JP2003030858A - 光学ピックアップ及びアクチュエータの傾き調整方法 - Google Patents

光学ピックアップ及びアクチュエータの傾き調整方法

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JP2003030858A
JP2003030858A JP2001216376A JP2001216376A JP2003030858A JP 2003030858 A JP2003030858 A JP 2003030858A JP 2001216376 A JP2001216376 A JP 2001216376A JP 2001216376 A JP2001216376 A JP 2001216376A JP 2003030858 A JP2003030858 A JP 2003030858A
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lens
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tilt
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Hiroki Shima
宏樹 島
Kenji Yamamoto
健二 山本
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ピックアップにおけるアクチュエータの
正確な位置決め。 【解決手段】 アクチュエータの取付部と、基台部の取
付部とが、対物レンズの主点を中心とする球体の球面上
で接触するようにし、基台部に対するアクチュエータの
傾きを、傾き調整手段によっていかなる方向にも変化さ
せることを可能とさせる。そのうえで、アクチュエータ
の対物レンズにレーザー光を照射して、反射光を得、こ
れを遠方に配置したターゲットで観測する。そして、こ
の観測に基づいて上記傾き調整手段を調整することによ
って、アクチュエータの傾きを高精度で調整することが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学ピックアップ
及び光学ピックアップにおけるアクチュエータの傾き調
整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報記録媒体として、いわゆる光ディス
ク、光磁気ディスク、光カード等の各種光学記録媒体が
普及しているが、この光学記録媒体に対する信号情報の
書き込みや読み出しを行うために、光学記録媒体上に光
源からの光を照射する光学ピックアップが各種提案され
ている。
【0003】この光学ピックアップは、対物レンズの開
口数(NA)を大きくすることによって、またはレーザー
光源の発するレーザー光の波長を短くすることによっ
て、この光学記録媒体上に集光された光の径を小さくす
ることができ、これによって光学記録媒体の信号記録密
度を向上させることができる。
【0004】ここで、ある特定の記録密度を安定して実
現するためには、レーザー光の光軸に対する対物レンズ
の傾きがある許容値内に収まっている必要がある。この
許容値は、NAの3乗に反比例し、レーザー波長に比例す
るため、信号記録密度を上げるためにNAを大きくし、短
い波長の光源を用いると、光軸と対物レンズの傾きの許
容値が小さくなるために、光軸と対物レンズの傾き調整
を高い精度で行う必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、この
ような傾き調整は、例えばアクチュエータの外形および
ピックアップ内のアクチュエータ取付け部に取付け基準
面を設けて物理的に位置決めを行うなどの方法で行って
いた。このように物理的な形状を基準とする傾き調整方
法では、傾き調整誤差は、基準となる物理形状の機械加
工精度によって決まることになる。しかしながら、機械
加工精度には限界があり、これによって生じる対物レン
ズの光軸に対する傾きは、一般に高密度の光学記録媒体
に要求される傾きの許容量、例えば0.3°に比べて大き
いものとなってしまう。
【0006】また、上記のような物理的な形状を基準と
する傾き調整方法では、光軸と対物レンズの傾きは、基
準となる部品の加工精度に依存するので、アクチュエー
タ搭載後に傾きを調整し直すことはできない。このた
め、従来の光学ピックアップは、アクチュエータを搭載
した後に、光学ピックアップの光学特性を評価し、必要
な光学特性が満たされているものしか用いることができ
なかった。この結果、製品の歩留まりが落ちることにな
る。
【0007】さらに、機械加工によって製作された実際
の部品寸法は、厳密にはロットごとに加工精度内でばら
つく。このため、上述したようにレンズと取付け面との
傾きで決まる従来のピックアップの光学特性も、これに
