JP2003035712A - HBs ANTIBODY MEASURING REAGENT - Google Patents
HBs ANTIBODY MEASURING REAGENTInfo
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は免疫学的な測定試薬
に関する。より詳しくはB型肝炎ウイルス表面抗原(以
下HBs抗原という)に対する抗体(以下HBs抗体と
いう)を定性または定量するための免疫学的測定試薬に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体液中に含まれる多くの微量成分
を、簡便性の点から免疫学的な方法で測定することが多
くなってきている。その項目の1つにB型肝炎ウイルス
に関する検査がある。このうちHBs抗体の測定はB型
肝炎の発見やワクチン接種後におけるモニタリングの指
標として重要視されている。一般にHBs抗体の測定に
は、凝集法(以下PA法という)、放射性同位元素標識
物を用いた放射免疫測定法(以下RIA法という)、酵
素標識物を用いた酵素免疫測定法(以下EIA法とい
う)等が用いられている。PA法は操作が簡便で迅速な
処理が可能であるが、他方感度が低く、測定範囲が狭い
等の問題点を有している。RIA法は検出感度の点でP
A法より優れているが、放射性物質を使用するため取り
扱いが煩雑になるという欠点を有する。一方、EIA法
は放射性物質を使わないため取り扱いが容易で、高感度
でしかも測定範囲も広いことから、今後、ますます需要
が高まるものと予測される。しかし、このEIA法にお
いても測定に要する時間が長く、特に分析装置を用いた
場合には、検体処理能力が低くなるという問題点を有し
ている。この問題点を解決するため、最近では、チュー
ブ状の固相や磁性粒子等にHBs抗原を担持させ、短時
間でB/F分離を行う工夫がなされるようになったが、
新たに非特異的な反応の出現や感度低下、測定域が狭く
なるなどの問題点が見られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、固相
にHBs抗原を担持させたHBs抗体測定試薬において
非特異反応を起こすことなく、測定時間の延長もなく、
高感度で、かつ測定範囲の広いHBs抗体測定試薬を提
供することにある。本発明の他の目的および利点は、以
下の説明から明らかになろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者によれば、本発
明の上記目的および利点は、(1)ビオチン化HBs抗
原とアルブミンを含有しそしてビオチン化HBs抗原濃
度が1〜100μg/mLである第1水溶液、および
(2)酵素標識HBs抗原、アルブミンおよび牛胎児血
清を含有しそして酵素標識HBs抗原の濃度が1〜10
0μg/mLである第2水溶液の組合せからなる、サン
ドイッチ法によりHBs抗体の存在を定性または定量す
るための組合せ試薬によって達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に述べ
るが、本発明で使用する物質、製法、操作法は以下に限
定されるものではない。
【0006】第1水溶液
本発明におけるビオチン化HBs抗原とはHBs抗原を
ビオチン化したものであり、例えばHBs抗原とビオチ
ンラベル化剤を公知の方法により反応させることにより
得ることができる。ビオチンラベル化剤は、例えばBi
otin−OSu、Biotin−AC5−OSuの市
販品として入手することができる。
【0007】一般に、HBs抗原はadw,adr,a
ywおよびayrの4つのサブタイプに分類されるが、
本発明に用いられるHBs抗原は前記のどのサブタイプ
のものであってもよい。本発明の第1溶液は、かかるH
Bs抗原をビオチン化したビオチン化HBs抗原を含有
する。このとき該抗原濃度は1〜100μg/mLであ
る。1μg/mLより低い濃度だと測定範囲の上限が低
下し、100μg/mLより高い濃度だと検出下限の感
度が低下してしまう。第1水溶液には少なくとも前記濃
度範囲内のビオチン化HBs抗原およびアルブミンが含
まれている。
【0008】第1水溶液に含まれるアルブミンとして
