JP2003030431A - 代行サーバー、銀行業務システム及び顧客端末 - Google Patents

代行サーバー、銀行業務システム及び顧客端末

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JP2003030431A
JP2003030431A JP2001206601A JP2001206601A JP2003030431A JP 2003030431 A JP2003030431 A JP 2003030431A JP 2001206601 A JP2001206601 A JP 2001206601A JP 2001206601 A JP2001206601 A JP 2001206601A JP 2003030431 A JP2003030431 A JP 2003030431A
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Carly Alistair
カーリー アリステア
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HSBC Holdings PLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、銀行業務システムが受信可
能となる情報形式に変換すると共に、銀行業務システム
から更新情報を受信して顧客端末へ提供する代行サーバ
ーを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の課題は、銀行業務に関する情報
を処理する銀行業務システムに接続して、顧客端末から
の要求に応じた取引業務を代行する代行サーバーにおい
て、顧客端末から受信した取引に関する取引情報の第一
情報形式を、銀行業務システムによって受信可能な第二
情報形式に変換する情報形式変換手段と、上記銀行業務
システムによって更新された取引情報を受信して管理す
る更新情報管理手段と、顧客端末からの要求に応じて、
更新された取引情報を該顧客端末へ提供する更新情報提
供手段とを有する代行サーバーによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行業務を処理す
る銀行業務システムに接続して、顧客端末からの要求に
応じた取引業務を代行する代行サーバーに係り、詳しく
は、銀行業務システムが受信可能となる情報形式に変換
すると共に、銀行業務システムから更新情報を受信して
顧客端末へ提供する代行サーバーを提供するものであ
る。
【0002】また、本発明は、そのような代行サーバー
から受信した情報を、処理区分に応じた情報セットを生
成する銀行業務システムに関する。
【0003】更に、本発明は、そのような代行サーバー
に接続される顧客端末に関する。
【0004】
【従来の技術】従来より、商品の輸出入を行うために
は、輸入者は、所定情報を記入した信用状開設書を信用
状を発行する発行銀行へ持参し、発行銀行から発行され
た信用状を輸出者へ、輸出者が所在する地域にある通知
銀行を介して送付していた。
【0005】輸出者は、輸入者からの信用状の用紙を郵
便で受け取ると、信用状に記載された商品の生産を行
い、生産した商品を輸入者へ輸送する。買取銀行は、輸
出者から提示された信用状と輸出証明書とに基づいて、
商品の代金を前払いすると共に、発行銀行へ信用状及び
輸出証明書とを含む書類一式を送付する(通常、国際郵
便となる)。発行銀行は、受け取った書類の照合を行
い、買取銀行へ買取銀行が前払いした金額を送金する。
照合された書類は、発行銀行から輸入者40へ送付さ
れ、輸入者は、発行銀行から送付された書類によって、
港で積荷(商品)を受け取ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、信用状の送付、輸出書類の送付等が、通
常、郵便となるため日数を多く費やすため、輸出者が輸
入者から支払を補償した信用状を受け取るたでに時間が
かかり、輸入者は、輸出書類一式を発行銀行から受け取
るまで商品を港で受け取れないため、海外との取引を迅
速に行えない等の問題があった。
【0007】また、輸入者から信用状開設書を受け付け
た発行銀行では、信用状開設書から銀行のシステムへの
入力を行なう際、入力ミス等が発生した場合、そのミス
の修正が行われるまで信用状の発行がなかなかできない
等の問題があった。
【0008】上記のような問題は、同一銀行グループで
あって、同じ勘定系のシステムで銀行業務を処理してい
る場合においても発生していた。
【0009】一方、銀行業務を処理する勘定系のシステ
ムは、銀行基盤を形成している場合が多く、輸入者から
の信用状に関する電子データを直接取り込むには、セキ
ュリティ上問題があり解決が困難であった。
【0010】また、通常の銀行業務においても、顧客へ
提示されるサービス(プロダクト)は、銀行業務におけ
る処理単位とは別のものであり、顧客から依頼されたサ
ービスどのような銀行業務が必要となるかは、行員の経
験と知識によって、通常、1つのサービスに対して複数
の銀行業務を割り当てていた。
【0011】上記のような状況において、顧客の端末か
ら銀行業務を行う勘定系システムに接続してサービス一
般を実現することが困難であった。
【0012】そこで、本発明の第一の課題は、銀行業務
を処理する銀行業務システムに接続して、顧客端末から
の要求に応じた取引業務を代行する代行サーバーを提供
することである。
【0013】また、本発明の第二の課題は、そのような
代行サーバーから受信した情報を、処理区分に応じた情
報セットを生成する銀行業務システムを提供することで
ある。
【0014】さらに、本発明の第三の課題は、そのよう
な代行サーバーに接続される顧客端末を提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第一の課題を解決す
るため、本発明は、銀行業務を処理する銀行業務システ
ムに接続して、顧客端末からの要求に応じた取引業務を
代行する代行サーバーにおいて、顧客端末から受信した
取引に関する取引情報の第一情報形式を、銀行業務シス
テムによって受信可能な第二情報形式に変換する情報形
式変換手段と、上記銀行業務システムによって更新され
た取引情報を受信して管理する更新情報管理手段と、顧
客端末からの要求に応じて、更新された取引情報を該顧
客端末へ提供する更新情報提供手段とを有するように構
成される。
【0016】このような代行サーバーでは、顧客端末か
ら受信した取引情報の第一情報形式が第二情報形式に変
換されることによって、顧客端末と銀行業務システムと
の仲介を行うと共に、銀行業務システムに対してセキュ
リティを保持することができる。また、代行システム
は、更新された情報を管理するため、リアルタイムに顧
客端末に情報を提供することができる。
【0017】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、取引業務を代行する代行サーバーからの要求に応じ
て、銀行業務を処理する銀行業務システムにおいて、上
記代行サーバーから受信可能な取引に関する第一取引情
報を受信すると、該取引情報によって示される取引の種
別を示す取引種別情報に基づいて、対応する少なくとも
1つの銀行業務の処理区分毎に、処理区分を識別する識
別情報を有する第二取引情報を生成する取引情報生成手
段を有し、上記取引情報生成手段によって生成された第
二取引情報の識別情報に基づいて、各処理区分に応じた
処理が実行されるように構成される。
【0018】このような銀行業務システムでは、代行サ
ーバーから受信した取引情報を銀行業務システムによっ
て処理するための処理区分毎に取引情報が生成されるた
め、1つの取引情報に対して、関連する複数の処理を実
行させることができる。
【0019】上記第三の課題を解決するため、本発明
は、銀行業務を代行する代行サーバーに接続する顧客端
末において、顧客が取引業務内容を入力するための取引
入力画面を表示ユニットに表示させる取引入力画面表示
手段を有するように構成される。
【0020】このような顧客端末では、顧客端末から銀
行業務に関する取引業務内容を入力することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】本発明の実施の一形態に係る勘定系システ
ム、代行サーバー及び輸入者とで構成される銀行ネット
ワークシステムは、例えば、図1に示すようなシステム
を構成する。
【0023】図1は、銀行ネットワークシステムの構成
例を示す図である。図1に示される銀行ネットワークシ
ステム1000において、勘定系システム100、代行
サーバー200、マッピング処理装置300及び輸入者
40が使用する輸入者端末(図2において、輸入者端末
400)は、夫々請求項に記載される代行サーバー、銀
行業務システム、マッピング処理装置及び顧客端末に対
応する。勘定系システム100、代行サーバー200及
びマッピング処理装置300は、銀行グループ50によ
って管理される。
【0024】図1において、銀行ネットワークシステム