伴いロットごとに許容量に対して相対的に大きな範囲で
ばらつく。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では以
上の問題点に鑑みて、光学ピックアップを以下のように
構成することとした。すなわち、対物レンズを変位可能
に保持すると共に、上記対物レンズの主点を中心とする
球体の球面形状とされた取付部を有するアクチュエータ
と、上記対物レンズの主点を中心とする球体の球面形状
とされた取付部に、上記取付部が配置された状態で上記
アクチュエータを搭載する基台部と、上記基台部に搭載
された状態の上記アクチュエータの傾きを調整すること
ができる傾き調整手段とを備えるように構成した。
【0009】そして、上記した光学ピックアップにおけ
るアクチュエータの傾き調整方法として、以下のように
することとした。すなわち、上記対物レンズに対してレ
ーザー光を照射して上記レーザー光の反射光を得、上記
レーザー光の光軸方向に対する上記反射光の光軸のずれ
をターゲットにおいて観測し、上記観測に基づいて上記
傾き調整手段を調整するようにした。
【0010】光学ピックアップを上述のような構成とす
ることで、まず、対物レンズを搭載するアクチュエータ
の取付部と、基台部の取付部とが、対物レンズの主点を
中心とする球体の球面上で接触するようになり、これに
よって基台部に対するアクチュエータの傾きは、いかな
る方向にも変化させることが可能となる。そして、この
ように互いに球面接触するアクチュエータと基台部と
が、傾き調整手段によって可変的に固定される。これに
より光学ピックアップにアクチュエータを搭載した後に
おいてもアクチュエータの傾きを調整することが可能と
される。
【0011】さらに、上記ピックアップに対する傾き調
整方法として、上述したような調整方法を実行すること
で、まず、対物レンズにおける入射光の光軸に対する反
射光のずれが、ターゲットにおいて照射点として現れる
ことになるので、この照射点からターゲットの中心点ま
でのずれを対物レンズを搭載するアクチュエータの傾き
のずれとして観測することができる。そして、このアク
チュエータの傾きのずれは、上記した傾き調整手段を用
いて調整することができるので、上記観測に基づき、反
射光の照射点をターゲットの中心点にあわせる調整を行
うようにすれば、アクチュエータの基台部に対する傾き
のずれを高精度で調整することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明における実施の形態として
の光学ピックアップ、及び光学ピックアップにおけるア
クチュエータの傾き調整方法について、以下では、まず
図1〜図4を用いて光学ピックアップの構成について説
明し、続いて図5〜図7を用いてこの光学ピックアップ
に搭載されるアクチュエータの傾き調整方法について説
明する。
【0013】図1は本発明における実施の形態としての
光学ピックアップが備える、2軸アクチュエータ5と、
2軸アクチュエータ5を搭載する基台部7を示す断面図
である。なお、この図1では、2軸アクチュエータ5と
基台部7のみを示し、光学ピックアップの他の構成部位
は省略してある。
【0014】この図に示す2軸アクチュエータ5は、対
物2群レンズ1を備え、この対物2群レンズ1が水平方
向及び鉛直方向に変位可能となるように構成されてお
り、ここでは図示しない半導体レーザーから発射され、
対物2群レンズ1によって、図示しない信号記録面上に
集束されたレーザー光のスポット位置を、いわゆるフォ
ーカス方向とトラッキング方向に変化させることが可能
となっている。
【0015】この2軸アクチュエータ5は、ベース1
5、2軸サスペンション支持部17、2軸サスペンショ
ン19、永久磁石固定部21、永久磁石22、コイル2
5、ボビン23、対物2群レンズ1を有して構成され
る。
【0016】まず、ベース15は、例えば軟磁鉄から成
り、取付基準面15a、開口部27を有する。開口部2
7は、レーザー光を対物2群レンズ1に導くために設け
られるものであり、図示するように、後述する対物2群
レンズ1における第1のレンズ1aの凸部の外形とほぼ
同じ直径を有している。取付基準面15aには、永久磁
石固定部21、及びサスペンション支持部17を取付け
る位置が後述のようにして決められており、これに従っ
て永久磁石固定部21、及びサスペンション支持部17
が固着される。
【0017】永久磁石固定部21には、図示するように
永久磁石22が、例えば接着等によって固定される。こ
の永久磁石22は、例えば同一形状のネオジ磁石2個か
ら成っており、この2個の磁石が後述するコイル25に
それぞれ対向するように固定される。
【0018】サスペンション支持部17には2軸サスペ
ンション19が取り付けられる。この2軸サスペンショ
ン19は、例えば細長い板状のベリリウム銅4枚から成
