JP2003037558A - 移動無線通信システムにおける内部出力制御ループの目標値を調整する方法 - Google Patents

移動無線通信システムにおける内部出力制御ループの目標値を調整する方法

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JP2003037558A JP2002165227A JP2002165227A JP2003037558A JP 2003037558 A JP2003037558 A JP 2003037558A JP 2002165227 A JP2002165227 A JP 2002165227A JP 2002165227 A JP2002165227 A JP 2002165227A JP 2003037558 A JP2003037558 A JP 2003037558A
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動無線通信システムにおける内部出力制御
ループの目標値を調整する方法を提供すること。 【解決手段】 一態様では、本発明は、移動無線通信シ
ステムにおける内部出力制御ループの目標値を調整する
方法を提供し、本方法では、前記内部ループ目標値が、
「第1の品質指標」と呼ばれる品質指標および「第1の
外部ループ目標値」と呼ばれる前記第1の品質指標に関
する目標値に基づいて動作する「第1の外部ループ」と
呼ばれる制御ループによって調整され、前記第1の外部
ループ目標値が、「第2の品質指標」と呼ばれる品質指
標および「第2の外部ループ目標値」と呼ばれる前記第
2の品質指標に関する目標値に基づいて動作する「第2
の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって調整さ
れ、かつ前記第2の品質指標が、誤り率を与え、前記第
1の外部ループ目標値が、誤りが検出されるたびに調整
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、移動無線
通信システムに関し、より詳細には、いわゆる「符号分
割多重アクセス」(CDMA)システムに関する。
【0002】本発明は、汎用移動遠隔通信システム(U
MTS)などのいわゆる「第3世代」システムに特に適
用可能である。
【0003】
【従来の技術】一般に、そのようなシステムにおける目
的の1つは、パフォーマンスを向上させること、すなわ
ち、特に容量を増大させ、かつ/またはサービス品質を
向上させることである。
【0004】広く使用される1つの技術は、「出力制
御」技術であり、特に、閉ループ出力制御技術である。
【0005】閉ループ出力制御の目的は、基地局と移動
局の間の各リンク上で、リンク上の伝送品質を表すパラ
メータが、目標値に可能な限り近く維持されるのを確実
にすることであり、前記パラメータは、例えば、信号対
干渉比(SIR)で構成されていることが可能である。
例として、アップ方向で(すなわち、移動局から基地局
に向う)、基地局は、SIRを定期的に推定し、推定し
たSIRを目標SIR値と比較する。推定したSIR
が、目標SIRより小さい場合には、基地局は、移動局
が伝送を行っている出力を増加させるように移動局に指
示する。反対に、推定したSIRが、目標SIRより大
きい場合には、基地局は、移動局が伝送を行っている出
力を低減するように移動局に指示する。
【0006】目標SIR値は、そのようなシステムにお
ける重要なパラメータである。目標SIRが、必要とさ
れる値よりも高い値に設定された場合には、システム内
の干渉レベルが徒に高くなり、システムのパフォーマン
スを徒に低下させる。反対に、目標SIRが、必要とさ
れる値よりも低い値に設定された場合には、当該リンク
上のサービス品質が低下する。
【0007】目標SIR値は、一般に、必要とされるサ
ービス品質との関係で選択され、一般に、「外部」ルー
プアルゴリズム(「内部」ループアルゴリズムとも呼ば
れる先行のアルゴリズムに対比される)によって調整さ
れる。外部ループアルゴリズムの原理は、一般に、規則
的にサービス品質を推定し、推定したサービス品質を必
要とされるサービス品質、つまり目標サービス品質と比
較することである。推定したサービス品質が必要とされ
るサービス品質より低い場合、目標SIRを増大させ、
その逆であれば、目標SIRを減少させる。できる限り
緊密にSIRのありうる変動を追跡するため、高速であ
る必要がある内部ループアルゴリズムとは異なり、外部
ループアルゴリズムは、信頼できる推定を得るために品
質をある期間にわたって平均する必要があるため、通
常、より低速である。
【0008】また、そのようなシステムは、一般に、チ
ャネル符号化(送信時)またはチャネル復号化(受信
時)とも呼ばれる、伝送誤りからの保護を備えるための
