JP2003030402A - メガネのマーケティング情報収集システム - Google Patents

メガネのマーケティング情報収集システム

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JP2003030402A
JP2003030402A JP2001210755A JP2001210755A JP2003030402A JP 2003030402 A JP2003030402 A JP 2003030402A JP 2001210755 A JP2001210755 A JP 2001210755A JP 2001210755 A JP2001210755 A JP 2001210755A JP 2003030402 A JP2003030402 A JP 2003030402A
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glasses
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Hiroaki Kazama
宏明 風間
Shigeki Saeki
繁樹 佐伯
Akiyoshi Haga
明美 芳賀
Yasushi Sugawara
康 菅原
Yoko Tonozuka
陽子 外塚
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MEGANE CT KK
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MEGANE CENTER KK
MEGANE CT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人気投票などの消費者の意志表示行為という
手段を使いながら、メガネを選択する消費者の選択行為
を介してマーケティング情報を直接収集できるシステム
を提供する。 【解決手段】 投票者側の通信端末1、立候補者側の通
信端末2および管理サーバーSとを、インターネットn
を介して接続するとともに、管理サーバーには、処理部
3を設けるとともに、その処理部3に、立候補者のデー
タを記憶する立候補者データ記憶部6と、立候補者が選
択したメガネのデータを記憶するメガネデータ記憶部8
と、立候補者の顔画像とメガネとを合成する合成画像作
成部11と、投票者のデータを記憶する投票者データ記
憶部14とを接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、どのような人に
どのようなメガネが似合うか、あるいはどのような人に
どのようなメガネが好まれるのか等の情報を収集するた
めのメガネのマーケティング情報収集システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】メガネのマーケティング情報として求め
られるものにはいろいろあるが、その中で、どのような
タイプの人が、どのようなメガネを選択するかというこ
とと、それを選択した理由は何かということが重要な情
報となる。このような消費者の消費性向を情報として収
集するのに、従来は、消費者一人ひとりの消費性向を個
別に収集するしかなかった。例えば、個々の消費者にア
ンケートを採るとか、あるいはメガネを実際に販売する
過程で、消費者の好みを販売員が自ら推測するなどであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように消費者に
アンケートを採るのも一つの方法であるが、メガネの場
合には商品の種類が非常に多いので、個々のメガネにつ
いて個別にアンケートを採ることはほとんどできない。
そのためにアンケート内容がどうしても抽象的にならざ
るを得ない。アンケート内容が抽象的になればなるほ
ど、そのアンケートの結果はマーケティング情報として
使えないものになってしまう。
【0004】また、消費者の好みといったことを販売員
が自ら判断する場合には、その販売員が勧めた商品にこ
だわってしまうので、かえって消費性向を性格に把握で
きないといった問題があった。販売員のこだわりがない
としても、販売員がメガネにあまりにも精通しているた
めに、一般消費者の意向を読み切れないといったことも