り、図示するように、一方の端で後述するボビン23を
支持し、もう一方の端は2軸サスペンション支持部17
に支持される。
【0019】ボビン23は、対物2群レンズ1が載置さ
れる基準面24と、円形の開口部26を有する。この開
口部26は、上述したベース15の開口部27と同様
に、対物2群レンズ1における第1のレンズ1aの凸部
の外形とほぼ同じ直径を有する。
【0020】ここで、サスペンション支持部17は、上
述したようにベース15の取付基準面15aに従って取
り付けられるのであるが、この位置決めは、上述のよう
にしてサスペンション支持部17、2軸サスペンション
19、ボビン23が取り付けられた際に、ボビン23の
基準面24とベース15とが平行で、且つボビン23の
開口部26の中心点とベース15の開口部27の中心点
とが水平平面内において一致するような位置に決められ
ている。また、ボビン23とベース15との位置関係
が、ボビン23の円形とされる下平面の中心点からベー
ス15の開口部27の中心点までの鉛直方向距離が、ピ
ックアップに必要な光学特性を満たすために定められた
所定の値となるようにされる。
【0021】このように位置決めされた上で、2軸サス
ペンション支持部17はベース15と、例えばネジ等に
よって固着される。そして、このサスペンション支持部
17には2軸サスペンション19が、例えばエポキシ樹
脂接着剤で強力に固着される。さらに、この2軸サスペ
ンション19にはボビン23が同様にエポキシ樹脂接着
剤等で強力に固着される。これにより、ボビン23は、
2軸サスペンション19を介してベース15に支持され
た状態となるので、ベース15を緩やかに傾けた場合、
ボビン23はこれに連動して同じ角度だけ傾くことにな
る。
【0022】また、上記した2軸サスペンション19を
構成する4枚の板は、長手方向において、矩形状の筒を
形成するように組み合わせられる。すなわち、これら4
枚の板の組み合わせは、2枚の板が垂直面上で平行とさ
れ、もう2枚の板が水平面上で平行となるように組み合
わせられることになる。このため、2軸サスペンション
19は、鉛直方向と水平方向に特に曲がりやすくなって
いる。従って、この2軸サスペンション19に支持され
るボビン23も、これに連動して鉛直方向と水平方向に
変位するようにされている。
【0023】このボビン23には、図示するようにコイ
ル25が取り付けられる。コイル25は、例えば直径1
00μmの導線をらせん状に巻いたコイル2個から成
り、ボビン23に、例えば接着等の手段によって固着さ
れる。また、それぞれのコイルは、ここでは図示しない
が、互いに直角に設置されたフォーカス用とトラッキン
グ用の2種類の巻線から成る。そして、それぞれのコイ
ルには、上述したように永久磁石22がそれぞれに対向
して設置されているため、電流を流すことにより特定の
方向に電磁力による駆動力を発生させる。このコイル2
5の発生する駆動力の方向は、上述した2軸サスペンシ
ョン19で規定されたボビン23の可動2軸方向(水平
方向と鉛直方向)に一致している。
【0024】また、このボビン23には、上述した基準
面24において対物2群レンズ1が取り付けられる。こ
の対物2群レンズ1は、第1のレンズ1aと第2のレン
ズ1bとから成り、半導体レーザーから発射されたレー
ザー光を光ディスクの信号記録面上で集束させる。この
対物2群レンズ1の拡大図を図2に示す。
【0025】図2は、図1に示す対物2群レンズ1と、
光ディスク50の信号記録面51を示す図である。この
図では、半導体レーザーから発射されたレーザー光が対
物2群レンズ1によって光ディスク50の信号記録面5
1上で集束させる様子を模式的に示している。
【0026】まず、第1のレンズ1aは、第1の面10
と第2の面20を有する。第1の面10は、半導体レー
ザーの方向に凸となるように非球面に形成され、その外
周部10aが、図示するように平面に形成される。第2
の面20は、第2のレンズ1bの方向に凸となるように
非球面に形成される。第2のレンズ1bは、第3の面3
0と第4の面40を有する。第3の面30は対向する第
1のレンズ1aの方向に凸となるように球面に形成され
る。そして、第4の面40は、図2において波線で示す
対物2群レンズ1の中心軸に対して直角な平面に形成さ
れる。
【0027】このような第1のレンズ1aと第2のレン
ズ1bとを有する対物2群レンズ1は、上述したように
ボビン23に取り付けられる。図示するようにボビン2
3の基準面24と、第1のレンズ1aの外周部10aと
が一致するようにされており、これによりボビン23に
対して対物2群レンズ1が配置可能とされる。つまり、
ボビン23は、開口部26において第1の面10の凸部
を嵌合し、基準面24に配置された対物2群レンズ1を
保持するようにされるのである。そして、第1のレンズ
1aと第2のレンズ1bとは、ここでは図示しないスペ
