JP2003035892A - 光シャッタ - Google Patents

光シャッタ

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JP2003035892A
JP2003035892A JP2001223955A JP2001223955A JP2003035892A JP 2003035892 A JP2003035892 A JP 2003035892A JP 2001223955 A JP2001223955 A JP 2001223955A JP 2001223955 A JP2001223955 A JP 2001223955A JP 2003035892 A JP2003035892 A JP 2003035892A
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Japan
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light
birefringent element
polarization
optical path
faraday rotator
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JP2001223955A
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Hiroaki Ono
博章 小野
Shohei Abe
昇平 阿部
Hideo Takeshita
秀生 竹下
Hideaki Wada
秀亮 和田
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FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/09Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on magneto-optical elements, e.g. exhibiting Faraday effect
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2202/00Materials and properties
    • G02F2202/40Materials having a particular birefringence, retardation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動部分を無くして光透過・遮断の切換速度
を速くし、小型化でき、特性劣化が生じ難く、信頼性を
向上でき、それによって受光素子などを確実に保護でき
るようにする。 【解決手段】 偏波方向が直交関係にある同じ光路の入
力光を分離する平行平面型の分離用複屈折素子10と、
偏波方向が直交関係にある異なる光路の光を合成して出
力する平行平面型の合成用複屈折素子12を間隔をおい
て設置し、それらの間に、ファラデー回転子を備え偏波
方向を90度回転させるか偏波方向を維持するかを制御
する偏波回転手段14を配置する。そしてファラデー回
転子による偏波方向の切り換えにより出力光の透過・遮
断を制御する。偏波回転手段は、例えば±45度可変フ
ァラデー回転子と、偏波方向を45度回転させるように
光学軸を設定した1/2波長板の組み合わせからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力光の透過・遮
断を制御する光シャッタに関し、更に詳しく述べると、
複数の平行平面構造の複屈折素子と、可変ファラデー回
転子を具備し、該可変ファラデー回転子による偏波方向
の切り換えにより光のオン・オフ制御を行う磁気光学式
の光シャッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信や光計測システムなどの分野で
は、受光素子の保護機構として光シャッタが組み込まれ
ている。メインスイッチを投入したような場合、システ
ムの関係で瞬間的に(例えば数m秒〜数秒の間)高エネ
ルギーの光が生じることがあり、それによって受光素子
が破壊されることがある。そこで、受光素子の入力側に
光シャッタを設置して、光が一定のレベルになり安定し
てから光路をオンにするように制御している。その他、
何らかの原因で瞬間的に高エネルギーの光が生じること
もある。
【0003】従来の光シャッタは機械式である。例え
ば、光路にミラーを配置し、そのミラーをモータで駆動
するような構成である。ミラーの向きや位置を切り換え
ることによって出力光の通過・遮断を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、機械式の光シ