は、例えばウシ血清アルブミン(以下BSAという)、
ヤギ血清アルブミン、マウス血清アルブミン、ロバ血清
アルブミン、ウサギ血清アルブミンおよびヒト血清アル
ブミンが好適に用いられる。なかでも比較的安価である
という理由から特にBSAが好適に用いられる。アルブ
ミンの濃度としては、感度向上効果の観点から、特に
0.1〜10重量%が好ましい。
【0009】本発明の第1溶液は、その他例えばNaC
l,KCl,Na2HPO4,NaH 2PO4等の無機塩、
HBs抗原とは反応を示さないマウスIgGあるいはヒ
トIgG等の有機物、NaN3、Microcide
I、III等の防腐剤等を含有することができる。第一水
溶液のpHは5〜9の範囲にあることが望ましい。これ
よりも高くても低くても該水溶液中に含まれるタンパク
が変性し易く特異的な反応が得られにくくなる。
【0010】第2水溶液
本発明における酵素標識HBs抗原とはHBs抗原を公
知の方法により酵素標識したものである。標識する酵素
としては、例えばアルカリホスファターゼ、ペルオキシ
ダーゼ、β−グルコシダーゼなどがある。標識が容易で
且つ熱安定性において優れているという理由からペルオ
キシダーゼが好適に用いられる。本発明に用いられるH
Bs抗原はどのサブタイプのものであってもよい。酵素
標識HBs抗原濃度は1〜100μg/mLであり、好
ましくは5〜100μg/mLである。これより低い濃
度だと測定範囲の上限が低下し、これより高い濃度だと
非特異的な反応が起こり正確な測定が不可能になってし
まう。
【0011】第2水溶液に含まれるアルブミンとして
は、第1水溶液について挙げたものと同じものが使用さ
れるが、なかでも比較的安価であるという理由からBS
Aが好適である。アルブミンの濃度は特に限定されるも
のではないが、感度向上効果の観点から特に0.1〜1
0重量%の間で用いるのが好適である。
【0012】本発明において第2水溶液に含まれる牛胎
児血清(以下FCSという)は、1〜50重量%の濃度
範囲で用いるのが効果的である。濃度が低すぎると非特
異反応抑制効果が小さくなり、高すぎると感度が低くな
る。
【0013】かかる第1水溶液と第2水溶液を組み合わ
せて被検体中のHBs抗体の存在を定性または定量する
に際してはサンドイッチ法が用いられる。サンドイッチ
法は、(1)第1水溶液とHBs抗体を含むかもしれな
い被検体液を反応させ、適当な条件でインキュベーショ
ンした後、(2)ビオチンと親和性を有する化合物が担
持された固相に接触させ、次いで固相に結合されなかっ
た未反応のビオチン化HBs抗原およびHBs抗体を除
去し、(3)さらに、第2水溶液を該固相と接触させ、
結合されなかった酵素標識HBs抗原を除去し、(4)
かかる反応にて生成した免疫複合対中の酵素の活性を測
定することによりHBs抗体を定性もしくは定量するも
のである。ここでビオチンと親和性を有する化合物とし
ては、例えば抗ビオチン抗体、アビジン等が挙げられ
る。またビオチンと親和性を有する化合物を担持する固
相は、その形状および材質は特に制限されない。好まし
い形状としては例えばフィルター状、プレート状、チュ
ーブ状、球状のものが挙げられる。好ましい材質として
は例えばガラス、磁性体等の無機物、ポリスチレン、樹
脂、セルロース等の有機物が挙げられる。前記サンドイ
ッチ法において、反応温度は15〜50℃が好ましく、
それ以下では反応に要する時間がかかりすぎ、またそれ
以上ではタンパク変性されるため好ましくない。
【0014】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
【0015】実施例1
(a)試薬の調製
(1)HBs抗原のビオチン化
HBs抗原のビオチン化は、Method Enzym
ol. Vol.184, 162記載の方法に準じて
行った。すなわち10mMのHEPES緩衝液(pH
8.5)440μLに 3mg/mLのHBs抗原(バ
イオラッド社製)50μLと20mMのビオチンラベル
化剤Biotinamidocaprate−NHS
(ナカライテスク社製)10μLを加え、25℃にて3
時間インキュベーションしてビオチン化HBs抗原を得
た。
(2)ビオチン化HBs抗原の精製
未反応のビオチンラベル化剤を除去するため、上記で得
