JP2003030014A - 情報の生命維持システム及び方法 - Google Patents

情報の生命維持システム及び方法

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JP2003030014A
JP2003030014A JP2001211347A JP2001211347A JP2003030014A JP 2003030014 A JP2003030014 A JP 2003030014A JP 2001211347 A JP2001211347 A JP 2001211347A JP 2001211347 A JP2001211347 A JP 2001211347A JP 2003030014 A JP2003030014 A JP 2003030014A
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Yoichiro Hirano
洋一郎 平野
Yukiyasu Hirose
幸泰 広瀬
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INFOTERIA CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存情報の有効期限の更新のための設定操作
を容易にする。 【解決手段】 メーカーサーバシステム101は、ディ
ーラーαクライアントシステム104へ存続許可条件デ
ータ1016に基づいて存続許可情報150を定期的に
発行し、ディーラーαクライアントシステム104に対
して送信した商品情報1048の存続を通信ネットワー
ク106を介して管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報の生命維持シ
ステム及び方法に関し、より詳しくは、情報提供者の情
報提供装置から情報利用者の情報利用装置に対して提供
された情報を管理する情報の生命維持システム、その情
報提供装置、その情報利用装置および情報の生命維持方
法並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データベースなどに情報を保存し
ておき、データベースを利用するクライアントシステム
(端末)に保存情報を提供する情報処理システムが広く
知られている。データベースの容量には制限があること
から、新規情報を保存するために、古い情報は無効化し
ている。情報を有効化するための期限は通常、固定であ
り、たとえば、情報の登録時から3ヶ月と期限が自動的
に定められる。なお、有効期限を手動操作で任意に可変
設定できるシステムも知られている。期限に到達した情
報は、情報を管理しているコンピュータにより消去され
たり使用不可などの無効化の処置が採られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の情報処理システ
ムでは、情報の存続期限が固定であるか、あるいは手動
操作により設定される。このために、期限が固定の情報
処理システムでは情報の再登録を情報提供者が行なわな
ければならないという不具合がある。
【0004】一方、存続期限を手動設定する情報処理シ
ステムでは、特に有効期限の更新に際して、操作者が、
操作に熟練していないと、誤設定を行なってしまうとい
う不具合がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、保存する情報の有効期限の変更のための操作が容易
な情報の生命維持システム及び方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、通信ネットワーク
(106)を介して、情報提供側の情報提供装置(10
1、102)から情報利用側の情報利用装置(104)
に対して提供された情報(1042)の存続を管理する
情報の生命維持システムであって、前記情報提供装置
は、前記情報利用装置に提供した情報の存続を許可する
ための存続許可情報(150)を、前記情報利用装置に
対して前記通信ネットワークを介して定期的に発行する
許可発行手段(101のCPU、1011、1019、
102のCPU、103、1015)を備え、前記情報
利用装置は、前記許可発行手段により発行される前記存
続許可情報を監視し、当該発行された存続許可情報に関
連する情報を存続させる情報処理手段(104のCP
U、110、1041、1042)を備えたことを特徴
とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報の生命維持システムにおいて、前記許可発行手段
は、前記存続許可情報を規定するための存続許可条件を
設定する許可条件設定手段(101のCPU、101
1、102のCPU、103、1015)と、前記存続
許可情報の定期的な発行を規定するための発行条件を設
定する発行条件設定手段(101のCPU、1011、
102のCPU、103、1015)と、前記許可条件
設定手段により設定された存続許可条件に基づいて前記
存続許可情報を作成し、当該作成した存続許可情報を前
記発行条件設定手段により設定された発行条件に基づい
て前記情報利用装置に送信する許可送信手段(101の
CPU、1019、1015)とを備えたことを特徴と
する。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の情報の生命維持システムにおいて、前記情報処理手段
は、前記許可送信手段により送信された前記存続許可情
報を監視して受信する許可受信手段(104のCPU、
110、ステップS610)と、該許可受信手段により
受信された前記存続許可情報が対象とする情報を存続さ
せる存続処理手段(104のCPU、110、104
1、1042、ステップS620〜S645、ステップ
S660〜S670)とを備えており、該存続処理手段
が存続させた情報の前記存続許可情報が指示する存続期
間が経過するまでに、存続させた前記情報の新たな前記
存続許可情報が前記許可受信手段により受信されない場
合には、前記存続処理手段は存続させた情報を無効とす
ることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の情報の生命維持システムにおいて、前記情報利用装置
は、情報の存続を依頼するための存続依頼情報(71
0)を、前記情報提供装置に対して前記通信ネットワー
クを介して発行する依頼発行手段(104のCPU、1
10)をさらに備え、前記情報提供装置は、前記依頼発
行手段により発行される前記存続依頼情報を監視し、当
該発行された存続依頼情報に関連する情報の存続の是非
を判断する判断手段(101のCPU、1011、10
19、1015)をさらに備え、該判断手段が前記存続
依頼情報に関連する情報について存続を許可した場合
に、当該許可した情報の存続許可情報を前記許可発行手
段により前記情報利用装置に対して前記通信ネットワー
クを介して発行することを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の情報の生命維持システムにおいて、前記情報提供装置
は、情報の存続を拒否するための存続拒否通知(75
0)を、前記情報利用装置に対して前記通信ネットワー
クを介して発行する拒否発行手段(101のCPU、1
019)をさらに備え、前記判断手段が前記存続依頼情
報に関連する情報について存続を拒否した場合に、当該
拒否した情報の存続拒否通知を前記拒否発行手段により
前記情報利用装置に対して発行し、前記情報利用装置
は、前記情報処理手段により、前記拒否発行手段が発行
する前記存続拒否通知を監視し、当該発行された存続拒
否通知に関連する情報の存続を無効とすることを特徴と
する。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の情報の生命維持システムにおいて、前記情報処理手段
は、前記拒否発行手段により送信された前記存続拒否通
知を監視して受信する拒否受信手段(104のCPU、
110、ステップS1193)と、該拒否受信手段によ
り受信された前記存続拒否通知が対象とする情報の存続
を無効とする拒否処理手段(104のCPU、110、
1042、ステップS1195、S1197)とをさら
に備えたことを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6
のいずれかに記載の情報の生命維持システムにおいて、
前記依頼発行手段は、前記存続依頼情報を規定するため
の、存続を依頼する存続対象情報および該存続対象情報
の有効期間を設定する存続依頼設定手段(104のCP
U、110、ステップS920)と、前記存続依頼設定
手段により設定された情報に基づいて前記存続依頼情報
を作成し、当該作成した存続依頼情報を前記情報提供装
置に送信する依頼送信手段(104のCPU、110、
ステップS930)とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の情報の生命維持システムにおいて、前記判断手段は、
前記依頼送信手段により送信された前記存続依頼情報を
監視して受信する依頼受信手段(101のCPU、10
11)と、該依頼受信手段により受信された前記存続依
頼情報に関連する情報の存続の是非を、前記許可条件設
定手段により設定された存続許可条件に基づいて判断す
る存続判断手段(101のCPU、1019、101
5)とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項2乃至8
のいずれかに記載の情報の生命維持システムにおいて、
前記情報利用装置は、前記情報提供装置から提供された
情報の利用状況を計測する計測手段(104のCPU、
110、1041、1042、S1330〜S135
0)と、該計測手段の計測結果を前記情報提供装置に前
記通信ネットワークを介して通知する利用状況通知手段
(104のCPU、110、S1370)とをさらに備
え、前記情報提供装置は、前記利用状況通知手段により
通知された計測結果に基づいて、該計測結果に対応した
情報の前記存続許可情報を規定するための存続許可条件
を再設定する許可条件再設定手段(101のCPU、1
011、1015)をさらに備え、前記許可送信手段に
より前記許可条件再設定手段が再設定した存続許可条件
に基づいて前記存続許可情報を作成することを特徴とす
る。
【0015】請求項10に記載の発明は、情報の生命維
持システムの情報提供装置であって、請求項2に記載の
前記情報提供装置が有する前記許可条件設定手段と前記
発行条件設定手段と前記許可送信手段とを備えたことを
特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の情報の生命維持システムの情報提供装置におい
て、請求項4に記載の前記情報提供装置が有する前記判
断手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の情報の生命維持システムの情報提供装置におい
て、請求項5に記載の前記情報提供装置が有する前記拒
否発行手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の発明は、請求項11ま
たは12に記載の情報の生命維持システムの情報提供装
置において、前記判断手段は、請求項8に記載の前記依
頼受信手段と前記存続判断手段とを備えたことを特徴と
する。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項10乃
至13のいずれかに記載の情報の生命維持システムの情
報提供装置において、請求項9に記載の前記情報提供装
置が有する前記許可条件再設定手段をさらに備えたこと
を特徴とする。
【0020】請求項15に記載の発明は、情報の生命維
持システムの情報利用装置であって、請求項3に記載の
前記情報利用装置が有する前記許可受信手段と前記存続
処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項15に
記載の情報の生命維持システムの情報利用装置におい
て、請求項4に記載の前記情報利用装置が有する前記依
頼発行手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0022】請求項17に記載の発明は、請求項16に
