JP2003027316A - グローブライニングとグローブインサートを縫製により接合できるように指先の内側に、別部材を取り付けたグローブインサート - Google Patents
グローブライニングとグローブインサートを縫製により接合できるように指先の内側に、別部材を取り付けたグローブインサートInfo
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- JP2003027316A JP2003027316A JP2001215383A JP2001215383A JP2003027316A JP 2003027316 A JP2003027316 A JP 2003027316A JP 2001215383 A JP2001215383 A JP 2001215383A JP 2001215383 A JP2001215383 A JP 2001215383A JP 2003027316 A JP2003027316 A JP 2003027316A
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- JP
- Japan
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- glove
- insert
- inserts
- linings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、グローブインサート1をグローブラ
イニング2に取り付ける際にグローブインサート1とグ
ローブライニング2を縫製により接合可能とすることを
目的とする。 【解決手段】グローブインサート1の2枚のフィルムの
間の指先部分に縫製可能な部材7を高周波等の方法にて
圧着し、その指先の素材7とグローブライニング2の指
先を縫い付けることにより、簡単、且つ確実にグローブ
インサート1とグローブライニング2を接合することを
可能にしたことを特徴とする。
イニング2に取り付ける際にグローブインサート1とグ
ローブライニング2を縫製により接合可能とすることを
目的とする。 【解決手段】グローブインサート1の2枚のフィルムの
間の指先部分に縫製可能な部材7を高周波等の方法にて
圧着し、その指先の素材7とグローブライニング2の指
先を縫い付けることにより、簡単、且つ確実にグローブ
インサート1とグローブライニング2を接合することを
可能にしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】グローブインサート1の2枚
のフィルムのの間に、指先部のみ縫製可能な部材7を高
周波等の方法にて圧着することにより、グローブインサ
ート1とグローブライニング2を縫製によって接合可能
にする技術。
のフィルムのの間に、指先部のみ縫製可能な部材7を高
周波等の方法にて圧着することにより、グローブインサ
ート1とグローブライニング2を縫製によって接合可能
にする技術。
【0002】
【従来の技術】近年、グローブシェル3(グローブの一
番外側の部分、外気との接触部分)とグローブライニン
グ2(グローブの内側部分、手に直接あたる部分)の間
に、透湿防水素材、或いは、防水素材をグローブの形状
に加工したグローブインサート1を挟み込み、グローブ
内に水が入ってこないようにするグローブが多くなっ
た。グローブインサート1を入れることにより、これま
でグローブの縫い目から入っていた水もグローブの中ま
で入ってこなくなり、手を快適な状態に保つことができ
るようになった。
番外側の部分、外気との接触部分)とグローブライニン
グ2(グローブの内側部分、手に直接あたる部分)の間
に、透湿防水素材、或いは、防水素材をグローブの形状
に加工したグローブインサート1を挟み込み、グローブ
内に水が入ってこないようにするグローブが多くなっ
た。グローブインサート1を入れることにより、これま
でグローブの縫い目から入っていた水もグローブの中ま
で入ってこなくなり、手を快適な状態に保つことができ
るようになった。
【0003】
【図1】
【図2】
【図3】は、従来のグローブインサート1をグローブシ
ェル3、グローブライニング2に装着する方法を示した
説明図である。
ェル3、グローブライニング2に装着する方法を示した
説明図である。
【図1】 まず、グローブライニング2の各5本の指に、
両面接着テープ4、或いは,熱で溶けて接着できるテー
プ4を貼るか或いは、接着剤4を塗ってグローブインサ
ート1をかぶせる。
両面接着テープ4、或いは,熱で溶けて接着できるテー
プ4を貼るか或いは、接着剤4を塗ってグローブインサ
ート1をかぶせる。
【図2】 グローブインサート1の指先と裏返ったグロ
ーブシェル3の指先を縫い付ける。
ーブシェル3の指先を縫い付ける。
【図3】 裏返ったグローブシェル3を元に戻す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いったんしっ
かり装着できたグローブインサート1でも、指の運動
や,手袋内での温度の上昇等の諸条件で、グローブライ
ニング2と、グローブインサート1を引っ付けている、
接着テープ或いは,接着剤が機能をしなくなる可能性が
ある。その結果、手をグローブから抜こうとした時に、
グローブライニング2が、手に引っ付いて出てくる事例
が多発している。一度グローブライニング2が、グロー
ブから抜け出てしまうとそのまま装着しても、毎回抜け
出てしまい、中に装着されたグローブインサート1は非
常に破れる可能性が高くなる。その結果、いくら透湿防
水に優れた素材で作られたグローブインサート1でもそ
の破れた部分から水が入ってしまい、かえってグローブ
内から水が抜けにくくなって、手に不快感を与えるよう
になる。グローブライニング2とグローブインサート1
を取り付ける際に縫い付けられれば上記のような事例も
発生しないが、従来のグローブインサート1をグローブ
ライニング2に縫い付けると針穴があき、そこから水が
しみてきて完全防水にはならない。
かり装着できたグローブインサート1でも、指の運動
や,手袋内での温度の上昇等の諸条件で、グローブライ
ニング2と、グローブインサート1を引っ付けている、
接着テープ或いは,接着剤が機能をしなくなる可能性が
ある。その結果、手をグローブから抜こうとした時に、
グローブライニング2が、手に引っ付いて出てくる事例
が多発している。一度グローブライニング2が、グロー
ブから抜け出てしまうとそのまま装着しても、毎回抜け
出てしまい、中に装着されたグローブインサート1は非
常に破れる可能性が高くなる。その結果、いくら透湿防
水に優れた素材で作られたグローブインサート1でもそ
の破れた部分から水が入ってしまい、かえってグローブ
内から水が抜けにくくなって、手に不快感を与えるよう
になる。グローブライニング2とグローブインサート1
を取り付ける際に縫い付けられれば上記のような事例も
発生しないが、従来のグローブインサート1をグローブ
ライニング2に縫い付けると針穴があき、そこから水が
しみてきて完全防水にはならない。
【0005】
【図4】
【図5】
【図6】は本発明のグローブインサート1の製造方法を