技術を使用していることを思い起こされたい。チャネル
符号化には、特に、誤り検出および/または誤り訂正の
符号化およびインターレース処理などの処理が含まれ、
そのような処理が、一般に、例えば、フレームまたはブ
ロックとしても知られるビットのシーケンスに適宜、適
用される。
【0009】サービス品質は、一般に、チャネル復号化
の後に受信時に推定される誤り率で表される。したがっ
て、ビット誤り率(BER)、フレーム消去率(FE
R)、ブロック消去率(BLER)などのサービス品質
指標が一般に使用される。
【0010】また、生誤り率(生BER)が、誤り訂正
前の受信データを誤り訂正復号化後に送信の場合と同じ
誤り訂正符号を使用して再び符号化することによって得
られた対応するデータと比較することによって得られた
チャネル復号化前の誤り率として定義される。
【0011】一般に使用される外部ループアルゴリズム
は、「鋸歯状」アルゴリズムである。そのようなアルゴ
リズムの一例は、以下のとおりである。
【0012】受信時にブロックが誤っていることを検出
した場合、目標SIRをδupデシベル(dB)だけ増
大させ、また受信時にブロックが誤ってないことを検出
した場合、目標SIRをδdownデシベル(dB)だ
け低減する。
【0013】ただし、δupおよびδdownは、 δup×BLERtarget=δdown×(1−B
LERtarget) を満たし、平均BLERが、目標BLER(すなわち、
BLERtarget)に等しいようにしているアルゴ
リズムの2つのパラメータである。
【0014】そのようなアルゴリズムで得られるパフォ
ーマンスは、およそ10−2またはそれより少し小さい
目標BLERに関しては比較的良好である。しかし、ず
っと低い値(10−3以下)の目標BLERに関するパ
フォーマンスは、かなり悪い。残念ながら、いくつかの
サービス、例えば、回線モードデータサービスでは、必
要とされるサービス品質は、一般に、およそ10−6
BERに相当し、この値は、通常、10−5から10
−4までの範囲内にある目標BLERに相当する。この
かなり低いパフォーマンスは、基本的に、そのようなア
ルゴリズムが、BLERを推定することに基づいている
という事実に起因するものであり、推定するということ
は、十分に正確で反応性の高い品質指標を得るのが不可
能であることを意味している。例えば、UMTSなどの
システムでは、伝送時間間隔(TTI)ごとのブロック
数は、比較的低く、通常、TTIごとに1ブロックであ
り、TTIは、サービスのタイプにより、20ミリ秒
(ms)、40ms、または80msなどの比較的高い
値をとることができる(UMTSの以上の態様について
のさらなる情報に関しては、例えば、3rd Gene
ration Partnership Projec
t(3GPP)で公表された規格3G TS 25.2
12を参照することができる)。
【0015】「鋸歯状」アルゴリズムの欠点を回避する
ため、別の例としての外部ループアルゴリズムも提案さ
れている。
【0016】特許公報WO 99/05808では、外
部ループは、以下の2つのループから構成されている。
【0017】第1の品質指標(具体的には、FER)と
前記第1の品質指標に関する目標値の間の差に応じて第
2のループに関する目標値を調整する第1のループ、お
よび第2の品質指標(具体的には、記号誤り率(SE
R))と第1のループによって決定された目標値の間の
差に応じて内部ループの目標値を調整し、その差が所与
のしきい値を超えた場合にだけ、そのような調整を行う
第2のループ。
【0018】特許公報DE 199 30 747も同
様に、次の2つのループから構成される外部ループに関
する。生BERなどの品質指標に応じて目標SIR値を
調整する第1のループ、および誤り率に応じて前記品質
標識に関する目標値を調整する第2のループ。
【0019】特許公報WO 01/01600では、外
部ループは、それぞれが内部ループに関する目標値の調
整を行う以下の2つのループから構成される。
【0020】フレームが不良であることを検出した場
合、またはある数の連続するフレームが、良好であるこ
とを検出した場合、内部ループに関する目標値の比較的
大幅な調整を進める第1のループ、および第1のループ
による調整が全く無い場合、より小幅な調整を行って伝
送チャネル誤り率として知られる誤り率(この誤り率
は、復号化後に得られた信号を復号化した信号を再び符
号化することで得られた信号と比較することによって得
られる)を目標値上に保つ第2のループ。さらに、第1
のループが、内部ループの目標値を調整することが必要
であると判定した場合には、その際に得られた伝送チャ
ネル誤り率は、第2のループによって達せられる目標値
として受入れ可能な値であると見なされる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】同様に本発明の詳細な