記載の情報の生命維持システムの情報利用装置におい
て、請求項6に記載の前記情報利用装置が有する前記拒
否受信手段と前記拒否処理手段とをさらに備えたことを
特徴とする。
【0023】請求項18に記載の発明は、請求項16ま
たは17に記載の情報の生命維持システムの情報利用装
置において、前記依頼発行手段は、請求項7に記載の前
記存続依頼設定手段と前記依頼送信手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0024】請求項19に記載の発明は、請求項15乃
至18のいずれかに記載の情報の生命維持システムの情
報利用装置において、請求項9に記載の前記情報利用装
置が有する前記計測手段と前記利用状況通知手段とをさ
らに備えたことを特徴とする。
【0025】請求項20に記載の発明は、通信ネットワ
ークを介して、情報提供側の情報提供装置から情報利用
側の情報利用装置に対して提供された情報の存続を管理
する情報の生命維持方法であって、前記情報提供装置か
ら、前記情報利用装置に提供した情報の存続を許可する
ための存続許可情報を、前記情報利用装置に対して前記
通信ネットワークを介して定期的に発行する許可発行ス
テップ(図4、図5(a)、(b))と、前記情報利用
装置により、前記許可発行ステップにおいて発行される
前記存続許可情報を監視し、当該発行された存続許可情
報に関連する情報を存続させる情報処理ステップ(図6
(a)、(b))とを備えたことを特徴とする。
【0026】請求項21に記載の発明は、請求項20に
記載の情報の生命維持方法において、前記許可発行ステ
ップは、前記存続許可情報を規定するための存続許可条
件を設定する許可条件設定ステップ(ステップS42
0、S520)と、前記存続許可情報の定期的な発行を
規定するための発行条件を設定する発行条件設定ステッ
プ(ステップS430〜S450、S520)と、前記
許可条件設定ステップにより設定された存続許可条件に
基づいて前記存続許可情報を作成し、当該作成した存続
許可情報を前記発行条件設定ステップにより設定された
発行条件に基づいて前記情報利用装置に送信する許可送
信ステップ(ステップS540〜S595)とを備えた
ことを特徴とする。
【0027】請求22に記載の発明は、請求項21に記
載の情報の生命維持方法において、前記情報処理ステッ
プは、前記許可送信ステップにより送信された前記存続
許可情報を監視して受信する許可受信ステップ(ステッ
プS610)と、該許可受信ステップにより受信された
前記存続許可情報が対象とする情報を存続させる存続処
理ステップ(ステップS620〜S645、ステップS
660〜S670)とを備えており、該存続処理ステッ
プにおいて存続させた情報の前記存続許可情報が指示す
る存続期間が経過するまでに、存続させた前記情報の新
たな前記存続許可情報が前記許可受信ステップにより受
信されない場合には、前記存続処理ステップにおいて存
続させた情報を無効とすることを特徴とする。
【0028】請求項23に記載の発明は、請求項22に
記載の情報の生命維持方法において、前記情報利用装置
から、情報の存続を依頼するための存続依頼情報を、前
記情報提供装置に対して前記通信ネットワークを介して
発行する依頼発行ステップ(図9)をさらに備え、前記
情報提供装置により、前記依頼発行ステップにおいて発
行される前記存続依頼情報を監視し、当該発行された存
続依頼情報に関連する情報の存続の是非を判断する判断
ステップ(図10(b)、(c))をさらに備え、該判
断ステップにおいて前記存続依頼情報に関連する情報に
ついて存続を許可した場合に、当該許可した情報の存続
許可情報を前記許可発行ステップにより前記情報利用装
置に対して前記通信ネットワークを介して発行すること
を特徴とする。
【0029】請求項24に記載の発明は、請求項23に
記載の情報の生命維持方法において、前記情報提供装置
から、情報の存続を拒否するための存続拒否通知を、前
記情報利用装置に対して前記通信ネットワークを介して
発行する拒否発行ステップ(S1037)をさらに備
え、前記判断ステップにおいて前記存続依頼情報に関連
する情報について存続を拒否した場合に、当該拒否した
情報の存続拒否通知を前記拒否発行ステップにより前記
情報利用装置に対して発行し、前記情報利用装置によ
り、前記情報処理ステップにおいて、前記拒否発行ステ
ップで発行される前記存続拒否通知を監視し、当該発行
された存続拒否通知に関連する情報の存続を無効とする
ことを特徴とする。
【0030】請求項25に記載の発明は、請求項24に
記載の情報の生命維持方法において、前記情報処理ステ
ップは、前記拒否発行ステップにより送信された前記存
続拒否通知を監視して受信する拒否受信ステップ(ステ
ップS1193)と、該拒否受信ステップにより受信さ
れた前記存続拒否通知が対象とする情報の存続を無効と
する拒否処理ステップ(ステップS1195、S119
7)とをさらに備えたことを特徴とする。
【0031】請求項26に記載の発明は、請求項23乃
至25のいずれかに記載の情報の生命維持方法におい
て、前記依頼発行ステップは、前記存続依頼情報を規定
するための、存続を依頼する存続対象情報および該存続
対象情報の有効期間を設定する存続依頼設定ステップ
(ステップS920)と、前記存続依頼設定ステップに
より設定された情報に基づいて前記存続依頼情報を作成
し、当該作成した存続依頼情報を前記情報提供装置に送
信する依頼送信ステップ(ステップS930)とを備え
たことを特徴とする。
【0032】請求項27に記載の発明は、請求項26に
記載の情報の生命維持方法において、前記判断ステップ
は、前記依頼送信ステップにより送信された前記存続依
頼情報を監視して受信する依頼受信ステップ(ステップ
S1022、S1024)と、該依頼受信ステップによ
り受信された前記存続依頼情報に関連する情報の存続の
是非を、前記許可条件設定ステップにより設定された存
続許可条件に基づいて判断する存続判断ステップ(ステ
ップS1030、S1035)とを備えたことを特徴と
する。
【0033】請求項28に記載の発明は、請求項21乃
至27のいずれかに記載の情報の生命維持方法におい
て、前記情報利用装置により、前記情報提供装置から提
供された情報の利用状況を計測する計測ステップ(S1
330〜S1350)と、前記情報利用装置により、前
記計測ステップの計測結果を前記情報提供装置に前記通
信ネットワークを介して通知する利用状況通知ステップ
(S1370)と、前記情報提供装置により、前記利用
状況通知ステップにおいて通知された計測結果に基づい
て、該計測結果に対応した情報の前記存続許可情報を規
定するための存続許可条件を再設定する許可条件再設定
ステップ(S1420、S1430)とをさらに備え、
前記許可送信ステップにより前記許可条件再設定ステッ
プが再設定した存続許可条件に基づいて前記存続許可情
報を作成することを特徴とする。
【0034】請求項29に記載の発明は、プログラム
(103、1011、1019、図4、図5、図10、
図14)であって、請求項20乃至28のいずれかに記
載の情報の生命維持方法を前記情報提供装置に実行させ
ることを特徴とする。
【0035】請求項30に記載の発明は、プログラム
(110、図6、図9、図11、図13)であって、請
求項20乃至28のいずれかに記載の情報の生命維持方
法を前記情報利用装置に実行させることを特徴とする。
【0036】なお、特許請求の範囲の構成要素と対応す
る実施形態の構成部の図中の符号、図番を()で示す。
ただし、特許請求の範囲に記載した構成要素は上記()
部の実施形態の構成部に限定されるものではない。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。各図面中同一の機能を有する
箇所には同一符号を付し、同じ箇所の説明の重複は省
く。
【0038】[実施形態1] (システム構成)図1は、本実施形態1の情報の生命維
持システムのシステム構成を示す。図1において、情報
の生命維持システムは、通信ネットワーク106、メー
カー側システム、1以上のディーラークライアントシス
テム、1以上の小売業者クライアントシステムを含む。
本実施形態1の情報の生命維持システムでは、商品の製
造元であるメーカーが、その商品を売るディーラーやそ
の傘下の小売業者に対して送信した商品情報(例えば、
価格や在庫情報等)の存続を通信ネットワークを介して
管理する。
【0039】メーカー側システムは、メーカーサーバシ
ステム101および通信ネットワーク106を介してそ
れと接続された1以上のメーカークライアントシステム
から成る。メーカーサーバシステム101およびメーカ
ークライアントシステムは、各々メーカーによって管理
運営されるコンピュータシステムである。
【0040】メーカークライアントシステムは、メーカ
ーの各部署に設置されている市販のパーソナル・コンピ
ュータ(以下、PCと呼ぶ)等であり、たとえば商品管
理を行う部署のメーカークライアントシステム102等
である。メーカークライアントシステム102は、情報
の生命維持システム専用の情報を表示し設定するための
ビューア(データ表示用ソフトウェア)103をクライ
アントマシン上で起動し、メーカーサーバシステム10
1へアクセスしサービスを利用する。また、メーカーク
ライアントシステム102は、電子メールの送受信を行
うためのソフトウェア(以下、メーラと呼ぶ)等その他
ソフトウェアを搭載している。
【0041】ディーラークライアントシステムは、ディ
ーラーのPC等であり、たとえばディーラーαクライア
ントシステム104等である。ディーラーαクライアン
トシステム104は、メーカーサーバシステム101の
商品情報データベース1012にアクセスし、必要な商
品情報データセットを取得し、取得した商品情報データ
セットを商品データベース1042に予め保存してお
く。たとえばID=nの商品情報データセット1013
は、ID=A、B、C…X…の商品IDと、各々の商品
IDに対応する商品情報から成るデータレコードを有す
る。ディーラーαクライアントシステム104は、情報
の生命維持システム専用の情報を表示し処理するための
ビューア110およびメーラ等を搭載している。さら
に、ディーラーαクライアントシステム104は、存続
許可情報データベース1041および商品データベース
1042等を記憶装置(不図示)に格納している。
【0042】小売業者クライアントシステムは、小売業
者のPC等であり、たとえば上記ディーラーα傘下の小
売業者の小売業者クライアントシステム105等であ
る。小売業者クライアントシステムも、ビューアおよび
メーラ等を搭載している。
【0043】通信ネットワーク106は、メーカーサー
バシステム101および上述のメーカークライアントシ
ステム、ディーラークライアントシステム、小売業者ク
ライアントシステム等を接続する。通信ネットワーク1
06としては、インターネット等が好適であり、データ
の送受信にはTCP/IP(transmission control pro
tocol/internet protocol )、HTTP(hypertext tr
ansfer protocol)、SMTP(simple mail transfer
protocol)、FTP(file transfer protocol)等通常
のプロトコルを使用すればよい。
【0044】メーカーサーバシステム101は、上記各
クライアントシステムからの問い合わせに応じて、保持
しているデータへのアクセスとデータ処理、各クライア
ントシステムへのサービスを行う。メーカーサーバシス
テム101は、サーバエンジン1011、商品情報デー
タベース1012、存続許可条件データベース1015
および情報の生命維持システムソフトウェア1019等
を記憶装置(不図示)に格納している。
【0045】サーバエンジン1011はメーカーサーバ
システム101で実行される制御プログラムであり、各
クライアントシステムのビューア等から送信される要求
信号等の受信処理、データベース処理およびメーカーサ
ーバシステム1101のその他の制御を行う。
【0046】商品情報データベース1012は、メーカ
ーサーバシステム101が提供する商品情報データセッ
トを保存する。各商品情報データセットは、1以上の商
品について商品IDと商品情報とから成るデータレコー
