JP2003028904A - 相互変調波測定装置および測定方法 - Google Patents

相互変調波測定装置および測定方法

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JP2003028904A
JP2003028904A JP2001217187A JP2001217187A JP2003028904A JP 2003028904 A JP2003028904 A JP 2003028904A JP 2001217187 A JP2001217187 A JP 2001217187A JP 2001217187 A JP2001217187 A JP 2001217187A JP 2003028904 A JP2003028904 A JP 2003028904A
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signal
amplitude
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JP2001217187A
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Hitoshi Nakagawa
仁 中川
Masa Kamei
雅 亀井
Toshihiro Nomoto
俊裕 野本
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、相互変調波測定装置に関し、相互
変調波の位相を精度良く測定することができる相互変調
波測定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 発振器1にて周波数がf1の信号および
周波数がf2の信号(f1≠f2)を発生させ、合成器2
にて合成し、分配器3で2つに分配し、一つの系統は参
照増幅器5に入力され、出力される基本波と相互変調波
は、ベクトルネットワークアナライザー6の振幅・位相
測定の基準信号とするため参照入力6aに入力される。
分配器3の出力の他方の系統は、可変減衰器4を通して
被測定増幅器10に入力され、出力の基本波、相互変調
波はベクトルネットワークアナライザー6の測定入力6
bに入力される。ベクトルネットワークアナライザー6
では、測定を行う任意の周波数を選択し、参照入力6a
に入力されている基準信号に対する相対的な振幅・位相
を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、増幅器の非線形特
性の測定、調整、評価に使用される相互変調波測定装置
に関し、特に、相互変調波の位相が問題となる通信、放
送、レーダーなどのフェーズドアレーシステムに用いら
れる増幅器に使用される相互変調波測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、増幅器の相互変調波の測定は、図
7に示すように、発振器21aで発生した周波数f1
信号と発振器21bで発生した周波数f2の信号を合成
器22で合成し、合成した信号を可変減衰器23を通し
て被測定増幅器40に入力し、被測定増幅器40の出力
をスペクトラムアナライザー24で観測することによ
り、基本波および相互変調波の振幅を測定していた。し
かし、スペクトラムアナライザー24では振幅しか測定
できないため、この方法では位相特性は測定できなかっ
た。
【0003】一方、図8に示すように、ベクトルネット
ワークアナライザー31を使用すると、ベクトルネット
ワークアナライザー31の内部発振器31aの信号を分
配器31bで2分配し、一方を基準信号として参照入力
31cに入力し、他方を測定用信号として可変減衰器3
2、被測定増幅器40を通して測定入力31dに入力
し、参照入力31cと測定入力31dに入力された信号
の振幅と位相を比較して振幅・位相特性を測定すること
ができる。しかし、この場合、基本波の振幅・位相特性
は測定可能であるが、相互変調波に関しては基準信号が
存在しないため測定できなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまで、相互変調波
成分の測定項目は振幅(電力)のみであった。その理由
としては、従来の通信システムにおいては、相互変調波
成分は単に雑音電力として評価されるため、位相情報が
不要であったことと、正確な位相測定方法が無かったこ
とがあげられる。
【0005】近年では、移動体通信等の基地局や衛星を
使用した通信・放送用のアンテナとしてフェーズドアレ
ーアンテナが使用されるようになり、妨害波の正確な評
価のため相互変調波の振幅・位相を正確に求める必要が
出てきた。
【0006】特に高効率動作を特徴とする進行波管の場
合、飽和動作に近づくにつれ出力位相が大きく変化する
ため、相互変調波の位相も変化することが予測でき、測
定による評価が必要となり、相互変調波成分の位相測定
を行うことが必要となっている。
【0007】そこで、本発明は、マイクロ波測定器とし
て広く普及しているベクトルネットワークアナライザー
を使用して、相互変調波の位相を精度良く測定すること