目的も、「鋸歯状」アルゴリズムの欠点を回避すること
であるが、パフォーマンスをさらに向上させながらこれ
を行うことである。
【0022】
【課題を解決するための手段】一態様では、本発明は、
移動無線通信システムにおいて内部出力制御ループの目
標値を調整する方法を提供することであって、本方法で
は、前記内部ループ目標値が、「第1の品質指標」と呼
ばれる品質指標および「第1の外部ループ目標値」と呼
ばれる前記第1の品質指標に関する目標値に基づいて動
作する「第1の外部ループ」と呼ばれる制御ループによ
って調整され、前記第1の外部ループ目標値が、「第2
の品質指標」と呼ばれる品質指標および「第2の外部ル
ープ目標値」と呼ばれる前記第2の品質指標に関する目
標値に基づいて動作する「第2の外部ループ」と呼ばれ
る制御ループによって調整され、かつ前記第2の品質指
標が、誤り率を与え、前記第1の外部ループ目標値が、
誤りが検出されるたびに調整される。
【0023】別の特徴によれば、前記システムで伝送さ
れる情報が、ブロックに構造化され、このブロックに基
づいて前記第2の品質指標が得られ、前記第1の外部ル
ープ目標値が、ブロックごとに調整される。
【0024】別の特徴によれば、前記第2の外部ループ
が、誤りが検出されたか否かに応じて、第1の値または
第2の値だけ、第1の外部ループ目標値を調整する。
【0025】別の特徴によれば、前記第1の値と前記第
2の値と第2の外部ループ目標値は、平均で第2の品質
指標が、第2の外部ループ目標値に達するような形で関
連している。
【0026】別の特徴によれば、前記第1の品質指標
は、伝送品質指標である。
【0027】別の特徴によれば、前記第1の品質指標
は、生BERである。
【0028】別の特徴によれば、前記第2の品質指標
は、サービス品質指標である。
【0029】別の特徴によれば、前記第2の品質指標
は、BLERである。
【0030】別の態様では、本発明は、移動無線通信シ
ステムにおける内部出力制御ループの目標値を調整する
方法を提供し、本方法では、前記内部ループ目標値が、
「第1の品質指標」と呼ばれる品質指標および「第1の
外部ループ目標値」と呼ばれる前記第1の品質指標に関
する目標値に基づいて動作する「第1の外部ループ」と
呼ばれる制御ループによって調整され、前記第1の外部
ループ目標値が、「第2の品質指標」と呼ばれる品質指
標および「第2の外部ループ目標値」と呼ばれる前記第
2の品質指標に関する目標値に基づいて動作する「第2
の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって調整さ
れ、かつ前記第1の外部ループ目標値が、前記第1の外
部ループが既に収束したときにのみ調整される。
【0031】別の態様では、本発明は、移動無線通信シ
ステムにおける内部出力制御ループの目標値を調整する
方法を提供し、本方法では、前記内部ループ目標値が、
「第1の品質指標」と呼ばれる品質指標および「第1の
外部ループ目標値」と呼ばれる前記第1の品質指標に関
する目標値に基づいて動作する「第1の外部ループ」と
呼ばれる制御ループによって調整され、前記第1の外部
ループ目標値が、「第2の品質指標」と呼ばれる品質指
標および「第2の外部ループ目標値」と呼ばれる前記第
2の品質指標に関する目標値に基づいて動作する「第2
の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって調整さ
れ、かつ前記内部ループ目標値に関する初期値および前
記第1の外部ループ目標値に関する初期値が、伝送のた
めにほぼ同時に同一の出力レベルに達することが可能で
あるように決められる。
【0032】別の特徴によれば、第1の外部ループ目標
値に関する前記初期値が、前記内部ループ目標値の所定
の値に関して行われた測定によって得られる。
【0033】別の特徴によれば、内部ループ目標値に関
する前記所定の値が、理想値に可能な限り近くなるよう
に選択される。
【0034】別の特徴によれば、第1の外部ループ目標
値に関する前記初期値が、理想値に可能な限り近くなる
ように選択され、前記第1の外部ループ目標値は、前記
第1の外部ループが既に収束したときにのみ調整され
る。
【0035】また、本発明は、移動局(特に、UMTS
などのシステムにおけるユーザ機器(UE))、移動無
線通信のためのネットワーク機器(特に、UMTSなど
のシステムにおける無線ネットワークコントローラ(R
NC)、または実際には、UMTSなどのシステムにお
けるノードBなどの基地局)、移動無線通信ネットワー
ク、および移動無線通信システムを提供し、それぞれ、
本発明による方法を実施するための手段を含む。
【0036】本発明のその他の目的および特徴は、添付
の図面に関連して提示する実施形態の以下の説明を読む
ことで明白となる。