たビオチン化HBs抗原をPD−10(Amercia
m−Pharmacia社製)にて精製した。上記ビオ
チン化HBs抗原500μL に0.15M NaCl
を含むpH7.4の20mM リン酸緩衝液(以下PB
Sという)を2mL加えて、前記PD−10にアプライ
した。続いて3.5mLのPBSを流し、溶出液を回収
した。
(3)第1水溶液の調製
上記精製したビオチン化HBs抗原を最終濃度が40μ
g/mLになるように、ヤギ血清を最終濃度が20%と
なるように、PBSに添加したものを第1水溶液とし
た。
(4)第2水溶液の調製
特開平11−23574号公報に記載の方法に従って作
製したペルオキシダーゼ(以下HRPという)標識HB
s抗原を最終濃度が30μg/mLとなるように、FC
Sを最終濃度が15%になるように、そしてBSAを最
終濃度が1%になるように、PBSに添加したものを第
2水溶液とした。
【0016】(b)測定
被検血清50μLと(3)で調製した第1水溶液10μ
Lを混合し40℃にて5分間インキュベーションし、そ
のうちの50μLを抗ビオチン抗体が固相に担持されて
いるカップ(東洋紡績(株)製)に滴下した。続いて1
%BSAを含むPBSを50μL添加し、さらに(4)
で調製した第2水溶液を10μL添加した。40℃にて
3分間インキュベーションした後、0.05% Twe
en 20を含むPBS 180μLで洗浄し、続いて
3,5,3’,5’−テトラメチルベンジジンを30μ
L滴下し、滴下後5.5〜7.5秒間および40.5〜
42.5秒間における650nmのレーザーの反射強度
の変化を測定した。以上の操作は市販の分析装置ID−
1000(東洋紡績製)を用いて行った。測定結果を表
1に示す。
【0017】比較例1
第1水溶液中のビオチン化HBs抗原濃度を200μg
/mLに調製したこと以外は実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
比較例2
第2水溶液中のHRP標識HBs抗原濃度を0.5μg
/mLに調製したこと以外は実施例1と同様に行った。
測定結果を表1に示す。
比較例3
第1水溶液にBSAを添加せずに調整したこと以外は実
施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
比較例4
第2水溶液にBSAを添加せずに調整したこと以外は実
施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
比較例5
第2水溶液にFCSを添加せずに調整したこと以外は実
施例1と同様に行った。測定結果を表1に示す。
【0018】表1の結果より、第1水溶液中のビオチン
化HBs抗原濃度が高すぎると感度低下が見られ、第2
水溶液中のHRP標識HBs抗原濃度が低すぎると測定
範囲が狭くなる傾向が見られた。また、BSAまたはF
CSの非存在下では被特異的な反応が増強する傾向も見
られた。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明の組み合わせ試薬によって、非特
異反応をおこすことなく、測定時間の延長もなく、かつ
高感度で測定範囲の広い測定試薬の供給が可能になっ
た。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
[0001] The present invention relates to an immunological assay reagent.
About. More specifically, hepatitis B virus surface antigen
Antibodies (hereinafter referred to as HBs antibodies)
) For qualitative or quantitative immunoassay reagents
Related.
[0002]
2. Description of the Related Art In recent years, many trace components contained in body fluids
Is often measured by immunological methods for convenience.
