JP2003032302A - 通信システム、通信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プログラム - Google Patents
通信システム、通信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プログラムInfo
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Abstract
信データの送信元端末を特定する機能を、従来の装置に
簡易な回路を付加するのみの少ない装置構成の変更によ
り実現する。 【解決手段】 ATMネットワークと接続しIPOAの
通信を行なう通信装置において、受信データに対して、
ATMレイヤにおいて障害が検出された場合に、前記受
信データをAAL5フレームに変換し、変換された前記
AAL5フレームのRFC1483ヘッダ内のLLCヘ
ッダ及びSNAPヘッダを参照し、当該LLCヘッダの
先頭3バイトの値が順番に“AA”“AA”“03”で
あり、かつ当該SNAPヘッダのPID部分の先頭2バ
イトの値が順番に“08”“00”である場合に、当該
AAL5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダか
ら送信元IPアドレスを検出し、当該受信データの送信
元端末を特定することを特徴とする。
Description
に関し、特に、受信データの送信元を特定する通信シス
テム、通信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プ
ログラムに関する。
いては、各端末はTCP/IPプロトコルなどにより通
信を行なっており、途中経路で受信データが廃棄された
場合には、TCPレイヤにて受信データの欠落や輻輳状
態を監視しデータの再送等の処理を実行している。
の技術では、以下に述べるような問題点があった。
Mレイヤにて受信データが廃棄された場合、廃棄された
受信データの送出元を特定することができなかった。つ
まり、網内や装置内部のATMレイヤでの障害などによ
り、AAL5(ATM Adaptation Layer type5)フレーム
組立時にATMセルのセル落ちなどでデータが欠落した
場合には、送信元の端末を特定することができず、通信
装置や、システムの管理者においては、廃棄された受信
データのVPI/VCI値程度しか分らなかった。
うためには、VPI/VCI値から異常を起こしている
と推定したネットワークに対して、ATMアナライザや
LANアナライザ等を接続して実際の受信データをモニ
タリングする等の解析が必要となり、多大な工数が必要
であった。
決し、従来のATMアナライザやLANアナライザ等に
よる解析作業を必要とすることなく、ATMレイヤにお
いて受信データが廃棄された際に、AAL5フレームか
らデータを抽出して送信元端末のIPアドレスを特定す
ることにより、無効となった受信データの送信元を特定
し詳細なトラフィック解析を実現する通信システム、通
信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プログラム
を提供することである。
本発明の通信システムは、IPOAによる通信システム
において、ATMネットワークと接続し通信する通信装
置を備え、前記通信装置は、受信データをAAL5フレ
ームに変換し、変換された前記AAL5フレームの先頭
部分の定められた個所のデータを抽出し、前記抽出され
たデータを基に送信元IPアドレスを検出することによ
り、当該受信データの送信元を特定する手段を備えるこ
とを特徴とする。
データに対して、ATMレイヤにおいて障害が検出され
た場合に、当該受信データの送信元を特定する処理を実
行することを特徴とする。
データのAAL5フレームへの組立処理において、組み
立てられた前記AAL5フレームの長さの異常又はCR
Cエラーが検出された場合に、当該AAL5フレームか
ら前記先頭部分のデータを抽出し、当該受信データの送
信元を特定する処理を実行することを特徴とする。
通信装置と通信先とを、ATMコネクションを固定的に
確立するPVC接続とすることを特徴とする。
通信装置は、前記受信データに対して、IPパケットを
基に生成されたデータであるか否かを判定し、IPパケ
ットを基に生成されたデータの場合には、当該受信デー
タの送信元IPアドレスを検出し、IPパケットを基に
生成されたデータではない場合には、当該受信データの
VPI/VCI値を検出することを特徴とする。
通信装置は、前記受信データをAAL5フレームに変換
し、前記AAL5フレームのRFC1483ヘッダ内の
LLCヘッダ及びSNAPヘッダを参照し、当該LLC
ヘッダの先頭3バイトの値が順番に“AA”“AA”
“03”であり、かつ当該SNAPヘッダのPID部分
の先頭2バイトの値が順番に“08”“00”である場
合に、当該受信データをIPパケットを基に生成された
データと判定し、当該AAL5フレームのIPデータグ
ラム内のIPヘッダから送信元IPアドレスを検出する
ことを特徴とする。
受信データをAAL5フレームに変換し、前記AAL5
フレームの先頭から48バイトのデータを抽出し、前記
抽出したデータから、前記AAL5フレームのRFC1
483ヘッダの情報を参照して前記受信データがIPパ
ケットを基に生成されたデータであるかどうかを判定
し、前記受信データがIPパケットを基に生成されたデ
ータである場合には、前記抽出したデータから、前記A
AL5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送
信元IPアドレスを検出することを特徴とする。
通信装置をルータとすることを特徴とする。
通信装置をブリッジとすることを特徴とする。
記通信装置は、前記受信データを変換したAAL5フレ
ームのヘッダを参照して、当該受信データの送信元IP
アドレス及びMACアドレスを検出し、当該受信データ