【0037】
【発明の実施の形態】内部ループ目標値を調整するため
のアルゴリズムが考慮され、本アルゴリズムでは、前記
内部ループ目標値が、「第1の品質指標」と呼ばれる品
質指標および「第1の外部ループ目標値」と呼ばれる前
記第1の品質指標に関する目標値に基づいて動作する
「第1の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって調
整され、前記第1の外部ループ目標値が、「第2の品質
指標」と呼ばれる品質指標および「第2の外部ループ目
標値」と呼ばれる前記第2の品質指標に関する目標値に
基づいて動作する「第2の外部ループ」と呼ばれる制御
ループによって調整される。
【0038】例として、図1に示すとおり、第1の外部
ループ1は、第1の品質指標QI1を使用して内部ルー
プの目標値(SIRtarget)を設定し、より正確
には、QI1<QI1target(ただし、QI1
targetは、第1の外部ループの目標値)である場
合には、SIRtargetをδ1upだけ増大させ、
逆であれば、SIRtargetをδ1downだけ低
減し、第2の外部ループ2は、第2の品質指標QI2を
使用してQI1targetを設定し、より正確には、
QI2<QI2target(ただし、QI2
targetは、第2の外部ループの目標値)である場
合には、QI1targetをδ2upだけ増大させ、
逆であれば、QI1targetをδ2downだけ低
減する。
【0039】QI1およびQI2は、アルゴリズムの実
行中に任意の従来の形で評価することができる2つの品
質指標(BLER、BER、生BER...など)であ
る。
【0040】例えば、BLERは、巡回冗長性検査(C
RC)を使用して誤ったブロックを検出することによ
り、推定することができる。というのは、一般に、ブロ
ックごとに1つのCRCが存在するからである(特にU
MTSの場合)。
【0041】QI1とQI2は、同一の品質指標である
ことが可能である。同一の品質使用であることは、実際
には最も有利な状況ではないにしてもであるが。
【0042】δ1up、δ1down、δ2up、δ2
downは、当該のアルゴリズムのパラメータである。
以上のパラメータは、正または負であることが可能であ
り、δiupとδidown(i=1,2)は、同一の
符号を有していなければならないという制約がある。正
の値ではなく、負の値を有することは、アルゴリズムに
おいて「増大させる」と「低減する」を逆転するのに等
しいことが分かる。
【0043】QI2targetは、通常、必要とされ
るサービス品質を表す(例えば、0.01の目標BLE
Rが、通常、音声サービスに必要とされる...)。例
えば、UMTSなどのシステムでは、必要とされるサー
ビス品質は、コールがセットアップされるとき、目標B
ERまたは目標BLERとして設定される。
【0044】したがって、このアルゴリズムは、QI2
とは異なるある品質指標QI1に基づいて目標SIRを
変更する作用をする。QI2は、コールをセットアップ
している最中に与えられた目標サービス品質に対応する
品質指標として選択され、この指標は、あまり適当でな
い可能性がある。例えば、BLERは、低いBLER
targetの値に関しては、あまり良好な品質指標で
はない。というのは、低いBLERtargetの値
は、推定するのがかなり困難だからである。そのような
状況では、指標QI1としてより正確な指標、例えば、
生BERが選択され、または、より一般的には、サービ
ス品質指標(特にBLERまたはBERなどの)ではな
く、伝送品質指標が選択される。これにより、外部ルー
プアルゴリズムのパフォーマンスを向上させることが可
能となり、したがって、ネットワークの容量を向上させ
ることが可能になる。
【0045】例として、QI1が生BERであり、QI
2がBLERである場合には、以下の2つの外部ループ
に基づいてアルゴリズムが得られる。
【0046】生BERを目標生BERと比較する(生B
ERが、目標生BERより大きい場合には、目標SIR
を増大させ、逆であれば、低減する)ことにより、目標
SIRを設定する第1の外部ループ1、およびBLER
を目標BLERと比較する(BLERが、目標BLER
より大きい場合には、目標生BERを低減し、逆であれ
ば、増大させる)ことにより、目標生BERを設定する
第2の外部ループ2。
【0047】これにより、サービス品質(目標BLER
で表される)が達せられることを確認するため、やはり
BLERを使用しながらも、BLERよりも推定するの
が容易な生BERに基づいて目標SIRを変更すること
が可能になる。
【0048】例として、アルゴリズムは、以下のとおり
書くことができる。
【0049】(raw_BER<raw_BER
target)である場合には、目標SIRをδ1
downだけ低減し、逆であれば、目標SIRをδ1