It is getting worse. One of the items is hepatitis B virus
There is an inspection for Among them, measurement of HBs antibody is of type B
Monitoring of hepatitis and monitoring after vaccination
It is regarded as an important marker. Generally for measurement of HBs antibodies
Means aggregation method (hereinafter referred to as PA method), radioisotope labeling
Immunoassay (hereinafter referred to as RIA method)
Enzyme immunoassay using an iodine-labeled product (hereinafter referred to as EIA method)
U) etc. are used. PA method is simple and quick
Processing is possible, but on the other hand low sensitivity and narrow measurement range
And the like. The RIA method uses P in terms of detection sensitivity.
Although it is superior to method A, it uses
There is a disadvantage that handling is complicated. On the other hand, the EIA method
Is easy to handle because it does not use radioactive materials and has high sensitivity
In addition, due to the wide measurement range,
Is expected to increase. However, this EIA method
The time required for the measurement is long even if
In this case, there is a problem that the sample processing capacity is reduced.
ing. To solve this problem, recently,
HBs antigen is supported on a solid phase or magnetic particles
A device for B / F separation has been devised between
New non-specific reactions, reduced sensitivity, narrow measurement range
The problem such as becoming has come to be seen.
[0003]
An object of the present invention is to provide a solid phase
HBs antibody measurement reagent carrying HBs antigen
No non-specific reaction, no increase in measurement time,
Providing HBs antibody measurement reagent with high sensitivity and wide measurement range
To provide. Other objects and advantages of the present invention are as follows.
It will be clear from the description below.
[0004]
According to the present inventors, the present invention
The above objects and advantages of the present invention are as follows: (1) Biotinylated HBs anti-
Containing biotin and albumin and biotinylated HBs antigen concentration
A first aqueous solution having a degree of 1 to 100 μg / mL, and
(2) Enzyme-labeled HBs antigen, albumin and fetal calf blood
Containing enzyme and the concentration of enzyme-labeled HBs antigen is 1-10
A combination of a second aqueous solution of 0 μg / mL,
Qualitative or quantitative determination of the presence of HBs antibodies by the Dutch method
Attained by the combination reagents.
[0005]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, the present invention will be described in detail.
However, the substances, production methods and operation methods used in the present invention are limited to the following.
It is not specified.
[0006]First aqueous solution
The biotinylated HBs antigen in the present invention refers to HBs antigen.
Biotinylated, such as HBs antigen and biotin
By reacting the labeling agent with a known method.
Obtainable. Biotin labeling agents include, for example, Bi
otin-OSu, Biotin-ACFive-OSu City
It can be obtained as a commercial product.
[0007] Generally, HBs antigens are adw, adr, a
It is divided into four subtypes, yw and ayr,
The HBs antigen used in the present invention is any of the subtypes described above.
It may be. The first solution of the present invention comprises such H
Contains biotinylated HBs antigen obtained by biotinylation of Bs antigen
I do. At this time, the antigen concentration is 1 to 100 μg / mL.
You. If the concentration is lower than 1 μg / mL, the upper limit of the measurement range is low.
If the concentration is higher than 100 μg / mL, the
The degree will decrease. The first aqueous solution has at least the above concentration.
Biotinylated HBs antigen and albumin within the range
It is rare.
[0008] As albumin contained in the first aqueous solution
Is, for example, bovine serum albumin (hereinafter referred to as BSA),
Goat serum albumin, mouse serum albumin, donkey serum
Albumin, rabbit serum albumin and human serum albumin
Bumin is preferably used. Relatively inexpensive
For this reason, BSA is particularly preferably used. Albu
As the concentration of min, from the viewpoint of the sensitivity improving effect,
0.1 to 10% by weight is preferred.
[0009] The first solution of the present invention may be, for example, NaC
1, KCl, NaTwoHPOFour, NaH TwoPOFourInorganic salts such as
Mouse IgG or mouse that does not react with HBs antigen
Organic substances such as IgG, NaNThree, Microcide
Preservatives such as I and III can be contained. First water
The pH of the solution is desirably in the range of 5-9. this
Higher or lower than the protein contained in the aqueous solution
Are easily denatured and it is difficult to obtain a specific reaction.