ャッタは、モータなどの駆動機構によりミラーなどの光
学部品を駆動するものであるために、装置が大型化する
ばかりでなく、可動部分の摩耗や破損により特性劣化が
起こり易く、信頼性に欠ける問題がある。また、駆動に
必要な時間が長く、瞬時の動作には対応できない。
【0005】本発明の目的は、可動部分を持たないため
透過・遮断の切換速度が速く、小型化でき、特性劣化が
生じ難く、信頼性を向上でき、受光素子などを確実に保
護できるような磁気光学式の光シャッタを提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、偏波方向が直
交関係にある同じ光路の入力光を分離する平行平面型の
分離用複屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異なる
光路の光を合成して出力する平行平面型の合成用複屈折
素子を間隔をおいて設置し、分離用複屈折素子と合成用
複屈折素子との間に、可変ファラデー回転子を備え偏波
方向を制御する偏波回転手段を配置し、該可変ファラデ
ー回転子による偏波方向の切り換えにより出力光の透過
・遮断を制御することを特徴とする光シャッタである。
【0007】ここで偏波回転手段は、例えば±45度可
変ファラデー回転子と、偏波方向を45度回転させるよ
うに光学軸を設定した1/2波長板の組み合わせからな
る。あるいは偏波回転手段は、偏波方向を45度回転さ
せる1/2波長板と、該1/2波長板の通過光をそのま
ま通過させるように光学軸を両側光路で対称に設定した
一対の偏光子と、±45度可変ファラデー回転子とを、
その順序に配列した構造でもよい。
【0008】また本発明は、偏波方向が直交関係にある
同じ光路の入力光を分離する平行平面型の分離用複屈折
素子と、偏波方向に応じて光路を制御する平行平面型の
光路制御用複屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異
なる光路の光を合成して出力する平行平面型の合成用複
屈折素子を間隔をおいて設置し、分離用複屈折素子と光
路制御用複屈折素子との間、及び光路制御用複屈折素子
と合成用複屈折素子との間に、それぞれ偏波方向を45
度回転させる偏波回転手段を配置し、少なくとも一方の
偏波回転手段は±45度可変ファラデー回転子を有し、
該可変ファラデー回転子による偏波方向の切り換えによ
り出力光の透過・遮断を制御することを特徴とする光シ
ャッタである。
【0009】更に本発明は、偏波方向が直交関係にある
同じ光路の入力光を分離する平行平面型の分離用複屈折
素子と、偏波方向に応じて光路を制御する平行平面型の
光路制御用複屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異
なる光路の光を合成して出力する平行平面型の合成用複
屈折素子を間隔をおいて設置し、分離用複屈折素子と光
路制御用複屈折素子との間に、偏波方向を直交から平行
に変換する第1の偏波回転手段を配置し、光路制御用複
屈折素子と合成用複屈折素子との間にも、偏波方向を直
交から平行に変換する第2の偏波回転手段を配置し、少
なくとも一方の偏波回転手段は±45度可変ファラデー
回転子を有し、該ファラデー回転子による偏波方向の切
り換えにより出力光の透過・遮断を制御することを特徴
とする光シャッタである。
【0010】また本発明は、偏波方向が直交関係にある
同じ光路の入力光を分離する平行平面型の第1の分離用
複屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異なる光路の
光を合成して出力する平行平面型の第1の合成用複屈折
素子を間隔をおいて設置すると共に、その後段に偏波方
向が直交関係にある同じ光路の入力光を分離する平行平
面型の第2の分離用複屈折素子と、偏波方向が直交関係
にある異なる光路の光を合成して出力する平行平面型の
第2の合成用複屈折素子を間隔をおいて設置し、第1の
分離用複屈折素子と第1の合成用複屈折素子との間に、
可変ファラデー回転子を備え偏波方向を制御する第1の
偏波回転手段を配置すると共に、第2の分離用複屈折素
子と第2の合成用複屈折素子との間に、可変ファラデー
回転子を備え偏波方向を制御する第2の偏波回転手段を
配置し、両可変ファラデー回転子による偏波方向の切り
換えにより出力光の透過・遮断を制御することを特徴と
する光シャッタである。
【0011】本発明において可変ファラデー回転子は、
例えばファラデー素子と可変磁界印加手段とからなり、
該可変磁界印加手段はコイルを具備しギャップを有する
磁気回路から構成され、印加磁界方向の制御によりファ
ラデー回転方向を切り換える構造とする。複数の可変フ
