JP2003036656A - 複数コンテンツのオブジェクト共有化システム - Google Patents
複数コンテンツのオブジェクト共有化システムInfo
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Abstract
の改善。 【解決手段】DVDオーディオ用の光ディスクにおい
て、オーディオゾーンは、オーディオ管理情報および1
以上のオーディオタイトルセットを含む。このオーディ
オタイトルセットは、オーディオタイトルセット情報
と、マルチチャネルのオーディオデータを持つオーディ
オオブジェクトセットを含む。前記オーディオタイトル
セット情報は、管理情報テーブルATSI_MATを含
む。この管理情報テーブルATSI_MATは、前記マ
ルチチャネルのオーディオデータを2チャネル出力にミ
ックスダウンする際の係数を示すミックスダウン係数情
報ATS_DM_COEFTを1以上含んで構成されて
いる。
Description
ツ(種々なビデオコンテンツ、種々なオーディオコンテ
ンツ等)のオブジェクトを共有化するシステムに関す
る。
できるとともに、マルチアングル映像・副映像・マルチ
リンガル音声・多チャンネルオーディオなど種々な情報
の記録もできる光ディスクとして、DVDビデオディス
クが開発され、一般市場への普及・浸透が始まっている
(DVDはデジタル・バーサタイル・ディスクの略
称)。
ネルオーディオ(ACー3、MPEG等)とともに非圧
縮リニアPCM(48kHzサンプリング・16ビット
量子化から96kHzサンプリング・24ビットまで)
もサポートできる仕様となっている。このDVDビデオ
のリニアPCMは従来の音楽CD(44.1kHzサン
プリング・16ビット量子化)を上回るハイサンプリン
グ・ハイビットの高音質仕様であり、とくに96kHz
サンプリング・20〜24ビットのリニアPCMは、次
世代デジタルオーディオディスク(俗にスーパーCDま
たはスーパーオーディオディスクといわれるもの)とし
ての資格を十分備えている。
らかといえばオーディオよりも映像優先で作成されてお
り、サンプリング周波数・量子化ビット数のみならず記
録可能なチャネル数や記録可能時間等に関して、DVD
ビデオの音声仕様をさらに上回るオーディオ優先の仕様
も期待されている。
仕様が検討されるに至った(ただし、このDVDオーデ
ィオ仕様はまだ従来技術ではない)。このDVDオーデ
ィオ仕様では、DVDビデオで採用されている48K〜
96kHzサンプリング・16〜24ビットのリニアP
CMは当然として、192kHzサンプリング・24ビ
ットのリニアPCMまでサポート可能となっている。ま
た、DVDオーディオ仕様の将来のバージョンアップに
おいて、さらに高音質仕様が導入される可能性も残して
いる。
ケールアップに対応できるのは、デジタルハイビジョン
映像までターゲットに入っている大容量記録が可能なD
VDビデオと共通利用できる部分が、DVDオーディオ
にあるからである。
の進化に伴い利用可能になる将来の技術的・市場的・経
済的アドバンテージを享受できる特徴を持っている。
る大容量DVDディスクをDVDオーディオに利用する
ことにより、記録時間を一定とすれば、記録に用いるサ
ンプリング周波数・量子化ビット数・記録チャネル数等
をどんどん増やして行ける可能性を持っている。近い将
来実用化されるDVDーRAM(または書換可能なDV
DーRWあるいはライトワンスのDVD−R)を用いた
DVDビデオレコーダの技術は、いずれ実用化されるで
あろうDVDオーディオレコーダにも利用可能となる。
場規模が広がれば、DVDビデオとDVDオーディオと
の間で、媒体(DVDーROMディスク、DVDーRA
M/DVD−RWディスク、DVDーRディスクな
ど)、装置部品(ディスクドライブ、光ピックアップ、
各種ICなど)、各種制御プログラムその他の共通化が
進み、高音質で多くの特徴を持つDVDオーディオの製
品コストダウンも加速される。そして、DVDオーディ
オが広く普及すれば、DVDビデオも、DVDオーディ
オの進化に伴い利用可能になる将来の技術的・市場的・
経済的アドバンテージを享受できるようになる。
像)あるいはオーディオ(音楽等)のコンテンツの再生
を制御するための管理方法は、従来(たとえばコンパク
トディスクCDやレーザディスクLD)は、それぞれの
目的に従って制作されたコンテンツの再生を管理するの
が一般的であった。これに対し、最近のユーザーの要求
の多様化に伴い、映像と音楽の境界が曖昧になり、映像
として単独に再生可能なコンテンツの一部を音楽でも利
用したい、あるいは音楽用として作られた映像を映像単
独で再生可能とすることで、コンテンツを相互に共通し
て利用したいという要求が、これらコンテンツの制作者
(コンテンツプロバイダ)の間で高まっている。
ステムを提供することである。すなわち、上述したコン
テンツプロバイダの要求に、この発明に係るDVDオー
ディオ仕様ならば答えることができる。DVDオーディ
オ仕様は映像よりもオーディオ優先で検討されている
が、DVDビデオとDVDオーディオとでコンパチブル
なシステムの構築が可能である。つまり、DVDオーデ
ィオ仕様において、コンテンツがDVDオーディオのみ
のオーディオ・オンリーディスク(A・ディスク)とと
もに、コンテンツがオーディオとビデオを含むオーディ
オ+ビデオディスク(AVディスク)が可能である。そ
の場合、AVディスクのオーディオコンテンツ再生時に
そのビデオコンテンツにもアクセスできるようにするこ
とが可能である。
様では、DVDビデオ仕様のサブセットとしてのビデオ
映像のみならず、高音質仕様の音声に高精細なスチル画
を付加することも、テキスト情報を付加することも、メ
ニュー(コンテンツプロバイダが自由にデザインできる
ビジュアルメニュー)を付加することも、可能となって
いる。
ディスク(図1の10)は、中心側にリードインエリア
(27)を持ち、その外周にオーディオゾーン(71)
とビデオゾーン(72)を含むボリュームスペース(2
8)を持ち、そのさらに外周にリードアウトエリア(2
6)を持っている。この光ディスクにおいて、前記オー
ディオゾーン(図3の71)は、オーディオ管理情報
(AMG)および1以上のオーディオタイトルセット
(ATS)を含む。前記オーディオタイトルセット(図
24のATS)は、管理情報としてのオーディオタイト
ルセット情報(ATSI)と、記録内容としてマルチチ
ャネルのオーディオデータを持つオーディオオブジェク
トセット(図3、図7、図24のAOTT_AOBS)
を含む。前記オーディオタイトルセット情報(ATS
I)は、管理情報テーブル(図25のATSI_MA
T)を含む。ここで、前記管理情報テーブル(ATSI
_MAT)は、前記マルチチャネルのオーディオデータ
を2チャネル出力にミックスダウンする際の係数を示す
ミックスダウン係数情報(ATS_DM_COEFT)
を1以上含んで構成されている。
記リードインエリア(27)寄りの側に前記オーディオ
ゾーン(71)が配置され、このオーディオゾーン(7
1)よりも前記リードアウトエリア(26)寄りの側に
前記ビデオゾーン(72)が配置されるように構成され
ている。
にリードインエリアを持ち、その外周にオーディオゾー
ンとビデオゾーンを含むボリュームスペースを持ち、そ
のさらに外周にリードアウトエリアを持つ光ディスクを
用いる。ここで、前記オーディオゾーンがオーディオ管
理情報および1以上のオーディオタイトルセットを含
み、前記オーディオタイトルセットが、管理情報として
のオーディオタイトルセット情報と、記録内容としてマ
ルチチャネルのオーディオデータを持つオーディオオブ
ジェクトセットを含み、前記オーディオタイトルセット
情報が管理情報テーブルを含み、前記管理情報テーブル
が、前記マルチチャネルのオーディオデータを2チャネ
ル出力にミックスダウンする際の係数を示すミックスダ
ウン係数情報を1以上含んで構成されている。
の10)から前記オーディオ情報のパックを読み取る手
段(図29の30、54)と;前記読み取られたパック
に含まれるオーディオ情報をデコードする手段(図29
の54、60)とを具備している。
にリードインエリアを持ち、その外周にオーディオゾー
ンとビデオゾーンを含むボリュームスペースを持ち、そ
のさらに外周にリードアウトエリアを持つ光ディスクを
用いる。ここで、前記オーディオゾーンがオーディオ管
理情報および1以上のオーディオタイトルセットを含
み、前記オーディオタイトルセットが、管理情報として
のオーディオタイトルセット情報と、記録内容としてマ
ルチチャネルのオーディオデータを持つオーディオオブ
ジェクトセットを含み、前記オーディオタイトルセット
情報が管理情報テーブルを含み、前記管理情報テーブル
が、前記マルチチャネルのオーディオデータを2チャネ
ル出力にミックスダウンする際の係数を示すミックスダ
ウン係数情報を1以上含んで構成されている。
9の10)から前記オーディオ情報のパックが読み取ら
れ;前記読み取られたパックに含まれるオーディオ情報
がデコードされる。
の一実施の形態に係るデジタル情報記録再生システムを
説明する。
て利用可能な光ディスクの構造を説明する斜視図であ
る。
は、それぞれ記録層17が設けられた一対の透明基板1
4を接着層20で貼り合わせた構造を持つ。各基板14
は0.6mm厚のポリカーボネートで構成することがで
き、接着層20は極薄(たとえば40μm厚)の紫外線
硬化性樹脂で構成することができる。これら一対の0.