upだけ増大させ、かつ(BLER<BLER
target)である場合には、raw_BERtar
getをδ2upだけ増大させ、逆であれば、raw_
BERtargetをδ2downだけ低減し、ただ
し、δ1up、δ1down、δ2up、δ2down
は、正である。
【0050】品質指標に関する正確な推定を得るため、
ある回数の期間にわたる平均化が、通常、行われる。そ
のようなアルゴリズムでは、QI1とQI2に関する平
均化期間は、相異なることが可能である。例えば、QI
2がBLERである場合、平均化期間は、(BLERに
関する正確な推定を得るのに十分なだけ大きい)整数個
のTTIに等しくなるように選択することができる。さ
らに、そのようなアルゴリズムでは、ループの実行期間
が、平均化期間とは異なっていることが可能である。例
えば、推定BLERを100×TTIに基づいて計算
し、他方、ループを毎TTIごとに一回、実行するこ
と、2つのTTIごとに一回、実行することなどが可能
である(この場合、平均化のために移動ウインドウを使
用することができる)。
【0051】本発明の一態様では、前述のアルゴリズム
において、有利には、第2の外部ループアルゴリズムを
以下のようなアルゴリズムで置き換える。
【0052】誤りが検出されるたびにQI1
targetをδ2downだけ低減し、逆であれば、
QI1targetをδ2upだけ増大させる。
【0053】言い換えれば、またはより一般的には、第
2の品質指標が誤り率を示すとき、誤りが検出されるた
びに第1の外部ループに関する前記目標値を調整する。
【0054】これは、基本的に、「鋸歯状」アルゴリズ
ムの利点、特に、例えば伝送条件の急速な変化が存在す
る際、反応性がより高いこと、およびそれほど複雑でな
いことを保つ作用をする。言い換えれば、前述した以前
の特許文献に反して、本発明は、「鋸歯状」アルゴリズ
ムの欠点を回避するだけでなく、その利点を保つことも
可能にする。
【0055】検出された誤りは、品質指標QI2がBL
ERである場合、ブロックが誤っていると検出されたこ
とに対応し、QI2がBERである場合、データビット
が誤っていると検出されたことに対応し、QI2が生B
ERである場合、生ビットが誤っていると検出されたこ
とに対応するという具合である。誤りは、任意の従来の
形で検出することができる。例えば、各ブロックに関連
するCRCを使用することにより、誤ったブロックを従
来の形で検出する。
【0056】さらに、必要とされるサービス品質QI2
targetに達するため、好ましくは、平均で第2の
品質指標QI2が、第2の外部ループ目標値QI2
targ etに達するようにδ2upおよびδ2
downを決める。したがって、以上のパラメータは、
以下のタイプの関係を満たすことができる。δ2
down×QI2target=d2up×(1−QI
target
【0057】例として、QI2が生BERであり、QI
2がBLERである場合、アルゴリズムは、以下のとお
りである。
【0058】(raw_BER<raw_BER
target)である場合、目標SIRをδ1down
だけ低減し、逆であれば、目標SIRをδ1upだけ増
大させ、かつ受信されたブロックが誤っていることが検
出された場合、raw_BERta rgetをδ2
downだけ低減し、逆であれば、raw_BER
targetをδ2upだけ増大させ、好ましくは、δ
down×BLERtarget=δ2up×(1−
BLERtarget)である。
【0059】UMTSなどのシステムにおいて、ブロッ
クは、単一の接続を介して同時にトランスポートされる
ことが可能な1つまたは複数のトランスポートチャネル
に関して得られるトランスポートブロックに対応するこ
とに留意されたい。複数のトランスポートチャネルが存
在するのが可能な一般的ケースでは、1つまたは複数の
トランスポートチャネルにアルゴリズムを適用すること
ができる。アルゴリズムを複数のトランスポートチャネ
ルに適用する場合、対応する品質指標をその1組のトラ
ンスポートチャネルにわたって平均することができる。
アルゴリズムを単一のトランスポートチャネルに適用す
る場合、好ましくは、サービス品質に達するのに必要と
する伝送出力が最も高いトランスポートチャネルを選択
する(そのトランスポートチャネル上でサービス品質が
達せられた場合には、その他のトランスポートチャネル
上でもサービス品質が達せられるのが確実であるのを保
証するため)。
【0060】また、UMTSなどのシステムにおいて、
例えば、アルゴリズムがRNCで実装される場合、規格
3GPP TS 25.215で規定される「トランス
ポートチャネルBER」および「物理チャネルBER」
などの、いくつかのタイプのBERを使用できることに
も留意されたい。
【0061】さらに、本発明の別の態様では、有利に