ーサによって、ある一定の間隔でもって離間される。こ
れら第1のレンズ1aと第2のレンズ1bは、例えば、
第1のレンズ1aに対する第2のレンズ1bの傾きを調
整した後に、スペーサと接着される。なお、この対物2
群レンズ1は、開口数が、例えば0.7〜0.95とさ
れる。
【0028】このように構成される対物2群レンズ1に
は、半導体レーザーから発射されたレーザー光が、ま
ず、第1のレンズ1aの第1の面10に入射する。そし
て、このレーザー光は第1のレンズ1aを透過し、第2
の面20から第2のレンズ1bへ向けて出射する。第2
のレンズ1bでは、このレーザー光が第3の面30より
入射し、第2のレンズ1bを透過して第4の面40から
出射する。以上のようにして半導体レーザーから発射さ
れたレーザー光が対物2群レンズ1を経ることによっ
て、レーザー光が光ディスク50の信号記録面51上で
集束されることとなる。
【0029】以上がアクチュエータ5の説明であるが、
本発明の光学ピックアップにおいては、この2軸アクチ
ュエータ5とこれを搭載するための基台部7とを取り付
けるにあたり、球面形状とされた取付部としての球面座
金6、傾き調整手段としての角度調整ネジ11が用いら
れる。すなわち、図3に示すように、2軸アクチュエー
タ5のベース15と基台部7とが、球面座金6を介して
基台部7の取付基準面48において接し、このように接
した状態のベース15と基台部7とが角度調整ネジ11
によって可変的に固定されることとなる。
【0030】まず、図3に示すベース15、基台部7、
球面座金6、及び角度調整ネジ11の模式的な斜視図を
図4に示す。なお、この図において、図4(b)では、
上記したベース15、基台部7、球面座金6、及び角度
調整ネジ11の取り付け位置を示しているまず、図4
(b)に示すようにベース15には孔部55が設けられ
ている。この孔部55は、後述する角度調整ネジ11を
挿通するために設けられるものであり、これら孔部55
の位置は、例えば、それぞれの孔部55が、ベース15
の開口部27の中心点を内心にもつ正三角形の頂点とな
るようにされる。このベース15には後述のようにして
球面座金6が取り付けられる。なお、本実施の形態にお
けるこの光学ピックアップでは、孔部55が上述したよ
うに設けられることで、角度調整ネジ11によるベース
15と基台部7との固定が3点で行われるのであるが、
この孔部55の個数、つまり、角度調整ネジ11による
固定点の数は3つに限られるものではない。
【0031】球面座金6は、図4(a)に示すように、
中央にボビン23の開口部26と同等の直径の開口部2
8を有するリング状の金属であり、外形に球面の一部で
ある取付基準面49を有する。また、この球面座金6
は、開口部28の中心とベース15の開口部26の中心
とが一致するように位置決めされ、図4(b)に示す位
置でベース15に固定される。この固定は、例えばエポ
キシ樹脂接着剤等の接着による。また、球面座金6の取
付基準面49は、図3において円形の実線で示すよう
に、ベース15に取り付けられた状態において、2軸ア
クチュエータ5が静的に支持された状態における対物2
群レンズ1の主点60を中心にもつ球面の一部に一致す
るようにされる。
【0032】次に、基台部7は、開口部29、取付基準
面48、ネジ穴56を有する。開口部29は、鉛直下方
より入射するレーザー光と同等の直径を有する。取付基
準面48は、球面座金6の取付基準面49と同一の球面
を有する凹部によって形成され、これにより凸とされる
球面座金6の取付基準面49と、凹とされる取付基準面
48が一致するようにされる。また、これら取付基準面
48、49は、ともに対物2群レンズ1の主点60を中
心とする球面内にあるようにされるため、後述するよう
に基台部7とベース15とが取り付けられる際には、ベ
ース15が基台部7の取付基準面48に対してどのよう
な傾き角で保持されたとしても、対物2群レンズ1の主
点60の空間的な位置は変化しないこととなる。また、
ネジ穴56は、角度調整ネジ11を螺合するために設け
られるものであり、基台部7に対してベース15が、上
述したように球面座金6の取付基準面49と基台部7の
取付基準面48で接して配置された際に、上述した孔部
55に対応する位置となるようにされる。
【0033】このように構成されるベース15と基台部
7とは、図4(b)に示すようにして角度調整ネジ11
によって取り付けられる。図示するように、角度調整ネ
ジ11はベース15の孔部55に挿通された後、ベース
15の下面側でスプリング70を挿通した状態で基台部
7のネジ穴56に螺合される。
【0034】以上のようにすることで、3つの角度調整
ネジ11のそれぞれの締め具合を変えることによって、
球面座金6の取付基準面49が、対物2群レンズ1の主
点60を中心とする球面内において、基台部7の取付基
準面48上を摺動するようになり、基台部7に対するベ