の送信元を特定することを特徴とする。
記通信装置内のSARに、前記受信データの送信元を特
定する手段を備えることを特徴とする。
ネットワークと接続しIPOAの通信を行なう通信装置
において、受信データをAAL5フレームに変換し、変
換された前記AAL5フレームの先頭部分の定められた
個所のデータを抽出し、前記抽出されたデータを基に送
信元IPアドレスを検出することにより、当該受信デー
タの送信元を特定する手段を備えることを特徴とする。
ータに対して、ATMレイヤにおいて障害が検出された
場合に、当該受信データの送信元を特定する処理を実行
することを特徴とする。
ータのAAL5フレームへの組立処理において、組み立
てられた前記AAL5フレームの長さの異常又はCRC
エラーが検出された場合に、当該AAL5フレームから
前記先頭部分のデータを抽出し、当該受信データの送信
元を特定する処理を実行することを特徴とする。
信データに対して、IPパケットを基に生成されたデー
タであるか否かを判定し、IPパケットを基に生成され
たデータの場合には、当該受信データの送信元IPアド
レスを検出し、IPパケットを基に生成されたデータで
はない場合には、当該受信データのVPI/VCI値を
検出することを特徴とする。
信データをAAL5フレームに変換し、前記AAL5フ
レームのRFC1483ヘッダ内のLLCヘッダ及びS
NAPヘッダを参照し、当該LLCヘッダの先頭3バイ
トの値が順番に“AA”“AA”“03”であり、かつ
当該SNAPヘッダのPID部分の先頭2バイトの値が
順番に“08”“00”である場合に、当該受信データ
をIPパケットを基に生成されたデータと判定し、当該
AAL5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダか
ら送信元IPアドレスを検出することを特徴とする。
信データをAAL5フレームに変換し、前記AAL5フ
レームの先頭から48バイトのデータを抽出し、前記抽
出したデータから、前記AAL5フレームのRFC14
83ヘッダの情報を参照して前記受信データがIPパケ
ットを基に生成されたデータであるかどうかを判定し、
前記受信データがIPパケットを基に生成されたデータ
である場合には、前記抽出したデータから、前記AAL
5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送信元
IPアドレスを検出することを特徴とする。
ットワークと接続しIPOAの通信を行なう通信装置内
のSARにおいて、受信データをAAL5フレームに変
換し、変換された前記AAL5フレームの先頭部分の定
められた個所のデータを抽出し、前記抽出されたデータ
を基に送信元IPアドレスを検出することにより、当該
受信データの送信元を特定する手段を備えることを特徴
とする。
タに対して、ATMレイヤにおいて障害が検出された場
合に、当該受信データの送信元を特定する処理を実行す
ることを特徴とする。
タのAAL5フレームへの組立処理において、組み立て
られた前記AAL5フレームの長さの異常又はCRCエ
ラーが検出された場合に、当該AAL5フレームから前
記先頭部分のデータを抽出し、当該受信データの送信元
を特定する処理を実行することを特徴とする。
データに対して、IPパケットを基に生成されたデータ
であるか否かを判定し、IPパケットを基に生成された
データの場合には、当該受信データの送信元IPアドレ
スを検出し、IPパケットを基に生成されたデータでは
ない場合には、当該受信データのVPI/VCI値を検
出することを特徴とする。
データをAAL5フレームに変換し、前記AAL5フレ
ームのRFC1483ヘッダ内のLLCヘッダ及びSN
APヘッダを参照し、当該LLCヘッダの先頭3バイト
の値が順番に“AA”“AA”“03”であり、かつ当
該SNAPヘッダのPID部分の先頭2バイトの値が順
番に“08”“00”である場合に、当該受信データを
IPパケットを基に生成されたデータと判定し、当該A
AL5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダから
送信元IPアドレスを検出することを特徴とする。
データをAAL5フレームに変換し、前記AAL5フレ
ームの先頭から48バイトのデータを抽出し、前記抽出
したデータから、前記AAL5フレームのRFC148
3ヘッダの情報を参照して前記受信データがIPパケッ
トを基に生成されたデータであるかどうかを判定し、前
記受信データがIPパケットを基に生成されたデータで
ある場合には、前記抽出したデータから、前記AAL5
フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送信元I
Pアドレスを検出することを特徴とする。
ATMネットワークと接続しIPOAの通信を行なう通
信装置の送信元検出方法において、受信データをAAL
5フレームに変換し、変換された前記AAL5フレーム
の先頭部分の定められた個所のデータを抽出し、前記抽
出されたデータを基に送信元IPアドレスを検出するこ
とにより、当該受信データの送信元を特定することを特
徴とする。
受信データに対して、ATMレイヤにおいて障害が検出
された場合に、当該受信データの送信元を特定する処理
を実行することを特徴とする。
受信データのAAL5フレームへの組立処理において、
組み立てられた前記AAL5フレームの長さの異常又は
CRCエラーが検出された場合に、当該AAL5フレー
ムから前記先頭部分のデータを抽出し、当該受信データ
の送信元を特定する処理を実行することを特徴とする。
前記受信データに対して、IPパケットを基に生成され
たデータであるか否かを判定し、IPパケットを基に生
成されたデータの場合には、当該受信データの送信元I
Pアドレスを検出し、IPパケットを基に生成されたデ
ータではない場合には、当該受信データのVPI/VC
I値を検出することを特徴とする。
前記受信データをAAL5フレームに変換し、前記AA
