JP2003035425A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2003035425A
JP2003035425A JP2001221110A JP2001221110A JP2003035425A JP 2003035425 A JP2003035425 A JP 2003035425A JP 2001221110 A JP2001221110 A JP 2001221110A JP 2001221110 A JP2001221110 A JP 2001221110A JP 2003035425 A JP2003035425 A JP 2003035425A
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JP
Japan
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top plate
gotok
heating cooker
profitable
gotoku
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Pending
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JP2001221110A
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English (en)
Inventor
Yasukatsu Tsumoto
康克 津本
Kenzo Usui
研造 碓井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱調理器に関するものであり、調理時等に
ゴトクを天板から外れにくくし安定させかつゴトクを装
着しやすくする。 【解決手段】 天板1と汁受け皿3と、この汁受け皿3
の外周縁4に載置し複数個のコンロバーナ8を覆うゴト
ク7を備え、ゴトク7を形成するゴトク爪10の下端に
所定の寸法で下方に突出する突起部11が、汁受け皿3
の外周縁4の嵌合穴12に嵌合することにより、調理時
ゴトクが天板から外れにくくなるので鍋が不安定になっ
たり転倒することを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は汁受け皿の上にゴト
クが戴置されている加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の加熱調理器は、図6の分解
斜視図、図7の縦断面図および図8の要部拡大縦断面図
に示すような構成が知られていた。
【0003】すなわち、天板1に設けられた凹段差の底
面部2に、汁受け皿3の外周縁4を載せ、さらにこの外
周縁4の上にゴトク枠5を載せる構成となっている。
【0004】天板1の凹段差は底面部2と連なる内周壁
6で形成され、ゴトク枠5はこの内周壁6と一定の隙間
と高さ方向の掛かり代をもって嵌合させて、ゴトク7が
天板1の凹段差から外れにくい構成となっている。
【0005】また調理時にフライパンなどの鍋をずらし
やすくするためや、調理しないときに鍋置きの場所とし
て広く利用するために、ゴトク7の形状を図6に示すよ
うに複数個のコンロバーナ8を一体に覆う矩形状にして
いる。
【0006】上記の従来例の加熱調理器では、鍋をゴト
ク7の上で移動したり、たとえば中華料理のように中華
鍋をゴトク7の上で動かしながら調理した場合、ゴトク
7に水平方向と垂直方向の力が加わるとともに、鍋の位
置や移動の仕方によっては短辺側のゴトク枠5の端部が
浮き上がることによって、ゴトク枠5と天板1の内周壁
6の高さ方向の掛かり代がなくなり、ゴトク7が天板1
の凹段差から外れやすくなる。従って使い方によって
は、鍋が不安定な状態になったり場合によっては鍋が転
倒しやすくなるという不具合が生じるという問題を有し
ていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来例
の加熱調理器の問題点に鑑み、ゴトクが天板の凹段差か
ら外れることがなく、従ってゴトクに載置する鍋が不安
定な状態にならない構成の加熱調理器を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ゴトク枠の短辺側に設けたゴトク爪の下端
に突起部を設け、この突起部を汁受け皿の外周縁に設け
た嵌合穴に嵌合させる構成としたものである。
【0009】上記発明によれば、ゴトク枠の短辺側に設
けたゴトク爪の下端の突起部が汁受け皿の外周縁の嵌合
穴に嵌合しているので、鍋の移動により一端の短辺側の
ゴトク爪に下方向の力が加わることにより、相対する他
端のゴトク枠が浮き上がった状態で、水平方向の力がゴ
