JP2003023642A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2003023642A
JP2003023642A JP2001209654A JP2001209654A JP2003023642A JP 2003023642 A JP2003023642 A JP 2003023642A JP 2001209654 A JP2001209654 A JP 2001209654A JP 2001209654 A JP2001209654 A JP 2001209654A JP 2003023642 A JP2003023642 A JP 2003023642A
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Hiroyoshi Nagahama
裕喜 永濱
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入射光量に対するCCD出力レベルを検出し
てCCD出力のリニアリティを補正することにより、ホ
ワイトバランス、色再現のずれを改善し、撮像装置の性
能向上を図る。 【解決手段】 入射光量に応じた画像信号を出力するC
CD信号をAD変換してRGB信号を出力する撮像装置
において、AD変換された各色相信号を積分する積分手
段と、あらかじめ測定されたCCDの入出力特性を近似
直線で表した基準データを記憶したメモリ手段と、基準
データを参照し、積分手段からの出力を演算して補正デ
ータを出力する補正データ演算手段と、補正データ演算
手段からの補正データに基づいて前記CCDの出力信号
のリニアリティを補正するリニアリティ補正手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDの出力信号
のリニアリティを補正するリニアリティ補正回路を備え
た撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD等の固体撮像素子を用いた撮像装
置において、光源(被写体)の色温度が変化した場合
に、色温度の変化に応じて白色が黒体放射カーブ(黒体
軌跡)に沿って移動し、色が付いている白色を無彩色の
白に合わせる、いわゆるホワイトバランス処理を行うよ
うにしている。
【0003】図8は、従来のホワイトバランス処理を行
う撮像装置の例を示す図である。同図において、従来の
撮像装置はレンズ1、CCD2、サンプルホールド回路
3、ADコンバータ4、ディジタル信号処理回路(DS
P)5、マイコン6、CCD駆動用のタイミングジェネ
レータ(TG)7から構成される。前記ディジタル信号
処理回路5は、ホワイトバランス調整回路12、および
オプティカルディテクタ(OPD)14から構成され
る。
【0004】CCD2によって得られたRGB信号は、
サンプルホールド回路3、ADコンバータ4で信号処理
され、ディジタル信号としてディジタル信号処理回路5
に入力される。ADコンバータ4でディジタル変換され
たR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)信号は、
OPD14で各色ごとに抽出され、マイコン6に入力さ
れる。マイコン6では、各RGB信号の各レベルが判断
される。ADコンバータ4から、ホワイトバランス調整
回路12に入力されたRGB信号は、マイコン6で計算
された各RGB信号の各レベルに基づいて、ホワイトバ
ランス調整回路12でホワイトバランスが取られる。す
なわち、OPD14は、RGB信号をフィールド毎に積
分する積分回路を備えており、OPD14で得られた積
分値データはマイコン6に供給され、OPD14から供
給されるRGBの各積分値データを基にホワイトバラン
ス調整回路12のRGBの各ゲインを制御する。これに
よって、RGB信号の比率が等しくなり、RGB信号は
ホワイトバランスが取られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のカ
ラーCCDを使用した撮像装置においては、CCD2の
リニアリティを補正する機能を有していないため、
(1)任意の白でホワイトバランスを取っても、明るさ
が違う白でホワイトバランスが若干ずれる、(2)飽和
信号量付近で急激に色相が回るという問題点があった。
【0006】また、従来の技術では、上記(2)の問題
の対策として、アイリスを絞ることによりCCDが飽和
領域になりにくくしたり、リニアリティがくずれた部分
で色を消す等していたが、この手段ではS/N比の悪化
や、色のダイナミックレンジが狭くなるなどの弊害が生
じていた。
【0007】図9は、図3に示すRGBベイヤ配列の所
定点でホワイトバランスをとった場合の従来のCCDの
蓄積時間(入射光量)と出力レベルとの関係を示すグラ