ある。この発明の目的は、人気投票などの消費者の意志
表示行為という手段を使いながら、メガネを選択する消
費者の選択行為を介してマーケティング情報を直接収集
できるシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、投票者側
の通信端末、立候補者側の通信端末および管理サーバー
とを、インターネットを介して接続するとともに、管理
サーバーには、処理部を設けるとともに、その処理部
に、立候補者のデータを記憶する立候補者データ記憶部
と、立候補者が選択したメガネのデータを記憶するメガ
ネデータ記憶部と、立候補者の顔画像とメガネとを合成
する合成画像作成部と、投票者のデータを記憶する投票
者データ記憶部とを接続している。
【0006】そして、上記処理部は、メガネをかけた立
候補者の画像データをインターネットに流す機能と、ど
の立候補者がどのようなメガネを選択して立候補したか
のデータを立候補者データ記憶部に記憶する機能と、ど
のメガネがどのような属性を有する立候補者に選択され
たかのデータをメガネデータ記憶部に記憶させる機能
と、上記インターネットに流された立候補者の画像情報
に基づいて投票者がした意志表示行為を受け付ける機能
と、どのような投票者がどのようなメガネをかけた立候
補者を支持したのかのデータを投票者データ記憶部に記
憶させる機能と、立候補者データ記憶部、メガネデータ
記憶部および投票者データ記憶部に記憶されたデータを
関連づけながら抽出する機能とを実行する構成にしてい
る。
【0007】第2の発明は、立候補者の顔の画像情報と
メガネとを合成する合成画像作成部を上記管理サーバー
に設け、処理部は、この合成画像作成部で作成された画
像情報をインターネットに流す機能を実行する構成にし
ている。第3の発明は、処理部に、メガネのフレームの
形態、フレームの形あるいはイメージ等のメガネ属性を
定形化して記憶させるメガネ属性記憶部を接続する。そ
して、処理部は、立候補者が特定したメガネに上記定形
化したメガネ属性を添付して立候補者データ記憶部に記
憶させる機能を実行する構成にしている。
【0008】第4の発明は、処理部に、メガネのフレー
ムの形態、フレームの形あるいはイメージ等のメガネ属
性を定形化して記憶させるメガネ属性記憶部を接続す
る。そして、処理部は、投票者が支持したメガネに上記
定形化したメガネ属性を添付して投票者データ記憶部に
記憶させる機能を実行する構成にしている。
【0009】第5の発明は、処理部に、立候補者がかけ
るべきメガネを画像情報として取り込むメガネ取込み部
と、立候補者の顔の画像情報を取り込む顔画像情報取込
み部とを接続する。そして、処理部は、顔画像に対して
メガネをかけ替えて合成画像作成部に合成画像を作成さ
せる機能を備えている。
【0010】第6の発明は、処理部が、立候補者のメガ
ネの選択プロセスを立候補者データ記憶部に記憶させる
機能を備えている。第7の発明は、処理部に顔型判定部
を接続するとともに、処理部は、この顔型判定部で判定
した顔型を上記立候補者データ記憶部およびメガネデー
タ記憶部に記憶させる機能を備えている。
【0011】第8の発明は、処理部が、立候補者データ
記憶部、メガネデータ記憶部および投票者データ記憶部
に記憶されているデータから、立候補者の属性とメガネ
の属性を対比して集計結果を抽出するようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】この実施例の概要は、人気投票と
いう手段を使って、メガネについてのマーケティング情
報を収集するもので、立候補者を複数人特定し、指定し
たメガネの中からその立候補者の好みにあったメガネを
選択してもらう。そして、好みのメガネが決まったら、
そのメガネをかけた顔写真などの画像情報をインターネ
ットに流す。一方、投票者は、インターネットに流され
た立候補者の画像情報をもとに、立候補者の中から、最
もメガネが似合う人を選択し、その人に投票する。そし
て、立候補者がメガネを選択する動機などのプロセスか
ら、どのような人がどのようなメガネを好むのかという
情報が得られる。また、どのような投票者がどのような
メガネをかけた人を好むのかという情報も得られる。い
ずれにしても、立候補者や投票者の行為から、メガネの
マーケティング情報を収集することができる。