L5フレームのRFC1483ヘッダ内のLLCヘッダ
及びSNAPヘッダを参照し、当該LLCヘッダの先頭
3バイトの値が順番に“AA”“AA”“03”であ
り、かつ当該SNAPヘッダのPID部分の先頭2バイ
トの値が順番に“08”“00”である場合に、当該受
信データをIPパケットを基に生成されたデータと判定
し、当該AAL5フレームのIPデータグラム内のIP
ヘッダから送信元IPアドレスを検出することを特徴と
する。
前記受信データをAAL5フレームに変換し、前記AA
L5フレームの先頭から48バイトのデータを抽出し、
前記抽出したデータから、前記AAL5フレームのRF
C1483ヘッダの情報を参照して前記受信データがI
Pパケットを基に生成されたデータであるかどうかを判
定し、前記受信データがIPパケットを基に生成された
データである場合には、前記抽出したデータから、前記
AAL5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの
送信元IPアドレスを検出することを特徴とする。
前記受信データを変換したAAL5フレームのヘッダを
参照して、当該受信データの送信元IPアドレス及びM
ACアドレスを検出し、当該受信データの送信元を特定
することを特徴とする。
ムは、コンピュータを制御することにより、IPOAの
通信において受信した受信データの送信元を特定する送
信元検出プログラムにおいて、受信データをAAL5フ
レームに変換し、変換された前記AAL5フレームの先
頭部分の定められた個所のデータを抽出し、前記抽出さ
れたデータを基に送信元IPアドレスを検出することに
より、当該受信データの送信元を特定する処理を実行さ
せることを特徴とする。
て図面を参照して詳細に説明する。
おいて、受信データにより形成されたAAL5フレーム
のデータ(RFC1483ヘッダ等)を参照することに
より、送信元のIPアドレスを検出し送信元を特定する
ことを特徴とする。例えば、AAL5(ATM Adaptation
Layer type5)長エラーやAAL5のCRCエラー等
の、ATMレイヤにおいて障害が検出されてその受信デ
ータが廃棄される場合において、そのAAL5フレーム
のRFC1483ヘッダから送信元IPアドレス(以下
IP−SA)を検出し、送信元の特定を行なう。
ATM−LAN構成を示す図である。以下、本実施の形
態においては、ATMのコネクションは固定的に確立さ
れているものとして、PVC(Permanent Virtual Conn
ection)接続の場合について図1を用いて説明する。し
かし、これに限定されるものではなく、図2の例に示さ
れるように、ATM(Asynchronous Transfer Mode)の
SVC(Switched Virtual Connection)接続を行なう
場合にATMのコネクションを確立するためのARP
(Address Resolution Protocol)サーバを設置する構
成においても、同様に実施することができる。
0(A)〜(D)は、それぞれにATMルータ100
(A)(B)に接続されている。例えば、IP端末20
0(A)とIP端末200(B)間で通信を行う場合に
は、IP端末200(A)から送信されるIPパケット
を、ATMルータ100(A)が、RFC1483ヘッ
ダを付加しAAL5へのフレーム化を行った後ATMセ
ルに分解し、様々な回線インタフェースに合わせたフレ
ーム(例えばSDHフレーム)にマッピングしてATM
ルータ100(B)に送信する。ATMセルは、53オ
クテット(バイト)の固定長パケットである。そして、
ATMルータ100(B)は、ATMルータ100
(A)から受け取ったフレームからATMセルを抽出
し、AAL5フレームへの組立処理を行なった後、AT
Mルータ100(B)内部で再びIPパケット化を行な
い、送信先であるIP端末200(B)に送出する。
送フレームからMACフレームへの変換の一例を示す図
である。図11の例では、特に回線側(ATMネットワ
ーク側)がOC−3c(SONET/SDHフレーム)
の場合を例に示しているが、本発明における回線側(A
TMネットワーク側)の通信形態はこれに限定されるも
のではく、他の場合も同様に実施することができる。
100の構成を示すブロック図である。
の組立処理においては、回線品質や対向側装置(例えば
ATMルータ(A))もしくは自装置(ATMルータ
(B))内部の障害などにより、網内又は対向装置もし
くは自装置においてAAL5フレーム中の一部のATM
セルが欠落し、正常なAAL5フレームへの組立ができ
ない場合がある。この場合、ATMルータ100のSA
R20ブロックにおいて、AAL5のLength値(長さ)
の異常やAAL5のCRCエラーが検出され、そのエラ
ーとなったAAL5フレーム(受信データ)は廃棄され
る。
た受信データのVPI/VCI値を保持する機能を持っ
たものがあるが、1つのVPI/VCIには複数のIP
端末が接続される場合もあり、実際にエラーを起こした
受信データの送信元IPアドレスを特定することは非常
に困難であり、従来ではこのような機能を備えるSAR
は存在しない。
構成を示すブロック図である。本実施の形態のSAR2
0は、受信データの送信元のIPアドレスを検出するI
P検出処理部70を備えることにより、前述した従来の
問題点を解決する。
由によりAAL5フレーム中の一部のATMセルが欠落
し、正常なAAL5フレームへの組立ができず、AAL
5のLength値エラー、AAL5のCRCエラー等を検出
した場合には、エラーとなったAAL5フレームのVP
I/VCIを保持しつつ、更にエラーとなったAAL5
フレームの先頭48バイトをIP検出処理部70に転送
する。
イトに含まれる)先頭部分には、図7に示されるRFC
1483ヘッダが含まれている。IP検出処理部70
は、図7に示されるRFC1483ヘッダ部分におい
て、LLCヘッダ(Logical LinkControl)及びSNA