ドを有する。本実施形態のディーラーαクライアントシ
ステム104は、商品情報データベース1012にアク
セスし、必要な商品情報データセットを取得し、取得し
た商品情報データセットを商品データベース1042に
予め保存しておく。たとえばID=nの商品情報データ
セット1013は、ID=A、B、C…X…の商品ID
と、各々の商品IDに対応する商品情報から成るデータ
レコードを有する。
【0047】存続許可条件データベース1015は、メ
ーカーサーバシステム101がディーラークライアント
システムへ発行する存続許可情報を作成するための情報
である存続許可条件データを保存する。各存続許可条件
データは、1ディーラーの1商品情報の存続許可条件お
よびそれに基づいて存続許可情報を発行するための発行
条件を有する。本実施形態のメーカークライアントシス
テム102は、存続許可条件データベース1015にア
クセスし、各存続許可条件データを設定し存続許可条件
データベース1015に保存する。たとえばID=αX
の存続許可条件データ1016は、ディーラーID=α
の商品ID=Xに対応する存続許可条件および発行条件
データ1017を有する。この場合、メーカーサーバシ
ステム101はディーラークライアントシステムへ、存
続許可条件データ1016が有する存続許可条件に基づ
いてID=αXの存続許可情報150を発行する。
【0048】情報の生命維持システムソフトウェア10
19は、メーカーが、ディーラーに対して送信した商品
情報の存続を通信ネットワーク106を介して管理する
ために、ディーラークライアントシステムへ存続許可条
件に基づいて存続許可情報を発行する。
【0049】尚、上記情報の生命維持システム専用のビ
ューア103、110は、情報の生命維持システム専用
でない周知のブラウザでもよく、この場合メーカーサー
バシステム101は、HTML(Hyper Text Markup La
nguage)またはXML(extensible markup language)
等の言語で記載されたテキスト形式のドキュメントであ
るWEBページのデータを有し、ブラウザでWEBペー
ジを表示させるようにすればよい。
【0050】(動作説明)上述のシステム構成におい
て、以下図1〜図3を用いて、本実施形態1の情報の生
命維持システムを適用して、メーカーが、ディーラーに
対して送信した商品情報の存続を、通信ネットワークを
介して管理する方法を説明する。
【0051】本実施形態1は、メーカーサーバシステム
101が、ディーラークライアントシステムへ存続許可
条件に基づいて存続許可情報を定期的に発行し、ディー
ラーに対して送信した商品情報の存続を通信ネットワー
ク106を介して管理することに特徴がある。
【0052】図2において、メーカーのオペレータは、
メーカークライアントシステム102に設定用ビューア
103を起動し、設定画面201を表示させる。そし
て、オペレータは設定画面201から、存続許可条件設
定フォーム202および発行条件設定フォーム203に
入力を行い、例えばディーラーID=αの商品ID=X
に対応する存続許可条件および発行条件を設定する。
【0053】存続許可条件設定フォーム202につい
て、この場合、メーカーのオペレータは、送信相手(デ
ィーラーID)にαを、存続対象情報(商品ID)にX
を、存続対象情報の存続期間(Δt;分)に5分を、そ
れぞれ入力し、存続期間終了時の取り扱い(存続廃止コ
マンド(後述))として無効スタンプ発行を選択し設定
する。
【0054】また発行条件設定フォーム203につい
て、この場合、メーカーのオペレータは、発行開始時期
(年月日時分)に2001/02/01/00/00
を、発行終了時期(年月日時分)に2001/02/1
1/00/00を入力し設定する。発行条件設定フォー
ム203中の一回の発行での存続保証期間(Δt;分)
は、存続許可条件設定フォーム202の存続対象情報の
存続期間(Δt;分)を入力時に、同じ値の5分が自動
入力される。
【0055】また、発行条件設定フォーム203中の発
行頻度(回)は、発行条件設定フォーム203の発行開
始時期、発行終了時期、一回の発行での存続保証期間が
入力されると、それに基づいて設定用ビューア103が
計算した値が自動入力される。この場合、発行開始時期
(年月日時分)2001/02/01/00/00〜発
行終了時期(年月日時分)2001/02/11/00
/00の10日間(14400分)を、一回の発行での
存続保証期間である5分で割った商の2880回が発行
頻度となる。
【0056】メーカーのオペレータが設定画面201の
送信ボタン204を押すと、設定用ビューア103は、
上述のディーラーID=α、商品ID=Xに対応する存
続許可条件および発行条件の情報を付加した存続許可条
件設定要求を、メーカーサーバシステム101へ送信す
る。
【0057】メーカーサーバシステム101は、上記存
続許可条件設定要求を受信すると、存続許可条件設定要
求に付加されているディーラーID=α、商品ID=X
に対応する存続許可条件および発行条件の情報に基づい
て、発行条件データ1017を有するID=αXの存続
許可条件データ1016を生成し、存続許可条件データ
ベース1015に保存する。
【0058】メーカーサーバシステム101の情報の生
命維持システムソフトウェア1019は常駐型の監視プ
ログラムであり、存続許可条件データベース1015の
各存続許可条件データを監視し、必要に応じて各存続許
可条件データに対応する存続許可情報を発行する。情報
の生命維持システムソフトウェア1019は、例えばI
D=αXの存続許可条件データ1016を監視時に、発
行条件データ1017中の発行開始時期、Δt(5分)
に基づいて、時刻が「発行開始時期+Δt(5分)*n
(nは0以上の整数)」となったことを検知する度に、
存続許可条件データ1016が有する存続許可条件に基
づいてID=αXの存続許可情報150をディーラーα
クライアントシステム104へ発行する。即ち、「発行
開始時期+Δt(5分)*n(nは0以上の整数)」
は、Δt(5分)置きの定期的な発行時期の時刻であ
る。
【0059】また情報の生命維持システムソフトウェア
1019は、存続許可情報150の発行毎に発行条件デ
ータ1017に対応する発行カウンタ(上述の整数n)
をインクリメントし、発行カウンタnが発行条件データ
1017中の発行頻度(2880回)に達すると、以後
の存続許可情報150の発行を停止する。この方法によ
りメーカーサーバシステム101は、発行開始時期〜発
行終了時期の間だけ、ID=αXの存続許可条件データ
1016中の存続許可条件に設定されている送信相手
(ディーラーID=α)の存続対象情報(商品ID=
X)の存続が有効であることを保証する。
【0060】Δt(5分)毎に発行される存続許可情報
150の有する情報は、例えば存続許可情報データベー
ス1041中に保存されるべきID=αXの存続許可情
報データ1045に示す情報そのものとして、情報の生
命維持システムソフトウェア1019により編集され
る。
【0061】一方ディーラーαのオペレータは、ディー
ラーαクライアントシステム104に情報処理用ビュー
ア110を起動し、商品情報データベース1012にア
クセスして必要な商品情報データセットを取得し、取得
した商品情報データセットを商品データベース1042
に予め保存しておく。たとえばID=nの商品情報デー
タセット1013を取得して、ID=nの商品情報デー
タセット1048として商品データベース1042に保
存する。この時の保存に際して、商品情報データセット
1048の各レコードに有効/無効スタンプが付加され
るが、それらはデフォルトを「無効」とする。
【0062】そして図3のように、ディーラーαのオペ
レータは、情報処理用ビューア110に商品情報画面3
01を表示させる。この場合、オペレータが情報処理用
ビューア110に、ID=nの商品情報データセット1
048のデータ表示を指定し、情報処理用ビューア11
0が商品情報データセット1048のデータをインポー
トして表示したものとする。
【0063】ここで図3の商品情報画面301におい
て、メーカーサーバシステム101からディーラーαク
ライアントシステム104へ定期的に発行される各存続
許可情報中の存続対象情報(商品ID)に対応する「有
効/無効スタンプ」欄には、「有効」が表示される。こ
の表示は、その商品IDの商品情報の存続が有効である
ことを示す。
【0064】例えば、メーカーサーバシステム101
は、発行回数が発行条件データ1017中の発行頻度
(2880回)に達するまで、即ち発行条件データ10
17中の発行開始時期〜発行終了時期の間だけ存続許可
情報150を発行する。その間、図3の商品情報画面3
01において符号302で示されるように、ディーラー
αの存続対象情報(商品ID=X)の存続が有効であ
る。
【0065】通常、ディーラーαクライアントシステム
104は立ち上げたままで、情報処理用ビューア110
は常時起動状態で常駐型の監視プログラムとして働く。
この場合情報処理用ビューア110は、メーカーサーバ
システム101から定期的に発行される各存続許可情報
を監視している。
【0066】情報処理用ビューア110は受信した存続
許可情報のIDをチェックし、ディーラーαクライアン
トシステム104に向けた存続許可情報であるか否か調
べる。ディーラーαクライアントシステム104に向け
た存続許可情報である場合、情報処理用ビューア110
は、前回の受信時に存続許可情報データベース1041
に保存してある古い存続許可情報を、それと同一IDの
受信した存続許可情報で更新する。
【0067】例えば、情報処理用ビューア110はID
=αXの存続許可情報150を受信すると、前回の受信
時に保存した存続許可情報データベース1041中の古
い存続許可情報データ1045を、受信した存続許可情
報150で更新する。存続許可情報データ1045は、
図1に示すように存続判断エンジンを有しており、存続
許可情報データ1045が存続許可情報150で更新さ
れると存続判断エンジンが起動される。またこの時、存
続許可情報データ1045に設定されている存続期間
(Δt=5分)に相当するタイマがセットされる。この
時のタイマはタイマID=αXを付されている。
【0068】存続許可情報データ1045の存続判断エ
ンジンは、その後上述のタイマのタイムアウト信号を検
知した場合、即ち存続期間(Δt=5分)内に新規な存
続許可情報150を受信しなかった場合には、存続許可
情報データ1045に設定されている存続期間終了時の
取り扱い(存続廃止コマンド=無効スタンプ発行)に従
って、存続廃止コマンドを起動する。
【0069】この場合、存続廃止コマンドは無効スタン
プ発行の設定になっているため、存続許可情報データ1
045に設定されている存続対象情報(商品ID=X)
の存続が無効である旨を伝える存続無効メッセージが、
上記存続判断エンジンから情報処理用ビューア110に
向けて生成される。また、この時の存続無効メッセージ
はID=αXを付されている。この結果、情報処理用ビ
ューア110は、存続無効メッセージに対応して、商品
情報データセット1048中の存続対象情報(商品ID
=X)の「有効/無効スタンプ」に「無効」をセットす
る。そして、図3の商品情報画面301において符号3
02で示される存続対象情報(商品ID=X)の「有効
/無効スタンプ」欄に、「無効」を表示する。この表示
は、商品ID=Xの商品情報の存続が無効であることを
示す。
【0070】逆に、上述のようなタイムアウトが発生す
る前に、存続許可情報データ1045が受信した存続許
可情報150で更新されると、情報処理用ビューア11
0はタイマID=αXのタイマを停止しリセットする。
そして情報処理用ビューア110は、存続許可情報デー
タ1045に設定されている存続対象情報(商品ID=
X)に対応して、商品情報データセット1048中の存
続対象情報(商品ID=X)の「有効/無効スタンプ」
に「有効」をセットし、図3の商品情報画面301にお
いて符号302で示される存続対象情報(商品ID=
X)の「有効/無効スタンプ」欄に、「有効」を表示す
る。
【0071】(情報提供側処理)上記のシステム構成に
おいて、本実施形態1の情報の生命維持システムを適用
して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情報