ァラデー回転子を組み込む場合には、個々のファラデー
素子に対してコイルを具備する磁気回路をそれぞれ設け
てもよいが、コイルを具備し複数のギャップを有する単
一の(共通の)磁気回路を用いてもよい。角形のヒステ
リシス特性を呈する半硬質磁性材料により磁気回路を構
成すれば、コイル通電電流を遮断してもファラデー回転
方向が維持可能となり、省電力化が可能である。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る光シャッタの一実施例を
示す部品配列図である。なお各光部品中における矢印
は、光学軸の方向もしくはファラデー回転の方向を示し
ている。また、説明を分かり易くするために、次のよう
な座標軸を設定する。光部品の配列方向をz方向(図面
では奥行き方向)とし、それに対して直交する2方向を
x方向(図面では水平方向)、y方向(図面では垂直方
向)とする。また回転方向は、z方向を見て時計回りを
プラス側とする。
【0013】偏波方向が直交関係にある同じ光路の入力
光をx方向に分離する平行平面型の分離用複屈折素子1
0と、偏波方向が直交関係にあるx方向で異なる光路の
光を合成して出力する平行平面型の合成用複屈折素子1
2を間隔をおいてz方向に設置する。ここで「平行平面
型」とは、入射面と出射面が平行である形状(入射面が
入射光に対して厳密に垂直である必要はない)をいい、
平行平板形状のみならず平行四辺形のブロック形状ある
いは直方体形状なども含まれる。この実施例では、複屈
折素子10,12として直方体状のルチル結晶を用いて
いる。分離用複屈折素子と合成用複屈折素子は同じもの
でよい。そして両者の間に、偏波方向を90度回転させ
るか偏波方向をそのままの状態に維持するかを制御する
偏波回転手段14を配置する。この実施例で偏波回転手
段14は、±45度可変ファラデー回転子16と、偏波
方向を45度回転させるようにx軸に対して−22.5
度傾いた光学軸を有する1/2波長板18の組み合わせ
からなる。これら±45度可変ファラデー回転子16と
1/2波長板18の配列順序は逆でもよい。
【0014】この光シャッタの構造例を図2に示す。分
離用複屈折素子10に対向して入力ポート20が位置
し、合成用複屈折素子12に対向して出力ポート22が
位置する。±45度可変ファラデー回転子16は、光路
中に挿入された45度ファラデー素子(例えばガーネッ
ト構造の磁気光学結晶など)24と、コイル26を有す
る磁気回路28からなり、該磁気回路28のギャップに
ファラデー素子24を挿入する。磁気回路の材料として
は、角形ヒステリシス特性を呈する半硬質磁性材料が好
ましい。
【0015】可変ファラデー回転子の動作を図3に示
す。コイルに一方向(例えば正方向)に通電したとき、
磁気回路が磁化して図3のAに示すように一方向の外部
磁界が印加され、それによって+45度のファラデー回
転が生じる。この状態は、通電を遮断しても磁気回路の
残留磁化のために継続する。コイルに逆方向(例えば負
方向)に通電すると、磁気回路は逆方向に磁化して図3
のBに示すように逆方向の外部磁界が印加され、それに
よって−45度のファラデー回転が生じる。この状態
は、通電を遮断しても磁気回路の残留磁化のために継続
する。このようにして、コイル電流の向きを切り換えて
印加磁界方向を変えることで、ファラデー回転角を±4
5度に切り換えることができる。
【0016】この光シャッタの光路と偏波方向を図4に
示す。同図において、Aはオン状態(光透過状態)を、
Bはオフ状態(光遮断状態)を表しており、それぞれ上
段はyz面(側面)を表し、下段はxz面(平面)を表
している。
【0017】(オン状態・光透過状態:図4のA参照)
コイル電流を制御して、可変ファラデー回転子16のフ
ァラデー回転方向を+45度にセットする(図3のA参
照)。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複
屈折素子10で常光は直進し、異常光は屈折してx方向
に光分離する。そして可変ファラデー回転子16で偏波
方向がそれぞれ+45度回転し、1/2波長板18に入
力する。1/2波長板18は入力光の偏波方向をその光
学軸に関して対称に変換する性質があるので、入力光は
更に+45度回転する。左側光路の光は合成用複屈折素
子12に対しては異常光であるため屈折し、右側光路の
光は合成用複屈折素子12に対しては常光となるのでそ
のまま直進する。それら両光が合成されて出力ポートか
ら出力する。
【0018】(オフ状態・光遮断状態:図4のB参照)
コイル電流を制御して、可変ファラデー回転子16のフ
ァラデー回転方向を−45度にセットする(図3のB参
照)。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複