フである。横軸がCCDでの蓄積時間(=入射光量)
で、縦軸がCCDの出力信号レベルを示す。RとBは蓄
積時間が30msまでは飽和しないで直線を保っている
が、GrおよびGbは蓄積時間が25ms程度で飽和す
るので、このCCDでは蓄積時間が25ms以上になる
とホワイトバランスが崩れてしまう。
【0008】図10は、蓄積時間10msec(A点)
でRGB比を1:1:1にして、ホワイトバランスをと
ったものである。図10において、A点ではRGB比が
1:1:1になっているが、その他の点では、RGBが
一致しておらず、若干G(グリーン)方向に色が付いて
しまう。これは、いずれの点でホワイトバランスをとっ
ても、他の点ではホワイトバランスがずれてしまうこと
を意味している。また、Gの飽和信号付近では、急激に
リニアリティがくずれるため、RGB比が大きく変わっ
ており、急激に色相が変化する。
【0009】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、入射光量に対するCCD出力レベ
ルを検出してCCD出力のリニアリティを補正すること
により、ホワイトバランス、色再現のずれを改善し、色
相バランスの性能向上を図った撮像装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、入射光量に応じた画像信号を出力する
CCD信号をAD変換してRGB信号を出力する撮像装置
において、AD変換された各色相信号を積分する積分手
段と、あらかじめ測定されたCCDの入出力特性を近似
直線で表した基準データを記憶したメモリ手段と、前記
基準データを参照し、前記積分手段からの出力を演算し
て補正データを演算する補正データ演算手段と、前記補
正データ演算手段からの補正データに基づいて前記CC
Dの出力信号のリニアリティを補正するリニアリティ補
正手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明のメモリ手段は、その撮像装置で使
用されるCCDの入射光量と出力レベルをあらかじめ測
定し、それらの測定データをもとに最小二乗法により各
色相信号毎に直線近似を求め、その直線近似された値を
記憶することを特徴とする。
【0012】また、本発明の補正データ演算手段は、前
記積分手段で得られた色相信号の積分値から前記基準デ
ータを生成するためのゲイン値を有する補正データを生
成することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明における、色相信号はRG
B信号またはS1b,S2b,S1r,S2r信号であ
ることを特徴とする。
【0014】また、本発明は、リニアリティ補正回路と
ホワイトバランス調整回路間にさらに原色変換手段を設
け、前記原色変換手段はリニアリティ補正回路からのS
1b,S2b,S1r,S2r信号をRGB信号に変換
することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1の撮像装置を図面に基づいて説明する。図1
は、本発明に係るCCD出力信号のリニアリティ補正回
路を有する撮像装置のブロック図である。なお、図1に
おいて、図8と同一部材または同一機能のものは同一符
号で示し、詳細な説明を省略する。
【0016】実施の形態1では、図3に示すような、
R、Gb(B列のG)、Gr(R列のG)、Bのベイヤ
配列で色コーディングされたCCDを使用したデジタル
カメラでを例にとって説明する。ベイヤ配列は、周知の
ように輝度信号の寄与する割合の大きいGを市松状に配
置し、残りの部分にR,Bを市松状に配列したものであ
る。また、被写体として色温度3200Kの光源に照ら
された十分に明るい白を全面に撮像し、アイリスで明る
さを一定に固定した場合を考える。
【0017】図1に示す実施の形態1の撮像装置は、原
色CCDを使用する例であって、レンズ1、CCD2、
サンプルホールド回路(S/H)3、ADコンバータ
(A/D)4、ディジタル信号処理回路(DSP)5、
マイコン6、CCD駆動用のタイミングジェネレータ
(TG)7から構成される。
【0018】前記ディジタル信号処理回路(DSP)5
は、従来と同じホワイトバランス調整回路(WB)1
2、およびオプティカルディテクタ(OPD)14の他
に、ホワイトバランス調整回路12の前段にリニアリテ
ィ補正回路10が設けられ、かつリニアリティ補正回路
10の入力側とマイコンとの間にRGB積分回路13が
接続される。
【0019】次に、本発明の実施の形態1の撮像装置の
動作について説明する。レンズ1を通して入ってきた光
は、CCD2で光電変換され、光電変換された光は、マ
イコン6によって制御されるタイミングジェネレータ
(TG)7によって、所定の時間だけ蓄積された後にサン
