JP2003028997A - パルス電源 - Google Patents

パルス電源

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JP2003028997A
JP2003028997A JP2001217976A JP2001217976A JP2003028997A JP 2003028997 A JP2003028997 A JP 2003028997A JP 2001217976 A JP2001217976 A JP 2001217976A JP 2001217976 A JP2001217976 A JP 2001217976A JP 2003028997 A JP2003028997 A JP 2003028997A
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JP2001217976A
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Yoichi Hirano
洋一 平野
So Sakakida
創 榊田
Manabu Kiyama
學 木山
Katsuhiko Furuya
勝彦 古矢
Norihiko Ninomiya
紀彦 二宮
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Nichicon Corp
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Nichicon Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

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  • Particle Accelerators (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ放電を用いたパルス電源におい
て、コンデンサエネルギーの低減化を図り、出力電圧ま
たは電流の安定した高電圧高電流のパルス出力を得る。 【解決手段】 充電されたコンデンサC0 から半導体ス
イッチユニットSWを経て負荷L0 にパルスを供給する
パルス電源において、半導体スイッチユニットSW内で
は、常開の半導体スイッチSW1 、SW2 、・・・SW
n にそれぞれインピーダンス素子R1 、R2 、・・・R
n を並列接続した上でこれらの並列回路とインピーダン
ス素子が並列に接続されていない常開の半導体スイッチ
SW0 とを直列に接続し、負荷に供給されるパルスの電
圧または電流が下限値まで減衰する毎に上記半導体スイ
ッチを順に閉路して、パルスの電圧または電流が回復す
るよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧大電流のパルス
波を得るための電源にかかり、特にコンデンサの充電電
荷を半導体スイッチを経由して負荷に流すパルス電源に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子ビームやイオンビーム、そして中性
粒子ビームなどのビーム発生装置は、核融合研究や産業
分野の加工機などに広く利用されている。この種のビー
ムを発生するには、緻密な制御を経て生成されたプラズ
マから所定のビームを引出し、マイクロ秒からミリ秒単
位のパルス状の高電圧を印加し加速しなければならない
が、このような短パルス電圧を発生させるには、充電さ
れたコンデンサから半導体スイッチを介してパルス電圧
を取出す方法がとられている。この種のパルス電源の従
来例を図3に示す。
【0003】図3においては、充放電用のコンデンサC
0 と半導体スイッチユニットSWと負荷L0 を構成する
ビーム発生器とが閉回路になるように接続され、該ビー
ム発生器に並列抵抗RD が接続され、半導体スイッチユ
ニットSWの開閉はゲート制御回路1によって制御され
ている。上記ビーム発生器では図示しないフィラメント
や各種手段を用いたプラズマ制御が行われるが、加速用
のパルス電圧が印加される初期は高いインピーダンス値
で、その後ビームの引出しが進む過程で低インピーダン
ス値へ移行する複雑な負荷特性を呈する。
【0004】このため、パルス電圧を印加した初期はビ
ーム発生器が無負荷状態に近いため、全電圧が印加され
たり、回路のインダクタンスや浮遊容量などとの共振に
