JP2003022424A - Icカード、電子帳票処理装置、icカードプログラム及び電子帳票処理プログラム - Google Patents

Icカード、電子帳票処理装置、icカードプログラム及び電子帳票処理プログラム

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JP2003022424A
JP2003022424A JP2001207231A JP2001207231A JP2003022424A JP 2003022424 A JP2003022424 A JP 2003022424A JP 2001207231 A JP2001207231 A JP 2001207231A JP 2001207231 A JP2001207231 A JP 2001207231A JP 2003022424 A JP2003022424 A JP 2003022424A
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JP
Japan
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processing
card
electronic
program
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JP2001207231A
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Tomokane Makino
智謙 牧野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子帳票の利便性及びセキュリティ性を向上
させることが可能なICカード、電子帳票配信装置、I
Cカードプログラム及び電子帳票配信プログラムを提供
する。 【解決手段】 通信回線50を介して受信した電子帳票
40を処理する電子帳票処理装置20と通信を行うIC
カード30であって、電子帳票処理装置20の電子帳票
40に対する処理を、電子帳票40の種類ごと及び/又
は電子帳票40の項目ごとに処理を制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子帳票に関する
処理を行うICカード、電子帳票処理装置、ICカード
プログラム及び電子帳票処理プログラムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電子帳票を配信するシステムは、
配信サーバ及びユーザ端末が通信回線を介して接続さ
れ、配信サーバが、ID及びパスワード等によりユーザ
を認証し、電子帳票をユーザが使用する端末へ送信して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のシステムは、認証したユーザに電子帳票を一括して配
信するため、ユーザ別に送信する電子帳票の種類等を制
限することはできるが、電子帳票を表示、電子帳票へ入
力、電子帳票を印刷する等、個々の処理を制限すること
ができず、また、電子帳票の項目別に処理を制限でき
ず、利便性、セキュリティ性に欠ける可能性があった。
例えば、以下のような問題があった。 (1)クーポン、チケット、投票用紙等は、無制限に発
行され、悪用されるおそれがあるため、電子帳票として
ユーザに提供することができなかった。 (2)10枚(複数枚)綴りのチケット等、ユーザによ
り枚数(項目)を変えて電子帳票を提供する場合には、
枚数別(項目別)のフォームが必要であった。 (3)ユーザごとの電子帳票の制限を変更する場合に
は、サーバに登録された情報を書き換える必要があっ
た。 (4)すべてのユーザが氏名、住所、電話番号等、すべ
ての項目を記入しなければならず、労力がかかるととも
に、記入間違いをする可能性があった。
【0004】本発明の課題は、電子帳票の利便性及びセ
キュリティ性を向上させることが可能なICカード、電
子帳票配信装置、ICカードプログラム及び電子帳票配
信プログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、通信回線(50)を介して受
信した電子帳票(40)を処理する電子帳票処理装置
(20)と通信を行うICカードであって、前記電子帳
票処理装置の前記電子帳票に対する処理を制限する処理
制限手段(32,35)を備えること、を特徴とするI
Cカード(30)である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のIC
カードにおいて、前記電子帳票処理装置が処理を行う電
子帳票を記憶する電子帳票記憶手段(35)を備え、前
記処理制限手段は、前記電子帳票処理装置への前記電子
帳票の提供を制限することにより処理を制限すること、
を特徴とするICカード(30)である。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のICカードにおいて、前記処理制限手段は、前
記電子帳票の種類ごと及び/又は前記電子帳票の項目ご
とに処理を制限すること、を特徴とするICカード(3
0)である。
