JP2003021494A - 熱交換器における熱交換用チューブの外面研掃装置 - Google Patents

熱交換器における熱交換用チューブの外面研掃装置

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JP2003021494A
JP2003021494A JP2001203905A JP2001203905A JP2003021494A JP 2003021494 A JP2003021494 A JP 2003021494A JP 2001203905 A JP2001203905 A JP 2001203905A JP 2001203905 A JP2001203905 A JP 2001203905A JP 2003021494 A JP2003021494 A JP 2003021494A
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JP
Japan
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arm
flue
heat exchange
heat exchanger
blast material
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Application number
JP2001203905A
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English (en)
Inventor
Moriharu Wakita
盛治 脇田
Yuji Asano
祐二 浅野
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Nitto Co Ltd
Original Assignee
Nitto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃熱を回収するために煙道に設けられた熱交
換器の熱交換用チューブの外面を労力を要さず何時でも
容易に研掃し得る装置を提供する。 【解決手段】 多数本の熱交換用チューブ2を煙道1に
適宜間隔を置いて平行に配設してなる廃熱回収用の熱交
換器において、熱交換用チューブの長手方向と直交する
煙道の側壁4に透孔5を開設し該透孔に開閉手段3を設
け、ブラスト材を噴出するノズル孔19を先端部側面に
設けてなる直管状のアーム16をワークテーブル13上
に回転可能でかつ進退動可能に設け、該アームを前記透
孔から煙道中に進出させ、該アームを回転させることで
ブラスト材が熱交換用チューブに当たるように設定する
とともに、該アームを進退動させることで該ブラスト材
が熱交換用チューブに隈無く当たるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃熱を回収するため
に煙道に設けられた熱交換器の熱交換用チューブの外面
を研掃する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばゴミ焼却工場,溶融化工場等で排
出される廃ガスの熱を回収するために煙道に設けられる
熱交換器では、その熱交換用チューブの外面に短期間で
焼却スケールが付着し、通気性および熱伝達を阻害する
こととなる。このため、外面を頻繁に研掃する必要があ
る。しかし、研掃のために設備の運転を頻繁に止められ
ない事情があり、また、作業者が煙道に入って作業する
ことは、人体への有害物質の影響を考慮しても容易なこ
とではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、熱交
換用チューブの外面を労力を要さず何時でも容易に研掃
し得る装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのために本発明に係る
熱交換用チューブの外面研掃装置は、多数本の熱交換用
チューブを煙道に適宜間隔を置いて平行に配設してなる
廃熱回収用の熱交換器において、熱交換用チューブの長
手方向と直交する煙道の側壁に透孔を開設し該透孔に開
閉手段を設け、ブラスト材を噴出するノズル孔を先端部
側面に設けてなる直管状のアームをワークテーブル上に
回転可能でかつ進退動可能に設け、該アームを前記透孔
から煙道中に進出させ、該アームを回転させることでブ
ラスト材が熱交換用チューブに当たるように設定すると
ともに、該アームを進退動させることで該ブラスト材が
熱交換用チューブに隈無く当たるようにしたことを特徴
とする。また本発明は上記装置において、アームが冷却
媒体を通し得るように二重管構造となっていることを特
徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図1,図2は、煙道に設けられた熱交換
器とその熱交換用チューブの外面研掃装置を示したもの
であり、1は廃ガスが矢印の方向に流れる煙道、2は該
煙道に適宜間隔を置いて平行に配設された多数本の熱交
換用チューブである。3は該熱交換用チューブの長手方
向と直交する煙道の側壁4に透孔5を開設し、該透孔の
外部に設けられたボールバルブからなる開閉手段であ
る。なお、該透孔5は図3に示したように各熱交換用チ
ューブ2の間隔に位置するように複数個所に開設され、
その各々に開閉手段3が設けられる。
【0006】一方、側壁4の外側床面にレール10を敷
設し、該レール上に台車11を走行可能に配置し、該台
車上にX脚状のリフト12を設け、該リフト12によっ
てワークテーブル13を昇降可能に支持する。
【0007】図4は本発明に係る外面研掃装置の配管系
統図であって、14はエアーコンプレッサ、15はシリ
カ粒,アルミナ粒,スチールグリッド等のブラスト材が
入ったタンク、16は前記ワークテーブル13上に設け
られた直管状のアームである。タンク15に容れられた
ブラスト材は、該タンク15の下部に設けられたオリフ
ィス17によって圧縮空気と混合され、フレキシブルホ
ース18を通ってアーム16に圧送される。なお、アー
ム16の先端部側面にはブラスト材を噴出するノズル孔
19が設けられている。
【0008】しかして、ワークテーブル13上にはアー
ム16を回転可能でかつ進退動可能に支持するための手
段が設けられる。即ち、ワークテーブル13上に前記熱
交換用チューブ2と平行なるように螺子軸20を支持