屈折素子10で常光は直進し、異常光は屈折してx方向
に光分離する。そして可変ファラデー回転子16で偏波
方向がそれぞれ−45度回転し、1/2波長板に入力す
る。1/2波長板18では入力光は+45度回転する。
左側光路の光は合成用複屈折素子12に対しては常光で
あるためそのまま直進し、右側光路の光は合成用複屈折
素子12に対しては異常光となるので常光とは離れる方
向に屈折する。そのため、両光は合成されず、出力ポー
トには結合しない。
【0019】このようにして、可変ファラデー回転子1
6への通電電流を制御し、ファラデー回転方向を+45
度と−45度に切り換えることで、光の透過・遮断を高
速で切り換えることができる。可変ファラデー回転子1
6の磁気回路に前記のような角形ヒステリシス特性を有
する半硬質磁性材料を用いれば、光透過と光遮断の切り
換えの時のみ通電すればよく、それ以外の切り換えを必
要としない間は通電しなくてもよいために、省電力化を
達成できる。
【0020】図5は本発明の他の実施例を示す光路説明
図である。Aはオン状態(光透過状態)を表し、Bはオ
フ状態(光遮断状態)を表している。ここでも、前記実
施例と同様、偏波方向が直交関係にある同じ光路の入力
光をx方向に分離する平行平面型の分離用複屈折素子1
0と、偏波方向が直交関係にあるx方向で異なる光路の
光を合成して出力する平行平面型の合成用複屈折素子1
2を間隔をおいてz方向に設置する。そして両者の間
に、偏波方向を90度回転させるか偏波方向を維持する
かを制御する偏波回転手段30を配置する。この実施例
では、偏波回転手段30は、1/2波長板18と、一対
の偏光子32と、±45度可変ファラデー回転子16の
組み合わせからなる。1/2波長板18は、偏波方向を
45度回転させるようにx軸に対して−22.5度傾い
た光学軸を有する。左右に並置した一対の偏光子32
は、左側光路では+45度、右側光路では−45度、そ
れぞれ光学軸がx軸から傾いている。
【0021】(オン状態・光透過状態:図5のA参照)
コイル電流を制御して、可変ファラデー回転子16のフ
ァラデー回転方向を+45度にセットする(図3のA参
照)。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複
屈折素子10で常光は直進し、異常光は屈折してx方向
に光分離する。そして1/2波長板18に入力し、それ
ぞれ偏波方向が+45度回転する。それらの光は、その
まま偏光子32を通過し、可変ファラデー回転子16で
偏波方向がそれぞれ更に+45度回転する。左側光路の
光は合成用複屈折素子12に対しては異常光であるため
屈折し、右側光路の光は合成用複屈折素子12に対して
は常光となるのでそのまま直進する。それら両光は合成
されて出力ポートから出力する。
【0022】(オフ状態・光遮断状態:図5のB参照)
コイル電流を制御して、可変ファラデー回転子16のフ
ァラデー回転方向を−45度にセットする(図3のB参
照)。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複
屈折素子10で常光は直進し、異常光は屈折してx方向
に光分離する。そして1/2波長板18に入力し、それ
ぞれ偏波方向が+45度回転する。それらの光は、その
まま一対の偏光子32を通過し、可変ファラデー回転子
16で偏波方向がそれぞれ逆に−45度回転する。左側
光路の光は合成用複屈折素子12に対しては常光である
ためそのまま直進し、右側光路の光は合成用複屈折素子
12に対しては異常光となるので常光から離れる方向に
屈折する。そのため、両光は合成されず、出力ポートに
は結合しない。
【0023】図6は本発明に係る光シャッタの更に他の
実施例を示す部品配列図である。偏波方向が直交関係に
ある同じ光路の入力光を分離する平行平面型の分離用複
屈折素子40と、偏波方向に応じて光路を制御する平行
平面型の光路制御用複屈折素子42と、偏波方向が直交
関係にある異なる光路の光を合成して出力する平行平面
型の合成用複屈折素子44を間隔をおいて設置する。そ
して、分離用複屈折素子40と光路制御用複屈折素子4
2との間、及び光路制御用複屈折素子42と合成用複屈
折素子44との間に、それぞれ±45度可変ファラデー
回転子46,48を配置し、該可変ファラデー回転子4
6,48による偏波方向の切り換えにより出力光の透過
・遮断を制御する構成である。各光部品中における矢印
は、光学軸の方向もしくはファラデー回転の方向を示し
ている。分離用複屈折素子と合成用複屈折素子は向きは
90度異なるが同じものでよいが、光路制御用複屈折素
子は光学軸は図示のようにx、y、z軸のそれぞれに対
して傾いている。この構成は、実質的に1.5段光シャ