100は、勘定系システム100と、代行サーバー20
0と、マッピング処理装置300と、輸入者40が使用
する輸入者端末と、同一の銀行グループ50内の発行銀
行51が使用する発行銀行端末と、買取銀行52が使用
する買取銀行端末とで構成される。通常、複数の輸入者
40が複数の輸出者60との間で銀行グループ50を介
して取引が行なわれるが、説明の便宜上、単に輸入者4
0及び輸出者60と記す。
【0025】例えば、銀行グループ50に属する複数の
銀行は、多数の国を拠点として銀行業務を行なってい
る。銀行グループ50は、輸入者40からの依頼に応じ
て、信用状の依頼内容を示す信用状情報を発行する発行
銀行51と、発行銀行51が発行した信用状情報に基づ
いて輸出者60から提出された船積書類のチェック後、
輸出者60へ輸出代金の支払(信用状の買取)を行な
う。発行銀行51と買取銀行52とを分けているが、同
一銀行であっても良い。買取銀行52は、発行銀行51
によって信用状情報が通知された場合は通知銀行52と
して、また、輸出者60から信用状の買取を行なう場合
は買取銀行52としての役割を持つ。買取銀行52は、
通知銀行52及び買取銀行52として同一銀行であって
も良いし、別銀行であっても良い。
【0026】説明の便宜上、以下説明において、例え
ば、輸入者40は日本に所在し、発行銀行51は中国に
所在し、買取銀行52は他アジア諸国に所在するものと
する。また、勘定系システム100及び代行サーバー2
00は、例えば、中国に位置する。アクセスポイント2
6及びマッピング処理装置300は、輸入者40が所在
する日本に位置する。
【0027】輸入者40は、所定の処理アプリケーショ
ンがインストールされた端末を利用して、アクセスポイ
ント26を介して代行サーバー300へ接続することに
よって、銀行業務に関する処理及び輸出入取引に必要と
なる信用状の発行依頼を銀行グループ50に対して行な
う。また、輸入者40は、所定の処理アプリケーション
がインストールされていない端末を使用する場合、例え
ば、信用状情報を代行サーバー200へ公衆回線25を
介して電子メールで送信することによって、信用状の発
行を銀行グループ50に対して依頼することもできる。
【0028】アクセスポイント26は、代行サーバー2
00が輸入者40から、例えば、国境を越えるような遠
距離に位置する場合、輸入者40が所在する日本国内に
設置される接続ポイントである。アクセスポイント26
は、必要に応じて複数設置され、輸入者40は、いずれ
かのアクセスポイント26へ接続することによって代行
サーバー200への接続が行なえるように銀行ネットワ
ークシステム1000を構築するようにしても良い。
【0029】代行サーバー200は、アクセスポイント
26を介して輸入者40が送信した取引情報を取得する
と、勘定系システム100によって受信可能となるよう
に、取引情報のヘッダ部を変換する(第一の変換)。代
行サーバー200は、変換されたヘッダ部を有する取引
情報を勘定系システム100へ送信する。一方、代行サ
ーバー200は、例えば、所定期間毎に又は必要に応じ
て、勘定系システム100から更新された取引情報を取
得し、輸入者40から取引情報の参照要求があった場
合、更新された最新の取引情報をアクセスポイント26
を介して輸入者40へ提供する。
【0030】従って、代行サーバー200において、取
引情報のヘッダ部を変換することによって、輸入者40
からの取引情報が勘定系システム100によって受信可
能となるため、輸入者40からのアクセスを勘定系シス
テム100から切り離すことができる。よって、勘定系
システム100を外部からのアクセスから保護すること
ができる。
【0031】マッピング処理装置300は、輸入者40
から信用状情報を含む電子メールを受信すると、電子メ
ールによって示される信用情報を勘定系システム100
によって処理可能となる情報形式に変換する。マッピン
グ処理装置300は、輸入者40が独自に開発した信用
状情報を作成する処理部に対応させて勘定系システム1
00によって処理可能となる情報形式に変換するように
する。
【0032】従って、輸入者40は、独自に信用状情報
を作成する処理部を持っている場合又は所定の処理アプ
リケーションがインストールされていない端末を使用す
る場合においても、信用状情報を送信することができ
る。また、輸入者40は、海外出張中の場合、出張先か
ら自分のコンピュータ端末から信用状情報を送信するこ
とができる。
【0033】勘定系システム100は、従来の銀行内の
処理を電子的に行なうための機能を有し、例えば専用線
24で銀行グループ50の各銀行に設置された銀行端末
と接続されるシステムである。勘定系システム100
は、代行サーバー200と専用線24で接続し、代行サ
ーバー200から処理可能な取引情報を受信すると、取
引情報のヘッダ部に示される、銀行が顧客へ提供するサ
ービス形態を示す第一のプロダクトIDに基づいて、銀
行内での処理区分を示す第二のプロダクトIDに変換す
る(第二の変換)。通常、顧客側へ提供されるサービス
形態と銀行内での処理区分とは一致しないため、勘定系
システム100は、顧客側のサービス形態に必要となる
銀行内での少なくとも1つ以上の処理区分に対応させ
る。顧客側のサービス形態が複数の処理区分に対応する
場合、処理区分毎に取引情報が生成され複数の取引情報
で構成される処理セットが作成される。この変換によっ
て、第二のプロダクトIDに応じた処理部が取引情報に
基づいて処理を行なう。
【0034】従って、勘定系システム100において、
顧客側へ提供されるサービス形態と銀行内での処理区分
との対応を、取引情報のヘッダ部内を変換することによ
って実現することができる。従来、行員によって、顧客
からの処理要求に対してサービス形態に基づいて、銀行
内で必要となる処理を発生させていた人為的作業を完全
に削減することができる。
【0035】例えば、輸入者40がアクセスポイント2
6に接続して信用状情報を送信した場合、代行サーバー
200を介して勘定系システム100によって処理さ
れ、発行銀行51によって信用状の発行処理が行なわれ
ると、買取銀行52へ信用状情報が送信される(依頼書
送信)。信用状情報を受信した買取銀行52は、現地の
輸出者60へ出力した信用状情報を信用状として発送す
る。
【0036】よって、輸入者40が入力した信用状情報
がそのまま処理されるため、発行銀行51が情報入力を
行なうことによる入力ミスが発生しない。また、発行銀
行51によって発送された信用状が輸出者60へ到着す
るまでの日数を大幅に削減することができる。
【0037】買取銀行52から発送された信用状を受け
取った輸出者60は、信用状に示される発注内容に従っ
て生産した商品を輸送すると、買取銀行へ出向き商品の
買取り依頼を行なう。買取銀行52は、輸出者60によ
って提示される信用状に基づいて商品の買取を行なう、
つまり、輸入者40に替わって輸出者60が生産した商
品の代金を支払う。買取銀行52は、勘定系システム1
00を介して発行銀行51に対して信用状情報に基づく
支払いの要求を行なうと共に、信用状に基づく船荷証券
を含む輸出書類を輸入者40へ発行銀行51を介さずに
直接発送する。
【0038】輸入者60は、買取銀行52から発送され
た輸出書類を受け取ると、輸出書類の船荷証券によって
輸出者60が輸送した商品を受け取ることができる。
【0039】銀行ネットワークシステム1000におい
て、輸出書類は発行銀行51を介さずに買取銀行52か
ら直接に輸入者40へ発送されるため、輸出書類の発送
期間を短縮することができ、輸入者40は、従来より短
期間で商品を受け取ることができる。
【0040】次に、銀行ネットワークシステム1000
での機能構成について説明する。
【0041】図2は、銀行ネットワークシステムの機能
構成例を示す図である。
【0042】図2において、勘定システム100は、輸
出入管理部110と、通信処理部118と、第2処理デ
ータ変換部120と、変換テーブル121と、輸入口座
マスターデータベース(DB)131と、L/Cマスタ
ーデータベース(DB)132と、勘定処理部190
と、輸出処理部195とを有する。更に、輸出入管理部
110は、与信枠管理処理部111と、輸入手形詳細処
理部112と、輸入手形履歴処理部113と、輸入書類
到着案内処理部114と、輸入信用状発電確認処理部1
15とを有する。勘定処理部190は、従来の銀行業務
に関する勘定処理を行なう処理部である。輸出処理部1
95は、信用状に基づいて輸出者60が所定の処理を行
なったことを示す情報を管理する処理部である。
【0043】与信枠管理処理部111は、輸入者40の
与信枠を管理する。輸入者40への与信枠に基づいて信
用状が発行される。輸入手形詳細処理部112は、輸入
者40が入力した信用状情報に基づいて、輸入手形に必
要な詳細情報を生成して管理する。輸入手形履歴処理部
113は、信用状に基づいて輸出者60への支払いが発
生すると、輸入手形が発行されたとしてその履歴を管理
する。輸入書類到着案内処理部114は、買取銀行52
が輸出書類を輸入者へ発送したことを輸入者40へ輸入