【0008】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、前記
処理制限手段は、処理の種類ごとに処理を制限するこ
と、を特徴とするICカード(30)である。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、前記
電子帳票処理装置の前記電子帳票に対する処理に関する
属性情報を記憶する属性情報記憶手段(35)を備え、
前記処理制限手段は、前記電子帳票処理装置の要求に対
して前記属性情報記憶手段に記憶されている属性情報を
提供することにより、処理を制限すること、を特徴とす
るICカード(30)である。
【0010】請求項6の発明は、請求項5に記載のIC
カードにおいて、前記属性情報記憶手段は、前記電子帳
票処理装置の前記電子帳票に対する処理の上限回数を記
憶すること、を特徴とするICカード(30)である。
【0011】請求項7の発明は、請求項1から請求項6
までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、前記
電子帳票処理装置が前記電子帳票に対して行った処理の
履歴である処理履歴情報を記憶する処理履歴情報記憶手
段(35)を備えること、を特徴とするICカード(3
0)である。
【0012】請求項8の発明は、請求項7に記載のIC
カードにおいて、前記処理履歴情報記憶手段は、前記電
子帳票処理装置が前記電子帳票に対して行った処理の回
数を記憶すること、を特徴とするICカード(30)で
ある。
【0013】請求項9の発明は、請求項7又は請求項8
に記載のICカードにおいて、前記処理制限手段は、前
記電子帳票処理装置の要求に対して前記処理履歴情報記
憶手段に記憶されている処理履歴情報を提供することに
より、処理を制限すること、を特徴とするICカード
(30)である。
【0014】請求項10の発明は、請求項1から請求項
9までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、前
記電子帳票処理装置が処理を行う電子帳票の内容及び/
又は送信元を認証する認証手段(32)を備えること、
を特徴とするICカード()である。
【0015】請求項11の発明は、請求項10に記載の
ICカードにおいて、前記認証手段は、前記電子帳票処
理装置が処理を行う電子帳票に付された電子署名(4
1)を復号化することにより、前記電子帳票の内容及び
/又は送信元を認証すること、を特徴とするICカード
(30)である。
【0016】請求項12の発明は、請求項1から請求項
11までのいずれか1項に記載のICカードにおいて、
前記電子帳票処理装置に対して、真正なICカードであ
ることを証明する自己証明手段(32,35)を備える
こと、を特徴とするICカード(30)である。
【0017】請求項13の発明は、通信回線(50)を
介して受信した電子帳票(40)を処理するためにIC
カード(30)と通信を行う電子帳票処理装置であっ
て、前記ICカードから処理を行う前記電子帳票に対す
る属性情報を読み取る属性情報読み取り手段(22)
と、前記属性情報の内容によって前記電子帳票に対する
処理を制限する処理制限手段(21)とを備えること、
を特徴とする電子帳票処理装置(20)である。
【0018】請求項14の発明は、請求項13に記載の
電子帳票処理装置において、前記処理制限手段は、前記
電子帳票の種類ごと及び/又は前記電子帳票の項目ごと
に処理を制限すること、を特徴とする電子帳票処理装置
(20)である。
【0019】請求項15の発明は、請求項13又は請求
項14に記載の電子帳票処理装置において、前記処理制
限手段は、前記電子帳票に対する処理の種類ごとに処理
を制限すること、を特徴とする電子帳票処理装置(2
0)である。
【0020】請求項16の発明は、請求項13から請求
項15までのいずれか1項に記載の電子帳票処理装置に
おいて、前記ICカードから前記電子帳票に対して行っ
た処理の履歴である処理履歴情報を読み取る処理履歴情
報読み取り手段(22)を備え、前記処理制限手段は、
前記処理履歴情報の内容によって前記電子帳票の処理を
制限すること、を特徴とする電子帳票処理装置(20)
である。
【0021】請求項17の発明は、請求項13から請求
項16までのいずれか1項に記載の電子帳票処理装置に
おいて、前記ICカードから読み取った認証情報に基づ
いて前記ICカードの真偽を判定する真偽判定手段(2
1)を備えること、を特徴とする電子帳票処理装置(2
0)である。
【0022】請求項18の発明は、請求項13から請求
項17までのいずれか1項に記載の電子帳票処理装置に
おいて、前記電子帳票を出力することにより、帳票を発
行する帳票発行手段(23)を備えること、を特徴とす
る電子帳票処理装置(20)である。
【0023】請求項19の発明は、通信回線(50)を
介して受信した電子帳票(40)を処理する電子帳票処
理装置(20)と通信を行うためにICカード(30)
のCPU(32)を実行させるICカードプログラムで
あって、前記電子帳票処理装置の前記電子帳票に対する
処理を制限する処理制限手順(S203;S403)を
備えること、を特徴とするICカードプログラムであ
る。
【0024】請求項20の発明は、請求項19に記載の
ICカードプログラムにおいて、前記電子帳票処理装置