[0010]Second aqueous solution
The enzyme-labeled HBs antigen in the present invention refers to HBs antigen.
Enzyme-labeled by a known method. Labeling enzyme
As for example, alkaline phosphatase, peroxy
Enzymes, β-glucosidase and the like. Easy to sign
Peru because of its excellent thermal stability
Oxidase is preferably used. H used in the present invention
The Bs antigen may be of any subtype. enzyme
The concentration of labeled HBs antigen is 1 to 100 μg / mL.
More preferably, it is 5 to 100 μg / mL. Lower darkness
Lower the upper limit of the measurement range, higher concentrations
Non-specific reactions have made accurate measurements impossible
I will.
As the albumin contained in the second aqueous solution,
Are the same as those listed for the first aqueous solution.
However, because of the relatively low cost, BS
A is preferred. Although the concentration of albumin is particularly limited,
However, from the viewpoint of the sensitivity improvement effect,
It is preferred to use between 0% by weight.
In the present invention, the calf contained in the second aqueous solution
Infant serum (hereinafter referred to as FCS) has a concentration of 1 to 50% by weight.
It is effective to use in the range. If the concentration is too low,
The effect of suppressing the reaction is reduced.
You.
[0013] Combining the first aqueous solution and the second aqueous solution
To qualify or quantify the presence of HBs antibodies in the subject
At that time, a sandwich method is used. sandwich
The method may include (1) a first aqueous solution and an HBs antibody.
Reaction, and incubate under appropriate conditions.
(2) a compound having affinity for biotin
Contact with the supported solid phase and then do not bind to the solid phase
Of unreacted biotinylated HBs antigen and HBs antibody
(3) further contacting a second aqueous solution with the solid phase;
Removing unbound enzyme-labeled HBs antigen, (4)
The activity of the enzyme in the immune complex pair generated by this reaction was measured.
Qualitative or quantitative determination of HBs antibody
It is. Here, a compound having affinity for biotin
Examples include anti-biotin antibodies, avidin, etc.
You. In addition, a solid that carries a compound having an affinity for biotin
The shape and material of the phase are not particularly limited. Preferred
Suitable shapes include filters, plates, and tubes.
And spherical and spherical shapes. Preferred material
Are, for example, glass, inorganic substances such as magnetic substances, polystyrene,
Organic substances such as fats and celluloses are exemplified. The sandwich
In the batch method, the reaction temperature is preferably 15 to 50 ° C,
Below that, the reaction takes too long, and
Above is not preferable because the protein is modified.
[0014]
The present invention will be further described with reference to the following examples.
However, the present invention is not limited to these.
Embodiment 1
(A) Preparation of reagent
(1) Biotinylation of HBs antigen
Biotinylation of HBs antigen is performed by Method Enzym.
ol. Vol. 184, 162
went. That is, 10 mM HEPES buffer (pH
8.5) 3 mg / mL HBs antigen (bath) was added to 440 μL.
50 µL and 20 mM biotin label
Agent Biotinamidocaprate-NHS
(Manufactured by Nacalai Tesque, Inc.)
Incubation for biotinylated HBs antigen
Was.
(2) Purification of biotinylated HBs antigen
To remove unreacted biotin labeling agent,
Biotinylated HBs antigen was replaced with PD-10 (Amercia)
m-Pharmacia). Above bio
0.15 M NaCl in 500 μL of tinned HBs antigen
PH 7.4 20 mM phosphate buffer (hereinafter PB)
S) and apply to PD-10.
did. Subsequently, 3.5 mL of PBS is allowed to flow, and the eluate is collected.
did.
(3) Preparation of first aqueous solution
The purified biotinylated HBs antigen was added to a final concentration of 40 μl.
g / mL to a final concentration of 20% goat serum.
So that the solution added to PBS becomes the first aqueous solution.