は、第2の外部ループアルゴリズムを以下のようなアル
ゴリズムで置き換える。
【0062】|QI1−QI1target|<ηであ
る場合、(QI2<QI2target)である場合に
は、QI1targetをδ2 upだけ増大させ、逆で
あれば、QI1targetをδ2downだけ低減
し、それ以外の場合、処理を全く行わなわず、ただし、
η>0は、このアルゴリズムのパラメータである。
【0063】一般に、着想は、前記第1の外部ループが
収束するまで(すなわち、QI1がQI1target
に十分、近くなるまで)第1の外部ループに関する目標
値(QI1target)を変更するのを回避すること
である。これにより、アルゴリズムが、はるかに安定す
る。そうでない場合、QI1targetが、また、し
たがって、SIRtargetも、達せられないところ
で増大されるリスクが存在し、したがって、伝送出力
が、徒に高い値に達して、伝送出力を浪費し、システム
の全体的パフォーマンスを低下させるリスクが存在す
る。
【0064】図2に示すとおり、したがって、第1の外
部ループは、図1に対比して、第1のループが既に収束
した場合にだけ、この第1の外部ループの目標値が調整
されるのを確実にするための、1’で示すさらなる手段
を含む。
【0065】この着想は、第1の外部ループと第2の外
部ループが実施される形がどのようなものであれ、また
前記ループのそれぞれに関して選択される品質指標がど
のようなものであれ、適用可能であることに留意された
い。特に、この着想は、前述した第2外部ループアルゴ
リズムの両方に適用可能である。
【0066】さらに、本発明の別の態様は、初期設定に
関し、つまり内部ループ目標値SIRtargetおよ
び第1の外部ループ目標値QI1targetに関する
最良の初期値をどのように決めるかに関する(第2の外
部ループの目標値は、必要とされるサービス品質との関
係で設定される)。
【0067】以上の値がうまく選択されなかった場合に
は、目標値に関する「理想」値(すなわち、最小の伝送
出力でサービス品質を達成することを可能にするような
値)に達するのに必要とされる初期収束時間が長くなる
という結果をもたらす可能性があるということで、初期
設定時(またはコールをセットアップするとき)に問題
が生じる。
【0068】例えば、QI1targetが、理想値よ
りずっと大きい値に初期設定された場合には、SIR
targetが、理想値を相当に超え、値QI1
targetおよび値SIRtargetが理想値に収
束するのに必要とされる時間が、相当に長くなる。この
時間中、大量の伝送出力が浪費され、システムの容量が
全体として相当に低下する。
【0069】そのような欠点を回避するため、本発明
は、いくつかの解決策を提案する。
【0070】第1の解決策では、コールの開始時に、あ
る長さの時間、外部出力制御ループが起動されない。こ
の期間中、品質は、品質指標QI1を利用して測定さ
れ、この期間後、外部出力制御ループが、この形で測定
されたQI1の値に等しいQI1targetで起動さ
れる。SIRに関する初期目標値は、例えば、以前の測
定の結果またはシミュレーションの結果を使用すること
により、目標SIRに関する理想値に可能な限り近く設
定される。SIRに関する初期目標値は、好ましくは、
推定された理想目標値よりわずかに上に設定する。とい
うのは、目標SIRに関する初期値が、目標SIRに関
する理想値より大きいとき、収束がより速いからであ
る。
【0071】言い換えれば、この第1の解決策では、第
1の外部ループに関する目標値の初期値が、内部ループ
目標値の所定の値に関して行われた測定によって得られ
る。具体的には、内部ループ目標値に関する前記所定の
値が、理想値に可能な限り近くなるように選択される。
【0072】第2の解決策では、第1の外部ループの目
標値QI1targetが、コールの開始時に、おそら
く以前のシミュレーションまたは以前の測定の結果に基
づいて推定された理想値に可能な限り近い値に設定され
る。また、第1の外部ループが既に収束して初めて、第
1の外部ループに関する目標値(QI1target
が変更され、QI1が、既に十分にQI1target
に近くなるまで、QI1targetが変更されないよ
うにする前述した着想も適用される。
【0073】言い換えれば、この第2の解決策では、第
1の外部ループの目標値に関する初期値が、理想値に可
能な限り近くなるように選択され、また第1の外部ルー
プの目標値は、前記第1の外部ループが収束した後に初
めて調整される。
【0074】また、その他の解決策も可能であり、その
様々な解決策に共通する着想は、SIRtarget
初期値およびQI1targetの初期値が、同一レベ
ルの伝送出力にほぼ一致すべきであるということ、すな
わち、同一の伝送出力に関して、それらの値にほぼ同時
に到達するのが可能であるべきであるということである
