、そして、該畳の下面に引出しを設け、或いはオム
ツ、便器、浴槽等を収納できるスペースを確保して寝た
きり病人の看護に効果的に寄与することができる畳の敷
設装置を得るために解決せられるべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的
とする。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、正面視が矩形で
あって平面視が畳と同形に形成された枠体の上板を、室
内に敷設される一枚の畳の裏面に装着し、且つ、該枠体
には引出し等が設けられて成り、更に、該畳の下部は空
洞に形成されると共に、該空洞底部に該畳の昇降装置を
配設して成る昇降自在畳敷設装置を提供するものであ
る。 【0004】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。図に於いて1は畳であ
る。該畳1は室内に敷設されて日本間を形成する。而し
て、図2及び図3に示すように、該日本間に敷設されて
いる畳1,1…のうち、一枚の畳1の下部に空洞2を設
ける。該空洞2は通常は家屋敷地3を掘り下げて大きく
形成されるが、之に限定されるべきではない。要は前記
一枚の畳1を他の畳1,1…を水平状に敷設される状態
と、該一枚の畳1を後述の昇降装置4によって上昇させ
てベッドとして使用できる動作を為すために充分なスペ
ースを有すれば、それを以て足る。 【0005】一方、正面視で略矩形であって、平面視で
前記一枚の畳1と同一形に形成された枠体5を設ける。
該枠体5は上板5a、底板5b、左側板5c、右側板5
d、並びに背板5eから成る。但し、之に限定せられる
べきではない。而して、該枠体5は骨組みされて強度を
アップし、そして、その間に板体を取り付けられて形成
されるを可とする。 【0006】而も、該枠体5の左右の側板5c,5d及
び背板5eの高さは、該畳1を上昇させたとき、該畳1
がベッドとして使用できる高さに形成されるものとす
る。又、該畳1を前記ベッドの状態から下降させたとき
他の畳1,1…と面一になるように形成されることは当
然である。更に、該畳1を他の畳1,1…と面一になる
ように下降させたときに於いても、前記空洞2には該枠
体5の底板5bの下部に充分なスペースSがある。そこ
で、このスペースSに該畳1の昇降装置4を設置する。
図2及び図3に示す昇降装置4は、該スペースSの底面
にコンプレッサ6が設置され、更に、その左右にエアシ
リンダ7,7が設けられ、該エアシリンダ7,7のピス
トンロッド7a,7aを前記枠体5の底板5b下面に係
止して構成されている。但し、該昇降装置4は前記コン
プレッサ6及びエアシリンダ7に限定せられるべきでは
なく、諸種の装置を用いることができる。 【0007】又、前記正面視矩形状の枠体5には例え
ば、図示例のように左右に引出し8,8…を取り付けて
必需品を該引出し8,8…に収納し、そして、任意に取
り出すことができるようにする。更に、該左右の引出し
8,8…の中間部には空間Pが設けられ、該空間Pに例
えば寝たきり病人のオムツ、便器或いは浴槽等を収納で
きるようにする。 【0008】そこで、先ず、畳1,1…が敷設された日
本間は普通に用いられる状態で日常生活が送られるので
あるが、居住人が寝たきりの病床に就くような現象が生
じたときには、前記一枚の畳1上に該病人を寝かせ、そ
して、必要に応じて該畳1を前記昇降装置4を駆動させ
てベッド状の高さまで上昇させる。然るときは、前記引
出し8,8…が容易に引出せる状態に露呈してくるの
で、予め収納されている必要品をこの引出し8,8…か
ら任意に取り出して使用することができる。更に又、ベ
ッド状に上昇された畳1上に横臥している病人は該ベッ
ド状の畳1上で看護でき、且つ、前記空間Pに収納され
ているオムツ或いは便器によって用便又はオムツの取り
替えを為すことができると共に、浴槽を取り出して前記
病人を入浴させるにも便利である。 【0009】又、該ベッドとしての使用の態様が終了し
たときには、前記引出し8,8…に新しい必需品を収納
し、そして、前記空間Pに新しいオムツを収納し、更
に、洗浄された便器及び浴槽を収納し、そして、前記昇
降装置4を駆動してベッド状態に上昇されている前記畳
1を下降させ、他の畳1,1…と面一にする。然るとき
は、通常の日本間としての使用状態が形成される。 【0010】更に又、前記寝たきり病人のみならず、通
常の居住人によって該畳1を上昇させてベッドとして使
用することもでき、又、前記引出し8,8…及び空間P
は日用品等の収納部として用いることができることは当
然である。尚、図中符号9は前記空洞2を形成するため
の壁部を示す。 【0011】又、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。 【0012】 【発明の効果】この発明は、上記一実施の形態にて詳述
したように、通常日本間として普通に使用されている畳
のうち、一枚の畳の下部に空洞を設け、そして、該空洞
に昇降装置を設置すると共に該畳には正面視が矩形であ
って、平面視が畳と同形に形成された枠体の天板を前記
畳の裏面に装着し、更に、該枠体を介して前記昇降装置
の駆動によって一枚の畳をベッド位置まで上昇させてベ
ッドとしての使用に供し、更に、他の畳と面一になるよ
うに下降させて一般の畳敷きの居室として使用すること
ができるように形成されている。 【0013】そこで、前述したように、前記一枚の畳は
他の畳と面一に形成して普通に用いられる日本間として
の日常生活が営まれるのであるが、居住人が寝たきりの
病床に就くような現象が生じたときには、該一枚の畳の
上に該病人を寝かせ、そして、必要に応じて該畳を前記
昇降装置を駆動してベッドの高さまで上昇させることに
より適切な看護が可能となる。即ち、該畳の下部の枠体
には引出し或いは空間があるので、必需品を引出し又は
該空間に収納して任意に用いることができる。 【0014】又、該ベッド状に上昇させた畳は病人の使
用に供するのみならず、一般の健康体の人であっても之
を用いることができることは当然である。勿論、ベッド
としての使用の態様が終了したときには、前記昇降装置
を駆動させて該畳を他の畳と面一になるように下降させ
ることにより通常の日本間として使用することができる
等、正に著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態を示し、畳を敷設した状
態の一部切欠平面図。 【図2】図1のA−A線断面図。 【図3】図2の状態の畳を上昇させてベッド状に形成し
た状態を示す断面図。 【符号の説明】 1 畳 2 空洞 3 敷地 4 昇降装置 5 枠体 5a 上板 5b 底板 5c 左側板 5d 右側板 5e 背板 6 コンプレッサ 7 エアシリンダ 7a ピストンロッド 8 引出し 9 壁部 S スペース P 空間

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 正面視が矩形であって平面視が畳と同形
    に形成された枠体の上板を、室内に敷設される一枚の畳
    の裏面に装着し、且つ、該枠体には引出し等が設けられ
    て成り、更に、該畳の下部は空洞に形成されると共に、
    該空洞底部に該畳の昇降装置を配設したことを特徴とす
    る昇降自在畳敷設装置。
JP2001226064A 2001-07-26 2001-07-26 昇降自在畳敷設装置 Pending JP2003038299A (ja)

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ID=19058951

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007002484A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Nomura Fooshiizu:Kk 床下収納装置

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