JP2003032216A - Ofdm受信方法および装置 - Google Patents

Ofdm受信方法および装置

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JP2003032216A
JP2003032216A JP2001220075A JP2001220075A JP2003032216A JP 2003032216 A JP2003032216 A JP 2003032216A JP 2001220075 A JP2001220075 A JP 2001220075A JP 2001220075 A JP2001220075 A JP 2001220075A JP 2003032216 A JP2003032216 A JP 2003032216A
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Shoichi Furukawa
昌一 古川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DCオフセットを推定し補償する。 【解決手段】 全期間に亘って時間積分するとゼロとな
るよう規定されたプリアンブル信号を含むOFDM信号
を受信し直交復調してOFDMベースバンド信号を得、
該OFDMベースバンド信号をフーリエ変換しデマッピ
ングすることによりOFDM復調を行うOFDM受信方
法において、前記OFDMベースバンド信号中の前記プ
リアンブル信号を全体に亘り時間積分し、該積分値から
時間平均値を得てこれをDCオフセット値とし、該DC
オフセット値をその後に続く前記OFDMベースバンド
信号から減算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交復調部で発生
する位相偏差に基づくDCオフセットを軽減するOFD
M復調方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なOFDM受信装置は、図4に示
すように、アンテナ1で受信した信号をバンドパスフィ
ルタ2を通してから低雑音増幅器(LNA)3で増幅
し、ミキサ4、ローカル発振器5およびバンドパスフィ
ルタ6からなるダウンコンバータによりIF帯の信号に
周波数変換し、そのIF信号を増幅器7で増幅してか
ら、ミキサ8A,8B、ローカル発振器9および90度
移相器10からなる直交復調部により直交復調してOF
DMベースバンド信号のI(同相)成分とQ(直交)成
分を取り出し、これらをローパスフィルタ11A,11
Bに通過させることにより高周波成分を取り除き、再度
増幅器12A,12Bで増幅してから、A/D変換器1
3A,13Bでディジタル信号に変換し、送信装置と受
信装置間のローカル周波数誤差を周波数誤差推定部14
で推定し、得られた誤差成分を乗算部15A,15Bで
I成分とQ成分に乗算してその周波数誤差を補正し、そ
の後にDSP等からなるOFDM復調部16でDFT
(離散フーリエ変換)処理やデマッピング処理を行って
いる。
【0003】ところが、最近では、図5に示すように、
バンドパスフィルタ2で取り出したRF信号を増幅器7
で増幅した後に直接的に、ミキサ8A,8B、ローカル
発振器9および90度移相器10からなる直交復調部に
より直交復調してOFDMベースバンド信号のI成分と
Q成分を取り出し、その後は図4と同様に処理するOF
DM受信装置が提案されている。この復調方式はダイレ
クトコンバージョン方式と呼ばれ、IF帯を処理する回
路が必要ないために、部品点数の削減が図られる利点が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このダ
イレクトコンバージョン方式では、ミキサ8A,8Bに
入力するRF信号とローカル発振器9の信号の周波数が
同じであるが、ローカル発振器9の周波数信号に比べて
RF信号のレベルが充分でなくS/Nが良好でないた
め、ローカル周波数成分のRF信号への回り込みによ
り、DCオフセットが生じる。ただ、OFDM方式で
は、全てのサブキャリアの周波数間隔が直交性を満たす
ように設定され、この性質はDCをも含むために、上記
DCオフセットは本来ならば、復調処理に特に影響を及
ぼすことはない。
【0005】ところが、ローカル発振器9の発振周波数
はRF信号の周波数と完全には一致せずに僅かにずれて
いる(Δω)場合が一般的であり、この周波数ずれ自体
は後段の周波数補正処理部分(14,15A,15B)
によって補正されるものの、上記したDCオフセットが
ある場合は、その周波数誤差推定が実際より大きく推定
されたり、少なく推定されたりする。とくにI成分とQ