示している。
示している。
【図4】 裁断された透湿防水、防水素材6を示してい
る。指先に圧着する素材7は、縫製可能で、高周波等の
方法で圧着できる素材であればよい。たとえば、ナイロ
ン、PP、PU など。
る。指先に圧着する素材7は、縫製可能で、高周波等の
方法で圧着できる素材であればよい。たとえば、ナイロ
ン、PP、PU など。
【図5】 手の形をした、1枚の素材の指先の上に先ほ
どの小さな部材7を載せる。
どの小さな部材7を載せる。
【図6】 手の形をした、もう1枚の素材6を重ね合わ
せ、高周波等の方法で圧着する。
せ、高周波等の方法で圧着する。
【0006】
【図7】
【図8】は、このグローブインサート1を使っての装着
方法である。
方法である。
【図7】 まず、グローブインサート1を裏返しにし
て,先ほどの小さな部材7にグローブライニング2の指
先を縫い付ける。
て,先ほどの小さな部材7にグローブライニング2の指
先を縫い付ける。
【図8】 グローブインサート1を元どうりに裏返しし
てグローブライニング2にかぶせる。この工程以降は、
従来の方法と同じで、
てグローブライニング2にかぶせる。この工程以降は、
従来の方法と同じで、
【図2】
【図3】の方法でグローブシェル3とグローブインサー
ト1を縫い合わせる。
ト1を縫い合わせる。
【0007】
【発明の効果】以上,説明したように,グローブインサ
ート1の指先内側に付けられた小さな部材7にグローブ
ライニング1を縫い付けることにより,従来の方法より
装着が簡単になり,尚かつ、接着テープ4,接着剤4で
装着したときより,取り付け部が外れてしまう可能性が
なくなる。その結果,従来のように,グローブライニン
グ2が、抜け出ることもなくなり、手を快適な状態に保
つことができる。
ート1の指先内側に付けられた小さな部材7にグローブ
ライニング1を縫い付けることにより,従来の方法より
装着が簡単になり,尚かつ、接着テープ4,接着剤4で
装着したときより,取り付け部が外れてしまう可能性が
なくなる。その結果,従来のように,グローブライニン
グ2が、抜け出ることもなくなり、手を快適な状態に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のグローブインサートの装着方法を示した
説明図である。
説明図である。
【図2】従来のグローブインサートの装着方法を示した
説明図である。
説明図である。
【図3】従来のグローブインサートの装着方法を示した
説明図である。
説明図である。
【図4】本発明のグローブインサートの製造方法を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図5】本発明のグローブインサートの製造方法を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図6】本発明のグローブインサートの製造方法を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図7】本発明のグローブインサートの装着方法を示し
た説明図である。
た説明図である。
【図8】本発明のグローブインサートの装着方法を示し
た説明図である。
た説明図である。
1 グローブインサート
2 グローブライニング
3 グローブシェル
4 接着テープ或いは、接着剤
5 縫い付け接合部
6 裁断された、透湿防水素材或いは、防水素材
7 裁断された、高周波等にて圧着可能な部材
Claims (2)
- 【請求項1】 グローブライニング2とグローブインサ
ート1の指先内側に取り付けられた部材7とを縫い合わ
せることにより接合できるグローブインサート1 - 【請求項2】 グローブインサート1にグローブライニ
ング2を取り付ける工程においてグローブインサート1
の指先部の内側に、縫製可能な部材7を高周波等の方法
にて圧着し、グローブライニング2とグローブインサー
ト1の取り付け時、グローブライニング2に縫製して取
り付けることができるグローブインサート1の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001215383A JP2003027316A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | グローブライニングとグローブインサートを縫製により接合できるように指先の内側に、別部材を取り付けたグローブインサート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001215383A JP2003027316A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | グローブライニングとグローブインサートを縫製により接合できるように指先の内側に、別部材を取り付けたグローブインサート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003027316A true JP2003027316A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19050032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001215383A Pending JP2003027316A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | グローブライニングとグローブインサートを縫製により接合できるように指先の内側に、別部材を取り付けたグローブインサート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003027316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012500907A (ja) * | 2008-08-29 | 2012-01-12 | ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | バリア層を有する層状構造、このような層状構造を有する衣料品、及びこのような層状構造の製造 |
-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001215383A patent/JP2003027316A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012500907A (ja) * | 2008-08-29 | 2012-01-12 | ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエーツ,ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | バリア層を有する層状構造、このような層状構造を有する衣料品、及びこのような層状構造の製造 |
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