より負荷電圧が跳ね上がって過電圧が発生したり、また
電流が流れ難く、半導体スイッチユニットSWの持続電
流が維持できないなどの難点があるために、ビーム発生
器に並列抵抗RD が接続されている。
【0005】図4は、図3におけるコンデンサ電圧VC
と負荷電圧VL との電圧波形を示し、横軸は時間を、縦
軸は電圧を示している。なお、説明上理解し易いように
電流制限器Z0 のインピーダンスは0(Ω)として波形
を示した。コンデンサC0 は図示しない直流電圧電源に
より予め所定の電圧に充電され、ゲート制御回路1から
のゲート信号により、半導体スイッチユニットSWが閉
路して放電を開始し、負荷L0 を構成するビーム発生器
にパルス電圧を印加する。このとき、コンデンサ電圧V
C は半導体スイッチユニットSWが開かれない限り、回
路定数で決まる時定数に従って減衰を続ける。一方、上
記負荷電圧VL は、放電回路に寄生するインダクタンス
や分布容量の影響により、電圧の立ち上がり部分は若干
緩やかに上昇し、上限電圧V1 に達したときに上記コン
デンサ電圧V C に一致し、以後は減衰を続ける。その
後、パルス幅が予め設定された幅t0 に達するとゲート
制御回路1より半導体スイッチユニットSWに開放のゲ
ート信号が与えられて放電を停止し、上記負荷電圧VL
は急速に零となるが、上記コンデンサ電圧VC は放電停
止時の電圧V2 を維持する。
【0006】負荷L0 を構成するビーム発生器は放電管
であるため、電子イオンの挙動は非常に複雑であるか
ら、その制御は非常に難しい。従って、電源側に要求さ
れる理想的な条件としては、電圧、電流ともに矩形波で
減衰などのない直流的で安定度の極めて高い波形が要求
される。しかし、短パルスの大容量エネルギー源として
コンデンサを用いるので、図4に示すように減衰する電
圧の変化量ΔV=(V1 −V2 )を小さくすること、云
いかえると電圧変動率α={(V1 −V2 )/V1 }×
100%を小さくすることが必要であるが、この電圧の
変化量ΔVを小さくするとコンデンサの静電容量は非常
に大きなものとなり、従ってその価格も高価で、寸法も
大形で、重量も大きなものとなっていた。また、上記ビ
ーム発生器が短絡したり、あるいは回路が地絡したりし
た場合、コンデンサの全蓄積エネルギーが放電し、半導
体スイッチを壊したり、電磁力による事故が大きなもの
となり、安全性にも問題を残していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の背景を
鑑みて、半導体スイッチユニットSWの動作の制御によ
りコンデンサC0 の静電容量の低減、低エネルギー化を
図ったパルス電源を提供し、かつ、低コスト化、小形・
軽量化を図ろうとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、高電圧で充電
された大容量のコンデンサから半導体スイッチユニット
の開閉により負荷へ供給するパルス電圧の発生及び停止
を制御するパルス電源において、それぞれにインピーダ
ンス素子が並列に接続されている複数の半導体スイッチ
及び上記インピーダンス素子が並列に接続されていない
半導体スイッチの直列接続によって上記半導体スイッチ
ユニットを構成し、これら各半導体スイッチ素子に対し
てそれぞれの開閉を制御するためのゲート信号を供給す
る制御手段を設けたものである。
【0009】上記ゲート信号の制御手段は、上記パルス
電圧のスタート時に上記インピーダンス素子が並列に接
続されていない半導体スイッチ素子へこれを閉路するた
めのゲート信号を供給し、上記パルス電圧の終了時に当
該半導体スイッチ素子へこれを開路するためのゲート信
号を供給する。
【0010】また、上記ゲート信号の制御手段は、上記
負荷に印加される電圧または電流が予め設定した下限値
に到達したときに、上記半導体スイッチユニット中の上
記インピーダンス素子が接続されている半導体スイッチ
の一部を選出して、これを閉路するためのゲート信号を
供給し、この半導体スイッチの閉路によってこれに並列
接続されているインピーダンス素子を短絡して、これに
より負荷へ供給される電圧または電流を放電初期に近い
値に戻す。このようにして、負荷へ供給される電圧また
は電流が下限値に達する度に初期値の方向へ戻されるた
めに、パルスの全期間を通じての電圧または電流の変動
を最小限にとどめることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施例によるパルス電源の