成分においてDCオフセットが異なるときは、それぞれ
において異なった影響が発生する。
【0006】ここで、オフセットの生じる理由について
詳しく説明する。図6は前記した図5におけるミキサ8
Aの部分を表した図である。81はRF信号入力ポー
ト、82はローカル信号入力ポート、83は出力ポート
である。いま、OFDMの受信RF信号s1、ローカル
信号s2を、 s1=s(t)sin(ωt) (1) s2=Asin[(ω+Δω)t+φ] (2) とする。ωはRF信号s1のキャリア周波数をfとする
と2πf、ΔωはRF信号s1のキャリア周波数とロー
カル信号s2の周波数の偏差、φはs1,s2の位相
差、s(t)、Aは振幅である。
【0007】このとき、ローカル信号s2の一部がs2
aとしてポート81に回り込むと、そのポート81の入
力信号s1oは、s1とs2aが加算されるので、 s1o=s(t)・sin(ωt)+Bsin[(ω+Δω)t+ψ] (3) となる。Bは回り込み成分s2aの振幅、ψは回り込み
により生じる位相差である。よって、ミキサ8Aのポー
ト83から出力する信号s3は、 s3=s1o×s2 (4) =A/2・[s(t)cos(Δωt+ψ)+B{cosψcosφ+sinψsinφ}] (5) となる。ただし、この式(5)ではミキサ8Aの後段のロ
ーパスフィルタ11Aで高周波成分(2ω成分)を除去
した値として表している。
【0008】式(5)の1項目はOFDM変調信号s(t)に
依存する信号成分、2項目はローカル信号のポート82
からポート81への回り込みによる信号成分であり、こ
の2項目の信号は時間成分(ω)を含まない定常的なオ
フセット(DCオフセット)成分となる。
【0009】図7はOFDM信号のサブキャリアの説明
図である。OFDM変調信号の復調部においては、Δω
=0のときは、図7(a)に示すように、オフセット成分
はサブキャリアのDC部分に現れ、A/D変換における
ダイナミックレンジの減少となるが、その影響は僅かで
あり、充分なダイナミックレンジをとっておけば、問題
は生じない。
【0010】ところが、Δω≠0のときは、図7(b)に
示すように、全てのサブキャリアがΔωだけシフトして
ベースバンド帯に周波数変換され、同時にオフセットを
生じる。よって、この後、そのΔωを推定して周波数補
正処理を行うとき、オフセットはΔωの周波数をもって
しまうのである。
【0011】OFDM復調では、1シンボル期間だけの
信号を取り出して離散フーリエ変換を行う。このとき、
「1/1シンボル時間=最も低い(DCに近い)周波数
=キャリア周波数間隔」であり、通常Δωは、そのキャ
リア周波数間隔よりも狭い。フーリエ変換では、積分期
間の逆数(キャリア周波数間隔)の周波数分解能となる
ため、無限の積分期間であるなら、Δωは線スペクトル
(δ関数)となるが、1シンボル期間の積分にかぎられ
ているため、スペクトルは広がってしまう。
【0012】以上のように、ミキサ8A,8Bで発生す
るオフセット成分は、純粋なDC成分のオフセットでは
なく、わずかにずれた周波数成分によるオフセットとな
り、各サブキャリアはこのオフセット周波数とは直交関
係を持たないために、干渉を受けることになる。実際に
はオフセット周波数に最も近いサブキャリアが大きな影
響をうけることなる。
【0013】本発明は以上のような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、DCオフセットを推定し補償し
て、前記したようなDCオフセットによる影響を軽減さ
せたOFDM受信方法および装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1の発明は、全期間に亘って時間積分するとゼ
ロとなるよう規定されたプリアンブル信号を含むOFD
M信号を受信し直交復調してOFDMベースバンド信号
を得、該OFDMベースバンド信号をフーリエ変換しデ
マッピングすることによりOFDM復調を行うOFDM
受信方法において、前記OFDMベースバンド信号中の
前記プリアンブル信号を全体に亘り時間積分し、該積分
値から時間平均値を得てこれをDCオフセット値とし、
該DCオフセット値をその後に続く前記OFDMベース
バンド信号から減算することを特徴とするOFDM受信
方法とした。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記OFDMベースバンド信号をA/D変換により
時系列のサンプル信号とし、前記OFDMベースバンド
信号中の前記プリアンブル信号をその全サンプル期間に
亘って積分し、得られた積分値を前記プリアンブル信号
の全サンプル数で除算し、該除算した値を1サンプル当