の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動作
説明の場合について、情報提供側即ちメーカー側システ
ムの処理手順を以下、図4と図5(a)、(b)のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0072】図4に示す処理手順は、メーカークライア
ントシステム102が有するCPU(不図示)が、記憶
装置(不図示)からシステムメモリのRAM(不図示)
へロードされた設定用ビューア103のプログラムを実
行することにより行われる。
【0073】図4において、メーカークライアントシス
テム102のCPUは、メーカーのオペレータの指示を
受付け、設定画面201をメーカークライアントシステ
ム102に表示し、存続許可条件設定フォーム202お
よび発行条件設定フォーム203を表示して、オペレー
タに入力を促す(ステップS410)。
【0074】オペレータが存続許可条件設定フォーム2
02に、送信相手(ディーラーID)としてαを、存続
対象情報(商品ID)としてXを、存続対象情報の存続
期間(Δt;分)として5分を、それぞれ入力し、存続
期間終了時の取り扱い(存続廃止コマンド)として無効
スタンプ発行を選択入力すると、メーカークライアント
システム102のCPUは、それらの存続許可条件の入
力情報をRAM上のバッファに一時保存する(ステップ
S420)。
【0075】オペレータが発行条件設定フォーム203
に、発行開始時期(年月日時分)として2001/02
/01/00/00を、発行終了時期(年月日時分)と
して2001/02/11/00/00を入力すると、
メーカークライアントシステム102のCPUは、それ
らの発行条件の入力情報をRAM上のバッファに一時保
存する。また、メーカークライアントシステム102の
CPUは、一回の発行での存続保証期間(Δt;分)を
上記存続対象情報の存続期間(Δt;分)と同じ値(5
分)として発行条件の情報としてRAM上のバッファに
一時保存し、発行条件設定フォーム203に表示する。
【0076】続いてメーカークライアントシステム10
2のCPUは、上記一時保存した発行開始時期、発行終
了時期、および一回の発行での存続保証期間に基づいて
発行頻度(回)を計算し、発行頻度を発行条件の情報と
してRAM上のバッファに一時保存して発行条件設定フ
ォーム203に表示する。この場合、発行開始時期(年
月日時分)2001/02/01/00/00〜発行終
了時期(年月日時分)2001/02/11/00/0
0の10日間(14400分)を、一回の発行での存続
保証期間である5分で割った商の2880回が発行頻度
となる。以上の処理はステップS430〜S450で行
われる。
【0077】メーカークライアントシステム102のC
PUは、設定画面201の送信ボタン204の押し下げ
を検知すると、上述のディーラーID=α、商品ID=
Xに対応する存続許可条件および発行条件の情報を付加
した存続許可条件設定要求を、メーカーサーバシステム
101へ送信する(ステップS460)。
【0078】図5(a)に示す処理手順は、メーカーサー
バシステム101のCPU(不図示)が、サーバエンジ
ン1011の制御プログラムを実行することにより行わ
れる。また、メーカークライアントシステム102から
の各種要求に対して、連携したデータベース処理その他
のバックエンド・プログラムを処理するには、CGI
(common gateway interface)、SSI(server side
include)、DBMS(database management system)
およびその他の周知技術を利用すればよい。
【0079】メーカーサーバシステム101のCPU
は、上記存続許可条件設定要求を受信すると、存続許可
条件設定要求に付加されているディーラーID=α、商
品ID=Xに対応する存続許可条件および発行条件の情
報に基づいて、発行条件データ1017を有するID=
αXの存続許可条件データ1016を生成し、存続許可
条件データベース1015に保存する(ステップS51
0→S520)。
【0080】図5(b)に示す処理手順は、メーカーサー
バシステム101のCPUが、一定周期(例えば1分周
期等)で情報の生命維持システムソフトウェア1019
を実行することにより行われる。また、連携したデータ
ベース処理を行うには、DBMS(database managemen
t system)およびその他の周知技術を利用すればよい。
【0081】メーカーサーバシステム101のCPU
は、存続許可条件データベース1015の全存続許可条
件データのチェックを終了したか否かを判定する。終了
している場合、メーカーサーバシステム101のCPU
は、情報の生命維持システムソフトウェア1019の処
理を終了する(ステップS530→エンド)。終了して
いない場合、メーカーサーバシステム101のCPU
は、逐次存続許可条件データを処理する(ステップS5
30→S540)。
【0082】ステップS540において、メーカーサー
バシステム101のCPUは、例えばID=αXの存続
許可条件データ1016のチェックに際し、発行条件デ
ータ1017に対応するRAM(不図示)上の発行カウ
ンタnと発行条件データ1017中の発行頻度(288
0回)を比較する。発行カウンタn<発行頻度(288
0回)でない場合、メーカーサーバシステム101のC
PUは、次の存続許可条件データを処理する(ステップ
S540→S530)。
【0083】発行カウンタn<発行頻度(2880回)
である場合、メーカーサーバシステム101のCPU
は、時刻を取得する。また、メーカーサーバシステム1
01のCPUは、発行条件データ1017中の発行開始
時期、Δt(5分)に基づいて、「発行開始時期+Δt
(5分)*n(nは0以上の整数)」である発行時期を
計算する。そしてメーカーサーバシステム101のCP
Uは、上記取得した時刻と発行時期を比較する(ステッ
プS550〜S570)。時刻が発行時期に達していな
い場合、メーカーサーバシステム101のCPUは、次
の存続許可条件データを処理する(ステップS570→
S530)。
【0084】時刻が発行時期に達している場合、メーカ
ーサーバシステム101のCPUは、存続許可条件デー
タ1016が有する存続許可条件に基づいてID=αX
の存続許可情報150を編集する。この場合、存続許可
情報150の有する情報は、存続許可情報データベース
1041中に保存されるべきID=αXの存続許可情報
データ1045に示す情報が編集される(ステップS5
80)。
【0085】メーカーサーバシステム101のCPU
は、存続許可情報150をディーラーαクライアントシ
ステム104へ発行し、発行カウンタnをインクリメン
トし、次の存続許可条件データを処理する(ステップS
590→S595→S530)。
【0086】(情報利用側処理)上記のシステム構成に
おいて、本実施形態1の情報の生命維持システムを適用
して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情報
の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動作
説明の場合について、情報利用側即ちディーラークライ
アントシステムの処理手順を以下、図6(a)、(b)
のフローチャートを用いて説明する。
【0087】図6(a)に示す処理手順は、ディーラーα
クライアントシステム104が有するCPU(不図示)
が、記憶装置(不図示)からシステムメモリのRAM
(不図示)へロードされた情報処理用ビューア110の
プログラムを実行することにより行われる。
【0088】尚、ディーラーαのオペレータからの情報
処理用ビューア110への指示基づき、ディーラーαク
ライアントシステム104のCPUは、商品情報データ
ベース1012にアクセスしてID=nの商品情報デー
タセット1013を取得し、その各レコードに有効/無
効スタンプ(デフォルト「無効」)を付加したID=n
の商品情報データセット1048を商品データベース1
042に予め保存しているものとする。
【0089】また、オペレータの指示に基づき、ディー
ラーαクライアントシステム104のCPUは、情報処
理用ビューア110にID=nの商品情報データセット
1048のデータをインポートして予め表示しているも
のとする。
【0090】図6(a)において、ディーラーαクライア
ントシステム104のCPUは、メーカーサーバシステ
ム101から発行される存続許可情報を受信すると、受
信した存続許可情報のIDをチェックし、ディーラーα
クライアントシステム104に向けた存続許可情報であ
るか否かを判定する(ステップS610→S615)。
ディーラーαクライアントシステム104のCPUは、
受信した存続許可情報がディーラーαクライアントシス
テム104に向けた存続許可情報でないと判定すると、
処理を終了する(ステップS615→エンド)。
【0091】例えば、ディーラーαクライアントシステ
ム104のCPUは、情報処理用ビューア110はID
=αXの存続許可情報150を受信すると、ディーラー
αクライアントシステム104に向けた存続許可情報で
あると判定し、前回の受信時に保存した存続許可情報デ
ータベース1041中の古い存続許可情報データ104
5を、受信した存続許可情報150で更新する(ステッ
プS615→S620)。
【0092】次にディーラーαクライアントシステム1
04のCPUは、タイマID=αXのタイマを停止しリ
セットして、存続許可情報データ1045が有する存続
判断エンジンを起動し、上記タイマを存続許可情報デー
タ1045に設定されている存続期間(Δt=5分)に
セットする(ステップS625〜S635)。
【0093】そしてディーラーαクライアントシステム
104のCPUは、存続許可情報データ1045に設定
されている存続対象情報(商品ID=X)に対応して、
商品情報データセット1048中の存続対象情報(商品
ID=X)の「有効/無効スタンプ」に「有効」をセッ
トする。次いで、商品情報画面301の符号302で示
される存続対象情報(商品ID=X)の「有効/無効ス
タンプ」欄に、「有効」を表示して処理を終了する(ス
テップS640〜エンド)。
【0094】図6(b)に示す処理手順は、ディーラーα
クライアントシステム104が有するCPUが、存続許
可情報データ1045が有する存続判断エンジンのプロ
グラムをシステムメモリのRAMへロードし実行するこ
とにより行われる。
【0095】図6(b)において、ディーラーαクライア
ントシステム104のCPUは、タイマID=αXのタ
イマのタイムアウト信号を検知すると、存続許可情報デ
ータ1045に設定されている存続期間終了時の取り扱
い(存続廃止コマンド)に従って存続廃止コマンドを起
動する(ステップS675)。
【0096】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、存続廃止コマンドの設定を判定し、その設
定が無効スタンプ発行の設定になっている場合、存続許
可情報データ1045に設定されている存続対象情報
(商品ID=X)の存続が無効である旨を伝える存続無
効メッセージを、情報処理用ビューア110のプログラ
ムに向けて送信し処理を終了する。また、この時の存続
無効メッセージにはID=αXが付される(ステップS
680→S685→エンド)。
【0097】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、存続廃止コマンドの設定が無効スタンプ発
行の設定になっていない場合、その他の処理のメッセー
ジを、情報処理用ビューア110のプログラムに向けて
送信し処理を終了する。(ステップS680→S690
→エンド)。
【0098】図6(a)において、ディーラーαクライア
ントシステム104のCPUは、存続無効メッセージを
受信すると、存続無効メッセージのID=αXに対応し
て、商品情報データセット1048中の存続対象情報
(商品ID=X)の「有効/無効スタンプ」に「無効」
をセットする。次いで、商品情報画面301の符号30
2で示される存続対象情報(商品ID=X)の「有効/
無効スタンプ」欄に、「無効」を表示して処理を終了す
る(ステップS610→ステップS650→ステップS
660→ステップS670〜エンド)。