P(Subnetwork Access Point)ヘッダのPID(Proto
col Identifier)部分についてフィルタリングを行な
う。
U(Protocol Data Unit)種別により固定値で2種類に
分類され、一つは順番にFE−FE−03、もう一つは
順番にAA−AA−03である。フィルタリングについ
ては、AA−AA−03であるか、そうでないかにより
行ない、AA−AA−03の場合には、SNAPヘッダ
内のPID部分の先頭2バイトについて更にフィルタリ
ングを行なう。その結果、PIDのフィルタリングにお
いて順番に08−00であった場合には、この受信デー
タはIPパケットを基に生成されたデータであると判定
できるため、更に図7に示されるように、このAAL5
フレームのIPデータグラム内のIPヘッダからIP−
SAの部分の抽出を行なう。また、このIP−SAの部
分も、先に抽出されたAAL5フレームの先頭48バイ
ト内に含まれるため、この抽出されたデータを用いて、
上述の判定処理とIP−SAの部分の抽出との双方を実
行することができる。
どに保持し、図4におけるCPUインタフェース77か
ら読み出すことができるようにする。また、LLCもし
くはPIDのフィルタリングにおいて、判定がNGとな
った場合には、従来のSARのようにエラーとなったV
PI/VCIの結果のみ保持し、更にIP検出処理部の
判定結果を格納するレジスタに処理結果が分るようにし
ておくと、過去に保持したデータと混在することが避け
られる。
実行する通信装置であるATMルータ100の各部の動
作を説明する。図3は、本実施の形態によるATMルー
タ100の構成を示すブロック図であり、図4は、本実
施の形態によるSAR20の構成を示すブロック図であ
る。図3に示されるATMルータ100の構成は公知の
技術であり、本実施の形態のATMルータ100は、内
部のSAR20においてIP検出処理部70を備えたこ
とに特徴がある。
100(A)からATMルータ100(B)への通信を
想定した場合、ATMルータ100(A)から送信され
たパケットは、ATMルータ100(B)における物理
レイヤを終端する物理レイヤ終端部10においてフレー
ムの終端が行われ、物理レイヤ終端部10においてAT
Mセル化されたデータは、SAR(Segmentation And R
eassembly)20に送出される。
AL5フレームへの組立を行ない、AAL5フレームを
フレーム変換処理部30に送出する。AAL5フレーム
を受け取ったフレーム変換処理部30は、受信したフレ
ーム内のIPパケットを抽出し、その宛先IPアドレス
から検索テーブル60において送出すべき宛先MACア
ドレスを取得し、MACフレームに変換を行なった後L
ANインタフェース40に送出する。
処理やその他の装置監視、各種設定などを行なうCPU
50に、装置設定情報、障害処理結果格納などを行なう
CPUローカルメモリ51が接続されている。
Rローカルメモリ21内のデータ構成の一例を示す図で
あり、図6は、検索テーブル60の概要の一例を示す図
である。SARローカルメモリ21は、図5の例に示す
ように、送受信バッファ、回線へセルを送信する時のシ
ェーピングなどを行なうためのスケジューラ、データ送
受信時に登録されているVCIであるかどうかを検索す
るためのVCテーブル、AAL5フレーム組立時にAA
L5のトレイラに設定するデータなどを格納するディス
クリプタなどで構成される。
に、宛先IPアドレスから宛先MACアドレス、LAN
インタフェースへ送出する際、複数ポートがある場合
に、送出ポートを特定するためのポート番号、また逆に
LANインタフェースから入って来たMACパケットの
宛先MACアドレスから送出すべきVPI/VCIを取
得するためのデータが登録されている。
を参照して詳細に説明する。図8は、本実施の形態によ
るIP検出処理を説明するためのフローチャートであ
る。
送出されたATMセルは、セル受信部71にて受信さ
れ、AAL5 Reassembly部72、制御部79、及び、メモ
リインタフェース73を介したSARローカルメモリ2
1においてAAL5フレームへのフレーム組立処理が行
われる。正常にAAL5へのフレーム化が行われた場
合、SARローカルメモリ21に格納されたAAL5フ
レームはフレーム送信部74を介してフレーム変換処理
部30にパケットを送出する。
おいて、正常にAAL5フレームへの組立処理ができな
かった場合、例えば、AAL5のトレイラ部にあるLeng
th値と実際に組み上げたフレームのLengthが一致しなか
った場合や、CRCの演算結果が一致しなかった場合に
は、AAL5 Reassembly部72において障害を検出し、S
ARローカルメモリ21に組立中のAAL5フレームか
ら先頭48バイトのデータの抽出、及び、確保している
メモリをセル抽出後開放するよう制御部79に要求する
(ステップ801)。
害検出処理部)は、メモリコントローラの機能と各種障
害の検出処理の機能を備える。制御部79は、AAL5 Rea
ssembly部72から要求を受け、現在そのAAL5フレ
ームを組立中のメモリから先頭48バイトのデータを読
み出し、IP検出処理部70に転送する。また、制御部
79は、セルの読み出しが完了した時点で、メモリ上に
確保したフレーム組立用の空間を開放する。
ラーを起こしたフレームのVPI/VCIを抽出し、制
御部79に転送する。制御部79は、転送されて来たV
PI/VCIをレジスタに保持する(ステップ80
2)。
2、制御部79等により、AAL5エラー検出(ステッ
プ801)及びエラーVPI/VCIの抽出(ステップ
802)が実行され、そして制御部79は、AAL5フ
レームの先頭48バイトのデータを抽出してIP検出処
理部70に送る(ステップ803)。
ィルタリングを行ない、先頭から3byteについて、
AA−AA−03であるかどうかの判定(ステップ80
4)を行なう。この時AA−AA−03と一致した場合