ができる相互変調波測定装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、それぞれ周波数の異なる信号を発生する複数
の発振器と、該複数の発振器が発生する信号を合成する
合成器と、該合成器の出力を2分配する分配器と、該分
配器の一方の出力を入力され該入力された信号のレベル
を変えて被測定増幅器に出力する可変減衰器と、前記分
配器の他方の出力を入力される非線形の参照増幅器と、
該参照増幅器の出力を参照入力に入力され、前記被測定
増幅器の出力を測定入力に入力され、前記参照入力に入
力される信号と前記測定入力に入力される信号を比較し
て前記測定入力に入力される信号の位相および振幅を測
定する振幅位相比較器とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0009】この発明では、参照増幅器の出力信号と比
較して被測定増幅器の出力信号の位相および振幅が測定
される。したがって、基本波とともに相互変調波の位相
および振幅も測定される。
【0010】上記課題を解決する第2の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記複数の発振器それぞれと前
記振幅位相比較器とに同じ外部基準信号を供給すること
を特徴とするものである。
【0011】この発明では、複数の発振器それぞれと振
幅位相比較器との基準信号が同一のものにされる。した
がって、複数の発振器と振幅位相比較器との位相同期が
取られる。
【0012】上記課題を解決する第3の発明は、上記第
1または第2の発明の構成に加え、前記参照増幅器の出
力と前記被測定増幅器の出力の少なくとも一方に、測定
する周波数以外の成分を除去するフィルターを挿入する
ことを特徴とするものである。
【0013】この発明では、参照増幅器または被測定増
幅器の出力から測定する周波数以外の成分が除去され
る。したがって、測定する周波数のみの信号が振幅位相
比較器に入力される。
【0014】上記課題を解決する第4の発明は、上記第
1から第3のいずれかの発明の構成に加え、前記振幅位
相比較器としてベクトル電圧計を用いることを特徴とす
るものである。
【0015】この発明では、ベクトル電圧計により被測
定増幅器の出力信号の位相および振幅が測定される。
【0016】上記課題を解決する第5の発明は、複数の
信号を合成する合成器と、該合成器の出力を2分配する
分配器と、該分配器の一方の出力を入力され該入力され
た信号のレベルを変えて出力する可変減衰器と、該可変
減衰器の出力を入力される主増幅器と、前記分配器の他
方の出力を入力される非線形の参照増幅器と、該参照増
幅器の出力を参照入力に入力され、前記主増幅器の出力
を測定入力に入力され、前記参照入力に入力される信号
と前記測定入力に入力される信号を比較して前記測定入
力に入力される信号の位相および振幅の測定値を出力す
る振幅位相比較器と、前記測定値に基づいて前記可変減
衰器を制御して前記主増幅器の出力を所要の要求条件に
適合させる制御器とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0017】この発明では、振幅位相比較器の測定結果
に基づいて可変減衰器が制御され、主増幅器の出力が調
整される。
【0018】上記課題を解決する第6の発明は、複数の
信号を合成する合成器と、該合成器の出力を2分配する
分配器と、該分配器の一方の出力を入力され該入力され
た信号のレベルを変えて出力する可変減衰器と、該可変
減衰器の出力を入力される主増幅器と、前記分配器の他
方の出力を入力される非線形の参照増幅器と、該参照増
幅器の出力を参照入力に入力され、前記主増幅器の出力
を測定入力に入力され、前記参照入力に入力される信号
と前記測定入力に入力される信号を比較して前記測定入
力に入力される信号の位相および振幅の測定値を出力す
る振幅位相比較器と、前記測定値に基づいて前記主増幅
器の振幅および位相の線形性を変化させて前記主増幅器
の出力の振幅および位相特性を要求条件に適合させる制
御器とを備えたことを特徴とするものである。
【0019】この発明では、振幅位相比較器の測定結果
に基づいて主増幅器の振幅および位相の線形性が変化さ
せられ、主増幅器の出力が調整される。
【0020】上記課題を解決する第7の発明は、基本波
と相互変調波を含む基準信号を生成し、周波数の異なる
複数の信号を合成した合成信号を被測定増幅器に入力
し、前記基準信号と前記被測定増幅器の出力信号を比較
して前記被測定増幅器の出力信号の位相および振幅を測
定することを特徴とするものである。
【0021】この発明では、相互変調波を含む基準信号
と被測定増幅器の出力信号が比較され位相および振幅が
測定される。したがって、相互変調波の位相および振幅
も測定される。
【0022】上記課題を解決する第8の発明は、上記第
7の発明の構成に加え、前記合成信号を非線形の参照増
幅器に入力し、その出力を前記基準信号とすることを特
徴とするものである。
【0023】この発明では、被測定増幅器に入力する信
号と同じ信号が参照増幅器に入力され、その出力を基準
