JP2003027537A - Led照明灯付水栓 - Google Patents

Led照明灯付水栓

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JP2003027537A
JP2003027537A JP2001211444A JP2001211444A JP2003027537A JP 2003027537 A JP2003027537 A JP 2003027537A JP 2001211444 A JP2001211444 A JP 2001211444A JP 2001211444 A JP2001211444 A JP 2001211444A JP 2003027537 A JP2003027537 A JP 2003027537A
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faucet
led
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Tomoyuki Mizuno
智之 水野
Yasuaki Koumae
康章 幸前
Osamu Matsumoto
修 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のLED照明灯と水力発電機とを備えたL
ED照明灯付吐水口ヘッドにおいて、給水圧が高くなる
ことによって過剰な電力がLED照明灯等に供給される
のを防止するようになす。 【解決手段】複数のLED照明灯12と、内部水路34
を流通する水流の勢いで回転する水車38を有する水力
発電機32Aとを設け、水力発電機32Aからの電力を
3端子レギュレータにより電圧安定化した上でLED照
明灯12に供給してこれを点灯させるようになすととも
に、水流により冷却される水車ケース46の頭部54と
3端子レギュレータとを金属製の伝熱部60で接触状態
に接続し、3端子レギュレータの放熱を促進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はLED照明灯付水
栓に関し、詳しくは水力発電機を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
キッチンや洗面室等の水回り衛生設備室には各種の水栓
が設置されている。これら水回り衛生設備室において水
栓を使用する際には、室の主照明装置を点灯させて室全
体を照明するようにしているが、このような主照明装置
にて室全体を照明した状態の下で水栓の吐水口から吐水
を行いつつ所定の作業を行う際、手元部分等が必ずしも
十分に明るくなく、作業の内容によっては作業がし辛い
といった問題が生じていた。例えば吐水口から吐水を行
いつつ鍋等の容器や食器を洗ったりシンクを洗ったりす
る作業を行うとき、鍋等の容器や食器の底の部分が暗か
ったり或いはシンクの隅の部分が暗かったりして洗浄作
業が行い辛いといった問題が生じていた。
【0003】この場合、水栓例えばその吐水口に照明灯
を取り付けて、その吐水口から照明灯により下方を照明
するようになすことが考えられる。このようにすれば手
元に近い位置から照明を行うことができ、吐水口から吐
水を行いつつ鍋等の容器や食器或いはシンク等を洗った
りする際、それらを明るく照らし出した状態の下で良好
に洗浄作業等を行うことが可能となる。
【0004】従来、水栓にこのような照明灯を取り付け
ることも提案されているが、従来のものは外部電源を電
気配線を延ばして照明灯に接続し、電源供給してこれを
点灯させるものであったり、或いは電池を水栓例えばそ
の吐水口に搭載し、これを電源として照明灯を点灯させ
るもので、何れも以下のような問題を有していた。
【0005】即ち前者の場合には、外部電源からの電源
供給のための電気配線工事をしなければならず、施工に
手間と時間がかかる問題があり、簡単には水栓に照明機
能を付与することのできないものであった。また後者の
場合には、電池を搭載する関係上、水栓における電池搭
載部分、例えばその吐水口に電池を搭載する場合には吐
水口周りが大型化してしまい、更にまた定期的に電池交
換をしなければならず、ランニングコストが高くなると
ともにメンテナンスにも手間がかかる問題があった。
【0006】そこで本発明者等は、LED照明灯を備え
るとともに内部水路の水流で発電を行う水力発電機を備
え付けて成る水栓を案出した。この水栓の場合、自力で
発電してLED照明灯にその電力を供給することができ
るため、電源供給のために水栓のLED照明灯と外部電
源との接続のための電気配線工事をしなくても良く、従
って施工に手間と時間がかかる問題を解消することがで
きる。更にまた電池を搭載する場合のように電池搭載部
分が大型化してしまい、更にまた定期的に電池交換しな
ければならず、ランニングコストが高くなるとともにメ
ンテナンスにも手間がかかるといった問題を解決するこ
とができる。
【0007】しかしながら水栓に水力発電機を備えて電