書類到着案内として通知する。輸入信用状発電確認処理
部115は、輸入者40が入力した信用状情報に基づい
て信用状が発行されたことを確認する処理部である。
【0044】通信処理部118は、代行サーバー200
と専用線24で接続される通信ユニットを有し、代行サ
ーバー200とのデータ送受信を制御する。
【0045】第2処理データ変換部120は、代行サー
バー200で識別される第一のプロダクトIDに対して
銀行内での1つ以上の処理区分を示す第二のプロダクト
DIへの変換を示す変換テーブル121を参照して、取
引情報のヘッダ部を変換する。
【0046】また、代行サーバー200は、口座情報
(AI)処理部201と、承認権限(AU)処理部20
2と、当座勘定情報(CA)処理部203と、クレジッ
トカード情報(CC)処理部204と、信用状関係情報
(DC)処理部205と、E−mail(EM)処理部
206と、外国為替取引情報(FX)処理部207と、
輸入関係情報(IM)処理部208と、送金依頼作成
(PA)処理部209と、輸出関係情報(EX)処理部
210と、通信処理部218と、第1処理データ変換部
220と、情報更新処理部223と、ユーザー登録情報
データベース(DB)231と、制限制御部240とを
有する。( )内に示される英大文字は、第一のプロダ
クトIDを示す。
【0047】口座情報(AI)処理部201は、輸入者
40の口座への入金及び出金による情報を処理する。承
認権限(AU)処理部202は、銀行処理を依頼した輸
入者40の管理者が、その銀行処理を承認するための承
認権限を管理する。当座勘定情報(CA)処理部203
は、当座勘定に関する情報を処理する。クレジットカー
ド情報(CC)処理部204は、輸入者40のクレジッ
トカードに関する情報を処理する。信用状関係情報(D
C)処理部205は、信用状に関する情報を処理する。
E−mail(EM)処理部206は、銀行システムと
顧客(輸入者40を含む)との間のお知らせ及び問合せ
等の情報通信を行なう。外国為替取引情報(FX)処理
部207は、外国為替の取引に関する情報を処理する。
輸入関係情報(IM)処理部208は、輸入に関係する
情報を処理する。送金依頼作成(PA)処理部209
は、輸入者40から受信した送金依頼情報に基づいて、
勘定系システム100の勘定処理部190で情報解析可
能な送金依頼に関する情報を作成する。輸出関係情報
(EX)処理部210は、輸出に関する情報を処理す
る。
【0048】通信処理部218は、代行サーバー300
との接続及び勘定系システム100との接続を専用線2
4で接続し、輸入者40からの電子メール等の受信を公
衆回線を介して行なう通信ユニットを有し、データ送受
信を制御する。
【0049】第1処理データ変換部220は、輸入者端
末400から受信した取引情報のヘッダ部を処理部に対
応するプロダクトIDを有する勘定系システム100に
よって受信可能なヘッダ部へと変換する。ユーザー登録
情報データベース(DB)231は、代行サーバー20
0へのアクセスを許可される輸入者40に関する情報を
ユーザー登録情報として管理する。
【0050】また、制限制御部240は、ユーザーID
毎最高取引金額、ユーザーID毎アクセス権、口座毎最
高取引金額、認証者設定、金額毎承認設定等の制御を行
なう。
【0051】マッピング装置300は、企業の信用状の
情報形式に対応して勘定系システム100又は代行サー
バー200で解析可能な情報形式に信用状情報に変換す
る複数のマッピングプログラム310と、輸入者端末4
00から信用状情報を受信制御し、マッピングプログラ
ム310によって変換された信用状情報を勘定系システ
ム100又は代行サーバー200へ送信制御する通信処
理部318とを有する。マッピングプログラム310
は、取り引きのある企業毎に、接続される輸入者端末4
00から送信される信用状情報を、勘定系システム10
0又は代行サーバー200で解析可能な情報形式に信用
状情報に変換するプログラムであって、複数の企業に対
応する場合、複数のプログラムが備えられる。
【0052】輸入者端末400は、輸入者40によって
使用され、輸出入取引部401と、キャッシュ・マネジ
メント・サービス部402と、通信モード制御部403
と、データ・セキュリティ機能部404と、インストー
ラー405と、通信処理部418とを有する。
【0053】輸出入取引部401は、輸入者40の入力
に応じて、信用状開設書の作成又は変更を行ない、代行
サーバー200へ信用状情報を送信する。キャッシュ・
マネジメント・サービス部402は、代行サーバー20
0から引出可能残高、与信枠残高等の銀行口座資金の最
終残高状況のデータを取得し、輸入者端末400の表示
ユニットへ表示させる。通信モード制御部403は、通
信モードがオンラインの場合とオフラインの場合とで、
輸出入取引部401及びキャシュ・マネジメント・サー
ビル部402での情報処理の制御を行なう。データ・セ
キュリティ機能部404は、各処理部が代行サーバー2
00とデータ通信する際に情報を暗号化及び復号化す
る。インストーラー405は、記録媒体420に記録さ
れた上記各処理部を実現するプログラムを輸入者端末4
00へインストールする。通信処理部418は、公衆回
線を介して代行サーバー200へ電子メールを送信する
通信ユニットを有し、データ送受信を制御する。
【0054】次に、第1処理データ変換部220と第2
処理データ変換部120とによって、輸入者端末400
から送信された取引情報のヘッダ部が変換される仕組み
について説明する。
【0055】図3は、勘定処理を行なう場合の取引情報
のヘッダ部の変換例を示す図である。図3において、輸
入者40が、輸入者端末400を使用して、代行サーバ
ー200でのユーザー認証の完了後、キャッシュ・マネ
ジメント・サービス部を起動して所望の銀行業務を選択
すると、代行サーバー200との間で取引処理に関する
データの送受信が開始される。
【0056】この例において、例えば、キャッシュ・マ
ネジメント・サービス部が起動後、輸入者40が当座勘
定処理を選択した場合、代行サーバー200の当座勘定
情報(CA)処理部203が起動する。当座勘定情報
(CA)処理部203が起動後、輸入者40の入力によ
って取引情報が代行サーバー200へ送信される。輸入
者端末400から送信される取引情報のヘッダ部は、例
えば、ヘッダ情報70のような情報形式にて構成され
る。
【0057】ヘッダ情報70は、輸入者40が属する企
業等を識別するカスタマーID、輸入者40を識別する
ユーザーID、輸入者40を認証するためのパスワー
ド、代行サーバー200へのデータ送受信を有効とする
セッションID等の項目にて構成される。例えば、ヘッ
ダ情報70において、カスタマーIDは「JP1234
56789」、ユーザーIDは「ABCD」、パスワー
ドは「123456」、セッションIDは「1234」
のように示される。
【0058】このヘッダ情報70を有する取引情報は、
制限制御部240で管理される制限情報に基づいて、勘
定系システム100への送信が抑制される。例えば、取
引情報にて示される取引金額が、ユーザーID「ABC
D」で特定される輸入者40に対する最高取引金額を超
えていないか否かが判断され、その判断結果に基づい
て、ヘッダ情報70が第1処理データ変換部220によ
って処理される。
【0059】代行サーバー200の第1処理データ変換
部220は、ヘッダ情報70を有する取引情報を受信す
ると、ユーザー登録情報DB231を参照して、カスタ
マーID「JP123456789」及びユーザーID
「ABCD」に対応するアカウント名、口座番号及びア
カウントID等の情報を取得し、また、銀行が顧客へ提
供するサービス形態に対応したプロダクトID(第1の
プロダクトID)を取得する。第1処理データ変換部2
20は、ヘッダ情報70をヘッダ情報71のように変換
する。
【0060】ヘッダ情報71は、例えば、輸入者40が
属する企業等を識別するカスタマーID、銀行が顧客へ
提供するサービス形態に対応したプロダクトID、企業
名を示すアカウント名、利用される口座番号、企業を識
別するアカウントID等の項目にて構成される。例え
ば、ヘッダ情報71において、カスタマーIDは「JP
12345678」、プロダクトIDは「CA」、アカ
ウント名は「ABC Inc.」、口座番号は「123
−123456−123」、アカウントIDは「000
1」のように示される。
【0061】勘定系システムの第2処理データ変換部1
20は、このヘッダ情報71を有する取引情報を受信す
ると、処理区分に応じた各処理部が処理可能となるよう
に、ヘッダ情報71のアカウント名を口座名に対応さ
せ、ヘッダ情報71のアカウントIDに基づいて、アカ
ウントIDと口座番号が対応しているテーブルから口座
番号を取得し、ヘッダ情報71のプロダクトIDに基づ
いて、変換テーブル121から勘定システムで認識可能
な処理区分に対応する少なくとも1つのプロダクトID
を取得することによって、ヘッダ情報71を変換して、
例えば、ヘッダ情報72のように構成する。
【0062】ヘッダ情報72は、例えば、輸入者40が