りのDCオフセット値として、その後に続くOFDMベ
ースバンド信号のサンプル信号から減算することを特徴
とするOFDM受信方法とした。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記DCオフセット値を減算した前記OFD
Mベースバンド信号について、送受信ローカル周波数誤
差の補正を行うことを特徴とするOFDM受信方法とし
た。
【0017】請求項4の発明は、全期間に亘って時間積
分するとゼロとなるよう規定されたプリアンブル信号を
含むOFDM信号を受信する受信部と、該受信部で受信
されたOFDM信号を直交復調してOFDMベースバン
ド信号を得る直交復調部と、該直交復調部で得られたO
FDMベースバンド信号を入力してフーリエ変換しデマ
ッピングするOFDM復調部を有するOFDM受信装置
において、前記OFDMベースバンド信号中の前記プリ
アンブル信号を全体に亘り時間積分する積分手段と、該
積分手段で得られた積分値の時間平均値を得る平均化手
段と、該平均化手段で得られた値をDCオフセット値と
してその後に続く前記OFDMベースバンド信号から減
算する減算手段とを設けたことを特徴とするOFDM受
信装置とした。
【0018】請求項5の発明は、全期間に亘って時間積
分するとゼロとなるよう規定されたプリアンブル信号を
含むOFDM信号を受信する受信部と、該受信部で受信
されたOFDM信号を直交復調してOFDMベースバン
ド信号を得る直交復調部と、該直交復調部で得られたO
FDMベースバンド信号をディジタル信号に変換するA
/D変換手段と、該A/D変換手段でディジタル化され
たOFDMベースバンド信号を入力してフーリエ変換し
デマッピングするOFDM復調部を有するOFDM受信
装置において、前記A/D変換手段により時系列のサン
プル信号に変換された前記OFDMベースバンド信号中
の前記プリアンブル信号をその全サンプル期間に亘って
積分する積分手段と、該積分手段で得られた積分値を前
記全サンプルの数で除算する平均化手段と、該平均化手
段で得られた前記プリアンブル信号の最後の平均結果が
DCオフセット値としてセットされる記憶手段と、該記
憶手段にセットされたDCオフセット値をその後に続く
OFDMベースバンド信号から減算する減算手段とを具
備することを特徴とするOFDM受信装置とした。
【0019】請求項6の発明は、請求項4又は5の発明
において、前記減算手段の後段に、送受信ローカル周波
数誤差を推定しその補償を行う送受信ローカル周波数誤
差補償手段を設けたことを特徴とするOFDM受信装置
とした。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の1つの実施の形態
のダイレクトコンバージョン方式のOFDM受信装置の
ブロック図である。1はアンテナ、2はOFDM信号を
選択するバンドパスフィルタ、7は低雑音増幅器、8
A,8Bはミキサ、9は直交復調用のローカル発振器、
10は90度移相器、11A,11Bはミキサ8A,8
Bでの直交復調で得られたOFDMベースバンド信号の
I成分、Q成分から高周波成分を除去するローパスフィ
ルタ、12A,12Bは低雑音増幅器、13A,13B
はA/D変換器、14は送受信間のローカル周波数誤差
を推定する周波数誤差推定部、15A,15Bはその周
波数誤差推定部14で推定された周波数誤差成分に基づ
きI成分、Q成分の周波数補正を行う乗算器、16は離
散フーリエ変換やデマッピンブを行うDSP等からなる
OFDM復調部であり、以上は図5で説明した構成と同
じである。
【0021】本実施形態では、このような構成に加え
て、OFDMベース信号のI成分およびQ成分のDCオ
フセットを推定するDCオフセット推定部21、DCオ
フセット処理時間分の遅延時間を得るためのFIFO部
22A,22B、得られたDCオフセット推定値を遅延
されたI成分およびQ成分から減算する減算器(減算手
段)23A,23B、タイミング同期信号を得るタイミ
ング同期部24を設けた。なお、これらは、A/D変換
器13A,13Bと乗算器15A,15Bの間に設け
た。
【0022】図2はOFDM信号のフレームフォーマッ
トの一例を示す図である。まず0.8μsのショートプリア
ンブルが10個(S0〜S9)続き、その後に1.6μsの
ガードインターバル(GT2)が続き、次に3.2μsのロ
ングプリアンブルが2個(L1,L2)続き、次に0.8
μsのガードインターバル(GT)と3.2μsのデータ(Da
ta)が交互に続く。ロングプリアンブルL1,L2は
時間軸において正負均等な波形となっているので、その
期間を積分すると各々ゼロになる。