力を発生し、その電力をLED照明灯に供給するように
なした場合、以下のような別の新たな問題が発生する。
水栓に供給される水の給水圧は、水栓の設置現場によっ
て或いは水栓を使用する時間帯によって、更にはまた同
一の配管で繋がれた別の水栓の使用の有無等によって変
動し、而してLED照明灯及び水力発電機を備えた水栓
に対する給水圧が高過ぎる場合には、LED照明灯に対
して過剰な電力が供給されてしまって故障等各種不都合
を発生する。
【0008】水力発電機で発生した電力をLED照明灯
に供給するに際し、その供給経路上に電圧安定化素子を
設けて水力発電機からの発生電力を電圧安定化した上で
LED照明灯に供給するようになすことが考えられる
が、この場合においても水力発電機で過剰な電力が発生
した場合、電圧安定化素子で多量の熱が発生してその熱
により電圧安定化素子が作動不良に陥る恐れがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のLED照明灯付
水栓はこのような課題を解決するために案出されたもの
である。而して請求項1のものは、(イ)複数のLED
照明灯と、(ロ)内部水路を流通する水流の勢いで回転
する水車を有する水力発電機とを設け、該水力発電機か
らの電力を電圧安定化素子により電圧安定化した上で該
LED照明灯に供給してこれを点灯させるようになすと
ともに、該水流により冷却される金属部品と該電圧安定
化素子とを金属製の伝熱部で接触状態に接続し、該電圧
安定化素子における放熱を促進するようになしたことを
特徴とする。
【0010】請求項2のものは、(イ)複数のLED照
明灯と、(ロ)内部水路を流通する水流の勢いで回転す
る水車を有する水力発電機とを設け、該水力発電機から
の電力を該LED照明灯に供給してこれを点灯させるよ
うになすとともに、該水力発電機による発生電力の増大
に応じて前記LED照明灯の点灯数を増加するようにな
したことを特徴とする。
【0011】請求項3のものは、(イ)複数のLED照
明灯と、(ロ)内部水路を流通する水流の勢いで回転す
る水車を有する水力発電機とを設け、該水力発電機から
の電力を該LED照明灯に供給してこれを点灯させるよ
うになすとともに、給水圧が設定圧よりも増大したとき
に該増大した圧力を逃す逃し弁を前記内部水路上に設け
たことを特徴とする。
【0012】請求項4のものは、請求項3において、前
記逃し弁が前記内部水路からの水を前記内部水路から分
岐した分岐水路に逃すものとなしてあることを特徴とす
る。
【0013】請求項5のものは、(イ)複数のLED照
明灯と、(ロ)内部水路を流通する水流の勢いで回転す
る水車を有する水力発電機とを設け、該水力発電機から
の電力を該LED照明灯に供給してこれを点灯させるよ
うになすとともに、前記内部水路上且つ前記水力発電機
の上流部に、該水力発電機に作用する水流の勢いを安定
化する減圧弁を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用及び発明の効果】以上のように請求項1のもの
は、水流により冷却される金属部品と電圧安定化素子と
を金属製の伝熱部で接触状態に接続し、電圧安定化素子
における放熱を促進するようになしたもので、この請求
項1のLED照明灯付水栓によれば、給水圧が高いこと
によって水力発電機で過剰な電力が発生した場合におい
ても、電圧安定化素子の過熱を防止してこれを安定して
作動させることができる。
【0015】次に請求項2のものは、水力発電機による
発生電力の増大に応じてLED照明灯の点灯数を増加す
るようになしたもので、この請求項2のLED照明灯付
水栓にあっては、水力発電機での発生電力が少ないとき
にはLED照明灯の点灯数を少なくすることでそれぞれ
に必要な照度を確保することができるとともに、給水圧
が高いことによって水力発電機での発生電力が増大した
場合、これに応じてLED照明灯の点灯数を増やすこと
でその増大した電力を消費することができ、過剰な電力
発生による不都合を回避することができる。
【0016】次に請求項3のものは、給水圧が設定圧よ
りも増大したときにその増大した圧力を逃す逃し弁を内
部水路上に設けたもので、このようになした場合、過大
な給水圧により水力発電機において過剰な電力を発生し
てしまうといったことを防止することができる。この場
合において上記逃し弁は内部水路からの水をこれより分
岐した分岐水路に逃すものとなしておくことができる
(請求項4)。
【0017】次に請求項5のものは、内部水路上且つ水
力発電機の上流部に、水力発電機に作用する水流の勢い
を安定化する減圧弁を設けたもので、このようになした
場合においても、給水圧の増大にも拘らず水力発電機で
の発生電力が過剰となるのを防止することができる。
【0018】
【実施例】次に本発明に実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は水栓における吐水口ヘ
ッドで、LED照明灯12が複数(この例では12個)