属する企業等を識別するカスタマーID、企業名を示す
口座名、口座番号、処理区分に対応したプロダクトI
D、企業を識別するアカウントID等の項目にて構成さ
れる。例えば、ヘッダ情報72において、カスタマーI
Dは「JP12345678」、口座名は「ABC I
nc.」、口座番号は「123−123456−12
3」、プロダクトIDは「RCA」、アカウントIDは
「0001」のように示される。ヘッダ情報71のプロ
ダクトIDが当座勘定情報であることを示す「CA」で
ある場合、当座勘定情報を勘定系システム100の勘定
処理部190で処理するためには、通常、当座預金(R
CA)処理、コール・ディポジット(DCR)処理、非
居住者当座預金(NCA)処理、 (NOB)処
理、非居住者オーバーナイト・コールディポジット(N
OC)処理、オーバーナイト・コールディポジット(R
OC)処理、証券口座(SSS)処理、普通預金(SS
V)処理等の複数の処理が必要となる。そのため、ヘッ
ダ情報72が処理数に応じて作成される。各ヘッダ情報
72のプロダクトIDには、処理を特定する処理区分が
設定される。この例において、プロダクトID「RC
A」は、複数の処理の1つである当座預金処理を示す。
【0063】勘定系システム100の第2処理データ変
換部120は、ヘッダ情報71に基づいて複数の処理区
分が対応する場合、プロダクトIDが異なる複数のヘッ
ダ情報72を生成して一つの取引情報セットを構成す
る。この生成された取引情報セットは、勘定処理部19
0にて解析され処理される。
【0064】上述より、輸入者40は、日本国内に設置
される輸入者端末400のキャッシュ・マネジメント・
サービス部402を動作させるのみで、遠隔地にて他国
に設置される勘定系システム100に対して銀行業務を
依頼することができる。また、代行サーバー200の情
報更新処理部223によって更新された情報が管理され
るため、輸入者40への情報提供をリアルタイムで提供
することが可能である。この場合、輸入者40は、キャ
ッシュ・マネジメント・サービス部402を動作させる
ことによって最新の情報を参照することができる。つま
り、最新情報の参照は、代行サーバー200と輸入者端
末400との間のみで行なわれる。
【0065】図4は、輸出入処理を行なう場合の取引情
報のヘッダ部の変換例を示す図である。図4において、
輸入者40が、輸入者端末400を使用して、代行サー
バー200でのユーザー認証の完了後、輸出入取引部4
01を起動して輸出入業務に関する銀行業務を選択する
と、代行サーバー200との間で取引処理に関するデー
タの送受信が開始される。
【0066】この例において、輸出入取引部401が起
動後、輸入者40が信用状の開設を選択した場合、代行
サーバー200の輸入関係情報(IM)処理部208が
起動する。輸入関係情報(IM)処理部208が起動
後、輸入者40の入力によって信用状情報を含む取引情
報が代行サーバー200へ送信される。輸入者端末40
0から送信される取引情報のヘッダ部は、上述した勘定
処理の場合と同様のヘッダ情報70に示される情報形式
にて構成される。
【0067】ヘッダ情報70を有する取引情報は、制限
制御部240で設定された制限情報に基づいて、代行サ
ーバー200への送信が抑制される。制限情報に基づく
判断結果に基づいて、代行サーバー200へ取引情報が
送信される。
【0068】代行サーバー200の第1処理データ変換
部220は、ヘッダ情報70を有する取引情報を受信す
ると、ユーザー登録情報DB231を参照して、カスタ
マーID「JP123456789」及びユーザーID
「ABCD」に対応するアカウント名、口座番号及びア
カウントID等の情報を取得し、また、銀行が顧客へ提
供するサービス形態に対応したプロダクトID(第1の
プロダクトID)を取得する。第1処理データ変換部2
20は、ヘッダ情報70をヘッダ情報81のように変換
する。この場合、輸入専用の口座番号、例えば、下三桁
が輸入専用であることを示す「123−123456−
476」のような口座番号が設定される。「476」が
輸入専用であることを示す。
【0069】ヘッダ情報81は、ヘッダ情報71と同様
に、輸入者40が属する企業等を識別するカスタマーI
D、銀行が顧客へ提供するサービス形態に対応したプロ
ダクトID、企業名を示すアカウント名、利用される口
座番号、企業を識別するアカウントID等の項目にて構
成される。例えば、ヘッダ情報81において、カスタマ
ーIDは「JP12345678」、プロダクトIDは
「IM」、アカウント名は「ABC Inc.」、口座
番号は「123−123456−123」、アカウント
IDは「0001」のように示される。
【0070】勘定系システムの第2処理データ変換部1
20は、このヘッダ情報81を有する取引情報を受信す
ると、処理区分に応じた各処理部が処理可能となるよう
に、ヘッダ情報81のアカウント名を口座名に対応さ
せ、ヘッダ情報81のアカウントIDに基づいて、アカ
ウントIDと口座番号が対応しているテーブルから口座
番号を取得し、取得した口座番号の下三桁が輸入専用の
番号の場合、プロダクトIDを空欄とすることによって
ヘッダ情報81を変換して、例えば、ヘッダ情報82の
ように構成する。よって、一つのヘッダ情報81が生成
される。
【0071】第2処理データ変換部120によって解析
可能となったヘッダ情報81を有する取引情報は、輸出
入管理部110によって解析及び処理される。
【0072】図5は、輸出入管理部による輸出入に関す
る取引情報の処理フローを示す図である。図5におい
て、輸出入管理部110は、取引情報から信用状情報を
取得し(ステップS11)、与信枠管理処理部111を
起動する。与信枠管理処理部111は、予め管理されて
いるカスタマー毎の与信情報に基づいて、与信等の内容
をチャックし、チェック結果に基づいて信用状情報をL
/CマスターDB132へ格納する(ステップS1
2)。更に、輸出入管理部110は、輸入手形詳細処理
部112を起動し、発行銀行及び通知銀行に関する情報
を設定した輸入手形に関する輸入手形情報を輸入口座マ
スターDB131に格納する(ステップS13)。信用
状の番号を自動で採番する場合、L/CマスターDB1
32から番号を取得して信用状情報に設定する(ステッ
プS135)。
【0073】上記処理によって、勘定系システム100
において信用状の開設が完了する。
【0074】責任者によって開設された信用状の発行が
認証されると(ステップS14)、輸出入管理部110
は、通知銀行へ信用状情報を発信する(ステップS1
5)。輸出入管理部110は、輸入信用状発電確認処理
部115を起動して、信用状情報の送信の完了を確認す
ると、輸入手形履歴処理部113を起動して、輸入口座
マスターDB131及びL/CマスターDB132の履
歴を更新する。
【0075】上記処理によって、輸入者40は、輸入端
末400から信用状を発行するために必要な情報を入力
するのみで、通知銀行52へ信用状が自動的に発行され
る。よって、行員による信用状の作成等の作業を削減す
ることができると共に、通知銀行52への信用状の発行
を電子的に行なうことができる。買取銀行と通知銀行は
必ずしも同一の銀行ではないが、説明の便宜上同一符号
で示す。
【0076】次に、電子メールで信用状情報を受信した
マッピング装置300でのマッピングプログラム310
が行なう処理概要について説明する。
【0077】図6は、マッピングプログラムによって実
行される電子メールによる信用状情報のマッピングの例
を示す図である。図6において、マッピングプログラム
310は、電子メールによって受信した信用状情報形式
91を信用状情報形式92へと変換する。
【0078】信用状情報形式91から信用状情報形式9
2への変換は、日付を示すDate項目の「20Apr01」
を31C Date of issue項目の「20APR2001」へ、信用状開
設の申請者を示すApplicant項目の「ABC Co., Ltd.」
を50 Applicant項目の「ABC CO LTD」へ、信用状の受取
人を示すBeneficiary項目に「RRR01 Co., Ltd」を59 Be
neficiary項目の「RRR01 CO LTD」に、取引金額を示すA
mount項目に「USD 123,245.78」を32B DC Amount項目の
「USD 123,245.78」へ、取引商品を示すGoods項目の「1
00 pairs of Shoes」を45A Goods項目の「100 PAIR OF
SHOE」へ、輸送元を示すShipment from項目の「China」
を44A Loading from項目の「CHINA」へ、輸送元を示すS
hipment to項目の「Tokyo」をTransportation to項目の
「TOKYO」へ、満期を示すExpiry Date項目の「31May0
1」を31D date of Expiry項目の「31MAY01」へ、輸送期
限を示すLatest Shipment Date項目の「15May01」を項
目へ、期限を示すTerm項目の「FOB」を45A Goods項目と
