JP2003035820A - 円偏光板およびそれを用いた液晶ディスプレイ - Google Patents
円偏光板およびそれを用いた液晶ディスプレイInfo
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Abstract
れを用いた液晶ディスプレイを提供する。 【解決手段】 円偏光板16は、二軸性位相差フィルムの
単体又は複層体からなり入射角60度での位相差(1/4 ±
3/40)×πなる1/4 波長板14の一面側に、C型(偏光子
1に面内位相差250 〜300nm 、Nz 0.1 〜0.4 なる二軸
性の位相差フィルム17を直交型に重ねてなる)又はP型
(偏光子1に面内位相差250 〜300nm 、N z 0.6 〜1.1
なる二軸性の位相差フィルム18を平行型に重ねてなる)
の広視野角偏光板15をその位相差フィルム層側で対面配
置してなる。また液晶ディスプレイは、液晶セル19の片
側又は液晶セル20の両側に円偏光板16をその1/4 波長板
側で対面配置してなる。
Description
れを用いた液晶ディスプレイ(以下、LCDとも記
す。)に関する。本発明において、位相差フィルムの厚
さはd、位相差フィルムの遅相軸方向、進相軸方向、厚
さ方向の各屈折率は夫々ne 、no 、nZ で表されるも
のとし、面内位相差とは、式:(ne −no )dで定義
される量であり、NZ とは、式:(ne −nZ )/(n
e −no )で定義される量であり、また、直交型とは、
位相差フィルムの遅相軸が偏光子の吸収軸に対して直交
位にある軸配置型を意味し、平行型とは、位相差フィル
ムの遅相軸が偏光子の吸収軸に対して平行位にある軸配
置型を意味する。
子であり、直線偏光を円偏光に、または円偏光を直線偏
光に変換することからこれまで多くの光学系に用いられ
てきている。一般に位相子には位相差の波長依存性が存
在するため、1/4 波長板は、用いる光源(例:レーザー
等)の波長に対して1/4 波長条件を満たすように設計さ
れている。また光の入射角度に対しても位相差が変化す
ることから、位相子に対して光が垂直に入射するように
光学系が設計されている。
型液晶ディスプレイが携帯情報端末用ディスプレイとし
て注目され開発が進んできている。反射型液晶ディスプ
レイは基本的には図2(a)に示すように1枚の偏光子
1、液晶2、反射板3から構成されている。なお4はカ
ラーフィルタ、5はガラス基板である。反射型LCDに
おいて黒表示を行うためには、偏光子を通過した直線偏
光の偏光方向を、該直線偏光が反射板で反射し再び偏光
子に入射する際に、90度回転させる必要がある。このた
めには液晶セル全体の位相差が往復でπ(片道でπ/2)
必要であることから、図1(b)に示すように1/4 波長
板6が一般に反射型LCDに用いられている。しかし、
これまでに用いられてきた光学系と異なり、反射型LC
Dでは周囲のあらゆる方角からあらゆる波長の光が入射
するため、入射角度依存性が無くかつ1/4 波長条件を満
たす波長帯域幅の広い(広波長帯域)1/4 波長板の実現
が必要となってきている。
は、これまでに以下の三つの方法が提案されている。 波長分散の異なる(材料の異なる)二種類の位相差
フィルムを用い、その遅相軸が直交するように積層する
方法 1/4波長板に複数枚の1/2 波長板を積層する方法 (積
層する遅相軸の方位は設計により異なる) 広波長範囲で1/4 波長条件を満たすような材料を開
発(A.Uchiyama, T.Yatabe :SID 01 DIGEST,p566-569) しかし、広波長帯域化した1/4 波長板の広視野角化はこ
れまで実現されていなかった。そこで、本発明者らは広
視野角・広波長帯域1/4 波長板の設計法について検討を
行ない、その設計法(A法と仮称)を1997年AM-LCD学会
において発表した(T.Ishinabe, T.Uchida, T.Miyashit
a, M.Suzuki :AM-LCD '97,p135-138)。このA法は二軸
性の位相差フィルムを用いて広波長帯域化の設計を行う
もので、上記〜の方法全てに適用することができる