プルホールド回路3に取り込まれる。
【0020】サンプルホールド回路3からの出力信号は
ADコンバータ4に供給される。ADコンバータ4はサ
ンプルホールド回路3からの出力信号をディジタル信号
に変換してディジタル信号処理回路5に供給する。本発
明の実施の形態1では、ADコンバータ4は、たとえ
ば、10ビットのA/Dコンバータ(入力レベルは0〜
1023となる)を使用したが、画質を良くしたいので
あれば、たとえば、12ビット、14ビット等のADコ
ンバータを用いることもできる。
【0021】ADコンバータ4でA/D変換されたRG
Bディジタル信号は、ディジタル信号処理回路5内のR
GB積分回路13において、R、G、Bが各々独立して
積分された後、マイコン6に送られる。GをGrとGb
とに分けて積分してもよい。マイコン6では、以下に述
べるように、RGB積分回路13で得られたRGB信号
を、あらかじめCCD2の入出力特性を測定して作成さ
れマイコン6に記憶された基準データとの差分を計算し
て補正データを生成し、その補正データを基に、リニア
リティ補正回路10で各色相ごとにRGBの直線化を行
う。この直線化されたRGB信号は、従来の方法と同様
に、OPD14およびホワイトバランス調整回路12で
ホワイトバランスが取られ、RGB信号として出力され
る。
【0022】次に、上述した、基準データをあらかじめ
作成してマイコン6のメモリに記憶する過程について説
明する。図2は、あらかじめ測定され、最小二乗法で計
算され、マイコン6中のメモリ18に記憶されるCCD
の蓄積時間(入射光量)と出力レベルとの近似直線を示
すグラフである。
【0023】CCD2から出力されるRGB信号は、そ
のCCD2に固有の値であるので、撮像装置の製造段階
において、蓄積時間を変化させた測定を一度行うことに
よって、そのCCD2に対応した基準データを取得する
ことができる。ここでは、図2に示すように、たとえ
ば、蓄積時間を2ms、4msec、6msec、8m
sec、10msec、・・・と変化させた時のCCD
2の各出力値を、以下のように最小二乗法を用いて、各
R、Gb、Gr、B信号に対して直線化を行う。
【0024】この演算においては、各蓄積時間における
R、Gb、Gr、B信号CCDの画素数で割り、RGB
それぞれの画素当たりの信号レベルを算出し、これらの
データをもとに、最小二乗法によりR、Gb、Gr、B
信号の各々の直線近似を行う。ここで、本発明において
は、直線近似を行う際、図2において蓄積時間が25m
s以上の部分に見られる飽和に近い部分は、直線近似を
求める場合には使用しない。これは、飽和に近い部分を
使用すると、近似直線に誤差が生じるので、この誤差を
を防ぐためである。
【0025】以下に、各色相についての直線近似計算の
原理を説明する。図4は、最小二乗法の原理を示す図で
ある。最小二乗法においては、直線y=axの傾きa
は、式1で表わされる。 a=(XTX)-1TY (1) ここで、Xはxの縦ベクトルであり、XTはxの横ベク
トルであり、(XTX) -1は(XTX)の逆行列であり、
Yはyの縦ベクトルである。
【0026】この直線y=axに各々の点の座標値を代
入すると、式2が得られる。
【数1】 これを行列式で表すと、式3となる。
【数2】 式3より、式4のように傾きaを求めることができる。
【数3】 この傾きaを有する直線をマイコン6中のメモリに基準
データとして記憶しておく。
【0027】上述の最小二乗法に基づいて、あらかじめ
CCD2を測定して基準データを算出する過程を説明す
る。CCD2の入射光量xとCCD2の出力端子(また
はADコンバータ4の出力端子)における出力信号yの
組であるP1(x1、y1)、P2(x2、y2)、P3
(x3、y3)、・・・、Pn(xn、yn)を、上述
の最小二乗法によって計算し、これらのP1、P2、P
3、・・・、Pnの各点に最も近い直線(求めたい直線)
y=axの傾きaを計算する。
【0028】本実施の形態1では、上記CCD2の出力
信号レベルをADコンバータ4でA/D変換して得られ
た信号出力〔mV〕をy軸とし、蓄積時間〔msec〕
をx軸として、R、Gb、Gr、Bの各々を直線近似し
た。その結果を図2上に直線に示した。
【0029】図2において、10ビットのADコンバー
タ4を用いると、入力レベルは、0〜1023の入力値
に対して0〜63、64〜127、128〜191・・
・のように、複数の補正領域が区切られており、その各
領域での中心値32、96、160・・・においてそれ
ぞれの領域に対応するゲインがあらかじめ計算される。
この中心点でのゲインは、その前後のゲイン値を下記の
ように線形補間して求める。たとえば、上記の例で、中
心点96のゲインGを求めると、 G=0.914+(0.985−0.914)×(96
−70)/(130−70)=0.9448 と求められる。