ース15の傾き角を調整することが可能となる。そし
て、この角度調整ネジの螺合される位置は、上述したベ
ース15の孔部55の位置、つまり、開口部26、29
の中心点を内心とする正三角形の頂点とされるため、こ
の3本のネジを調整することにより、ベース15と基台
部7との傾き角をいかなる方向にも自由に調整すること
が可能となるのである。
【0035】そして、このように角度調整ネジ11を調
節してベース15と基台部7との傾き角を調整すると、
上述したようにボビン23、2軸サスペンション19、
サスペンション支持部17を介してベース15に固定さ
れる対物2群レンズ1も、これと連動して同じ角度だけ
傾くようになるわけである。
【0036】以上が、本発明の実施の形態としての光学
ピックアップの2軸アクチュエータ5と、それを搭載す
るための基台部7の構成についての説明であるが、本発
明の光学ピックアップにおけるアクチュエータの傾き調
整方法では、このように構成される2軸アクチュエータ
5と基台部7との傾き調整を行うこととなる。
【0037】本実施の形態におけるアクチュエータの傾
き調整方法では、まず、図5(a)に示すような2軸ア
クチュエータ5の傾き検出のための装置、すなわち、レ
ーザー光源12、ビームスプリッタ13、ターゲット1
4から成る装置を使用する。この装置を使用して、ま
ず、レーザー光源12から、2軸アクチュエータ5の対
物2群レンズ1に向けてレーザー光を照射し、対物2群
レンズ1からの反射光を得る。そして、この反射光をビ
ームスプリッタ13の反射面13aで反射させて、ター
ゲット14に照射させ、これを観測することによって、
2軸アクチュエータ5の基台部7に対する傾きを検出す
る。この傾き検出のための装置の構成は以下のようにな
る。
【0038】まず、この装置を示す図5において、レー
ザー光源12は、例えばHe−Ne(ヘリウム−ネオ
ン)レーザーであり、波長632nmのレーザー光を発
射する。このレーザー光源12は、自らが発するレーザ
ー光の光軸が、基台部7の開口部29の中心と一致し、
且つ基台部7の上面8に対して直角となるように位置決
めされる。この位置決めは、例えばマイケルソン干渉計
等を用いることで十分な精度で行うことができる。
【0039】ビームスプリッタ13は反射面13aを有
して構成される。このビームスプリッタ13は、レーザ
ー光源12と2軸アクチュエータ5の対物2群レンズ1
との間で、レーザー光源12からのレーザー光を透過
し、対物2群レンズ1からの反射光を反射面13aで反
射できる位置に配置される。
【0040】ターゲット14は、正面に図5(b)に示
すような検出面14aが設けられている。この検出面1
4aは、例えば方眼及び円形の升目が記されており、分
解能約1mmの精度での検出が可能とされる。そして、
この検出面14aには、対物2群レンズ1からの反射光
が、ビームスプリッタ13の反射面13aを介して照射
される。そして、照射されたレーザー光は検出面14a
において拡散し、肉眼で確認できるようになる。これに
よって、検出面14aの中心点100からのこの反射光
の照射点のずれを肉眼で観測することが可能となる。つ
まり、ターゲット14においては、2軸アクチュエータ
5の基台部7に対する傾きを肉眼で検出できるようにさ
れている。
【0041】ところで、本実施の形態は、2軸アクチュ
エータ5が基台部7に対して傾きを生じている場合にお
いて、対物2群レンズ1の第4の面40における、入射
光の光軸に対する反射光の光軸のずれを、2軸アクチュ
エータ5の基台部7に対する傾きのずれとして検出する
ものである。つまり、これを言い換えれば、基台部7に
対する2軸アクチュエータ5の傾きのずれがない状態で
は、第4の面40における入射光の光軸と反射光の光軸
が一致するわけであり、この際に反射光が検出面14a
の中心点100に照射されるようにターゲット14を位
置させておけば、検出面14a上における、2軸アクチ
ュエータ5に傾きが生じていない状態としての基準点が
定まることになる。
【0042】このような基準点を定めるための位置決め
は、図6に示すようにして行う。まず、図6において、
平板58は、いわゆるオプティカルフラットとしての平
面部58aを有する板である。平板58は、断面がほぼ
矩形とされ、平面部58aは基台部7の上面8と平行に
形成されるこの平板58は、平板58が基台部7に図示
するように載置された際の平面部58aの高さが、2軸
アクチュエータ5を基台部7に載置した際の対物2群レ
ンズ1の第4の面40の高さとほぼ同一となるようにさ
れる。
【0043】そして、レーザー光源12は、基台部7に
2軸アクチュエータ5を搭載する時と同等の条件とする
ために、自らが発するレーザー光の光軸が、基台部7の
開口部29の中心と一致し、且つ基台部7の上面8に対
して直角となるように位置決めされる。また、ターゲッ