(前記学会ではの方法に適用した例について説明し
た。)。
とする多くの光学系では、1/4波長板に偏光子を積層し
たものが円偏光板として使用される。1/4波長板の入射
角依存性及び波長依存性は、前記A法により改善するこ
とが可能であるが、従来の偏光子では入射角依存性が大
きいため広視野角1/4 波長板に積層しても広視野角の円
偏光板とすることはできないという問題があった。
性のほとんどない円偏光板とそれを用いた液晶ディスプ
レイを提供することを目的とする。
フィルムの単体又は複層体からなり入射角60度で(1/4
±3/40)×πなる位相差をもつ1/4 波長板の一面側に、
下記C型又はP型の広視野角偏光板をその位相差フィル
ム層側で対面配置してなることを特徴とする円偏光板で
ある。また、本発明は、液晶セルの片側又は両側に前記
円偏光板をその1/4 波長板側で対面配置してなることを
特徴とする液晶ディスプレイである。
〜0.4 なる複屈折特性を有する二軸性の位相差フィルム
を直交型に重ねてなる広視野角偏光板 P型:偏光子に面内位相差=250 〜300nm 、Nz =0.6
〜1.1 なる複屈折特性を有する二軸性の位相差フィルム
を平行型に重ねてなる広視野角偏光板
フィルムと偏光子の広視野角化と広波長帯域(以下、広
帯域とも記す。)化に関する研究結果について述べる。 (i) 位相差フィルムの広波長帯域化 位相差フィルムの広波長帯域化については前記の方法
で検討を行った。このの方法は、使用する位相差フィ
ルムの波長分散に大きく影響されずに制御が可能である
ことから、材料の選択性が良いという点で優れた方法で
ある。
子8から構成される光学系を考える。位相差フィルム7
によって変換された光を最も効果的に吸収するように偏
光子8の吸収軸13の方位(吸収軸方位)を定めると、偏
光子8を通過した光の強度Lが最小になるように位相差
フィルム7の枚数N、位相差δ、遅相軸13の方位(遅相
軸方位)φを最適化することで、位相差フィルム7の波
長依存性を小さくすることができる。設計の一例として
N=3とした場合における1/4 波長板の広帯域化につい
て検討を行った。位相差フィルムの位相差は設計波長λ
0 を用いてそれぞれ次式で表わされる。
偏光子の吸収軸の方位φp は、一枚目の位相差フィルム
の遅相軸13に対する二枚目及び三枚目の位相差フィルム
の遅相軸方位φ1 、φ2 を用いて次式で表わされる。 φp =φ2 ーφ1 −π/4 (2) このことから偏光子を通過する光の強度Lを設計波長λ
0 及び位相差フィルムの遅相軸方位φ1 、φ2 の関数で
表わすことができる。従ってLが最小となるように設計
波長及び位相差フィルムの遅相軸方位を最適化すること
で位相差フィルムの広波長帯域化が実現できる。以上の
解析に基づいて試作した1/4 波長板の正面観察時におけ
る波長特性を図4に示す。鏡面反射板に前記試作した1/
4 波長板(N=3)及び偏光子を積層し、反射光の波長
依存性を測定した。比較として一枚の位相差フィルムか
ら構成される1/4 波長板の特性を併示する。同図より一
枚の位相差フィルムを用いた場合(N=1)と比べ前記
試作した1/4 波長板(広帯域1/4 波長板;N=3)の帯
域幅は極めて広いことがわかる。 (ii)位相差フィルムの広視野角化 位相差フィルムの視角依存性について解析を行うため、
ポアンカレ球を用いた解析法を斜め観察の場合まで拡張
した。媒質の複屈折が非常に小さい場合, 近似的に常光
と異常光の波数ベクトルの違いを無視することができる
(P.Yeh :Journal of the Optical Society of Americ
a, Vol.72, p.507(1982) )。このことから、常光と異
常光の偏光ベクトルo* ,e* は次式で表わされる。
示す方位を表し、ko * は常光の波数ベクトルを表す。
積層した媒体間における反射を無視すると、二軸性位相
差媒体を表すミューラー行列はΓとΨの関数で表すこと
ができる。ここでΓは斜め観察時における位相差を表
し、次式で定義される。
であり、dは膜厚を表す。またΨは二軸性位相差フィル
ムの遅相軸方位を表し、o* (常光の偏光ベクトル)と