内蔵されている。
【0019】図2及び図3に吐水口ヘッド10の内部構
造が具体的に示してある。これらの図において、14は
吐水口ヘッド10のボデーでこのボデー14は、それぞ
れ別体をなす上部16と、散水部材を兼ねた下部18
と、全体が透光性の材料(この例ではアクリル樹脂)か
ら成る内部の環状部20とを有している。
【0020】散水部材を兼ねた下部18には、その下面
に多数の小孔径の散水孔(シャワー孔)22が形成され
ている。本例において、この下部18はその全体が透光
性の材料(この例ではアクリル樹脂)にて構成されてい
る。
【0021】この下部18の内周面には雌ねじ24が形
成されている。一方上部16の外周面には雄ねじ26が
形成されており、これら雌ねじ24と雄ねじ26とにお
いて、下部18と上部16とがねじ結合されている。尚
それらの間はOリング28にて水密にシールされてい
る。
【0022】ボデー14の内部には嵌込凹所30が形成
されており、そこに発電機ユニット32が嵌込状態に組
み込まれている。また吐水口ヘッド10には内部水路3
4が形成されている。この内部水路34は、ボデー14
における上部16に形成された水路34Aと、ボデー1
4における環状部20に形成された水路34Bと、発電
機ユニット32における後述の水車ケース46内部に形
成されたケース内水路34Cと、そのケース内水路34
Cに水を流入させる水流入口48及びケース内水路34
Cから水を流出させる水流出口50と、更にその下流側
に形成された水室36(図2参照)とを有している。こ
こで水室36は、環状部20の下側おいて上記散水孔2
2に連通する状態で形成されている。
【0023】上記発電機ユニット32は、図2及び図3
に示しているように内部水路34を流通する水流の勢い
で回転する水車38,これと一体回転するマグネット4
0,マグネット40に対向して位置固定に配設されたコ
イル42,ヨーク44を備えた発電機(水力発電機)3
2Aと、水車38を内部に回転可能に収容する水車ケー
ス46と、上記LED照明灯12と、発電機32Aで発
生した電力をLED照明灯12に供給し且つその作動制
御をなす制御基板49と、水車38の回転軸を回転可能
に支持する下部の軸受51と、上部の軸受52とを備え
たユニットとして構成してある。
【0024】ここで水車ケース46は上部と下部とに分
割されていて、それらが一体的に結合されている。この
水車ケース46は少なくともその上部が金属製とされて
いる。本例において、上記軸受51,52は水車ケース
46における底部53と金属製の頭部(金属部品)54
とにそれぞれ設けられている。
【0025】水車ケース46の周壁部には、水路34
A,34Bから流入した水を水車ケース46内部、即ち
ケース内水路34Cに流入させる水流入口48が形成さ
れており、またその底部53にはケース内水路34Cか
らの水を水室36へと流出させる水流出口50が形成さ
れている。本例において、水車38は水流入口48から
水車ケース46内部に流入する水の勢いで回転し、そし
てこれと一体にマグネット40を回転させて発電を行
う。
【0026】水車ケース46の周壁部の外周面には上下
2箇所に環状溝が形成されていて、そこにOリング28
が装着され、それらOリング28によって水車ケース4
6の外周面とボデー14の一部を成す環状部20の内周
面との間が水密にシールされている。
【0027】そして下側のOリング28によって水路3
4Bと水室36との間が水密にシールされ、また上側の
Oリング28によって水路34A,34B等を含む吐水
口ヘッド10の内部水路34と環状部20の上側の空間
との間が水密にシールされている。即ち内部水路34
と、コイル42,ヨーク44,制御基板49及びLED
照明灯12との間が水密にシールされている。
【0028】また環状部20の外周面には上下2箇所に
Oリング28が装着されていて、このOリング28を介
して環状部20が上部16の内周面に水密に嵌合されて
いる。尚、本例において各LED照明灯12は制御基板
49の下面に取付保持されている。
【0029】本例において、発電機ユニット32におけ
る制御基板49とヨーク44との間にはスペーサ部材5
6が介設されており、また制御基板49の上面には固定
ナット58がねじ結合されている。そしてその固定ナッ
ト58により金属製の伝熱リング(伝熱部)60が水車
ケース46における金属製の頭部54に取り付けられて
いる。
【0030】図4に示しているように、制御基板49の
上面には発電機32Aで発生した電力を直流に整流して
LED照明灯12に供給するための整流回路62と、電
圧安定化素子としての3端子レギュレータ64とが備え
付けてある。そしてこの3端子レギュレータ64に対
し、上記伝熱リング60から延出した接触部66が接触
状態で接続されている。
【0031】ここで接触部66を有する伝熱リング60
は、3端子レギュレータ64で発生した熱を放熱促進す
るためのものである。この伝熱リング60は水流に直接
接触して冷却される金属製の頭部54に接触しており、
