JP2003028590A - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP2003028590A
JP2003028590A JP2001217999A JP2001217999A JP2003028590A JP 2003028590 A JP2003028590 A JP 2003028590A JP 2001217999 A JP2001217999 A JP 2001217999A JP 2001217999 A JP2001217999 A JP 2001217999A JP 2003028590 A JP2003028590 A JP 2003028590A
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
claws
heat exchanger
caulking
long
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001217999A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Kato
宗一 加藤
Manabu Yamashita
学 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
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Publication of JP2003028590A publication Critical patent/JP2003028590A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2275/00Fastening; Joining
    • F28F2275/12Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements
    • F28F2275/122Fastening; Joining by methods involving deformation of the elements by crimping, caulking or clinching

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カシメ爪411,412を有するタンク部材
41を板材9から打ち抜く時に、スクラップ91の処理
が容易であり、効率的に製造可能な熱交換器を提供する
こと。 【解決手段】 複数のカシメ爪は、板材9の端縁に達す
る長さの長爪411と、長爪411よりも短い短爪41
2とからなり、打ち抜き時のスクラップ91が長爪41
1の部分で分断される。長爪411は一定の間隔で設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置の熱交換器として、い
わゆるパラレルフロータイプのものが知られている。こ
れは、筒状のタンクと、タンクに連通する複数のチュー
ブから構成され、媒体がタンクからチューブへ分配さ
れ、チューブを流通した媒体がタンクへ集合するように
なっている。
【0003】タンクには、チューブの端部を挿入するチ
ューブ挿入穴が設けられるとともに、タンクの端部開口
は閉塞部材により閉塞されている。
【0004】また、タンクの内部には仕切プレートが設
けられ、媒体がタンクからタンクへ蛇行状に流通するよ
うになっている。
【0005】このようなパラレルフロータイプの熱交換
器に用いられるタンクとして、2つの断面略U字形のタ
ンク部材をろう付けして形成される、二分割タイプのも
のが知られている。
【0006】二分割タイプのタンクは、単一の部材から
なるタンクと比較して、チューブ挿入穴の形成や仕切プ
レートの装着が容易であるという利点がある。
【0007】この二分割タイプのタンクにおいて、一方
のタンク部材の長手方向にわたって複数のカシメ爪を設
け、2つのタンク部材を組み合わせた状態でカシメ爪を
カシメることにより、ろう付けのための仮固定がなされ
るようにしたものが提案されている。
【0008】カシメ爪を有するタンク部材は、板材をプ
レス加工により所定の形状に打ち抜いた後、断面略U字
形に曲げて製造される。
【0009】従来、打ち抜き時に切り落とされるスクラ
ップは一つにつながっており、その長さはタンク部材の
長さと等しかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにス
クラップが長いと、スクラップの金型外への排出が困難
であるという問題があった。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされたもの
で、カシメ爪を有するタンク部材を板材から打ち抜く時
に、スクラップの処理が容易であり、効率的に製造可能
な熱交換器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
タンクと、前記タンクに連通する複数のチューブを備え