信号として位相および振幅が測定される。
【0024】上記課題を解決する第9の発明は、上記第
7または第8の発明の構成に加え、前記合成信号のレベ
ルを変えて前記被測定増幅器の出力信号の位相および振
幅を測定することを特徴とするものである。
【0025】この発明では、被測定増幅器の入力信号の
レベルが変更され、そのレベルに対する位相および振幅
が測定される。したがって、入力レベルの変化に応じた
位相および振幅の変化が測定される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1〜図5は本発明の第1実施形態の相互変調
波測定装置を示す図である。
【0027】図1において、本実施形態の相互変調波測
定装置は、複数の発振器1と、これら複数の発振器の出
力を合成する合成器2と、合成器2の出力を2つに分配
する分配器3と、分配器3の一方の出力を入力され、こ
の入力信号を変化させて被測定増幅器10に出力する可
変減衰器4と、分配器3の他方の出力を入力される非線
形増幅器である参照増幅器5と、参照増幅器5の出力を
参照入力6aに入力されるとともに、被測定増幅器10
の出力を測定入力6bに入力されるベクトルネットワー
クアナライザー(振幅位相比較器)6とを備えている。
【0028】このような相互変調波測定装置において、
例えば、2つの発振器1にて周波数がf1の信号および
周波数がf2の信号(f1≠f2)を発生させ、合成器2
にて合成する。この時の周波数スペクトラムを図2
(a)に示す。これらを基本波と呼ぶ。
【0029】合成器2の出力は、分配器3で2つに分配
され、一つの系統は参照増幅器5に入力される。この参
照増幅器5は非線形増幅器のため、入力のレベルを設定
することにより図2(b)に示すような相互変調波(I
M3,IM5)が発生する。図2(b)のIM3は3次
の相互変調波(周波数は2f2−f1、2f1−f2)、I
M5は5次の相互変調波(周波数は3f2−2f1、3f
1−2f2)を示し、これらを総称して相互変調波成分と
呼んでいる。なお、更に高次の相互変調波も考えられ
る。
【0030】これら基本波と相互変調波は、ベクトルネ
ットワークアナライザー6の振幅・位相測定の基準信号
とするため参照入力6aに入力され、測定中はレベルを
変えない。
【0031】分配器3の出力の他方の系統は、可変減衰
器4を通して被測定増幅器10に入力される。被測定増
幅器10の非線形性により同様に相互変調波が発生す
る。可変減衰器4により入力のレベルを変化させること
により被測定増幅器10の動作点が変化し、出力の基本
波、相互変調波の振幅および位相が変化する。
【0032】ベクトルネットワークアナライザー(振幅
・位相比較器)6では、測定を行う任意の周波数(基本
波あるいは相互変調波の周波数)を選択し、参照入力6
aに入力されている基準信号(参照増幅器5の出力)に
対する相対的な振幅・位相を測定する。
【0033】図3は、基本波としてf1、f2の2波を用
いて、本実施形態により測定した被測定増幅器10の出
力位相および出力振幅の例を示すもので、図3(a)は
出力位相特性、図3(b)は入出力特性を示す。
【0034】このように、本実施形態においては、分配
器3で分配した信号の一方を参照増幅器5に入力し、そ
の出力を基準信号とし、この基準信号と被測定増幅器1
0の出力を比較しているため、基本波成分と同様に相互
変調波成分の位相および振幅の測定も可能になる。
【0035】なお、発振器1とベクトルネットワークア
ナライザー6に同じ外部基準信号を供給すれば、位相同
期を取ることができ、測定精度を向上させることができ
る。
【0036】また、参照増幅器5または被測定増幅器1
0の出力の片方あるいは両方に、測定する周波数以外の
成分を除去するフィルターを挿入すれば、ベクトルネッ
トワークアナライザー6に入力する信号から測定する周
波数以外の成分を除去することができ、測定精度を向上
させることができる。
【0037】また、本実施形態ではベクトルネットワー
クアナライザー6を用いたが、これに限定されるもので
はなく、ベクトル電圧計を用いてもかまわない。
【0038】図4は、本実施形態で測定可能な増幅器を
用いたアクティブフェーズドアレーシステムの一例を示
す図である。図4に示すように、アクティブフェーズド
アレーシステムは、複数の信号源11と、各信号源11
からの信号を分配し振幅・位相分布を付加するBFN
(ビームフォーミングネットワーク)12と、BFN1
2の出力信号を合成する合成器13と、合成器13で合
成された信号の増幅を行う増幅器10と、増幅器10で
増幅した信号を放射するアンテナ素子14とを備えてい
る。
【0039】このようなアクティブフェーズドアレーシ
ステムにおける放射パターン計算においては、各増幅器
10それぞれの出力成分の振幅と位相の関係を知ること
が必要となる。本実施形態により、基本波と同様に相互
変調波成分の放射方向や強度を計算することができ、図
5に示すように、信号源からの出力信号の周波数f1
2の放射方向を図中の実線のように設定すると、相互
変調波成分の放射パターンは図中の点線で示されるよう
に周波数f1、f2の基本波とは異なる方向にピークを持