s* (入射面に垂直なベクトル)のなす角度で定義され
る。複数の位相差フィルムで構成される広帯域位相差フ
ィルムを広視野角化するためには、構成する各位相差フ
ィルムの位相差Γ及び遅相軸方位Ψが観察角度によって
変化しないことが必要である。そこで位相差及び遅相軸
方位の広視野角化条件について検討を行った。
される。 Γ=(2πd/ λ)[ne √{1−(sin2φc / ne 2 +cos2φc / nz 2 )n2 sin2θi }ーno √{1−(sin2φc / nz 2 +cos2φc / no 2 )n2 sin2θi }] (5) ここでne ,no ,nz は二軸性位相差フィルムの主屈
折率を表し、φc はc * の方位角、θi は観察角度を表
す。式(5) より位相差がθi に依存しない条件は次式で
表される。
される。 Ψ=arccos[ (1/ηe −1/ηo )sin φc cos φc /√{(no 2 / ηz 2 )(1/(n2 sin2θi )−cos2φc / no 2 −sin2φc / ne 2 )+sin2φc / ηo 2 +cos2φc / ηe 2 }] (7) なお、ηz =(nsin θi )2 +no 2 {1−(sin2φ
c / nz 2 +cos2φc/ no 2 )n2 sin2θi }−nz
2 、 ηo =(nsin θi )2 +no 2 {1−(sin2φc / n
z 2 +cos2φc/ no 2 )n2 sin2θi }−no 2 、 ηe =(nsin θi )2 +no 2 {1−(sin2φc / n
z 2 +cos2φc/ no 2 )n2 sin2θi }−ne 2 であ
る。
のように定義すると、 Ψ0 =φc (8) 式(7) 及び式(8) から遅相軸方位Ψを広視野角化するた
めには観察角度に対する遅相軸方位の変化量ΔΨ=Ψー
Ψ0 を常に0にすればよいことがわかる。ここで位相差
の広視野角条件と遅相軸方位の広視野角条件とは一般に
相異なることから、本研究では観察角度に対して位相差
フィルムを通過した光の偏光状態の変化が最小となる屈
折率の条件を位相差フィルムの広視野角条件として設計
を行った。以上の結果に基づいて設計した二軸性位相差
フィルムBXの位相差と遅相軸方位の視角依存性を図5
(a),(b)に示す。また、比較として一軸性位相差
フィルムUXの特性を併示する。同図より、前記設計した
二軸性位相差フィルムBXの位相差及び遅相軸方位は観察
角度の変化に対してほとんど変化していないことがわか
る。
ムBXを用いて設計した広帯域1/4 波長板の視角特性を図
6に示す。同図は、設計した広帯域1/4 波長板に円偏光
の光を入射し、射出した光の偏光状態の観察角度に対す
る変化を計算した結果を示している。同図より、設計し
た広帯域1/4 波長板から射出される光の偏光状態の変化
は極めて小さく、広視野角二軸性位相差フィルムを用い
て波長特性の広帯域化を行うことにより、広視野角- 広
帯域1/4 波長板を実現できることが示された。 (iii) 偏光子の広視野角化と広波長帯域化 直交偏光子における光漏れの原理を図7に示す。直交偏
光子は二枚の偏光子を互いの吸収軸が直交するように対
面配置したもので、両者を区別する場合、光の入射側を
偏光子(ポラライザ)、射出側を検光子(アナライザ)
と呼ぶ。吸収軸方位をそれぞれ+45度、−45度にして積
層した直交偏光子において0度方位からこれらを観察し
た場合、吸収軸の実効的な角度は観察角度θi の変化に
伴い増加する。この結果、二枚の偏光子の吸収軸のなす
角度が90度からずれ、光漏れが生じる。
は、図8に示すように、偏光子を通過した直後の光の偏
光状態P1 を検光子に入射する直前で状態Eに変換すれ
ばよい。ここで状態Eは検光子の透過軸の方位A1 に直
交した直線偏光を表す。J.ChenらはA-プレート及びC-プ
レートの組合わせ又は一枚の二軸性位相差フィルムを用
いることで偏光状態P1 を状態Eに変換できることを報
告している(J.Chen,K.-H.Kim, J.-J.Jyu, J.H.Souk,
J.R.Kelly and P.J.Bos : SID98 Digest, p.315(1998)