トク枠に加わったとしても、ゴトクが天板の凹段差から
外れることはない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、各請求項に記載
した構成を実施の形態とすることにより達成できるの
で、その構成に加えてその構成による作用を併記して発
明の実施の形態を説明する。
【0011】本発明の請求項1に記載の発明は、複数個
のコンロバーナを臨ませる開口部を設けた天板と、前記
天板の開口部を形成する凹段差の底面部に装着する汁受
け皿と、前記汁受け皿の外周縁に載置し複数個の前記コ
ンロバーナの周囲に配設するゴトクを備え、前記ゴトク
はゴトク枠の短辺側と長辺側に固定するゴトク爪を有
し、前記短辺側のゴトク爪の下端には所定の寸法で下方
に向って突出する突起部を構成し、前記汁受け皿の外周
縁に設けた嵌合穴に前記突起部を嵌合した構成の加熱調
理器である。
【0012】そしてゴトク爪の下端の突起部が汁受け皿
の外周縁の嵌合穴に嵌合しているので、ゴトクの上で鍋
を移動することにより、ゴトクに下方向と水平方向の両
方向の力が加わったとしてもゴトクが天板の凹段差から
外れることがない。
【0013】従って、鍋が不安定になったり、転倒する
ことがなく安定した状態で調理することができる。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記請求
項1記載の発明に加えて前記ゴトク爪の下端に設けた突
起部の端面には傾斜部とこの傾斜部に連なるR部を形成
したものである。
【0015】そしてこの突起部の端面に傾斜部とR部が
形成してあるので、ゴトクを汁受け皿に装着するとき、
ゴトクの突起部が汁受け皿の嵌合穴に容易に嵌合してゴ
トクを装着することができる。
【0016】また、請求項3に記載の発明は、前記天板
の凹段差の底面部に連なる内周壁の高さは、前記ゴトク
爪を支持するゴトク枠の高さに一致するように設定した
ものである。
【0017】従って、天板の凹段差とゴトク枠の掛かり
代を多く設定していることになり、ゴトクに外部の力が
加わっても、外れにくくでき安定感を増すことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける加熱調理器の要部縦断面図である。
【0020】図2は本発明の実施例1における加熱調理
器の分解斜視図であり、図3は同加熱調理器の縦断面図
である。そして図6,7,8に示した従来例の加熱調理
器の構成部分と同じ部分には同一符号を付与して詳細説
明を省略する。
【0021】図1において、天板1には内周壁6と底面
部2をもつ凹段差があり、この天板1の底面部2の上面
に汁受け皿3の外周縁4を載せ、汁受け皿3を保持して
いる。天板1の内周壁6は、汁受け皿3の外形の位置規
制をするため、汁受け皿3の外周縁4と近接した位置関
係にある。
【0022】またゴトク7は汁受け皿3の外周縁4の上
面に載り、汁受け皿3と同様に天板1の内周壁6により
径方向に位置規制され、鍋9を保持する。そして、コン
ロバーナ8上に載せた鍋9が加熱される。
【0023】矩形状のゴトク枠5の短辺側にはゴトク爪
10の下端に設けられた突起部11があり、汁受け皿3
の外周縁4の嵌合穴12に嵌合している。
【0024】以下、上記構成における作用について説明
する。
【0025】図3のように、ゴトク爪10の下端の突起
部11が汁受け皿3の外周縁4の嵌合穴12に嵌合して
いるので、ゴトク7の上で鍋9を移動することにより、
ゴトク枠5の短辺側の一端5aに垂直方向と水平方向の
両方向の力が加わることにより、ゴトク枠5の短辺側の
他端5bが浮き上がったとしてもゴトク7が天板1の凹
段差から水平方向に外れることがない。
【0026】(実施例2)図4は本発明の実施例2にお
ける加熱調理器の要部縦断面図である。
【0027】図4において実施例1と異なる点は、ゴト
ク爪10の下端の突起部11に傾斜部13とR部14を
設けた点である。
【0028】なお、実施例1と同一符号の部分は同一構
造を有し、説明を省略する。
【0029】次に作用について説明すると、ゴトク爪1
0の下端の突起部11の端面に傾斜部13とR部14が
備わっているので、ゴトク7を天板1に装着する際に、
突起部11が汁受け皿3の嵌合穴12の端面に乗り上げ
ることなく、スムーズにゴトク7を天板1に装着するこ
とができる。
【0030】(実施例3)図5は本発明の実施例3にお
ける加熱調理器の要部縦断面図である。
【0031】実施例1および実施例2と異なる点は、天
板1の凹段差の底面部2に連なる内周壁6の高さを、ゴ
トク爪10を支持するゴトク枠5の高さに一致するよう
に設定した点である。
【0032】なお、実施例1および実施例2と同一符号
の部分は同一構造を有し、説明を省略する。
【0033】次に作用について説明すると、図5のよう