ッタとなる。
【0024】この光シャッタの構造例を図7に示す。分
離用複屈折素子40に対向して入力ポート20が位置
し、合成用複屈折素子44に対向して出力ポート22が
位置する。±45度可変ファラデー回転子は、光路中に
挿入された45度ファラデー素子24と、コイルを有す
る磁気回路からなり、該磁気回路のギャップにファラデ
ー素子を挿入する構成である。磁気回路の材料として
は、前記同様、角形ヒステリシス特性を呈する半硬質磁
性材料が好ましい。図7のAに示す例は、1箇所のファ
ラデー素子24に対して1つの磁気回路28を用いる構
成であり、図7のBに示す例は、2箇所のファラデー素
子24に対して共通する1つの磁気回路29を用いる構
成である。
【0025】(オン状態・光透過状態:図8のA参照)
コイル電流を制御して、両方の可変ファラデー回転子4
6,48のファラデー回転方向を共に−45度にセット
する。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複
屈折素子40で常光は直進し、異常光は屈折してx方向
に光分離する。そして最初の可変ファラデー回転子46
で偏波方向がそれぞれ−45度回転する。右側光路の光
は光路制御用複屈折素子42に対しては常光であるため
そのまま直進するが、左側光路の光は光路制御用複屈折
素子42に対しては異常光となるので屈折し光路が変更
される。そして次の可変ファラデー回転子48で偏波方
向がそれぞれ−45度回転する。右上光路の光は合成用
複屈折素子44に対しては常光となるのでそのまま直進
し、右下光路の光は合成用複屈折素子44に対しては異
常光であるため互いに接近する方向に屈折する。それら
両光は合成されて出力ポートから出力する。
【0026】(オフ状態・光遮断状態:図8のB参照)
コイル電流を制御して、両方の可変ファラデー回転子4
6,48のファラデー回転方向を共に+45度にセット
する。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複
屈折素子40で常光は直進し、異常光は屈折してx方向
に光分離する。そして最初の可変ファラデー回転子46
で偏波方向がそれぞれ+45度回転する。一方の光は光
路制御用複屈折素子42に対しては常光であるためその
まま直進するが、他方の光は光路制御用複屈折素子42
に対しては異常光となるので屈折し光路が変更される。
そして次の可変ファラデー回転子48で偏波方向がそれ
ぞれ+45度回転する。一方の光は合成用複屈折素子4
4に対しては常光であるためそのまま直進し、他方の光
は合成用複屈折素子44に対しては異常光となり、互い
に離れる方向に屈折する。そのため、両光は合成され
ず、出力ポートには結合しない。
【0027】図9は本発明に係る光シャッタの更に他の
実施例を示す部品配列図である。偏波方向が直交関係に
ある同じ光路の入力光を分離する平行平面型の分離用複
屈折素子50と、偏波方向に応じて光路を制御する平行
平面型の光路制御用複屈折素子52と、偏波方向が直交
関係にある異なる光路の光を合成して出力する平行平面
型の合成用複屈折素子54を間隔をおいて設置する。そ
して、分離用複屈折素子50と光路制御用複屈折素子5
2との間、及び光路制御用複屈折素子52と合成用複屈
折素子54との間に、それぞれ偏波方向を45度回転さ
せる偏波回転手段56を配置する。ここで偏波回転手段
56,58は、それぞれ±45度可変ファラデー回転子
60,66と一対の1/2波長板62,64とからな
る。可変ファラデー回転子60,66による偏波方向の
切り換えにより出力光の透過・遮断を制御する。一対の
1/2波長板62,64は、左右の光路において光学軸
がx軸からそれぞれ−22.5度、+22.5度傾いた
ものである。
【0028】(オン状態・光透過状態:図10のA参
照)コイル電流を制御して、両方の可変ファラデー回転
子60のファラデー回転方向を共に−45度にセットす
る。入力ポートからz方向に入力する光は、分離用複屈
折素子50で常光は直進し、異常光は屈折してx方向に
光分離する。そして最初の可変ファラデー回転子60で
偏波方向がそれぞれ−45度回転し、1/2波長板62
で左側は+45度、右側は−45度回転して互いに平行
になる。これら両光は光路制御用複屈折素子52に対し
ては異常光であるため屈折し光路が変更される。そして
次の1/2波長板64で、左側は−45度、右側は+4
5度回転し、次の可変ファラデー回転子66で偏波方向
がそれぞれ−45度回転し、偏波方向は互いに直交する
関係となる。一方の光は合成用複屈折素子54に対して
は常光となるのでそのまま直進し、他方の光は合成用複
屈折素子54に対しては異常光であるため、互いに接近
する方向に屈折する。それら両光は合成されて出力ポー