【0099】[実施形態2]本実施形態2において、図
1、2、3、4、については上述の実施形態1と同様で
ある。実施形態1では、メーカーサーバシステム101
が、ディーラークライアントシステムへ存続許可条件に
基づいて存続許可情報を発行し、ディーラーに対して送
信した商品情報の存続を通信ネットワーク106を介し
て管理する場合について説明した。
【0100】実施形態2においては、ディーラークライ
アントシステムから存続を依頼された商品情報のうち、
メーカーサーバシステム101が、存続許可条件に基づ
いて存続可能と判断した商品情報について存続許可情報
を発行し、ディーラーに対して送信した商品情報の存続
を通信ネットワーク106を介して管理する場合につい
て説明する。
【0101】(システム構成)図7は、本実施形態2の
情報の生命維持システムのシステム構成を示す。図7
は、新たに存続許可情報発行要求710と存続拒否通知
750とを説明するために、図1と同じシステム構成に
存続許可情報発行要求710と存続拒否通知750とを
付加した図である。
【0102】存続許可条件データベース1015は、た
とえば、ディーラーID=αの商品ID=Xに対応する
存続許可条件および発行条件データ1017を有したI
D=αXの存続許可条件データ1016を有する。この
場合、ディーラーαクライアントシステム104が、デ
ィーラーID=αの商品ID=Xに対応する存続許可情
報発行要求をメーカーサーバシステム101へ送信した
場合、メーカーサーバシステム101はディーラーαク
ライアントシステム104へ、存続許可条件データ10
16が有する存続許可条件に基づいてID=αXの存続
許可情報150を発行する。
【0103】また、存続許可条件データベース1015
が、たとえば、ディーラーID=αの商品ID=Aに対
応するID=αAの存続許可条件データを有しない場合
に、ディーラーαクライアントシステム104が、ディ
ーラーID=αの商品ID=Aに対応する存続許可情報
発行要求710をメーカーサーバシステム101へ送信
したとすると、メーカーサーバシステム101はディー
ラーαクライアントシステム104へ、ID=αAの存
続許可条件データが存在しない旨の存続拒否通知750
を発行する。
【0104】また、存続許可条件データベース1015
が、たとえば、ディーラーID=αの商品ID=Aに対
応するID=αAの存続許可条件データを有する場合
に、ディーラーαクライアントシステム104が、ディ
ーラーID=αの商品ID=Aに対応する存続許可情報
発行要求710をメーカーサーバシステム101へ送信
したとすると、メーカーサーバシステム101は存続許
可情報発行要求710に設定されている存続許可依頼期
間の有効性をチェックし、有効でない場合は、ディーラ
ーαクライアントシステム104へ、存続許可依頼期間
が有効でない旨の存続拒否通知750を発行する。
【0105】(動作説明)上述のシステム構成におい
て、以下図1〜図3、図7、図8(a)、(b)、を用
いて、本実施形態2の情報の生命維持システムを適用し
て、メーカーが、ディーラーに対して送信した商品情報
の存続を、通信ネットワークを介して管理する方法を説
明する。
【0106】本実施形態2は、ディーラークライアント
システムから存続を依頼された商品情報のうち、メーカ
ーサーバシステム101が、存続許可条件に基づいて存
続可能と判断した商品情報について存続許可情報を発行
し、ディーラーに対して送信した商品情報の存続を通信
ネットワーク106を介して管理することに特徴があ
る。
【0107】図1〜図3を用いた説明は、上述の実施形
態1の場合と同様である。図8(a)において、ディー
ラーαのオペレータは、ディーラーαクライアントシス
テム104に情報処理用ビューア110を起動し、設定
画面801を表示させる。そして、オペレータは設定画
面801から、存続許可依頼設定フォーム802に入力
を行い、例えばディーラーID=αの商品ID=Aに対
応する存続許可依頼を設定する。
【0108】存続許可依頼設定フォーム802につい
て、この場合、ディーラーαのオペレータは、ディーラ
ーIDにαを、存続対象情報(商品ID)にAを、存続
開始時期(年月日時分)に2001/02/01/00
/00を、存続終了時期(年月日時分)に2001/0
2/11/00/00を入力し設定する。
【0109】ディーラーαのオペレータが設定画面80
1の送信ボタン803を押すと、情報処理用ビューア1
10は、上述のディーラーID=α、商品ID=Aに対
応する存続許可依頼データを付加した存続許可情報発行
要求710を、メーカーサーバシステム101へ送信す
る。
【0110】メーカーサーバシステム101は、上記存
続許可情報発行要求710を受信すると、存続許可情報
発行要求710に付加されているディーラーID=α、
商品ID=Aに対応するID=αAの存続許可依頼デー
タをRAM上のバッファに保存する。
【0111】メーカーサーバシステム101の情報の生
命維持システムソフトウェア1019は常駐型の監視プ
ログラムであり、上述のバッファに保存した存続許可依
頼データを監視し、たとえば、上記ID=αAの存続許
可依頼データに対して、存続許可条件データベース10
15がID=αAの存続許可条件データを有しない場
合、ディーラーαクライアントシステム104へ、ID
=αAの存続拒否通知750を発行する。
【0112】図8(b)において、ディーラーαのオペ
レータは、ディーラーαクライアントシステム104に
情報処理用ビューア110を起動し、設定画面804を
表示させる。そして、オペレータは設定画面804か
ら、存続許可依頼設定フォーム805に入力を行い、例
えばディーラーID=αの商品ID=Xに対応する存続
許可依頼を設定する。
【0113】存続許可依頼設定フォーム805につい
て、この場合、ディーラーαのオペレータは、ディーラ
ーIDにαを、存続対象情報(商品ID)にXを、存続
開始時期(年月日時分)に2001/03/01/00
/00を、存続終了時期(年月日時分)に2001/0
3/11/00/00を入力し設定する。
【0114】ディーラーαのオペレータが設定画面80
4の送信ボタン803を押すと、情報処理用ビューア1
10は、上述のディーラーID=α、商品ID=Xに対
応する存続許可依頼データを付加した存続許可情報発行
要求を、メーカーサーバシステム101へ送信する。
【0115】メーカーサーバシステム101は、上記存
続許可情報発行要求を受信すると、存続許可情報発行要
求に付加されているディーラーID=α、商品ID=X
に対応するID=αXの存続許可依頼データをRAM上
のバッファに保存する。
【0116】情報の生命維持システムソフトウェア10
19は、たとえば、上記ID=αXの存続許可依頼デー
タに対して、存続許可条件データベース1015がID
=αXの存続許可条件データ1016を有する場合、そ
の存続許可条件データ1016の有する発行条件データ
1017の発行開始時期〜発行終了時期の期間に、存続
許可依頼データに設定されている存続許可依頼期間(存
続開始時期〜存続終了時期)が包含されないので、ディ
ーラーαクライアントシステム104へ、ID=αXの
存続拒否通知を発行する。
【0117】図8(b)において、存続開始時期(年月
日時分)に2001/02/03/00/00を、存続
終了時期(年月日時分)に2001/02/09/00
/00を入力し設定したような場合は、生命維持システ
ムソフトウェア1019は、上記ID=αXの存続許可
依頼データに対して、存続許可条件データベース101
5がID=αXの存続許可条件データ1016を有する
場合、その存続許可条件データ1016の有する発行条
件データ1017の発行開始時期〜発行終了時期の期間
に、存続許可依頼データに設定されている存続許可依頼
期間(存続開始時期〜存続終了時期)が包含されるで、
ディーラークライアントシステムへID=αXの存続許
可情報150を発行する。
【0118】一方ディーラーαのオペレータが立ち上げ
ている情報処理用ビューア110は、ID=αAの存続
拒否通知750を受信する。この結果、情報処理用ビュ
ーア110は、存続拒否通知750に対応して、商品情
報データセット1048中の存続対象情報(商品ID=
A)の「有効/無効スタンプ」に「無効」をセットす
る。そして、図3の商品情報画面301において符号3
03で示される存続対象情報(商品ID=A)の「有効
/無効スタンプ」欄に、「無効」を表示する。この表示
は、商品ID=Aの商品情報の存続が無効であることを
示す。
【0119】(情報利用側処理1)上記のシステム構成
において、本実施形態2の情報の生命維持システムを適
用して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情
報の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動
作説明の場合について、情報利用側即ちディーラークラ
イアントシステムの処理手順を以下、図9のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0120】図9に示すの処理手順は、ディーラーαク
ライアントシステム104が有するCPUが、記憶装置
(不図示)からシステムメモリのRAM(不図示)へロ
ードされた情報処理用ビューア110のプログラムを実
行することにより行われる。
【0121】図9において、ディーラーαクライアント
システム104のCPUは、ディーラーαのオペレータ
の指示を受付け、設定画面801をディーラーαクライ
アントシステム104に表示し、存続許可依頼設定フォ
ーム802を表示して、オペレータに入力を促す(ステ
ップS910)。
【0122】オペレータが存続許可依頼設定フォーム8
02に、ディーラーIDとしてαを、存続対象情報(商
品ID)としてAを、存続開始時期(年月日時分)とし
て2001/02/01/00/00を、存続終了時期
(年月日時分)として2001/02/11/00/0
0を入力すると、ディーラーαクライアントシステム1
04のCPUは、それら入力情報から成る存続許可依頼
データをRAM上のバッファに一時保存する(ステップ
S920)。
【0123】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、設定画面801の送信ボタン803の押し
下げを検知すると、上述のディーラーID=α、商品I
D=Aに対応するID=αAの存続許可依頼データを付
加した存続許可情報発行要求を、メーカーサーバシステ
ム101へ送信する(ステップS930)。
【0124】(情報提供側処理)上記のシステム構成に
おいて、本実施形態2の情報の生命維持システムを適用
して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情報
の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動作
説明の場合について、情報提供側即ちメーカー側システ
ムの処理手順を以下、図4と図10(a)、(b)、
(c)のフローチャートを用いて説明する。
【0125】図4に示す処理手順は、メーカークライア
ントシステム102が有するCPUが、記憶装置(不図
示)からシステムメモリのRAMへロードされた設定用
ビューア103のプログラムを実行することにより行わ
れる。図4を用いた説明は、上述の実施形態1の場合と
同様である。
【0126】図10(a)に示す処理手順は、メーカーサ
ーバシステム101のCPUが、サーバエンジン101
1の制御プログラムを実行することにより行われる。ま
た、メーカークライアントシステム102からの各種要
求に対して、連携したデータベース処理その他のバック
エンド・プログラムを処理するには、CGI(commonga
teway interface)、SSI(server side include)、
DBMS(databasemanagement system)およびその他
の周知技術を利用すればよい。図10(a)を用いた説明
は、上述の実施形態1の図5(a)の場合と同様であ
る。
【0127】図10(c)に示す処理手順は、メーカーサ
ーバシステム101のCPUが、サーバエンジン101
1の制御プログラムを実行することにより行われる。ま
た、ディーラーαクライアントシステム104からの各