が処理を行う電子帳票を記憶する電子帳票記憶手順を備
え、前記処理制限手順は、前記電子帳票処理装置への前
記電子帳票の提供を制限することにより処理を制限する
こと、を特徴とするICカードプログラムである。
【0025】請求項21の発明は、請求項19又は請求
項20に記載のICカードプログラムにおいて、前記処
理制限手順は、前記電子帳票の種類ごと及び/又は前記
電子帳票の項目ごとに処理を制限すること、を特徴とす
るICカードプログラムである。
【0026】請求項22の発明は、請求項19から請求
項21までのいずれか1項に記載のICカードプログラ
ムにおいて、前記処理制限手順は、処理の種類ごとに処
理を制限すること、を特徴とするICカードプログラム
である。
【0027】請求項23の発明は、ICカード(30)
と通信を行い、通信回線(50)を介して受信した電子
帳票(40)を処理するためにコンピュータ(21)を
実行させる電子帳票処理プログラムであって、前記IC
カードから処理を行う前記電子帳票に対する属性情報を
読み取る属性情報読み取り手順(S107;S307)
と、前記属性情報の内容によって前記電子帳票に対する
処理を制限する処理制限手順(S107;S307)と
を備えること、を特徴とする電子帳票処理プログラムで
ある。
【0028】請求項24の発明は、請求項23に記載の
電子帳票処理プログラムにおいて、前記処理制限手順
は、前記電子帳票の種類ごと及び/又は前記電子帳票の
項目ごとに処理を制限すること、を特徴とする電子帳票
処理プログラムである。
【0029】請求項25の発明は、請求項23又は請求
項24に記載の電子帳票処理プログラムにおいて、前記
処理制限手順は、前記電子帳票に対する処理の種類ごと
に処理を制限すること、を特徴とする電子帳票処理プロ
グラムである。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明によるICカード及び
電子帳票処理装置の第1実施形態における概略構成を示
す図である。図1に示すように、電子帳票40を提供す
るサービスを行う会社(以下、サービス提供会社とい
う。)は、電子帳票管理システム10から電話回線、光
ケーブルその他の有線、又は、赤外線その他の無線の通
信回線50を介して電子帳票処理装置20に送信するこ
とにより電子帳票40をユーザに提供する。ユーザは、
電子帳票処理装置20及びICカード30を使用して、
この電子帳票40に対して表示、入力、印刷(帳票発
行)等、種々の処理を行う。電子帳票40は、各種請求
書、明細書、領収書、申請書、クーポン券、投票用紙、
チケット等の帳票のフォームを電子情報に変換したもの
である。
【0031】電子帳票管理システム10は、制御サーバ
11、電子帳票サーバ12及びユーザ情報サーバ13等
を備え、ユーザに提供する電子帳票40を管理するシス
テムである。電子帳票管理システム10は、電子帳票処
理装置20からの要求に対して、電子帳票40、電子署
名41及び処理に対応した共通鍵K1,K2(後述する
図3参照)を送信する。制御サーバ11は、電子帳票サ
ーバ12及びユーザ情報サーバ13に接続され、この電
子帳票管理システム10を統括制御するサーバであり、
通信回線50を介して電子帳票処理装置20に接続され
ている。
【0032】電子帳票サーバ12は、電子帳票データベ
ース(以下、データベースをDBという。)121を備
え、ユーザに提供される電子帳票40の管理を行うサー
バである。電子帳票サーバ12は、電子帳票40をサー
ビス提供会社の秘密鍵によって暗号化し、電子署名41
を作成する。電子帳票DB121は、種々の電子帳票4
0に処理別の共通鍵を結び付けて記憶している(後述す
る図3参照)。ユーザ情報サーバ13は、ユーザ情報D
B131を備え、ユーザの認証等を行う等、ユーザに関
する情報を管理するサーバである。ユーザ情報DB13
1は、登録時にユーザごとに割り当てられるユーザID
及びパスワードと個人情報とを結び付けて記憶してい
る。個人情報とは、ユーザの氏名、住所、電話番号、メ
ールアドレス等、電子帳票提供サービスにおいて必要な
ユーザに関する情報である。
【0033】電子帳票処理装置20は、ユーザ端末2
1、リーダライタ(以下、R/Wという。)22及びプ
リンタ23等を備え、ユーザの自宅、会社等に設置され
ている。電子帳票処理装置20は、電子帳票管理システ
ム10から受信した電子帳票40に対して種々の処理を
行う。ユーザ端末21は、R/W22及びプリンタ23
等が接続され、この電子帳票処理装置20を統括制御す
る、ユーザが使用可能な端末であり、通信回線50を介
して電子帳票管理システム10に接続されている。R/
W22は、ユーザ端末21及びICカード30相互間の
通信を媒介する。プリンタ23は、種々の電子帳票40
を出力することにより、種々の帳票42を発行する。
【0034】ICカード30は、会員登録後に、サービ
ス提供会社が発行し、ユーザに提供される。ICカード
30は、ユーザ端末21と通信を行うことにより、ユー
ザ端末21の電子帳票40に対する処理を制限する。図
2に示すように、ICカード30は、I/Oインターフ
ェイス31、CPU32、RAM33、ROM34及び
EEPROM35等を備えている。ICカード30は、