トから出力する。
【0029】(オフ状態・光遮断状態:図10のB参
照)コイル電流を制御して、両方の可変ファラデー回転
子60,66のファラデー回転方向を共に+45度にセ
ットする。入力ポートからz方向に入力する光は、分離
用複屈折素子50で常光は直進し、異常光は屈折してx
方向に光分離する。そして最初の可変ファラデー回転子
60で偏波方向がそれぞれ+45度回転し、1/2波長
板62で左側は+45度、右側は−45度回転して互い
に平行になる。これら両光は光路制御用複屈折素子52
に対しては常光であるためそのまま直進し光路は変更さ
れない。そして次の1/2波長板64で左側は−45
度、右側は+45度回転し、次の可変ファラデー回転子
66で偏波方向がそれぞれ+45度回転し、偏波方向は
互いに直交する関係となる。一方の光は合成用複屈折素
子に対しては常光であるためそのまま直進し、他方の光
は合成用複屈折素子に対しては異常光となり、互いに接
近する方向に屈折する。その結果、両光は合成される
が、前記の出力ポートとは別の位置に結合し、出力ポー
トには結合しない。出力ポートの位置を逆に設定すれ
ば、オンとオフとで可変ファラデー回転子の回転方向を
逆にすればよい。
【0030】図11は本発明に係る光シャッタの更に他
の実施例を示す部品配列図である。偏波方向が直交関係
にある同じ光路の入力光を分離する平行平面型の第1の
分離用複屈折素子70と、偏波方向が直交関係にある異
なる光路の光を合成して出力する平行平面型の第1の合
成用複屈折素子72を間隔をおいて設置すると共に、そ
の後段に偏波方向が直交関係にある同じ光路の入力光を
分離する平行平面型の第2の分離用複屈折素子74と、
偏波方向が直交関係にある異なる光路の光を合成して出
力する平行平面型の第2の合成用複屈折素子76を間隔
をおいて設置する。第1の分離用複屈折素子70と第1
の合成用複屈折素子72との間に、±45度可変ファラ
デー回転子78と1/2波長板80を配置すると共に、
第2の分離用複屈折素子74と第2の合成用複屈折素子
76との間に、1/2波長板82と、±45度可変ファ
ラデー回転子84を配置する。そして、両可変ファラデ
ー回転子78,84による偏波方向の切り換えにより出
力光の透過・遮断を制御する。1/2波長板80,82
は、光学軸がx軸からそれぞれ−22.5度傾いたもの
である。この構成は2段光シャッタとなる。
【0031】(オン状態・光透過状態:図12のA参
照)コイル電流を制御して、両方の可変ファラデー回転
子78,84のファラデー回転方向を共に+45度にセ
ットする。入力ポートからz方向に入力する光は、第1
の分離用複屈折素子70で常光は直進し、異常光は屈折
してy方向に光分離する。そして最初の可変ファラデー
回転子78で偏波方向がそれぞれ+45度回転し、1/
2波長板80で更に+45度回転する。これら両光は第
1の合成用複屈折素子72で合成される。そして第2の
合成用複屈折素子74で再び光分離し、次の1/2波長
板82で偏波方向が+45度回転し、次の可変ファラデ
ー回転子84では偏波方向がそれぞれ+45度回転す
る。一方の光は第2の合成用複屈折素子76に対しては
常光となるのでそのまま直進し、他方の光は合成用複屈
折素子76に対しては異常光であるため、互いに接近す
る方向に屈折する。それら両光は合成されて出力ポート
から出力する。
【0032】(オフ状態・光遮断状態:図12のB参
照)コイル電流を制御して、両方の可変ファラデー回転
子78,84のファラデー回転方向を共に−45度にセ
ットする。入力ポートからz方向に入力する光は、第1
の分離用複屈折素子78で常光は直進し、異常光は屈折
してy方向に光分離する。そして最初の可変ファラデー
回転子78で偏波方向がそれぞれ−45度回転し、1/
2波長板80では+45度回転する。一方の光は第1の
合成用複屈折素子72に対しては常光であるためそのま
ま直進し、他方の光は第1の合成用複屈折素子72に対
しては異常光であるため更にy方向に離れる方向に屈折
する。そして次の第2の分離用複屈折素子74で光は更
に離れるように屈折する。1/2波長板82で偏光方向
が+45度回転し、次の可変ファラデー回転子84で偏
波方向がそれぞれ−45度回転する。一方の光は第2の
合成用複屈折素子76に対しては常光であるためそのま
ま直進し、他方の光は第2の合成用複屈折素子76に対
しては異常光となり、更に離れる方向に屈折する。その
結果、両光は更に大きく分離し、出力ポートには結合し
ない。
【0033】図9に示すような部品配列で2個の±45
度可変ファラデー回転子を1つのコイルにて切り換える
構成の光シャッタについて、いくつか試作し特性を測定
したところ、次に示すような良好な結果が得られた。 ・挿入損失(透過時の入力ポート→出力ポート):0.