水流の作用で効果的に冷却せしめられる。
【0032】このため本例によれば、給水圧が高いこと
によって発電機32Aで過剰な電力が発生した場合にお
いても、3端子レギュレータ64の過熱を防止してこれ
を安定して作動させることができる。尚、頭部54を直
接伝熱部として構成し、これから接触部66を延び出さ
せるようにしても良い。
【0033】図5は本発明の他の実施例を示している。
この例は発電機32Aで発生した電力の増大に応じて、
LED照明灯12の点灯数を増加するようになした例で
ある。具体的には、この例では一定の個数を超える個数
のLED照明灯12−1〜12−nのそれぞれに対応し
てコンパレータ68−1〜68−nを設けるとともに、
各コンパレータ68−1〜68−nのそれぞれに対して
可変抵抗70−1〜70−nの抵抗を変化させること
で、段階的な大きさで発生させた基準電圧を入力する一
方、発電機32Aで発生した電圧を各LED照明灯12
−1〜12−nに対応するコンパレータ68−1〜68
−nのそれぞれに分圧した上で入力し、そして発生した
電圧(詳しくはこれを分圧した電圧)の方が基準電圧よ
りも上回ったものについて、それぞれ対応するLED照
明灯12−1〜12−nを点灯させるようになしてい
る。
【0034】この例では、発電機32Aでの発生電圧が
増大するのに伴ってLED照明灯12の点灯数が増加
し、これによって発電機32Aにおける過剰な発生電力
をそれらLED照明灯12−1〜12−nの点灯及びそ
の点灯数の増加によって吸収する。尚、図5において7
2−1〜72−nは発電機32Aでの発生電力の増大に
応じてLED照明灯12の点灯数を増加するための点灯
制御回路で、74−1〜74−nはそれぞれLED照明
灯12−1〜12−nを点灯ないし消灯させるためのス
イッチング素子としてのトランジスタである。
【0035】本例においてはまた、点灯制御回路72−
1〜72−nの他に残灯回路72Aが設けてある。この
残灯回路72Aは、発電機32Aで発生した余剰の電力
を用いてLED照明灯12Aを、水流停止後も所定時間
点灯保持するための回路で、基本的な回路構成は点灯制
御回路72−1〜72−nと同様である。但しこの残灯
回路72Aでは、余剰電力を蓄えておき水流停止後にお
いて放電するコンデンサ75が備えられている。
【0036】尚、場合によって点灯制御回路72−1〜
72−nを省略して残灯回路72Aだけを単数若しくは
複数設けておき、それらによって発電機32Aでの過剰
な電力を消費するようになすといったことも可能であ
る。或いはまた逆に残灯回路72Aを省略した形で回路
構成するといったことも可能である。
【0037】尚ここではLED照明灯12の一定を超え
る個数についてのみその点灯数を1個ずつ増減制御する
ものとして説明したが、LED照明灯12全体を一定の
個数ごと、例えば3個ごとにユニット化(グループ分
け)し、それら複数のユニットを、発電機32Aでの発
生電力の増大に伴って各ユニット単位で点灯して行くよ
うになすこともできるし、或いはまたLED照明灯12
全部について余剰電力の増大に応じて点灯数を1個ずつ
増加するようになすことも可能である。
【0038】本例にあっては、発電機32Aでの発生電
力が少ないときにはLED照明灯12の点灯数を少なく
することでそれぞれに必要な照度を確保することができ
るとともに、給水圧が高いことによって発電機32Aで
の発生電力が過剰となった場合、これに応じてLED照
明灯12の点灯数を増やすことで、その過剰となった電
力を消費することができ、過剰な電力発生による不都合
を回避することができる。
【0039】図6は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例は、吐水口ヘッド10に散水孔22と併せて
ストレート吐水口77を設けるとともに、内部水路34
からストレート吐水用の分岐水路76を分岐させ、その
分岐部に逃し弁78を設けた例である。この逃し弁78
は、内部水路34内の給水圧が一定以上に高まったとき
(設定圧よりも増大したとき)に開弁動作してその過大
な圧力(増大した圧力)を逃す、即ち内部水路34から
の水を分岐水路76に逃す作用をなす。この例において
も、発電機32Aで過大な電力が発生することによって
LED照明灯12その他の電気部品が故障したり作動不
良となったりするのを良好に防止することができる。
【0040】図7は本発明の更に他の実施例を示してい
る。この例は内部水路34上且つ発電機32Aの上流部
に減圧弁80を設け、その減圧弁80の作用によって、
発電機32Aに作用する水流の勢いを安定化させるよう
にした例である。この例においても、給水圧が高くなる
ことによって発電機32Aが過大な電力を発生し、これ
によってLED照明灯12その他の電気部品が故障した
り作動不良となったりするのを良好に防止することがで
きる。
【0041】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示である。例えば本発明は浴室におけるシャ