6mm基板14を、記録層17が接着層20の面上で接
触するようにして貼り合わすことにより、1.2mm厚
の大容量光ディスク10が得られる。
ており、ディスク両面の中心孔22の周囲には、この光
ディスク10を回転駆動時にクランプするためのクラン
プエリア24が設けられている。中心孔22には、図示
しないディスクドライブ装置に光ディスク10が装填さ
れた際に、ディスクモータのスピンドルが挿入される。
そして、光ディスク10は、そのクランプエリア24に
おいて、図示しないディスククランパにより、ディスク
回転中クランプされる。
周囲に、ビデオデータ、オーディオデータその他の情報
を記録することができる情報エリア25を有している。
ードアウトエリア26が設けられている。また、クラン
プエリア24に接する内周側にはリードインエリア27
が設けられている。そして、リードアウトエリア26と
リードインエリア27との間にデータ記録エリア28が
定められている。
には、記録トラックがたとえばスパイラル状に連続して
形成されている。その連続トラックは複数の物理セクタ
に分割され、これらのセクタには連続番号が付されてい
る。このセクタを記録単位として、光ディスク10に種
々なデータが記録される。
録領域であって、DVDオーディオデータの記録領域お
よびDVDビデオデータの記録領域を含んでいる。(ピ
ュアオーディオディスクの場合はDVDビデオデータ記
録領域は使用されないことがある。) DVDオーディオデータの記録領域には、記録・再生情
報として、主にオーディオデータが、ピット列(レーザ
反射光に光学的な変化をもたらす物理的な形状あるいは
相状態)として記録されている。場合によっては、この
DVDオーディオデータ記録領域に、スチル画データが
記録されることもある。また、このDVDオーディオデ
ータ記録領域に記録されるオーディオデータは、通常の
音楽データの他に、全くの無音データ(音楽としての無
音部分ではなく意図的に音を出さないデータ)を含むこ
とができる。
は、記録・再生情報として、映画等のビデオデータ(主
映像データ)、字幕・メニュー等の副映像データおよび
台詞・効果音等のオーディオデータが、同様なピット列
で記録されている。
録のDVD−RAMディスク(またはリライタブルディ
スク;DVD−RWディスク)の場合は、各記録層17
は、2つの硫化亜鉛・酸化シリコン混合物(ZnS・S
iO2)で相変化記録材料層(たとえばGe2Sb2T
e5)を挟み込んだ3重層により構成できる。
AMディスクの場合は、読み出し面19側の記録層17
は、上記相変化記録材料層を含む3重層により構成でき
る。この場合、読み出し面19から見て反対側に配置さ
れる層17は情報記録層である必要はなく、単なるダミ
ー層でよい。
AM/ROMディスクの場合は、2つの記録層17は、
1つの相変化記録層(読み出し面19からみて奥側;読
み書き用)と1つの半透明金属反射層(読み出し面19
からみて手前側;再生専用)で構成できる。
Rである場合は、基板としてはポリカーボネートが用い
られ、、図示しない反射膜としては金、図示しない保護
膜としては紫外線硬化樹脂を用いることができる。この
場合、記録層17には有機色素が用いられる。この有機
色素としては、シアニン、スクアリリウム、クロコニッ
ク、トリフェニルメンタン系色素、キサンテン、キノン
系色素(ナフトキン、アントラキノン等)、金属錯体系
色素(フタロシアン、ボルフィリン、ジチオール錯体
等)その他が利用可能である。
書き込みは、たとえば波長650nmで出力6〜12m
W程度の半導体レーザを用いて行うことができる。
OMディスクの場合は、2つの記録層17は、1つの金
属反射層(読み出し面19からみて奥側)と1つの半透
明金属反射層(読み出し面19からみて手前側)で構成
できる。
(DVDオーディオおよび/またはDVDビデオ用)1
0では、基板14にピット列が予めスタンパーで形成さ
れ、このピット列が形成された基板14の面に金属等の
反射層が形成され、この反射層が記録層17として使用
されることになる。このようなDVD−ROMディスク
10では、通常、記録トラックとしてのグルーブは特に
設けられず、基板14の面に形成されたピット列がトラ
ックとして機能するようになっている。
専用のROM情報はエンボス信号として記録層17に記
録される。これに対して、読み書き用(またはライトワ
ンス用)の記録層17を持つ基板14にはこのようなエ
ンボス信号は刻まれておらず、その代わりに連続のグル
ーブ溝が刻まれている。このグルーブ溝に、相変化記録
層等が設けられるようになっている。読み書き用DVD
ーRAMディスクの場合は、さらに、グルーブの他にラ
ンド部分の相変化記録層も情報記録に利用される。
プ(記録層が1層でも2層でも)の場合は、読み出し面
19から見て裏側の基板14は読み書き用レーザに対し
て透明である必要はない。この場合は裏側基板14全面
にラベル印刷がされていてもよい。
録エリア28とそこに記録されるデータの記録トラック
との対応関係を説明する図である。
VD−RW)の場合は、デリケートなディスク面を保護
するために、ディスク10の本体が図示しないカートリ
ッジに収納されるようになっている。DVD−RAMデ
ィスク10がカートリッジごと後述するDVDプレーヤ
(図29〜図30)のディスクドライブに挿入される
と、カートリッジからディスク10が引き出されて図示
しないスピンドルモータのターンテーブルにクランプさ
れ、図示しない光ヘッドに向き合うようにして回転駆動
される。
VDーROMの場合は、ディスク10の本体はカートリ
ッジに収納されておらず、裸のディスク10がディスク
ドライブのディスクトレイに直接セットされるようにな
る。
には、データ記録トラックがスパイラル状に連続して形
成されている。その連続するトラックは、図2に示すよ
うに一定記憶容量の複数論理セクタ(最小記録単位)に
分割され、この論理セクタを基準にデータが記録されて
いる。1つの論理セクタの記録容量は、1パックのデー
タ長と同じ2048バイト(あるいは2kバイト)に決
められている。
記録領域であって、DVDオーディオ用に管理データお
よび音声データが記録され、DVDビデオ用に管理デー
タ、主映像(ビデオ)データ、副映像データおよび音声
データが同様に記録されている。
0がDVDーRAMディスクの場合、そのデータ記録エ
リア28を、リング状(年輪状)に複数の記録エリア
(複数の記録ゾーン)に分割することができる。この場
合、各記録ゾーン毎にディスク回転の角速度は異なる
が、各ゾーン内では線速度または角速度を一定にするこ
とができる。図2のディスク10がDVDーROMディ
スクの場合は、データ記録エリア28の全域に種々なデ
ータが線速度一定で記録される。
々な情報のうち、DVDオーディオゾーンに記録される
情報の階層構造を説明する図である。
記録エリア28は、図3に示すような構造を有してい
る。この構造の論理フォーマットは、たとえば標準規格
の1つであるISO9660およびユニバーサルディス
クフォーマット(UDF)ブリッジに準拠して定められ
ている。
リア26までの間のデータ記録エリア28は、ボリュー
ムスペース28として割り当てられる。このボリューム
スペース28は、ボリュームおよびファイル構造の情報
のための空間(ボリューム/ファイル構造70)と、D
VD規格のアプリケーションのための空間(DVDオー
ディオゾーン71およびDVDビデオゾーン72)と、
この規格のアプリケーション以外のための空間(他記録
エリア73)を含むことができる。
に物理的に分割され、それらの物理的セクタには連続番
号が付されている。このボリュームスペース(図2のデ
ータ記録エリア)28に記録されるデータの論理アドレ
スは、ISO9660およびUDFブリッジで定められ
るように、論理セクタ番号を意味している。ここでの論
理セクタサイズは、物理セクタの有効データサイズと同
様に、2048バイト(2kバイト)としてある。論理
セクタ番号は、物理セクタ番号の昇順に対応して連続番
号が付加されている。
はエラー訂正情報等の冗長な情報が付加されている。こ
のため、物理セクタサイズは、正確に言うと論理セクタ
サイズと一致しない。
8は、ボリューム/ファイル構造領域70、DVDオー
ディオゾーン71、DVDビデオゾーン72および他の
記録領域73を含んでいる。これらの各領域(70〜7
3)は、図2の論理セクタの境界上で区分されている。
ここで、1論理セクタは2048バイトと定義され、1
論理ブロックも2048バイトと定義される。したがっ
て、1論理セクタは1論理ブロックと対等に定義され
る。
SO9660およびUDFブリッジに定められる管理領
域に相当する。この領域70の記述に基づいて、オーデ
ィオマネージャ711の内容が、後述するDVDプレー
ヤ(図29)内部のシステムメモリに格納される。
オマネージャ(AMG)711および1以上のオーディ
オタイトルセット(ATS#m)712から構成される
(オーディオタイトルセットの数mは最大99)。
報(AMGI)ファイル7110と、オーディオマネー
ジャメニュー用ビデオオブジェクトセット(AMGM_
VOBS)ファイル7111とオーディオマネージャ情
報バックアップ(AMGI_BUP)ファイル7112
とで構成される。なお、AMGM_VOBS7111は
オプションのファイルであり、無い場合もある。
ット情報(ATSI)ファイル7120と、オーディオ
・オンリータイトルのオーディオオブジェクトセット
(AOTT_AOBS)ファイル7121と、オーディ
オタイトルセット情報バックアップ(ATSI_BU
P)ファイル7123とで構成される。なお、AOTT
_AOBS7121は1ないし9ファイルで構成される
が、これらはオプションのファイルであり、無い場合も
ある。
OBS7121は、1以上のオーディオオブジェクトA
OBの集まりを定義している。各AOBは1以上のオー
ディオタイトルセット・セル(ATS_C#)の集まり
を定義している。そして、1以上のセルの集まりによっ
てオーディオタイトルセットのプログラムが構成され、
1以上のプログラムの集まりによってオーディオタイト
ルセットのプログラムチェーンPGCが構成される。
このPGCを構成する複数のセルはそのオペラ中の種々
なシーンの音楽あるいは歌唱部分に対応すると解釈可能
である。このPGCの中身(あるいはセルの中身)は、
ディスク10に記録される内容を制作するソフトウエア
プロバイダにより決定される。すなわち、プロバイダ
は、ATS内のプログラムチェーン情報ATS_PGC
Iに書き込まれたセル再生情報ATS_C_PBIを用
いて、AOTT_AOBS7121を構成するセルを意
図通りに再生させることができる。(ATS_PGCI
およびATS_C_PBIについては、図24〜図28
を参照して後述する。)他の記録エリア73には、上述
したビデオタイトルセットVTS72で利用可能な情
報、あるいはビデオタイトルセットとは関係ない他の情
報を記録することができる。このエリア73は必須では
なく、使用しないなら削除されてもよい。
々な情報のうち、DVDビデオゾーンに記録される情報
の階層構造を説明する図である。以下、図3で説明済み
の部分の説明は省略し、DVDビデオゾーン72に関す
る部分の説明を行なう。
に基づいて、ビデオマネージャ721の内容が、後述す
るDVDプレーヤ(図29)内部のシステムメモリに格
納される。
ジャ(VMG)721および1以上のビデオタイトルセ
ット(VTS#n)722から構成される(ビデオタイ
トルセットの数nは最大99)。
(VMGI)ファイル7210と、ビデオマネージャメ
ニュー用ビデオオブジェクトセット(VMGM_VOB
S)ファイル7211とビデオマネージャ情報バックア
ップ(VMGI_BUP)ファイル7212とで構成さ
れる。なお、VMGM_VOBS7211はオプション
のファイルであり、無い場合もある。
情報(VTSI)ファイル7220と、ビデオタイトル
セットメニュー用ビデオオブジェクトセット(VTSM
_VOBS)ファイル7221と、ビデオタイトルセッ
トタイトルのビデオオブジェクトセット(VTSTT_
VOBS)ファイル7222と、ビデオタイトルセット
情報バックアップ(VTSI_BUP)ファイル722
3とで構成される。なお、VTSM_VOBS7221
はオプションのファイルであり、無い場合もある。
MPEG規格により圧縮されたビデオデータ(後述する
ビデオパック)、所定規格により圧縮されあるいは非圧
縮のオーディオデータ(後述するオーディオパック)、
およびランレングス圧縮された副映像データ(後述する
副映像パック;1画素が複数ビットで定義されたビット
マップデータを含む)とともに、これらのデータを再生
するための情報(後述するナビゲーションパック;プレ
ゼンテーション制御情報およびデータサーチ情報を含
む)が格納されている。
VOBS7222は、1以上のビデオオブジェクトVO
Bの集まりを定義している。各VOBは1以上のビデオ
タイトルセット・セル(VTS_C#)の集まりを定義
している。そして、1以上のセルの集まりによってビデ
オタイトルセットのプログラムが構成され、1以上のプ
ログラムの集まりによってビデオタイトルセットのプロ
グラムチェーンPGCが構成される。
このPGCを構成する複数のセルはそのドラマ中の種々
なシーンに対応すると解釈可能である。このPGCの中
身(あるいはセルの中身)は、ディスク10に記録され
る内容を制作するソフトウエアプロバイダにより決定さ
れる。すなわち、図3で説明したATS_PGCIの場
合と同様に、プロバイダは、VTS内のプログラムチェ
ーン情報VTS_PGCIに書き込まれたセル再生情報
(図示せず)を用いて、VTSTT_VOBS7222
を構成するセルを意図通りに再生させることができる。
プログラムチェーン情報ATS_PGCIおよび図4の
DVDビデオゾーンのプログラムチェーン情報VTS_
PGCIの双方から、特定のビデオ情報(VTS_C#
2、VTS_C#3、VTS_C#5)が、共通に(し
かし異なる方法で)アクセスされる場合を説明する図で
ある。換言すれば、図5は、同一のビデオオブジェクト
VOBがオーディオ側の再生ユニットおよびビデオ側の
再生ユニットから異なる方法で参照される場合を例示し
ている。
デオ再生を行なう場合、VTS_PGCI内のセル再生
情報(図示せず)により、VOBのセルVTS_C#1
〜VTS_C#6が順に再生される。
デオ再生(あるいはスチル再生)を行なう場合、ATS
_PGCI内のセル再生情報(図28)により、VOB
のセルVTS_C#2、VTS_C#3およびVTS_
C#5が選択的に再生される。
よびVTSが同じセルデータ(VTS_C#2、VTS
_C#3、VTS_C#5)を別々に持つ必要がないの
で、ディスク10の限られた容量を有効利用できるよう
になる。
記録内容(AOTT_AOBS)のデータ構造の一例を
示す。
S7121は、図6に示すように、1以上のオーディオ
オブジェクトAOTT_AOB#の集まりを定義してい
る。各AOTT_AOBは1以上のオーディオセルAT
S_C#の集まりを定義している。そして、1以上のセ
ルATS_C#の集まりによってプログラムが構成さ
れ、1以上のプログラムの集まりによってプログラムチ
ェーンPGCが構成される。このPGCは、オーディオ
タイトルの全体あるいは一部を差し示す論理的なユニッ
トを構成する。
C#が2048バイトサイズのオーディオパックA_P
CKの集合で構成されている。これらのパックは、デー
タ転送処理を行う際の最小単位となる。また、論理上の
処理を行う最小単位はセル単位であり、論理上の処理は
このセル単位で行なわれる。
記録内容(AOTT_AOBS)のデータ構造の他例を
示す。図7の例は、セルおよびパックの構成が、図6の
場合と異なっている。
AOTT_AOB#1は、ピクチャセルATS_C#
1、サイレントセルATS_C#2、オーディオセルA
TS_C#3等を含んでいる。次のAOTT_AOB#
2は、図示しないが、オーディオセルATS_Cだけで
構成されてもよい。メインとなるのはオーディオセルで
あるが、それに適宜ピクチャセルおよび/またはサイレ
ントセルが追加されるようになっている。
チル画パックSPCT_PCKにより構成され、サイレ
ントセルATS_C#2は1以上の無音オーディオパッ
クA_PCKにより構成される。このサイレントセルの
再生時間は、約0.5秒以上に設定される。オーディオ
セルATS_C#3は、リアルタイム情報を持つリアル
タイム情報パックRTL_PCKを適宜含んで、オーデ
ィオパックA_PCKにより構成される。
上記スチル画パックSPCT_PCKのデータ転送が行
われると、その転送期間中、短時間(約0.5秒〜0.