44A Loading from項目との間の行に項目無しの「FOB」
として、要求文書を示すRequired Documents項目の「In
voice x2」を46A Documents Req項目の1行目へ「INVOI
CE IN DUPLICATE」として、要求文書を示すRequired Do
cuments項目の「Packing List x3」を46A Documents Re
q項目の2行目へ「PACKING LIST IN TRIPLICATE」とし
て、要求文書を示すRequired Documents項目の「Full s
et of B/L」を46A Documents Req項目の3行目へ「FULL
SET CLEAN OCEAN OF BILL OF LOADING」として、特別
指示を示すSpecial Instruction項目の「Amount +/- 5%
allowed」を47A Additional項目の「AMOUNT +/- 5% AL
LOWE」へ変換する。
【0079】図6には、信用情報形式91と信用情報形
式92の一部が示されており、所定の項目順及び項目名
で示される信用情報形式91が、上述したように、勘定
系システム100の輸出入管理部110にて解析及び処
理可能な所定の項目順及び項目名等の形式で示される信
用情報形式92に変換される。
【0080】次に、輸入者40が、輸出入取引部401
によって輸入者端末400に表示される画面から信用状
情報を入力する場合について説明する。
【0081】図7は、信用状開設当事者画面の例を示す
図である。図7において、信用状開設当事者画面500
は、主に、送信方法を入力する入力域502と、信用状
開設書を特定するDC番号を設定する入力域503と、
申請者詳細を設定するための設定域504と、受取人詳
細を設定するための設定域505とを有する。設定域5
04は、申請者氏名を入力する入力域5041と、申請
者住所を入力する入力域5042と、参照番号を指定す
る入力域5043とを有する。また、設定域505は、
短縮名を入力する入力域5051と、受取人氏名を入力
する入力域5052と、受取人住所を入力する入力域5
053とを有する。
【0082】信用状開設当事者画面500において、例
えば、入力域502に送信方法として「全送信」が入力
され、申請者詳細の設定域504の入力域5041に申
請者氏名として「ABC Co., Ltd.」、入力域5042に
申請者住所として「ABC Building 3-99-3 Nihonbashi C
huo-ku Tokyo 103-0099 Japan」、入力域5043に参
照番号として「LP260」と、受取人詳細の設定域505
の入力域5052に受取人氏名として「RRR01 Co., Lt
d.」、入力域5053の受取人住所として「DEF Buildi
ng No.99 DEF ROAD, CHINA」とが輸入者40によって入
力される。
【0083】DC番号を設定する入力域503には、D
C番号が顧客専用に割り当てられた番号を▼をクリック
することによって選択して設定される、或いは、信用状
開設当事者画面500で入力した情報を追加ボタン50
5をクリックすることによって、銀行ネットワークシス
テム1000によって自動的に採番される。例えば、
「DC010323」のように設定される。
【0084】図8は、信用状詳細画面の例を示す図であ
る。図8において、信用状詳細画面510は、信用状発
行に必要となる詳細情報を入力するための画面であっ
て、主に、信用状開設書のタイプを示すDCタイプを入
力する入力域512と、リボルビングの有無を入力する
入力域513と、満期に関する情報を設定する設定域5
14と、通貨の種類を入力する入力域515と、金額を
入力する入力域516と、分散率を入力する入力域51
7と、積換え許可の有無を入力する入力域518と、一
部船積許可の有無を入力する入力域519と、輸送元に
関する情報を設定する設定域520と、輸送先に関する
情報を設定する設定域521と、輸送期限を入力する入
力域523と、支払期間を設定する設定域524と、買
取制限の有無を入力する入力域525と、確認の要否を
入力する入力域526と、提出期間を入力する入力域5
27とを有する。
【0085】満期に関する情報を設定する設定域514
は、更に、満期日を入力する入力域5141と、場所を
入力する入力域5142とを有する。輸送元に関する情
報を設定する設定域520は、更に、輸送元の国名を入
力する入力域5201と、輸送元の場所を入力する入力
域5202とを有する。輸送先に関する情報を設定する
設定域521は、更に、輸送先の国名を入力する入力域
5211と、輸送先の場所を入力する入力域5212と
を有する。
【0086】支払期間を設定する設定域524は、更
に、支払方法を入力する入力域5241と、輸入者40
によるリボ払いの場合の支払期限の日数を入力する入力
域5242と、手形の要否を入力する入力域5243
と、所定の記述文から選択するためのボタン5244
と、記述文を特定するコード番号が表示される表示機5
245と、選択された記述文が表示される表示域524
6と、手形名あて人を入力する入力域5247とを有す
る。
【0087】信用状詳細画面510において、例えば、
入力域512には信用状開設書のタイプを示すDCタイ
プとして「取消不可」、入力域513にはリボルビング
無として「いいえ」が入力される。満期に関する情報を
設定する設定域514において、例えば、入力域514
1に満期日として「010531」、入力域5142に場所と
して「受取人国内」が入力される。更に、入力域515
に通貨の種類として「USD」、入力域516に金額とし
て「123,456.78」、入力域517に分散率として「0
2」、入力域518に積換え不許可として「不許可」、
入力域519に一部船積の許可として「許可」が入力さ
れる。
【0088】また、輸送元に関する情報を設定する設定
域520において、入力域5201に輸送元の国名とし
て「中華人民共和国」、入力域5202に輸送元の場所
として「上海港」が入力される。更に、輸送先に関する
情報を設定する設定域521において、入力域5211
に輸送先の国名として「日本国」、入力域5212に輸
送先の場所として「日本港」が入力される。
【0089】また、入力域523に輸送期限として「01
0515」が入力される。
【0090】更に、支払期間を設定する設定域524に
おいて、入力域5241に支払方法として「一覧払
い」、入力域5243に手形不要として「いいえ」が入
力される。
【0091】また、入力域525に買取制限無しとして
「いいえ」、入力域526に確認不要として「いい
え」、入力域527に提出期間として「10」が入力され
る。
【0092】図9は、要求文書画面の例を示す図であ
る。図9において、要求文書画面530は、主に、期間
に関する情報を設定する設定域532と、送り状に関す
る情報を設定する設定域533と、輸送に関する情報を
設定する設定域534と、他文書に関する情報を設定す
る設定域535とを有する。
【0093】期間に関する情報を設定する設定域532
は、更に、貿易期間を入力する入力域5321と、場所
を入力する入力域5322と、非標準を入力する入力域
5323とを有する。設定域532において、例えば、
入力域5321に貿易期間として「FOB」が入力され
る。
【0094】送り状に関する情報を設定する設定域53
3は、更に、記述文を選択するためのボタン5331
と、選択した記述文を識別するコード及び記述文を表示
又は入力された記述文を表示する表示域5332とを有
する。設定域533において、例えば、輸入者40が入
力した記述文「X1X1X1X1」が表示域5332に表示され
る。
【0095】輸送に関する情報を設定する設定域534
は、更に、記述文を選択するためのボタン5341と、
選択した記述文を識別するコード及び記述文を表示又は
入力された記述文を表示する表示域5342とを有す
る。設定域534において、例えば、輸入者40が入力
した記述文「X2X2X2X2」が表示域5342に表示され
る。
【0096】他文書に関する情報を設定する設定域53
5は、更に、記述文を選択するためのボタン5351
と、選択した記述文を識別するコード及び記述文を表示
又は入力された記述文を表示する表示域5352とを有
する。設定域535において、輸入者40が入力した3
つの記述文「X3X3X3X3」、「X4X4X4X4」及び「X5X5X5X
5」が表示域5332に表示される。
【0097】図10は、追加条件画面の例を示す図であ
る。図10において、追加条件画面540は、追加条件
を設定する設定域542を有する。設定域542は、更
に、記述文を選択するためのボタン5421と、選択し
た記述文を識別するコード及び記述文を表示又は入力さ
れた記述文を表示する表示域5422とを有する。設定
域535において、輸入者40入力した2つの記述文
「X6X6X6X6」及び「X7X7X7X7」が表示域5332に表示
される。
【0098】図11は、商品記述画面の例を示す図であ
る。図11において、商品記述画面550は、規定のフ