45〜0.60dB ・アイソレーション(透過時の出力ポート→入力ポー
ト):58.0〜63.7dB ・クロストーク(遮断時の入力ポート→出力ポート):
58.2〜63.1dB ・応答時間:0.55〜0.65ミリ秒
【0034】上記の各実施例では、ファラデー素子に外
部磁界を印加するための磁気回路に角形ヒステリシス特
性を呈する半硬磁性材料を用いてパルス的に短時間電流
を流すことで磁化方向を切り換え保持する構成である。
しかし、磁気回路に軟磁性材料を用いて、常時一方向に
電流を流し続け、反転させたいときには逆方向に電流を
流し続けるような構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記のように構成した磁気光学
式の光シャッタであるので、可動部分を持たないために
透過・遮断の切換速度が速く、小型化でき、特性劣化が
生じ難く、信頼性を向上でき、受光素子などを確実に保
護することができる。
【0036】また本発明に係る光シャッタは平行平面型
の複屈折素子を用いるために、加工が容易であり、比較
的安価であるし、光軸に垂直方向の位置ずれは光透過・
遮断の精度に大きな影響を及ぼさないために、組み立て
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光シャッタの一実施例を示す部品
配列図。
【図2】その構造例の説明図。
【図3】可変ファラデー回転子の動作説明図。
【図4】その光路説明図。
【図5】本発明に係る光シャッタの他の実施例を示す光
路説明図。
【図6】本発明に係る光シャッタの他の実施例を示す部
品配列図。
【図7】その構造例の説明図。
【図8】その光路説明図。
【図9】本発明に係る光シャッタの更に他の実施例を示
す部品配列図。
【図10】その光路説明図。
【図11】本発明に係る光シャッタの更に他の実施例を
示す部品配列図。
【図12】その光路説明図。
【符号の説明】
10 分離用複屈折素子 12 合成用複屈折素子 14 偏波回転手段 16 ±45度可変ファラデー回転子 18 1/2波長板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹下 秀生 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 (72)発明者 和田 秀亮 東京都港区新橋5丁目36番11号 エフ・デ ィー・ケイ株式会社内 Fターム(参考) 2H079 AA03 BA01 CA22 EA11 EB18 HA11 HA15 KA17 KA20 2H099 AA01 CA05 CA08 DA09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏波方向が直交関係にある同じ光路の入
    力光を分離する平行平面型の分離用複屈折素子と、偏波
    方向が直交関係にある異なる光路の光を合成して出力す
    る平行平面型の合成用複屈折素子を間隔をおいて設置
    し、 分離用複屈折素子と合成用複屈折素子との間に、可変フ
    ァラデー回転子を備え偏波方向を磁気光学的に制御する
    偏波回転手段を配置し、該可変ファラデー回転子による
    偏波方向の切り換えにより出力光の透過・遮断を制御す
    ることを特徴とする光シャッタ。
  2. 【請求項2】 偏波回転手段は、±45度可変ファラデ
    ー回転子と、偏波方向を45度回転させるように光学軸
    を設定した1/2波長板の組み合わせからなる請求項1
    記載の光シャッタ。
  3. 【請求項3】 偏波回転手段は、偏波方向を45度回転
    させる1/2波長板と、該1/2波長板の通過光をその
    まま通過させるように光学軸を両側光路で対称に設定し
    た一対の偏光子と、±45度可変ファラデー回転子と
    を、その順序に配列した構造である請求項1記載の光シ
    ャッタ。
  4. 【請求項4】 偏波方向が直交関係にある同じ光路の入