6秒)の音切れが生じる。この音切れをオーディオギャ
ップという。オーディオギャップが音楽再生の途中で生
じるとまずいので、上記スチル画パックSPCT_PC
Kのデータ転送は、通常は、図9のアルバム再生の開始
前、特定グループ再生の開始前、あるいは特定トラック
の開始前に行われる。
チル画パックSPCT_PCKの転送を一旦し終えてし
まえば、このSPCT_PCKの内容に相当するスチル
画はプレーヤ内の画像メモリに保持される。このメモリ
内のスチル画は、オーディオパックA_PCKの内容
(音楽等)の再生中、連続的に再生できる(ただしユー
ザが希望すればいつでもスチル画をモニタから消去する
ことは可能)。
内容(VTSTT_VOBS)のデータ構造の一例示
す。
BS7222は、図8に示すように、1以上のビデオオ
ブジェクトVOB#の集まりを定義している。各VOB
は1以上のビデオセルVTS_C#の集まりを定義して
いる。各VTS_Cは1以上のビデオオブジェクトユニ
ットVOBUの集まりを定義している。そして、1以上
のセルVTS_C#の集まりによってプログラムが構成
され、1以上のプログラムの集まりによってプログラム
チェーンPGCが構成される。このPGCは、ビデオタ
イトルあるいはビジュアルメニューの全体あるいは一部
を差し示す論理的なユニットを構成する。
ーションパックを先頭として、ビデオパック(MPEG
圧縮された動画データ)、副映像パック(ランレングス
圧縮されたビットマップデータ)、およびオーディオパ
ック(非圧縮リニアPCMオーディオデータまたは圧縮
された多チャネルオーディオデータ)の集合体(パック
列)として構成されている。すなわち、ビデオオブジェ
クトユニットVOBUは、あるナビゲーションパックか
ら次のナビゲーションパックの直前まで記録される全パ
ックの集まりとして定義される。このナビゲーションパ
ックは、アングル変更(シームレスアングル変更再生ま
たはノンシームレスアングル変更再生)を実現できるよ
うに、各VOBU中に組み込まれている。
と同様に、データ転送処理を行う際の最小単位となる。
また、論理上の処理を行う最小単位はセル単位であり、
論理上の処理はこのセル単位で行わる。
中に含まれる1以上の映像グループ(グループオブピク
チャー;略してGOP)で構成されるビデオデータの再
生時間に相当し、その再生時間は0.4秒〜1.2秒の
範囲内に定められる。1GOPは、MPEG規格では通
常約0.5秒であって、その間に15枚程度の画像を再
生するように圧縮された画面データである。
ビデオパック、副映像パックおよびオーディオパックか
ら構成されるGOP(MPEG規格準拠)が配列されて
ビデオデータストリームが構成される。しかし、このG
OPの数とは無関係に、GOPの再生時間を基準にして
VOBUが定められ、その先頭に、常にナビゲーション
パックが配置される。
オーディオおよび/または副映像データのみの再生デー
タであってもVOBUを1単位として再生データが構成
される。たとえば、ナビゲーションパックを先頭として
オーディオパックのみでVOBUが構成されている場合
を想定してみる。この場合、ビデオデータのVOBのと
同様に、そのオーディオデータが属するVOBUの再生
時間内(0.4秒〜1.2秒)に再生されるべきオーデ
ィオパックが、そのVOBUに格納される。
は1以上のVOBの集合として定義され、このVOBS
中のVOBは同一用途に用いられる。
OBで構成され、そこには複数のメニュー画面表示用デ
ータが格納される。これに対して、ビデオタイトルセッ
ト用のVOBSは、通常、複数のVOBで構成される。
クトセットVTSTT_VOBSを構成するVOBは、
あるロックバンドのコンサートビデオを例にとれば、そ
のバンドの演奏の映像データに相当すると考えることが
できる。この場合、あるVOBを指定することによっ
て、そのバンドのコンサート演奏曲目のたとえば3曲目
を再生することができる。
トVTSM_VOBSを構成するVOBには、そのバン
ドのコンサート演奏曲目全曲のメニューデータが格納さ
れ、そのメニューの表示にしたがって、特定の曲、たと
えばアンコール演奏曲目を再生することができる。
のVOBで1つのVOBSを構成することができる。こ
の場合、1本のビデオストリームが1つのVOBで完結
することとなる。
ョン集あるいはオムニバス形式の映画では、1つのVO
BS中に各ストーリに対応して複数のビデオストリーム
(複数のプログラムチェーンPGC)を設けることがで
きる。この場合は、各ビデオストリームが対応するVO
Bに格納されることになる。その際、各ビデオストリー
ムに関連したオーディオストリームおよび副映像ストリ
ームも各VOB中で完結する。
(#i;i=0〜i)が付されており、この識別番号に
よってそのVOBを特定することができる。VOBは、
1または複数のセルで構成されている。通常のビデオス
トリームは複数のセルで構成されるが、メニュー用のビ
デオストリームは1つのセルで構成される場合もある。
各セルには、VOBの場合と同様に識別番号(#j;j
=0〜j)が付されている。
ディオゾーン71の記録内容であって、図1の光ディス
クの片面(1層または2層)に記録されるデータ構造の
一例を示す。
サイドからみた記録内容の管理構造として、アルバム、
グループ、トラック、およびインデックスからなる階層
構造を用意している。
の片面分に相当し、たとえば「ベートーベンの作品集の
第1巻」をこのアルバムに割り当てることができる。そ
の場合、このアルバムは、たとえば交響曲第1番のグル
ープ#1〜交響曲第9番のグループ#9などで構成でき
る。
対応交響曲(交響曲第1番)の第1楽章〜第4楽章それ
ぞれに対応したトラック#1〜#4で構成で構成され
る。さらに、各トラックは、その内容を適宜i分割した
インデックス#1〜#iで構成で構成される。
オーディオディスク10をユーザが再生する場合、ユー
ザは、そのディスク10をDVDオーディオプレーヤ
(図29〜図30)にセットしてから、図示しないリモ
ートコントローラを操作して、グループ#1、およびト
ラック#1を選択できる。
トローラの再生ボタンを押すと、DVDオーディオプレ
ーヤは、ベートーベンの交響曲第1番の第1楽章の頭か
ら再生を開始する。ユーザがさらに特定のインデックス
をリモートコントローラから指示すると、指示されたイ
ンデックス部分がサーチされ、その部分から再生され
る。(そのアルバムの最初のグループの最初のトラック
の最初のインデックス部分については、ユーザがなにも
指定しなくてもデフォルトで再生できる。)なお、DV
Dビデオディスクの再生の場合はユーザはタイトル(特
定の映画作品タイトルなど)を認識できるが、DVDオ
ーディオディスクの場合はユーザには「タイトル」が見
えない。ユーザに見えるのは、図9の「アルバム」と、
「グループ」と、「トラック」と、「インデックス」だ
けである。
情報(DVDオーディオおよびDVDビデオのデータフ
ァイル)のディレクトリ構造を示す。この図は、DVD
ファイル規格で定義されるファイル・ディレクトリ構造
の例である。
テムが採用している階層ファイル構造と同様に、ルート
ディレクトリの下にビデオタイトルセットVTSのサブ
ディレクトリ、オーディオタイトルセットATSのサブ
ディレクトリ、ユーザ定義のディレクトリ等が繋がって
いる。
クトリ中には、種々なビデオファイル(VMGI、VM
GM、VTSI、VTSM、VTS等のファイル;図4
参照)が配置されて、各ファイルが整然と管理されるよ
うになっている。
サブディレクトリ中には、種々なオーディオファイル
(AMGI、ATSI、ATS等のファイル;図3参
照)が配置されて、各ファイルが整然と管理されるよう
になっている。
または特定のATS)に、ルートディレクトリからその
ファイルまでのパスを指定することで、アクセスでき
る。
Dビデオプレーヤは、DVDビデオ規格に準拠して作ら
れたDVDビデオディスクを再生する場合、まずルート
ディレクトリの下のビデオタイトルセットVTSディレ
クトリ内にある管理情報(VMG)を読み込み、その情
報によりビデオコンテンツを再生する。しかし、VMG
によって再生できるのはVTSディレクトリ内に記録さ
れたビデオコンテンツ(VTS)に限られる。
られたDVDオーディオプレーヤ(またはDVDビデオ
・DVDオーディオコンパチブルプレーヤ)は、DVD
オーディオ規格に準拠して作られたDVDオーディオデ
ィスクを再生する場合、まずルートディレクトリの下の
オーディオタイトルセットATSディレクトリ内にある
管理情報(AMG)を読み込み、その情報によりオーデ
ィオコンテンツを再生する。この場合、AMGによって
再生できるのは、ATSディレクトリ内に記録されたオ
ーディオコンテンツ(ATS)に限られず、VTSディ
レクトリ内のビデオコンテンツ(VTS)も再生可能と
なっている(その仕組みは図12以降を参照して後述す
る)。
情報(DVDオーディオおよびDVDビデオのデータフ
ァイル)のディレクトリ構造の他例を示す。
Sディレクトリもルートディレクトリの下の同じ階層レ
ベルに配置されている。一方、図11の例では、ルート
ディレクトリ(親ディレクトリ)の下の階層にATSデ
ィレクトリ(子ディレクトリ)を配置し、ATSディレ
クトリの下の階層にVTSディレクトリ(孫ディレクト
リ)を配置している。
いて、オーディオコンテンツ側のディレクトリからビデ
オコンテンツ側のディレクトリ内のファイルにアクセス
する場合を説明する図である。
データファイルを管理する階層管理構造において、ルー
トディレクトリ(親ディレクトリ)の下にビデオタイト
ルセットディレクトリ(子ディレクトリ)およびオーデ
ィオタイトルセットディレクトリ(子ディレクトリ)が
配置されている。
Sディレクトリ)は、ディスク10に記録されたビデオ
コンテンツのファイルを扱うディレクトリであり、ビデ
オマネージャVMGのファイルおよび1以上のビデオタ
イトルセットVTSのファイル(ビデオコンテンツの論
理ユニット)を含んでいる(図4参照)。
(ATSディレクトリ)は、ディスク10に記録された
オーディオコンテンツのファイルを扱うディレクトリで
あり、オーディオマネージャAMGのファイルおよび1
以上のオーディオタイトルセットATSのファイル(オ
ーディオコンテンツの論理ユニット)を含んでいる(図
3参照)。
みを管理するもので、VTSディレクトリ内のVTSに
しかアクセスできないようになっている。
にATSを管理するものであるが、ATSディレクトリ
内のATSのみならず、VTSディレクトリ内のVTS
にもアクセスできるようになっている。
て後述するが、AGMはオーディオマネージャ情報AM
GIを含み(図17)、AMGIはオーディオタイトル
のサーチポインタテーブルATT_SRPTを含み(図
17)、ATT_SRPTはオーディオ・オンリータイ
トル(AOTT)用のサーチポインタATT_SRPお
よびオーディオ・ビデオ(AVTT)用のサーチポイン
タATT_SRPを含んでいる(図20)。
AOTT用サーチポインタATT_SRPTによりAT
Sディレクトリ内のオーディオタイトルセットATS#
1、ATS#2、…にアクセスでき、かつ、AVTT用
サーチポインタATT_SRPTによりVTSディレク
トリ内のビデオタイトルセットVTS#1、VTS#
2、…にアクセス可能となる。これにより、あるオブジ
ェクト(VTS#1など)をビデオコンテンツとオーデ
ィオコンテンツの双方で共用できるようになる。これ
が、この発明の「オブジェクト共有化システム」の重要
な特徴の1つである。
いて、オーディオコンテンツ側のディレクトリ内のファ
イルがビデオコンテンツ側のディレクトリ内のファイル
にリンクする場合を説明する図である。図13は、図1
2の変形例と捕らえることもできる。
ネージャAMGがオーディオタイトルセットATSおよ
びビデオタイトルセットVTSの双方にアクセスできる