た熱交換器において、前記タンクは、断面略U字形の第
1のタンク部材と、断面略U字形の第2のタンク部材と
をろう付けしてなり、前記第1のタンク部材には、長手
方向にわたって複数のカシメ爪が設けられ、前記第1の
タンク部材と前記第2のタンク部材とを組み合わせて、
前記複数のカシメ爪の全部又は一部をカシメることによ
り、前記ろう付けのための仮固定がなされ、前記第1の
タンク部材は、板材をプレス加工により所定の形状に打
ち抜いた後、断面略U字形に曲げて製造され、前記複数
のカシメ爪は、前記板材の端縁に達する長さの長爪と、
前記長爪よりも短い短爪とからなり、前記打ち抜き時の
スクラップが前記長爪の部分で分断されることを特徴と
する熱交換器である。
【0013】本発明によれば、第1のタンク部材を板材
から打ち抜く時に、長爪の部分でスクラップが分断され
るので、スクラップの処理が容易となり、効率的に製造
可能な熱交換器を提供することができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1のタンク部材には前記長爪を一定
の間隔で設けたことを特徴とする熱交換器である。
【0015】本発明によれば、長爪を一定の間隔で設け
たので、分断されるスクラップの長さを、最も処理しや
すい長さに均一化することができ、効率的に製造可能な
熱交換器を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体例を図面に
基いて詳細に説明する。
【0017】図1は、本例の熱交換器を示す正面図であ
る。
【0018】本例の熱交換器1は複数のチューブ2と複
数のフィン3とを交互に積層するとともに、各チューブ
2の端部を一対のタンク4にそれぞれ連通接続して構成
している。
【0019】タンク4の内部は仕切プレート5により区
画され、媒体がタンク4からタンク4へ蛇行状に流通す
るようにしている。また、タンク4の端部開口も仕切プ
レート5により閉塞されている。
【0020】媒体は、タンク4に設けられた入口部6か
ら内部に取り入れられて、チューブ2及びフィン3に伝
わる熱によって熱交換をしつつチューブ2を蛇行状に流
通した後、タンク4に設けられた出口部7から外部に排
出される。
【0021】チューブ2及びフィン3からなる層の上下
には、補強部材たるサイドプレート8をそれぞれ設けて
おり、各サイドプレート8の端部は、タンク4に支持し
ている。
【0022】上記の各構成部材は熱交換器として組み付
けて仮固定した後、炉中にて一括ろう付けすることによ
り接合される。
【0023】図2は本例のタンクを示す分解斜視図であ
り、図3は本例のタンクを示す斜視図である。
【0024】図に示すように、本例のタンク4は、断面
略U字状のタンクプレート41にエンドプレート42を
挿入するように組み合わせて略円筒状に形成してなる二
分割タイプのタンクである。
【0025】タンクプレート41には長手方向にわたっ
て複数のカシメ爪411、412が等間隔に設けられて
いる。
【0026】エンドプレート42には長手方向にわたっ
て複数のチューブ挿入穴421が等間隔に設けられてい
る。
【0027】タンクプレート41とエンドプレート42
を組み合わせた後、カシメ爪411、412をカシメる
ことにより、ろう付けのための仮固定がなされる。
【0028】なお、カシメ爪411、412はすべてを
カシメる必要はなく、一部だけをカシメてもよい。
【0029】タンクプレート41は、板材をプレス加工
により所定の形状に打ち抜いた後、断面略U字形に曲げ
て製造される。
【0030】以下に、タンクプレート41の製造工程に
ついて詳細に説明する。
【0031】最初に、コイル材を所定の長さにスリット
し、次に、スリットされた板材を打ち抜き加工用のプレ
ス金型に送って所定の形状に打ち抜き、さらに、打ち抜
かれたブランクを曲げ加工用のプレス金型に送って断面
略U字形に曲げる。
【0032】打ち抜き加工用金型及び曲げ加工用金型
は、それぞれ、1つの金型で異なる長さのタンクプレー
トを加工できるようになっている。
【0033】打ち抜き加工においては、打ち抜かれたブ
ランクが金型上に残り、スクラップは金型外に排出され
る。
【0034】打ち抜き加工において打ち抜かれるブラン
クの長手方向は、板材の送り方向と同じに設定されてい
るので、コイル材をスリットする長さを変えることによ
り、1種類の幅のコイル材で、異なる長さのタンクプレ
ートを製造することができる。
【0035】図4は、タンクプレートの打ち抜き加工の
説明図である。
【0036】タンクプレート41に設けられた複数のカ
シメ爪は、板材9の端縁に達する長さの長爪411と、
長爪411よりも短い短爪412とからなる。
【0037】長爪411は一定の間隔で設けられ、本例
では短爪9本おきに設けられている。
【0038】本例によれば、長爪411の部分でスクラ
ップ91が分断されるので、スクラップ91の処理が容
易であるとともに、長爪411を一定の間隔で設けたの
で、分断されるスクラップ91の長さを、最も処理しや
すい長さに均一化することができる。これにより、タン