には、SNAPヘッダ内のPIDフィルタリング処理
(ステップ806)に進み、PIDフィルタリング処理
(ステップ806)においてフィルタリングを行なう2
byteが08−00と一致した場合は、IPデータグ
ラムであると特定できるため、IP−SAの抽出処理を
行なう。
IP−SAの抽出結果及び判定処理結果を格納する。ま
た、各フィルタリング処理において一致しなかった場合
は、判定結果のみを制御部79内のレジスタに格納す
る。
タの流れに関しては、上記と逆の変換を行なう。これ
は、まずLAN側から入力されたMACパケットを、フ
レーム変換処理部30にて宛先IPアドレスから送出す
べきVPI/VCIの検索を行ない、MACフレームか
らAAL5フレーム形式へのフレーム変換を行なった
後、SAR20へ送出する。SAR20は、受信したA
AL5形式のフレームに対し、実際のAAL5トレイラ
や送信する際のスケジュールテーブル、QoS情報など
をSARローカルメモリ21から引き出し、そのVPI
/VCIの送信スケジュールに従って、ATMセル化し
たデータを物理レイヤ終端部10に送出する。ATMセ
ルを受け取った物理レイヤ終端部10では、回線種別毎
のフレームに変換を行ない、回線へ送出する。
ルータは、SARの機能ブロックにIP検出処理ブロッ
クを追加することにより、エラーを起こしたAAL5フ
レーム(受信データ)の送信元を容易に特定することが
できる。従来のシステムにおいては、ATMレイヤにお
いてAAL5のLength値異常や、AAL5のCRCエラ
ーなどで受信データが廃棄された場合、その受信データ
のVPI/VCI値しか分らず、送信元の特定が困難で
あった。
特定することができるため、更に詳細なトラフィック解
析が実現でき、従来必要であった送信元を特定するため
のATMアナライザやLANアナライザなどを用いた解
析作業が不要となり、ネットワーク管理者やシステムの
管理者などにとって解析作業が非常に容易になる。
AL5フレームの先頭から抽出するデータの量を48バ
イトと設定して説明したが、本実施の形態において必要
とするRFC1483ヘッダ及びIPヘッダを抽出する
ためには、抽出するデータのバイト数をより少なくして
も十分である。このため、抽出するデータ量は、48バ
イトに限らず、RFC1483ヘッダ及びIPヘッダを
抽出することのできる他のバイト数を用いても同様に実
施することができる。
る。図9は、本発明の第2の実施の形態による通信シス
テムのネットワーク構成の一例を示すブロック図であ
る。本実施の形態では、送信元を検出する通信装置とし
て、第1の実施の形態のATMルータ100の代わり
に、ブリッジ110を用いている。
LLCカプセル化方式について、ルータ接続の場合のIP
PDUがカプセル化されている場合を例に説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、Ethernet/IEEE8
02.3 PDUがカプセル化されたブリッジ接続の場合も同様
に実施することができる。
の場合と第2の実施の形態のブリッジ接続の場合のそれ
ぞれの、LLCカプセル化方式に関するプロトコル識別
子の割当を示す図である。
ACフレームがカプセル化され、図10に示されるよう
に、PDU種別に対してそれぞれのPIDの値が個別に
定められている。このため、ブリッジ接続の場合には、
装置の接続構成に基づいてフィルタリングするPIDの
値をレジスタなどで切り替えて設定する等の機能を備え
ることにより、第1の実施の形態と同様の方法により送
信元のIPアドレスを特定することができる。またブリ
ッジの場合には、ヘッダにIPアドレスに限らずMAC
アドレスも含まれるため、送信元のMACアドレスを抽
出することも同様にして可能である。
Mルータ100、ブリッジ110)は、SAR20にお
けるIP検出処理部70の機能や、その他の機能をハー
ドウェア的に実現することは勿論として、各機能を備え
るコンピュータプログラムである送信元検出プログラム
を、コンピュータ処理装置のメモリにロードされること
で実現することができる。この送信元検出プログラム
は、磁気ディスク、半導体メモリその他の記録媒体90
に格納される。そして、その記録媒体からコンピュータ
処理装置にロードされ、コンピュータ処理装置の動作を
制御することにより、上述した各機能を実現する。
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
ム、通信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プロ
グラムによれば、以下のような効果が達成される。
クに簡易な回路を一部追加することのみにより、ATM
レイヤでフレームエラーとなり受信データが廃棄された
場合においても、送信元端末のIPアドレスを抽出する
ことができる。従来の技術では、ATMレイヤにて受信
データが廃棄された場合には、廃棄された受信データの
VPI/VCI値程度しか判別できず、無効となった受
信データの送出元を特定することができなかった。
の送信元を特定することができるため、更に詳細なトラ
フィック解析が実現でき、従来必要であった送信元を特
定するためのATMアナライザやLANアナライザなど
を用いた解析作業が不要となり、ネットワーク管理者や
システムの管理者などにとって解析作業が非常に容易に
なる。
ムのネットワーク構成の一例を示すブロック図である。
ムのネットワーク構成の一例を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
メモリ内のデータ構成の一例を示す図である
一例を示す図である
RFC1483ヘッダの構成を示す図である。
理を説明するためのフローチャートである。
ムのネットワーク構成の一例を示すブロック図である。
識別子の割当を示す図である。
ムからMACフレームへの変換の一例を示す図である。
バ 400 ATM網
Claims (37)