【0030】次に、製品化されたカメラの撮像装置を使
用する場合について説明する。マイコン6のメモリ中に
図2の各近似直線に対応するデータを記憶しておき、C
CD2から信号が入力されたときに、実際に入力された
各RGB信号レベルと各RGB近似直線との差分を計算
し、各点で近似直線に一致するようにRGB信号の補正
を行う。
【0031】一例として、蓄積時間2msec点で、入
力Gb信号のレベルが70であるとすると、Gb信号の
近似直線のレベルは64であるので、入力Gb信号のレ
ベル70にゲイン(64/70=0.914)をかけ
て、Gb信号を近似直線上のレベル64になるように修
正する。また、たとえば、蓄積時間4msecの点で、
Gbレベルが130であるとすると、Gb信号の近似直
線のレベルは128であるので、入力Gb信号のレベル
130にゲイン(128/130=0.985)をかけ
て、Gb信号を近似直線上のレベル128になるように
修正する。
【0032】このようにして求められた各領域の中心点
のゲインデータはディジタル信号処理回路5に送られ、
リニアリティ補正回路6で領域ごとに補正され、RGB
信号のリニアリティを改善する。また、補正領域と蓄積
時間をより細かくすることで、より良い補正結果が得ら
れる。
【0033】実施の形態2.実施の形態1においては、
原色CCDを使用した例を説明したが、実施の形態2お
いては、補色CCDに適用する例について説明する。図
5は、本発明の実施の形態2に係るCCD出力信号のリ
ニアリティ補正回路を有する撮像装置のブロック図であ
る。なお、図5において、図1と同一部材または同一機
能のものは同一符号で示し、詳細な説明を省略する。
【0034】図5においては、CCD2の出力として、
S1b(Ye(イェロー)+G(グリーン)),S2b
(Cy(シアン)+Mg(マジェンダ)),S1r(Y
e+Mg),S2r(Cy+G)の各色相信号が出力さ
れ、実施の形態1と同様にサンプルホールド回路3およ
びADコンバータ4を介して、ディジタル変換されたS
1b,S2b,S1r,S2r信号が出力される。ここ
で、図3のRGB信号のベイヤ配列図に対応するS1
b,S2b,S1r,S2r信号のベイヤ配列図を図7
に示す。図7におけるベイヤ配列は、周知のようにYe
(イェロー),G(グリーン),(Cy(シアン),M
g(マジェンダ))からなる市松模様で構成され、S1
b,S2b,S1r,S2rは、それぞれ、S1b=
(Ye+G),S2b=(Cy+Mg),S1r=(Y
e+Mg),S2r=(Cy+G)で構成される。
【0035】図5おいては、図1と異なり、ADコンバ
ータ4から出力されたS1b,S2b,S1r,S2r
信号はS1b,S2b,S1r,S2r積分回路で積分
値が演算され、マイコン6でS1b,S2b,S1r,
S2r信号に対する補正データが算出され、リニアリテ
ィ補正回路10でS1b,S2b,S1r,S2r信号
が補正される。S1b,S2b,S1r,S2r信号の
リニアリティ補正では、図2で示すRGB色相の代わり
に、図6に示すようなS1b,S2b,S1r,S2r
色相の近似直線が求められ、それに基づいてリニアリテ
ィ補正が行われる。図6は、図2と同様に、あらかじめ
測定され、最小二乗法で計算され、マイコン6中のメモ
リ18に記憶されるCCDの蓄積時間(入射光量)と出
力レベルとの近似直線を示すグラフである。図6おいて
も、図2と同様に、各入力データは近似直線に一致する
ように補正される。この場合にも、図2と同様に、直線
近似を行う際、図6において蓄積時間が25ms以上の
部分に見られる飽和に近い部分は、直線近似を求める場
合には使用しない。
【0036】リニアリティ補正回路10でリニアリティ
補正されたS1b,S2b,S1r,S2r信号は原色
変換回路11でRGB信号に変換され、図1と同様にO
PD14およびホワイトバランス調整回路12でホワイ
トバランスが取られ、ホワイトバランスが取られたRG
B信号としてディジタル信号処理回路5から出力され
る。その他は図1と同様であるので、詳細な説明は省略
する。
【0037】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、ディジタル信号処理回路にCCDの出力信号のリニ
アリティを補正する手段を設けたので、CCDの出力レ
ベルが近似直線になり、したがって、輝度レベルの違い
によるホワイトバランス、色再現のずれが改善されると
共に、高輝度部であるCCDの飽和信号量付近での色相
変化がなくなるため、色を消さずにすみ、色のダイナミ
ックレンジが広がるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のリニアリティ補正回路