ような構成を取ることにより、あるVTSがビデオコン
テンツとオーディオコンテンツとで共用されている。
イトルセット(ここではATS#1)に、あるビデオタ
イトルセット(ここではVTS#1)へリンクするため
の情報(VTS#1の所定部分のアドレスを指し示すポ
インタなど)を書き込んでいる。こうすることにより、
たとえばVTS#1内のオーディオデータがビデオコン
テンツとオーディオコンテンツとで共用できるようにな
る。
3および図4のボリュームスペース内においてどのよう
に行われるかの一例を説明するデータ構造図である。図
14のデータ構造は、図12のディレクトリ構造に対応
している。
は、ビデオコンテンツ(またはビデオボリューム)とオ
ーディオコンテンツ(またはオーディオボリューム)と
で共用されるコンテンツを例示している。
デオコンテンツのための記録領域(VMG+VTS)と
オーディオコンテンツのための記録領域(AMG+AT
S)とをそれぞれ独立にボリュームスペース28に記録
し、ビデオ用のみならずオーディオ用としても共通に利
用されるビデオコンテンツに関しては、AMGからも管
理可能とすることである。
で管理されるビデオタイトルセットVTS#1がビデオ
オブジェクトセットVOBS#1の一部(セル)にアク
セスできる一方で、AMGで管理されるオーディオタイ
トルセットATS#1がVOBS#1の他部(セル)に
アクセスできるようになっている。この例では、VTS
#1のビデオオブジェクトセットVOBS#1を構成す
るセルの一部(図8参照)が、ビデオコンテンツとオー
ディオコンテンツとで共用されることになる。
オゾーン71がアドレスの小さい方(図3のリードイン
エリア27に近い方)に配置され、DVDビデオゾーン
72がアドレスの大きい方(図3のリードアウトエリア
26に近い方)に配置される。この場合、AMGは、A
TSにアクセスするときもVTSにアクセスするとき
も、常に+方向に変化するアドレスを用いれば良く、ー
方向のアドレスを扱う必要がないので、再生システムの
構築が容易になる。
3および図4のボリュームスペース内においてどのよう
に行われるかの他例を説明するデータ構造図である。図
15は図14の変形例と捕らえることができる。
がアドレスの小さい方に配置され、DVDビデオゾーン
72がアドレスの大きい方に配置されているので、前述
したように、ー方向のアドレスを扱う必要がなかった。
2がアドレスの小さい方(図3のリードインエリア27
に近い方)に配置され、DVDオーディオゾーン71は
アドレスの大きい方(図3のリードアウトエリア26に
近い方)に配置されている。この場合、AMGは、AT
Sにアクセスするときは+方向のアドレスを扱い、VT
Sにアクセスするときはー方向のアドレスを扱うことに
なる。この場合、所望のオブジェクト(ATSあるいは
VTS中のセル)にアクセスする際のアドレッシングが
面倒であり、製品コストが問題になる民生用DVDオー
ディオプレーヤに採用するのは難しくなる。
コンピュータをソフトウエアでDVDオーディオプレー
ヤ化する場合は、図15のデータ構造が採用されても、
コスト上の問題は回避できる。つまり、図15のデータ
構造を一旦解析したパーソナルコンピュータのオペレー
ティングシステム(または制御ソフトウエア)は、自分
のメモリ上でアドレスをリマッピングし、物理的には図
15の配置であったデータ構造を見かけ上図14の配置
に変換してしまうことができる。そうすれば、そのパー
ソナルコンピュータのMPUまたはCPUは、図14の
場合と同様に、+方向だけのアドレス指定でもって、A
MGから、ATSにもVTSにもアクセスできるように
なる。
3および図4のボリュームスペース内においてどのよう
に行われるかのさらに他の例を説明するデータ構造図で
ある。図15も、図14の変形例と捕らえることができ
る。
がアドレスの小さい方に配置され、DVDビデオゾーン
72がアドレスの大きい方に配置されているので、前述
したように、ー方向のアドレスを扱う必要がなかった。
VDオーディオゾーン71のAMGがアドレスの小さい
方(図3のリードインエリア27に近い方)に配置さ
れ、DVDビデオゾーン72のVMGがAMGよりはア
ドレスの大きい方(図3のリードアウトエリア26に近
い方)に配置されている。この場合、AMGは、ATS
にアクセスするときもVTSにアクセスするときも、常
に+方向に変化するアドレスを用いれば良く、ー方向の
アドレスを扱う必要がない。このため、図14の場合と
同様に、再生システムの構築が容易になる。
1内にVTS#1等が配置される「入れ子」構造となる
ため、図4のVMGは、ATS内のVTSがDVDビデ
オゾーン72に存在しているとは認識できない。この場
合、VMGは、ATS内のVTSが他記録エリア73に
存在しているものとして取り扱うことができる。
みならずVTSもアクセスできるようにする場合におい
て、他記録エリア73を使用する場合に、利用できる。
クセスできる」データ構造の例として図14〜図16の
3種を挙げたが、一番好ましいのは、図14のデータ構
造である。その理由は、アドレスのリマッピングをしな
くても所望の共用オブジェクトに+方向のアドレス指定
だけでアクセスできるからである。
内のオーディオマネージャ情報AMGIの記録内容を説
明する図である。
ンツには、オーディオ・オンリータイトルAOTTと、
ビデオ付オーディオタイトル(またはオーディオ・ビデ
オタイトル)AVTTの2種がある。
スク)10内のタイトルであってビデオ部を持たず、オ
ーディオタイトルセットディレクトリ下に記録されたA
TS内で定義される。一方、AVTTは、オーディオデ
ィスク(AVディスク)10内のタイトルであってビデ
オ部を持ち、ビデオタイトルセットディレクトリ下に記
録されたVTS内で定義される。そして、AOTTとA
VTTの総称をATT(オーディオタイトル)と定義す
る。
ーディオゾーン71は、AMG711および1以上(最
大99)のオーディオタイトルセット(ATS#1〜A
TS#m)712で構成されている。
報AMGIファイル7110と、オーディオマネージャ
メニュー用ビデオオブジェクトセットAMGM_VOB
Sファイル(オプションファイル)7111とオーディ
オマネージャ情報バックアップAMGI_BUPファイ
ル7112とで構成されている。
マネージャ情報管理テーブルAMGI_MATと、オー
ディオタイトルのサーチポインタテーブルATT_SR
PTと、オーディオ・オンリータイトルのサーチポイン
タテーブルAOTT_SRPTと、オーディオマネージ
ャメニューのプログラムチェーン情報ユニットテーブル
AMGM_PGCI_UTと、オーディオテキストデー
タマネージャATXTDT_MGを含んでいる。
TT_SRPTおよびAOTT_SRPTを持ってい
る。ここで、ATT_SRPTはAOTTおよびAVT
T両方のサーチ情報を記述したテーブルであり、AOT
T_SRPTはAOTTのみのサーチ情報を記述したテ
ーブルである。
OTT用の2種に分けるのではなく、ATT(AOTT
とAVTTの総称)用(後述する図20のATT_SR
PT)とAOTT用(後述する図22のAOTT_SR
PT)の2種に分けるようにしたのは、種々なDVDプ
レーヤに対して再生方法を簡単にするためである。
情報AMGIに含まれるオーディオマネージャ情報管理
テーブルAMGI_MATの記録内容を示す。
管理テーブルAMGI_MATには、オーディオマネー
ジャー識別子(AMG_ID);オーディオマネージャ
のエンドアドレス(AMG_EA);オーディオマネー
ジャ情報のエンドアドレス(AMGI_EA);該当光
ディスク(DVDオーディオディスク)10が採用する
規格のバージョン番号(VERN);ボリューム設定識
別子(VLMS_ID);タイトルセット数(TS_N
s);プロバイダ(ソフトウエアの制作・販売元)の識
別子(PVR_ID);オーディオマネージャ情報管理
テーブルのエンドアドレス(AMGI_MAT_E
A);オーディオマネージャメニューのビデオオブジェ
クトセットのスタートアドレス(AMGM_VOBS_
SA);オーディオタイトルのサーチポインタテーブル
のスタートアドレス(ATT_SRPT_SA);オー
ディオ・オンリータイトルのサーチポインタテーブルの
スタートアドレス(AOTT_SRPT_SA);オー
ディオマネージャメニュー用プログラムチェーン情報の
ユニットテーブルのスタートアドレス(AMGM_PG
CI_UT_SA);オーディオテキストデータマネー
ジャのスタートアドレス(ATXTDT_MG_S
A);オーディオマネージャメニューのビデオオブジェ
クトセットに対するビデオ属性(AMGM_V_AT
R);オーディオマネージャメニューに対する副映像ス
トリーム数(AMGM_SPST_Ns);オーディオ
マネージャメニューのビデオオブジェクトセットに対す
る副映像の属性(AMGM_SPST_ATR);ディ
オマネージャメニューのオーディオストリーム数(AM
GM_AST_Ns);ディオマネージャメニューのビ
デオオブジェクトセットに対するオーディオ属性(AM
GM_AST_ATR);その他の予約エリアが設けら
れている。
オオブジェクトセットのスタートアドレスAMGM_V
OBS_SAには、AMGの最初の論理ブロックからの
相対ブロック数でもって、AMGM_VOBSのスター
トアドレスが書き込まれる。AMGM_VOBSがない
ときは「00000000h」がこのAMGM_VOB
S_SAに書き込まれる。
SAには、AMGIの最初の論理ブロックからの相対ブ
ロック数でもって、ATT_SRPTのスタートアドレ
スが書き込まれる。
_SAには、AMGIの最初の論理ブロックからの相対
ブロック数でもって、AOTT_SRPTのスタートア
ドレスが書き込まれる。
ATT_SRPT_SAあるいはAOTT_SRPT_
SAから、オーディオタイトルのサーチポインタATT
_SRPTあるいはオーディオ・オンリータイトルのサ
ーチポインタAOTT_SRPTがディスク10の何処
に記録されているかが分かるようになる。
情報AMGIに含まれるオーディオタイトルのサーチポ
インタテーブルATT_SRPTの内容を説明する図で
ある。AMGIは、2種のサーチポインタATT_SR
PTおよびAOTT_SRPTを持っているが、図19
はAOTTにもAVTTにもアクセスできるサーチポイ
ンタATT_SRPを示している。
RPTは、オーディオタイトルのサーチポインタテーブ
ル情報ATT_SRPTIと1以上のオーディオタイト
ルサーチポインタATT_SRP(ATT_SRP#1
〜ATT_SRP#n)を含む。ATT_SRPTIは
オーディオタイトルサーチポインタの数とATT_SR
PTのエンドアドレスを含んでいる。
サーチポインタテーブルATT_SRPTに含まれる各
オーディオタイトルサーチポインタ(ここではATT_
SRP#n)の内容を説明する図である。
像も扱えるようになっており、AMGは2つのサーチ情
報ATT_SRPTおよびAOTT_SRPTを持って
いる。図20のATT_SRPTは、AOTTおよびA
VTT両方のサーチ情報を記述したテーブルである。
イトル用のサーチポインタAOTT・ATT_SRP
は、オーディオタイトルATTのカテゴリと、オーディ
オタイトルATT内のプログラム数と、オーディオタイ
トルATTのトータル再生時間と、オーディオタイトル
セットATSの番号と、オーディオタイトルセットAT
Sのタイトル番号と、オーディオタイトルセットATS
の開始アドレスとを含んでいる。
ーチポインタAVTT_SRPは、オーディオタイトル
ATTのカテゴリと、オーディオタイトルATTのトー
タル再生時間と、タイトル再生形式と、ビデオに含まれ
るアングル数と、ビデオに含まれるパートオブタイトル
数と、ビデオタイトルセットVTSの番号と、ビデオタ
イトルセットVTSのタイトル番号と、ビデオタイトル