に天板1の凹段差とゴトク枠5の掛かり代を多く設定し
ているので、ゴトク7に外部の力が加わっても、さらに
外れにくくでき安定感を増すことができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように請求項1記載に係る発明の
加熱調理器によれば次の効果を得ることができる。
【0035】ゴトク爪の下端の突起部が汁受け皿の外周
縁の嵌合穴に確実に嵌合しているので、ゴトクの上で鍋
を移動することにより、ゴトク枠の短辺側の一端に下方
向と水平方向の両方向の力が加わりゴトク枠の短辺側の
他端が浮き上がったとしても、ゴトクが天板の凹段差か
ら外れることがない。
【0036】従って鍋をゴトクの上で移動したり、たと
えば中華料理のように中華鍋をゴトクの上で動かしなが
ら調理してもゴトクが外れやすくなることがないので、
ゴトクに載っている鍋が不安定になったり、鍋が転倒す
る恐れがなく安定した状態で調理することができる。
【0037】かつ複数個のコンロバーナ全体を覆う広い
ゴトクであるので、大きな鍋を使う料理やフライパンの
ように鍋を動かす調理でも安定性のあるゴトクを提供で
きる。また調理をしないときでも鍋置きのスペースとし
て広く利用できるので、使い勝手のよい加熱調理器を提
供することができる。
【0038】また、請求項2記載に係る発明の加熱調理
器によれば、上記効果に加えてゴトク爪の下端の突起部
の端面に傾斜部とR部が形成されているので、ゴトクの
突起部が汁受け皿の嵌合穴の端面に乗り上げることがな
く、ゴトクを掃除などした後も、再び容易にゴトクを装
着することができ、安定した状態で使用できる。
【0039】また、請求項3記載に係る発明の加熱調理
器によれば、上記効果に加えて天板の凹段差とゴトク枠
の掛かり代を多く設定しているので、ゴトクに外部の力
が加わっても、ゴトクが天板からさらに外れにくくでき
安定感を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の要部縦
断面図
【図2】同加熱調理器の分解斜視図
【図3】同加熱調理器の縦断面図
【図4】本発明の実施例2における加熱調理器の要部縦
断面図
【図5】本発明の実施例3における加熱調理器の要部縦
断面図
【図6】従来の加熱調理器の分解斜視図
【図7】同加熱調理器の縦断面図
【図8】同加熱調理器の要部拡大縦断面図
【符号の説明】
1 天板 2 底面部 3 汁受け皿 4 外周縁 5 ゴトク枠 6 内周壁 7 ゴトク 8 コンロバーナ 9 鍋 10 ゴトク爪 11 突起部 12 嵌合穴 13 傾斜部 14 R部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のコンロバーナを臨ませる開口部
    を設けた天板と、前記天板の開口部を形成する凹段差の
    底面部に装着する汁受け皿と、前記汁受け皿の外周縁に
    載置し複数個の前記コンロバーナの周囲に配設するゴト
    クを備え、前記ゴトクはゴトク枠の短辺側と長辺側に固
    定するゴトク爪を有し、前記短辺側のゴトク爪の下端に
    は所定の寸法で下方に向って突出する突起部を構成し、
    前記汁受け皿の外周縁に設けた嵌合穴に前記突起部を嵌
    合したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記ゴトク爪の下端に設けた突起部の端
    面には傾斜部とこの傾斜部に連なるR部を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記天板の凹段差の底面部に連なる内周
    壁の高さは、前記ゴトク爪を支持するゴトク枠の高さに
    一致するように設定したことを特徴とする請求項1また
    は2記載の加熱調理器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013101504A1 (de) * 2013-02-14 2014-08-14 MKN Maschinenfabrik Kurt Neubauer GmbH & Co. KG Gaskochfeld

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013101504A1 (de) * 2013-02-14 2014-08-14 MKN Maschinenfabrik Kurt Neubauer GmbH & Co. KG Gaskochfeld
EP2767762A1 (de) * 2013-02-14 2014-08-20 MKN Maschinenfabrik Kurt Neubauer GmbH & Co. KG Gaskochfeld

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