(ここで、「ほぼ」とは、実際には、厳密に同時に到達
される値で、どうにかSIRtargetおよびQI1
targetを初期設定できる可能性がほとんど無いこ
とを意味する。これは、以上の2つの値を推定する際の
不正確さのためである。)。これにより、初期設定段階
中、アルゴリズムが安定しているのが確実になり、以上
の2つの値が、そのような初期設定中に急速に理想値か
ら離れて行くのを防止する。
【0075】また、この着想は、第1の外部ループおよ
び第2の外部ループが実施される形に関わらず、また、
前記ループのそれぞれに関して、どの品質指標が選択さ
れるかに関わらず適用可能であることにも留意された
い。
【0076】本発明の以下の解決策は、任意の移動無線
通信システムにおいても使用することができ、詳細に
は、UMTSなどのCDMAシステムにおいて使用する
ことができる。
【0077】一般に、図3に示すとおり、移動無線通信
システムは、以下の実体を含む。移動局(UMTSにお
いてユーザ機器またはUEとしても知られる)、基地局
(UMTSにおいて「ノードB」と呼ばれる)、および
基地局コントローラ(UMTSにおいて「無線ネットワ
ークコントローラ」(RNC)と呼ばれる)。ノードB
およびRNCから構成されるシステムは、UMTS地上
無線アクセス網(UTRAN)とも呼ばれる。
【0078】一般に、外部出力制御ループは、受信機
(例えば、ダウン方向のUE)において一般的に実装さ
れる。というのは、この外部ループに必要とされる品質
は、受信機において推定する方が論理的だからである。
さらに、UMTSなどのシステムでは、RNCが、ネッ
トワーク制御、およびUEによって行われる処理を管理
しており、一方、ノードBは、主にトランシーバであ
る。したがって、アップ方向における外部出力制御ルー
プは、一般に、RNCにおいて実装される。ダウン方向
における外部出力制御ループは、UEにおいて実装され
る。内部出力制御ループは、一部はUEにおいて、また
一部はノードBにおいて実装される。例えば、アップ方
向では、ノードBが、推定SIRを目標SIRと比較し
て、出力制御コマンドをUEに送信し、UEは、ノード
Bによって発せられた出力制御コマンドとの関係で、自
らが伝送する出力を変更する。
【0079】また、本発明は、移動局(詳細には、UM
TSなどのシステムにおけるユーザ機器(UE)、移動
無線通信のためのネットワーク機器(詳細には、UMT
Sなどのシステムにおける無線ネットワークコントロー
ラ(RNC)、または、実際には、UMTSなどのシス
テムにおけるノードBなどの基地局)、移動無線通信ネ
ットワーク、および移動無線通信システムを提供し、そ
れぞれが、本発明による方法を実施するための手段を含
む。
【0080】以上の様々な手段は、前述した方法のどれ
を使用しても動作することが可能である。以上の手段の
特定の実施形態は、当分野の技術者には、全く難しいも
のではなく、そのような手段をその機能に関して本明細
書で、より詳細に説明する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の第1の例を示すブロック図
である。
【図2】本発明による方法の第2の例を示すブロック図
である。
【図3】移動無線通信システム、詳細には、UMTSな
どのシステムの一般的アーキテクチャを示す図である。
【符号の説明】
1、2 外部ループ 1’ 手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE21 EE31 5K060 BB07 CC04 DD04 FF06 LL01 5K067 AA23 DD42 DD48 EE02 EE10 GG08

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線通信システムにおいて内部出力
    制御ループの目標値を調整する方法であって、 前記内部ループ目標値が、「第1の品質指標」と呼ばれ
    る品質指標および「第1の外部ループ目標値」と呼ばれ
    る前記第1の品質指標に関する目標値に基づいて動作す
    る「第1の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって
    調整され、 前記第1の外部ループ目標値が、「第2の品質指標」と
    呼ばれる品質指標および「第2の外部ループ目標値」と
    呼ばれる前記第2の品質指標に関する目標値に基づいて
    動作する「第2の外部ループ」と呼ばれる制御ループに
    よって調整され、かつ前記第2の品質指標が誤り率を与
    え、前記第1の外部ループ目標値が、誤りが検出される
    たびに調整される方法。
  2. 【請求項2】 前記システムで伝送される情報が、ブロ
    ックに構造化され、該ブロックに基づいて前記第2の品
