JP2003021591A - 環境試験システム - Google Patents

環境試験システム

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JP2003021591A
JP2003021591A JP2002146120A JP2002146120A JP2003021591A JP 2003021591 A JP2003021591 A JP 2003021591A JP 2002146120 A JP2002146120 A JP 2002146120A JP 2002146120 A JP2002146120 A JP 2002146120A JP 2003021591 A JP2003021591 A JP 2003021591A
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Hiroyuki Enoki
浩之 榎
Kazuhiro Nakamura
和広 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の対象物が実際に受けた環境と同じ環境
を容易に精度良く実現する。 【解決手段】 環境試験システムは環境レコーダ1と環
境試験装置2との組み合わせから成り、レコーダ1は、
車両輸送される製品Wの温湿度及び振動から成る環境因
子を機側で検出するセンサ12、これを送信部11aを
介して記録できる記録部11b、これを出力する出力部
11c等を備え、装置2は、同一物ではないが同じ製品
Wを入れる試験室21、前記出力部11cから検出値を
入力できる入力部22a、温湿度等を検出できる室内セ
ンサ23、その測定値Pvが入力された検出値から成る
設定値Svになるように環境条件を制御する制御部22
b等を有する。 【効果】 環境因子の検出精度及び再現精度が高く、対
象物に対する環境の影響を精度良く試験することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、製品や動植物等
の対象物が実際に受けた過酷な環境を環境試験装置で実
現できる環境試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】環境試験システムを構成する環境因子記
録装置としては、例えば、特定の環境因子の計測と記録
だけを行う環境データレコーダが提案されている(特開
平8−201119号公報参照)。しかしながら、この
ようなレコーダでは、記録された環境データを用いて製
品等の対象物の環境試験を行うときに記録値を環境試験
装置に入力しなければならないため手間がかかること、
実際に対象物が置かれた環境と環境試験装置で模擬的に
実現される環境とを同一にすることができなないこと、
等の問題がある。なお、一定の環境を測定してこれを実
現させるようにした一般的な環境再現システムは提案さ
れている(特開平4−367744号公報参照)が、こ
のシステムも上記と同様の問題を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、特定の対象物について実際に受
けた環境と同様の環境を容易に且つ精度良く実現できる
環境試験システムを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、環境因子記録装置と環
境試験装置との組み合わせで構成される環境試験システ
ムであって、前記環境因子記録装置は、対象物の近傍の
環境因子を検出できる検出手段と、該検出手段が検出し
た検出値を取り入れて送信する送信部と、該送信部から
送信される前記検出値を記録できる記録部と、該記録部
に記録された前記検出値を出力する出力部と、を有し、
前記環境試験装置は、前記対象物を入れられる試験室
と、前記出力部から出力される前記検出値を入力できる
入力部と、前記試験室内に入れられた前記対象物の近傍
の前記環境因子を検出できる室内環境検出手段と、該室
内環境検出手段が検出した前記環境因子が前記入力部に
入力された前記検出値になるように制御する制御部と、
を有し、前記環境因子記録装置又は前記環境試験装置の
うちの何れかの装置は、前記検出手段が検出した検出値
を前記対象物の環境試験用データとして変換する環境因
子変換部であって前記環境試験装置で再現する環境条件
が前記対象物の性能や耐久性の面から必要十分なものや