【0013】これを、図示の実施例にもとづいてさらに
詳しく説明する。図1に示すように、この実施例では、
インターネットnに投票者側の通信端末1と立候補者側
の通信端末2と、管理サーバーSとを接続している。そ
して、上記管理サーバーSは、インターネットnを介し
て上記通信端末1、2に接続する処理部3を設けてい
る。なお、上記通信端末1および2としては、パソコン
や携帯電話あるいは携帯情報端末(PDA)などを含む
こと当然である。上記処理部3には、図2に示すよう
に、入出力部4を接続し、この入出力部4を介して処理
部3にいろいろなデータやコマンドを入力できるように
している。
【0014】上記処理部3には立候補者の受付票を記憶
する受付票記憶部5を接続している。そして、このシス
テムの人気投票に立候補したいものが管理サーバーSに
アクセスすると、処理部3は、まず受付票記憶部5に記
憶した受付票に必要事項を記入することを立候補希望者
に促す。受付票記憶部5に記憶された受付票には、立候
補者の住所・氏名・年齢・趣味などの定型的なデータの
記載欄を設けるとともに、その人の性格的な特徴や顔の
特徴等を記載させる欄を設けている。いずれにしても、
立候補者は、立候補したいと自ら名乗り出てきた人なの
で、その人からは、かなりつっこんだ情報を入手できる
はずである。したがって、受付票には、人気投票を主催
する側が求める必要情報を入手するための項目を多数列
挙することができる。
【0015】上記受付票に記入されたすべてのデータ
は、処理部3を介してそれに接続した立候補者データ記
憶部6に記憶される。つまり、この立候補者データ記憶
部6には、立候補者の特徴を示すすべてのデータが記憶
される。
【0016】また、処理部3には、メガネ取込み部7を
接続しているが、このメガネ取込み部7には、人気投票
に使用する複数のメガネを画像情報として登録してお
く。そして、このシステムの人気投票に立候補する者に
は、このメガネ取込み部7に登録されたメガネの中から
好きなメガネを選択させる。したがって、人気投票を実
施する場合に、主催者側では、収集したい情報に応じて
メガネ取込み部7に登録するメガネの種類等を決めるこ
とができる。例えば、今回の人気投票では、新商品の情
報を得たいということであれば、メガネ取込み部7には
新商品のみを登録しておけばよいことになる。
【0017】上記したメガネ取込み部7に取り込んだメ
ガネには、その属性を明確にしてメガネデータ記憶部8
に記憶させるようにしている。このメガネの属性は、メ
ガネ属性記憶部9において定型化されたデータとして記
憶されている。つまり、このメガネ属性記憶部9には、
例えば、丸や四角などのフレームの形、メタルフレーム
あるいはポイントフレームなどのフレームの形態、フレ
ームのカラー、釣り用メガネといったメガネの機能等々
である。
【0018】ただし、上記メガネ属性記憶部9に記憶さ
せるメガネの特徴データが多ければ多いほどマーケティ
ング情報が充実したものになること当然である。したが
って、メガネのファッション性、イメージなども記憶さ
せておくと、立候補者がそのメガネを選択したとき、立
候補者の属性とメガネの属性とのマッチング結果がより
精緻になることが考えられる。いずれにしても、メガネ
取込み部7に取り込まれたメガネとその属性は、お互い
に関連づけられてメガネデータ記憶部8に記憶されるこ
とになる。
【0019】また、このシステムでは、立候補者が自ら
の顔画像を画像情報として管理サーバーSに送るように
しているが、その画像情報は処理部3を介して顔画像情
報取込み部10に登録される。このように顔画像情報が
登録された時点で、処理部3は、メガネ取込み部7に登
録されたメガネと、顔画像情報取込み部10に記憶され
た画像情報とを合成画像作成部11に送って、立候補者
の顔にメガネをかけた画像を合成する。この合成の過程
で、メガネ取込み部7に取り込んだメガネを自由に掛け
替えられるようにしている。このようにして作成された
合成画像は、処理部3を介して立候補者データ記憶部6
に記憶される。
【0020】さらに、立候補者の顔画像情報が上記のよ
うにして取り込まれた時点で、処理部3は、その写真を
顔型判定部12に送り、その人の顔型を判定する。この
顔型判定部12でおこなう顔型判定の原理は、次のとお
りである。すなわち、図3に示すように、人の顔を四角