を有する撮像装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるCCDの蓄積時
間(入射光量)と出力レベルとの近似直線を示すグラフ
である。
【図3】RGB信号のベイヤ配列図である。
【図4】最小二乗法の原理を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2のリニアリティ補正回路
を有する撮像装置を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態2におけるCCDの蓄積時
間(入射光量)と出力レベルとの近似直線を示すグラフ
である。
【図7】S1b,S2b,S1r,S2r信号のベイヤ
配列図である。
【図8】従来のホワイトバランス処理を行う撮像装置の
例を示す図である。
【図9】従来のRGBベイヤ配列CCDの蓄積時間と出
力レベルとの関係を示す出力特性図である。
【図10】所定点でホワイトバランスをとった場合の従
来のCCDの蓄積時間(入射光量)と出力レベルとの関
係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 サンプルホールド回路(S/H) 4 ADコンバータ(A/D) 5 ディジタル信号処理回路(DSP) 6 マイコン 7 タイミングジェネレータ(TG) 11 原色変換回路 12 ホワイトバランス調整回路(WB) 13 RGB積分回路 14 オプティカルディテクタ(OPD) 10 リニアリティ補正回路 15 S1b,S2b,S1r,S2r積分回路 17 補正データ演算回路 18 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/148 H01L 27/14 D 5C079 H04N 1/48 H04N 1/40 D 1/60 1/46 A Fターム(参考) 4M118 AA10 AB01 BA10 FA06 GC08 GC09 GC14 5B047 AA01 AB04 DA01 DA03 DB01 5B057 BA02 BA29 CA01 CA08 CB01 CB08 CE17 CH01 CH07 CH11 DA17 DB06 DB09 DC25 5C065 AA01 BB02 BB48 CC01 CC09 DD02 GG18 GG24 GG26 5C077 LL02 LL19 MP08 PP10 PP32 PP33 PP37 PQ12 PQ23 SS01 TT09 5C079 HB01 HB02 HB11 LA12 LA23 LB01 MA04 MA11 NA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射光量に応じた画像信号を出力するCC
    D信号をAD変換してRGB信号を出力する撮像装置に
    おいて、 AD変換された各色相信号を積分する積分手段と、 あらかじめ測定されたCCDの入出力特性を近似直線で
    表した基準データを記憶したメモリ手段と、 前記基準データを参照し、前記積分手段からの出力を演
    算して補正データを演算する補正データ演算手段と、 前記補正データ演算手段からの補正データに基づいて前
    記CCDの出力信号のリニアリティを補正するリニアリ
    ティ補正手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ手段は、その撮像装置で使用
    されるCCDの入射光量と出力レベルをあらかじめ測定
    し、それらの測定データをもとに最小二乗法により各色
    相信号毎に直線近似を求め、その直線近似された値を記
    憶することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記補正データ演算手段は、前記積分手
    段で得られた色相信号の積分値から前記基準データを生
    成するためのゲイン値を有する補正データを生成するこ
    とを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記色相信号はRGB信号であることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 前記色相信号はS1b,S2b,S1
    r,S2r信号であることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記リニアリティ補正回路とホワイトバ
    ランス調整回路間にさらに原色変換手段を設け、前記原
    色変換手段はリニアリティ補正回路からのS1b,S2
    b,S1r,S2r信号をRGB信号に変換することを
    特徴とする請求項5記載の撮像装置。
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