加速したものになるように前記検出値を簡素化して制御
の目標値にする環境因子変換部を有する、ことを特徴と
する。
【0005】請求項2の発明は、上記に加えて、前記環
境因子記録装置は、環境試験装置を選択するための環境
試験装置データを記憶できるデータ記憶部と、前記検出
値を演算処理するデータ処理部と、該データ処理部で処
理されたデータと前記環境試験装置データとを比較して
前記検出値を含む環境を実現できる環境試験装置を選択
する装置選択部と、を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した環境試験
システムの全体構成の一例を示す。環境試験システムは
環境因子記録装置としての環境レコーダ1と環境試験装
置2との組み合わせで構成されている。
【0007】環境レコーダ1は、本体部分11と検出手
段としてのセンサ12とで構成されていて、これらの間
はケーブル13等の適当な接続手段で電気的に接続され
る。本体部分11には、センサ12が検出した検出値を
取り入れて送信する送信部11a、これから送信される
検出値を記録できる記録部11b、記録された検出値を
出力する出力部11c、必要個所に電源を供給する電源
供給部11d等を備えている。なお、図示しないが操作
部や表示部が必要に応じて設けられる。
【0008】記録部11bでは、送信部11aから送ら
れる検出値のデータを時間データをベースとした経時的
データとして記録する。なお、記録部11b及び出力部
11cは、メモリーカード、Moディスク、フロッピデ
ィスク等の媒体を使用して環境レコーダ1から分離でき
る構造になっていてもよい。そのようにすれば、後述す
るように検出した記録データが環境試験装置に利用され
るときには、分離部分のみを手軽に使用することができ
る。又、時間データと組み合わせて記録してもよい。
【0009】センサ12は、対象物の一例としてトラッ
ク等の輸送機関100に乗せられた電気・電子品やそれ
らの部品等から成る対象物としての製品Wの近傍の環境
因子を測定でき、例えば製品Wの包装箱Bの内部に入れ
られていて、ケーブル13で本体部分11に接続されて
いる。複数の環境因子を測定するときには、センサ12
は複数個に分割されていてもよいし、複数のセンサを一
体としてユニット化したものであってもよい。本例で
は、製品Wが囲いのあるトラックの荷台や車両で輸送さ
れるコンテナ等に積載されていることから、センサ12
は、温度、湿度及び振動を測定できるものである。振動
としては三次元方向の振幅と振動数又は加速度とが測定
される。
【0010】なお、この例では上記のようなセンサ12
を用いているが、検出手段としてはこの他に、水圧や気
圧を含む圧力、光の量や質、炭酸ガス等の特殊気体の濃
度など、対象物及びその試験目的に対応してこれらの中
の1種又は複数種類の適当なセンサが選定される。例え
ば、高温環境下で使用される機械部品が温度という1つ
の環境因子だけの影響を受ける場合には、検出手段は温
度センサのみであってもよい。又、センサ12と本体部
分11との間は、ケーブル13でなく無線接続になって
いてもよい。又、対象物としては、電気製品等でなく環
境の影響を受ける人間を含む動植物であってもよい。
【0011】環境試験装置2は、本例では3つの環境因
子である温度、湿度及び振動の測定値を含む環境条件を
実現できる装置であり、製品Wを入れられる試験室2
1、制御部分22、室内環境検出手段としての室内セン
サ23等を有する。制御部分22には、入力部22a及
び制御部22bが設けられる。
【0012】入力部22aには、環境レコーダ1の出力
部11cから出力される前記検出値が環境因子変換部1
1hを介して入力され、これが環境試験装置の運転の設
定値になる。従って、入力部22aは設定器にもなって
いて、ここで温度、湿度及び振動の制御目標値が設定さ
れる。又、本例の環境試験装置は環境レコーダ1からの
入力値による運転と共に他の試験目的にも使用されるた
め、制御部分22にはモード切換部22cが設けられて
いて、両方の運転モードを切り換えて使用できるように
なっている。
【0013】なお、本例では環境レコーダ1の環境因子
変換11hと上記入力部22aとの間を配線3で接続し
ているが、これに代えて、電波、音波、磁気、光、赤外
線等の無線通信手段を利用した接続であってもよい。
又、記憶媒体であるメモリカードやMoディスク、フロ