クプレート41の打ち抜きの効率が向上し、効率的に製
造可能な熱交換器を提供することができる。
【0039】図5は、本例のタンクプレートを示す平面
図である。
【0040】カシメる前の状態におけるカシメ爪41
1、412の先端の内側にはテーパ面が設けられ、エン
ドプレート42の挿入性向上が図られている。
【0041】このテーパ面は、カシメ爪411、412
の先端を外側に曲げることにより形成されている。
【0042】カシメ爪411、412の先端を外側に曲
げるのは、打ち抜き加工用金型にテーパを付けることに
より、打ち抜きと同時に行うが、曲げ加工の際に行って
もよい。
【0043】以上、タンクプレート41にカシメ爪を設
けた場合を例に説明したが、エンドプレート42にカシ
メ爪を設け、タンクプレート41を挿入するようにして
もよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、タンクと、前記タンクに連通する複数のチューブ
を備えた熱交換器において、前記タンクは、断面略U字
形の第1のタンク部材と、断面略U字形の第2のタンク
部材とをろう付けしてなり、前記第1のタンク部材に
は、長手方向にわたって複数のカシメ爪が設けられ、前
記第1のタンク部材と前記第2のタンク部材とを組み合
わせて、前記複数のカシメ爪の全部又は一部をカシメる
ことにより、前記ろう付けのための仮固定がなされ、前
記第1のタンク部材は、板材をプレス加工により所定の
形状に打ち抜いた後、断面略U字形に曲げて製造され、
前記複数のカシメ爪は、前記板材の端縁に達する長さの
長爪と、前記長爪よりも短い短爪とからなり、前記打ち
抜き時のスクラップが前記長爪の部分で分断されること
を特徴とする熱交換器である。
【0045】本発明によれば、第1のタンク部材を板材
から打ち抜く時に、長爪の部分でスクラップが分断され
るので、スクラップの処理が容易となり、効率的に製造
可能な熱交換器を提供することができる。
【0046】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1のタンク部材には前記長爪を一定
の間隔で設けたことを特徴とする熱交換器である。
【0047】本発明によれば、長爪を一定の間隔で設け
たので、分断されるスクラップの長さを、最も処理しや
すい長さに均一化することができ、効率的に製造可能な
熱交換器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、熱交換器を示す正面
図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、タンクを示す分解斜
視図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、タンクを示す斜視図
である。
【図4】 本発明の具体例に係り、タンクプレートの打
ち抜き加工の説明図である。
【図5】 本発明の具体例に係り、タンクプレートを示
す平面図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 チューブ 3 フィン 4 タンク 41 タンクプレート 411 カシメ爪(長爪) 412 カシメ爪(短爪) 42 エンドプレート 421 チューブ挿入穴 5 仕切プレート 6 入口部 7 出口部 8 サイドプレート 9 板材 91 スクラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 学 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 Fターム(参考) 3L103 AA01 AA50 BB38 CC18 CC22 CC30 DD02 DD15 DD54 DD55

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクと、前記タンクに連通する複数の
    チューブを備えた熱交換器において、 前記タンクは、断面略U字形の第1のタンク部材と、断
    面略U字形の第2のタンク部材とをろう付けしてなり、 前記第1のタンク部材には、長手方向にわたって複数の
    カシメ爪が設けられ、 前記第1のタンク部材と前記第2のタンク部材とを組み
    合わせて、前記複数のカシメ爪の全部又は一部をカシメ
    ることにより、前記ろう付けのための仮固定がなされ、 前記第1のタンク部材は、板材をプレス加工により所定
    の形状に打ち抜いた後、断面略U字形に曲げて製造さ
    れ、 前記複数のカシメ爪は、前記板材の端縁に達する長さの
    長爪と、前記長爪よりも短い短爪とからなり、 前記打ち抜き時のスクラップが前記長爪の部分で分断さ
    れることを特徴とする熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記第1のタンク部材には前記長爪を一
    定の間隔で設けたことを特徴とする請求項1記載の熱交
    換器。
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