ト14は、あらかじめビームスプリッタ13からの反射
光の光軸付近に位置させる。
【0044】このように各部を配置した上で、まず、レ
ーザー光源12からレーザー光を発射させる。このレー
ザー光はビームスプリッタ13を透過し、平板58の平
面部58aで反射する。このとき、上述したように平面
部58aは基台部7の上面8と平行であるため、平面部
58aにおけるレーザー光の入射と反射の光軸は一致す
る。このようにして平面部58aで得られた反射光は、
ビームスプリッタ13の反射面13aによってターゲッ
ト14方向に照射される。この反射光は、上述したよう
にターゲット14があらかじめ反射光の光軸付近に位置
されていることにより、ターゲット14の検出面14a
に照射されることとなる。
【0045】ターゲット14の基準点は、この照射点を
図5(b)に示す検出面14aの中心点100にあわせ
ることで定められる。すなわち、検出面14aにおける
反射光の照射点の位置が、中心点100に一致するよう
に、ターゲット14を移動させて行う。そして、このよ
うにターゲット14の基準点が定まったところで、検出
面14aが反射光の光軸に対して垂直になるように、タ
ーゲット14の傾きを調整する。
【0046】以上のようにして、ターゲット14が2軸
アクチュエータ5の傾き角を検出するための基準点に位
置するように位置決めされるのであるが、本発明の実施
の形態では、このターゲット14は、対物2群レンズ1
の第4の面40からの距離が4mとなるようにされる。
これは、対物2群レンズ1の第4の面40とターゲット
14との距離を長くすることで位置検出感度を向上させ
るためである。本実施の形態におけるターゲット14に
おいては、上述もしたように、検出面14aの検出分解
能が1mm程度であるから、対物2群レンズ1の第4の
面40の傾き角の検出分解能Xが、次の式(1)によっ
て得られるように、0.125mradになる。 X=tan−1{1.0<mm>/(4000<mm>×2)}=0.125 mrad (1)
【0047】以上が、本発明のアクチュエータの傾き調
整方法で使用される、2軸アクチュエータ5の傾き検出
のための装置の構成についての説明であるが、この装置
を使用した2軸アクチュエータ5の傾き調整方法は以下
のような手順で行うこととなる。
【0048】まず、図5に示すように、2軸アクチュエ
ータ5の対物2群レンズ1に対して、レーザー光源12
からレーザー光を発射すると、このレーザー光は、まず
ビームスプリッタ13を透過する。そして、このレーザ
ー光は、図7に示すレーザー光の入射ラインAの位置で
入射する。このとき、例えば、図7に示すように、2軸
アクチュエータ5において対物2群レンズ1に傾きが生
じている場合、レーザー光は第4の面40において、反
射ラインBとして示すように、入射時の光軸と一致しな
い方向に反射する。すなわち、入射光の光軸と反射光の
光軸とにずれが生じた状態で反射することとなる。
【0049】そして、この反射光は、ビームスプリッタ
13の反射面13aによってターゲット14の検出面1
4aに照射される。ターゲット14の検出面14aにお
いては、照射されたレーザー光が拡散し、照射点として
肉眼で検出することができるようになる。このとき、上
述したように第4の面40が基台部7の上面8に対して
平行でない場合、つまり、傾きを生じている場合には、
中心点100と照射点とが一致しない。
【0050】このように、中心点100と照射点とのず
れによって2軸アクチュエータ5の第4の面40の傾き
が検出された場合には、図5(a)に示す角度調整ネジ
11による調節を行う。角度調整ネジ11は、上述もし
たように、球面座金6を介した基台部7とベース15と
を、3点で可変的に固定するものであり、それぞれの締
め具合を変えることで、2軸アクチュエータ5の基台部
7に対する傾きを調整可能である。そこで、本実施の形
態の傾き調整方法としては、検出面14a上の照射点
を、中心点100に一致させるように上記角度調整ネジ
11のそれぞれの締め具合を調節していくものである。
【0051】このようにして、角度調整ネジ11を調節
してターゲット14の検出面14a上の照射点が中心点
100と一致すると、図7においては、反射ラインBと
して示した反射光が、入射ラインAと一致するようにな
る。これにより、対物2群レンズ1の第4の面40の傾
きは適正なものに調整されたことなる。そして、この状
態で角度調整ネジ11を、例えばエポキシ樹脂接着剤で
固着すれば、対物2群レンズ1を適正な角度でもって維
持できるようになる。
【0052】以上が本発明の実施の形態についての説明
であるが、本実施の形態の光学ピックアップは、2軸ア
クチュエータ5を基台部7に搭載する際に、球面座金6
の取付基準面49と、基台部7の取付基準面48とが、
対物2群レンズ1の主点を中心とする球体の球面上で接