種要求に対して、連携したデータベース処理その他のバ
ックエンド・プログラムを処理するには、CGI(comm
on gateway interface)、SSI(server side includ
e)、DBMS(database management system)および
その他の周知技術を利用すればよい。
【0128】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、上記存続許可情報発行要求を受信すると、
存続許可条件設定要求に付加されているディーラーID
=α、商品ID=Aに対応するID=αAの存続許可依
頼データをRAM上のバッファに保存し、それに対応さ
せたRAM上の存続許可依頼フラグをONにする(ステ
ップS1022→S1024)。
【0129】図10(b)に示す処理手順は、メーカーサ
ーバシステム101のCPUが、一定周期(例えば1分
周期等)で情報の生命維持システムソフトウェア101
9を実行することにより行われる。また、連携したデー
タベース処理を行うには、DBMS(database managem
ent system)およびその他の周知技術を利用すればよ
い。
【0130】メーカーサーバシステム101のCPU
は、RAM上の全ての上記存続許可依頼フラグのチェッ
クを終了したか否かを判定する。終了している場合、メ
ーカーサーバシステム101のCPUは、情報の生命維
持システムソフトウェア1019の処理を終了する(ス
テップS1026→エンド)。終了していない場合、メ
ーカーサーバシステム101のCPUは、逐次存続許可
依頼フラグをチェックする(ステップS1026→S1
028)。
【0131】メーカーサーバシステム101のCPU
は、例えばID=αAの存続許可依頼フラグがONであ
る場合、上述のバッファに保存したID=αAの存続許
可依頼データに対して、存続許可条件データベース10
15がID=αAの存続許可条件データを有するか否か
チェックし、有しない場合、ディーラーαクライアント
システム104へ、ID=αAの存続拒否通知750を
発行し、情報の生命維持システムソフトウェア1019
の処理を終了する(ステップS1028→S1030→
S1037→S1026)。
【0132】メーカーサーバシステム101のCPU
は、ステップS1030において、バッファに保存した
ID=αXの存続許可依頼データに対して、存続許可条
件データベース1015が例えばID=αXの存続許可
条件データ1016を有すると判断した場合、その存続
許可条件データ1016の有する発行条件データ101
7の発行開始時期〜発行終了時期の期間に、存続許可依
頼データに設定されている存続許可依頼期間(存続開始
時期〜存続終了時期)が包含されているか否かチェック
する。包含されていない場合、ディーラーαクライアン
トシステム104へ、ID=αXの存続拒否通知を発行
し、情報の生命維持システムソフトウェア1019の処
理を終了する(ステップS1030→S1035→S1
037→S1026)。
【0133】一方、メーカーサーバシステム101のC
PUは、ステップS1035において、存続許可条件デ
ータ1016の有する発行条件データ1017の発行開
始時期〜発行終了時期の期間に、ID=αXの存続許可
依頼データに設定されている存続許可依頼期間(存続開
始時期〜存続終了時期)が包含されていると判断した場
合、ステップS1040以降の処理を行うが、この処理
は、上述の実施形態1の図5(b)におけるステップS
540以降の処理と同様である。
【0134】(情報利用側処理2)上記のシステム構成
において、本実施形態2の情報の生命維持システムを適
用して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情
報の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動
作説明の場合について、情報利用側即ちディーラークラ
イアントシステムの処理手順を以下、図11(a)、
(b)のフローチャートを用いて説明する。
【0135】図11(a)に示す処理手順は、ディーラー
αクライアントシステム104が有するCPUが、記憶
装置(不図示)からシステムメモリのRAMへロードさ
れた情報処理用ビューア110のプログラムを実行する
ことにより行われる。
【0136】尚、ディーラーαのオペレータからの情報
処理用ビューア110への指示基づき、ディーラーαク
ライアントシステム104のCPUは、商品情報データ
ベース1012にアクセスしてID=nの商品情報デー
タセット1013を取得し、その各レコードに有効/無
効スタンプ(デフォルト「無効」)を付加したID=n
の商品情報データセット1048を商品データベース1
042に予め保存しているものとする。
【0137】また、オペレータの指示に基づき、ディー
ラーαクライアントシステム104のCPUは、情報処
理用ビューア110にID=nの商品情報データセット
1048のデータをインポートして予め表示しているも
のとする。
【0138】図11(a)において、ステップS1150
→S1193以降のエンドまでの処理を除いた処理は、
上述の実施形態1の図6(a)の処理と同様である。図
11(a)において、ディーラーαクライアントシステム
104のCPUは、例えばID=αAの存続拒否通知を
受信すると、そのID=αAに対応して、商品情報デー
タセット1048中の存続対象情報(商品ID=A)の
「有効/無効スタンプ」に「無効」をセットする。次い
で、商品情報画面301の符号303で示される存続対
象情報(商品ID=A)の「有効/無効スタンプ」欄
に、「無効」を表示して処理を終了する(ステップS1
110→ステップS1150→ステップS1193→ス
テップS1195→ステップS1197→エンド)。
【0139】図11(b)に示す処理手順は、ディーラー
αクライアントシステム104が有するCPUが、存続
許可情報データ1045が有する存続判断エンジンのプ
ログラムをシステムメモリのRAMへロードし実行する
ことにより行われる。図11(b)の処理は、上述の実
施形態1の図6(b)の処理と同様である。
【0140】[実施形態3]本実施形態3は、上述の実
施形態1または2に付随するサブシステムである。実施
形態3においては、ディーラークライアントシステムが
商品情報の利用状況を計測し、その計測結果に基づいて
メーカーサーバシステム101が存続許可条件データを
再設定することで、存続対象の商品情報を動的に管理す
る場合について説明する。
【0141】(システム構成)図12は、本実施形態3
の情報の生命維持システムのシステム構成を示す。図1
2は、図1と同じシステム構成に情報利用状況通知12
10を付加した図である。
【0142】存続許可条件データベース1015は、た
とえば、ディーラーID=αの商品ID=Xに対応する
存続許可条件および発行条件データ1017を有したI
D=αXの存続許可条件データ1016を有する。ディ
ーラーαクライアントシステム104は商品データベー
ス1042内の各商品情報の利用状況を計測しており、
その計測結果に基づいてメーカーサーバシステム101
は存続許可条件データベース1015内の存続許可条件
データを再設定する。
【0143】たとえば、ディーラーαクライアントシス
テム104は、商品ID=Xに対応する商品情報の利用
状況を計測し、そのデータが規定値に達すると、ディー
ラーID=αの商品ID=Xに対応するID=αXの情
報利用状況通知1210を発行する。ディーラーαクラ
イアントシステム104が計測する商品ID=Xに対応
する商品情報の利用状況のデータは、たとえば商品情報
の利用頻度、利用によってもとたらされた業績およびそ
の他である。
【0144】情報利用状況通知1210を受信したメー
カーサーバシステム101は、ID=αXの存続許可条
件データ1016を所定の手続に基づいて再設定する。
【0145】(動作説明)上述のシステム構成におい
て、以下図1〜図3、図12、図13、図14を用い
て、本実施形態3の情報の生命維持システムを適用し
て、メーカーが、ディーラーに対して送信した商品情報
の存続を、通信ネットワークを介して管理する方法を説
明する。
【0146】本実施形態3は、ディーラークライアント
システムが商品情報の利用状況を計測し、その計測結果
に基づいてメーカーサーバシステム101が存続許可条
件データを再設定することで、存続対象の商品情報を動
的に管理することに特徴がある。
【0147】図1〜図3を用いた説明は、基本的に上述
の実施形態1の場合と同様である。図3において、ディ
ーラーαのオペレータは、商品情報画面301にリスト
アップされている商品の詳細情報を見たい場合、たとえ
ば商品ID=Xに対応する商品詳細情報を見たい場合
は、その商品の概要が表示されている商品情報304
を、マウス等のポインティングデバイスでクリックす
る。あるいは、商品情報304にキーでカーソルを移動
させ、エンターキーで決定操作を行う。この操作で情報
処理用ビューア110は、商品情報304の選択を認識
する。
【0148】商品情報画面301の表示データである商
品情報データセット1048はハイパーテキストであ
り、商品情報304の選択を認識した情報処理用ビュー
ア110は、商品情報304にリンクした商品ID=X
に対応する商品詳細情報を表示する(不図示)。
【0149】情報処理用ビューア110は、上述のよう
なディーラーαのオペレータが商品ID=Xに対応する
商品詳細情報を閲覧した回数を計測し、その閲覧の頻度
が規定値に達した場合に、ID=αXの存続許可条件デ
ータ1016中の存続期間Δtを延長する旨の情報利用
状況通知1210を、メーカーサーバシステム101へ
送信する。
【0150】メーカーサーバシステム101は、上記情
報利用状況通知1210を受信すると、存続許可条件デ
ータベース1015中のID=αXの存続許可条件デー
タ1016の存続期間Δtを延長し、その存続許可条件
データ1016の有する発行条件データ1017の存続
保証期間Δtを延長し発行頻度を更新する。
【0151】(情報利用側処理)上記のシステム構成に
おいて、本実施形態3の情報の生命維持システムを適用
して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情報
の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動作
説明の場合について、情報利用側即ちディーラークライ
アントシステムの処理手順を以下、図13のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0152】図13に示すの処理手順は、ディーラーα
クライアントシステム104が有するCPUが、記憶装
置(不図示)からシステムメモリのRAM(不図示)へ
ロードされた情報処理用ビューア110のプログラムを
実行することにより行われる。
【0153】図13において、ディーラーαクライアン
トシステム104のCPUは、商品情報画面301のた
とえば商品ID=Xの商品情報304の選択を検知する
と、商品情報データセット1048の商品情報304に
リンクした商品ID=Xに対応する商品詳細情報をディ
ーラーαクライアントシステム104に表示する(ステ
ップS1310→S1320)。
【0154】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、商品情報画面301の商品ID=Xに対応
した過去1時間分の選択回数NをRAM上で管理してお
り、Nをインクリメント(+1)する(ステップS13
30)。
【0155】続いて、ディーラーαクライアントシステ
ム104のCPUは、存続許可情報データベース104
1中のID=αXの存続許可情報データ1045の存続
期間Δt(=5分)を取得し、ID=αXの存続許可情
報150の1時間あたりの受信回数n(=60/Δt)
を算出する(ステップS1340→S1350)。この
場合の例では、Δt(=5分)のため、nは12であ
る。
【0156】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、N>nの場合、商品ID=Xの商品情報3
04の選択の頻度が高いと判定し、ID=αXの存続許
可情報データ1045の存続期間Δtの延長するため