セットVTSの開始アドレスとを含んでいる。
情報AMGIに含まれるオーディオ・オンリータイトル
のサーチポインタテーブルAOTT_SRPTの内容を
説明する図である。AMGIは、2種のサーチポインタ
ATT_SRPTおよびAOTT_SRPTを持ってい
るが、図21はAOTTだけにアクセスできるサーチポ
インタAOTT_SRPを示している。
SRPTは、オーディオ・オンリータイトルのサーチポ
インタテーブル情報AOTT_SRPTIと1以上のオ
ーディオ・オンリータイトルサーチポインタAOTT_
SRP(AOTT_SRP#〜AOTT_SRP#m)
を含む。AOTT_SRPTIはオーディオ・オンリー
タイトルサーチポインタの数とAOTT_SRPTのエ
ンドアドレスを含んでいる。
タイトルのサーチポインタテーブルAOTT_SRPT
に含まれるオーディオ・オンリータイトルサーチポイン
タ(ここではAOTT_SRP#m)の内容を説明する
図である。
像も扱えるようになっており、AMGは2つのサーチ情
報ATT_SRPTおよびAOTT_SRPTを持って
いるが、図22のAOTT_SRPTは、AOTTだけ
のサーチ情報を記述したテーブルである。
オンリータイトル用のサーチポインタAOTT・ATT
_SRPは、オーディオタイトルATTのカテゴリと、
オーディオ・オンリータイトルAOTT内のプログラム
数と、オーディオ・オンリータイトルAOTTのトータ
ル再生時間と、オーディオタイトルセットATSの番号
と、オーディオタイトルセットATSのタイトル番号
と、オーディオタイトルセットATSの開始アドレスと
を含んでいる。
で定義される再生タイトルの制御情報中では、タイトル
グループTT_GRを指定することができる。
以上のオーディオタイトルATTの集合体であり、AT
T群の連続再生を保証する単位として定義される。ユー
ザから見れば、オーディオタイトルATTは「曲」に相
当し、タイトルグループTT_GRは曲の集合体として
の「アルバム」に相当する(図9参照)。レコードある
いはCDにおいて、アルバムの先頭または途中の曲から
再生を開始すると、そのままアルバムの最後まで連続し
て再生できるのと同じように、TT_GRの先頭または
途中のATTから再生を開始すると、そのままこのTT
_GRの最後まで連続して再生ができるようになってい
る。
の2種類を定義することができる。
TT_GR);このATT_GRは、オーディオタイト
ルサーチポインタテーブルATT_SRPT内に定義さ
れるオーディオタイトルATTからなるタイトルグルー
プTT_GRである。
ループ(AOTT_GR);このAOTT_GRは、オ
ーディオ・オンリータイトルサーチポインタテーブルA
OTT_SRPT内に定義されるオーディオ・オンリー
タイトルAOTTからなるタイトルグループTT_GR
である。
は、オーディオ規格の画像と音声を再生できるプレーヤ
(AOTTおよびAVTTの双方を扱うプレーヤ)のた
めのものであり、オーディオ・オンリータイトルグルー
プAOTT_GRは、オーディオ規格の音声だけを再生
できるプレーヤ(AOTTだけを扱うプレーヤ)のため
のものである。
は次の3種類がある。
(ここでは、AOTTとAVTTは、曲としては同じも
のだが、画像なしバージョンであるAOTTと、画像付
バージョンであるAVTTの両方を持つという意味) 上記<B1>の場合は、AOTTのためのサーチ情報は
ATT_SRPTおよびAOTT_SRPTの両方に記
述される(図20および図22参照)。
サーチ情報はATT_SRPTだけに記述される(図2
0参照)。
サーチ情報はAOTT_SRPTのみに記述され、AV
TTのためのサーチ情報はATT_SRPTだけに記述
される(図20参照)。
ものが図23である。図23は、図17のオーディオマ
ネージャ情報AMGI内のオーディオ・オンリータイト
ルサーチポインタAOTT_SRPでアクセスされるオ
ーディオ・オンリータイトルのグループAOTT_GR
と、このオーディオマネージャ情報AMGI内のオーデ
ィオタイトルサーチポインタATT_SRPでアクセス
されるオーディオタイトルのグループATT_GRとの
関係を例示している。図23は、ATT_SRPTとA
OTT_SRPTとの関係を表す例であるともいえる。
T#1および#9はそれぞれビデオ付オーディオタイト
ルAVTTだけで構成され、ATT#2および#3はそ
れぞれビデオ付オーディオタイトルAVTTとオーディ
オ・オンリータイトルAOTTで構成され、ATT#
4、#5、#7、#8はそれぞれオーディオ・オンリー
タイトルAOTTだけで構成されている。
ルATTが用いられ、これらを4つにグループ分け(G
R#1〜GR#4)してオーディオタイトルグループA
TT_GRを構成し、2つにグループ分け(GR#1〜
GR#2)してオーディオ・オンリータイトルグループ
AOTT_GRを構成している。
1および#9はAVTTのみで構成されそこにはAOT
Tが存在しない。したがって、ATT#1および#9は
オーディオ・オンリータイトルグループAOTT_GR
としては存在しない。
TT_GRの個数(この例では4個)とオーディオ・オ
ンリータイトルグループAOTT_GRの個数(この例
では2個)は一般的には一致しない。
像と音声を再生できるプレーヤ(AOTTおよびAVT
Tの双方を扱うプレーヤ)でATT群を再生する場合
と、オーディオ規格の音声だけを再生できるプレーヤ
(AOTTだけを扱うプレーヤ)でATT群を再生する
場合において、タイトルグループTT_GRの同一性を
保つことである。
T_GRは、GR番号は異なったとしても、同一のAT
Tから構成され、なおかつTT_GR内でのATTの順
番も同じにする必要がある。そうでないと、ユーザは混
乱してしまう。もちろんこの事は、AVTTのみであっ
てAOTTが存在しないようなATT(図23のATT
#1および#9)は除外しての話である。
TTとして定義されないATT」と「AOTTとして定
義されるATT」とが1つのATT_GR内に混在しな
いように制限を加えるとよい。これにより、ATT_G
RとAOTT_GRの両方が存在する部分においては、
TT_GRとしての同一性が保たれる。
AOTTのGR#1、およびATT_GR#3とAOT
T_GR#2は、それぞれ同一のATTから構成され、
TT_GR内でのATTの順番も同一となっている。
内のオーディオタイトルセット(ATS)の記録内容を
説明する図である。
ディオタイトルセット情報ATSIと、オーディオ・オ
ンリータイトル用オーディオオブジェクトセットAOT
T_AOBSと、オーディオタイトルセット情報のバッ
クアップATSI_BUPとで構成されている。
は、オーディオタイトルセット管理テーブルATSI_
MATおよびオーディオタイトルセットプログラムチェ
ーン情報テーブルATS_PGCITを含んでいる。
ラムチェーン情報テーブルATS_PGCITは、オー
ディオタイトルセットプログラムチェーン情報テーブル
情報ATS_PGCITIと、オーディオタイトルセッ
トプログラムチェーン情報サーチポインタATS_PG
CI_SRPと、1以上のオーディオタイトルセットプ
ログラムチェーン情報ATS_PGCIとを含んでい
る。
ット情報管理テーブルATSI_MATの記録内容を示
す。
情報管理テーブルATSI_MATには、このオーディ
オマネージャ情報管理テーブルAMGI_MATには、
オーディオタイトルセット識別子(ATSI_ID);
オーディオタイトルセットのエンドアドレス(ATS_
EA);オーディオタイトルセット情報のエンドアドレ
ス(ATSI_EA);採用されたオーディオ規格のバ
ージョン番号(VERN);オーディオタイトルセット
情報管理テーブルのエンドアドレス(ATSI_MAT
_EA);オーディオ・オンリータイトルAOTT用ビ
デオタイトルセットVTSのスタートアドレス(VTS
_SA);オーディオ・オンリータイトル用オーディオ
オブジェクトセットのスタートアドレス(AOTT_A
OBS_SA)またはオーディオ・オンリータイトル用
ビデオオブジェクトセットのスタートアドレス(AOT
T_VOBS_SA);オーディオタイトルセット用プ
ログラムチェーン情報テーブルのスタートアドレス(A
TS_PGCIT_SA);オーディオ・オンリータイ
トル用オーディオオブジェクトセットの属性(AOTT
_AOBS_ATR)またはオーディオ・オンリータイ
トル用ビデオオブジェクトセットの属性(AOTT_V
OBS_ATR)#0〜#7;オーディオタイトルセッ
トデータミックス係数(ATS_DM_COEFT)#
0〜#15;オーディオタイトルセットのスチル画属性
(ATS_SPCT_ATR);その他の予約エリアが
設けられている。
VTS_SAには、ATSがAOTT_AOBSを持た
ないときは、AOTTのために用いられるVTSTT_
VOBS(図8)を含むVTSのスタートアドレスが書
き込まれる。ATSがAOTT_AOBSを持つときは
「00000000h」がこのVTS_SAに書き込ま
れる。
SがAOTT_AOBSを持つときは、ATSの最初の
論理ブロックからの相対論理ブロック数でもって、AO
TT_AOBSのスタートアドレスが書き込まれる。一
方、ATSがAOTT_ABOSを持たないときは、A
OTT_VOBS_SAには、VTSTT_VOBSの
スタートアドレスが、ATSのために用いられるVTS
TT_VOBSを含むVTSの最初の論理ブロックから
の相対論理ブロック数でもって、書き込まれる。
SIの最初の論理ブロックからの相対論理ブロック数で
もって、ATS_PGCITのスタートアドレスが書き
込まれる。
OTT_VOB_ARTは、#0から#7まで8つ用意
されている。ATSがAOTT_AOBSを持つとき
は、ATSに記録されたAOTT_AOBの属性がAO
TT_AOBS_ATRに書き込まれる。一方、ATS
がAOTT_AOBSを持たないときは、AOTT_V
OB_ARTには、ATS内のAOTT_VOBのため
に用いられるVOB内のオーディオストリームの属性が
書き込まれる。このAOTT_AOBS_ATRまたは
AOTT_VOB_ARTには、採用されたサンプリン
グ周波数(44〜192kHz)および量子化ビット数
(16〜24ビット)が書き込まれている。
3やDTS等のようなマルチチャネル出力(5.1チャ
ネル出力)を持つオーディオデータを2チャネル出力に
ミックスダウンする際の係数を示すもので、ATS内に
記録された1以上のAOTT_AOBでのみ使用され
る。ATSがAOTT_AOBSを持たないときは、1
6個(#0〜#15)あるATS_DM_COEFTそ
れぞれの全ビットに、「0h」が書き込まれる。この1
6個(#0〜#15)のATS_DM_COEFTのた
めのエリアは定常的に設けられている。
T_AOBS内の各スチル画のためのスチル画ストリー
ムの属性を示す。AOTT_AOBSにスチル画がない
ときは、ATS_SPCT_ATRには「0000h」
が書き込まれる。このスチル画の各フィールドは、AO
TT_AOBS内の各スチル画のビデオストリームに記
録された情報に合わせてある。
で構成され、MSB側の2ビット(ビットb15〜b1
4)はビデオ圧縮モード(MPEG2等)を表し、次の
2ビット(ビットb13〜b12)はTVシステム(N
TSC、PAL、SECAM等)を表し、次の2ビット
(ビットb11〜b10)は画像のアスペクト比(4:
3、16:9等)を表し、次の2ビット(ビットb9〜
b8)は表示モード(4:3サイズのTVモニタにおけ
る4:3表示、16:9表示、レターボックス表示等)
を表している。次の2ビット(ビットb7〜b6)は将
来に備えての予約ビットである。次の3ビット(ビット
b5〜b3)は、スチル画の解像度(NTSCシステム
における水平720本x垂直480本、PALシステム
における水平720本x垂直576本等)を表してい