触するようになる。これによって、基台部7に対する2
軸アクチュエータ5の傾きを、角度調整ネジ11の締め
具合を変えることによっていかなる方向にも変化させる
ことが可能となる。また、このように互いに球面接触す
る2軸アクチュエータ5と基台部7とが、角度調整ネジ
11によって可変的に固定されることで、光学ピックア
ップに2軸アクチュエータ5を搭載した後においても、
基台部7に対する2軸アクチュエータ5の傾きを調整す
ることが可能とされる。
【0053】さらに、本実施の形態における2軸アクチ
ュエータ5は、対物2群レンズ1の主点を中心にもつ球
面上を動く球面座金6を用いているため、傾き調整を行
った場合においても、対物2群レンズ1の主点が所定の
位置からずれることはなく、対物2群レンズ1の第4の
面40の傾き調整のみを独立して行うことが可能とな
る。
【0054】また、本実施の形態のアクチュエータの傾
き調整方法では、傾き調整の対象となる対物2群レンズ
1の第4の面40に対して、直接にレーザー光を照射し
てその反射光から傾きを検出するようにされている。そ
して、そのうえで基台部7の上面8に対する2軸アクチ
ュエータ5の傾きを調整する。このため、従来のよう
に、2軸アクチュエータ5を構成する部品の外径形状の
機械加工精度、とくにボビン23、2軸サスペンション
19、サスペンション支持部17の組み立て精度に依存
することなく、常に高精度の2軸アクチュエータ5を生
産することが可能となる。
【0055】なお、本実施の形態では、対物2群レンズ
1の第4の面40が、全面にわたり平面となるものを挙
げたが、全面にわたり平面でなくとも、部分的に平面を
有するレンズであれば、本発明の傾き調整方法による傾
き調整は可能である。
【0056】また、本実施の形態では、角度調整ネジ1
1の3つ固定点は、正三角形となるように配置された
が、この3つの固定点は、一直線上に並ばない限り任意
の位置に配置されてもかまわない。さらに、対物2群レ
ンズ1の第4の面40からターゲット14の検出面14
aまでの距離は4m以外であってもかまわない。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明の光学ピックアッ
プは、対物レンズを搭載するアクチュエータの取付部
(球面座金)と、基台部の取付部とが、対物レンズの主
点を中心とする球体の球面上で接触するようになり、こ
れによって基台部に対するアクチュエータの傾きを、傾
き調整手段によっていかなる方向にも変化させることが
可能となる。また、このように互いに球面接触するアク
チュエータと基台部とが、傾き調整手段によって可変的
に固定されることで、光学ピックアップにアクチュエー
タを搭載した後においてもアクチュエータの傾きを調整
することが可能とされる。
【0058】さらに、本実施の形態における光学ピック
アップのアクチュエータは、対物レンズの主点を中心に
もつ球面上を動く取付部(球面座金)を用いているた
め、傾き調整を行った場合においても、対物レンズの主
点が所定の位置からずれることはなく、対物レンズの平
面部の傾き調整のみを独立して行うことが可能となる。
これにより、アクチュエータを光学ピックアップに搭載
する際に、球面収差や非点収差の光学特性を悪化させる
ことなく傾き調整を行うことが可能となり、ピックアッ
プに十分な光学特性が実現できる。
【0059】また、本発明のアクチュエータの傾き調整
方法では、傾き調整の対象である対物レンズの平面部に
対して、直接にレーザー光を照射し、その反射光から傾
きのずれをターゲットにおいて検出する。そして、その
うえで基台部に対するアクチュエータの傾きを調整する
ようにされている。このため、従来のように、アクチュ
エータを構成する部品の外径形状の機械加工精度に依存
することなく、常に高精度のアクチュエータを生産する
ことが可能となる。
【0060】また、対物レンズからターゲットまでの距
離を十分に採るようにすれば、対物レンズの平面部に対
する反射光のスポット変位置が増幅されるので、ターゲ
ットにおいて傾きのずれを肉眼で検出する場合、あるい
は、ターゲットの検出分解能が低い場合であっても、高
精度でアクチュエータの傾き調整を行うことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態としての光学ピック
アップに搭載される、2軸アクチュエータと、基台部の
構成を示す断面図である。
【図2】上記2軸アクチュエータの対物2群レンズと、
光ディスクの信号記録面を示す図である。
【図3】本発明における実施の形態としての光学ピック
アップに搭載される、2軸アクチュエータと、基台部の
構成を示す断面図である。
【図4】上記2軸アクチュエータと基台部との取り付け
を示す斜視図である。
【図5】上記2軸アクチュエータの傾きを検出するため
の装置の構成を示す断面図である。
【図6】上記2軸アクチュエータの傾きを検出するため