回路図、図2はその電圧波形図である。図3および図4
と同一回路を構成する素子および電圧波形記号について
は同一記号を付記したので、その説明は省略する。
【0012】
【実施例】図1において、半導体スイッチユニットSW
と負荷L0 を構成するビーム発生器との間に電流制限器
0 を接続し、印加される電圧、電流を検出するため上
記ビーム発生器と並列に電圧検出器2を、直列に電流検
出器3を挿入接続し、その検出信号を比較器4に導入す
る。該比較器4は半導体スイッチユニットSWに開閉の
ゲート信号を出すためゲート制御回路1と接続されてい
る。上記比較器4は、自己あるいは外部信号の指示によ
り放電開始のゲート信号をゲート制御回路1から半導体
スイッチSW0 に送らせる機能と、電圧値及び電流値の
一方または双方が設定した規定値よりも低下すると、ゲ
ート制御回路1に半導体スイッチユニットSWのうちの
所定の半導体スイッチに閉路のゲート信号を送らせる機
能と、放電が規定のパルス幅t0 に達すると放電停止の
ゲート信号をゲート制御回路1から半導体スイッチSW
0 へ送らせる機能とを併せ持っている。一方、半導体ス
イッチユニットSWは半導体スイッチSW0 と半導体ス
イッチSW1 〜SWn によって構成され、これらは直列
に接続されている。そして、半導体スイッチSW1 〜S
n には各々インピーダンス素子R1 〜Rn が並列に接
続されている。
【0013】図2は半導体スイッチSW1 〜SWn の動
作が分かり易いようにコンデンサC 0 のコンデンサ電圧
c と負荷L0 を構成するビーム発生器の負荷電圧VL
の電圧波形を示したもので、電流波形については同じ傾
向の動作をすることから省略している。なお、説明上理
解し易いように電流制限器Z0 のインピーダンスは0
(Ω)として波形を示した。
【0014】コンデンサC0 は図示しない直流高電圧電
源により予め所定の充電電圧V0 に充電され、比較器4
からゲート制御回路1に放電開始の指令信号が出される
と、ゲート制御回路1は半導体スイッチSW0 のみにゲ
ート信号を送ってこれを閉路し、放電を開始させ、上記
ビーム発生器にはインピーダンス素子R1 〜Rn と電流
制限器Z0 の電圧降下分を差し引いた上限電圧V1 が印
加され、負荷電圧VLはこの上限電圧V1 より回路定数
に従い減衰を始め、電流も同様に変化する。
【0015】その後、上記ビーム発生器に印加された電
圧VL は電圧検出器2で、これを流れる電流は電流検出
器3で検出し、比較器4にそのデータを送る。比較器4
では、このデータが予め設定されたプログラムに従い電
圧の下限値V2 まで、または電流の下限値まで降下する
とゲート制御回路1に動作指令を送信し、これにより半
導体スイッチSW1 が閉路する。この半導体スイッチS
1 の閉路によって、インピーダンス素子R1 が短絡さ
れ、放電回路のインピーダンスが小さくなり、上記ビー
ム発生器の電圧、電流が上限値(電圧では上限電圧
1 )を超えない範囲で上昇した後、再び減衰を始め、
上記下限値まで降下するとゲート制御回路1に再び動作
指令を送り、次の半導体スイッチSW2 が閉路する。
【0016】このようにして半導体スイッチSWn まで
同じ動作を繰返し、電圧または電流が下がり始めると何
時も規定の変化量ΔVに留めさせるように選定したイン
ピーダンス素子R1 〜Rn を逐次短絡させ、回路のイン
ピーダンスを小さくするように作用させる。この間で、
パルス幅が予め設定された規定のパルス幅t0 に達する
と、比較器4から放電停止指令がゲート制御回路1に送
られて半導体スイッチユニットSWの全スイッチは開路
して放電が停止する。
【0017】上記のとおり、従来方式ではコンデンサ放
電の減衰にまかせていたが、本発明は回路インピーダン
スを断続的に低減し負荷への電圧または電流を一定の変
化量内に維持させるよう制御することができる。
【0018】ここで、本発明の効果を説明するために電
圧波形を例として従来方式と本発明方式とのコンデンサ
0 の蓄積エネルギー比較を行なうと次のとおりとな
る。なお、簡易比較のために電流制限器Z0 のインピー
ダンスは0(Ω)として計算した。エネルギーは、次の
簡易式にて計算される。
【0019】
【数1】
【0020】但し、E:エネルギー(J) R:L0 とRD の合成インピーダンス(Ω) t0 :パルス幅(s) V0 :充電電圧(V) V2 :下限電圧(V) ここで、L0 とRD の合成インピーダンスR=500