ォーマットによる記述文作成の有無を選択する選択域5
52と、記述文を選択するためのボタン553と、選択
又は入力した記述文を表示又は入力された記述文を表示
する表示域554とを有する。商品記述画面550にお
いて、例えば、選択域552の未フォーマット5522
が選択された場合、表示域554に、輸入者40が自由
に入力した2つの記述文「X8X8X8X8」及び「X9X9X9X9」
とが表示される。一方、規定のフォーマットで記述文を
入力する場合、選択域552にてフォーマット済552
1が選択される。
【0099】図12は、銀行への指示画面の例を示す図
である。図12において、銀行への指示画面560は、
支払人に関する情報を設定する設定域562と、課金料
を入力する入力域563と、手形明細に関する情報を設
定する設定域564と、TT返済の要否を入力する入力
域565と、特別指示コードを入力する入力域566
と、特別指示の内容を入力する入力域567と、契約番
号を入力する入力域568と、連絡者名を入力する入力
域569と、連絡電話番号を入力する入力域570とを
有する。支払人に関する情報を設定する設定域562
は、更に、信用状が確認扱いの有無を入力する入力域5
621と、信用状の開設者を入力する入力域5622
と、相手方を入力する入力域5623と、運送利子の支
払人を入力する入力域5624と、相手銀行を入力する
入力域5625とを有する。また、手形明細に関する情
報を設定する設定域564は、方法を入力する入力域5
641と、先物契約の有無を入力する入力域5642
と、口座番号を入力する入力域5643と、ローン期間
を入力する入力域5644とを有する。
【0100】銀行への指示画面560の設定域562に
おいて、例えば、入力域5622に開設者として「申請
者」、入力域5623に相手方として「受取人」、入力
域5623に運送利子の支払人として「受取人」、入力
域5625に相手銀行として「買取銀行」が入力され
る。また、設定域564において、例えば、入力域56
41に方法として「輸入ローン」、入力域5642に先
物契約無しとして「いいえ」、入力域5644にローン
期間として「120」が入力される。
【0101】また、銀行への指示画面560において、
入力域565にTT返済の不要として「いいえ」が入力
される。
【0102】図7から図12の画面例において、右端に
▼が示される入力域の場合、▼をクリックすることによ
って表示される一覧から選択した値が入力される。ま
た、一覧から選択した値が入力され、その値が輸入者4
0が所在する国内における言語で示される場合、予めそ
の言語による値を英語に対応させたテーブルを持たせ、
信用状情報が勘定系システム100へ転送される際に
は、対応する英語が転送されるようにすれば良い。
【0103】次に、輸入者40が発行された信用状を参
照する場合について説明する。輸入者40が勘定系シス
テム100にアクセスして、発行された信用状を参照す
る場合、アカウントを選択する画面を開く。
【0104】図13は、アカウント選択画面の例を示す
図である。図13において、アカウント選択画面610
は、信用状が発行されたアカウントの一覧を示す表示域
612と、アカウント一覧からアカウントを選択するた
めのアカウントIDを入力する入力域613と、信用状
番号を入力する入力域614とを有する。表示域612
には、発行された信用状のアカウントID,アカウント
名、アカウントNo、備考等の項目によってアカウント
の一覧が表示される。
【0105】例えば、輸入者40が、アカウント選択画
面610からアカウントID「304」を入力域613
に入力して、OKボタンをクリックすると、図14に示
されるような信用状選択画面が輸入者端末400に表示
される。
【0106】図14は、信用状選択画面の例を示す図で
ある。図14において、信用状選択画面620は、選択
されたアカウントに関する情報を表示する表示域621
と、選択されたアカウントの信用状の一覧を表示する表
示域622と、信用状一覧から信用状を選択するための
連番を入力する入力域623と、信用状No.を入力す
る入力域624とを有する。表示域622は、連番を示
すSeq、信用状No.、通貨種別を示す通貨、金額、
受取人等の項目によって表示される。
【0107】例えば、輸入者40が、信用状選択画面6
20からSeq「1」を入力域623に入力して、OK
ボタンをクリックすると、図15に示されるような信用
状詳細画面が輸入者端末400に表示される。
【0108】図15は、信用状詳細画面の例を示す。図
15において、信用状詳細画面630は、選択されたア
カウント及び信用状に関する情報を表示する表示域63
1と、信用状が更新された日付を表示する表示域632
と、信用状を発行した発行銀行の住所を表示する表示域
633と、発行日を表示する表示域634と、信用状の
タイプを表示する表示域634と、信用状番号を表示す
る表示域635と、受取の人住所を表示する表示域63
6と、申請者の住所を表示する表示域637と、信用状
詳細の印刷の有無を入力する入力域638と、アカウン
トIDを入力する入力域639とを有する。
【0109】信用状詳細画面630において、表示域6
34は図8の信用状詳細画面510の入力域512の入
力データを表示し、表示域636及び637は図7に示
す信用状開設当事者画面500の設定域505及び50
4の設定データに夫々対応する。
【0110】輸入者40が、信用状の詳細を印刷するた
め、信用状詳細画面630の入力域638に「Y」を入
力してOKボタンをクリックすると、例えば、図16に
示されるような信用状の例が、信用状詳細レポートとし
て印刷される。
【0111】図16は、信用状の例を示す図である。図
16において例示される信用状は、輸入者40が輸入者
端末400から入力したデータに対応した情報を示す。
点線で囲まれる情報は、買取銀行52によって入力され
る情報を示す。
【0112】図16に示す信用状において、信用状を正
式に発行した銀行に関する情報を示す情報700と、発
効日を示す情報701と、受取人に関する情報を示す情
報605(図7の設定505に対応)と、申請人に関す
る情報を示す情報604(図7の設定504に対応)
と、通知銀行に関する情報702と、DCタイプが設定
された信用状文書番号を示す情報612と(図8の入力
域503及び入力域512の組合せに対応)、取引金額
に関する情報を示す情報615(図8の入力域515及
び516に対応)と、一部船積の可否を示す情報619
(図8の入力域519に対応)と、積換えの可否を示す
情報618(図8の入力域518に対応)と、満期に関
する情報を示す情報614(図8の設定514に対応)
と、輸送元を示す情報6202(図8の入力域5202
に対応)と、輸送先を示す情報6212(図8の入力域
5212に対応)と、信用貸し可能銀行に関する情報を
示す情報625(図8の入力域525に対応)と、方法
を示す情報703と、送り状に関する要求文書を示す情
報6332(図9の入力域5332に対応)と、輸送に
関する要求文書を示す情報6342(図9の入力域53
42に対応)と、他文書に関する要求文書を示す情報6
352(図9の入力域5352に対応)と、商品に関す
る情報を示す情報654(図11の554に対応)と、
追加条件に関する情報を示す情報6422(図10の5
422に対応)とを有する。
【0113】買取銀行52は、図16に示す信用状を出
力して輸出者60に送付し、輸出者60は、商品を輸入
者40に輸送手配後、買取銀行52に信用状を提出する
ことによって、商品金額を買取銀行52から支払っても
らうことができる。
【0114】買取銀行52は、輸出者60が提示した信
用状に基づいて、勘定系システム100の輸出入処理部
195を起動して、例えば信用状番号「DC01032
3」(図16の信用状文書番号612に対応)で示され
るような図16に示す信用状を買取銀行52が使用する
端末の表示ユニットに表示させる。買取銀行52は、図
16の信用状において、輸出書類番号を入力情報711
に入力し、実際に輸出者60へ支払った金額を輸出手形
金額として情報615に入力し、輸出入者名及び住所を
確認し(情報605及び情報604)、輸出手形買取り
詳細(信用状との内容の不一致を示すディスクレ付又は
信用状との内容の一致を示すクリーン等の記載)を入力
情報710に入力する。買取銀行52は、更に、輸出者
60へ支払った金額及び信用状文書番号を示す送金依頼
を発行銀行51へ電子的に行なう。
【0115】発行銀行51は、発行銀行51が使用する
端末から勘定系システム100の輸出処理部195を起
動して、該送金状依頼で示される信用状文書番号に基づ
いて、図16に示されるような信用状を表示ユニットに
表示させる。発行銀行51は、表示された信用状情報に
買取銀行52によって確認及び入力された輸出書類番
号、輸出手形金額、信用状番号、輸出入者名及び住所、
輸出手形買取り詳細(ディスクレ付又はクリーン)等を
確認後、買取銀行52への送金処理を勘定系システム1
00の勘定処理部190によって行なう。
【0116】上述より、輸入者40が入力した情報に基