)。図9はA-プレート及びC-プレートを用いた広視野
角偏光方式(従来偏光系)における視角依存性の補償原
理を示す説明図である。しかし、従来偏光系ではA-プレ
ート及びC-プレート又は二軸性位相差フィルムが持つ位
相差の波長依存性により、図10に示すように、変換した
光の偏光状態に波長依存性が生じる(図10中、R、G、
Bは赤、緑、青)。このことは斜め観察時における直交
偏光子の吸光度を低下させる原因となるため問題となっ
ている。
の二軸性位相差フィルムを用いた広視野角偏光方式(本
研究偏光系)を案出した。本研究偏光系における視角依
存性の補償原理を図11に示す。偏光子を通過した光P1
は一枚目の二軸性位相差フィルムBX1 により正面観察時
と同じ偏光状態であるP0 に変換され、次に二枚目の二
軸性位相差フィルムBX2 により状態Eに変換される。本
研究偏光系による偏光状態の変化をポアンカレ球9のS
1-S3 面に表したものを図12に示す。図12は波長依存性
の補償原理を示している。すなわち、本研究偏光系で
は、(i) で述べた位相差フィルムの広帯域化の原理を用
い、一枚目の二軸性位相差フィルムによって生じた偏光
状態の波長依存性を二枚目の二軸性位相差フィルムによ
って補償することにより、広帯域化を実現している。
図において一枚目, 二枚目の二軸性位相差フィルムBX1,
BX2 の遅相軸13はフィルムの屈折率が最大になる方位に
沿い、該方位は互いに平行でかつ偏光子8または検光子
10の吸収軸12に対して平行または直交に配置されてい
る。斜め観察において二軸性位相差フィルムの遅相軸は
偏光子の吸収軸方位からずれることから、この結果生じ
る位相差を最適化することにより偏光状態を状態P0 及
び状態Eに変換することができる。
ムの最適化条件は以下のC1,C2 である(図14)。 C1:二枚の二軸性位相差フィルムの位相差Γは等しく、
観察角度θi によらずπ又はーπである。 C2:観察角度の変化による遅相軸方位Ψの変化量ΔΨf
はそれぞれΔΨp /2とーΔΨp /2である。ここに、ΔΨ
p は偏光子の吸収軸方位の変化量を表す。
に上記条件C1,C2 を満たすような二軸性位相差フィルム
の複屈折特性を導出し、それらのうちから広い視角範囲
で小さい透過率を示すものを抽出し、本発明用偏光板の
要件が決定された。例えば図13において一枚目の二軸性
位相差フィルムBX1 の複屈折率特性を面内位相差=250
〜300nm 、Nz =0.6 〜1.1 とすると、偏光子8と二軸
性位相差フィルムBX1 との二層体がP型の広視野角偏光
板をなす。また例えば同図において二枚目の二軸性位相
差フィルムBX2 の複屈折率特性を面内位相差=250 〜30
0nm、Nz =0.1 〜0.4 とすると、検光子10と二軸性位
相差フィルムBX2 との二層体がC型の広視野角偏光板を
なす。本発明用偏光板は、その偏光子層の外面上にTA
Cよりも位相差の小さい透明保護膜を配置したものでも
よい。
の波長依存性の例を、通常型(#1)、従来広視野角型(#
2)、本発明広視野角型(#3)について示すグラフである。
直交偏光子の構成は、#1:偏光子+検光子、#2:偏光子
+A-プレート+C-プレート/検光子、#3:本発明用偏光
板のP型+同C型、とした。図示のように、本発明用偏
光板を用いた直交偏光子では波長依存性及び光漏れが極
めて小さい。また、図16は、通常型(#1)、本発明広視野
角型(#3)の直交偏光子の視角依存性を示すグラフであ
る。半径方向がθi 軸方向、円周方向がφ軸方向であ
る。図示のように、本発明用偏光板を用いた直交偏光子
では全方位に亘って光漏れが極めて小さい。
角偏光板すなわち前記本発明用偏光板と(ii)で述べた手
法により設計した広視野角- 広帯域1/4 波長板とを組合
わせることにより、広帯域- 広視野角の円偏光板が得ら
れることを見出し、請求項1〜2に記載される本発明を
なした。本発明用1/4 波長板は二軸性位相差フィルムで
構成される必要がある。1/4 波長板を一軸性位相差フィ
ルムで構成したのでは円偏光板の視角特性が不十分なも
のとなる。二軸性位相差フィルムは単体, 複層体のいず