形の枠12aの中に入れるとともに、この枠12a内
に、中心線Yおよびこの中心線に直交する複数の横線X
1〜X4を描く。このように中心線と横線とを描いたら、
横線X1〜X2と顔の輪郭線との交点から中心線Yまでの
距離をもとにして、枠12aの基準長さLに対する比率
を求めるとともに、枠12a内の各余白部分A〜Hの面
積を計算する。そして、これらの長さの比率や面積等に
応じて、顔の形を四角型、丸型、卵型、細長型等に分類
しておけば、顔の形を類型化させることができる。
【0021】なお、図3において、頭部を枠12aに入
れていないのは、メガネをテーマにしたときの顔型は、
眉毛から下だけの形で判定されるのが通常だからであ
る。上記のようにして立候補者の顔型も、立候補者デー
タ記憶部6に記憶されることになる。
【0022】また、この実施例では、立候補者データ記
憶部6とメガネデータ記憶部8とを別々に設けている
が、それは次の理由からである。すなわち、立候補者デ
ータ記憶部6には、立候補者の属人的なデータを記憶さ
せ、メガネデータ記憶部8には、立候補者よりもメガネ
を中心にしたデータを記憶させている。例えば、立候補
者データ記憶部6には、山田タロウといった具体的な人
のデータを記憶させ、メガネデータ記憶部8には、山田
タロウといった抽象化された属性を持った人が選んだメ
ガネといったテーマでそのデータを記憶させるようにし
ている。
【0023】なお、図中符号13は占いパターン記憶部
で、立候補者の生年月日等をもとにして占いができるよ
うにしている。そして、その占い結果を立候補者データ
記憶部6とメガネデータ記憶部8の両方に記憶させるよ
うにしている。このように占い要素を付加したのは、人
気投票そのものを楽しいイベントにするためである。そ
れ以外に、実際にも、占いで同質と判定された人のグル
ープに似合うメガネの共通パターンがあるのかどうかを
判定するのもマーケティング情報として利用できる。
【0024】上記のようにして立候補者が複数人特定さ
れたら、メガネをかけた顔写真をインターネットnに流
して投票者に投票を促すが、このときには、投票者に性
別と年齢を明らかにした上で投票してもらうようにす
る。なお、投票者にその特徴項目をどの程度登録しても
らうかは、主催者側が決めるべきことで、多くの人に投
票してもらいたければ、記入項目を少なくせざるを得な
い。いずれにしても、投票者の特徴(属性)項目を多く
すればするほど、マーケティング情報としての精度は向
上することになる。そして、どの投票者がどの立候補者
に投票したかとともに、その投票者の属性は、投票者デ
ータ記憶部14に記憶されることになる。
【0025】次に、この実施例のフローチャートを図4
にもとづいて説明する。このシステムを実行するときに
は、その時の人気投票で使うメガネをメガネ取込み部7
に何種類か登録しておく(ステップS1)。このメガネ
取込み部7に登録したメガネの一つひとつについて、そ
れらの属性を特定する(ステップS2)。なお、このよ
うに属性付けされたメガネの情報はメガネデータ記憶部
8に記憶される。
【0026】次に、ステップS3に移行して、立候補者
の受付を開始するが、立候補希望者が立候補するために
は、受付票記憶部5に記憶されている受付票に必要事項
を記入しなければならない。立候補者が、この受付票に
必要事項を記入することによって、その立候補者の属性
が特定されるとともに、属性を特定された立候補者のデ
ータが、立候補者データ記憶部6に記憶される(ステッ
プS4)。また、この段階で立候補者の画像が顔画像情
報取込み部10に取り込まれるとともに、顔型判定部1
2で立候補者の顔型が判定される(ステップS5および
S6)。また、顔型を判定された画像も立候補者データ
記憶部6およびメガネデータ記憶部8の両方に記憶され
る。
【0027】また、ステップS7に移行して、立候補者
がメガネ取込み部7に登録されているメガネのなから、
好みのメガネを選択する。メガネを選択したら、そのメ
ガネの画像情報と自分の顔画像情報とを合成する(ステ
ップS8)。この段階で、立候補者にそのメガネで立候
補するかどうか、つまり、そのメガネが気に入ったかど
うかを問い合わせる(ステップS9)。もし、気に入ら
なければ、ステップS7に戻り、気に入るメガネを選び
直す。一方、ステップS9でメガネが気に入ったと判断
した人は、ステップS10で自らの立候補画像を決定す