に、Δt延長のイベントを付加したID=αXの情報利
用状況通知を、メーカーサーバシステム101へ送信す
る(ステップS1360→S1370)。
【0157】(情報提供側処理)上記のシステム構成に
おいて、本実施形態3の情報の生命維持システムを適用
して、メーカーがディーラーに対して送信した商品情報
の存続を通信ネットワークを介して管理する上述の動作
説明の場合について、情報提供側即ちメーカー側システ
ムの処理手順を以下、図14のフローチャートを用いて
説明する。
【0158】図14に示す処理手順は、メーカーサーバ
システム101のCPUが、サーバエンジン1011の
制御プログラムを実行することにより行われる。また、
ディーラーαクライアントシステム104からの各種要
求に対して、連携したデータベース処理その他のバック
エンド・プログラムを処理するには、CGI(commonga
teway interface)、SSI(server side include)、
DBMS(databasemanagement system)およびその他
の周知技術を利用すればよい。
【0159】ディーラーαクライアントシステム104
のCPUは、Δt延長のイベントを付加したID=αX
の上記情報利用状況通知を受信すると、存続許可条件デ
ータベース1015中のID=αXの存続許可条件デー
タ1016の存続期間Δtを延長する(たとえば、2倍
の10分)(ステップS1410→S1420)。
【0160】さらに、ディーラーαクライアントシステ
ム104のCPUは、その存続許可条件データ1016
の有する発行条件データ1017の存続保証期間Δtを
延長し(たとえば、2倍の10分)、発行条件データ1
017内の発行開始時期、発行終了時期、および一回の
発行での存続保証期間Δtに基づいて発行頻度(回)を
更新する(ステップS1430)。
【0161】本実施形態3では、ディーラーαクライア
ントシステム104とメーカーサーバシステム101と
の間のトラフィック量が、動的に管理され軽減される。
【0162】(他の実施形態)以上の述べた実施形態の
他に次の形態を実施できる。1)上述の実施形態1、2
および3ではメーカークライアントシステム102とメ
ーカーサーバシステム101との間を通信ネットワーク
で接続しているが、メーカークライアントシステム10
2の機能とメーカーサーバシステム101の機能とを一
体のコンピュータシステムで構築してもよい。2)上述
の実施形態1、2および3で使用するクライアントシス
テム、サーバシステムは周知、公知のコンピュータ、携
帯情報端末、その通信可能な電子機器を使用すればよ
い。
【0163】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信ネットワークを介して、情報を提供する情報提供側シ
ステムから情報を利用する情報利用側システムに対して
提供された情報の存続を管理する情報の生命維持システ
ムは、情報提供側システムから、情報利用側システムに
提供した情報の存続を許可するための存続許可情報を、
情報利用側システムに対して通信ネットワークを介して
定期的に発行し、情報利用側システムにより、発行され
る上記存続許可情報を監視し、発行された存続許可情報
に関連する情報を存続させる。
【0164】このため、情報利用側は、存続許可情報に
基づいて、情報を利用する場面で情報の有効性を確認で
きる。逆に、情報提供側においても、存続許可情報の発
行により、どの情報利用者がどのような情報を利用して
いるかを管理可能となる。また、情報提供側は、存続許
可情報の発行を、情報の実保証期間を予定期間よりも短
くなるようにかつ定期発行とすることで、情報の保証期
間を予定期間内で増分的延期できるので、情報提供側の
意思に基づいて情報の保証期間を管理可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の、情報の生命維持システ
ムのシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の存続許可条件設定フォーム
および発行条件設定フォームの説明図である。
【図3】本発明の実施形態の商品情報画面の説明図であ
る。
【図4】本発明の実施形態1の、メーカークライアント
システムのCPUが実行する設定用ビューアのプログラ
ムの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態1の、メーカーサーバシステ
ムのCPUが実行するプログラムの処理手順を示すフロ
ーチャートで、(a)はサーバエンジンの制御プログラ
ム、(b)は情報の生命維持システムソフトウェアの処
理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態1の、ディーラークライアン
トシステムのCPUが実行するプログラムの処理手順を
示すフローチャートで、(a)は情報処理用ビューアの
プログラム、(b)は存続判断エンジンのプログラムの
処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態2の、情報の生命維持システ
ムのシステム構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施形態2の存続許可依頼設定フォー
ムの説明図で、(a)はディーラーID=αの商品ID
=Aに対応する存続許可依頼を設定する場合、(b)は
ディーラーID=αの商品ID=Xに対応する存続許可
依頼を設定場合の説明図である。
【図9】本発明の実施形態2の、ディーラークライアン
トシステムのCPUが実行するプログラムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態2の、メーカーサーバシス
テムのCPUが実行するプログラムの処理手順を示すフ
ローチャートで、(a)はサーバエンジンの制御プログ
ラム、(b)は情報の生命維持システムソフトウェア、
(c)はサーバエンジンの制御プログラムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態2の、ディーラークライア
ントシステムのCPUが実行するプログラムの処理手順
を示すフローチャートで、(a)は情報処理用ビューア
のプログラム、(b)は存続判断エンジンのプログラム
の処理手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態3の、情報の生命維持シス
テムのシステム構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施形態3の、ディーラークライア
ントシステムのCPUが実行するプログラムの処理手順
を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施形態3の、メーカーサーバシス
テムのCPUが実行するプログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
101 メーカーサーバシステム 102 メーカークライアントシステム 104 ディーラーαクライアントシステム 106 通信ネットワーク 150 存続許可情報 201 設定画面 301 商品情報画面 710 存続許可情報発行要求 750 存続拒否通知 801 設定画面 804 設定画面 1015 存続許可条件データベース 1016 存続許可条件データ 1019 情報の生命維持システムソフトウェア 1048 商品情報データセット 1210 情報利用状況通知
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを介して、情報提供側
    の情報提供装置から情報利用側の情報利用装置に対して
    提供された情報の存続を管理する情報の生命維持システ
    ムであって、 前記情報提供装置は、 前記情報利用装置に提供した情報の存続を許可するため
    の存続許可情報を、前記情報利用装置に対して前記通信
    ネットワークを介して定期的に発行する許可発行手段を
    備え、 前記情報利用装置は、 前記許可発行手段により発行される前記存続許可情報を
    監視し、当該発行された存続許可情報に関連する情報を
    存続させる情報処理手段を備えたことを特徴とする情報
    の生命維持システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報の生命維持システ
    ムにおいて、前記許可発行手段は、 前記存続許可情報を規定するための存続許可条件を設定
    する許可条件設定手段と、 前記存続許可情報の定期的な発行を規定するための発行
    条件を設定する発行条件設定手段と、 前記許可条件設定手段により設定された存続許可条件に
    基づいて前記存続許可情報を作成し、当該作成した存続
    許可情報を前記発行条件設定手段により設定された発行
    条件に基づいて前記情報利用装置に送信する許可送信手
    段とを備えたことを特徴とする情報の生命維持システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報の生命維持システ
    ムにおいて、前記情報処理手段は、 前記許可送信手段により送信された前記存続許可情報を
    監視して受信する許可受信手段と、 該許可受信手段により受信された前記存続許可情報が対
    象とする情報を存続させる存続処理手段とを備えてお
    り、 該存続処理手段が存続させた情報の前記存続許可情報が
    指示する存続期間が経過するまでに、存続させた前記情
    報の新たな前記存続許可情報が前記許可受信手段により
    受信されない場合には、前記存続処理手段は存続させた
    情報を無効とすることを特徴とする情報の生命維持シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報の生命維持システ
    ムにおいて、 前記情報利用装置は、 情報の存続を依頼するための存続依頼情報を、前記情報
    提供装置に対して前記通信ネットワークを介して発行す
    る依頼発行手段をさらに備え、 前記情報提供装置は、 前記依頼発行手段により発行される前記存続依頼情報を
    監視し、当該発行された存続依頼情報に関連する情報の
    存続の是非を判断する判断手段をさらに備え、 該判断手段が前記存続依頼情報に関連する情報について
    存続を許可した場合に、当該許可した情報の存続許可情
    報を前記許可発行手段により前記情報利用装置に対して
    前記通信ネットワークを介して発行することを特徴とす
    る情報の生命維持システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の情報の生命維持システ
    ムにおいて、 前記情報提供装置は、 情報の存続を拒否するための存続拒否通知を、前記情報
    利用装置に対して前記通信ネットワークを介して発行す
    る拒否発行手段をさらに備え、 前記判断手段が前記存続依頼情報に関連する情報につい
    て存続を拒否した場合に、当該拒否した情報の存続拒否
    通知を前記拒否発行手段により前記情報利用装置に対し
    て発行し、 前記情報利用装置は、 前記情報処理手段により、前記拒否発行手段が発行する
    前記存続拒否通知を監視し、当該発行された存続拒否通
    知に関連する情報の存続を無効とすることを特徴とする
    情報の生命維持システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報の生命維持システ
    ムにおいて、前記情報処理手段は、 前記拒否発行手段により送信された前記存続拒否通知を
    監視して受信する拒否受信手段と、 該拒否受信手段により受信された前記存続拒否通知が対
    象とする情報の存続を無効とする拒否処理手段とをさら
    に備えたことを特徴とする情報の生命維持システム。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至6のいずれかに記載の情報
    の生命維持システムにおいて、前記依頼発行手段は、 前記存続依頼情報を規定するための、存続を依頼する存
    続対象情報および該存続対象情報の有効期間を設定する