し、モータ21によって該螺子軸20が回転動するよう
に構成するとともに、該螺子軸20の両側に配設したレ
ール22上に軸受体23を該螺子軸20に沿って摺動可
能に配置し、該軸受体23の下部に突設された雌螺子体
24を螺子軸20に螺合し、該軸受体23にアーム16
の基部25を回転自在に支持させるとともに、該軸受体
23の外面に歯車26を設け、該歯車26をモータ27
の回転軸に設けられたピニオン28に噛合させ、前記モ
ータ21の駆動により螺子軸20が回転すると軸受体2
3に支持されたアーム16が進退動し、モータ27を駆
動させることにより該アーム16が回転動しノズル孔1
9が所要方向に向けられるようにしている。なお、29
はアーム16に連なるフレキシブルホース18を受支し
ているローラである。
【0009】また、該アーム16はブラスト材を通す小
径管16aの外周に冷却媒体を通す大径管16bを設け
た二重管構造となっており、30はその冷却媒体である
冷気を該大径管中に供給するため軸受体23に設けられ
た給気口、31は給気ホース、32はその冷却媒体を排
出するために該大径管の先端部外周に開設された排気口
である。そして、図4に示したように該給気口に給気ホ
ース31を介してエアーコンプレッサ14から冷気が送
られるようにしている。
【0010】この装置では、熱交換用チューブ2の外面
を研掃するに当たり、開閉手段3を開け、ワークテーブ
ル13の位置,高さ等を調節することにより、アーム1
6を該開閉手段の直前に停止させた後、螺子軸20を回
転動させ該アーム16を透孔5から煙道中に進出させ
る。その際、ノズル孔19が煙道中の熱交換用チューブ
2に向くように該アームを回転させる。そして、ブラス
ト材を圧縮空気とともに該ノズル孔19から噴出させ熱
交換用チューブに当たるように設定する。そして、さら
に螺子軸20を回転動させ、該アームを進退動させるこ
とで該ブラスト材が熱交換用チューブ2の長手方向に沿
って当たり、該熱交換用チューブ2に隈無く当たるよう
にする。そして、ノズル孔19の向きを再設定すること
により周囲の熱交換用チューブを全てブラスト材を当て
て研掃する。
【0011】同様に他の透孔5についてもその開閉手段
3を開け、アーム16をその直前に停止させ先端を煙道
中に進出させることによりその周囲の熱交換用チューブ
2を研掃する。なお、開閉手段3はアーム16を進出さ
せるとき以外は閉じておくことで、運転中にこの研掃作
業を行っても廃ガスが外に漏れることはない。
【0012】また、アーム16は冷却媒体を通し冷却す
ることによって、常に煙道内の高温度に耐えられるよう
になる。また、煙道中に落下した焼却スケールをブラス
ト材として再利用することも可能である。
【0013】なお、この実施形態で示した開閉手段3、
およびアーム16を回転可能でかつ進退動可能に支持す
るための手段は、一例であってその他の周知の機構によ
って構成してもよい。また、エアーコンプレッサ14,
タンク15、或いは冷却媒体、およびこれらの配管系統
も一例であって、ブロワ等その他の同等の機器によって
代替することができる。
【0014】
【発明の効果】このように本発明に係る外面研掃装置
は、熱交換用チューブの長手方向と直交する煙道の側壁
に透孔を開設し該透孔に開閉手段を設け、ブラスト材を
噴出するノズル孔を先端部側面に設けてなる直管状のア
ームをワークテーブル上に回転可能でかつ進退動可能に
設け、該アームを前記透孔から煙道中に進出させ、該ア
ームを回転させることでブラスト材が熱交換用チューブ
に当たるように設定するとともに、該アームを進退動さ
せることで該ブラスト材が熱交換用チューブに隈無く当
たるようにしたので、熱交換用チューブに付着した焼却
スケールを休止中は勿論、運転中でも必要に応じて研掃
でき、しかも、労力を要さず安全に作業できるようにす
る有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示した熱交換器とその熱
交換用チューブの外面研掃装置の縦断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】本発明に係る外面研掃装置の配管系統図。
【符号の説明】
1 煙道 2 熱交換用チューブ 3 開閉手段 4 側壁 5 透孔 11 台車 12 リフト 13 ワークテーブル 16 アーム 16a 小径管 16b 大径管 19 ノズル孔 20 螺子軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の熱交換用チューブを煙道に適宜
    間隔を置いて平行に配設してなる廃熱回収用の熱交換器
    において、熱交換用チューブの長手方向と直交する煙道
    の側壁に透孔を開設し該透孔に開閉手段を設け、ブラス
    ト材を噴出するノズル孔を先端部側面に設けてなる直管
    状のアームをワークテーブル上に回転可能でかつ進退動
    可能に設け、該アームを前記透孔から煙道中に進出さ
    せ、該アームを回転させることでブラスト材が熱交換用
    チューブに当たるように設定するとともに、該アームを
    進退動させることで該ブラスト材が熱交換用チューブに
    隈無く当たるようにしたことを特徴とする熱交換用チュ
    ーブの外面研掃装置。
  2. 【請求項2】 アームが冷却媒体を通し得るように二重
    管構造となっていることを特徴とした請求項1に記載の
    熱交換用チューブの外面研掃装置。
JP2001203905A 2001-07-04 2001-07-04 熱交換器における熱交換用チューブの外面研掃装置 Pending JP2003021494A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114577053A (zh) * 2022-03-09 2022-06-03 浙江凯洲机电工程有限公司 一种工业热回收装置及系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114577053A (zh) * 2022-03-09 2022-06-03 浙江凯洲机电工程有限公司 一种工业热回收装置及系统
CN114577053B (zh) * 2022-03-09 2023-09-29 浙江凯洲机电工程有限公司 一种工业热回收装置及系统

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