    力光を分離する平行平面型の分離用複屈折素子と、偏波
    方向に応じて光路を制御する平行平面型の光路制御用複
    屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異なる光路の光
    を合成して出力する平行平面型の合成用複屈折素子を間
    隔をおいて設置し、 分離用複屈折素子と光路制御用複屈折素子との間、及び
    光路制御用複屈折素子と合成用複屈折素子との間に、そ
    れぞれ偏波方向を45度回転させる偏波回転手段を配置
    し、少なくとも一方の偏波回転手段は±45度可変ファ
    ラデー回転子を有し、該可変ファラデー回転子による偏
    波方向の切り換えにより出力光の透過・遮断を制御する
    ことを特徴とする光シャッタ。
  5. 【請求項5】 偏波方向が直交関係にある同じ光路の入
    力光を分離する平行平面型の分離用複屈折素子と、偏波
    方向に応じて光路を制御する平行平面型の光路制御用複
    屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異なる光路の光
    を合成して出力する平行平面型の合成用複屈折素子を間
    隔をおいて設置し、 分離用複屈折素子と光路制御用複屈折素子との間に、偏
    波方向を直交から平行に変換する第1の偏波回転手段を
    配置し、光路制御用複屈折素子と合成用複屈折素子との
    間にも、偏波方向を直交から平行に変換する第2の偏波
    回転手段を配置し、少なくとも一方の偏波回転手段は±
    45度可変ファラデー回転子を有し、該可変ファラデー
    回転子による偏波方向の切り換えにより出力光の透過・
    遮断を制御することを特徴とする光シャッタ。
  6. 【請求項6】 偏波方向が直交関係にある同じ光路の入
    力光を分離する平行平面型の第1の分離用複屈折素子
    と、偏波方向が直交関係にある異なる光路の光を合成し
    て出力する平行平面型の第1の合成用複屈折素子とを間
    隔をおいて設置すると共に、その後段に偏波方向が直交
    関係にある同じ光路の入力光を分離する平行平面型の第
    2の分離用複屈折素子と、偏波方向が直交関係にある異
    なる光路の光を合成して出力する平行平面型の第2の合
    成用複屈折素子を間隔をおいて設置し、 第1の分離用複屈折素子と第1の合成用複屈折素子との
    間に、可変ファラデー回転子を備え偏波方向を制御する
    第1の偏波回転手段を配置すると共に、第2の分離用複
    屈折素子と第2の合成用複屈折素子との間に、可変ファ
    ラデー回転子を備え偏波方向を制御する第2の偏波回転
    手段を配置し、両可変ファラデー回転子による偏波方向
    の切り換えにより出力光の透過・遮断を制御することを
    特徴とする光シャッタ。
  7. 【請求項7】 可変ファラデー回転子は、ファラデー素
    子と可変磁界印加手段とからなり、該可変磁界印加手段
    はコイルを具備しギャップを有する磁気回路から構成さ
    れ、印加磁界方向の制御によりファラデー回転方向を切
    り換える請求項1乃至6のいずれかに記載の光シャッ
    タ。
  8. 【請求項8】 可変ファラデー回転子は、ファラデー素
    子と可変磁界印加手段とからなり、該可変磁界印加手段
    はコイルを具備し複数のギャップを有する単一の磁気回
    路から構成され、印加磁界方向の制御によりファラデー
    回転方向を切り換える請求項4乃至6のいずれかに記載
    の光シャッタ。
  9. 【請求項9】 磁気回路は半硬質磁性材料からなり、コ
    イル通電電流を遮断してもファラデー回転方向を維持可
    能とした請求項7又は8記載の光シャッタ。
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