Ω、電圧変動率=2%、 t0 =20ms、V1 =30kV、V2 =29.4kV とすると、上式より、 従来方式によるエネルギー=891kJ (但し、V0
=V1 として計算。) 本発明によるエネルギー=189kJ (但し、V0
33kVとし、かつインピーダンス素子R1 〜Rn は合
成インピーダンスRより十分小さいので無視して計
算。) となり、本発明の場合は、従来方式の約1/4.7のコ
ンデンサの蓄積エネルギーで済むことになり小形化、経
済性からも大きな優位性を有している。
【0021】本発明では、充電電圧V0 と上限電圧V1
との差はインピーダンス素子R1 〜Rn と電流制限器Z
0 とが分担し、従来方式に比較して充電電圧は高くなる
が、技術上、コスト上ではさほど問題になることはな
く、上記のようにエネルギー低減効果に大きな利益を得
ることができる。
【0022】図1に示した電圧検出器2、電流検出器3
の挿入位置は必ずしもこの位置に限定する必要はない。
特に負荷L0 であるビーム発生器の短絡やノイズの影響
を受け、この位置では好ましくない場合もあるから、上
記ビーム発生器に印加される電圧や流れる電流が回路定
数から予測できる位置であればよく、半導体スイッチユ
ニットSWの出力端に直接設置してもよい。また、図1
の実施例では半導体スイッチユニットSWの各スイッチ
のゲート信号はすべて比較器4からの指令に基づいて出
すよう構成されていたが、半導体スイッチSW1 〜SW
n の開放のゲート信号は他の手段を用いて制御しても差
し支えない。
【0023】電圧検出器2、電流検出器3、比較器4お
よびゲート制御回路1のフィードバック系には幾つかの
制御方法や機能が考えられるが、これらの選定は負荷L
0 を構成するビーム発生器の要求から決められ、電圧制
御を重視する場合は電圧検出器2のみで電圧制御を行な
えばよいし、電流制御を重視する場合は電流検出器3の
みで制御すればよい。また、その両方を用いて制御した
い場合は両方の検出器を用いて比較器4でその制御方法
をプログラムし、それに従った動作信号をゲート制御回
路1に送り半導体スイッチユニットSWを動作させれば
よい。
【0024】本発明の他の実施例として、上限電圧V1
を時間変化と共にプログラム上で任意に変えることも可
能である。すなわち、半導体スイッチユニットSWの開
閉動作を用いて放電回路のインピーダンスを変えようと
することのすべてに本発明は有効である。比較器4は必
ずしも単独に考える必要はなく、操作盤と一体でもよ
く、ゲート制御回路1と一緒でも差し支えない。要する
に、比較器4は半導体スイッチユニットSWの制御機能
を有しておればよい。
【0025】次に、電流制限器Z0 の有効性について説
明する。負荷L0 を構成するビーム発生器に短絡事故が
発生すると回路インピーダンスが急速に低下し、過大な
電流が流れ、半導体スイッチユニットSWを破損させる
恐れがあり、また、上記ビーム発生器に必要な上限電圧
1 は通常数10kVと云う高電圧であるために、半導
体スイッチユニットSW中の個々の半導体スイッチとし
て半導体素子を直列に多数接続したり、短絡電流に耐え
るよう並列に多数接続したりする場合もあり、制御自体
が非常に難しく信頼性に欠けるという問題があった。従
って、この電流制限器Z0 を挿入することにより、短絡
事故時の電流を抑制し、半導体素子の並列数を最小限に
抑えることができる。
【0026】さらに、上記ビーム発生器の初期状態は高
いインピーダンス特性を示すので、緩やかに電圧を印加
したいとの要求もある。この場合は、上記電流制限器に
適正な値に選定されたリアクトルを用いることにより、
電圧の立上がり時間、即ち、上記電圧V1 に達する時間
を制御することができる。従って、電流制限器Z0 には
抵抗、リアクトルおよび両者を組合せたものが用途に応
じて用いられる。
【0027】なお、本発明の応用例として、上記ビーム
発生器が不安定な動作をする場合は、放電回路のインピ
ーダンスを小さくするのではなく、むしろ放電回路のイ
ンピーダンスを大きくしたい場合もある。この場合は比
較器4に検出電圧が予めある値に設定した上限電圧に達
すると或る半導体スイッチを開放するように設定してお
けば、ゲート制御回路1は半導体スイッチSW1 〜SW
n のうちの適正なインピーダンスを有するスイッチに対
して開放のゲート信号を出し、回路インピーダンスを大