る。LSB側の最後の3ビット(ビットb2〜b0)
も、将来に備えての予約ビットである。
ット情報ATSIに含まれるオーディオタイトルセット
プログラムチェーン情報テーブルATS_PGCITの
内容を説明する図である(このATS_PGCITの記
録位置は図25のATSI_MATのATS_PGCI
T_SAに書き込まれている)。
に、オーディオタイトルセットプログラムチェーン情報
テーブル情報ATS_PGCITIと、オーディオタイ
トルセットプログラムチェーン情報サーチポインタAT
S_PGCI_SRPと、オーディオタイトルセットプ
ログラムチェーン情報ATS_PGCIとを含んでい
る。
オーディオタイトルセット用プログラムチェーン情報サ
ーチポインタ(ATS_PGCI_SRP#1〜ATS
_PGCI_SRP#j)を含み、上記ATS_PGC
IはATS_PGCI_SRPと同数のオーディオタイ
トルセット用プログラムチェーン情報(ATS_PGC
I#1〜ATS_PGCI#j)を含んでいる。
ルセット用プログラムチェーンATS_PGCの再生を
制御するナビゲーションデータとして機能する。
オンリータイトルAOTTを定義する単位であり、AT
S_PGCIと1以上のセル(AOTT_AOBS内の
セルまたはAOTTのオブジェクトとして用いられるA
OTT_VOBS内のセル)とから構成される。
ルセット用プログラムチェーンの一般情報(ATS_P
GC_GI)と、オーディオタイトルセット用プログラ
ム情報テーブル(ATS_PGCIT)と、オーディオ
タイトルセット用セル再生情報テーブル(ATS_C_
PBIT)を含んでいる。
ィオタイトルセット用プログラム情報(ATS_PGI
#1〜ATS_PGI#k)を含み、上記ATS_C_
PBITはATS_PGIと同数のオーディオタイトル
セット用セル再生情報(ATS_C_PBI#1〜AT
S_C_PBI#k)を含んでいる。
ットプログラム情報ATS_PGIの内容を示す。
ルセット用プログラムの内容(ATS_PG_CNT)
と、ATS_PGのエントリセル番号(ATS_PG_
EN_CN)と、スチル画のための内部標準記録コード
(ISRC_SPCT)と、ATS_PG内の最初のオ
ーディオセルの再生開始時間(FAC_ST_PTM)
と、ATS_PGの再生時間(ATS_PG_PB_T
M)と、ATS_PGのポーズ時間(ATS_PG_P
A_TM)を含んでいる。
ラムと現在プログラムとの間の物理配置の関係を示す記
述と;先行プログラムと現在プログラムとの間の再生タ
イムスタンプの関係を示す記述と;AOBの属性または
ATS_PGのVOB内のオーディオストリームの属性
を示す記述(ATRN)と;ATSI_MATで定義さ
れたAOTT_AOB_ARTまたはAOTT_VOB
_ARTの番号を持つATS_PG(AOB_PG)内
のAOBのダウンミックスを、ATSI_MATで定義
されたATS_DM_COEFTの番号を用いて行なう
ための係数テーブル番号を示す記述(DM_COEFT
N)とを含んでいる。
_PGを構成する最初のATSセルの番号(1から25
5まで)の記述を含んでいる。
内のスチル画のための内部標準記録コード(ISRC)
の記述を含んでいる。ATS_PG内にスチル画がない
ときは、このISRC_SPCTの全ビットには「0」
が書き込まれる。
G内の最初のオーディオセルの先頭オーディオパケット
に記述された再生タイムスタンプ(またはプレゼンテー
ションタイムスタンプPTS)の、下位32ビットの記
述を含んでいる。
_PG内の各セルのトータル再生時間を記述したもので
ある。このトータル再生時間(秒)は、ATS_PG_
PB_TM(32ビットデータ)を90000で割った
値として得られる。
_PGの最初に定義することができるポーズ時間を記述
したものである。このポーズ時間(秒)は、ATS_P
G_PA_TM(32ビットデータ)を90000で割
った値として得られる。
ットセル再生情報ATS_C_PBIの内容を示す。
イトルセットのセル(ATS_C)のインデックス番号
(ATS_C_IXN)と、ATS_Cのタイプ(AT
S_C_TY)と、ATS_Cのスタートアドレス(A
TS_C_SA)と、ATS_Cのエンドアドレス(A
TS_C_EA)とを含んでいる。
OBSを持たないときは、「01h」が書き込まれる。
Cの内容に応じて、ATS_C_IXNの内容は、次の
ようになる: *ATS_Cが前述したサイレントセルまたはピクチャ
セルである場合、このATS_Cのインデックス番号と
して、ATS_C_IXNには、「00h」が書き込ま
れ; *ATS_Cが前述したオーディオセルである場合、こ
のATS_Cのインデックス番号として、ATS_C_
IXNには、「1」〜「99」が書き込まれる。
(ピクチャセルおよびサイレントセルを除き番号の小さ
いATS_Cを持つもの)のインデックス番号は、
「1」に設定される。同様なインデックス番号を、AT
S_PG内の1以上のATS_Cに適宜割り当ててもよ
い。
TTがAOBSを持たないときは、「0」が書き込まれ
る。
TS_C_TYには、ATT_Cの構成(ATS_C_
COMP)およびその用途(ATS_C_Usage)
が書き込まれる。
みからなるオーディオセルである場合はATS_C_C
OMP(2ビット)に「00b」が書き込まれ;該当セ
ルがオーディオデータおよびリアルタイム情報からなる
オーディオセルである場合はATS_C_COMP(2
ビット)に「01b」が書き込まれ;該当セルが無音用
のオーディオデータのみからなるサイレントセルである
場合はATS_C_COMP(2ビット)に「10b」
が書き込まれ;該当セルがスチル画データのみからなる
ピクチャセルである場合はATS_C_COMP(2ビ
ット)に「11b」が書き込まれる。
ディオマネージャメニューAMGMの表示中の特定部分
を目立たせる(スポットライトをあてる)ための「スポ
ットライト部」である等の用途を示すデータ(0001
b)が書き込まれる。
上記ATS_C_SAには、ATS_Cが記録されたA
OTT_AOBSの最初の論理ブロックからの相対論理
ブロック番号で表したATS_Cのスタートアドレス
が、記述される。
ない場合、上記ATS_C_SAには、ATS_Cが記
録されたAOTT_VOBSの最初の論理ブロックから
の相対論理ブロック番号で表したATS_Cのスタート
アドレスが、記述される。
上記ATS_C_EAには、ATS_Cが記録されたA
OTT_AOBSの最初の論理ブロックからの相対論理
ブロック番号で表したATS_Cのエンドアドレスが、
記述される。
ない場合、上記ATS_C_EAには、ATS_Cが記
録されたVTSTT_VOBSの最初の論理ブロックか
らの相対論理ブロック番号で表したATS_Cのエンド
アドレスが、記述される。
ディオディスク)から図3のオーディオゾーンの記録情
報あるいは図4のビデオゾーンの記録情報を再生する装
置の一例を示すブロック図である。この再生装置は、オ
ーディオだけでなくビデオ再生も可能なDVDビデオ・
DVDオーディオコンパチブルプレーヤの構成を取って
いる。(具体的な構成の説明は省略するが、このプレー
ヤは既存のCD再生とコンパチブルでもよい。) 図1の光ディスク再生装置は、ユーザ操作を受け付ける
リモートコントローラ5、リモートコントローラ5の操
作状況を受信するリモートコントローラ受信部4A、再
生装置本体側でユーザ操作を受け付けるキー入力部4、
およびユーザによる操作結果やDVDオーディオディス
ク10の再生状況等をユーザに通知するもので再生装置
本体(および/またはリモートコントローラ)に設けら
れたパネル表示部4Bを備えている。それ以外の外部装
置としては、モニタ部6およびスピーカー部8L/8R
が用意されている。(図示したスピーカ部は2チャネル
ステレオの場合であるが、マルチチャネル再生を行なう
場合は必要数のスピーカシステムおよびその駆動アンプ
を別途用意することになる。) キー入力部4、パネル表示部4B、リモートコントロー
ラ5およびモニタ部6は、視覚上のユーザーインターフ
ェイスを構成している。モニタ部6は、スチル画付DV
Dオーディオディスクの再生映像モニタとして使用され
るだけでなく、オンスクリーンディスプレイOSD等の
表示手段としても利用される。このモニタ部6は、直視
型のCRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマ
ディスプレイに限定されるものではなく、直視型ディス
プレイの他に、大スクリーンにOSD情報を含む種々な
映像(メニュー画面、録音現場の状況を撮影したスチル
画その他)を投射するビデオプロジェクタであってもよ
い。
情報は、リモートコントローラ受信部4Aを介して、再
生装置全体の動作を制御するシステム制御部50のマイ
クロコンピュータ(MPUまたはCPU)500に通知
される。この制御部50は、MPU500により実行さ
れる制御プログラム等を格納したROM502も含んで
いる。
PU500に直接通知される。このMPU500によっ
て、ユーザ操作情報に対応した再生装置の動作状況(各
種設定状態やDVDディスクの再生情報)が、適宜、パ
ネル表示部4Bに表示される。
リインターフェイス(メモリI/F)53が接続されて
いる。このRAM52の入出力制御は、メモリI/F5
3を介して行われる。MPU500は、RAM52をワ
ークエリアとして使用し、ROM502に格納された各
種処理プログラムに基づいて、ディスクドライブ部3
0、システムプロセサ部54、ビデオデコーダ部58、
オーディオデコーダ部60、副映像デコーダ部62、お
よびD/A変換・再生処理部64の動作を制御する。
のトレイ(図30のDISK・TRAY・INLETの
内部)にセットされたディスク10を回転駆動するとと
もに、ディスク10から記録データ(音声/音楽情報を
含むオーディオデータの他、ディスク10に記録されて
おれば、動画情報/静止画情報を含む主映像データ/ビ
デオデータ、字幕情報/メニュー情報を含む副映像デー
タ等)を読み出す。読み出されたデータは、ディスクド
ライブ部30において、信号復調およびエラー訂正等の
信号処理を受け、パック形式のデータ列(図6〜図8参
照)となって、システムプロセサ部54に送られる。
から再生されたデータに含まれる種々なパケットの種別
を判断して、そのパケット内のデータを対応する各デコ
ーダ(58〜62)へ配送するパケット転送処理部(図
示せず)を有している。
イブ部30からのパック形式データ列を、パックの種類
(ナビゲーションパック、ビデオパック、副映像パッ
ク、オーディオパック、リアルタイム情報パック、およ
びスチル画パック)毎に切り分ける。切り分けられたパ
ックそれぞれには、転送時間データおよびデータの種類
を示すIDデータが記録されている。
時間データおよびIDデータを参照して、ビデオパッ
ク、副映像パック、およびビデオパックを、それぞれ、
ビデオデコーダ部58、副映像デコーダ部62、および
オーディオデコーダ部60へ、転送する。なお、スチル
画パックはビデオデコーダ部58に送られる。サイレン
トセルに相当するオーディオパックあるいはリアルタイ
ム情報パックは、オーディオデコーダ部60に送られ
る。
ーションパック内の制御データを、メモリI/F53を
介してRAM52に転送する。MPU500は、転送さ
れたRAM内の制御データを参照して、再生装置本体の
各部の再生動作を制御する。
サ部54から転送されてきたビデオパック内のMPEG
エンコードされたビデオデータをデコードし、圧縮前の
映像データを生成する。
サ部54から転送されてきた副映像パック内のランレン
グス圧縮された副映像データをデコードし、圧縮前のビ
ットマップ副映像データを生成する。
プロセサ部54からの副映像データをデコードする副映
像デコーダの他に、デコード後の副映像データに対して
ハイライト処理(DVDビデオの場合)またはスポット