    存続依頼設定手段と、 前記存続依頼設定手段により設定された情報に基づいて
    前記存続依頼情報を作成し、当該作成した存続依頼情報
    を前記情報提供装置に送信する依頼送信手段とを備えた
    ことを特徴とする情報の生命維持システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報の生命維持システ
    ムにおいて、前記判断手段は、 前記依頼送信手段により送信された前記存続依頼情報を
    監視して受信する依頼受信手段と、 該依頼受信手段により受信された前記存続依頼情報に関
    連する情報の存続の是非を、前記許可条件設定手段によ
    り設定された存続許可条件に基づいて判断する存続判断
    手段とを備えたことを特徴とする情報の生命維持システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至8のいずれかに記載の情報
    の生命維持システムにおいて、 前記情報利用装置は、 前記情報提供装置から提供された情報の利用状況を計測
    する計測手段と、 該計測手段の計測結果を前記情報提供装置に前記通信ネ
    ットワークを介して通知する利用状況通知手段とをさら
    に備え、 前記情報提供装置は、 前記利用状況通知手段により通知された計測結果に基づ
    いて、該計測結果に対応した情報の前記存続許可情報を
    規定するための存続許可条件を再設定する許可条件再設
    定手段をさらに備え、 前記許可送信手段により前記許可条件再設定手段が再設
    定した存続許可条件に基づいて前記存続許可情報を作成
    することを特徴とする情報の生命維持システム。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載の前記情報提供装置が
    有する前記許可条件設定手段と前記発行条件設定手段と
    前記許可送信手段とを備えたことを特徴とする情報の生
    命維持システムの情報提供装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の情報の生命維持シ
    ステムの情報提供装置において、請求項4に記載の前記
    情報提供装置が有する前記判断手段をさらに備えたこと
    を特徴とする情報の生命維持システムの情報提供装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の情報の生命維持シ
    ステムの情報提供装置において、請求項5に記載の前記
    情報提供装置が有する前記拒否発行手段をさらに備えた
    ことを特徴とする情報の生命維持システムの情報提供装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の情報の
    生命維持システムの情報提供装置において、前記判断手
    段は、請求項8に記載の前記依頼受信手段と前記存続判
    断手段とを備えたことを特徴とする情報の生命維持シス
    テムの情報提供装置。
  14. 【請求項14】 請求項10乃至13のいずれかに記載
    の情報の生命維持システムの情報提供装置において、請
    求項9に記載の前記情報提供装置が有する前記許可条件
    再設定手段をさらに備えたことを特徴とする情報の生命
    維持システムの情報提供装置。
  15. 【請求項15】 請求項3に記載の前記情報利用装置が
    有する前記許可受信手段と前記存続処理手段とを備えた
    ことを特徴とする情報の生命維持システムの情報利用装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の情報の生命維持シ
    ステムの情報利用装置において、請求項4に記載の前記
    情報利用装置が有する前記依頼発行手段をさらに備えた
    ことを特徴とする情報の生命維持システムの情報利用装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の情報の生命維持シ
    ステムの情報利用装置において、請求項6に記載の前記
    情報利用装置が有する前記拒否受信手段と前記拒否処理
    手段とをさらに備えたことを特徴とする情報の生命維持
    システムの情報利用装置。
  18. 【請求項18】 請求項16または17に記載の情報の
    生命維持システムの情報利用装置において、前記依頼発
    行手段は、請求項7に記載の前記存続依頼設定手段と前
    記依頼送信手段とを備えたことを特徴とする情報の生命
    維持システムの情報利用装置。
  19. 【請求項19】 請求項15乃至18のいずれかに記載
    の情報の生命維持システムの情報利用装置において、請
    求項9に記載の前記情報利用装置が有する前記計測手段
    と前記利用状況通知手段とをさらに備えたことを特徴と
    する情報の生命維持システムの情報利用装置。
  20. 【請求項20】 通信ネットワークを介して、情報提供
    側の情報提供装置から情報利用側の情報利用装置に対し
    て提供された情報の存続を管理する情報の生命維持方法
    であって、 前記情報提供装置から、前記情報利用装置に提供した情
    報の存続を許可するための存続許可情報を、前記情報利
    用装置に対して前記通信ネットワークを介して定期的に
    発行する許可発行ステップと、 前記情報利用装置により、前記許可発行ステップにおい
    て発行される前記存続許可情報を監視し、当該発行され
    た存続許可情報に関連する情報を存続させる情報処理ス
    テップとを備えたことを特徴とする情報の生命維持方
    法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の情報の生命維持方
    法において、前記許可発行ステップは、 前記存続許可情報を規定するための存続許可条件を設定
    する許可条件設定ステップと、 前記存続許可情報の定期的な発行を規定するための発行
    条件を設定する発行条件設定ステップと、 前記許可条件設定ステップにより設定された存続許可条
    件に基づいて前記存続許可情報を作成し、当該作成した
    存続許可情報を前記発行条件設定ステップにより設定さ
    れた発行条件に基づいて前記情報利用装置に送信する許
    可送信ステップとを備えたことを特徴とする情報の生命
    維持方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の情報の生命維持方
    法において、前記情報処理ステップは、 前記許可送信ステップにより送信された前記存続許可情
    報を監視して受信する許可受信ステップと、 該許可受信ステップにより受信された前記存続許可情報
    が対象とする情報を存続させる存続処理ステップとを備
    えており、 該存続処理ステップにおいて存続させた情報の前記存続
    許可情報が指示する存続期間が経過するまでに、存続さ
    せた前記情報の新たな前記存続許可情報が前記許可受信
    ステップにより受信されない場合には、前記存続処理ス
    テップにおいて存続させた情報を無効とすることを特徴
    とする情報の生命維持方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の情報の生命維持方
    法において、 前記情報利用装置から、情報の存続を依頼するための存
    続依頼情報を、前記情報提供装置に対して前記通信ネッ
    トワークを介して発行する依頼発行ステップをさらに備
    え、 前記情報提供装置により、前記依頼発行ステップにおい
    て発行される前記存続依頼情報を監視し、当該発行され
    た存続依頼情報に関連する情報の存続の是非を判断する
    判断ステップをさらに備え、 該判断ステップにおいて前記存続依頼情報に関連する情
    報について存続を許可した場合に、当該許可した情報の
    存続許可情報を前記許可発行ステップにより前記情報利
    用装置に対して前記通信ネットワークを介して発行する
    ことを特徴とする情報の生命維持方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の情報の生命維持方
    法において、 前記情報提供装置から、情報の存続を拒否するための存
    続拒否通知を、前記情報利用装置に対して前記通信ネッ
    トワークを介して発行する拒否発行ステップをさらに備
    え、 前記判断ステップにおいて前記存続依頼情報に関連する
    情報について存続を拒否した場合に、当該拒否した情報
    の存続拒否通知を前記拒否発行ステップにより前記情報
    利用装置に対して発行し、 前記情報利用装置により、前記情報処理ステップにおい
    て、前記拒否発行ステップで発行される前記存続拒否通
    知を監視し、当該発行された存続拒否通知に関連する情
    報の存続を無効とすることを特徴とする情報の生命維持
    方法。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の情報の生命維持方
    法において、前記情報処理ステップは、 前記拒否発行ステップにより送信された前記存続拒否通
    知を監視して受信する拒否受信ステップと、 該拒否受信ステップにより受信された前記存続拒否通知
    が対象とする情報の存続を無効とする拒否処理ステップ
    とをさらに備えたことを特徴とする情報の生命維持方
    法。
  26. 【請求項26】 請求項23乃至25のいずれかに記載
    の情報の生命維持方法において、前記依頼発行ステップ
    は、 前記存続依頼情報を規定するための、存続を依頼する存
    続対象情報および該存続対象情報の有効期間を設定する
    存続依頼設定ステップと、 前記存続依頼設定ステップにより設定された情報に基づ
    いて前記存続依頼情報を作成し、当該作成した存続依頼
    情報を前記情報提供装置に送信する依頼送信ステップと
    を備えたことを特徴とする情報の生命維持方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の情報の生命維持方
    法において、前記判断ステップは、 前記依頼送信ステップにより送信された前記存続依頼情
    報を監視して受信する依頼受信ステップと、 該依頼受信ステップにより受信された前記存続依頼情報
    に関連する情報の存続の是非を、前記許可条件設定ステ
    ップにより設定された存続許可条件に基づいて判断する
    存続判断ステップとを備えたことを特徴とする情報の生
    命維持方法。
  28. 【請求項28】 請求項21乃至27のいずれかに記載
    の情報の生命維持方法において、 前記情報利用装置により、前記情報提供装置から提供さ
    れた情報の利用状況を計測する計測ステップと、 前記情報利用装置により、前記計測ステップの計測結果
    を前記情報提供装置に前記通信ネットワークを介して通
    知する利用状況通知ステップと、 前記情報提供装置により、前記利用状況通知ステップに
    おいて通知された計測結果に基づいて、該計測結果に対
    応した情報の前記存続許可情報を規定するための存続許
    可条件を再設定する許可条件再設定ステップとをさらに
    備え、 前記許可送信ステップにより前記許可条件再設定ステッ
    プが再設定した存続許可条件に基づいて前記存続許可情
    報を作成することを特徴とする情報の生命維持方法。
  29. 【請求項29】 請求項20乃至28のいずれかに記載
    の情報の生命維持方法を前記情報提供装置に実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
  30. 【請求項30】 請求項20乃至28のいずれかに記載
    の情報の生命維持方法を前記情報利用装置に実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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