る。
【0028】なお、ステップS7で、立候補者は、好み
のメガネを自分の顔画像に自由に掛け替えられるように
している。したがって、メガネ取込み部7に登録されて
いるメガネを自分の顔画像にかけて、それが似合うかど
うかを判定できる。そして、立候補者がメガネを掛け替
えたプロセスも立候補者データ記憶部6およびメガネデ
ータ記憶部8に登録されるようにしている。したがっ
て、どの立候補者がどのように迷いながらメガネを選択
したかといったことも事後的に把握できる。
【0029】そして、立候補者がメガネを選択したプロ
セスのすべては、立候補者データ記憶部6およびメガネ
データ記憶部8に記憶される(ステップS11およびS
12)。このように立候補者のメガネ選択のプロセスを
すべて記憶させるようにしたのは、どのような人が、ど
のようなメガネで選択を迷ったか、あるいはどのような
人が気に入ったメガネを一度で決められたかがマーケテ
ィング情報として利用できるからである。
【0030】上記のように立候補者やメガネの属性、お
よびそのそれらの属性の相関関係が特定されたら、メガ
ネをかけた立候補者の顔画像をインターネットnに流
し、投票者に投票を促す。投票を希望する者は、決めら
れた投票者の属性を特定しなければならないが、この特
定された属性は投票者データ記憶部14に登録される
(ステップS13)。このように投票者の登録が終わっ
たら、実際の投票をするとともに、それを集計するが、
その集計結果は投票者データ記憶部14に記憶される
(ステップ14およびS15)。
【0031】上記のようにした人気投票を実施する過程
で、主催者が得られるマーケティング情報は次のような
ものが考えられる。まず、どのような立候補者がどのよ
うなメガネを好んだかがすぐに分かる。特に、立候補者
には、かなりつっこんだ質問をすることもできるので、
人的な属性情報がたくさん得られる。一方、メガネの属
性は、それこそ主催者側でかなり詳細に特定できるの
で、人的な属性およびメガネ属性をたくさん確保しなが
ら、どのような人がどんなメガネを好むのかといったこ
とを精度の高いデータとして取り込むことができる。
【0032】また、人気投票の時々に、立候補者が選択
できるメガネ群に主催者側で意味づけしておけば、テス
トマーケティングを実施することもできる。例えば、新
商品をテーマにしたとすれば、人気のある売れ筋商品を
あらかじめ知ることができる。しかも、このシステムで
は、立候補者と投票者の両方の好みを把握できるという
点が最大の特徴でもある。例えば、本人(立候補者)が
気に入ったとしても、第三者(投票者)がそれを支持し
ない場合がある。このような場合に、主催者側でその要
因を分析することができる。その分析結果によって、第
三者の意見を尊重すべきということになれば、それを実
際のメガネ販売に利用することができる。
【0033】また、本人(立候補者)が気に入ったもの
が、そのまま第三者(投票者)にも支持されたとする
と、その属性を持つメガネは、本人(立候補者)と同じ
属性を持つ消費者にも気に入ってもらえるものといった
推定ができるようになる。さらに、この実施例では、本
人(立候補者)の顔型を判定するようにしたので、どの
ような顔型の人には、どのようなメガネが好まれるかも
推定することができる。
【0034】なお、この実施例では、立候補者データ記
憶部6とメガネデータ記憶部8とを別々にしたので、例
えば、立候補した人を特定してその人に対するマーケテ
ィング手法を個別に検討できる。また、メガネデータ記
憶部8のデータからは、どのようなメガネがどのような
タイプの人にマッチするかを、一般的な観点から判定す
ることができるようになる。ただし、管理サーバーSの
構成としては、立候補者データ記憶部6とメガネデータ
記憶部8とを一体にしてもよい。この場合には、処理部
3がデータの種類を判別してそれを抽出するようにしな
ければならない。
【0035】一方、この人気投票システムは、主催者の
宣伝活動にも使える。つまり、人気投票を実施すること
自体が宣伝になるし、人気投票にいろいろな企画を付加
することによって、楽しいものを一般消費者に提供する
ことができる。消費者側で参加して楽しいといった気持
ちを持ってもらえれば、それこそ宣伝効果は計り知れな
いものになる。また、立候補者は、メガネ取込み部に登