複数のアプリケーションが格納された、接触型のマルチ
アプリケーションICカードである。ICカード30
は、ユーザが電子帳票40を利用したい場合に、R/W
22に挿入され、接続される。
【0035】RAM33は、揮発性メモリであり、CP
U32が処理を行う作業領域として使用される。ROM
34は、不揮発性の読み出し専用メモリであって、IC
カード30の用途によらず汎用的に使用できるプログラ
ムであるオペレーティングシステム(以下、OSとい
う。)等を格納している。OSは、ICカード30のハ
ードウェア及びソフトウェアを有効に利用するために総
合管理を行うプログラムである。
【0036】EEPROM35は、随時書き換え可能な
メモリであり、種々のアプリケーション、個人情報、公
開鍵、履歴情報、共通鍵、処理属性情報等を記憶してい
る。アプリケーションは、OSの管理下において、CP
U32にICカード30の各種用途固有の処理を行わせ
るプログラムである。個人情報、公開鍵、共通鍵及び処
理属性情報は、サービス提供会社によって予めICカー
ド30に格納されている。公開鍵は、サービス提供会社
の電子署名41を復号化し、電子帳票40の内容の検証
を行うための復号鍵である。
【0037】図3は、処理属性情報、履歴情報及び共通
鍵を説明する図である。図3(a)及び図3(b)は、
それぞれ異なるユーザが所有するICカード30−1,
30−2を示している。処理属性情報は、電子帳票40
に対する処理ごと、また、電子帳票40の項目ごとに、
その処理回数の上限を示す情報であり、処理の種類ごと
に、表示属性情報、入力属性情報、印刷属性情報等に分
類される。処理属性情報は、電子帳票処理装置20に読
み取られることにより、電子帳票処理装置20の電子帳
票40に対する処理を制限する。本実施形態では、IC
カード30−1を所有するユーザは、3回まで電子帳票
40−1の項目Aをプリンタ23で出力し、帳票42を
発行することが可能である。一方、ICカード30−2
を所有するユーザは、電子帳票40−2の項目Aをプリ
ンタ23で出力し、帳票42を発行することができな
い。
【0038】履歴情報は、電子帳票40に対して行った
処理の履歴を示す情報であり、本実施形態では、電子帳
票40に対する処理ごと、また、電子帳票40の項目ご
とに、電子帳票処理装置20が行った処理回数を示す情
報である。履歴情報は、処理の種類ごとに、表示属性情
報、入力属性情報、印刷属性情報等に分類され、処理属
性情報と比較されることにより、電子帳票処理装置20
の電子帳票40に対する処理を制限する。本実施形態で
は、ICカード30−1を所有するユーザは、あと2回
まで電子帳票40−1の項目Aをプリンタ23で出力
し、帳票42を発行することが可能である。
【0039】共通鍵K11,K12,K13,…(以
下、まとめてK1とする。),K21,K22,K2
3,…(以下、まとめてK2とする。)は、ICカード
30−1,30−2がユーザ端末21の電子帳票に対し
て行う種々の処理を制限する権限があることを証明する
情報である。ICカード30−1,30−2は、ユーザ
端末21がこの共通鍵K1,K2と受信した電子帳票4
0に付されている共通鍵とを相互認証することにより、
権限が証明される。共通鍵K1,K2は、電子帳票40
の種類ごと、処理の種類ごとにサービス提供会社によっ
て割り当てられている。
【0040】共通鍵K1は、電子帳票40−1に対応
し、共通鍵K2は、電子帳票40−2に対応する。ま
た、共通鍵K11,K21は電子帳票40−1,40−
2を表示する処理、共通鍵K12,22は電子帳票40
−1,40−2に入力する処理、共通鍵K13,23は
電子帳票40−1に印刷する処理を制限する権限がある
ことを証明する(以下、共通鍵K11,K21を表示鍵
K11,K21、共通鍵K12,K22を入力鍵K1
2,K22、共通鍵K13,K23を印刷鍵K13,K
23という。)。異なるICカード30−1,30−2
であっても、同一の電子帳票40及び同一の処理に対し
ては、同一の共通鍵K1,K2が格納されている。
【0041】図2に示すように、CPU32は、このI
Cカード30を統括制御する中央処理装置であり、I/
Oインターフェイス11及びRAM33、ROM34、
EEPROM35等のメモリ等が接続されている。CP
U32は、I/Oインターフェイス11を介して、ユー
ザ端末21から命令を受け、ROM34又はEEPRO
M35に格納されたプログラムに基づいて、RAM33
の作業領域を使用して処理を行う。処理結果は、レスポ
ンスとしてユーザ端末21に送信される。
【0042】図4は、本発明によるICカード及び電子
帳票処理装置の第1実施形態においてユーザの閲覧のた
めに電子帳票40の表示を行う表示処理を示すフローチ
ャートである。電子帳票処理装置20は、ユーザがIC
カード30をR/W22に挿入し、電子帳票管理システ
ム10にアクセスすることにより、表示処理を開始する
(S100,S101,S102)。ユーザは、ユーザ
ID及びパスワードをユーザ端末21に入力し、電子帳
票管理システム10にログインする。入力されたユーザ
ID及びパスワードは、電子帳票管理システム10に送
信され、ユーザ情報サーバ13によって認証される。認