ッピディスク等であってもよい。室内センサ23は、製
品Wの近傍の温度、湿度及び振動を検出できる。各セン
サは、一体化されて製品Wの近傍に配置されてもよい
が、それぞれ別個に設けられていてもよい。例えば、温
度及び湿度センサとしては、通常、環境試験装置に設け
られる空気吹き出し口部分のセンサを利用できる。又、
センサ23として、環境レコーダ1のセンサ12そのも
の若しくはこれと同等のセンサを用いるようにしてもよ
い。そのようにすれば、同一センサ系の使用により環境
再現性の良いデータを得ることができる。
【0014】制御部22bは、室内センサ23が検出し
た室内環境である試験室21内の温度、湿度及び振動の
測定値Pvが入力部22aに入力された検出値であり設
定値であるSvになるように環境条件を制御する。
【0015】図2は上記の環境試験装置2の一例である
振動機付恒温槽の全体構成を示す。振動機付恒温槽2
は、断熱壁21aで囲われた試験室21と振動機24と
を上下の位置関係に組み合わせて構成されていて、試験
室21の底部の開口から振動機24の振動テーブル24
aの振動を中間台24bに伝達し、製品Wに振動を与え
つつ目的とする温湿度条件で環境試験できる複合試験装
置である。
【0016】試験室21の部分は、それぞれレール25
でガイドされる車輪26に乗せられた補助盤27及びフ
レーム28で支持されている。試験室21部分には、図
示しないが区分された空調部分が設けられていて、その
中に加熱器、加湿器、冷凍機の蒸発器からなる冷却器、
循環送風機等が配設されていて、内部の温湿度条件が調
整される。補助盤27内には、前記制御部分22の他、
図示しない電装品、計器類等が収められている。
【0017】振動機24は、X、Y、Zの3方向の振動
を発生させ、それぞれの方向の単独振動又はこれらの複
合された振動を製品Wに与えて振動試験できる装置であ
り、設置面上に支持台24c及び空気バネ24dを介し
て防振支持される。符号24eはシール部材である。
【0018】以上のような環境試験システムは次のよう
に運転される。製品Wが輸送機関で輸送されるときに
は、その振動条件下に曝されると共に、輸送時期等によ
っては温湿度条件の厳しい環境下に置かれる。そのよう
な場合に、環境レコーダ1を輸送機関内に搭載し、セン
サ12を製品Wの近傍として製品の包装箱の内部に配置
する。そして、輸送条件の厳しい数時間の間、センサ1
2で温度、湿度及び振動条件を検出し、これを本体部分
11に送り、その送信部11aを介して経時的な環境デ
ータとして記録部11bに記録する。
【0019】環境データの記録が終了すると、レコーダ
1を環境試験器2の設置されている工場等に持ち込み、
両者の間を接続し、測定したデータをレコーダ1の出力
部11cから環境因子変換部11hを介して環境試験装
置2の入力部分22aに入力する。記録部分がメモリー
カード等で分離されているときには、出力部11cにそ
のような分離部分だけをセットすればよい。
【0020】一方、試験室21には製品Wが入れられる
が、この製品は、輸送機関で輸送された製品そのもので
はないが、製品と同一の製品である。これにより、製品
Wには輸送時の製品Wと同様の環境が与えられる。複数
個の同じ製品について個々に又は別個に同じ環境試験を
行うこともできる。そして、そのような環境試験中又は
その終了後に、製品として備えるべき諸機能をチェック
し、輸送機関の製品に対する複合環境の影響を試験する
ことができる。
【0021】又本例の環境レコーダ1は、センサ12が
検出した検出値を製品Wの環境試験をするために必要な
データに変換する環境因子変換部11hを備えていて、
前記の如く環境試験装置にはこの部分を介してデータが
送られる。センサ12の検出データそのものは、図3の
実線で示す如く通常経時的に変動している。従って、こ
のデータをそのまま環境試験装置2の設定値即ち制御目
標値にすると、設定値が変動し制御が不安定になる場合
がある。又、例えば振動の経時的な振幅データ等では、
これをそのまま再現することはできない。更に、環境試
験システムでは、通常、製品が実際に曝される環境のう
ち、製品の性能や耐久性等に影響するより厳しい環境を
実現できれば良いので、必ずしも測定値自体を忠実に再
現する必要はない。従って、環境因子変換部11hによ
って環境試験用データに変換することにより、環境試験
装置で再現する環境条件を必要十分なものや加速したも