づいて発行銀行51が承認後、自動的に勘定系システム
100にて信用状情報が生成され、買取銀行52にて正
式の信用状が出力される。買取銀行52にて信用状が出
力されるまで、全て電子的に処理が行われるため、大幅
に、手間と時間を削減することが可能となる。
【0117】本実施例において、代行サーバー200の
ハードウェア構成は、例えば、図17に示すようになっ
ている。
【0118】図17において、代行サーバー200は、
CPU(中央演算処理ユニット)11、メモリユニット
12、出力ユニット13、入力ユニット14、表示ユニ
ット15、補助記憶装置16、CD−ROMドライブユ
ニット17及び通信ユニット18を有している。これら
の各ユニット11、12、13、14、15、16、1
7及び通信ユニット18は、バスBに接続されている。
【0119】CPU11は、メモリユニット12に格納
されたプログラムに従って代行サーバー200を制御す
ると共に、上述したような代行サーバー200での処理
を行う。メモリユニット12は、RAM及びROMにて
構成され、CPU11にて実行されるプログラム、CP
U11での処理に必要なデータ、CPU11での処理に
て得られたデータ等を格納する。また、メモリユニット
12の一部の領域が、CPU11での処理に利用される
ワークエリアとして割り付けられている。
【0120】出力ユニット13は、プリンター等を有
し、処理結果或いは指定された情報を出力する。入力ユ
ニット14は、マウス、キーボード等を有し、管理者が
代行サーバー200での処理に必要な登録や登録したデ
ータの変更等、必要な各種情報を入力するために用いら
れる。表示ユニット15は、CPU11の制御のもとに
管理者に必要な各種情報を表示する。
【0121】補助記憶装置16は、例えば、ハードディ
スクユニットにて構成され、各種ファイル、プログラム
を格納する。
【0122】代行サーバー200での処理に係るプログ
ラムは、例えば、CD−ROM20によって当該システ
ムに提供される。即ち、代行サーバー200での処理に
係るプログラムが保存されたCD−ROM20がCD−
ROMドライブユニット17にセットされると、CD−
ROMドライブユニット17がCD−ROM20から当
該プログラムを読み出し、その読み出されたプログラム
がバスBを介して補助記憶装置16にインストールされ
る。そして、この代行サーバー200での処理が起動さ
れると、補助記憶装置16にインストールされた当該プ
ログラムに従ってCPU11がその処理を開始する。
尚、当該プログラムを格納する媒体としてCD−ROM
20に限定するものではなく、コンピュータが読み取り
可能な媒体であればよい。
【0123】また、マッピング装置300は、代行サー
バー200と同様のハードウェアを構成する。
【0124】上記実施例において、輸入者40が入力し
た信用状情報は、代行サーバー200を介して、勘定系
システム100にて自動的に正式な信用状情報に形成さ
れるため、発行銀行51は、承認をするのみの単純な操
作で信用状を発行することができる。
【0125】発行された信用状情報は、買取銀行52へ
自動的に転送される。よって、信用状を国際郵便等で郵
送する手間を削減することができる。
【0126】また、発行銀行51は同一グループ内であ
るため、買取銀行52は、輸出書類の確認を行った情報
及び送金依頼を勘定系システム100に入力すると、発
行銀行51によって輸出者60へ支払った金額を送金し
てもらうことができる。従って、買取銀行52は、短期
間に資金を回収することが可能となる。
【0127】更に、買取銀行52は、輸出書類一式を直
接輸出者40へ輸送するため、輸入者40は、輸出書類
一式を発行銀行51を経由することなく受け取ることが
できる。よって、輸入者40は、商品が港に着くと速や
かに商品を受け取ることができる。
【0128】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1乃
至5記載の本願発明によれば、顧客端末から受信した取
引情報の第一情報形式が第二情報形式に変換されること
によって、顧客端末と銀行業務システムとの仲介を行う
と共に、銀行業務システムに対してセキュリティを保持
することができる。また、代行システムは、更新された
情報を管理するため、リアルタイムに顧客端末に情報を
提供することができる。
【0129】また、請求項6乃至12記載の本願発明に
よれば、代行サーバーから受信した取引情報を銀行業務
システムによって処理するための処理区分毎に取引情報
が生成されるため、1つの取引情報に対して、関連する
複数の処理を実行させることができる。また、信用状情
報を買取銀行へ自動的に発行することができる。
【0130】また、請求項13至15記載の本願発明に
よれば、顧客端末から銀行業務に関する取引業務内容
(例えば、信用状開設書に関する情報)を入力すること
ができるため、顧客は、銀行へ出向くことなく、銀行へ
銀行業務を依頼することができる。
【0131】
【図面の簡単な説明】
【図1】銀行ネットワークシステムの構成例を示す図で
ある。
【図2】銀行ネットワークシステムの機能構成例を示す
図である。
【図3】勘定処理を行なう場合の取引情報のヘッダ部の
変換例を示す図である。
【図4】輸出入処理を行なう場合の取引情報のヘッダ部
の変換例を示す図である。
【図5】輸出入管理部による輸出入に関する取引情報の
処理フローを示す図である。
【図6】マッピングプログラムによって実行される電子
メールによる信用状情報のマッピングの例を示す図であ
る。
【図7】信用状開設当事者画面の例を示す図である。
【図8】信用状詳細画面の例を示す図である。
【図9】要求文書画面の例を示す図である。
【図10】追加条件画面の例を示す図である。
【図11】商品記述画面の例を示す図である。
【図12】銀行への指示画面の例を示す図である。
【図13】アカウント選択画面の例を示す図である。
【図14】信用状選択画面の例を示す図である。
【図15】信用状詳細画面の例を示す。
【図16】信用状の例を示す図である。
【図17】ハードウェア構成図を示す図である。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリユニット 13 出力ユニット 14 入力ユニット 15 表示ユニット 16 補助記憶装置 17 CD−ROMドライバ 20 CD−ROM B バス 40 輸入者 50 銀行グループ 51 発行銀行 52 買取銀行 60 輸出者 100 勘定系システム 200 代行サーバー 300 マッピング装置 310 マッピングプログラム
フロントページの続き (72)発明者 アリステア カーリー 香港,クイーンズロード・セントラル 1 番地 ザ・ホンコン・アンド・シャンハ イ・バンキング・コーポレイション・リミ テッド内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀行業務に関する情報を処理する銀行業
    務システムに接続して、顧客端末からの要求に応じた取
    引業務を代行する代行サーバーにおいて、 顧客端末から受信した取引に関する取引情報の第一情報
    形式を、銀行業務システムによって受信可能な第二情報
    形式に変換する情報形式変換手段と、 上記銀行業務システムによって更新された取引情報を受
    信して管理する更新情報管理手段と、 顧客端末からの要求に応じて、更新された取引情報を該
    顧客端末へ提供する更新情報提供手段とを有する代行サ
    ーバー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の代行サーバーにおいて、 上記情報形式変換手段は、上記取引情報が勘定処理を示
    す場合、上記第一情報形式の取引情報のヘッダ部に取引
    の種別を示す取引種別情報と、取引に使用される口座に
    関する口座情報とを付加することによって上記第二情報
    形式へ変換するようにした代行サーバー。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の代行サーバーにお
    いて、 上記情報形式変換手段は、上記取引情報が輸出入取引に
    必要な信用状情報を示す場合、上記第一情報形式の取引
    情報のヘッダ部に輸出入取引に使用される口座に関する
    口座情報を付加することによって上記第二情報形式へ変
    換するようにした代行サーバー。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項記載の代
    行サーバーにおいて、 顧客端末から受信した取引情報が所定の制限事項の範囲
    内であるかを判断する制限判断手段を有し、 上記情報形式変更手段は、上記制限判断手段での判断結
    果に基づいて、顧客端末から受信した取引情報の第一情
    報形式を、銀行業務システムによって受信可能な第二情
    報形式に変換するようにした代行サーバー。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して顧客端末から送信