証された場合には、ユーザは、提供を受けたい電子帳票
40を選択し、ユーザ端末21は、この選択情報を電子
帳票管理システム10へ送信する。電子帳票サーバ12
は、受信した選択情報に対応する電子帳票40の電子署
名41を作成し、電子帳票40、電子署名41及び共通
鍵を制御サーバに提供する。制御サーバ11は、この電
子帳票40、電子署名41及び共通鍵をユーザ端末21
へ送信する。
【0043】S103において、ユーザ端末21は、電
子帳票管理システム10から電子帳票40、電子署名4
1及び共通鍵を受信する。ユーザ端末21は、受信した
電子帳票40及び電子署名41を送信し、認証の問い合
わせをICカード30へ行う(S104)。ICカード
30は、電子署名41をEEPROM35に格納されて
いる公開鍵により復号化し、ハッシュ値を比較すること
により電子帳票40の内容の正当性、原本性を確認し、
認証を行う。ICカード30は、この認証できたか否か
の認証結果をユーザ端末21へ回答する(S201)。
ユーザ端末21は、認証されなかった場合には、電子帳
票40の内容が改竄等されている、又は、送信元が正当
なサーバでないと判断し(S112)、表示を行わず
(S113)、処理を終了する(S111)。認証され
た場合には、ユーザに処理の選択を要求する。ユーザ
は、この要求に対して、電子帳票40を表示する要求を
行う(S105)(ユーザが印刷等、他の要求を行った
場合については、後述する図5に示す。)。
【0044】ユーザ端末21は、ユーザの表示要求を受
けて、共通鍵による相互認証を行う(S106)。ユー
ザ端末21は、ICカード30から表示鍵を読み取り
(S202)、この鍵と、S103で受信した共通鍵に
含まれる表示鍵をマッチングすることにより、相互認証
を行う。ユーザ端末21は、認証できなかった場合に
は、ICカード30が電子帳票40に対する処理を制限
する権限がないものと判断し、電子帳票40を表示せず
(S113)、処理を終了する(S111)。認証でき
た場合には、ユーザ端末21は、表示属性情報及び表示
履歴情報をICカード30から読み取る(S203)。
ユーザ端末21は、この表示属性情報及び表示履歴情報
を比較することにより、処理後に表示回数が制限回数以
下となるか否かを判定する(S107)。制限回数を超
える場合には、電子帳票40を表示せず(S113)、
処理を終了する(S111)。制限回数以下となる場合
には、ICカード30から個人情報を読み取り(S20
4)、電子帳票40の各項目に該当する事項を埋め込み
(S108)、表示を行う(S109)。
【0045】S110において、ユーザ端末21は、S
203で読み取った表示履歴情報の表示回数をカウント
アップし、ICカード30へ書き込み(S205)、表
示処理を終了する(S111)。
【0046】図5は、本発明によるICカード及び電子
帳票処理装置の第1実施形態において帳票41を発行す
るために電子帳票40の印刷を行う印刷処理を示すフロ
ーチャートである。電子帳票処理装置20及びICカー
ド30は、印刷処理において表示処理と同様の処理を行
う(S300からS313まで、S400からS405
まで)。また、電子帳票40に入力を行う入力処理等、
他の処理についても同様に行われる。
【0047】図6は、本発明によるICカード及び電子
帳票処理装置の第1実施形態を説明する図である。サー
ビス提供会社は、会員であるユーザにクーポン券42を
提供する会社である。ICカード30には、予め、処理
属性情報である会員情報、クーポン券利用可能回数等の
情報が記憶されている。電子帳票処理装置20は、クー
ポン券42の情報である電子帳票40を電子帳票管理シ
ステム10から受信する。電子帳票処理装置20は、I
Cカード30から会員情報を読み取ることにより、表示
内容を制限し、個人情報を読み取ることにより、個人情
報を電子帳票40に埋め込んで表示する。ユーザは、表
示された画面に従って必要事項を入力する。電子帳票処
理装置20は、クーポン券利用回数及び履歴情報を比較
することにより、印刷可能かどうかを判断する。可能で
ある場合には、電子帳票処理装置20は、入力された情
報を電子帳票40に埋め込んでプリンタ23で出力する
ことにより、クーポン券42を発行する。クーポン券4
2には、正しく印刷されている証拠として、ICカード
30内の固有情報が印刷される。電子帳票処理装置20
は、印刷回数をカウントアップしてICカード30へ書
き込む。ユーザは、クーポン券42を利用できる店舗に
出向き、クーポン券42を利用する。
【0048】このように、本実施形態によれば、以下の
効果がある。 (1)電子帳票40の項目ごとに、表示、入力、印刷
等、個々の処理を制限するため、発行できるクーポン券
42の種類、発行回数等をユーザ別に制限することによ
り、電子帳票40の利便性を向上させることが可能とな
った。 (2)電子署名41を検証することにより、電子帳票4
0の正当性、原本性を確認することができるため、改竄
された電子帳票40の利用を防止し、セキュリティ性の
向上を図ることが可能となった。 (3)電子帳票40記入時に必要な情報をICカード3
0に格納されている情報から自動的に記入するため、入
力する労力及び入力間違いを軽減し、ユーザの利便性を
向上させる一方、記入された情報の信憑性を高めること