れの構造に形成されてもよい。
察角度)60度での位相差が(1/4 ±3/40)×πとなるも
のとした。この位相差はπ/4であることが理想である
が、製作誤差の所為でこの理想は実現させ難い。そこ
で、本発明の円偏光板を反射型LCDに用いる場合につ
いて、あるレベル以上のコントラスト比を得るという観
点から許容できる位相差の範囲を理論的に検討し、その
結果(例えば図17に示す)に基づいて本発明用1/4 波長
板が具備すべき位相差を(1/4 ±3/40)×π、すなわち
7π/40 〜13π/40 なる範囲に限定した。この範囲の位
相差とすることにより、コントラスト比=約5(新聞紙
相当)以上を確保できる。なお、前記位相差は、好まし
くは(1/4 ±2/40)×π(∵コントラスト比=約10以上
を確保可能)、さらに好ましくは(1/4 ±1/40)×π
(∵コントラスト比=約100 以上を確保可能)である。
うな層構造を有する。図示のように、円偏光板16は広視
野角偏光板15の位相差フィルム17(または18)層側に1/
4 波長板14を積層してなる。C型広視野角偏光板用の位
相差フィルム17は二軸性で面内位相差250 〜300nm 、N
z 0.1 〜0.4 なる複屈折特性を有する。またP型広視野
角偏光板用の位相差フィルム18は二軸性で面内位相差=
250 〜300nm 、Nz =0.6 〜1.1 なる複屈折特性を有す
る。また1/4 波長板14は二軸性位相差フィルムの単体
(複層体でもよい)からなり入射角60度での位相差(1/
4 ±3/40)×πをもつ。
には格別の限定はなく、通常用いられる種々の製造方法
のうちから本発明要件を満たすように取捨選択した適宜
のものを用いて製造しうる。次に、本発明の液晶ディス
プレイは、液晶セルの片側又は両側に本発明の円偏光板
をその1/4 波長板側で対面配置したもので、例えば図18
に示すような層構造を有する。
16をその1/4 波長板14側で対面配置してなる反射型LC
Dの例を示している。反射型LCDでは、液晶セル19は
液晶2を反射板3とガラス基板5とで挟んで形成され
る。液晶2とガラス基板5との間には必要に応じてカラ
ーフィルタ4が介装される。なおさらに必要に応じてガ
ラス基板5上に位相差フィルム(図示せず)を積層する
場合もある。円偏光板16は、その1/4 波長板14層が液晶
セル19のガラス基板5(又はその上の図示しない位相差
フィルム)層上に位置するように配置される。
光板16をその1/4 波長板14側で対面配置してなる透過型
LCDの例を示している。透過型LCDでは、液晶セル
20は液晶2を2枚のガラス基板5,5で挟んで形成され
る。液晶2と被視側ガラス基板5との間には必要に応じ
てカラーフィルタ4が介装される。なおさらに必要に応
じてガラス基板5上に位相差フィルム(図示せず)を積
層する場合もある。円偏光板16は、その1/4 波長板14層
が液晶セル20のガラス基板5(又はその上の図示しない
位相差フィルム)層上に位置するように配置される。ま
た液晶セル19の反被視側に位置する円偏光板16の広視野
角偏光板15側にはバックライト21が配置される。
製造方法には格別の限定はなく、通常用いられる種々の
製造方法のうちから本発明要件を満たすように取捨選択
した適宜のものを用いて製造しうる。
例)の構成になる円偏光板を設計し、その1/4 波長板側
に鏡面反射板を配置したものについて反射率の入射角度
依存性を計算で求めた。 a:一軸性位相差フィルム単体からなる1/4 波長板(位
相差π/4)+偏光子 b:一軸性位相差フィルム単体からなる1/4 波長板(位
相差π/4)+C型広視野角偏光板(面内位相差275nm 、
Nz 0.25の二軸性位相差フィルム+偏光子) c:二軸性位相差フィルム単体からなる1/4 波長板(位
相差π/4)+偏光子 d:二軸性位相差フィルム単体からなる1/4 波長板(位
相差π/4)+C型広視野角偏光板(面内位相差275nm 、
Nz 0.25の二軸性位相差フィルム+偏光子) その結果を図19にグラフで示す。半径方向がθi 軸方
向、円周方向がφ軸方向である。図示のように、比較例