のに置き換え、簡素化して制御の目標値にすることがで
きる。その結果、環境試験装置の制御の安定性を向上さ
せたり、試験時間を短縮することができる。又、短時間
に同様の試験効果を与えるための加速試験へも変換でき
る。なお、図1では環境因子変換部11hを環境レコー
ダ側に設けているが、これを環境試験装置側に設けるこ
とも可能である。
【0022】図3の例では、製品の性能等に影響する測
定値Pe以下の部分及びそれ以上の測定値の変動状態を
簡素化し、太いの実線のように通常の環境試験装置で行
う制御形状の設定値Aに置換している。又、同図の二点
鎖線で示すように、更に簡単な制御形状の設定値Bにす
ることも可能である。そのようにすれば、通常の試験時
と同様に安定した制御の下に目標とする製品の環境試験
を自動的に行うことができる。
【0023】図4は環境レコーダ1の他の例を示す。本
例のものは、図1のものに加えて、環境試験装置の適当
なものを自動的に選択するためのデータ記憶部としての
装置データ記憶部11e、データ処理部11f及び装置
選択部11gを備えている。装置データ記憶部11eで
は、環境試験装置を選択するための環境試験装置データ
を記憶することができ、そのような試験をする者が保有
し利用できる装置の試験能力等に関するデータを予め入
力し記憶しておく部分である。例えば振動低温恒温槽で
は、温度範囲として−40°C〜100°C、相対湿度
範囲として20%〜98%、温度上昇及び降下速度とし
て60分以内、加振力の関係図表等のデータを記憶して
いる。
【0024】データ処理部11fは、センサ12が検出
した検出値と装置データ記憶部のデータとを比較できる
ように検出値を演算処理する。ここでは、データの最大
値、最小値、平均値、積算値、最大変化率等の極限的環
境条件や加速係数を加味して演算処理する。装置選択部
11gは、上記の両方のデータの比較を行い、環境試験
装置がセンサ12の検出値を含む環境を再現できるよう
に、そのような条件を満たす環境試験装置を選択する。
例えば振動データであれば、最大振幅とそのときの振動
周波数、最大振動数とそのときの振幅、最大加速度の計
算等を行ない、必要な加振能力を割り出し、記憶してい
る環境試験装置データの振動機付恒温槽等の振動性能と
を比較し、その中から最適な振動機を決定する。このよ
うな選択結果は、図示しない表示部に表示される。
【0025】このような環境レコーダによれば、人が判
断する必要がなくなり、容易、迅速且つ的確に目的とす
る環境試験装置を選択することができる。なお、装置デ
ータ入力部11eに入力されている環境試験装置では測
定した環境を再現できないような場合に、その中で最も
再現性の良い装置を選択したり、例えば温度及び湿度を
再現するのが適当であるときに、これらに限定した装置
を選択するような機能を装置選択部11gに持たせるよ
うにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、環境試験システムを構成する一方側の
装置である環境因子記録装置では、検出手段によって対
象物の近傍の環境因子を検出し、送信部を介してその検
出値を記録部で記録し、これを出力部から取り出すこと
ができる。その結果、対象物が輸送時や使用時等に受け
る厳しい環境をデータとして記録し、そのデータによっ
て環境試験装置で製品を試験することが可能になる。
【0027】環境試験システムを構成する他方側の装置
である環境試験装置では、試験室に対象物を入れ、環境
因子記録装置の出力部から出力される検出値を入力部に
入力すると共に対象物の近傍の環境因子を室内環境検出
手段で検出し、制御部は検出した室内環境が入力部に入
力された検出値になるように環境条件を制御するので、
対象物の受ける環境を再現し、曝された環境が対象物の
性能や耐久性等に与える影響を調べることができる。
【0028】この場合、対象物の近傍の環境因子を直接
検出し、同じ環境を再現できるので、環境因子の検出精
度及び再現精度が高く、対象物に対する環境の影響を精
度良く試験することができる。又、環境因子記録装置と
環境試験装置とを一貫したシステムとして組み合わせて
いるので、容易に環境を再現することができる。
【0029】又、環境因子記録装置もしくは環境試験装
置のうちの何れかの装置が検出手段と送信部と記録部と
出力部とに加えて検出手段が検出した検出値を対象物の
環境試験用データに変換する環境因子変換部を有するの