が可能となった。 (4)公開鍵、共通鍵等、電子帳票40を処理するため
に必要な情報と、処理属性情報及び履歴情報等、処理を
制限する情報とをICカード30に格納しているため、
電子帳票40を一旦受信すれば、電子帳票管理システム
10と通信を行わなくても、電子帳票40の処理及び処
理の制限をすることが可能となった。 (5)電子帳票処理装置20は、ICカード30が真正
なものであるか否かを判断するため、セキュリティ性の
向上を図ることが可能となった。 (6)電子帳票処理装置20は、電子帳票40をプリン
タ23で出力し、帳票42を発行するため、例えば、ク
ーポン、チケット、投票用紙等、種々の帳票42の発行
を行うことにより、電子帳票40の利便性を一層向上す
ることが可能となった。 (7)ICカード30に格納されている個人情報を書き
換えることにより、容易にユーザごとの制限の設定を変
更することが可能となった。
【0049】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、ICカー
ド30は、接触型ICカードとしたが、非接触型又は接
触/非接触兼用型ICカードであってもよい。
【0050】ICカード30は、処理属性情報及び履歴
情報をユーザ端末21に提供することにより、電子帳票
40に対する処理を制限するが、ユーザ端末21が受信
した電子帳票40をそのままEEPROM35に記憶
し、ユーザ端末21への電子帳票40の提供を制限する
ことにより、処理の制限を行ってもよい。ICカード3
0は、ユーザ端末20が行う共通鍵の照合、処理属性情
報及び履歴情報の比較による判断をCPU32によって
行ってもよい。ICカード30及びR/W22間の通信
回数を減らすことにより、処理の迅速化を図ることがで
きる。
【0051】ICカード30は、電子帳票処理装置20
の電子帳票40に対する表示、入力、印刷等の処理を制
限するが、他の処理、例えば、必要事項が入力された電
子帳票40を返送又は転送する処理等を制限してもよ
い。電子帳票40の利便性を一層向上することが可能で
ある。
【0052】電子帳票処理装置20及びICカード30
は、表示処理、印刷処理、入力処理等、それぞれの処理
を個別に行っているが、電子帳票40を表示してから印
刷する等、続けて行ってもよい。
【0053】処理属性情報は、予めICカード30に記
憶されているが、個人情報が書き換えられることによ
り、ICカード30に書き込まれ、又は、内容が変更さ
れてもよい。例えば、ICカード30には、サービスポ
イントが蓄積されており、ICカード30は、その蓄積
量と連関して各処理の制限回数を書き換えてもよい。
【0054】履歴情報は、個々の処理の回数だけでな
く、個々の処理を行った日時等、詳細な履歴を含んでい
てもよい。例えば、同一処理は一定期間経過後でなけれ
ばできない等、詳細な制限を設定することにより、電子
帳票40の利便性を一層向上することが可能である。ま
た、履歴情報を処理の制限だけでなく、他の用途に活用
することも可能である。
【0055】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1又
は請求項19の発明によれば、ICカードは、電子帳票
処理装置の電子帳票に対する処理を制限するため、電子
帳票を一旦受信すれば、電子帳票の送信元と通信を行わ
なくても、電子帳票の処理及び処理の制限をすることが
可能となった。
【0056】請求項2又は請求項20の発明によれば、
特に、ICカードは、電子帳票を記憶し、電子帳票処理
装置への電子帳票の提供を制限することにより処理を制
限するため、ICカード及び電子帳票処理装置間の通信
回数を減らすことにより、処理の迅速化を図ることが可
能となった。
【0057】請求項3から請求項6までのいずれか1
項、請求項13から請求項15までのいずれか1項、又
は、請求項21から請求項25までのいずれか1項の発
明によれば、特に、電子帳票の種類ごと及び/又は電子
帳票の項目ごと、また、処理の種類ごとに処理を制限す
るため、電子帳票の利便性を向上させることが可能とな
った。
【0058】請求項7又は請求項8の発明によれば、特
に、処理の履歴を記憶する処理履歴情報記憶手段を備え
るため、処理履歴情報を活用することが可能となった。
【0059】請求項9又は請求項16の発明によれば、
特に、処理の履歴に基づいて、処理を制限することによ
り、電子帳票の利便性を向上させることが可能となっ
た。
【0060】請求項10又は請求項11の発明によれ
ば、特に、電子帳票の内容及び/又は送信元を認証する
認証手段を備えるため、電子帳票の正当性、原本性を確
認することが可能となった。
【0061】請求項12又は請求項17の発明によれ
ば、特に、電子帳票処理装置は、ICカードが真正であ
るか否かを判定できるため、セキュリティ性の向上を図
ることが可能となった。
【0062】請求項18の発明によれば、特に、帳票を
発行する帳票発行手段を備えるため、電子帳票の利便性
を一層向上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるICカード及び電子帳票処理装置
の第1実施形態における概略構成を示す図である。
【図2】本発明によるICカードの第1実施形態を示す