Was.
(4) Preparation of second aqueous solution
According to the method described in JP-A-11-23574.
Peroxidase (hereinafter referred to as HRP) labeled HB
s antigen so that the final concentration is 30 μg / mL.
S to a final concentration of 15% and BSA
Add the solution added to PBS to a final concentration of 1%.
Two aqueous solutions were obtained.
(B) Measurement
50 µL of the test serum and 10 µl of the first aqueous solution prepared in (3)
And incubate at 40 ° C for 5 minutes.
50 μL of the anti-biotin antibody is supported on the solid phase
Into a cup (manufactured by Toyobo Co., Ltd.). Then 1
50 μL of PBS containing% BSA was added, and (4)
10 μL of the second aqueous solution prepared in the above was added. At 40 ° C
After incubation for 3 minutes, 0.05% Tween
Wash with 180 μL of PBS containing en20, followed by
3,5,3 ', 5'-tetramethylbenzidine was added to 30 µm.
L for 5.5 to 7.5 seconds and 40.5 to
650 nm laser reflection intensity for 42.5 seconds
Was measured. The above operation is performed using a commercially available analyzer ID-
1000 (manufactured by Toyobo Co., Ltd.). Displays measurement results
1 is shown.
Comparative Example 1
200 μg of biotinylated HBs antigen concentration in the first aqueous solution
/ ML in the same manner as in Example 1.
Table 1 shows the measurement results.
Comparative Example 2
0.5 μg of HRP-labeled HBs antigen concentration in the second aqueous solution
/ ML in the same manner as in Example 1.
Table 1 shows the measurement results.
Comparative Example 3
Except that the first aqueous solution was adjusted without adding BSA,
Performed in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the measurement results.
Comparative Example 4
Except that the second aqueous solution was adjusted without adding BSA,
Performed in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the measurement results.
Comparative Example 5
Except that the adjustment was made without adding FCS to the second aqueous solution,
Performed in the same manner as in Example 1. Table 1 shows the measurement results.
From the results in Table 1, it is found that biotin in the first aqueous solution
If the HBsAg antigen concentration is too high, the sensitivity decreases,
Measured when the concentration of HRP-labeled HBs antigen in aqueous solution is too low
There was a tendency for the range to be narrow. Also, BSA or F
In the absence of CS, there was also a tendency for specific responses to increase.
Was done.
[0019]
[Table 1]
[0020]
According to the combination reagent of the present invention, non-specific
No adverse reaction, no increase in measurement time, and
High sensitivity and wide range of measurement reagents can be supplied
Was.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 久彦 東京都日野市日野320−11 株式会社エイ アンドティー内 (72)発明者 吉村 佳典 東京都日野市日野320−11 株式会社エイ アンドティー内 ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (72) Inventor Hisahiko Iwamoto 320-11 Hino, Hino-shi, Tokyo And tea (72) Inventor Yoshinori Yoshimura 320-11 Hino, Hino-shi, Tokyo And tea
Claims (1)
ンを含有しそしてビオチン化HBs抗原濃度が1〜10
0μg/mLである第1水溶液、および(2)酵素標識
HBs抗原、アルブミンおよび牛胎児血清を含有しそし
て酵素標識HBs抗原の濃度が1〜100μg/mLで
ある第2水溶液の組合せからなる、サンドイッチ法によ
りHBs抗体の存在を定性または定量するための組合せ
試薬。Claims: 1. Claims: (1) containing a biotinylated HBs antigen and albumin, and having a biotinylated HBs antigen concentration of 1 to 10
A sandwich comprising a combination of a first aqueous solution at 0 μg / mL and (2) a second aqueous solution containing enzyme-labeled HBs antigen, albumin and fetal calf serum and having a concentration of enzyme-labeled HBs antigen of 1-100 μg / mL. Combination reagent for qualitatively or quantitatively determining the presence of HBs antibody by the method.
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---|---|---|---|
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