【0023】そこで本実施形態では、ショートプリアン
ブルによってその後に続くロングプリアンブルの先頭の
開始時刻を推定し、その開始時刻からI成分およびQ成
分のロングプリアンブルL1,L2をそれぞれ時間積分
し、その各積分結果からI成分およびQ成分についてD
Cオフセットを推定する。すなわち、積分結果で得られ
る値はDCオフセットを2個のロングプリアンブル期間
分だけ時間積分した値であるので、その2個のロングプ
リアンブル期間の時間平均を得ると、1単位時間当りの
DCオフセット値(正又は負)を推定できる。そして、
得られたI成分およびQ成分についての1単位時間当り
のDCオフセット値を、その後に続くI成分、Q成分そ
れぞれから減算することにより、DCオフセットを補償
する。
【0024】前記したタイミング同期部23は、連続す
る受信した2個のショートプリアンブルを比較する自己
相関処理により、あるいは予めメモリ(図示せず)に正
規のショートプリアンブルを格納しておいてこれと受信
ショートプリアンブルとを比較する相互相関処理によ
り、同期信号(クロック信号)を生成する。この同期信
号はDCオフセット推定部21や復調部16の同期信号
として使用される。
【0025】図3は前記したDCオフセット推定部21
の内部構成を示すブロック図である。211A,211
Bはロングプリアンブル期間を積分する128ポイント
積分器(積分手段)、212A,212Bはそれらの積
分結果を128で除算する1/128除算器(平均化手
段)、213A,213Bは得られたDCオフセット値
を格納するレジスタ(記憶手段)である。
【0026】ロングプリアンブルL1,L2はA/D変
換器13A,13Bによって各々64サンプルデータと
してディジタル化されるので、128ポイント積分器2
11A,211Bで連続して128サンプル分を積分す
ると、その両ロングプリアンブルL1,L2の全期間に
わたるI成分、Q成分の積分結果が得られる。128ポ
イント積分器211A,211Bでの積分結果は1/1
28除算器212A,212Bで常時1/128の割算
が行われる。したがって、2番目のロングプリアンブル
L2の終了時点での1/128除算器212A,212
Bの除算結果が、当該フレームでの1サンプル当りのI
成分、Q成分のDCオフセット値を表すものと推定でき
る。
【0027】よって、タイミング同期部24で得られた
同期信号により、ロングプリアンブルL2の終了時点の
次(次のガードインターバルGTのスタート)のタイミ
ングで、前記DCオフセット推定結果をレジスタ213
A,213Bに格納し、このDCオフセット値を、当該
フレームのその後に続くI成分、Q成分の信号から加算
器23A,23Bで減算すれば、当該フレームでのDC
オフセットを補償することができる。
【0028】以上のように本実施形態では、フレーム毎
にDCオフセットを推定し、当該のフレームのOFDM
ベースバンド信号のDCオフセットを補償する。このと
き、このDCオフセット補償は、送受信ローカル周波数
誤差を推定し補償する処理部分よりも上流部分で行うの
で、その周波数誤差推定補償はDCオフセット補償済み
のOFDMベースバンド信号について行うことになり、
その周波数誤差推定補償処理がDCオフセットの影響を
受けることを防止できる。
【0029】なお、上記実施形態ではロングプリアンブ
ルL1,L2の両方に跨って時間積分してDCオフセッ
ト推定を行ったが、1個のロングプリアンブルのみを使
用してDCオフセット推定を行っても良い。また、本実
施形態のDCオフセット補償は特にダイレクトコンバー
ジョン方式のOFDM受信装置に適用すると大きな効果
を発揮するが、その他のOFDM受信装置に適用するこ
とを妨げるものではない。
【0030】
【発明の効果】以上から本発明によれば、DCオフセッ
トを補償することができ、特にダイレクトコンバージョ
ン方式のOFDM受信装置に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のOFDM受信装置のブロ
ック図である。
【図2】 OFDM信号のフレームフォーマットの説明
図である。
【図3】 DCオフセット推定部の詳細な回路図であ
る。
【図4】 従来の一般的なOFDM受信装置のブロック
図である。
【図5】 従来のダイレクトコンバージョン方式のOF
DM受信装置のブロック図である。
【図6】 直交復調部の1つのミキサ部の回路図であ
る。
【図7】 DCオフセットの説明図である。
【符号の説明】
1:アンテナ、2:バンドパスフィルタ、3:低雑音増
幅器、4:ミキサ、5:ローカル発振器、6:バンドパ
スフィルタ、7:増幅器、8A,8B:ミキサ、9:ロ
ーカル発振器、10:90度移相器、11A,11B:
ローパスフィルタ、12A,12B:増幅器、13A,
13B:A/D変換器、14:周波数誤差推定部、15
A,15B:乗算器、16:OFDM復調部 21:DCオフセット推定部、22A,22B:FIF
O部、23A,23B:加算器(減算手段) 211A,211B:128ポイント積分器(積分手
段)、212A,121B:1/128除算器(平均化
手段)、213A,213B:レジスタ(記憶手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全期間に亘って時間積分するとゼロとなる
    よう規定されたプリアンブル信号を含むOFDM信号を
    受信し直交復調してOFDMベースバンド信号を得、該
    OFDMベースバンド信号をフーリエ変換しデマッピン
    グすることによりOFDM復調を行うOFDM受信方法
    において、 前記OFDMベースバンド信号中の前記プリアンブル信
    号を全体に亘り時間積分し、該積分値から時間平均値を
    得てこれをDCオフセット値とし、該DCオフセット値
    をその後に続く前記OFDMベースバンド信号から減算
    することを特徴とするOFDM受信方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記OFDMベースバンド信号をA/D変換により時系
    列のサンプル信号とし、前記OFDMベースバンド信号
    中の前記プリアンブル信号をその全サンプル期間に亘っ
    て積分し、得られた積分値を前記プリアンブル信号の全
    サンプル数で除算し、該除算した値を1サンプル当りの
    DCオフセット値として、その後に続くOFDMベース
    バンド信号のサンプル信号から減算することを特徴とす
    るOFDM受信方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記DCオフセット値を減算した前記OFDMベースバ
    ンド信号について、送受信ローカル周波数誤差の補正を
    行うことを特徴とするOFDM受信方法。
  4. 【請求項4】全期間に亘って時間積分するとゼロとなる
    よう規定されたプリアンブル信号を含むOFDM信号を
    受信する受信部と、該受信部で受信されたOFDM信号
    を直交復調してOFDMベースバンド信号を得る直交復
    調部と、該直交復調部で得られたOFDMベースバンド
    信号を入力してフーリエ変換しデマッピングするOFD
    M復調部を有するOFDM受信装置において、 前記OFDMベースバンド信号中の前記プリアンブル信
    号を全体に亘り時間積分する積分手段と、該積分手段で
    得られた積分値の時間平均値を得る平均化手段と、該平
    均化手段で得られた値をDCオフセット値としてその後
    に続く前記OFDMベースバンド信号から減算する減算
    手段とを設けたことを特徴とするOFDM受信装置。
  5. 【請求項5】全期間に亘って時間積分するとゼロとなる
    よう規定されたプリアンブル信号を含むOFDM信号を
    受信する受信部と、該受信部で受信されたOFDM信号
    を直交復調してOFDMベースバンド信号を得る直交復
    調部と、該直交復調部で得られたOFDMベースバンド
    信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、該
    A/D変換手段でディジタル化されたOFDMベースバ
    ンド信号を入力してフーリエ変換しデマッピングするO
    FDM復調部を有するOFDM受信装置において、 前記A/D変換手段により時系列のサンプル信号に変換
    された前記OFDMベースバンド信号中の前記プリアン
    ブル信号をその全サンプル期間に亘って積分する積分手
    段と、該積分手段で得られた積分値を前記全サンプルの
    数で除算する平均化手段と、該平均化手段で得られた前
    記プリアンブル信号の最後の平均結果がDCオフセット
    値としてセットされる記憶手段と、該記憶手段にセット
    されたDCオフセット値をその後に続くOFDMベース
    バンド信号から減算する減算手段とを具備することを特
    徴とするOFDM受信装置。
  6. 【請求項6】請求項4又は5において、 前記減算手段の後段に、送受信ローカル周波数誤差を推
    定しその補償を行う送受信ローカル周波数誤差補償手段
    を設けたことを特徴とするOFDM受信装置。
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