録されたすべてのメガネを自由に掛け替えられるので、
最も自分にあったメガネを選択できるだけでなく、その
選択のプロセスを、ウインドショッピングのようにして
楽しむことができる。
【0036】さらに、立候補者を特定の地域や職業等に
限定すれば、その地域特性や職業特性等をマーケティン
グ情報に反映させることができる。上記のように立候補
者だけでなく、投票者も、地域や職業等を限定すること
によって、地域特性や職業特性等をより正確に把握する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】第1および2の発明によれば、立候補者
と投票者の両方の好みを把握できるという点が最大の特
徴である。例えば、本人(立候補者)が気に入ったとし
ても、第三者(投票者)がそれを支持しない場合があ
る。このような場合に、主催者側でその要因を分析する
ことができる。その分析結果によっては、第三者の意見
を尊重すべきということになれば、それを実際のメガネ
販売に利用することができる。
【0038】また、本人(立候補者)も第三者(投票
者)もよいと判定したものは、本人と同じようなタイプ
の人に、同じようなメガネを勧めることができるように
なる。さらに、主催者側においては、毎回の人気投票の
たびごとに、立候補者に選ばせるメガネの意味づけを自
由に選択できる。例えば、今回は新商品のテストマーケ
ティングを兼ねるとか、若者向けの流行を知るためのマ
ーケティング調査を主目的にするとか、その目的を自由
に設定できる。第3および4の発明によれば、定型化し
たメガネ属性をメガネ属性記憶部にあらかじめ記憶させ
ておけるので、人気投票に使用するメガネに属性付けす
るとき、それら両者を付け合わせるだけで足りることに
なる。したがって、その属性付けの作業が非常に簡単に
なる。
【0039】特に、第3の発明によれば、立候補者とそ
の立候補者が選んだメガネ属性を特定して立候補者デー
タ記憶部に記憶させられるので、その特定の立候補者に
対する販促の手法を具体的に検討できる。また、第4の
発明によれば、投票者がどのようなメガネを好んだかも
ある程度把握でき、一般論としての販促の手法を検討で
きるようになる。
【0040】第5の発明によれば、立候補者がバーチャ
ルの世界でいくつかのメガネを自由に掛け替えられるの
で、立候補者はウインドショッピングのようにしてメガ
ネ選びを楽しむことができる。第6の発明によれば、立
候補者のメガネ選択のプロセスを記憶させられるので、
その人がメガネを選択する上で、どこで迷ったかなどを
把握できる。
【0041】第7の発明によれば、顔型判定部を設けた
ので、顔型とメガネの相関関係などを非常に正確に特定
できるようになる。また、本人である立候補者の感覚
と、第三者である投票者との感覚の違いなども考慮に入
れた中で、メガネと顔型との相関性を判定できるので、
かなり客観的な情報を入手することができる。第8の発
明によれば、立候補者データ記憶部、メガネデータ記憶
部および投票者データ記憶部に記憶されているデータか
ら、立候補者の属性とメガネの属性を対比して集計結果
を抽出しているので、人気投票で収集したデータをいろ
いろな形で加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムのブロック図である。
【図2】管理サーバーの詳細を示すブロック図である。
【図3】顔型判定部の説明図である。
【図4】フローチャート図である。
【符号の説明】
1 投票者側の通信端末 2 立候補者側の通信端末 S 管理サーバー n インターネット 3 処理部 5 受付票記憶部 6 立候補者データ記憶部 7 メガネ取込み部 8 メガネデータ記憶部 9 メガネ属性記憶部 10 顔画像情報取込み部 11 合成画像作成部 12 顔型判定部 14 投票者データ記憶部
フロントページの続き (72)発明者 芳賀 明美 宮城県仙台市泉区泉中央1−23−5 株式 会社メガネセンター内 (72)発明者 菅原 康 宮城県仙台市泉区長命ヶ丘3−28−3 有 限会社仙台弐萬圓堂内 (72)発明者 外塚 陽子 宮城県仙台市泉区泉中央1−23−5 株式 会社メガネセンター内 Fターム(参考) 5B057 BA11 CE08 CH01 CH12 CH14 DA12 DC03 DC04 DC09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投票者側の通信端末、立候補者側の通信