- 【請求項1】 IPOAによる通信システムにおいて、 ATMネットワークと接続し通信する通信装置を備え、 前記通信装置は、 受信データをAAL5フレームに変換し、変換された前
記AAL5フレームの先頭部分の定められた個所のデー
タを抽出し、前記抽出されたデータを基に送信元IPア
ドレスを検出することにより、当該受信データの送信元
を特定する手段を備えることを特徴とする通信システ
ム。 - 【請求項2】 受信データに対して、ATMレイヤにお
いて障害が検出された場合に、当該受信データの送信元
を特定する処理を実行することを特徴とする請求項1に
記載の通信システム。 - 【請求項3】 受信データのAAL5フレームへの組立
処理において、組み立てられた前記AAL5フレームの
長さの異常又はCRCエラーが検出された場合に、当該
AAL5フレームから前記先頭部分のデータを抽出し、
当該受信データの送信元を特定する処理を実行すること
を特徴とする請求項2に記載の通信システム。 - 【請求項4】 前記通信装置と通信先とを、ATMコネ
クションを固定的に確立するPVC接続とすることを特
徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の
通信システム。 - 【請求項5】 前記通信装置は、 前記受信データに対して、IPパケットを基に生成され
たデータであるか否かを判定し、 IPパケットを基に生成されたデータの場合には、当該
受信データの送信元IPアドレスを検出し、 IPパケットを基に生成されたデータではない場合に
は、当該受信データのVPI/VCI値を検出すること
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記
載の通信システム。 - 【請求項6】 前記通信装置は、 前記受信データをAAL5フレームに変換し、前記AA
L5フレームのRFC1483ヘッダ内のLLCヘッダ
及びSNAPヘッダを参照し、当該LLCヘッダの先頭
3バイトの値が順番に“AA”“AA”“03”であ
り、かつ当該SNAPヘッダのPID部分の先頭2バイ
トの値が順番に“08”“00”である場合に、当該受
信データをIPパケットを基に生成されたデータと判定
し、当該AAL5フレームのIPデータグラム内のIP
ヘッダから送信元IPアドレスを検出することを特徴と
する請求項5に記載の通信システム。 - 【請求項7】 前記受信データをAAL5フレームに変
換し、前記AAL5フレームの先頭から48バイトのデ
ータを抽出し、 前記抽出したデータから、前記AAL5フレームのRF
C1483ヘッダの情報を参照して前記受信データがI
Pパケットを基に生成されたデータであるかどうかを判
定し、 前記受信データがIPパケットを基に生成されたデータ
である場合には、前記抽出したデータから、前記AAL
5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送信元
IPアドレスを検出することを特徴とする請求項6に記
載の通信システム。 - 【請求項8】 前記通信装置をルータとすることを特徴
とする請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の通
信システム。 - 【請求項9】 前記通信装置をブリッジとすることを特
徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の
通信システム。 - 【請求項10】 前記通信装置は、 前記受信データを変換したAAL5フレームのヘッダを
参照して、当該受信データの送信元IPアドレス及びM
ACアドレスを検出し、当該受信データの送信元を特定
することを特徴とする請求項9に記載の通信システム。 - 【請求項11】 前記通信装置内のSARに、前記受信
データの送信元を特定する手段を備えることを特徴とす
る請求項1から請求項10のいずれか1つに記載の通信
システム。 - 【請求項12】 ATMネットワークと接続しIPOA
の通信を行なう通信装置において、 受信データをAAL5フレームに変換し、変換された前
記AAL5フレームの先頭部分の定められた個所のデー
タを抽出し、前記抽出されたデータを基に送信元IPア
ドレスを検出することにより、当該受信データの送信元
を特定する手段を備えることを特徴とする通信装置。 - 【請求項13】 受信データに対して、ATMレイヤに
おいて障害が検出された場合に、当該受信データの送信
元を特定する処理を実行することを特徴とする請求項1
2に記載の通信装置。 - 【請求項14】 受信データのAAL5フレームへの組
立処理において、組み立てられた前記AAL5フレーム
の長さの異常又はCRCエラーが検出された場合に、当
該AAL5フレームから前記先頭部分のデータを抽出
し、当該受信データの送信元を特定する処理を実行する
ことを特徴とする請求項13に記載の通信装置。 - 【請求項15】 前記受信データに対して、IPパケッ
トを基に生成されたデータであるか否かを判定し、 IPパケットを基に生成されたデータの場合には、当該
受信データの送信元IPアドレスを検出し、 IPパケットを基に生成されたデータではない場合に
は、当該受信データのVPI/VCI値を検出すること
を特徴とする請求項12から請求項14のいずれか1つ
に記載の通信装置。 - 【請求項16】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームのRFC1483ヘッダ
内のLLCヘッダ及びSNAPヘッダを参照し、当該L
LCヘッダの先頭3バイトの値が順番に“AA”“A
A”“03”であり、かつ当該SNAPヘッダのPID
部分の先頭2バイトの値が順番に“08”“00”であ
る場合に、当該受信データをIPパケットを基に生成さ
れたデータと判定し、当該AAL5フレームのIPデー
タグラム内のIPヘッダから送信元IPアドレスを検出