ライト処理(DVDオーディオの場合)を行うハイライ
ト処理部(図示せず)が設けられている。
がってランレングス圧縮された所定ビット(2ビット)
単位の画素データ(強調画素、パターン画素、背景画素
等を含む)を伸長し元のビットマップ画像を復元するも
のである。
U500から供給されるハイライト情報またはスポット
ライト情報(たとえばメニュー選択選択項目)が表示さ
れる矩形領域を示すX・Y座標値、色コード、およびハ
イライト色(スポットライト色)/コントラスト値に応
じて、対応するハイライト処理(スポットライト処理)
を行うものである。
理)は、モニタ部6上での視覚的なユーザーインターフ
ェイスにおいて、ユーザが表示された特定のアイテム
(再生音声言語の種類や再生字幕の使用言語の種類等の
特定項目を選択するボタン;あるいは再生音のサンプリ
ング周波数や量子化ビット数や再生チャネル数等の特定
項目を選択するボタン)を容易に認知できるようにする
手段として利用できる。
コントラストが前記ハイライト情報(スポットライト情
報)に応じて変更されると、この変更後の副映像データ
はビデオプロセサ部640内の画像合成部(図示せず)
に供給される。この画像合成部においてデコード後の画
像データとハイライト処理(スポットライト処理)後の
副映像データが合成され、その合成画像がモニタ部6で
表示されるようになる。
オーディオメニュー、アングルメニュー、チャプター
(プログラム)メニューなどのスタートアドレスを格納
するメニューテーブルを含んでいる。これらのメニュー
の特定部分を強調するのに、前記ハイライト処理(スポ
ットライト処理)が利用される。
ロセサ部54から転送されてきたオーディオパック内の
オーディオデータをデコードし、モノラル、2チャネル
ステレオ、あるいは多チャネルステレオの音声データを
生成する。オーディオパック内のオーディオデータが圧
縮エンコードされたデータ(MPEG、ACー3等)の
場合はそのデコード処理もオーディオデコーダ部60内
部で実行される。
像データ(通常は動画信号)および副映像デコーダ部6
2でデコードされた副映像データ(通常は字幕またはメ
ニューのビットマップデータ)は、ビデオプロセサ部6
40に転送される。このビデオプロセサ部640内にお
いて、映像データと副映像データは所定の割合で混合さ
れ、最終的なアナログ映像信号(コンポジットビデオ信
号、セパレートS信号、あるいはコンポーネント信号Y
/Cr/Cb)となって、モニタ部6に出力される。
像データがDVDビデオディスク10の映画の本編部分
のときは、副映像データは通常はユーザが選択した言語
の字幕であり、字幕入りの映画本編がモニタ部6で上演
される。
像データが映画のメニュー部分のときは、副映像データ
は通常はメニューを構成する文字およびユーザ選択ボタ
ン(適宜ハイライト処理される)となる。この場合は、
映像データによりメニューの背景(静止画または動画)
がモニタ部6に表示され、副映像データによりユーザ選
択操作に対応して表示が変化するボタンが背景画の上に
重なって表示される。
れた映像データがDVDオーディオディスク10のスチ
ル画であるときは、副映像データは、たとえばユーザが
選択した言語の解説テキストであり、その場合はテキス
ト入りのスチル画がモニタ部6に表示される。
リーンディスプレイの表示データを発生するOSD部を
含んでいる。リモートコントローラ5等からのユーザ操
作はMPU500で処理され、その処理結果はMPU5
00からビデオプロセサ部640のOSD部に送られ
る。OSD部は、MPU500からの処理結果に対応し
た画像データを発生し、それをアナログ映像信号形式で
モニタ部6に送出する。
40は、ビデオデコーダ部58および副映像デコーダ部
62から出力されたディジタル信号をアナログ信号に変
換し多重化する部分といえる。
モリ部642が接続されている。このフレームメモリ部
642は、上記映像データの画像および副映像データの
画像の多重化に使用されるほか、n分割(たとえば4分
割)マルチ画面表示にも利用される。
ーサーチ等が行われる場合において、ビデオデコーダ部
58からの映像の一部をスチル画として固定し、ターゲ
ットチャプターの再生が始まるまでこのスチル画をモニ
タ部6に送る場合に、使用することができる。
ユーザ操作結果に対応した表示をOSDにより行なう場
合に、そのOSD表示の映像データへの多重化を行なう
ときにも、利用することができる。
たオーディオデータは、DAC・出力回路644に転送
される。DAC・出力回路644によりオーディオデコ
ーダ部60からのオーディオデータ(デジタル)は対応
するアナログ音声信号に変換され、適宜増幅されて、ス
ピーカ部8L/8Rに送られる。
ト情報管理テーブルATSI_MAT内のATS_DM
_COEFTの書き込みに基づき多チャネルオーディオ
を2チャネルにダウンミックスする場合、そのダウンミ
ックスの係数(パラメータ)はMPU500からDAC
・出力回路644に送られる。すると、DAC・出力回
路644は、送られてきた係数に基づきオーディオデコ
ーダ部60でデコードされた多チャネルオーディオデー
タを2チャネルにミックスダウンし、2チャネルのアナ
ログオーディオ信号を出力する。
モリ部642およびDAC・出力回路644は、D/A
変換および再生処理部64を構成している。
コータ部58、オーディオデコーダ部60および副映像
デコーダ部62は、それぞれ、動作タイミングを知るた
めのシステムタイムクロック(STC)およびシステム
MPU500からの指令・情報等を一時格納するレジス
タを含んでいる。
ネルの一例を示す。このフロントパネルには、図29の
パネル表示部4Bに対応する蛍光表示部(FLディスプ
レイ)4Bが設けられている。
GIのオーディオテキストデータマネージャATXTD
T_MGにしたがって、アルバム名および/またはグル
ープ名が文字で表示される。図9の例でいえば、アルバ
ム名として「ベートーベン作品集第1巻」が表示され、
グループ名としてたとえば「交響曲第1番」が表示され
る。
示部には、タイトル番号(DVDビデオの場合)あるい
はグループ番号(DVDオーディオの場合)、トラック
番号、およびインデックス番号が表示される。
れた光ディスク10がAVディスクである場合(図20
のATT_SRPを持つディスク)、FLディスプレイ
4Bの右側やや中央よりの文字表示部において、図示す
るように、「AVディスク」の部分が目立つように表示
される。セットされたディスクがAディスクである場合
(図22のAOTT_SRPを持つディスク)、FLデ
ィスプレイ4Bの右側文字表示部において、「Aディス
ク」の部分が目立つように表示される。セットされたデ
ィスクがATSを持たずVTSだけのビデオディスクで
ある場合(図12のATSディレクトリがないディス
ク)、FLディスプレイ4Bの右側文字表示部におい
て、「ビデオディスク」の部分が目立つように表示され
る。
表示部には、これから再生されるオーディオコンテンツ
のサンプリング周波数および量子化ビット数が表示され
る。この表示は、オーディオタイトルセット情報管理テ
ーブルATSI_MAT中のAOTT_AOB_ATR
またはAOTT_VOB_ARTの内容に基づいて、自
動的に実行できる。
ディスクまたはAVディスク)10を再生するDVDオ
ーディオプレーヤには、次の2種が考えられる。
きるするプレーヤ、すなわちAOTTとAVTTの両方
を扱うプレーヤ。
きるプレーヤ、すなわちAOTTだけを扱うプレーヤ。
ンツ再生のためにはATT_SRPTに記述されたサー
チ情報(図20)だけを読み込めばよい。
コンテンツ再生のためにはAOTT_SRPTに記述さ
れたサーチ情報(図22)だけを読み込めばよい。
の再生方法が簡単になる。当然ながら、<C2>タイプ
のプレーヤは図23におけるATT#1、#9の部分はA
OTTがないため再生できない。
ヤは、上記<C1>タイプのプレーヤである。このプレ
ーヤの動作を、図14のデータ構造を持つディスク10
を再生する場合について説明する。
通常のDVDビデオプレーヤで再生する場合、このビデ
オプレーヤは、図12のルートディレクトリ下のVTS
ディレクトリ内のVMGを読み込み、その情報によって
再生するタイトルを決定する。そして、決定したタイト
ルに対応するVTS中で定義された再生ユニットの指示
にしたがって、図14のオブジェクトセットVOBS#
1あるいはVOBS#2の全てあるいは一部が再生され
る。
ーヤにとっては、VMG、VTS#1、VTS#2以外
の部分は他記録エリア73(図3、図4)として認識さ
れる。このため、他記録エリア73と認識された部分に
どのようなデータが記述されていてもビデオプレーヤが
VOBS#1、VOBS#2を再生する時の動作には影
響しない。この場合、他記録エリア73に存在するオブ
ジェクトはビデオプレーヤでは再生できない。
10を図29のDVDオーディオプレーヤで再生する場
合では、このオーディオプレーヤは、図12のルートデ
ィレクトリ下のATSディレクトリ内のAMGを読み込
み、その情報に基づいてコンテンツを再生する。AMG
によるタイトル指定においては、DVDオーディオゾー
ン71(図3)に記録されているATS内で定義された
再生ユニットの指定はもちろんのこと、DVDビデオゾ
ーン72(図4)に記録されたVTS内で定義された再
生ユニットも指定可能である。
VDオーディオゾーン71に記録されているオブジェク
ト(AOBS#1またはAOBS#2)の再生経路を指
定するばかりでなく、DVDビデオゾーン72のオブジ
ェクト(たとえばVOBS#1)に記録されているオー
ディオデータの再生経路を指定することも可能である。
1は、DVDオーディオ側から共用化されたDVDビデ
オの一部分を例示している。ここで、矢印(ア)はビデ
オゾーン72の再生ユニットが参照された場合を示し、
矢印(イ)はオーディオゾーン71の再生ユニットから
ビデオゾーン72のオブジェクト(VOBS#1)のオ
ーディオ部分が参照された場合を示す。
S#1)のオーディオ部分がオーディオゾーン71の再
生ユニットによって参照される場合、この共通参照部分
(DVDオーディオとDVDビデオとで共有化する部
分)は、再生ユニットの定義情報(ATSI)によっ
て、ビデオゾーン72内での再生ユニットの定義情報
(VTSI)によって定義された各単位(セル、プログ
ラム、プログラムチェーン)と異なった定義をすること
も可能である。これは、同じオブジェクトであってもビ
デオプレーヤとしての再生方法とオーディオプレーヤと
しての再生方法が異なる可能性があるからである(図5
参照)。
クトユニットVOBUを単位として使用される。その理
由は、図8に示されるように、オーディオデータストリ
ームおよびその他(ビデオ、副映像)のデータストリー
ムがそれぞれパック化されて時分割多重される単位が、
VOBUだからである。
1をビデオゾーン72より物理的に先に配置することに
よって、それぞれの管理情報から指定される再生ユニッ
トのアドレスを全て正方向のアドレス指定だけに限定で
きる。こうすることにより、オーディオプレーヤの設計
開発を簡易化できる。
プレーヤの動作は、上述した図14の場合と同じであ
る。
レーヤの動作も、図14の場合とほぼ同じである。オー
ディオプレーヤはAMGの先頭に飛んで管理情報を読み
込み、オブジェクトセットAOBS#1、AOBS#2
を再生する。AOBS#1はDVDビデオゾーン内のオ
ブジェクトであるが、ATSI#1によって、AOBS
#1のセル、プログラムおよびプログラムチェーンが再
定義される。なお、AOBS#1もVOBUを単位とし
て使用される。
ペース28に含まれるDVDオーディオデータおよび/
またはDVDビデオデータが光ディスク10に記録され
る場合で説明を行った。しかしながら、この発明のデー
タ構造(図3〜図28)は光ディスク10に記録される