    された取引に関する取引情報を、銀行業務に関する情報
    を処理する銀行業務システムにて処理可能なデータに変
    換するマッピング処理装置において、 顧客毎に、電子メールによって受信した取引情報の項目
    を上記銀行業務システムにて処理可能な項目へマッピン
    グさせて変換する取引情報変換手段を有し、 複数の顧客に対応させて複数の上記取引情報変換手段を
    有するようにしたマッピング処理装置。
  6. 【請求項6】 取引業務を代行する代行サーバーからの
    要求に応じて、銀行業務に関する情報を処理すると共
    に、処理された該情報は、ネットワークを介して接続さ
    れる複数の銀行端末によって共有可能とする銀行業務シ
    ステムにおいて、 上記代行サーバーから受信可能な取引に関する第一取引
    情報を受信すると、該取引情報によって示される取引の
    種別を示す取引種別情報に基づいて、対応する少なくと
    も1つの銀行業務の処理区分毎に、処理区分を識別する
    識別情報を有する第二取引情報を生成する取引情報生成
    手段を有し、 上記取引情報生成手段によって生成された第二取引情報
    の識別情報に基づいて、各処理区分に応じた処理が実行
    される銀行業務システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の銀行業務システムにおい
    て、 上記取引情報生成手段によって生成された第二取引情報
    に基づいて、銀行業務における勘定処理を行なう勘定処
    理手段を有する銀行業務システム。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載の銀行業務システム
    において、 上記取引情報生成手段によって生成された第二取引情報
    に基づいて、銀行業務における輸出入処理を行なう輸出
    入処理手段を有する銀行業務システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の銀行業務システムにおい
    て、 上記取引情報生成手段は、上記第一取引情報が輸入口座
    番号を示す場合、上記輸出入手段を有効とするようにし
    た銀行業務システム。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9項記載の銀行業務シス
    テムにおいて、 上記輸出入手段は、上記第二取引情報に基づいて、信用
    状を示す信用状情報を生成し、該第二取引情報によって
    指定される買取銀行へ該信用状情報を発行する信用状発
    行手段を有する銀行業務システム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の銀行業務システムに
    おいて、 上記買取銀行によって設定された上記信用状情報を特定
    する信用状番号を有する送金要求情報に応じて、上記発
    行銀行から送金処理を行なう送金処理手段を有する銀行
    業務システム。
  12. 【請求項12】 請求項10乃至11項のいずれか一項
    記載の銀行業務システムにおいて、 上記買取銀行によって設定された輸出書類に関する輸出
    情報を上記信用状番号に関連させて管理する管理手段
    と、 上記発行銀行による上記輸出情報の参照を許可する輸出
    情報参照手段とを有し、 上記買取銀行が、上記輸出書類を上記信用状情報で示さ
    れる輸入者へ直接送付することができるようにした銀行
    業務システム。
  13. 【請求項13】 銀行業務を代行する代行サーバーに接
    続する顧客端末において、 顧客が取引業務内容を入力するための取引入力画面を表
    示ユニットに表示させる取引入力画面表示手段を有する
    顧客端末。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の顧客端末において、 上記取引入力画面表示手段は、 銀行業務の勘定処理に関する取引業務内容を入力するた
    めの第一画面を表示ユニットに表示させる第一画面表示
    手段と、 銀行業務の輸出入処理に関する取引業務内容を入力する
    ための第二画面を表示ユニットに表示させる第二画面表
    示手段とを有する顧客端末。
  15. 【請求項15】 請求項13又は14記載の顧客端末に
    おいて、 上記取引入力画面表示手段は、更新された取引情報を代
    行サーバーから取得して表示させる更新情報表示画面を
    表示ユニットに表示させる更新情報表示画面表示手段を
    有する顧客端末。
  16. 【請求項16】 銀行業務を処理する銀行業務システム
    に接続して、顧客端末からの要求に応じた取引業務を代
    行する代行方法において、 顧客端末から受信した取引に関する取引情報の第一情報
    形式を、銀行業務システムによって受信可能な第二情報
    形式に変換する情報形式変換手順と、 上記銀行業務システムによって更新された取引情報を受
    信して管理する更新情報管理手順と、 顧客端末からの要求に応じて、更新された取引情報を該
    顧客端末へ提供する更新情報提供手順とを有する代行方
    法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の代行方法において、 上記情報形式変換手順は、上記取引情報が輸出入取引に
    必要な信用状情報を示す場合、上記第一情報形式の取引
    情報のヘッダ部に輸出入取引に使用される口座に関する
    口座情報を付加することによって上記第二情報形式へ変
    換するようにした代行方法。
  18. 【請求項18】 取引業務を代行する代行サーバーから
    の要求に応じて、銀行業務を処理する銀行業務方法にお
    いて、 上記代行サーバーから受信可能な取引に関する第一取引
    情報を受信すると、該取引情報によって示される取引の
    種別を示す取引種別情報に基づいて、対応する少なくと
    も1つの銀行業務の処理区分毎に、処理区分を識別する
    識別情報を有する第二取引情報を生成する取引情報生成
    手順を有し、 上記取引情報生成手順によって生成された第二取引情報
    の識別情報に基づいて、各処理区分に応じた処理が実行
    される銀行業務方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の銀行業務方法におい
    て、 上記取引情報生成手順によって生成された第二取引情報
    に基づいて、銀行業務における輸出入処理を行なう輸出
    入処理手順を有する銀行業務方法。
  20. 【請求項20】 請求項19項記載の銀行業務方法にお
    いて、 上記輸出入手順は、上記第二取引情報に基づいて、信用
    状を示す信用状情報を生成し、信用状を発行する発行銀
    行による承認後、該第二取引情報によって指定される買
    取銀行へ該信用状情報を発行する信用状発行手順を有す
    る銀行業務方法。
  21. 【請求項21】 請求項20項記載の銀行業務方法にお
    いて、 上記買取銀行によって設定された信用状番号を有する送
    金要求情報に応じて、上記発行銀行から送金処理を行な
    う送金処理手順を有する銀行業務方法。
  22. 【請求項22】 銀行業務を代行する代行サーバーに接
    続する顧客端末での処理をコンピュータに行なわせるた
    めのプログラムを格納した記憶媒体において、 銀行業務の勘定処理に関する取引業務内容を入力するた
    めの第一画面を表示ユニットに表示させる第一画面表示
    手順と、 銀行業務の輸出入処理に関する取引業務内容を入力する
    ための第二画面を表示ユニットに表示させる第二画面表
    示手順とを有するプログラムを格納した記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008090524A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd 信用状二重発行防止システム
JP2011524558A (ja) * 2008-04-10 2011-09-01 トー,チェ,ミン 輸出入取引設備
EP2775444A1 (en) 2013-03-07 2014-09-10 Ricoh Company Ltd. Information processing system, information processing apparatus, method of controlling an information processing apparatus, and program
KR101456709B1 (ko) * 2008-01-02 2014-10-31 주식회사 엘지씨엔에스 영업점 단말기 및 복수개 화면 필드데이터 간 금융정보 연동 방법

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