ブロック図である。
【図3】処理属性情報、履歴情報及び共通鍵を説明する
図である。
【図4】本発明によるICカード及び電子帳票処理装置
の第1実施形態における表示処理を示すフローチャート
である。
【図5】本発明によるICカード及び電子帳票処理装置
の第1実施形態における印刷処理を示すフローチャート
である。
【図6】本発明によるICカード及び電子帳票処理装置
の第1実施形態を説明する図である。
【符号の説明】
10 電子帳票管理システム 11 制御サーバ 12 電子帳票サーバ 13 ユーザ情報サーバ 20 電子帳票処理装置 21 ユーザ端末 22 R/W 23 プリンタ 30 ICカード 31 I/Oインターフェイス 32 CPU 33 RAM 34 ROM 35 EEPROM 40 電子帳票 41 電子署名 42 帳票 50 通信回線

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して受信した電子帳票を処
    理する電子帳票処理装置と通信を行うICカードであっ
    て、 前記電子帳票処理装置の前記電子帳票に対する処理を制
    限する処理制限手段を備えること、を特徴とするICカ
    ード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICカードにおいて、 前記電子帳票処理装置が処理を行う電子帳票を記憶する
    電子帳票記憶手段を備え、 前記処理制限手段は、前記電子帳票処理装置への前記電
    子帳票の提供を制限することにより処理を制限するこ
    と、を特徴とするICカード。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のICカー
    ドにおいて、 前記処理制限手段は、前記電子帳票の種類ごと及び/又
    は前記電子帳票の項目ごとに処理を制限すること、を特
    徴とするICカード。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、 前記処理制限手段は、処理の種類ごとに処理を制限する
    こと、を特徴とするICカード。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、 前記電子帳票処理装置の前記電子帳票に対する処理に関
    する属性情報を記憶する属性情報記憶手段を備え、 前記処理制限手段は、前記電子帳票処理装置の要求に対
    して前記属性情報記憶手段に記憶されている属性情報を
    提供することにより、処理を制限すること、を特徴とす
    るICカード。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のICカードにおいて、 前記属性情報記憶手段は、前記電子帳票処理装置の前記
    電子帳票に対する処理の上限回数を記憶すること、を特
    徴とするICカード。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1
    項に記載のICカードにおいて、 前記電子帳票処理装置が前記電子帳票に対して行った処
    理の履歴である処理履歴情報を記憶する処理履歴情報記
    憶手段を備えること、を特徴とするICカード。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のICカードにおいて、 前記処理履歴情報記憶手段は、前記電子帳票処理装置が
    前記電子帳票に対して行った処理の回数を記憶するこ
    と、を特徴とするICカード。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載のICカー
    ドにおいて、 前記処理制限手段は、前記電子帳票処理装置の要求に対
    して前記処理履歴情報記憶手段に記憶されている処理履
    歴情報を提供することにより、処理を制限すること、を
    特徴とするICカード。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9までのいずれか
    1項に記載のICカードにおいて、 前記電子帳票処理装置が処理を行う電子帳票の内容及び
    /又は送信元を認証する認証手段を備えること、を特徴
    とするICカード。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のICカードにおい
    て、 前記認証手段は、前記電子帳票処理装置が処理を行う電
    子帳票に付された電子署名を復号化することにより、前
    記電子帳票の内容及び/又は送信元を認証すること、を
    特徴とするICカード。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11までのいずれ
    か1項に記載のICカードにおいて、 前記電子帳票処理装置に対して、真正なICカードであ
    ることを証明する自己証明手段を備えること、を特徴と
    するICカード。
  13. 【請求項13】 通信回線を介して受信した電子帳票を
    処理するためにICカードと通信を行う電子帳票処理装