きくすることも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、インピーダンス
を断続的に低減させて負荷への電圧または電流を一定の
変化量内に維持しようとするもので、従来のコンデンサ
放電による減衰にまかせていた欠点を除去したものであ
る。すなわち、半導体スイッチユニットの動作によりコ
ンデンサC0 の静電容量の低減、低エネルギー化を図っ
たパルス電源を提供することによって、従来のパルス電
源の欠点を除去し、小形・軽量化を図り、かつ、コスト
メリットに優れ、安全性を高めたものであり、その工業
的価値は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のパルス電源における実施例を
示す回路図である。
【図2】図2は、本発明のパルス電源における実施例の
電圧波形図である。
【図3】図3は、従来例によるパルス電源の回路図であ
る。
【図4】図4は、従来例によるパルス電源の電圧波形図
である。
【符号の説明】
1 ゲート制御回路 2 電圧検出器 3 電流検出器 4 比較器 C0 コンデンサ SW 半導体スイッチユニット SW0 半導体スイッチ SW1 〜SWn 半導体スイッチ R1 〜Rn インピーダンス素子 Z0 電流制限器 RD 並列抵抗 L0 負荷 V0 充電電圧 V1 上限電圧 V2 下限電圧 Vc コンデンサ電圧 VL 負荷電圧 ΔV 電圧の変化量 t0 規定のパルス幅
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 3/00 H05H 3/00 (72)発明者 榊田 創 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所つくばセンター内 (72)発明者 木山 學 茨城県つくば市東1−1−1 独立行政法 人産業技術総合研究所つくばセンター内 (72)発明者 古矢 勝彦 京都府京都市中京区御池通烏丸東入一筋目 仲保利町191番地の4 上原ビル3階 ニ チコン株式会社内 (72)発明者 二宮 紀彦 京都府京都市中京区御池通烏丸東入一筋目 仲保利町191番地の4 上原ビル3階 ニ チコン株式会社内 Fターム(参考) 2G085 AA01 AA20 BA19 BB03 BB20 CA02 CA15 CA26 EA03 EA08 EA09 5H790 BA01 BB03 BB11 EA01 EA04 EA15 EB03 EB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧で充電される大容量のコンデンサ
    と、このコンデンサと負荷との間に介在しそれぞれにイ
    ンピーダンス素子が並列に接続されている複数の常開の
    半導体スイッチ及び上記インピーダンス素子が並列に接
    続されていない常開の半導体スイッチが直列に接続され
    ている半導体スイッチユニットと、上記コンデンサより
    上記半導体スイッチユニットを経由して上記負荷に印加
    される電圧または上記負荷を流れる電流が予め設定した
    下限値に到達する都度、上記半導体スイッチユニット中
    の開かれている半導体スイッチの一部を新たに選出して
    これを閉路状態に切替えるためのゲート信号を当該スイ
    ッチへ供給する制御手段とを有することを特徴とするパ
    ルス電源。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記制御手段はパル
    スのスタート時に上記インピーダンス素子が接続されて
    いない半導体スイッチにこれを閉路するためのゲート信
    号を供給し、予め設定された所定時間後に当該半導体ス
    イッチにこれを開放するためのゲート信号を供給するよ
    う構成されていることを特徴とするパルス電源。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記コンデンサと上
    記負荷との間に電流制限器が上記半導体スイッチユニッ
    トと直列に介在していることを特徴とするパルス電源。
  4. 【請求項4】 請求項1において、上記負荷はプラズマ
    から所定のビームを引出してこれを加速するビーム発生
    装置であることを特徴とするパルス電源。
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