ワーヘッドを備えた水栓その他各種水栓に対して適用す
ることが可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しな
い範囲において種々変更を加えた形態で構成可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるLED照明灯付水栓に
おける吐水口ヘッドを示す図である。
【図2】図1の吐水口ヘッドの内部構造を示す図であ
る。
【図3】図2の各部材を分解して示す図である。
【図4】図2及び図3における制御基板とこれに備えら
れた3端子レギュレータを周辺部とともに示す図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 吐水口ヘッド 12,12−1〜12−n,12A LED照明灯 32A 発電機(水力発電機) 34 内部水路 38 水車 54 頭部(金属部品) 60 伝熱リング(伝熱部) 64 3端子レギュレータ(電圧安定化素子) 66 接触部 76 分岐水路 78 逃し弁 80 減圧弁
フロントページの続き (72)発明者 松本 修 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 Fターム(参考) 2D060 BA03 BA05 BC30 BE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)複数のLED照明灯と、(ロ)内部
    水路を流通する水流の勢いで回転する水車を有する水力
    発電機とを設け、該水力発電機からの電力を電圧安定化
    素子により電圧安定化した上で該LED照明灯に供給し
    てこれを点灯させるようになすとともに、該水流により
    冷却される金属部品と該電圧安定化素子とを金属製の伝
    熱部で接触状態に接続し、該電圧安定化素子における放
    熱を促進するようになしたことを特徴とするLED照明
    灯付水栓。
  2. 【請求項2】 (イ)複数のLED照明灯と、(ロ)内部
    水路を流通する水流の勢いで回転する水車を有する水力
    発電機とを設け、該水力発電機からの電力を該LED照
    明灯に供給してこれを点灯させるようになすとともに、
    該水力発電機による発生電力の増大に応じて前記LED
    照明灯の点灯数を増加するようになしたことを特徴とす
    るLED照明灯付水栓。
  3. 【請求項3】 (イ)複数のLED照明灯と、(ロ)内部
    水路を流通する水流の勢いで回転する水車を有する水力
    発電機とを設け、該水力発電機からの電力を該LED照
    明灯に供給してこれを点灯させるようになすとともに、
    給水圧が設定圧よりも増大したときに該増大した圧力を
    逃す逃し弁を前記内部水路上に設けたことを特徴とする
    LED照明灯付水栓。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記逃し弁が前記内
    部水路からの水を前記内部水路から分岐した分岐水路に
    逃すものとなしてあることを特徴とするLED照明灯付
    水栓。
  5. 【請求項5】 (イ)複数のLED照明灯と、(ロ)内部
    水路を流通する水流の勢いで回転する水車を有する水力
    発電機とを設け、該水力発電機からの電力を該LED照
    明灯に供給してこれを点灯させるようになすとともに、
    前記内部水路上且つ前記水力発電機の上流部に、該水力
    発電機に作用する水流の勢いを安定化する減圧弁を設け
    たことを特徴とするLED照明灯付水栓。
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KR100624834B1 (ko) 2004-12-16 2006-09-20 주식회사 삼우공간건축사사무소 자가발전 설비를 구비한 아파트 욕실 내 샤워기와연결되는 상수설비
US8686586B1 (en) * 2012-12-21 2014-04-01 Agreat Shower & Sanitary (Xiamen) Co., Ltd. Lighting micro hydraulic power generator
US10393363B2 (en) 2017-04-25 2019-08-27 Delta Faucet Company Illumination device for a fluid delivery apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100624834B1 (ko) 2004-12-16 2006-09-20 주식회사 삼우공간건축사사무소 자가발전 설비를 구비한 아파트 욕실 내 샤워기와연결되는 상수설비
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