(a〜c)ではいずれも反射率1%超となる角度範囲が
存在したのに対し、実施例(d)では全角度範囲に亘っ
て反射率1%以下が達成された。
面(被視側)に円偏光板16を配置した反射型LCDを設
計した。液晶セル19はハイブリッドアラインメントセル
とした。またそのガラス基板5上に適宜の二軸性位相差
フィルムBXを配置した。同図の(a)は円偏光板16を
「一軸性位相差フィルム単体からなる1/4 波長板6(位
相差π/4)+偏光子1」で構成した比較例である。また
同図の(b)は円偏光板16を「二軸性位相差フィルムBX
の三層体からなる1/4 波長板14(位相差π/4)+P型の
広視野角偏光板15(面内位相差275nm 、Nz 0.85の二軸
性位相差フィルム18+偏光子1 )」で構成した実施例で
ある。
ついてコントラスト比の視角依存性を計算で求めた。そ
の結果を図21にグラフで示す。半径方向がθi 軸方向、
円周方向がφ軸方向である。図示のように、実施例
(b)では比較例(a)に比べ、高コントラスト比の視
角範囲が大幅に拡大し、表示品位が飛躍的に向上するこ
とが示された。
の円偏光板が実現し、これをLCDに適用してLCDの
表示品位を飛躍的に向上させることができるという優れ
た効果を奏する。半径方向がθi 軸方向、円周方向がφ
軸方向である。
ある。
板を用いた構成(b)を示す模式図である。
の例を示す模式図である。
である。
例を示すグラフである。
る。
な偏光状態の変化説明図である。
図である。
明図である。
明図である。
最適化条件を示す説明図である。
の例を、通常型(#1)、従来広視野角型(#2)、本発明広視
野角型(#3)について示すグラフである。
子の視角依存性を示すグラフである。
Dのコントラスト比との関係の例を示すグラフである。
模式図である。
における反射率の入射角度依存性を示すグラフである。
造を示す模式図である。
るコントラスト比の視角依存性を示すグラフである。
体) 15 広視野角偏光板 16 円偏光板 17 位相差フィルム(C型広視野角偏光板用) 18 位相差フィルム(P型広視野角偏光板用) 19 液晶セル(反射型) 20 液晶セル(透過型) 21 バックライト BX 二軸性位相差フィルム UX 一軸性位相差フィルム
9)
内の少なくとも一部の波長において、入射角(観察角
度)60度での位相差が(1/4 ±3/40)×πとなるものと
した。この位相差はπ/4であることが理想であるが、製
作誤差の所為でこの理想は実現させ難い。そこで、本発
明の円偏光板を反射型LCDに用いる場合について、あ
るレベル以上のコントラスト比を得るという観点から許
容できる位相差の範囲を理論的に検討し、その結果(例
えば図17に示す)に基づいて本発明用1/4 波長板が具備
すべき位相差を(1/4 ±3/40)×π、すなわち7π/40
〜13π/40 なる範囲に限定した。この範囲の位相差とす
ることにより、コントラスト比=約5(新聞紙相当)以
上を確保できる。なお、前記位相差は、好ましくは(1/
4 ±2/40)×π(∵コントラスト比=約10以上を確保可
能)、さらに好ましくは(1/4 ±1/40)×π(∵コント
ラスト比=約100 以上を確保可能)である。
Claims (2)
- 【請求項1】 二軸性位相差フィルムの単体又は複層体
からなり入射角60度で(1/4 ±3/40)×πなる位相差を
もつ1/4 波長板の一面側に、下記C型又はP型の広視野
角偏光板をその位相差フィルム層側で対面配置してなる
ことを特徴とする円偏光板。 記 C型:偏光子に面内位相差=250 〜300nm 、Nz =0.1
〜0.4 なる複屈折特性を有する二軸性の位相差フィルム
を直交型に重ねてなる広視野角偏光板 P型:偏光子に面内位相差=250 〜300nm 、Nz =0.6
〜1.1 なる複屈折特性を有する二軸性の位相差フィルム
を平行型に重ねてなる広視野角偏光板 - 【請求項2】 液晶セルの片側又は両側に請求項1記載
の円偏光板をその1/4 波長板側で対面配置してなること
を特徴とする液晶ディスプレイ。
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