で、環境試験装置で再現する環境条件を必要十分なもの
や加速したものに置き換え、簡素化して制御の目標値に
することができる。その結果、環境試験装置の制御の安
定性を向上させたり、試験時間を短縮することができ
る。
【0030】請求項2の発明においては、請求項1の発
明の効果に加えて、環境因子記録装置が検出手段と送信
部と記録部と出力部とに加えてデータ記憶部とデータ処
理部と装置選択部とを有するので、データ記憶部に環境
試験装置を選択するための環境試験装置データを入力
し、データ処理部でこの環境試験装置データと検出手段
の検出値とを比較できるように検出値を演算処理し、装
置選択部で処理されたデータと環境試験装置データとを
比較して検出手段で検出された環境を実現できる最適な
環境試験装置を選択することができる。その結果、人が
判断することなく、容易、迅速且つ正確に曝された環境
を実現可能な環境試験装置を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した環境試験システムの一例を示
す説明図である。
【図2】上記環境試験システムに適用できる環境試験装
置の一例である振動恒温槽の説明図である。
【図3】測定値を設定値の制御形状に変換する一例を示
す曲線図である。
【図4】上記環境試験システムに適用できる環境レコー
ダの他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 環境レコーダ(環境因子記録装置) 2 振動恒温槽、環境試験装置(環境試験
装置) 12 センサ(検出手段) 11a 送信部 11b 記録部 11c 出力部 11e 装置データ記憶部(データ記憶部) 11f データ処理部 11g 装置選択部 11h 環境因子変換部 21 試験室 22a 入力部 22b 制御部 23 室内センサ(室内環境検出手段) W 製品(対象物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G050 BA00 BA04 BA09 BA10 BA11 CA01 EA01 EA02 EB02 EC01 3L060 AA04 CC02 CC07 CC19 DD05 DD08 EE21 EE45 4G057 AF00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境因子記録装置と環境試験装置との組
    み合わせで構成される環境試験システムであって、 前記環境因子記録装置は、対象物の近傍の環境因子を検
    出できる検出手段と、該検出手段が検出した検出値を取
    り入れて送信する送信部と、該送信部から送信される前
    記検出値を記録できる記録部と、該記録部に記録された
    前記検出値を出力する出力部と、を有し、 前記環境試験装置は、前記対象物を入れられる試験室
    と、前記出力部から出力される前記検出値を入力できる
    入力部と、前記試験室内に入れられた前記対象物の近傍
    の前記環境因子を検出できる室内環境検出手段と、該室
    内環境検出手段が検出した前記環境因子が前記入力部に
    入力された前記検出値になるように制御する制御部と、
    を有し、 前記環境因子記録装置又は前記環境試験装置のうちの何
    れかの装置は、前記検出手段が検出した検出値を前記対
    象物の環境試験用データとして変換する環境因子変換部
    であって前記環境試験装置で再現する環境条件が前記対
    象物の性能や耐久性の面から必要十分なものや加速した
    ものになるように前記検出値を簡素化して制御の目標値
    にする環境因子変換部を有する、 ことを特徴とする環境試験システム。
  2. 【請求項2】 前記環境因子記録装置は、環境試験装置
    を選択するための環境試験装置データを記憶できるデー
    タ記憶部と、前記検出値を演算処理するデータ処理部
    と、該データ処理部で処理されたデータと前記環境試験
    装置データとを比較して前記検出値を含む環境を実現で
    きる環境試験装置を選択する装置選択部と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の環境試験システム。
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