することを特徴とする請求項15に記載の通信装置。 - 【請求項17】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームの先頭から48バイトの
データを抽出し、 前記抽出したデータから、前記AAL5フレームのRF
C1483ヘッダの情報を参照して前記受信データがI
Pパケットを基に生成されたデータであるかどうかを判
定し、 前記受信データがIPパケットを基に生成されたデータ
である場合には、前記抽出したデータから、前記AAL
5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送信元
IPアドレスを検出することを特徴とする請求項16に
記載の通信装置。 - 【請求項18】 ATMネットワークと接続しIPOA
の通信を行なう通信装置内のSARにおいて、 受信データをAAL5フレームに変換し、変換された前
記AAL5フレームの先頭部分の定められた個所のデー
タを抽出し、前記抽出されたデータを基に送信元IPア
ドレスを検出することにより、当該受信データの送信元
を特定する手段を備えることを特徴とするSAR。 - 【請求項19】 受信データに対して、ATMレイヤに
おいて障害が検出された場合に、当該受信データの送信
元を特定する処理を実行することを特徴とする請求項1
8に記載のSAR。 - 【請求項20】 受信データのAAL5フレームへの組
立処理において、組み立てられた前記AAL5フレーム
の長さの異常又はCRCエラーが検出された場合に、当
該AAL5フレームから前記先頭部分のデータを抽出
し、当該受信データの送信元を特定する処理を実行する
ことを特徴とする請求項19に記載のSAR。 - 【請求項21】 前記受信データに対して、IPパケッ
トを基に生成されたデータであるか否かを判定し、 IPパケットを基に生成されたデータの場合には、当該
受信データの送信元IPアドレスを検出し、 IPパケットを基に生成されたデータではない場合に
は、当該受信データのVPI/VCI値を検出すること
を特徴とする請求項18から請求項20のいずれか1つ
に記載のSAR。 - 【請求項22】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームのRFC1483ヘッダ
内のLLCヘッダ及びSNAPヘッダを参照し、当該L
LCヘッダの先頭3バイトの値が順番に“AA”“A
A”“03”であり、かつ当該SNAPヘッダのPID
部分の先頭2バイトの値が順番に“08”“00”であ
る場合に、当該受信データをIPパケットを基に生成さ
れたデータと判定し、当該AAL5フレームのIPデー
タグラム内のIPヘッダから送信元IPアドレスを検出
することを特徴とする請求項21に記載のSAR。 - 【請求項23】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームの先頭から48バイトの
データを抽出し、 前記抽出したデータから、前記AAL5フレームのRF
C1483ヘッダの情報を参照して前記受信データがI
Pパケットを基に生成されたデータであるかどうかを判
定し、 前記受信データがIPパケットを基に生成されたデータ
である場合には、前記抽出したデータから、前記AAL
5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送信元
IPアドレスを検出することを特徴とする請求項22に
記載のSAR。 - 【請求項24】 ATMネットワークと接続しIPOA
の通信を行なう通信装置の送信元検出方法において、 受信データをAAL5フレームに変換し、変換された前
記AAL5フレームの先頭部分の定められた個所のデー
タを抽出し、前記抽出されたデータを基に送信元IPア
ドレスを検出することにより、当該受信データの送信元
を特定することを特徴とする送信元検出方法。 - 【請求項25】 受信データに対して、ATMレイヤに
おいて障害が検出された場合に、当該受信データの送信
元を特定する処理を実行することを特徴とする請求項2
4に記載の送信元検出方法。 - 【請求項26】 受信データのAAL5フレームへの組
立処理において、組み立てられた前記AAL5フレーム
の長さの異常又はCRCエラーが検出された場合に、当
該AAL5フレームから前記先頭部分のデータを抽出
し、当該受信データの送信元を特定する処理を実行する
ことを特徴とする請求項25に記載の送信元検出方法。 - 【請求項27】 前記受信データに対して、IPパケッ
トを基に生成されたデータであるか否かを判定し、 IPパケットを基に生成されたデータの場合には、当該
受信データの送信元IPアドレスを検出し、 IPパケットを基に生成されたデータではない場合に
は、当該受信データのVPI/VCI値を検出すること
を特徴とする請求項24から請求項26のいずれか1つ
に記載の送信元検出方法。 - 【請求項28】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームのRFC1483ヘッダ
内のLLCヘッダ及びSNAPヘッダを参照し、当該L
LCヘッダの先頭3バイトの値が順番に“AA”“A
A”“03”であり、かつ当該SNAPヘッダのPID
部分の先頭2バイトの値が順番に“08”“00”であ
る場合に、当該受信データをIPパケットを基に生成さ
れたデータと判定し、当該AAL5フレームのIPデー
タグラム内のIPヘッダから送信元IPアドレスを検出
することを特徴とする請求項27に記載の送信元検出方
法。 - 【請求項29】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームの先頭から48バイトの
データを抽出し、 前記抽出したデータから、前記AAL5フレームのRF
C1483ヘッダの情報を参照して前記受信データがI
Pパケットを基に生成されたデータであるかどうかを判
定し、 前記受信データがIPパケットを基に生成されたデータ
である場合には、前記抽出したデータから、前記AAL
5フレームのIPデータグラム内のIPヘッダの送信元