場合に限定されない。たとえば、図3および図12に示
すような構造のデータを含むビットストリームをデジタ
ル放送あるいはデジタル通信してもよい。(この場合
は、電波あるいは通信ラインが媒体として機能する。ま
たDVD放送受信器あるいはパーソナルコンピュータ等
の通信端末が、DVDオーディオプレーヤとして機能す
ることになる。)
たDVDビデオ規格にはなんら手を加えない形で、DV
Dオーディオ規格のデータ構造を、ビデオ規格の構造に
近似した形で実現できる。その際、ひとつのボリューム
スペース中にオーディオボリュームがビデオボリューム
のオブジェクトを共用する形で共存できる。このデータ
構造で作成されたDVDディスク(AディスクまたはA
Vディスク)は、ビデオプレーヤおよびオーディオプレ
ーヤそれぞれにおいて、適切なオブジェクトを再生する
ことができる。
DVDビデオと矛盾せずその一部を共有化できる特徴を
持つので、DVDビデオとDVDオーディオは協同して
市場組織構造(インフラストラクチャ)を拡大できるメ
リットを持つ。このことは、再生装置および媒体その他
の関連製品の製造コストを下げるという副産物的メリッ
トももたらす。
光ディスクの構造を説明する斜視図。
記録されるデータの記録トラックとの対応関係を説明す
る図。
ち、DVDオーディオゾーンに記録される情報の階層構
造を説明する図。
ち、DVDビデオゾーンに記録される情報の階層構造を
説明する図。
ェーン情報(ATS_PGCI)および図4のDVDビ
デオゾーンのプログラムチェーン情報(VTS_PGC
I)の双方から共通にアクセスされるビデオ情報(VT
S_C#2など)の一例を説明する図。
OTT_AOBS)のデータ構造の一例を説明する図。
OTT_AOBS)のデータ構造の他例を説明する図。
TT_VOBS)のデータ構造の一例を説明する図。
内容であって、図1の光ディスクの片面に記録されるデ
ータ構造の一例を説明する図。
オーディオおよびDVDビデオのデータファイル)のデ
ィレクトリ構造の一例を説明する図。
オーディオおよびDVDビデオのデータファイル)のデ
ィレクトリ構造の他例を説明する図。
ィオコンテンツ側のディレクトリからビデオコンテンツ
側のディレクトリ内のファイルにアクセスする場合を説
明する図。
ィオコンテンツ側のディレクトリ内のファイルがビデオ
コンテンツ側のディレクトリ内のファイルにリンクする
場合を説明する図。
のボリュームスペース内においてどのように行われるか
の一例を説明する図。
のボリュームスペース内においてどのように行われるか
の他の例を説明する図。
のボリュームスペース内においてどのように行われるか
の、さらに他の例を説明する図。
オマネージャ情報(AMGI)の記録内容を説明する
図。
I)に含まれるオーディオマネージャ情報管理テーブル
(AMGI_MAT)の記録内容を説明する図。
I)に含まれるオーディオタイトルのサーチポインタテ
ーブル(ATT_SRPT)の内容を説明する図。
タテーブル(ATT_SRPT)に含まれるオーディオ
タイトルサーチポインタ(ATT_SRP)の内容を説
明する図。
I)に含まれるオーディオ・オンリータイトルのサーチ
ポインタテーブル(AOTT_SRPT)の内容を説明
する図。
ーチポインタテーブル(AOTT_SRPT)に含まれ
るオーディオ・オンリータイトルサーチポインタ(AO
TT_SRP)の内容を説明する図。
I)内のオーディオ・オンリータイトルサーチポインタ
(AOTT_SRP)でアクセスされるオーディオ・オ
ンリータイトルのグループ(AOTT_GR)と、この
オーディオマネージャ情報(AMGI)内のオーディオ
タイトルサーチポインタ(ATT_SRP)でアクセス
されるオーディオタイトルのグループ(ATT_GR)
との関係を説明する図。
オタイトルセット(ATS)の記録内容を説明する図。
TSI)に含まれるオーディオタイトルセット情報管理
テーブル(ATSI_MAT)の記録内容を説明する
図。
TSI)に含まれるオーディオタイトルセットプログラ
ムチェーン情報テーブル(ATS_PGCIT)の内容
を説明する図。
ム情報(ATS_PGI)の内容を説明する図。
情報(ATS_C_PBI)の内容を説明する図。
ンの記録情報あるいは図4のビデオゾーンの記録情報を
再生する装置の一例を示すブロック図。
示す図。
4B…パネル表示部(蛍光管表示器など);5…リモー
トコントローラ;6…モニタ部;8L,8R…スピー
カ;10…貼合せ光ディスク(AディスクまたはAVデ
ィスク);14…透明基板(ポリカーボネートなど);
17…記録層(反射層または半透明膜);19…読み出
し面;20…接着層(紫外線硬化樹脂など);22…中
心孔;24…クランプエリア;25…情報エリア;26
…リードアウトエリア;27…リードインエリア;28
…データ記録エリア(ボリュームスペース);30…デ
ィスクドライブ部;50…制御部;500…マイクロプ
ロセシングユニットMPU(またはセントラルプロセシ
ングユニットCPU);502…リードオンリーメモリ
ROM(制御プログラム等の格納);52…ランダムア
クセスメモリRAM(制御部50のワークメモリ);5
3…メモリインターフェイス;54…システムプロセサ
部;58…ビデオデコーダ部;60…オーディオデコー
ダ部;62…副映像デコーダ部;64…デジタル/アナ
ログ変換および再生処理部;640…ビデオプロセサ部
(オンスクリーン表示OSD部を含む);642…フレ
ームメモリ部;644…デジタル/アナログ変換器およ
び出力回路;70…ボリュームおよびファイル構造エリ
ア;71…DVDオーディオゾーン;711…オーディ
オマネージャAMG;712…オーディオタイトルセッ
トATS;7110…オーディオマネージャ情報ファイ
ルAMGI;7111…オーディオマネージャメニュー
用ビデオオブジェクトセットファイルAMGM_VOB
S;7112…AMGIのバックアップファイルAMG
I_BUP;7120…オーディオタイトルセット情報
ファイルATSI;7121…オーディオ・オンリータ
イトルのオーディオオブジェクトセットAOTT_AO
BS;7123…ATSIのバックアップファイルAT
SI_BUP;72…DVDビデオゾーン;73…他の
記録エリア。
6)
情報記録媒体は、中心側にリードインエリアを持ち、そ
の外周にオーディオゾーンとビデオゾーンを含むボリュ
ームスペースを持ち、そのさらに外周にリードアウトエ
リアを持つ。この情報記録媒体において、前記オーディ
オゾーンは、オーディオ管理情報および1以上のオーデ
ィオタイトルセットを含む。前記オーディオタイトルセ
ットは、管理情報としてのオーディオタイトルセット情
報と、1以上のプログラムに対応した記録内容として、
マルチチャネルのオーディオデータを持つオーディオオ
ブジェクトセットを含む。前記オーディオタイトルセッ
ト情報は、管理情報テーブルと、前記プログラムの集ま
りを管理するプログラムチェーン情報を含む。前記管理
情報テーブルは、前記マルチチャネルのオーディオデー
タを2チャネル出力にミックスダウンする際の係数を示
すミックスダウン係数テーブルを1以上含んで構成され
る。前記プログラムチェーン情報は前記プログラムを管
理する1以上のプログラム情報を含み、前記プログラム
情報は前記プログラムの内容を記述した内容情報を含
む。そして、前記内容情報が、前記ミックスダウン係数
テーブルのテーブル番号を示す記述を含んで構成されて
いる。
Claims (4)
- 【請求項1】中心側にリードインエリアを持ち、その外
周にオーディオゾーンとビデオゾーンを含むボリューム
スペースを持ち、そのさらに外周にリードアウトエリア
を持つ情報記録媒体であって、 前記オーディオゾーンは、オーディオ管理情報および1
以上のオーディオタイトルセットを含み、 前記オーディオタイトルセットは、管理情報としてのオ
ーディオタイトルセット情報と、記録内容としてマルチ
チャネルのオーディオデータを持つオーディオオブジェ
クトセットを含み、 前記オーディオタイトルセット情報は、管理情報テーブ
ルを含み、 前記管理情報テーブルが、前記マルチチャネルのオーデ
ィオデータを2チャネル出力にミックスダウンする際の
係数を示すミックスダウン係数情報を1以上含んで構成
されていることを特徴とする光ディスク。 - 【請求項2】前記ボリュームスペース内は、前記リード
インエリア寄りの側に前記オーディオゾーンが配置さ
れ、このオーディオゾーンよりも前記リードアウトエリ
ア寄りの側に前記ビデオゾーンが配置されるように構成
されていることを特徴とする請求項1に記載の光ディス
ク。 - 【請求項3】中心側にリードインエリアを持ち、その外
周にオーディオゾーンとビデオゾーンを含むボリューム
スペースを持ち、そのさらに外周にリードアウトエリア
を持つ光ディスクであって、前記オーディオゾーンがオ
ーディオ管理情報および1以上のオーディオタイトルセ
ットを含み、前記オーディオタイトルセットが、管理情
報としてのオーディオタイトルセット情報と、記録内容
としてマルチチャネルのオーディオデータを持つオーデ
ィオオブジェクトセットを含み、前記オーディオタイト
ルセット情報が管理情報テーブルを含み、前記管理情報
テーブルが、前記マルチチャネルのオーディオデータを
2チャネル出力にミックスダウンする際の係数を示すミ
ックスダウン係数情報を1以上含んで構成されている光
ディスクを再生する装置において、 前記光ディスクから前記オーディオ情報のパックを読み
取る手段と;前記読み取られたパックに含まれるオーデ
ィオ情報をデコードする手段とを具備したことを特徴と
する再生装置。 - 【請求項4】中心側にリードインエリアを持ち、その外
周にオーディオゾーンとビデオゾーンを含むボリューム
スペースを持ち、そのさらに外周にリードアウトエリア
を持つ光ディスクであって、前記オーディオゾーンがオ
ーディオ管理情報および1以上のオーディオタイトルセ
ットを含み、前記オーディオタイトルセットが、管理情
報としてのオーディオタイトルセット情報と、記録内容
としてマルチチャネルのオーディオデータを持つオーデ
ィオオブジェクトセットを含み、前記オーディオタイト
ルセット情報が管理情報テーブルを含み、前記管理情報
テーブルが、前記マルチチャネルのオーディオデータを
2チャネル出力にミックスダウンする際の係数を示すミ
ックスダウン係数情報を1以上含んで構成されている光
ディスクを再生する方法において、 前記光ディスクから前記オーディオ情報のパックを読み
取り;前記読み取られたパックに含まれるオーディオ情
報をデコードするように構成されたことを特徴とする再
生方法。
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Cited By (3)
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US6640045B2 (en) | 1997-12-25 | 2003-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System of sharing objects having a plurality of contents |
CN100385558C (zh) * | 2003-10-31 | 2008-04-30 | 上海乐金广电电子有限公司 | 可再记录光盘的配音方法 |
CN100401418C (zh) * | 2003-10-24 | 2008-07-09 | 上海乐金广电电子有限公司 | 多通道播放数据流的记录管理方法 |
-
2002
- 2002-05-30 JP JP2002157590A patent/JP3354566B1/ja not_active Expired - Lifetime
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