    質指標が得られ、前記第1の外部ループ目標値が、ブロ
    ックごとに調整される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の外部ループが、誤りが検出さ
    れたか否かに応じて、第1の値または第2の値だけ、第
    1の外部ループ目標値を調整する請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1の値と前記第2の値と前記第2
    の外部ループ目標値は、平均で前記第2の品質指標が、
    前記第2の外部ループ目標値に達するような形で関連し
    ている請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の品質指標が、伝送品質指標で
    ある請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の品質指標が、生BERである
    請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の品質指標が、サービス品質指
    標である請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の品質指標が、BLERである
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 移動無線通信システムにおける内部出力
    制御ループの目標値を調整する方法であって、 前記内部ループ目標値が、「第1の品質指標」と呼ばれ
    る品質指標および「第1の外部ループ目標値」と呼ばれ
    る前記第1の品質指標に関する目標値に基づいて動作す
    る「第1の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって
    調整され、 前記第1の外部ループ目標値が、「第2の品質指標」と
    呼ばれる品質指標および「第2の外部ループ目標値」と
    呼ばれる前記第2の品質指標に関する目標値に基づいて
    動作する「第2の外部ループ」と呼ばれる制御ループに
    よって調整され、かつ前記第1の外部ループ目標値が、
    前記第1の外部ループが既に収束したときにのみ調整さ
    れる方法。
  10. 【請求項10】 移動無線通信システムにおける内部出
    力制御ループの目標値を調整する方法であって、 前記内部ループ目標値が、「第1の品質指標」と呼ばれ
    る品質指標および「第1の外部ループ目標値」と呼ばれ
    る前記第1の品質指標に関する目標値に基づいて動作す
    る「第1の外部ループ」と呼ばれる制御ループによって
    調整され、 前記第1の外部ループ目標値が、「第2の品質指標」と
    呼ばれる品質指標および「第2の外部ループ目標値」と
    呼ばれる前記第2の品質指標に関する目標値に基づいて
    動作する「第2の外部ループ」と呼ばれる制御ループに
    よって調整され、かつ前記内部ループ目標値に関する初
    期値および前記第1の外部ループ目標値に関する初期値
    が、伝送のためにほぼ同時に同一の出力レベルに達する
    ことが可能であるように決められる方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の外部ループ目標値に関する
    前記初期値が、前記内部ループ目標値の所定の値に関し
    て行われた測定によって得られる請求項10に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 前記内部ループ目標値に関する前記所
    定の値が、理想値に可能な限り近くなるように選択され
    る請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記第1の外部ループ目標値に関する
    前記初期値が、理想値に可能な限り近くなるように選択
    され、前記第1の外部ループ目標値は、前記第1の外部
    ループが既に収束したときにのみ調整される請求項10
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の方法を実施するため
    の手段を含む移動局。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の方法を実施するため
    の手段を含む移動無線通信ネットワーク機器。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の方法を実施するため
    の手段を含む移動無線通信システム。
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