IPアドレスを検出することを特徴とする請求項28に
記載の送信元検出方法。 - 【請求項30】 前記受信データを変換したAAL5フ
レームのヘッダを参照して、当該受信データの送信元I
Pアドレス及びMACアドレスを検出し、当該受信デー
タの送信元を特定することを特徴とする請求項24から
請求項29のいずれか1つに記載の送信元検出方法。 - 【請求項31】 コンピュータを制御することにより、
IPOAの通信において受信した受信データの送信元を
特定する送信元検出プログラムにおいて、 受信データをAAL5フレームに変換し、変換された前
記AAL5フレームの先頭部分の定められた個所のデー
タを抽出し、前記抽出されたデータを基に送信元IPア
ドレスを検出することにより、当該受信データの送信元
を特定する処理を実行させることを特徴とする送信元検
出プログラム。 - 【請求項32】 受信データに対して、ATMレイヤに
おいて障害が検出された場合に、当該受信データの送信
元を特定する処理を実行することを特徴とする請求項2
4に記載の送信元検出プログラム。 - 【請求項33】 受信データのAAL5フレームへの組
立処理において、組み立てられた前記AAL5フレーム
の長さの異常又はCRCエラーが検出された場合に、当
該AAL5フレームから前記先頭部分のデータを抽出
し、当該受信データの送信元を特定する処理を実行させ
ることを特徴とする請求項25に記載の送信元検出プロ
グラム。 - 【請求項34】 前記受信データに対して、IPパケッ
トを基に生成されたデータであるか否かを判定する処理
と、 IPパケットを基に生成されたデータの場合において、
当該受信データの送信元IPアドレスを検出する処理
と、 IPパケットを基に生成されたデータではない場合にお
いて、当該受信データのVPI/VCI値を検出する処
理を実行させることを特徴とする請求項24から請求項
26のいずれか1つに記載の送信元検出プログラム。 - 【請求項35】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームのRFC1483ヘッダ
内のLLCヘッダ及びSNAPヘッダを参照し、当該L
LCヘッダの先頭3バイトの値が順番に“AA”“A
A”“03”であり、かつ当該SNAPヘッダのPID
部分の先頭2バイトの値が順番に“08”“00”であ
る場合に、当該受信データをIPパケットを基に生成さ
れたデータと判定し、当該AAL5フレームのIPデー
タグラム内のIPヘッダから送信元IPアドレスを検出
する処理を実行させることを特徴とする請求項27に記
載の送信元検出プログラム。 - 【請求項36】 前記受信データをAAL5フレームに
変換し、前記AAL5フレームの先頭から48バイトの
データを抽出し、前記抽出したデータから、前記AAL
5フレームのRFC1483ヘッダの情報を参照して前
記受信データがIPパケットを基に生成されたデータで
あるかどうかを判定し、前記受信データがIPパケット
を基に生成されたデータである場合には、前記抽出した
データから、前記AAL5フレームのIPデータグラム
内のIPヘッダの送信元IPアドレスを検出する処理を
実行させることを特徴とする請求項28に記載の送信元
検出プログラム。 - 【請求項37】 前記受信データを変換したAAL5フ
レームのヘッダを参照して、当該受信データの送信元I
Pアドレス及びMACアドレスを検出し、当該受信デー
タの送信元を特定する処理を実行させることを特徴とす
る請求項24から請求項29のいずれか1つに記載の送
信元検出プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214675A JP3640082B2 (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 通信システム、通信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001214675A JP3640082B2 (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | 通信システム、通信装置、その送信元検出方法及び送信元検出プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003032302A true JP2003032302A (ja) | 2003-01-31 |
JP3640082B2 JP3640082B2 (ja) | 2005-04-20 |
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ID=19049448
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006174450A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Agilent Technol Inc | Umtsデータを実時間で捕捉する方法 |
US10333803B2 (en) | 2015-10-07 | 2019-06-25 | Fujitsu Limited | Relay apparatus and relay method |
-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001214675A patent/JP3640082B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006174450A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Agilent Technol Inc | Umtsデータを実時間で捕捉する方法 |
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