つように計算され、相互変調波による干渉や妨害の度合
いが計算できるなど、システム設計をより正確に行うこ
とができる。
【0040】次に、図6は、本発明の第2実施形態の増
幅器線形性制御装置を示す図である。なお、本実施形態
は、上述の第1実施形態と略同様に構成されているの
で、同様な構成には同一の符号を付して特徴部分のみ説
明する。
【0041】本実施形態においては、複数の入力信号1
〜nを同時に増幅する主たる増幅器7の出力信号の一部
を方向性結合器8で分岐させ、振幅位相比較器6の測定
入力に入力し、振幅位相比較器6において主たる増幅器
7の出力信号に含まれる相互変調波の振幅および位相を
測定する。
【0042】振幅位相比較器6の測定結果は、制御器9
に入力され、制御器9は測定結果と予め設定されている
相互変調波の仕様値、例えばC/IM3(キャリア対3
次相互変調歪み比)等とを比較し、仕様値を満足してい
ない場合、可変減衰器4を制御し、主たる増幅器7の入
力レベルを変えて仕様値を満足するように調整を行う。
【0043】また、制御器9は、測定結果を判定し、主
たる増幅器7の動作パラメータを変えて非線形性を調整
する。動作パラメータとしては、半導体増幅器の場合は
バイアス電圧、TWT(進行波管)の場合はカソード電
流を制御するためのアノード電圧などが考えられる。こ
れらの動作パラメータにより主たる増幅器7の利得や最
大出力を変更する。
【0044】このように、本実施形態においては、主た
る増幅器7の出力を振幅位相比較器6により測定し、制
御器9が測定結果により可変減衰器4や主たる増幅器7
を制御して主たる増幅器7の出力を調整しているので、
主たる増幅器7の出力を監視して、主たる増幅器7の出
力が常に一定の仕様値を満足するように調整することが
できる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、参照増幅器の出力を基
準信号として被測定増幅器の出力と比較し位相および振
幅を測定しているので、参照増幅器の出力に含まれる相
互変調波の位相および振幅についても測定できる。
【0046】また、複数の発振器と振幅位相比較器に同
じ基準信号を供給すれば、位相同期を取ることができ、
測定精度を向上させることができる。
【0047】また、参照増幅器の出力と被測定増幅器の
出力の少なくとも一方に測定する周波数以外の成分を除
去するフィルターを挿入すれば、振幅位相比較器には測
定する周波数以外の成分が入力されず、測定精度を向上
させることができる。
【0048】また、本発明によれば、振幅位相比較器の
測定結果により制御器が可変減衰器を制御して主増幅器
の出力を調整しているので、主増幅器の出力が一定の仕
様値を満足するように調整することができる。
【0049】また、本発明によれば、振幅位相比較器の
測定結果により制御器が主増幅器の振幅および位相の線
形性を変化させて主増幅器の出力を調整しているので、
主増幅器の出力が一定の仕様値を満足するように調整す
ることができる。
【0050】また、本発明の方法によれば、基本波と相
互変調波を含む基準信号を生成し、この基準信号と被測
定増幅器の出力とを比較し位相および振幅を測定してい
るので、基本波とともに相互変調波の位相および振幅に
ついても測定できる。
【0051】また、合成信号を非線形の参照増幅器に入
力し、その出力を基準信号とすれば、基準信号と被測定
増幅器の出力の基本波および相互変調波の周波数を容易
に一致させることができ、測定精度を向上させることが
できる。
【0052】また、合成信号のレベルを変えて測定すれ
ば、レベルに対応した位相および振幅の変化を測定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の相互変調波測定装置を
示す図であり、その概略ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の相互変調波測定装置の
生成する信号の周波数スペクトラムの一例を示すグラフ
である。
【図3】本発明の第1実施形態の相互変調波測定装置に
より測定した基本波および相互変調波の特性の一例を示
すグラフである。
【図4】本発明の第1実施形態の相互変調波測定装置に
より測定する増幅器を使ったアクティブフェーズドアレ
ーシステムの一例を示す概略ブロック図である。
【図5】図4のフェーズドアレーアンテナの放射パター
ンの例を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態の増幅器線形性制御装置
を示す図であり、その概略ブロック図である。
【図7】従来のスペクトラムアナライザーを用いた相互
変調波測定装置を示す概略ブロック図である。
【図8】従来のベクトルネットワークアナライザーを用
いた振幅・位相測定装置を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 合成器 3 分配器 4 可変減衰器 5 参照増幅器 6 ベクトルネットワークアナライザー(振幅・位相比