    端末および管理サーバーとを、インターネットを介して
    接続するとともに、管理サーバーには、処理部を設ける
    とともに、その処理部に、立候補者が選択したメガネの
    データを記憶するメガネデータ記憶部と、立候補者のメ
    ガネをかけた顔を表示する画像データおよび立候補者の
    その他のデータを記憶する立候補者データ記憶部と、投
    票者のデータを記憶する投票者データ記憶部とを接続し
    てなり、上記処理部は、メガネをかけた立候補者の画像
    データをインターネットに流す機能と、どの立候補者が
    どのようなメガネを選択して立候補したかのデータを立
    候補者データ記憶部に記憶する機能と、どのメガネがど
    のような属性を有する立候補者に選択されたかのデータ
    をメガネデータ記憶部に記憶させる機能と、上記インタ
    ーネットに流された立候補者の画像情報に基づいて投票
    者がした意志表示行為を受け付ける機能と、どのような
    投票者がどのようなメガネをかけた立候補者を支持した
    のかのデータを投票者データ記憶部に記憶させる機能
    と、立候補者データ記憶部、メガネデータ記憶部および
    投票者データ記憶部に記憶されたデータを関連づけなが
    ら抽出する機能とを実行する構成にしたメガネのマーケ
    ティング情報収集システム。
  2. 【請求項2】 立候補者の顔の画像情報とメガネとを合
    成する合成画像作成部を上記管理サーバーに設け、処理
    部は、この合成画像作成部で作成された画像情報をイン
    ターネットに流す機能を実行する構成にした請求項1記
    載のメガネのマーケティング情報収集システム。
  3. 【請求項3】 処理部には、メガネのフレームの形態、
    フレームの形あるいはイメージ等のメガネ属性を定形化
    して記憶させるメガネ属性記憶部を接続するとともに、
    処理部は、立候補者が特定したメガネに上記定形化した
    メガネ属性を添付して立候補者データ記憶部に記憶させ
    る機能を実行する構成にした請求項1記載のメガネのマ
    ーケティング情報収集システム。
  4. 【請求項4】 処理部には、メガネのフレームの形態、
    フレームの形あるいはイメージ等のメガネ属性を定形化
    して記憶させるメガネ属性記憶部を接続するとともに、
    処理部は、投票者が支持したメガネに上記定形化したメ
    ガネ属性を添付して投票者データ記憶部に記憶させる機
    能を実行する構成にした請求項1または3記載のメガネ
    のマーケティング情報収集システム。
  5. 【請求項5】 処理部には、立候補者がかけるべきメガ
    ネを画像情報として取り込むメガネ取込み部と、立候補
    者の顔の画像情報を取り込む顔画像情報取込み部とを接
    続するとともに、処理部は、顔画像に対してメガネをか
    け替えて合成画像作成部に合成画像を作成させる機能を
    実行する構成にした請求項1〜4記載のいずれかに記載
    のメガネのマーケティング情報収集システム。
  6. 【請求項6】 処理部は、立候補者のメガネの選択プロ
    セスを立候補者データ記憶部に記憶させる機能を実行す
    る構成にした請求項5記載のメガネのマーケティング情
    報収集システム。
  7. 【請求項7】 処理部には顔型判定部を接続するととも
    に、処理部は、この顔型判定部で判定した顔型を上記立
    候補者データ記憶部およびメガネデータ記憶部に記憶さ
    せる機能を実行する構成にした請求項1〜6のいずれか
    に記載のメガネのマーケティング情報収集システム。
  8. 【請求項8】 処理部は、立候補者データ記憶部、メガ
    ネデータ記憶部および投票者データ記憶部に記憶されて
    いるデータから、立候補者の属性とメガネの属性を対比
    して集計結果を抽出する機能を実行する構成にした請求
    項1〜7のいずれかに記載のメガネのマーケティング情
    報収集システム。
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