    置であって、 前記ICカードから処理を行う前記電子帳票に対する属
    性情報を読み取る属性情報読み取り手段と、 前記属性情報の内容によって前記電子帳票に対する処理
    を制限する処理制限手段とを備えること、を特徴とする
    電子帳票処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の電子帳票処理装置
    において、 前記処理制限手段は、前記電子帳票の種類ごと及び/又
    は前記電子帳票の項目ごとに処理を制限すること、を特
    徴とする電子帳票処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項13又は請求項14に記載の電
    子帳票処理装置において、 前記処理制限手段は、前記電子帳票に対する処理の種類
    ごとに処理を制限すること、を特徴とする電子帳票処理
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項13から請求項15までのいず
    れか1項に記載の電子帳票処理装置において、 前記ICカードから前記電子帳票に対して行った処理の
    履歴である処理履歴情報を読み取る処理履歴情報読み取
    り手段を備え、 前記処理制限手段は、前記処理履歴情報の内容によって
    前記電子帳票の処理を制限すること、を特徴とする電子
    帳票処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項13から請求項16までのいず
    れか1項に記載の電子帳票処理装置において、 前記ICカードから読み取った認証情報に基づいて前記
    ICカードの真偽を判定する真偽判定手段を備えるこ
    と、を特徴とする電子帳票処理装置。
  18. 【請求項18】 請求項13から請求項17までのいず
    れか1項に記載の電子帳票処理装置において、 前記電子帳票を出力することにより、帳票を発行する帳
    票発行手段を備えること、を特徴とする電子帳票処理装
    置。
  19. 【請求項19】 通信回線を介して受信した電子帳票を
    処理する電子帳票処理装置と通信を行うためにICカー
    ドのCPUを実行させるICカードプログラムであっ
    て、 前記電子帳票処理装置の前記電子帳票に対する処理を制
    限する処理制限手順を備えること、を特徴とするICカ
    ードプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のICカードプログ
    ラムにおいて、 前記電子帳票処理装置が処理を行う電子帳票を記憶する
    電子帳票記憶手順を備え、 前記処理制限手順は、前記電子帳票処理装置への前記電
    子帳票の提供を制限することにより処理を制限するこ
    と、を特徴とするICカードプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項19又は請求項20に記載のI
    Cカードプログラムにおいて、 前記処理制限手順は、前記電子帳票の種類ごと及び/又
    は前記電子帳票の項目ごとに処理を制限すること、を特
    徴とするICカードプログラム。
  22. 【請求項22】 請求項19から請求項21までのいず
    れか1項に記載のICカードプログラムにおいて、 前記処理制限手順は、処理の種類ごとに処理を制限する
    こと、 を特徴とするICカードプログラム。
  23. 【請求項23】 ICカードと通信を行い、通信回線を
    介して受信した電子帳票を処理するためにコンピュータ
    を実行させる電子帳票処理プログラムであって、 前記ICカードから処理を行う前記電子帳票に対する属
    性情報を読み取る属性情報読み取り手順と、 前記属性情報の内容によって前記電子帳票に対する処理
    を制限する処理制限手順とを備えること、を特徴とする
    電子帳票処理プログラム。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の電子帳票処理プロ
    グラムにおいて、 前記処理制限手順は、前記電子帳票の種類ごと及び/又
    は前記電子帳票の項目ごとに処理を制限すること、を特
    徴とする電子帳票処理プログラム。
  25. 【請求項25】 請求項23又は請求項24に記載の電
    子帳票処理プログラムにおいて、 前記処理制限手順は、前記電子帳票に対する処理の種類
    ごとに処理を制限すること、を特徴とする電子帳票処理
    プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007172225A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Nec Corp 無線タグシステム、機能実行プログラム、機能実行方法及び端末装置
JP2008059469A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 端末装置

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