の装置の構成を示す断面図である。
【図7】上記2軸アクチュエータと基台部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 対物2群レンズ1、1a 第1のレンズ、10 第
1の面、20 第2の面、1b 第2のレンズ、30
第3の面、40 第4の面、5 2軸アクチュエータ、
6 球面座金、7 基台部、11 角度調整ネジ、12
レーザー光源、13 ビームスプリッタ、13a 反
射面、14 ターゲット、14a 検出面、15 ベー
ス、17 サスペンション支持部、19 2軸サスペン
ション、21 永久磁石固定部、22 永久磁石、23
ボビン、25 コイル、55孔部、56 ネジ穴、5
8 平板、60 主点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D117 AA02 AA04 CC07 KK08 KK25 5D118 AA13 BA01 BA06 CD04 DC03 5D119 AA28 BA01 BA02 JA43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを変位可能に保持すると共
    に、上記対物レンズの主点を中心にもつ球体の球面形状
    とされた取付部を有するアクチュエータと、 上記対物レンズの主点を中心とする球体の球面形状とさ
    れた取付部に、上記取付部が配置された状態で上記アク
    チュエータを搭載する基台部と、 上記基台部に搭載された状態の上記アクチュエータの傾
    きを調整することができる傾き調整手段と、 を備えることを特徴とする光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 上記対物レンズが、第1及び第2のレン
    ズから成る対物2群レンズとされ、上記対物2群レンズ
    の第2のレンズが光記録媒体に対向する平面部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ。
  3. 【請求項3】 上記アクチュエータの上記取付部は、球
    面座金とされることを特徴とする請求項1に記載の光学
    ピックアップ。
  4. 【請求項4】 対物レンズを変位可能に保持すると共
    に、上記対物レンズの主点を中心とする球体の球面形状
    とされた取付部を有するアクチュエータと、上記対物レ
    ンズの主点を中心とする球体の球面形状とされた取付部
    に、上記取付部が配置された状態で上記アクチュエータ
    を搭載する基台部と、上記基台部に搭載された状態の上
    記アクチュエータの傾きを調整することができる傾き調
    整手段とを備えた光学ピックアップについての上記アク
    チュエータの傾き調整方法として、 上記対物レンズに対してレーザー光を照射して上記レー
    ザー光の反射光を得、上記レーザー光の光軸方向に対す
    る上記反射光の光軸のずれをターゲットにおいて観測
    し、上記観測に基づいて上記傾き調整手段を調整するこ
    とを特徴とするアクチュエータの傾き調整方法。
  5. 【請求項5】 上記対物レンズが、第1及び第2のレン
    ズから成る対物2群レンズとされ、上記対物2群レンズ
    の第2のレンズが光記録媒体に対向する平面部を有する
    ものとされる場合において、 上記対物2群レンズの第2のレンズの平面部に対してレ
    ーザー光を照射して上記レーザー光の反射光を得、上記
    レーザー光の光軸方向に対する上記反射光の光軸のずれ
    をターゲットにおいて観測し、上記観測に基づいて上記
    傾き調整手段を調整すること、 を特徴とする請求項4に記載のアクチュエータの傾き調
    整方法。
  6. 【請求項6】 上記レーザー光は、ビームスプリッタを
    透過して上記対物レンズに照射され、 上記反射光は上記ビームスプリッタで反射されてターゲ
    ットに照射されるとともに、 上記ターゲットと上記ビームスプリッタの離間距離は、
    上記反射光の上記レーザー光の光軸方向に対する光軸の
    ずれが上記ターゲット上で十分に増幅される距離とされ
    ている、 ことを特徴とする請求項4に記載のアクチュエータの傾
    き調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021026404A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 能美防災株式会社 視野確認器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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