較器) 6a 参照入力 6b 測定入力 7 主たる増幅器 8 方向性結合器 9 制御器 10 被測定増幅器 11 信号源 12 BFN(ビームフォーミングネットワーク) 13 合成器 14 アンテナ素子 21a 発振器 21b 発振器 22 合成器 23 可変減衰器 24 スペクトラムアナライザー 31 ベクトルネットワークアナライザー 31a 内部発振器 31b 分配器 31c 参照入力 31d 測定入力 32 可変減衰器 40 被測定増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野本 俊裕 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5K042 AA06 BA13 CA02 CA19 DA21 FA06 FA22 GA02 JA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ周波数の異なる信号を発生する複
    数の発振器と、該複数の発振器が発生する信号を合成す
    る合成器と、該合成器の出力を2分配する分配器と、該
    分配器の一方の出力を入力され該入力された信号のレベ
    ルを変えて被測定増幅器に出力する可変減衰器と、前記
    分配器の他方の出力を入力される非線形の参照増幅器
    と、該参照増幅器の出力を参照入力に入力され、前記被
    測定増幅器の出力を測定入力に入力され、前記参照入力
    に入力される信号と前記測定入力に入力される信号を比
    較して前記測定入力に入力される信号の位相および振幅
    を測定する振幅位相比較器とを備えたことを特徴とする
    相互変調波測定装置。
  2. 【請求項2】前記複数の発振器それぞれと前記振幅位相
    比較器とに同じ外部基準信号を供給することを特徴とす
    る請求項1に記載の相互変調波測定装置。
  3. 【請求項3】前記参照増幅器の出力と前記被測定増幅器
    の出力の少なくとも一方に、測定する周波数以外の成分
    を除去するフィルターを挿入することを特徴とする請求
    項1または2に記載の相互変調波測定装置。
  4. 【請求項4】前記振幅位相比較器としてベクトル電圧計
    を用いることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の相互変調波測定装置。
  5. 【請求項5】複数の信号を合成する合成器と、該合成器
    の出力を2分配する分配器と、該分配器の一方の出力を
    入力され該入力された信号のレベルを変えて出力する可
    変減衰器と、該可変減衰器の出力を入力される主増幅器
    と、前記分配器の他方の出力を入力される非線形の参照
    増幅器と、該参照増幅器の出力を参照入力に入力され、
    前記主増幅器の出力を測定入力に入力され、前記参照入
    力に入力される信号と前記測定入力に入力される信号を
    比較して前記測定入力に入力される信号の位相および振
    幅の測定値を出力する振幅位相比較器と、前記測定値に
    基づいて前記可変減衰器を制御して前記主増幅器の出力
    を所要の要求条件に適合させる制御器とを備えたことを
    特徴とする増幅器線形性制御装置。
  6. 【請求項6】複数の信号を合成する合成器と、該合成器
    の出力を2分配する分配器と、該分配器の一方の出力を
    入力され該入力された信号のレベルを変えて出力する可
    変減衰器と、該可変減衰器の出力を入力される主増幅器
    と、前記分配器の他方の出力を入力される非線形の参照
    増幅器と、該参照増幅器の出力を参照入力に入力され、
    前記主増幅器の出力を測定入力に入力され、前記参照入
    力に入力される信号と前記測定入力に入力される信号を
    比較して前記測定入力に入力される信号の位相および振
    幅の測定値を出力する振幅位相比較器と、前記測定値に
    基づいて前記主増幅器の振幅および位相の線形性を変化
    させて前記主増幅器の出力の振幅および位相特性を要求
    条件に適合させる制御器とを備えたことを特徴とする増
    幅器線形性制御装置。
  7. 【請求項7】基本波と相互変調波を含む基準信号を生成
    し、周波数の異なる複数の信号を合成した合成信号を被
    測定増幅器に入力し、前記基準信号と前記被測定増幅器
    の出力信号を比較して前記被測定増幅器の出力信号の位
    相および振幅を測定することを特徴とする相互変調波の
    測定方法。
  8. 【請求項8】前記合成信号を非線形の参照増幅器に入力
    し、その出力を前記基準信号とすることを特徴とする請
    求項7に記載の相互変調波の測定方法。
  9. 【請求項9】前記合成信号のレベルを変えて前記被測定
    増幅器の出力信号の位相および振幅を測定することを特
    徴とする請求項7または8に記載の相互変調波の測定方
    法。
JP2001217187A 2001-07-17 2001-07-17 相互変調波測定装置および測定方法 Pending JP2003028904A (ja)

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